JP4874901B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路と、該発射球案内流路の外周側縁部に沿って設けられ、遊技球が接触可能なガイドレールとを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、発射球(発射装置から発射された遊技球)が飛翔可能な発射球案内流路を円弧状に形成し、該発射球案内流路の外周側縁部には金属帯板製のガイドレールを備え、該ガイドレールに接触させながら遊技球を遊技領域へ案内するように構成されている。そして、ガイドレールの下端部の周辺に、ガイドレールの撓みを許容する発射球衝撃吸収空間部を形成し、ガイドレールを撓ませることで遊技球の衝突時の衝撃を吸収可能とし、遊技球の飛翔方向が衝撃により乱れる不都合、ひいては飛翔方向が不安定のまま遊技領域に飛入して所謂ムラ飛びを生じる不都合を阻止できるように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−081721号公報
ところが、上記特許文献に記載のガイドレールでは、発射球案内流路の中間部で遊技球の飛翔方向が乱れると、この乱れを修正することができない。この結果、遊技球のムラ飛びを十分に抑えること、ひいては遊技領域へ飛入した遊技球の入賞率が変わってしまう不具合を十分に抑えることができない。さらに、飛翔した遊技球が遊技盤や発射球案内流路を区画する構成要素を擦ってしまい、好ましくない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技球が発射球案内流路から飛び出すときに、遊技球の飛翔方向が安定するように調整でき、遊技球の飛翔方向が乱れる不具合、ひいては、飛翔方向が乱れた状態で遊技領域へ飛入してしまうムラ飛びを十分に抑えることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路と、該発射球案内流路の外周側縁部に沿って設けられ、遊技球が接触可能なガイドレールと、を備えた遊技機において、
前記発射球案内流路の出口には、遊技球の遊技領域から発射球案内流路側への戻りを防止する戻り球防止部材を備え、
前記ガイドレールの終端部を発射球案内流路の出口よりも下流側に配置し、
前記ガイドレールのうち発射球案内流路の出口の上流と下流とを跨ぐ部分には、遊技球よりも幅狭な球位置調整開口溝を開口中心軸がガイドレールの延設方向に沿って延在する状態で設けると共に、開口幅がガイドレールの終端側へ向かうにつれて次第に狭くなる状態に設定し、
前記戻り球防止部材は、基端部を発射球案内流路の内周側に止着するとともに、該基端部から延出した自由端部を球位置調整開口溝寄りに配置し、
前記戻り球防止部材の自由端部と球位置調整開口溝とを遊技球の直径よりも狭い距離で離間させ、発射球案内流路の出口を通過する遊技球が球位置調整開口溝に嵌合した状態で戻り球防止部材の自由端部に当接可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項に記載のものは、前記ガイドレールの始端から終端までの中間部分に球位置調整開口溝の始端を形成したことを特徴とする請求項に記載の遊技機である。
請求項に記載のものは、前記発射球案内流路の外周側に円弧状の発射球案内壁部を備え、該発射球案内壁部の円弧内壁面に前記ガイドレールを添設し、
前記発射球案内壁部の側部には、発射球案内流路を被覆する誘導壁部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機である。
請求項に記載のものは、前記ガイドレールのうち、当該ガイドレールの始端から球位置調整開口溝の始端に亘る部分には、遊技球よりも幅狭な球誘導開口溝を開口中心軸がガイドレールの延設方向に沿って延在する状態で設け、球位置調整開口溝と球誘導開口溝とを連通したことを特徴とする請求項に記載の遊技機である。
請求項に記載のものは、前記戻り球防止部材のうち遊技領域に臨ませた側部には、遊技領域の中央部へ向けて延在する二条の誘導突条を備え、該誘導突条へ当接した遊技球を両誘導突条間に嵌合させ、遊技領域の中央部へ向けて誘導可能としたことを特徴とする請求項に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路と、該発射球案内流路の外周側縁部に沿って設けられ、遊技球が接触可能なガイドレールとを備えた遊技機において、発射球案内流路の出口には、遊技球の遊技領域から発射球案内流路側への戻りを防止する戻り球防止部材を備え、ガイドレールの終端部を発射球案内流路の出口よりも下流側に配置し、ガイドレールのうち発射球案内流路の出口の上流と下流とを跨ぐ部分には、遊技球よりも幅狭な球位置調整開口溝を開口中心軸がガイドレールの延設方向に沿って延在する状態で設けると共に、開口幅がガイドレールの終端側へ向かうにつれて次第に狭くなる状態に設定し、戻り球防止部材は、基端部を発射球案内流路の内周側に止着するとともに、該基端部から延出した自由端部を球位置調整開口溝寄りに配置し、戻り球防止部材の自由端部と球位置調整開口溝とを遊技球の直径よりも狭い距離で離間させ、発射球案内流路の出口を通過する遊技球が球位置調整開口溝に嵌合した状態で戻り球防止部材の自由端部に当接可能としたので、遊技球が発射球案内流路から飛び出すときに、遊技球の飛翔方向が安定するように調整することができる。したがって、遊技球の飛翔方向が乱れる不具合、ひいては、飛翔方向が乱れた状態で遊技領域へ飛入してしまうムラ飛びを十分に抑えることができる。そして、飛翔した遊技球が発射球案内流路を区画する構成要素等に衝突したり、擦り傷を付けたりすることを阻止し易くなり、遊技機の機能低下を抑制することができる。
また、球位置調整開口溝の開口幅をガイドレールの終端側へ向かうにつれて次第に狭くなる状態に設定したので、遊技球の飛翔方向が次第に安定するように調整することができ、飛翔方向の調整時に却って不安定になる虞がない。
さらに、発射球案内流路の出口には、遊技球の遊技領域から発射球案内流路側への戻りを防止する戻り球防止部材を備え、戻り球防止部材は、基端部を発射球案内流路の内周側に止着するとともに、該基端部から延出した自由端部を球位置調整開口溝寄りに配置し、戻り球防止部材の自由端部と球位置調整開口溝とを遊技球の直径よりも狭い距離で離間させ、発射球案内流路の出口を通過する遊技球が球位置調整開口溝に嵌合した状態で戻り球防止部材の自由端部に当接可能としたので、球位置調整開口溝と戻り球防止部材との間に遊技球を挟んで飛翔方向を安定させることができ、遊技球の飛翔方向の乱れを一層十分に抑え易い。
請求項に記載の発明によれば、ガイドレールの始端から終端までの中間部分に球位置調整開口溝の始端を形成したので、遊技球が発射球案内流路を飛翔している途中の段階から遊技球の飛翔方向を安定状態に調整することができ、遊技球の飛翔方向の乱れや遊技領域におけるムラ飛びをさらに抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、発射球案内流路の外周側に円弧状の発射球案内壁部を備え、該発射球案内壁部の円弧内壁面に前記ガイドレールを添設し、発射球案内壁部の側部には、発射球案内流路を被覆する誘導壁部を備えたので、発射球案内流路を飛翔している途中で、遊技球が発射球案内流路から外れてしまう不都合を阻止することができる。
請求項に記載の発明によれば、ガイドレールのうち、当該ガイドレールの始端から球位置調整開口溝の始端に亘る部分には、遊技球よりも幅狭な球誘導開口溝を開口中心軸がガイドレールの延設方向に沿って延在する状態で設け、球位置調整開口溝と球誘導開口溝とを連通したので、遊技球が発射球案内流路へ進入した直後から遊技球の飛翔方向を安定状態に調整することができ、遊技球の飛翔方向の乱れや遊技領域におけるムラ飛びを一層抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、戻り球防止部材のうち遊技領域に臨ませた側部には、遊技領域の中央部へ向けて延在する二条の誘導突条を備え、該誘導突条へ当接した遊技球を両誘導突条間に嵌合させ、遊技領域の中央部へ向けて誘導可能としたので、発射球案内流路への侵入を阻止された遊技球を遊技者が観察し易い場所へ流下させることができ、遊技者にこの遊技球の挙動を見せて楽しませることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図2は遊技盤の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、機枠(外枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、該前面枠3に遊技盤5を収納可能とし、該遊技盤5の表面には、略円形状の遊技領域7と、該遊技領域7へ遊技球を案内する円弧状の発射球案内流路8とを区画形成している。また、前面枠3の前面側には、一側(図1中、左側)が軸着された透明部材保持枠9を開閉可能に設け、該透明部材保持枠9に透視可能な透明部材10を収納している。そして、透明部材保持枠9を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠9により覆われるとともに、透明部材10が遊技領域7の前方に配置され、透明部材10を通して遊技領域7をパチンコ遊技機1の前方から視認できるように構成されている。さらに、透明部材保持枠9の下方には、一側(図1中、左側)が軸着された上皿ユニット11を開閉可能に設け、該上皿ユニット11の下方には、下皿ユニット12を上皿ユニット11とは左右方向にずれた位置に配置している。また、下皿ユニット12の左側に灰皿14を備え、下皿ユニット12の右側に発射操作ユニット(発射操作ハンドル)15を備えている。そして、上皿ユニット11と下皿ユニット12との間には、遊技状態に応じて音を発生するスピーカー16を配置している。
遊技盤5は、図2に示すように、合板やプラスチックなどからなる矩形状の遊技盤本体20を備え、該遊技盤本体20の前面に区画部材21を遊技盤本体20の各辺に沿う状態で止着して遊技領域7を区画形成し、遊技領域7にはセンターケース23、サイドランプ24、始動入賞口25、大入賞口26、アウト口27を配置している(図1参照)。
次に、区画部材21について説明する。
区画部材21は、遊技領域7の一側(図2中、左側)を区画し、遊技盤5の下方に配置された発射装置(図示せず)から発射された遊技球を遊技領域7へ案内する発射球案内ユニット31と、遊技領域7の他側の上部(図2中、右上側)を区画する上側区画部材32と、遊技領域7の他側の下部(図2中、右下側)を区画する下側区画部材33とに3分割して構成されている。
発射球案内ユニット31は、遊技領域7の遊技球進入側を区画する部材であり、図3に示すように、遊技盤5の前面側に発射球案内流路8を形成する合成樹脂製の発射球案内部材36と、該発射球案内部材36のうち発射球案内流路8の外周側縁部に設けられたガイドレール37とを備えて構成されている。発射球案内部材36は、遊技盤本体20の前面に止着される略C字状の取付ベース部40を備え、該取付ベース部40から遊技盤5の前方(透明部材10側)へ向けて発射球案内壁部41を起立するとともに、遊技盤5の前面の下端側から上端側に亘って円弧状に形成している。また、発射球案内壁部41から内側(遊技領域7側)へ離間した位置に、発射球案内壁部41と略平行な状態となる円弧状の領域区画壁部42を形成し、発射球案内壁部41の円弧内壁面に添設したガイドレール37と領域区画壁部42との間に挟まれた円弧状の空間を発射球案内流路8とし、発射球案内流路8を移動する遊技球がガイドレール37に接触して案内されるように構成されている。さらに、領域区画壁部42の上端部を発射球案内壁部41の上端部およびガイドレール37の上端部(終端部)よりも低い位置(言い換えると遊技盤5の側部寄り)に設定し、ガイドレール37の終端部を発射球案内流路8の出口8aよりも外方(下流側)に配置している。そして、発射球案内流路8の後側(すなわち遊技盤本体20側)には、取付ベース部40とともに合成樹脂で一体成形した流路底部43を備え、該流路底部43と発射球案内壁部41と領域区画壁部42とにより発射球案内流路8を前方が開放された状態で区画形成している。言い換えると、発射球案内流路8の外周側に発射球案内壁部41を備え、内周側に領域区画壁部42を備えている。さらに、発射球案内流路8の下端を開放して下方の発射装置へ連通し、発射装置から発射された遊技球を受け入れて遊技領域7へ向けて案内できるように構成されている。
ガイドレール37は、図3に示すように、発射球案内壁部41と略同じ幅の帯状金属板(例えば、ステンレス鋼板)により形成された部材である。そして、発射球案内壁部41のうち発射球案内流路8に臨ませた面、言い換えると発射球案内流路8の外周側縁部に、発射球案内流路8の長手方向に沿って円弧状に湾曲した状態で添設されている。また、ガイドレール37の上端(終端)、すなわち発射球案内流路8の出口8aから外方へ延出した延出端には、円弧の外方へ屈曲したコ字状のレール係合部46を形成し、該レール係合部46を発射球案内壁部41の上端に形成されたレール係合溝部47に係合し、この係合状態で係合カバー48を前方から止着してレール係合部46がレール係合溝部47から外れることを阻止している。
さらに、ガイドレール37の下端(始端)には弾力設定レバー50を止着し、該弾力設定レバー50のうちガイドレール37の始端の止着箇所から下方に外れた箇所(筒状部)を取付ベース部40の下端(具体的には取付ベース部40の下端のうち発射球案内壁部41の下端の近傍)に突設した回動軸部51へ回動可能な状態で軸着している。そして、弾力設定レバー50を回動することにより、発射球案内壁部41に添設された状態でガイドレール37の始端を終端側へ押し込んでガイドレール37を延設方向(長手方向)に沿って圧縮し、この押し込み具合(圧縮力)により円弧状のガイドレール37、詳しくはガイドレール37の外周面を発射球案内壁部41へ押圧してガイドレール37の変形の規制具合、言い換えるとガイドレール37の弾力を設定することができるように構成されている。なお、取付ベース部40にはレバー係止部材52を止着し、該レバー係止部材52に弾力設定レバー50を係止して、弾力設定レバー50が圧縮力に反して回動する不具合、すなわち設定した弾力を解除する方向へ回動する不具合を阻止している。
上側区画部材32は、図2に示すように、遊技盤5の正面から見て右上隅部に配置される部材であり、発射球案内ユニット31の上端に隣接した状態で止着されている。また、当該上側区画部材32のうち遊技領域7側の縁部(下縁部)を円弧状に形成するとともに、遊技盤5の側方(右側方)へ向けて下り傾斜させて、遊技領域7の上側から他側(右側)の中央部分に亘って円弧状に区画している。さらに、当該上側区画部材32のうち遊技領域7側の縁部の途中には、ゴム製の緩衝部材54を備え、発射球案内流路8から上側区画部材32の縁部に沿って飛翔してきた遊技球がこの緩衝部材54に衝突して下方の遊技領域7へ流下するように構成されている。
下側区画部材33は、図2に示すように、遊技盤5の正面から見て右下隅部に配置される部材であり、発射球案内ユニット31の下端にアウト口27を挟んで隣り合う状態であって、且つ上側区画部材32に隣接した状態で止着されている。また、当該下側区画部材33のうち遊技領域7側の縁部(上縁部)を円弧状に形成するとともに、上側区画部材32の下端(右下端)から遊技盤5の下側中央部分へ向けて下り傾斜させて、遊技領域7の他側(右側)の中央部分から下側に亘って円弧状に区画している。
そして、遊技盤5は、図4(a)に示すように、ガイドレール37のうち発射球案内流路8の出口8aの上流と下流とを跨ぐ部分に、遊技球よりも幅狭な球位置調整開口溝57を板厚方向へ貫通した状態で細長な二等辺三角形のスリット状に開設し、該球位置調整開口溝57の開口中心軸Cをガイドレール37の延設方向に沿って延在するとともに、ガイドレール37のレール幅(前後幅)の中央に配置している。また、球位置調整開口溝57の開口幅をガイドレール37の終端側へ向かうにつれて次第に狭くなる状態、言い換えると、球位置調整開口溝57の前後両側縁部57aをガイドレール37の終端側へ向かうにつれて次第に開口中心軸C(またはガイドレール37の中心軸)に近づく状態に設定している。さらに、球位置調整開口溝57の前後両側縁部57aのうち発射球案内流路8に臨ませた端部、すなわち発射球案内流路8内を飛翔する遊技球が当接可能な端部を面取りして球接触傾斜面57bを形成している(図4(b)および(c)参照)。
また、発射球案内流路8の出口8aには戻り球防止部材(戻り球防止弁)60を備えている。戻り球防止部材60は、遊技球が遊技領域7から発射球案内流路8内へ戻ることを防止する部材であり、図3および図4(a)に示すように、ばね板等の弾性を有する短冊状板材で形成されており、当該戻り球防止部材60の長さを発射球案内流路8の流路幅、言い換えると発射球案内壁部41と領域区画壁部42との離間距離よりも長く設定されている。また、長手方向の一端となる基端部(下端部)60aを発射球案内流路8の内周側、詳しくは領域区画壁部42の上端部に設けられた防止部材止着部61へ後方から差し込んで止着するとともに、他端となる自由端部(上端部)60bを球位置調整開口溝57寄り、具体的には球位置調整開口溝57の長手方向の中間部分の近傍に配置して、遊技球が当接していない常態において発射球案内流路8の出口8aを斜めに閉成する姿勢で配置している。さらに、常態においては、自由端部60bと球位置調整開口溝57とを遊技球の直径よりも狭い距離で離間している(図4(a)参照)。
なお、戻り球防止部材60は、基端部60aから自由端部60bまでの長さを発射球案内流路8の流路幅よりも長く設定するとともに、基端部60aを発射球案内流路8に沿って自由端部60bよりも発射球案内流路8の入口側(下側)に寄せた状態で設定されている。したがって、発射球案内流路8側から遊技領域7側へ向けて押圧された場合には、自由端部60bをガイドレール37から遠ざけて遊技領域7側へ撓み、発射球案内流路8と遊技領域7とを連通する。一方、遊技領域7側から発射球案内流路8側へ向けて押圧された場合には、自由端部60bがガイドレール37に引っ掛かって発射球案内流路8と遊技領域7とが連通すること、すなわち発射球案内流路8の出口8aが開放されて、遊技球が発射球案内流路8へ戻ることを阻止する。
このような構成のガイドレール37および戻り球防止部材60を備えて、発射装置から遊技球を発射すると、この遊技球は、発射球案内流路8内を上方へ飛翔する。さらに、発射球案内流路8の途中でガイドレール37の表面に接触し、遠心力でこの接触状態を維持しながらガイドレール37に沿って上方へ移動する。そして、発射球案内流路8の出口8aに近づくと、この遊技球は、球面を球位置調整開口溝57へ押圧する。すると、図4(b)に示すように、この球面が両球接触傾斜面57bに接触して球位置調整開口溝57へ十分に嵌合する。この結果、遊技球の中心が開口中心軸C上、すなわちガイドレール37の中心軸上に沿うように調整される。そして、この嵌合状態で球位置調整開口溝57、具体的には前後両側縁部57a(球接触傾斜面57b)に案内されながら飛翔すると、遊技球の飛翔方向が開口中心軸C、すなわちガイドレール37の中心軸に平行な状態となる。したがって、遊技球が発射球案内流路8から飛び出すときに、遊技球の飛翔方向が一定方向に安定するように調整することができる。これにより、遊技球の飛翔方向が乱れる不具合、ひいては、飛翔方向が乱れた状態で遊技領域7へ飛入してしまうムラ飛びを十分に抑えることができる。加えて、飛翔した遊技球が遊技領域7や発射球案内流路8を区画する構成要素(特に流路底部43)、さらには遊技領域7および発射球案内流路8を前方から被覆する透明部材10に衝突したり、擦り傷を付けたりすることを阻止し易くなり、遊技盤5や透明部材10の劣化、ひいてはパチンコ遊技機1の機能低下を抑制することができる。
また、球位置調整開口溝57の開口幅をガイドレール37の終端側へ向かうにつれて次第に狭くなる状態に設定しているので、遊技球の飛翔方向が次第に安定するように調整することができ、飛翔方向の調整時に却って不安定になる虞がない。さらに、球接触傾斜面57bに遊技球の球面を接触して遊技球の飛翔方向を安定させるので、遊技球が球位置調整開口溝57の側縁部57aに当接(摺動)したとしても、遊技球の球面を傷付け難い。したがって、球面上の傷に影響されて遊技球の飛翔方向や転動方向が乱れる不都合を抑えることができる。
そして、球面を球位置調整開口溝57へ嵌合した状態で遊技球がさらに上方へ飛翔すると、この遊技球は、戻り球防止部材60を飛翔勢により押圧して遊技領域7側へ撓ませ、戻り球防止部材60の自由端部60bをガイドレール37から遠ざける。この結果、発射球案内流路8の出口8aが開放されて遊技領域7と発射球案内流路8とが連通し、この連通状態で遊技球がガイドレール37に沿ってさらに上昇して発射球案内流路8の出口8aを通過する。このとき、図4(c)に示すように、遊技球のうち戻り球防止部材60側の球面と、戻り球防止部材60の自由端部60bのうち発射球案内流路8の出口8aに臨ませた面とが接触点Pで当接し、2つの球接触傾斜面57bおよび戻り球防止部材60の自由端部60bで遊技球を3点支持する。そして、戻り球防止部材60の撓みを戻す復元力により遊技球がガイドレール37(球位置調整開口溝57)へさらに押圧される。したがって、球位置調整開口溝57と戻り球防止部材60との間に遊技球を挟んで飛翔方向を安定させることができ、遊技球の飛翔方向の乱れを一層十分に抑え易い。また、遊技球が不安定な2点支持となる不都合(詳しくは、球位置調整開口溝57を開設していない従来のガイドレール37と戻り球防止部材60との間において遊技球が2点支持される不都合)を避けることができて好適である。
なお、図5に示すように、発射球案内壁部41の前側部のうち発射球案内流路8の出口8aの近傍に、発射球案内流路8を前方から被覆する円弧状の誘導壁部63を備えてもよい。すなわち、発射球案内流路8の出口8aよりも下方の部分においては、ガイドレール37および領域区画壁部42で左右両側を区画するとともに、流路底部43および誘導壁部63で前後両側を区画してもよい。このように構成された発射球案内流路8に遊技球を飛翔させれば、発射球案内流路8を飛翔している途中(言い換えると発射球案内流路8の出口8aに到達するまでの途中)で、遊技球が発射球案内流路8から遊技盤5の前方へ外れてしまう不都合を阻止することができる。また、発射球案内流路8と透明部材10との間に誘導壁部63を配置することができ、発射球案内流路8から外れた遊技球が透明部材10に衝突して透明部材10が損傷する不都合をなくすことができる。
ところで、上記実施形態では、ガイドレール37のうち発射球案内流路8の出口8aの近傍に位置する部分にのみ遊技球の飛翔方向を調整可能な構成要素(球位置調整開口溝57)を備えたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示す第2実施形態では、ガイドレール37の始端から終端までの中間部分に球位置調整開口溝57の始端を形成して、球位置調整開口溝57を発射球案内流路8の上下方向の中間部分から出口8aに亘って備えている。このような構成の球位置調整開口溝57をガイドレール37に設け、発射装置から遊技球を発射すれば、遊技球が発射球案内流路8を飛翔している途中の段階から遊技球の飛翔方向を安定状態に調整することができ、遊技球の飛翔方向の乱れや遊技領域7におけるムラ飛びをさらに抑制することができる。
また、図7に示す第3実施形態では、ガイドレール37のうち、当該ガイドレール37の始端から球位置調整開口溝57の始端に亘る部分には、遊技球よりも幅狭な球誘導開口溝65を開口中心軸がガイドレール37の延設方向に沿って延在する状態で設けている。さらに、球誘導開口溝65の開口幅を球位置調整開口溝57の始端側の開口幅と同じ寸法に設定し、球位置調整開口溝57と球誘導開口溝65とを連通して一つの縦長な開口溝を形成している。このような構成の球位置調整開口溝57および球誘導開口溝65をガイドレール37に設け、発射装置から遊技球を発射すれば、遊技球が発射球案内流路8へ進入した直後から遊技球の飛翔方向を安定状態に調整することができ、遊技球の飛翔方向の乱れや遊技領域7におけるムラ飛びを一層抑制することができる。
ところで、上記実施形態では、ガイドレール37にのみ遊技球を誘導する構成要素を備えたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示す第4実施形態においては、基本的な構成は第1実施形態と同じであるが、戻り球防止部材に遊技球を誘導する機能を備えた点で異なる。具体的に説明すると、第4実施形態における戻り球防止部材70は、縦長な短冊状の合成樹脂板で構成されており、基端部(下端部)70aを領域区画壁部42の終端(上端)に軸着し、この軸着部70aを中心に左右方向へ揺動できるように構成されている。また、軸着部70aには付勢部材(図示せず)を備え、発射球案内流路8を通ってきた遊技球により押圧されていない状態、すなわち常態においては、付勢部材の付勢力により軸着部70aが回動して、戻り球防止部材70の自由端部(上端部)70bと球位置調整開口溝57とを遊技球の直径よりも狭い距離で離間し、この状態で戻り球防止部材60が発射球案内流路8の出口8aを斜めに閉成するように構成されている(図4(a)参照)。
さらに、戻り球防止部材70のうち遊技領域7に臨ませた側部には、遊技領域7の中央部、言い換えると戻り球防止部材70の基端部(軸着部)70aへ向けて縦長に延在する2条の誘導突条72を遊技領域7側へ突出した状態で備え、両誘導突条72の間隔および突出寸法を、遊技球の球面が同時に両誘導突条72へ当接可能となる寸法に設定している。このような構成の誘導突条72を備え、センターケース23や緩衝部材54等に強く衝突して跳ね返った遊技球が発射球案内流路8の出口8aへ向かった場合には、この遊技球は、戻り球防止部材60により遊技領域7から発射球案内流路8側へ戻ることを阻止される。さらに、誘導突条72へ当接して両誘導突条72の間に嵌合し、この嵌合状態で誘導突条72に沿って流下し、遊技領域7の中央部へ向けて誘導される。したがって、発射球案内流路8への侵入を阻止された遊技球を遊技者が観察し易い場所へ流下させることができ、遊技者にこの遊技球の挙動を見せて楽しませることができる。
ところで、上記各実施形態では、球位置調整開口溝57を細長な二等辺三角形のスリット状に設定したが、本発明はこれに限定されない。要は、ガイドレール37のうち少なくとも発射球案内流路8の出口8aの上流と下流とを跨ぐ部分に、遊技球よりも幅狭な球位置調整開口溝57を開口中心軸がガイドレール37の延設方向に沿って延在する状態で設けていれば、球位置調整開口溝57の形状はどのように設定してもよい。例えば、細長い矩形スリット状であってもよいし、あるいは球位置調整開口溝57の側縁部57aを曲線状に設定してもよい。
そして、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路と、該発射球案内流路の外周側縁部に設けられ、遊技球が接触可能なガイドレールとを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の正面図である。 遊技盤の斜視図である。 発射球案内ユニットの分解斜視図である。 (a)は球位置調整開口溝の説明図、(b)は遊技球が球位置調整開口溝の始端側に嵌合した状態の断面図、(b)は遊技球が球位置調整開口溝に嵌合するとともに戻り球防止部材に当接した状態の断面図である。 誘導壁部を備えた発射球案内ユニットの部分拡大図である。 第2実施形態における発射球案内ユニットの部分拡大図である。 第3実施形態におけるガイドレールの斜視図である。 第4実施形態における戻り球防止部材の説明図であり、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
5 遊技盤
7 遊技領域
8 発射球案内流路
8a 出口
9 透明部材保持枠
10 透明部材
21 区画部材
31 発射球案内ユニット
32 上側区画部材
33 下側区画部材
36 発射球案内部材
37 ガイドレール
40 取付ベース部
41 発射球案内壁部
42 領域区画壁部
43 流路底部
50 弾力設定レバー
52 レバー係止部材
54 緩衝部材
57 球位置調整開口溝
60 戻り球防止部材
63 誘導壁部
65 球誘導開口溝
70 戻り球防止部材
72 誘導突条

Claims (5)

  1. 遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路と、該発射球案内流路の外周側縁部に沿って設けられ、遊技球が接触可能なガイドレールと、を備えた遊技機において、
    前記発射球案内流路の出口には、遊技球の遊技領域から発射球案内流路側への戻りを防止する戻り球防止部材を備え、
    前記ガイドレールの終端部を発射球案内流路の出口よりも下流側に配置し、
    前記ガイドレールのうち発射球案内流路の出口の上流と下流とを跨ぐ部分には、遊技球よりも幅狭な球位置調整開口溝を開口中心軸がガイドレールの延設方向に沿って延在する状態で設けると共に、開口幅がガイドレールの終端側へ向かうにつれて次第に狭くなる状態に設定し、
    前記戻り球防止部材は、基端部を発射球案内流路の内周側に止着するとともに、該基端部から延出した自由端部を球位置調整開口溝寄りに配置し、
    前記戻り球防止部材の自由端部と球位置調整開口溝とを遊技球の直径よりも狭い距離で離間させ、発射球案内流路の出口を通過する遊技球が球位置調整開口溝に嵌合した状態で戻り球防止部材の自由端部に当接可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記ガイドレールの始端から終端までの中間部分に球位置調整開口溝の始端を形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記発射球案内流路の外周側に円弧状の発射球案内壁部を備え、該発射球案内壁部の円弧内壁面に前記ガイドレールを添設し、
    前記発射球案内壁部の側部には、発射球案内流路を被覆する誘導壁部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記ガイドレールのうち、当該ガイドレールの始端から球位置調整開口溝の始端に亘る部分には、遊技球よりも幅狭な球誘導開口溝を開口中心軸がガイドレールの延設方向に沿って延在する状態で設け、球位置調整開口溝と球誘導開口溝とを連通したことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記戻り球防止部材のうち遊技領域に臨ませた側部には、遊技領域の中央部へ向けて延在する二条の誘導突条を備え、該誘導突条へ当接した遊技球を両誘導突条間に嵌合させ、遊技領域の中央部へ向けて誘導可能としたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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