JP4875059B2 - タンポンアプリケータ組立品 - Google Patents

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Description

本発明は、タンポンアプリケータ組立品に関し、詳細にはコンパクトで目立たず好都合に短い形で提供されるような組立品に関する。
月経用タンポンを膣内に導入するための市販の組立品はほとんど、1対の入れ子式筒を備えるタンポンアプリケータ内にタンポンを配置する。
コンパクトではないタンポンアプリケータを備える組立品では、タンポンは外筒内に配置され、その外筒は、外筒からタンポンを摺動可能に押し出すようになされた押出筒と組み合わせられている。押出筒は、外筒よりも直径が小さく、外筒内に入れ子式に配置されており、その結果、外筒の一端内に押出筒を移動することによって他端からタンポンを押し出すことができる。外筒は、外筒からタンポンを確実に完全に押し出すために必然的にタンポンより長く、一般的に押出筒も同様に外筒より長い。従って、そのような組立品の全長は、常にタンポンの長さの2倍を超える。組立品および対応する市販パッケージを小型にするという、コンパクトなタンポンアプリケータの開発意欲がもたらされた。
コンパクトなタンポンアプリケータを備える組立品では、押出筒は、完全にまたはほぼ完全に外筒内に入れ子式に収容され、他方タンポンは押出筒の遠位端に収納されている。作動的には、収納されたタンポンの近位端が係合されるように押出筒の遠位端が位置付けられるまで、押出筒の大部分を外筒内の収納位置から近位端近くへ引き出す(タンポンはそのまま残る)ことによって「挿入準備される」。次ぎの押出しステップでは、押出筒は往復して外筒内に戻り、それによって外筒の他端からタンポンが押し出される。
挿入準備ステップ中、押出筒と共にタンポンの位置がずれるのを防止するために、通常、外筒はタンポンの遠位端を係合する手段を有する。とはいえ、押出筒を引き出す際に、たまに、タンポン外面と押出筒の対向内面との間の近接接触によってこの係合が無効にされ、タンポンの位置がずれることがある。使用者がタンポンの位置を変えるために組立品をさらに操作することは衛生要件上予め排除されるので、位置がずれたタンポンを有する組立品は使用に適さず廃棄する必要がある。従って、現在存在する組立品の一部が、正しく機能せず、廃棄せざるをえず、それは、特に、他の組立品を持ち合わせていない状況では使用者を困らせる恐れがある。
さらに、コンパクトなタンポンアプリケータの押出筒は、通常、内向きに曲りやすい遠位端フィンガーを有する。押出筒が引き出されたとき、このフィンガーはタンポン外面を押す。従って、このフィンガーの表面または端部は、時折、タンポン外面から材料を削り取ることがあり、材料の望ましくない損失につながる。さらに、同様に、コンパクトなタンポンアプリケータの外筒も、内向きに曲りやすい遠位端花弁状区域を有する。アプリケータからタンポンを押し出すときに、この花弁状区域はタンポン外面に圧力をかける。従って、花弁状区域の表面または端部もまた、タンポン外面から材料を持ち去り、さらに材料の望ましくない損失を招く。
EP0355396B1 EP05447042.2 WO02/078586 EP0422660 US2002/0157222 US5,592,725 US5,895,408 EP1108408 US2003/0208180 WO00/53141 EP0639363 EP04447289.2 US4,816,100
本発明は、コンパクトなタンポンアプリケータを備える組立品において、挿入準備ステップ中のタンポンの位置ずれ問題、および挿入準備ステップ中および押出しステップ中のタンポン材の損失問題に対処する。
一態様では、本発明は、コンパクトなタンポンアプリケータと、挿入端、引出し端、その間に伸展する中央部分、長手方向の軸、および外面を画定する縦長本体のタンポンとを有する新規な組立品であって、前記タンポン外面が、少なくとも1箇所の半径陥凹領域を有することを特徴とする組立品を提供する。
そのような半径陥凹領域は、タンポン外面の隣接領域よりも小さい横断面半径によって画定され、従って半径陥凹領域は、組立品を使用中、すなわち、挿入準備ステップ中および押出しステップ中に、タンポン外面と接触するであろうアプリケータ構造物との間に放射状に間を置く。そのような構造物には、特に押出筒内面、ならびに押出筒のフィンガーおよび外筒の花弁状区域の表面および端部が含まれうる。従って、半径陥凹領域は、組立品の使用中、アプリケータのそれぞれの構造物とは接触しない。これによって、使用中のタンポン外面とアプリケータのそれぞれの構造物との間の接触の合計量が減少する。タンポン外面と、押出筒内面およびフィンガーとの間の接触が減少することにより、全体的な摩擦が減少され、それによって挿入準備ステップ中に、タンポンの位置が近位方向にずれる可能性が有利に最小限に抑えられ、挿入準備ステップ中の押出筒の引出しがさらに容易になる。さらに、タンポン外面と、フィンガーおよび花弁状区域の内面および/または端部との間の接触が減少することによって、全体的な摩擦が減少し、それによって挿入準備ステップ中および押出しステップ中の、前記構造物によるタンポン表面の破損、ならびに前記フィンガーまたは花弁状区域により位置がずれたタンポン材の損失が有利に最小限に抑えられる。
特に有利な実施形態では、前記タンポンは、少なくとも1本の放射状にプレスされた溝を有しうる。
本発明を図1〜4を参照してさらに説明するが、図は、好ましいが限定しない本発明の組立品およびその部分の実施形態、すなわち、コンパクトなタンポンアプリケータ1およびタンポン23を例示するものである。
本発明の組立品は、近位端19および遠位端20を画定する。本明細書で使用する「近位端」19という用語は、タンポン23を体腔、例えば、膣腔内に据え置いたとき、使用者の身体から最も離れている、組立品のそれらの部分、およびその部分をさす。「遠位端」20という用語は、タンポンを据え置いたとき使用者の身体に最も近い組立品のそれらの部分、およびその部分をさす。従って、本明細書で使用する「近位の」または「近位に」、ならびに「遠位の」または「遠位に」という用語は、組立品またはその部分の、所与の部分または構造物が、組立品またはその部分の、それぞれ近位端19または遠位端20に比較的近いということを明記する。同様に、「近位方向」21または「遠位方向」22という用語は、組立品またはその部分の、それぞれ、近位端19または遠位端20に向かう方向をさす。
本明細書に開示するように、「コンパクトなタンポンアプリケータ」という用語は、その中にタンポン23を収納するようになされた押出筒12と、押出筒12の全面にわたって、密接して入れ子式に嵌合するように寸法取りした外筒3とを備える、タンポンアプリケータ1をさす。外筒3は、押出し操作中、タンポン23が外筒の遠位端4の開口部8を通過するように構成されている。使用者が、コンパクトなタンポンアプリケータ1とタンポン23とを備える組立品を使用するために準備するとき、タンポン23は押出筒12の遠位端13に収納され、押出筒12は外筒3内に完全にまたはほぼ完全に入れ子式に収容される。作動的には、押出筒12の遠位端13が、収納されたタンポン23の近位端24に係合するように位置付けられるまで、押出筒12の大部分を外筒3内のその収納位置から近位方向21に引き出すことによって挿入準備するが、タンポン23は外筒3の遠位端4にそのまま残る。従って、通常は、コンパクトなタンポンアプリケータは、外筒3から押出筒12の引出し中に、タンポンが近位方向21に位置ずれするのを防止するための、外筒3の遠位端4に収納されたタンポン23を固定するための手段10を有する。さらに、通常、コンパクトなタンポンアプリケータ1は、挿入準備ステップ中に外側3と押出筒12が脱離するのを防止するための拘止手段2、例えば、連結拘止手段を有する。押出筒12を挿入準備した後、押出筒は、外筒3内を往復して遠位方向22に戻り、それによって外筒3の遠位端4からタンポン23を押し出す。
円筒状の外筒3は、その遠位端4に複数の、すなわち2個以上の、例えば2〜15、好ましくは2〜8、より好ましくは2〜6、最も好ましくは4個の従来の花弁状区域5を有し、この区域はそれぞれのスロット6によって互いに分離している。花弁状区域5は、比較的柔軟に製造され、通常、遠位端4に中心開口部8を有する丸形先端7を形成するために、実質弧状の閉じた形状に傾斜している。遠位端4のこの丸形によって、膣腔へのアプリケータ1の挿入が容易になる。そのような外筒3は、任意の好適で平滑なプラスチック材、例えば、ポリエチレンから構築するのが好ましく、例えば、成形(例えば射出成形)し、または押出チューブから準備することができる。外筒3の反対端つまり近位端9は開放されている。
アプリケータ1の外筒3は、さらに、複数の、すなわち2個以上の、例えば、2〜15、好ましくは2〜8、より好ましくは2〜6、最も好ましくは4個の内向き突起10を有し、この突起は花弁状区域5の近位端に隣接する内周に沿って形成されている。例えば、1個または複数のそのような内向き突起10は、各花弁状区域5それぞれの基部付近に配置されていてよい。内向き突起10は、押出筒12の遠位端13に収納されているタンポン23の挿入端35を係合するのに役立ち、それによって押出筒12の挿入準備中に、タンポンが近位方向21へ軸移動するのを防止する。従って、内向き突起10は、タンポン23を確実に把持し近位方向に移動するのを防止するように、遠位端4に向かって傾斜していることが多い(スピードナットが単一指向性ジャミング係合するように機能する方式に類似して)。これらの突起10は、当技術分野で公知の様々な形状をしていてよく、例えば、突起は、外筒3の軸に対して一般的に直角内向きに配置したフラップであってよく、その遠位放出端4に向かって傾斜しているのが好ましい。図1および3では、突起10は実質的に直角三角形の輪郭を有し、斜辺(すなわち最も長い辺)は外筒3の内壁から中心開口部8に向かって鋭角に伸展し、直角を挟む辺(すなわち短辺)の一つは外筒3の遠位端4に向かい、他方の直角を挟む辺は外筒3の内面と接触する辺である。突起は、周囲方向に比較的薄く、厚みは例えば0.2mm〜5mmであり、これは原料の節約につながるであろう。あるいは、複数の内向き突起10の代わりに連続する周囲リングを設けてもよい。
本発明のアプリケータ1の外筒3は、さらに、その近位端9に外向き指向性周囲フランジ11を備え得る。任意により、外筒3の外側近位表面には、2本の指で外筒3のこの部分を保持したとき、より確かに持てるようにするリッジ付きまたは刻み目付き表面を設けてよい。
円筒状押出(または内)筒12は、外筒3の遠位端4内に位置するタンポン23を押し出す中空プランジャーとして機能する。押出筒12は、任意の好適で平滑なプラスチック材、例えば、ポリエチレンから構築してよく、例えば、成形(例えば射出成形)しまたは押出チューブから準備してもよい。押出筒12は、その間のクリアランスが最小で外筒3内を容易に摺動するように寸法取りされる。また、完全な押出しと、タンポン23が適切な深度に設置されるのを確実にするために、押出筒12は外筒3よりもわずかに長いのが好ましい。また、押出筒は中空なので、通常、引出し紐26をタンポンの引出し端24の適切な配置に取り付けることができる。通常は、押出筒12の遠位端13は、複数の、すなわち2個以上の、例えば、2〜15、好ましくは2〜8、より好ましくは2〜6、最も好ましくは4個のフィンガー14を用いて形成され、このフィンガーはスロットまたは開口部15によって互いに分離されており、その開口部を通して、外筒3の内向き突起10は、外筒内に配置されたタンポン23に係合するために伸展してよい。外筒3の花弁状区域5と同じように、フィンガー14は、閉じた形状になるようにわずかに傾斜している。そのようなフィンガー14は、例えば、構造物を強力にするために、外筒3の花弁状区域5よりもかなり短くなることが多い。また、押出しステップ中、押出筒12の改変していない遠位端13が、タンポン23の引出し端24に確実に積極的に係合するのに十分な膨張性をタンポンが有し、外筒3内に密接に嵌合する場合、そのようなフィンガー14がなくても押出筒12は機能しうる。
押出筒12はまた、その近位端17に外向き指向性周囲保持フランジ16を有する。フランジ16は、アプリケータ1の外筒3へ挿入される押出筒12の限度を制御する。押出筒12を外筒3に十分挿入したとき、押出筒12のフランジ16は外筒3の保持フランジ11と当接する。任意により、押出筒12の内側近位部分には、1本の指を押出筒に挿入する際に確実に持てるようにする、リッジ付きまたは刻み目付き表面18を設けてよい。
本発明の組立品のコンパクトなタンポンアプリケータ1は、さらに、挿入準備ステップ中に外筒3から押出筒12を部分的に引き出す際に、外側3と押出筒12が脱離するのを防止するための拘止手段2を備える。通常は、拘止手段は、押出筒12の外側遠位表面および外筒3の内側近位表面に設けられた、隆起し外周に伸展する構造物によって形成される。これらの構造物は、例えば、リング、リブ、または突出部であってよい。
例えば、停止リングは、外筒3の近位端9近傍の内面から放射状内向きに突出してよく、他方のリングもしくは外周に整列した複数の突出部は、押出筒12の遠位端13近傍の外面から放射状外向きに突出してよい。これらの構造物の高さは、外筒3に押出筒12を挿入したとき、およびその押出筒の大部分を近位方向に引き出したときに得られる高さ以外で、筒3,12の対向する表面から放射状に間隔が空くような高さである。しかし、構造物は放射状に重なり、そして外筒3から押出筒12を十分に引き出したとき最終的に係合し、それによってアプリケータ1の完全な引出しと脱離を防止する。
基本的に、当技術分野で公知の任意の拘止手段は、本発明の組立品のコンパクトなタンポンアプリケータに使用しうる。例えば、これらは、EP0355396B1の9頁1行目〜11頁31行目に「Earlier Tube Interlocks」の見出しで記載されている拘止手段のいずれかを包含し、これを参照により本明細書に組み込む。さらに、これらはまた、EP0355396B1の特に8頁1行目〜57行目に「Improved Tube Interlock」の見出しで開示されている拘止手段も包含し、参照により本明細書に組み込む。その拘止手段は、外筒3の近位端9内面に1対の2本の隆起したリングと、押出筒12の外側遠位表面に他方の隆起したリング様構造物を有し、その1対のリングのそれぞれの対向する斜面が介在する谷部を画定した。外筒3から押出筒12を近位方向21に引き出したとき、押出筒12のリング様構造物は、外筒3の谷部内に係合(すなわち連結)するようになり、その谷部が外筒と押出筒が脱離するのを防止した。連結位置では、押出筒12のリング様構造物の全表面は、外筒3の谷部のそれぞれの対向面と密接に係合した。これは、外筒3に対して押出筒12の側方移動(ゆらぎ)を連結位置で好都合に制限し、それによって脱離の機会はさらに減少された。さらに、これらはまた、先に出願されているが、まだ公開されていない特許出願EP05447042.2(参照により本明細書に組み込み、図1および3Aに例示する)に開示されている拘止手段を包含し、一例としては、それらは押出筒12の外側遠位表面に設けられた、隆起し外周に伸展する手段2a、および外筒3の内側近位表面に設けられた、外周に伸展し隆起した少なくとも3本の隣接するリング2b,2c,2dのセットを有した。隆起したリングの2個2b,2cは、ある自由度で隆起した手段2aに係合することができる介在谷部を画定し、追加の少なくとも1本のリング2dは、外筒3に対して押出筒12の側方移動またはゆらぎを制限する追加手段を提供した。追加のリング2dの存在は、他の2個の隆起したリング2b,2cによって形成された谷部の表面と、隆起した手段2aの表面との間の正確に相補させるための要件(EP0355396B1の拘止手段中に存在する)を有利に排除した。
コンパクトなタンポンアプリケータ1とタンポン23との本発明の組立品の使用準備をするとき、押出筒12は外筒3内に、かつ収納されたタンポン23を覆って配置される(図3Aおよび3Bに示す)。押出筒12の遠位端13またはフィンガー14は、内向き突起10と当接してよく、または外筒3の内向き突起10も、タンポン23を係合するための押出筒12のフィンガー14を分離するスロット15を貫いて突出してもよい。押出筒12の柔軟なフィンガー14は、担持するタンポン23によって外向きに柔軟に傾斜しうる。これにより、フィンガー14および押出筒12の残りの部分は、押出筒12の部分的引出し中に、内向き突起10によって外筒3内に固定されたタンポン23を引き渡しできるようになる。次いで、柔軟なフィンガー14が硬直するために、押出筒12を十分に引き出したとき、フィンガー14は、タンポンの直径よりも小さい直径で内向きに屈曲する。その結果、押出筒12が遠位方向22に軸移動した場合、タンポンは、その近位端24でフィンガー14によって係合され、外筒3の遠位放出端4より押し出される。
基本的に上記のような型の当技術分野で公知である任意のコンパクトなタンポンアプリケータ1は、本発明の組立品での使用に適切である。
コンパクトなタンポンアプリケータ1とタンポン23とを有する改良された組立品を提供することが本発明の目的である。本発明の組立品は、挿入準備ステップ中および押出しステップ中、タンポン表面の破損を減少し、タンポン材の損失を減少させ、さらに挿入準備ステップ中、押出筒12の引き出しを容易にし、タンポンの位置ずれの可能性を減少させる。本発明は、組立品の使用中に、タンポン23の前記外面29とアプリケータ1の構造物との間の接触および/または摩擦の合計量が減少するように、外面29を改変したタンポン23を有する組立品を提供することによってこれらの利点を実現する。
従って、本発明の一態様として、
コンパクトなタンポンアプリケータ1と、
挿入端35、引出し端24、その間に伸展する中央部分27、長手方向の軸28、および外面29を画定する縦長本体を有するタンポン23と、
を備える組立品であって、
タンポン23の前記外面29が、少なくとも1箇所の半径陥凹領域を含むことを特徴とする組立品を提供する。
本発明によるタンポン23は、遠位挿入端35、近位引出し端24、およびその間に伸展する中央部分27を画定する縦長本体を有する。タンポンは、さらに、長手方向の軸28と外面29とを画定する。タンポン23、または少なくともタンポン23の中央部分27は、基本的に円筒形であってよく、単純な幾何的形態のうちで、円筒状エンベロープが、タンポン23の全形または少なくともその中央部分27に最も近似しうることを意味する。
本明細書で使用するタンポンの「外面」29という用語は、主として、タンポン23の中央部分27によって画定される表面をさす。「外面」29という用語は、タンポン23、またはより詳細には、長手方向の軸28からの前記表面の半径距離に関わらず、その中央部分27の全表面を包含する。従って、「外面」29には、半径陥凹領域によって画定される表面(例えば溝31)と、そのような領域に隣接する領域によって画定される表面(例えばリブ32)との、両方が含まれる。
従来技術の組立品は、平坦な外面を有する基本的に円筒形のタンポンを有した。従って、そのようなタンポン外面を通る横断面の外周は、円形または実質的に円形であった。「円形」の外周は、中心と均一な半径によって画定されるものである。これらのタンポンでは、円形外周からのずれが生じうるが、そのようなずれは、ほとんど限られており、目的があって設計したものではなく、例えば、タンポン材の性質または製造時の欠陥により生じた。
従来技術の組立品とは対照的に、タンポン23の外面29が、少なくとも1箇所の半径陥凹領域を有することは本発明の一態様である。「半径陥凹領域」は、前記領域に隣接する外面29よりも長手方向の軸28に半径方向的に近い、タンポン23の外面29の領域をさす。従って、半径陥凹領域を有するタンポン23の外面29領域を通る横断面では、前記領域は隣接する外面29よりも小さい半径によって画定される。タンポン23は、そのような半径陥凹領域で横断面直径が小さくなる。
従って、本発明の組立品のタンポン23の外面29は、隣接する外面29よりも、長手方向の軸28に半径方向的に近い、1箇所または複数の半径陥凹領域を有するものである。これらの領域は、組立品の使用中にタンポン23の外面29と接触しうる、アプリケータ1の構造物との間に放射状に間を置く。そのような構造物は、特に、挿入準備ステップ中の、押出筒12の内面、ならびに押出筒12のフィンガー14の内面および遠位端および/または側方位端、ならびに押出しステップ中の、外筒3の花弁状区域5の内面および遠位端および/または側方位端を含む。従って、タンポン23の外面29の半径陥凹領域は、組立品の使用中、アプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することはない。むしろ、組立品の使用中、半径陥凹領域に隣接する領域の周囲面のみが、アプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することになる。
これによって組立品の使用中、タンポン23の外面29とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の接触の合計量が減少する。タンポン23の外面29と押出筒12の内面およびフィンガーとの間の接触の減少は、これらの要素間の全体的な摩擦を減少させ、それによって挿入準備ステップ中に、タンポン23の位置が、近位方向21にずれる可能性が有利に最小限に抑えられる。加えて、接触の減少によって、挿入準備ステップ中の押出筒12の引出しも容易になる。さらに、タンポン23の外面29と、フィンガー14および花弁状区域15の内面および/または端部との間の接触が減少することによって、全体的な摩擦が減少し、それによって挿入準備ステップ中および押出しステップ中の、前記構造物によるタンポン表面の破損、ならびに前記フィンガー14または花弁状区域5により位置がずれたタンポン材の損失が有利に最小限に抑えられる。
タンポンは、1〜50箇所の半径陥凹領域を有してよく、好ましくは2〜20、より好ましくは4〜12箇所そのような領域を有する。代表的なタンポンは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12箇所そのような領域を有してよい。
そのような半径陥凹領域によって画定されるタンポン23の全外面29の比率は、タンポン23の外面29の少なくとも1%、または少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも20%、または少なくとも30%、または少なくとも40%、または少なくとも50%、ならびに95%まで、または80%まで、または70%まで、または60%までであってよく、上記の任意の下限および上限を組み合わせることによって画定した範囲を含む。
半径陥凹領域の深度は、横断面半径が最小の箇所で最大になる。そのような領域の最大深度は、0.2〜10mmの範囲であってよく、0.5mm〜8mmが好ましく、1mm〜6mmがより好ましく、2mm〜6mmがさらにいっそう好ましい。
組立品の使用中のタンポン23の外面29とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の接触は、半径陥凹領域のないタンポンを備える従来技術の組立品と比較して、例えば、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%、より好ましくは少なくとも20%、最も好ましくは少なくとも30%減少させることができる。
組立品の使用中はいつであろうと、アプリケータ1のそれぞれの構造物のいずれかと接触することになる、本発明のタンポン23の外面29の比率は、タンポン23の全外面の95%未満であってよく、90%未満が好ましく、80%未満がより好ましく、70%未満が最も好ましい。
一実施形態では、本発明のタンポン23の外面29の少なくとも1箇所の半径陥凹領域は、放射状にプレスされた溝31であってよい。溝31は、その長さ、幅、深度、および向きによって少なくとも部分的に画定することができる、タンポン23の外面29の明瞭な半径陥凹領域を表す。通常は、溝31の長さはその幅より長い。
従って、本発明はまた、
コンパクトなタンポンアプリケータ1と、
挿入端35、引出し端24、その間に伸展する中央部分27、長手方向の軸28、および外面29を画定する縦長本体のタンポン23と、
を有する組立品であって、
タンポン23の前記外面29が、少なくとも1本の放射状にプレスされた溝31を有することを特徴とする組立品を提供する。
従って、溝31を有するタンポン23の外面29の領域を通る横断面では(図2B参照)、前記溝は隣接する外面29よりも小さい半径によって画定される。タンポン23は、そのような溝31で直径が小さい。従って、溝31によって画定されるタンポン23の外面29は、組立品の使用中にタンポン23の外面29と接触しうる、アプリケータ1のそれぞれの構造物との間に放射状に間が置かれ、従ってこれらの構造物とは接触しない。従って、タンポン23の外面29に溝31を設けることは、組立品の使用中のタンポン23の外面29とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の全接触を減少させ、それによって挿入準備ステップ中の全体的な摩擦を減少させ、そしてタンポンの位置ずれ可能性を有利に減少させ、挿入準備ステップ中の押出筒12の引き出しをより簡単にし、挿入準備ステップ中および押出しステップ中のタンポン23の外面29の破損およびタンポン材の損失を減少させる。
一実施形態では、タンポンは少なくとも1本の溝31を有する。別の実施形態では、タンポンは少なくとも3本の溝31を有する。例えば、タンポン23は、1〜50本の溝31を有することができ、2〜20本が好ましく、4〜12本がより好ましく、約8本の溝31が最も好ましい。代表的なタンポンは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12本の溝を有してよい。タンポン23は、偶数本または奇数本の溝31を有してよい。製造要件のためには偶数本が好ましいであろう。
溝31によって画定される外面29の比率は、タンポン23の全外面29の少なくとも1%、または少なくとも5%、または少なくとも10%、または少なくとも20%、または少なくとも30%、または少なくとも40%、または少なくとも50%、ならびに95%まで、または80%まで、または70%まで、または60%までであってよく、上記の任意の下限および上限を組み合せることによって定義した任意の範囲を含む。
溝31の深度は、横断面半径が最小である場合に最大になる。溝31の最大深度は、0.2〜10mmの範囲でよく、0.5mm〜8mmが好ましく、1mm〜6mmがより好ましく、2mm〜6mmさらにいっそう好ましい。
溝31の外周における幅は、例えば、0.1mm〜1cmの範囲でよく、0.2mm〜5mmが好ましく、0.5mm〜2mmがより好ましい。
一実施形態では、溝31は長手方向に、すなわち、タンポン23の外面29の長さの少なくとも一部に沿って伸展してよい。最も広い意味では、長手方向の溝31は、その長さの方向が、タンポン23の長手方向の軸28に対して直角でなければ、どの方向であってもよい。長手方向の溝31の向きが有利であろう。そのような溝31は、所与の長さのタンポン23に沿って、アプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することが可能な、タンポン23の外面29を減少させるからである。
一実施形態では、溝31はタンポンの長手方向の軸28と平行していてよい。従って、そのような溝31は、基本的に、挿入準備ステップ中は押出筒12の、そして押出しステップ中はタンポン23の移動方向を向く。従って、そのような溝31は、所与の長さのタンポンに沿ってアプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することが可能な、タンポン23の外面29を均一に減少させうる。
別の実施形態では、長手方向の溝31は、軸方向にスパイラルにまたはらせんに成形してよい。そのような溝31は、長手方向の軸と平行している溝31よりも長く、従って使用中さらに、アプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することが可能な、タンポン23の外面29を減少させる。さらに、そのような溝31は、タンポン23の外面29よりも広い周囲領域をカバーする。これにより、溝が、フィンガー14または花弁状区域15を分離するスロット15,6と一線上に揃い、従って組立品の使用中、タンポン23の外面29と、アプリケータ1のフィンガー14または花弁状区域5との間の接触の減少に寄与しないという機会(これは、図4の溝31aにより例示するように、長手方向の軸と平行している溝では存在しうる)が減少する。スパイラルにまたはらせんに成形された溝31によって、ある特定の溝31が組立品の一位置でスロット15,6と一線上に揃うような場合でも、使用中に押出筒12を引き出したとき、またはタンポン23を押出したとき、溝は、フィンガー14または花弁状区域15と一線上に揃うようになる。
スパイラルにまたはらせんに成形された溝31は、タンポン外周の様々な部分にわたって伸展してよい。例えば、そのような溝31は、タンポン外周の少なくとも約10°、20°、30°、40°、50°、60°、70°、80°、90°、100°、120°、130°、140°、150°、または150°を超えて伸展してよく、例えば、80°〜120°、または80°〜150°にわたって伸展してよい。
好ましい実施形態では、長手方向の溝31は、タンポンの挿入端35と引出し端24との間に伸展する。これは、そのような溝31がタンポン23またはその中央部分27の全長に沿って伸展することを意味する。これによって、組立品の使用中、タンポン23またはその中央部分27の全長に沿って、タンポン23の外面29とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の接触が有利に減少する。
好ましい実施形態では、タンポン23の外面29が、2本以上の長手方向の溝31を有する場合、これらの溝は、外周に一定間隔の間隔をおいて、すなわち、規則的な円周角の間隔を置いて設けることができる。これによって、組立品の使用中、タンポン23の外周の周囲に等しい、タンポン23の外面29とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の接触が有利に減少される。
好ましくは、押出筒12のフィンガー14の遠位端14a、および外筒3の花弁状区域5の遠位端5aは、長手方向の溝31の幅よりも長い。これらの端部14a,5aが、溝31に進入し、溝31内の表面と接触することを不可能にするためである。溝31の幅および数、ならびにフィンガー14および花弁状区域5のサイズおよび数は、組立品の使用中に、フィンガー14および花弁状区域5の表面および側方位端および/または遠位端が、少なくとも1本の溝31を有するタンポン表面と接触するように選択することができる。これによって、前記フィンガー14および花弁状区域5と、タンポン23の外面29との間の接触が最小限に抑えられる。
組立品中のタンポン23の向きは、外筒3の突起10が溝31内に位置することがないようなものが好ましい。これにより、突起10とタンポン23の遠位の部分との間の係合が損なわれるからである。向きの問題を回避するために、例えば、突出部10の数を溝31の数よりも少なくとも1つ多くしてもよく、または溝31はスパイラルまたはらせんであってよく、または内向き突起10の周囲の方向の厚みをタンポン23の溝31の幅より大きくしてもよい。
タンポン23の外面29の半径陥凹領域、例えば溝31は、横断面半径がより大きい外面29の隣接領域を画定することも理解されよう。例えば、溝31は、前記溝31よりも放射状に比較的に突出している2本の隣接するリブ32を画定しうる。同様に、2本の近傍の溝31、例えば、互いに平行な溝は、中間の放射状に、比較的より突出しているリブ32を画定する。
そのような外面29の放射状に、比較的(すなわち半径陥凹領域に比べて)突出している領域の周囲面は、タンポンの横断面の最大外径30を画定する。例えば、タンポン23の外面29に、放射状にプレスされた長手方向の溝31を設けた場合、前記溝31は隣接する長手方向のリブ32を画定し、リブ32の周囲面は、タンポン23またはその中央部分27の横断面の最大外径30を画定する。通常は、タンポン23またはその中央部分27のそのような最大外径30は、5mm〜25mmの範囲であってよく、8mm〜18mmが好ましく、10mm〜16mmの範囲がより好ましい。組立品の使用中、リブ32の周囲面は、アプリケータ1のそれぞれの構造物と接触する。
好ましくは、タンポン23の最大外径30と押出筒12の内径は、タンポン23の外面29の少なくとも一部と押出筒12の内面とが接触するように近接する。この接触は、押出筒12内のタンポン23を適切な位置に維持するのに役立つ。一般に、タンポンと接触するように構成された押出筒12の内面は、平坦であり、すなわち、基本的に明瞭な突出部または陥凹を含まない。
タンポン23またはその中央部分27の最大外径30は、長手方向に基本的に均一であっても、または様々であってもよい。例えば、引出し端24に近いタンポン部分は、中央部分27の残りの部分よりも最大外径30が大きくてもよい。タンポン23がそのように近位で肥厚することは、タンポン23を膣内に置いたとき体液漏出の危険性を減少させうる。タンポン23またはその中央部分27の最大外径30が長手方向で様々に異なる場合、その変化は漸進的であってよい。
一実施形態では、吸収性材料の密度は、タンポン23の横断面にわたって基本的に同じであってよい。
別の実施形態では、タンポン23は、高度に圧縮された吸収性繊維性材料の中心コア33を有し、そのコアから長手方向のリブ32が放射状外向きに伸展する。一実施形態では、長手方向のリブ32は、前記コア33と比較して、少なくとも部分的にあまり圧縮されていなくてもよい。前記コアの横断面直径は例えば5mmまででよい。
従って、限定しない例では、本発明の組立品に適切なタンポン23は、高度に圧縮された繊維性材料の、一般的に円筒状繊維性の圧縮された中心コア33を有してよく、さらに前記コア33から放射状外向きに伸展し、中間の長手方向の溝31によって分離された、長手方向のリブ32を有してよい。長手方向の溝31およびリブ32は、長手方向の軸(すなわち直線)と平行し、または軸方向にスパイラルにまたはらせんに伸展していてよい。それらは、他の形態を有していてもよく、例えば、軸方向に正弦波形に伸展してよい。長手方向のリブ32は、繊維コア33と比較して、少なくとも部分的にあまり圧縮されていなくてもよく、好ましくは、特にそれらの周囲面付近に、ソフトな繊維性構造物を有してよい。長手方向のリブ32は、等しい円周角間隔で、繊維コア33からタンポン23の挿入端35と引出し端24との間を外向きに伸展しうる。組立品の使用中にアプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することになる、タンポン23の外面29を減少させることに加え、溝31を設けることはまた、溝31など、いかなる半径陥凹領域も持たない平坦な円筒状外面を有するタンポンと比較して、タンポン23の全外面29を拡大する。これは、タンポン23の吸収能および膨張能を有利に増大し、それによって漏出の危険性が減少される。本発明のタンポン23は、経血など、液体を吸収すると横方向に拡大(すなわち横断面直径の増大を想定)しうるのが好ましい。当技術分野で公知なように、長手方向のリブ32を画定する、長手方向の溝31を設けることによって、そのような横方向への拡大が容易になる。
プレス法など、当技術分野で公知の任意の方法によって、タンポン23の外面29に半径陥凹領域を導入することができる。例えば、基本的に円筒状のタンポンブランクに溝31、例えば、長手方向の溝31を設ける方法は当技術分野で公知である。これらの方法で使用されるそのような方法および装置は、例えば、WO02/078586、EP0422660、US2002/0157222、US5,592,725、US5,895,408、EP1108408、US2003/0208180、WO00/53141およびEP0639363に開示されており、これらを参照により組み込む。
一般に、このような方法は数ステップの工程を含む。第一に、周囲面を有する基本的に円筒状のタンポンブランクを提供するが、前記タンポンブランクは、通常、ある長さの連続する繊維ウェブを巻き上げることによって形成される。次に、貫通セグメントとプレッシングショルダーを有するプレスジョーを備えたプレス機に、前記タンポンブランクを挿入し、周囲面の細片形区域で、プレスジョー中のタンポンブランクを同時にプレスし、その際、貫通セグメントは円筒状のブランクを貫通してリブ32を画定する溝31を形成し、プレッシングショルダーは得られたリブ32の周囲面をプレスする。貫通セグメントの半径長によって溝31の深度が決定され、貫通セグメントの厚みによって溝31の幅が制御され、貫通セグメントの形によって、溝31の横断面の形が制御される。貫通セグメントの半径長に応じて、タンポンブランクの外周に沿って、数本の溝31を同時プレスすることにより、あまり圧縮されていないリブ32がそこから放射状外向きに伸展する、高度に圧縮された吸収性材料コア33が生成されうる。任意により、タンポン23の引出し端24の領域で、コア33をその残りの領域よりも緩く圧縮して、圧縮が少ない大きい直径の近位部分を得る。これによって、タンポンを入れたときに、体液の漏出を防止することができる。次に、上記プレス法によって得られたタンポンプリフォームに、さらにその外周に半径圧力をかけて、リブ32の周囲面を仕上げることができる。既知の手順では、タンポンプリフォームのリブ32の周囲面は、溝31を最終的に封じ込めて、基本的に経路が形成されるようにプレスされることが多い。そして、最終タンポン23には、基本的に平坦で円筒状の外周が得られる。本発明では、タンポン23の外周に沿って、溝31が「開放」されて残り、それによって組立品の使用中、アプリケータ1のそれぞれの構造物と接触することが可能な、タンポン23の外面29の領域が減少する程度にだけ、プリフォームのリブ32をプレスするのが好ましいであろう。また、本発明の溝31を形成するために使用する貫通セグメントには、幅広の溝31が得られ、さらにリブ32をプレスしてもそのような幅広の溝31が「閉鎖」されないような、通常使用されるものよりも太いのが好ましいであろう。さらに、狭窄挿入端35、例えば、丸形にまたは丸形ドームに成形した挿入端35は、さらにプレスすることによって形成しうる。放射状に隆起し外周に伸展する部分37もまた、例えば、タンポンブランクおよび/またはタンポンプリフォームを放射状に、この部分を弱くプレスすることによって得られる。任意により、溝と共に同時にプレスされるように、タンポンブランクに液体透過性被覆材料を施してもよい。
介在するリブ32を画定する溝31を有するタンポンを製造するのに適切な方法、プレス装置、および得られた本発明の組立品で使用するためのタンポンは、先に出願されているが、まだ公開されていない特許出願EP04447289.2に記載されており、参照により本明細書に組み込む。そのようなタンポンの代表的実施形態の断面を図2Bに示す。そのようなタンポンは、溝31によって画定される少なくとも3本のリブ32を有し、少なくとも1本のリブが、横断面でその半径38から少なくとも部分的に分岐する中線34を有することを特徴とする。この種のタンポンについて記載するために本明細書で使用する「リブの半径」という用語は、タンポン横断面の中心から出発して、リブの中線が溝の内部極値によって形成された架空の円を横切る点を通って、その外周に向かって走る直線の半径線をさす。リブ38の半径およびリブ34の中線を図2Bに例示する。
通常、本発明のタンポン23は、さらに、使用後、タンポン23の引き出しを容易にするために、その引出し端24に取り付けられた引出し紐26を有する。引出し紐26は、柔軟性、疎水性、および製品除去中に破壊されないために十分な張力強度を有するのが好ましいであろう。引出し紐は、当技術分野で引出し紐26に使用されている材料のいずれかによって製造しうる。引出し紐は、十分な長さが必要である。それは、一本の紐、テープ、または複数の紐であってよい。引出し紐26として十分に機能している材料には、疎水性の綿紐、疎水性ポリエステル紐、またはそれらの混合物がある。ポリエステル製の紐が丈夫であろう。引出し紐26は、当業者に公知のいかなる方式によっても、タンポンに確実に取り付けることができる。
本発明のタンポン23は、任意により、狭窄挿入端35、すなわち、タンポン23の中央部分27の直径よりも小さい横断面直径を有する挿入端35を有する。挿入端35の直径は、タンポンの中央部分27に隣接して最大であり、遠位方向22にさらに徐々に減少する。例えば、狭窄挿入端35は、円錐または丸形であってよく、好ましくは丸形ドーム形であってよい。挿入端35は、膣に進入するタンポン23の最初の部分なので、アプリケータ1からタンポン23を押し出す際に、狭窄挿入端35を設けることによって、タンポン23はより滑らかに挿入される。挿入端35が、周辺組織を徐々に移動させ、それによって摩擦が減少されるからである。さらに、狭窄挿入端35によってタンポンは膣の奥深く、すなわち、頸部近くまで挿入されるであろう。吸収すべき液体の発生源は膣の奥にあるので、それによってタンポンの吸水は有利に促進されるであろう。従って、狭窄挿入端35、特に丸形または丸形ドームに成形した挿入端35を有するタンポンは、一般的に使用者に好まれるものである。通常、タンポン23を形成するための吸収性材料を圧縮する際、挿入端35は狭窄され、または丸められる。一例として、狭窄挿入端35、例えば、丸形または丸形ドームに成形した挿入端35の軸長は約2mm〜約25mmの範囲であってよい。
一実施形態では、タンポン23の外面29に設けられた溝31は、狭窄挿入端35まで伸展してよい。溝31は、押出しステップ中、タンポンの狭窄挿入端35の表面と、外筒3の花弁状区域5との接触を減少させうる。接触が減少することによって、押出しステップ中に生じる可能性がある、外筒3の花弁状区域による挿入端35の表面の破損が有利に減少するであろう。押出しステップ中の挿入端35の表面のそのような破損は、挿入端35から繊維性材料の離脱および損失を生じかねない。
上記のことは特に重要であろう。なぜなら、挿入端35は、タンポン23の残りの部分よりも圧縮が弱いことが多く、その表面にいかなる被覆材料も施されていないことも多いので、組立品の使用中にその外面が破損されやすい可能性があるためである。
溝31は、狭窄挿入端35の最遠位端36の先まで伸展してよく、または狭窄挿入端35の一部のみに伸展し、挿入端35の最遠位端36に届く前に終了してもよい。例えば、溝31は、狭窄挿入端35の最遠位端36に向かってその深度および/または幅が徐々に浅く細くなってもよい。一般的には、溝31は、狭窄挿入端35の最遠位端36まで伸展する必要はない。押出しステップ中、この最遠位端は、外筒3の中心開口部8に面し、通常、花弁状区域5と接触しないからである。さらに、挿入端35の最遠位部分36が平滑であることは、膣へ挿入するのに好ましいであろう。
本発明によるタンポンに使用可能な吸収性繊維性材料は、液体を吸収し、かつ/または保持でき、受容可能な吸収性および弾性特性を有する、あらゆる吸収性材料を含みうる。吸収性構造物は、様々なサイズおよび形状に、かつ様々な液体吸収性材料から製造することができる。もちろん、製品は長時間、体内で保持されうるので、外来の可溶性物質の含有量が最小である吸収性材料を使用するのが望ましい。保持される可溶性外来性物質が、有毒、刺激性、または感受性である場合、安全問題が生じる恐れがある。有用な材料の代表的で限定しない例には、セルロース系材料、例えば、レーヨン、綿、ウッドパルプ、クレープ地のセルロース詰め綿、ティッシュラップおよびラミネート、ピートモス、および化学的に硬化させ、修飾し、または架橋させたセルロース繊維;合成物質、例えば、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、吸収性フォーム、例えば柔軟かつ弾性のポリウレタンフォーム、吸収性海綿、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化物質;形成繊維、例えば、毛細管繊維および多肢繊維;合成繊維、あるいはこれらの任意の同等材料、または材料の組合せ、または混合物が含まれる。
好ましい実施形態では、本発明のタンポンの吸収能は、さらに高い吸収性材料を選択することによって、さらに改良することができる。高吸収性材料を使用した場合、タンポンの容積は減少し、それによってタンポンの挿入、および特にタンポンが飽和していない場合の引出しが一層容易になる。従って、本発明によるタンポンに使用可能な繊維性材料は、例えば開放発泡材など、吸収性がより高い材料を含んでよい。また、吸収性がより高い材料を使用することによって、さらに漏出および迂回の危険性が減少される。
任意により、本発明のタンポン表面に1つまたは複数のマークを付してよい。マークは、インクを使用するプリントを含むあらゆる平均的手段、または刻印によって付けることができる。マークは、英数字、図案、模様、および/または写真画を含む任意の特色を有してよい。マークは、例えば、有効期限、吸収性能、使用説明書、注意事項などの情報であってよい。タンポンに情報を付与する場合、それは情報担体である。また、マークは広告であってよい。マークを付すことによって、使用者または使用者群にアピールする製品になりうる。例えば、マークは、美的外観および/またはライフスタイル関連によって使用者群の心にアピールするようにデザインされた、イメージ、模様、グラフィックまたは英数字(例えば漫画、ロゴなど)を含んでよい。
本発明のタンポンは、任意により、一色または複数色に色付けしてよい。色彩は、上記のようにプリントし、または材料に含浸させてもよい。色彩によって、製品に関する有効期限、吸収性能、サイズ、または他の情報を表示することができる。色彩は、美的外観および/またはライフスタイル関連によって使用者群の心にアピールするようにデザインしてよい。
本発明のタンポンには、任意により、指標性色彩変化が可能な化学的指標を提供することができる。そのような指標によって、例えば、健康状態を示すことができる。化学的指標は、体液中の一種または複数の作用物質と反応して異常を示すことができる。例えば、化学的指標は、対象が、貧血(鉄/ヘモグロビン密度を検出)、糖尿病(グルコースを検出)、月経周期の位置(ホルモンを検出)、性行為感染症の存在(例えば、淋病、梅毒、肝炎A、BまたはC、ヘルペス、HIV、クラミジアに対する抗原を検出)などに罹患しているとき、色彩を変化させうる。
一実施形態では、タンポン23の表面に、液体透過性被覆材料を少なくとも部分的に施してよい。被覆材料によって、組立品の使用中の、タンポン表面29とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の摩擦を減少させる、滑らかな表面が得られる。摩擦を減少させることによって、被覆材料は、挿入準備ステップ中、押出筒12の引き出しを容易にし、タンポン23の近位での位置ずれの可能性を減少させる。さらに、被覆材料はまた、組立品の使用中、アプリケータ1のそれぞれの構造物による破損から、タンポン23の基礎をなす繊維性材料を保護する。これにより、組立品の使用中に繊維がタンポン23の外面29から離脱する機会が減少し、それによってタンポン材が失われる可能性が減少する。従って、被覆材料を施すことは、従来技術の組立品の問題を解決するのにさらに役立つ。
一実施形態では、タンポン23の外面29に半径陥凹領域、特に溝31を導入するために、タンポンブランクをプレスする前に、タンポンブランクに被覆材料を施すことができる。従って、溝31を形成するために、被覆材料を施したタンポンブランク領域を放射状にプレスすると、その結果として被覆材料は、タンポンの溝31およびリブ32の両表面を覆うことになる。この実施形態では、組立品の使用中、タンポン23とアプリケータ1のそれぞれの構造物との間の接触は、タンポン23の外面に溝31が存在することによって減少される。さらに、被覆材料は、組立品の使用中、リブ32の周囲面(すなわち、アプリケータ1のそれぞれの構造物と実際に接触するタンポン表面29領域)と、アプリケータ1のそれぞれの構造物との間の摩擦を減少させる。さらに、被覆材料はまた、繊維性材料の離脱からタンポン表面を保護する。
通常、被覆材料は、タンポン23の吸収性、吸引能、または膨張性を減少させない。タンポンに被覆材料を使用することは当技術分野で周知であり、そのような被覆材料に適切な物質、およびタンポンにそのような被覆材料を施すための方法も周知である。これらの態様の代表的な開示例は、US4,816,100に見出すことができる。例えば、被覆材料は、絡まり、少なくとも部分的に熱可塑性ヒートシーリング繊維から製造された、エアレイド不織布カバー材料、または三次元有孔フィルムなどの有孔プラスチックフィルムなどを含みうる。タンポンの吸収能および膨張能を維持するためには、前記被覆材料は、伸縮性または弾性のある液体透過性被覆材料であるのが好ましい。
通常、タンポンの挿入端35に経血がよりよく届くように、タンポンの挿入端35には被覆材料を施さない。
別の実施形態では、タンポン23は、挿入端35の近位端近くに隣接して設けられた、放射状に隆起し外周に伸展する部分37をさらに有する。前記放射状に隆起した部分37の最大外径は、タンポン23の中央部分27の最大外径30、または放射状に隆起した部分37の近位端近くに隣接する中央部分37の少なくとも一部よりも大きい。例えば、前記放射状に隆起した部分37の最大外径は、前記部分37の近位端近くに隣接する中央部分27の最大外径30よりも0.1mm〜5mm大きくてよい。放射状に隆起した部分37は、通常、タンポンを形成するために吸収性材料を圧縮する際に形成される。従って、タンポンブランクは、放射状に隆起した部分37が位置する箇所では、放射状に弱く圧縮される。放射状に隆起した部分の軸幅は、例えば、約0.5mm〜約7mmであってよい。従って、外周に伸展する放射状に隆起した部分37は、連続する放射状に隆起したリングであってよく、または外周に整列し放射状に隆起した複数の突出部によって形成されていてよい。
従って、タンポン23の放射状に隆起した部分37は、外筒3の遠位内面の突起10と放射状に重なるように構成される。従って、タンポン23の放射状に隆起した部分37は、外筒3の突起10と係合し、または連結し、それによって収納されたタンポン23全体にわたって外筒3から押出筒12を引き出したときに、タンポン23が近位方向21に位置がずれるのを防止するようになされている。
さらに、組立品に使用の準備をする際に、押出筒12の内向きに曲がりやすいフィンガー14が、タンポン23の放射状に隆起した部分37の近位境界25と当接するように、押出筒12の遠位端13にタンポン23を配置し、前記放射状に隆起した部分37よりも直径が小さい開口部を画定してよい(図3Aおよび3B)。この構成では、放射状に隆起した部分37とタンポンの挿入端35が、押出筒12の遠位開口部から突出する一方で、タンポンの残りの部分は押出筒12内に残る。フィンガー14と放射状に隆起した部分37の近位境界25との係合は、タンポン23が押出筒12から再進入するのを防止し、それによって組立品内でタンポン23が適切な位置に維持される。
一実施形態では、溝31は、放射状に隆起した部分37に伸展し、さらにこの部分37を通って挿入端35に達する。そのような事例では、組立品内でのタンポン23の向きは、外筒3の突起10が溝31内に位置しないようなものが好ましい。これにより、突起10と放射状に隆起した部分37との間の係合が損なわれるからである。向きの問題を回避するためには、例えば、突出部10の数が溝31の数よりも少なくとも1本多くてよく、または溝31がスパイラルまたは螺旋であってよく、または周囲の方向の内向き突起10の厚みがタンポン23の溝31の幅より大きくてよい。
一実施形態では、タンポン23の放射状に隆起した部分37は、狭窄挿入端35と連続する。例えば、放射状に隆起した部分37の最大外径は、その近位境界25で最大になってよく、さらに前記直径は遠位方向22に徐々に減少してよい。ここで、放射状に隆起した部分37の近位境界25は、タンポン23の丸形拡大ヘッドの基部を形成するものである。そのようなタンポンは、「マッシュルーム形」を有し、すなわちタンポン23はマッシュルーム形に成形することができる。拡大ヘッドは、例えば準球形であってもよく、または軸方向に伸長してもよく、または平坦であってもよい。
あるいは、放射状に隆起した部分37は、特定の軸長、例えば、0.5mm〜5mmにわたって比較的均一の最大外径を維持してよく、そのまま狭窄挿入端35に続いてよい。そのようなタンポンは、「リベット形」を有し、すなわち、タンポン23はリベット形に成形することができる。挿入端は、例えば準球形であってよく、または軸方向に伸長してもよく、または平坦であってよい。
本発明によるタンポン23は、様々な寸法およびサイズであってよい。例えば、タンポン23の長さは、20mm〜70mmの範囲でよく、35mm〜60mmが好ましく、55mmまでがより好ましい。例えば、タンポン23の重量は、約1.5g〜6.5gの範囲であってよい。
従って、上記説明に照らして、一実施形態では本発明は、
・プラスチックなど、少なくとも部分的に弾性のある材料によって製造され、かつ押出筒12と、前記押出筒12の全面にわたって、密接して入れ子式に嵌合するように寸法を合わせ、遠位放出端4を有する外筒3と、前記押出筒12が前記外筒3から近位方向21に脱離するのを防止するための前記筒3,12間にある拘止手段2と、外筒の遠位端4に隣接する内周に沿って形成された1個または複数の内向き突起10と、を有するコンパクトなタンポンアプリケータ1と、
・狭窄挿入端35、引出し端24、その間に伸展する中央部分27、長手方向の軸28、および外面29を画定する縦長本体のタンポン23と、を有する組立品であって、
前記タンポン23が、
・基本的に圧縮された吸収性繊維性材料から構成され、
・長さが約35mm〜約60mmであり、
・重量が約1.5g〜約6.5gであり、
・タンポン23の外面29が、隣接する長手方向のリブ32を画定する少なくとも3本の放射状にプレスされた長手方向の溝31を有し、その場合、リブ32の外周表面は、タンポン23の横断面の最大外径30を約8mm〜約18mmに画定し、前記長手方向の溝31はタンポン23の前記最大外径よりも小さい横断面直径を有する外面29の領域を画定し、それによってタンポン23の外面29と、押出筒12および/または外筒3との間の接触が減少するという特性を有することを特徴とする組立品を提供する。
別の実施形態では、本発明は、
・押出筒12と、
・前記押出筒12の全面にわたって、密接して入れ子式に嵌合するように寸法取りされ、遠位放出端4と、外筒3の遠位端4に隣接する内周に沿って形成された1個または複数の内向き突起10とを有する外筒3と、
・前記押出筒12が前記外筒3から近位方向21に脱離するのを防止するための前記筒3,12間にある拘止手段2と、
・タンポンの挿入端35の近位端近くに隣接して設けられた放射状に隆起し外周に伸展する部分37を有するタンポン23と、
を有するタンポンアプリケータ組立品であって、
外筒3の前記1個または複数の内向き突起10が、タンポン23の前記放射状に隆起し外周に伸展する部分37と連結し、それによって収納されたタンポン23全体にわたって外筒3から押出筒12を引き出すときに、タンポン23が近位方向21に位置がずれるのを防止するように構成されていることを特徴とするタンポンアプリケータ組立品を提供する。
別の実施形態では、本発明は、
・押出筒12と、
・前記押出筒12の全面にわたって、密接して入れ子式に嵌合するように寸法取りされ、遠位放出端4と、外筒3の遠位端4に隣接する内周に沿って形成された1個または複数の内向き突起10を有する外筒3と、
・前記押出筒12が前記外筒3から近位方向21に脱離するのを防止するための、前記筒3,12間にある拘止手段2と、
・液体を吸収すると横方向に拡大することができ、タンポンの挿入端35の近位端近くに隣接して設けられた放射状に隆起し外周に伸展する部分37を有し、さらにタンポン23の外面29に少なくとも1箇所の半径陥凹領域を有するタンポン23と、
を有するタンポンアプリケータ組立品であって、
・外筒3の前記1個または複数の内向き突起10が、タンポン23の前記放射状に隆起し外周に伸展する部分37と連結し、それによって収納されたタンポン23全体にわたって外筒3から押出筒12を引き出すときに、タンポン23が近位方向21に位置がずれるのを防止するように構成されており、かつ
・タンポン23の外面29の前記少なくとも1箇所の半径陥凹領域が、収納されたタンポン23全体にわたって外筒3から押出筒12を引き出すとき、タンポン23の外面29と押出筒12との間の摩擦を減少するように構成されていることを特徴とするタンポンアプリケータ組立品を提供する。
別の態様では、本発明はさらに、タンポンを放出するための、コンパクトなタンポンアプリケータとタンポンの本発明の組立品の使用を準備する。タンポンは、特に月経用タンポンであり、体腔、特に膣腔中に投入される。それにより、このタンポンを前記体腔内に入れることができる。
別の態様では、本発明はまた、本発明の組立品およびその部分を製造する方法、ならびに本発明の組立品およびその部分を製造する装置にも関する。
本発明の組立品での使用に適切なコンパクトなタンポンアプリケータの代表的実施形態を示す側面図である。アプリケータは挿入準備位置にあり、すなわち、押出筒12の大部分が外筒3から引き出されている。 本発明の組立品での使用に適切なタンポンの代表的実施形態を示す側面図である。タンポンは、マッシュルーム形に成形され、外周に「開放」長手方向の溝が設けられている。 本発明の組立品での使用に適切なタンポンの中央部分を通る横断面である。 本発明の組立品の代表的実施形態を示す側面図である。アプリケータの長手方向断面を示す。 図3Aの組立品の遠位端の詳細図である。 外筒3から部分的に押し出されたタンポンの前面上部図である。
符号の説明
1 タンポンアプリケータ
2、2a、2b、2c、2d 拘止手段
3 外筒
4 遠位放出端
5、5a 花弁状区域
6 外筒スロット
7 丸形先端部
8 中心開口部
9 外筒近位端
10 内向き突起
11 外筒フランジ
12 押出筒
13 押出筒遠位端
14、14a フィンガー
15 押出筒スロット
16 押出筒フランジ
17 押出筒近位端
18 リッジ付き表面
19 近位端
20 遠位端
21 近位方向
22 遠位方向
23 タンポン
24 引出し端
25 近位境界
26 引出し紐
27 タンポン中央部分
28 長手方向の軸
29 タンポン外表面
30 タンポンの最大外径
31、31a 長手方向の溝
32 長手方向のリブ
33 中心コア
34 中線
35 タンポン挿入端
36 最遠位端
37 放射状に隆起する部分
38 半径

Claims (14)

  1. ・プラスチックなど、少なくとも部分的に弾性のある材料によって製造され、かつ押出筒(12)と、前記押出筒(12)の全面にわたって、密接して入れ子式に嵌合するように寸法取りされ、遠位放出端(4)を有する外筒(3)と、前記押出筒(12)が前記外筒(3)から近位方向(21)に脱離するのを防止するための前記筒(3;12)間にある拘止手段(2)と、外筒の遠位端(4)に隣接する内周に沿って形成された1個または複数の内向き突起(10)と、を有するコンパクトなタンポンアプリケータ(1)と、
    ・狭窄挿入端(35)、引出し端(24)、その間に伸展する中央部分(27)、長手方向の軸(28)、および外面(29)を画定する縦長本体のタンポン(23)と、
    を備える組立品であって、
    前記タンポン(23)が、
    ・基本的に圧縮された吸収性繊維性材料から構成され、
    ・長さが約35mm〜約60mmであり、
    ・重量が約1.5g〜約6.5gであり、
    ・タンポン(23)の外面(29)が、隣接する長手方向のリブ(32)を画定する少なくとも3本の放射状にプレスされた長手方向の溝(31)を有し、その場合、リブ(32)の外周表面は、タンポン(23)の横断面の最大外径(30)を約8mm〜約18mmに画定し、前記長手方向の溝(31)は、タンポン(23)の前記最大外径(30)よりも小さい横断面直径を有する外面(29)の領域を画定し、それによってタンポン(23)の外面(29)と、押出筒(12)および/または外筒(3)との間の接触が減少する特性を有することを特徴とする組立品。
  2. 1個または複数の内向き突起(10)が周囲方向に厚みが0.2mm〜5mmである請求項に記載の組立品。
  3. 前記タンポンが、圧縮された吸収性繊維性材料のコアを有し、該コアから前記長手方向のリブ(32)が放射状外向きに伸展する、請求項またはに記載の組立品。
  4. 前記長手方向のリブ(32)が、前記コアと比較して少なくとも部分的に圧縮されていない、請求項に記載の組立品。
  5. 前記長手方向の溝(31)が、長手方向の軸(28)と平行し、または長手方向の軸(28)方向にスパイラルにまたはらせんに成形されている、請求項1〜4のいずれかに記載の組立品。
  6. 前記長手方向の溝(31)が、タンポン(23)の挿入端(35)と引出し端(24)との間に伸展する、請求項1〜5のいずれかに記載の組立品。
  7. 前記長手方向の溝(31)が、規則的な円周角の間隔を置いて設けられている、請求項記載の組立品。
  8. 前記長手方向の溝(31)が狭窄挿入端(35)中に伸展する、請求項1〜7のいずれかに記載の組立品。
  9. タンポン(23)の外面(29)を液体透過性被覆材料で少なくとも部分的におおった、請求項1〜8いずれかに記載の組立品。
  10. タンポン(23)が液体を吸収すると横方向に拡大しうる、請求項1〜9いずれかに記載の組立品。
  11. タンポン(23)が、さらに、狭窄挿入端(35)の近位端近くに隣接して備えられ、かつ外筒の内向き突起(10)と係合するように構成された、放射状に隆起し外周に伸展する部分(37)を有し、それによって収納されたタンポン(23)全体にわたって外筒(3)から押出筒(12)を引き出すときに、タンポン(23)が近位方向(21)に位置がずれるのを防止する、請求項1〜10のいずれかに記載の組立品。
  12. タンポン(23)がマッシュルーム形に成形されている、請求項11に記載の組立品。
  13. タンポン(23)がリベット形に成形されている、請求項12に記載の組立品。
  14. 前記タンポンアプリケータ内に前記タンポンを配置することを含む、請求項1〜13のいずれかに記載の組立品を製造する方法。
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