JP4874769B2 - 表面保護テープ及びこの表面保護テープを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

表面保護テープ及びこの表面保護テープを用いた半導体装置の製造方法 Download PDF

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この発明は、DBG(Dicing Before Grinding)技術におけるウェーハの裏面研削工程で使用される表面保護テープ、及びこの表面保護テープを用いた半導体装置の製造方法に関する。
近年、カード状の薄いパッケージに実装するため、あるいは複数の半導体チップを積層して実装面積を削減するために、半導体チップの薄厚化が望まれている。しかし、素子形成の終了したウェーハの裏面を研削して薄厚化し、ダイシングして個々の半導体チップに分割すると、ウェーハが割れたり裏面チッピングが発生したりする。また、薄いウェーハはハンドリングが難しく、製造装置間の搬送時にも破損する恐れがある。
このようなウェーハの割れや裏面チッピングを極力減らすために、DBG技術(先ダイシング法)が採用されている。DBGでは、ウェーハの主表面(素子形成面側)から所定の深さに切り込み(溝)を入れた後、ウェーハの裏面を研削及び研磨することにより個片化と薄厚化を同時に行う(例えば特許文献1参照)。
ところで、上記裏面研削工程では、ウェーハの主表面にBSGテープ(表面保護テープ)を貼り付けて保護した状態でウェーハの裏面を研削及び研磨して除去する。このDBGの研削工程で使用されるBSGテープには、通常、ノンメタリックテープが使用されている。しかしながら、ノンメタリックテープは、その材料特性からテープが縮み、裏面研削後の工程でチップが互いに干渉してチッピング(カケ)を起こす問題がある。
特開昭61−112345号公報
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、テープの縮みを抑制して、裏面研削工程の後においてチップの干渉によるチッピングを抑制できる表面保護テープを提供することにある。
また、裏面研削工程の後においてチップの干渉によるチッピングを抑制できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
この発明の一態様によると、基材となるノンメタリックテープと、前記ノンメタリックテープの一方の面に形成された接着剤層と、前記ノンメタリックテープの一方または他方の面に形成され、前記ノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層とを具備する表面保護テープが提供される。
この発明の他の一態様によると、第1のノンメタリックテープと、前記第1のノンメタリックテープの一方の面に接着され、前記第1のノンメタリックテープと共に基材となる第2のノンメタリックテープと、前記第1のノンメタリックテープと前記第2のノンメタリックテープとの間に介在され、前記第1,第2のノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層と、前記第1または第2のノンメタリックテープの一方の面に形成された接着剤層とを具備する表面保護テープが提供される。
この発明の更に他の一態様によると、半導体ウェーハ中に半導体素子を形成する工程と、前記半導体ウェーハをダイシングラインに沿ってハーフカット・ダイシングして素子形成面に溝を形成する工程と、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に表面保護テープを貼り付ける工程と、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面の裏面を、少なくとも前記溝に達する深さまで除去する工程とを具備し、前記表面保護テープは、基材となるノンメタリックテープと、前記ノンメタリックテープの一方の面に形成され、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に貼り付けられる接着剤層と、前記ノンメタリックテープの一方または他方の面に形成され、前記ノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層とを備える半導体装置の製造方法が提供される。
この発明の別の一態様によると、半導体ウェーハ中に半導体素子を形成する工程と、前記半導体ウェーハをダイシングラインに沿ってハーフカット・ダイシングして素子形成面に溝を形成する工程と、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に表面保護テープを貼り付ける工程と、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面の裏面を、少なくとも前記溝に達する深さまで除去する工程とを具備し、前記表面保護テープは、第1のノンメタリックテープと、前記第1のノンメタリックテープの一方の面に形成され、前記第1のノンメタリックテープと共に基材となる第2のノンメタリックテープと、前記第1のノンメタリックテープと前記第2のノンメタリックテープとの間に介在され、前記第1,第2のノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層と、前記第1または第2のノンメタリックテープの一方の面に形成され、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に貼り付けられる接着剤層とを備える半導体装置の製造方法が提供される。
この発明によれば、テープの縮みを抑制して、裏面研削工程の後においてチップの干渉によるチッピングを抑制できる表面保護テープが得られる。
また、裏面研削工程の後においてチップの干渉によるチッピングを抑制できる半導体装置の製造方法が得られる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1及び図2はそれぞれ、この発明の第1の実施形態に係る表面保護テープ(BSGテープ)について説明するための平面図及び断面図である。この第1の実施形態のBSGテープは、基材となるノンメタリックテープ、例えばポリオレフィン(polyolefin)テープ11の一方の面に接着剤層12を形成し、このポリオレフィンテープ11と上記接着剤層12との間に、上記ポリオレフィンテープ11の収縮を抑制する収縮防止メタル層13を介在させた構成になっている。
そして、半導体ウェーハ中に半導体素子を形成し、この半導体ウェーハをダイシングラインに沿ってハーフカット・ダイシングして素子形成面に溝を形成した後、半導体素子の形成面に表面保護テープの接着剤層12を貼り付ける。引き続き、半導体素子の形成面の裏面を、少なくとも上記溝に達する深さまで研削して個片化と薄厚化を行い、半導体チップを形成する。
上記収縮防止メタル層13は、ポリオレフィンテープ11を貼る方向(図示矢印A)と平行な方向に沿って延設された金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13の幅は0.5μm程度からウェーハサイズに相当する任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13の厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。
なお、上記収縮防止メタル層13は、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
上記のような構成の表面保護テープによれば、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13により、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
(変形例1)
図3は、上記図1及び図2に示した表面保護テープの変形例を示す平面図である。この表面保護テープは、プリカットテープに適用したものであり、ウェーハと同じ外形並びにサイズにカットして用いられる。収縮防止メタル層13はウェーハ10の中心を横切るように延設された金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。収縮防止メタル層13の幅は0.5μm程度からウェーハサイズに相当する任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13の厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。
また、上記収縮防止メタル層13は、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
このような構成であっても、裏面研削工程の後において、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを上記収縮防止メタル層13により抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
[第2の実施形態]
図4は、この発明の第2の実施形態に係る表面保護テープの平面図である。この第2の実施形態のBSGテープは、基材となるノンメタリックテープ、例えばポリオレフィンテープ11の一方の面に接着剤層12を形成し、このポリオレフィンテープ11と上記接着剤層12との間に、上記ポリオレフィンテープ11の収縮を抑制する収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3を介在させた構成になっている。
上記表面保護テープは、収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3がポリオレフィンテープ11を貼る方向Aと平行な方向に沿って延設された複数本の金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。上記収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3間の距離は、ポリオレフィンテープ11の収縮の影響を受けない距離に設定されている。図4では3本の収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3を設けているが、2本でも良く、4本以上でも構わない。
上記金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3の幅は0.5μm程度以上から任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13の厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。
また、上記収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3は、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
上記のような構成の表面保護テープによれば、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3により、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
(変形例2)
図5は、上記図4に示した表面保護テープの変形例を示す平面図である。この表面保護テープは、プリカットテープに適用したものであり、ウェーハと同じ外形並びにサイズにカットして用いられる。収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3はウェーハ10を横切るように延設された複数本の金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。上記収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3間の距離は、ポリオレフィンテープ11の収縮の影響を受けない距離に設定されている。図5では3本の収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3を設けているが、2本でも良く、4本以上でも構わない。
この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができる。また、単一元素の金属ではなく、種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3の幅は0.5μm程度以上から任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3の厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3は、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
このような構成であっても、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3により、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
[第3の実施形態]
図6は、この発明の第3の実施形態に係る表面保護テープの平面図である。この第3の実施形態のBSGテープは、基材となるノンメタリックテープ、例えばポリオレフィンテープ11の一方の面に接着剤層12を形成し、このポリオレフィンテープ11と上記接着剤層12との間に、上記ポリオレフィンテープ11の収縮を抑制する収縮防止メタル層13Aを介在させた構成になっている。
上記収縮防止メタル層13Aは、格子状の金属系物質の板、膜及び箔などで形成される。上記収縮防止メタル層13Aにおける格子間の距離は、ポリオレフィンテープ11の収縮の影響を受けない距離に設定されている。
この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13Aの格子の幅は0.5μm程度から任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13Aの厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13Aは、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
上記のような構成の表面保護テープによれば、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13Aにより、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
(変形例3)
図7は、上記図6に示した表面保護テープの変形例を示す平面図である。この表面保護テープは、プリカットテープに適用したものであり、ウェーハと同じ外形並びにサイズにカットして用いられる。収縮防止メタル層13Aは、ウェーハ10に対応する格子状の金属系物質の板、膜及び箔などで形成される。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。収縮防止メタル層13Aの幅は0.5μm程度からウェーハサイズに相当する任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13Aの厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13Aは、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
このような構成であっても、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13Aにより、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
[第4の実施形態]
図8は、この発明の第4の実施形態に係る表面保護テープの平面図である。この第4の実施形態のBSGテープは、基材となるノンメタリックテープ、例えばポリオレフィンテープ11の一方の面に接着剤層12を形成し、このポリオレフィンテープ11と上記接着剤層12との間に、上記ポリオレフィンテープ11の収縮を抑制する収縮防止メタル層13Bを介在させた構成になっている。
上記収縮防止メタル層13Bは、ウェーハの外周に沿った環状の金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。
この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13Bの幅は0.5μm程度以上の任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13Bの厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13Bは、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
上記のような構成の表面保護テープによれば、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13Bにより、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
(変形例4)
図9は、上記図8に示した表面保護テープの変形例を示す平面図である。この表面保護テープは、プリカットテープに適用したものであり、ウェーハと同じ外形並びにサイズにカットして用いられる。収縮防止メタル層13Bはウェーハの外周に沿った環状の金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13Bの幅は0.5μm程度以上の任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13Bの厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13Bは、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
このような構成であっても、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13Bにより、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
[第5の実施形態]
図10は、この発明の第5の実施形態に係る表面保護テープの平面図である。この第5の実施形態のBSGテープは、基材となるノンメタリックテープ、例えばポリオレフィンテープ11の一方の面に接着剤層12を形成し、このポリオレフィンテープ11と上記接着剤層12との間に、上記ポリオレフィンテープ11の収縮を抑制する収縮防止メタル層13Cを介在させた構成になっている。
上記収縮防止メタル層13Cは、ウェーハの外周に沿った円形の金属系物質の板、膜及び箔などで形成される。
この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13の厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13Cは、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
上記のような構成の表面保護テープによれば、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13Cにより、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
(変形例5)
図11は、上記図10に示した表面保護テープの変形例を示す平面図である。この表面保護テープは、プリカットテープに適用したものであり、ウェーハと同じ外形並びにサイズにカットして用いられる。収縮防止メタル層13Cはウェーハの外周に沿った円形の金属系物質の板、膜及び箔などで形成される。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13Cの厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13Cは、テープ11における接着剤層12の裏面に接着することも可能である。
このような構成であっても、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13により、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。
[第6の実施形態]
図12は、この発明の第6の実施形態に係る表面保護テープの平面図である。この第6の実施形態のBSGテープは、基材となるノンメタリックテープ、例えばポリオレフィンテープ11の一方の面に接着剤層12を形成し、このポリオレフィンテープ11と上記接着剤層12との間に、上記ポリオレフィンテープ11の収縮を抑制する収縮防止メタル層13−1D,13−2Dを介在させた構成になっている。
上記収縮防止メタル層13−1D,13−2Dは、ポリオレフィンテープ11を貼る方向Aと平行な方向に沿って延設された金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。また、収縮防止メタル層13−2Dには、破線で示すウェーハ10のノッチ14に対応する位置に切り欠き部(マーク)15が形成されている。この切り欠き部15は、裏面研削後の工程、特にマウント工程でウェーハの方向が重要になるため、ウェーハのノッチ14に代えて検出することによりXYステージへ搭載する際の位置決めを容易化するものである。
この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13−1D,13−2Dの幅は0.5μm程度以上から任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13−1,13−2,13−3の厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13−1D,13−2Dは、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着する方法でも可能である。
上記のような構成の表面保護テープによれば、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13−1D,13−2Dにより、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。また、ウェーハ10のノッチ14に代えて収縮防止メタル層の切り欠き部15を検出することによりXYステージへ搭載する際の位置決めを容易化できる。
(変形例6)
図13は、上記図12に示した表面保護テープの変形例を示す平面図である。この表面保護テープは、プリカットテープに適用したものであり、ウェーハ10と同じ外形並びにサイズにカットして用いられる。収縮防止メタル層13−1D,13−2Dはウェーハを横切るように延設された金属系物質の板、膜、箔及び線などで形成される。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この収縮防止メタル層13−1D,13−2Dの幅は0.5μm程度以上から任意の値を選択でき、収縮防止メタル層13−1D,13−2Dの厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択できる。また、上記収縮防止メタル層13−1D,13−2Dは、テープ11の厚さのばらつきに大きく関与しない程度の厚さであれば、テープ11における接着剤層12の裏面に接着する方法でも可能である。
このような構成であっても、裏面研削工程の後において収縮防止メタル層13により、基材であるポリオレフィンテープ11の縮みを抑制して、チップの干渉によるチッピングを抑制できる。また、ウェーハのノッチ14に代えて収縮防止メタル層の切り欠き部15を検出することによりXYステージへ搭載する際の位置決めを容易化できる。
なお、本第6の実施形態と変形例6において、ウェーハ10のノッチ14と収縮防止メタル層13−2Dの切り欠き部15とが同じ位置に(重なって)配置されている例を示したが、必ずしも重なるように切り欠き部15を形成する必要はなく、対応関係が認識できれば良い。
また、一方の収縮防止メタル層13−2Dのみに切り欠き部15を設けたが、収縮防止メタル層13−1Dにも切り欠き部を設けて左右対称に配置しても良い。
更に、図14及び図15に示すように、ウェーハ10のノッチ14に対応する位置に金属系物質の板、膜、箔及び線などでマーク16を形成し、ウェーハ10のノッチ14に代えて検出すれば、XYステージへ搭載する際の位置決めを容易化することができる。この場合にも、ノッチ14とマーク16とを同じ位置に配置する必要はないのはもちろんである。
ウェーハ10のノッチ14と切り欠き部15、ノッチ14とマーク16、ノッチ14と金属系物質の板、膜、箔及び線などの位置関係を決めておけば、第1乃至第5の実施形態においても適用可能である。
更にまた、上記収縮防止メタル層は上述した第1乃至第6の実施形態の形状に限らず、正方形、長方形、三角形、四角形、五角形などの多角形、楕円などでも適用できる。
(表面保護テープの製造方法)
図16乃至図18はそれぞれ、上記図1及び図2に示した表面保護テープの製造方法について説明するための断面図である。まず、図16に示すように、基材となるポリオレフィンテープ11の一方の表面に、金属系物質からなる収縮防止メタル層13を圧着または接着する。
次に、図17に示すように、上記ポリオレフィンテープ11の収縮防止メタル層13を形成した表面に、接着剤を塗布して接着剤層12を形成する。
このようにして、ポリオレフィンテープ11と接着剤層12との間に、収縮防止メタル層13が挟み込まれた、図18に示すような表面保護テープを製造する。
なお、上記ポリオレフィンテープ11の一方の表面に収縮防止メタル層13を形成する工程は、図19に示すようにポリオレフィンテープ11の一方の表面に金属系物質を印刷して収縮防止メタル層13を形成しても良い。
また、第1の実施形態に係る表面保護テープの製造方法を例にとって説明したが、基本的には第2乃至第6の実施形態に係る表面保護テープも同様にして形成できる。
(表面保護テープの製造方法の第1の変形例)
図20乃至図23はそれぞれ、上記図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法について説明するための断面図である。まず、図20に示すように、基材となるポリオレフィンテープ11の一方の表面に、金属系物質を圧着または接着する。この金属系物質としてはアルミニウムや銅などの金属を用いることができるが、単一元素の金属ではなく種々の合金を用いることもできる。この金属系物質は、板、膜及び箔などであり、厚さは0.5μm程度から接着剤層12に相当する値を選択する。
次に、図21に示すように、上記金属系物質を選択的にエッチングして収縮防止メタル層13を形成する。
その後、図22に示すように、上記ポリオレフィンテープ11の収縮防止メタル層13を形成した表面に、接着剤を塗布して接着剤層12を形成する。
このようにして、ポリオレフィンテープ11と接着剤層12との間に、収縮防止メタル層13が挟み込まれた、図23に示すような表面保護テープを製造する。
このような製造方法であっても、上述した製造方法と同様な表面保護テープを製造できる。
なお、ここでは第1の実施形態に係る表面保護テープの製造方法を例にとって説明したが、基本的には第2乃至第6の実施形態に係る表面保護テープも同様にして形成できる。
(表面保護テープの製造方法の第2の変形例)
図24乃至図27はそれぞれ、表面保護テープの更に他の製造方法について説明するための断面図である。まず、図24に示すように、基材となる第1,第2のポリオレフィンテープ11−1,11−2の間に、金属系物質からなる収縮防止メタル層13を挟んで、図25に示すように圧着または接着する。
次に、図26に示すように、上記収縮防止メタル層13を挟み込んだ第1,第2のポリオレフィンテープ11−1,11−2の一方の表面に、接着剤を塗布して接着剤層12を形成する。
このようにして、収縮防止メタル層13を挟み込んだ第1,第2のポリオレフィンテープ11−1,11−2の一方の表面に接着剤層12を形成した、図27に示すような表面保護テープを製造する。
このような製造方法では、基材となる第1,第2のポリオレフィンテープ11−1,11−2に収縮防止メタル層13を挟み込んだ表面保護テープを製造できる。
なお、上述した製造方法では、基材であるポリオレフィンテープが1層の場合と2層の場合を例にとって説明したが、図28に示すように3層でも良く、必要に応じて4層以上積層して用いることもできる。
また、上記のような製造方法で形成した表面保護テープは、第1乃至第6の実施形態のいずれにも適用できる。
[第7の実施形態]
次に、上記表面保護テープを用いた半導体装置の製造方法について、図29の工程図により説明する。
まず、周知の製造工程により、半導体ウェーハの主表面に種々の半導体素子を形成する(STEP1)。
次に、上記素子形成が終了した半導体ウェーハの主表面(素子形成面側)をダイシングし、ダイシングラインやチップ分割ラインに沿って、上記ウェーハの主表面側から裏面に達しない深さの溝、いわゆるハーフカット溝を形成する(STEP2)。このハーフカット溝の形成には、例えばダイヤモンドスクライバー、ダイヤモンドブレード及びレーザースクライバー等を用いる。切り込みの深さは、チップの最終仕上げ厚さよりも、およそ10〜30μm(少なくとも5μm)だけ深くする。どれだけ多めにするかは、ダイサーとグラインダーの精度により決まる。
その後、上記ハーフカット・ダイシング済みの半導体ウェーハの素子形成面に上述したBSGテープ(表面保護テープ)を貼り付けてウェーハリングに装着する(STEP3)。この表面保護テープによって、ウェーハの裏面を削り取り、薄くする過程で半導体素子にダメージが入るのを防止できる。
次に、上記ウェーハの裏面研削(STEP4)を行う。裏面研削工程では、砥石のついたホイールを4000〜7000rpmの高速で回転させながらウェーハの裏面を所定の厚さに削って行く。上記砥石は、人工ダイヤモンドをフェノール樹脂で固めて成形したものである。この裏面研削工程は、2軸で行うことが多い。また、予め1軸で320〜600番の砥石で荒削りした後、2軸で1500〜2000番の砥石で仕上げる方法もある。更には、3軸で研削する方法でも良い。そして、研削が溝に達すると、半導体ウェーハは個々の半導体チップに個片化される。半導体ウェーハが個片化されてからも裏面研削を続けて所定の厚さにすることにより、半導体チップの側面と裏面とが交わる位置に形成されたチッピングを除去することができる。
引き続き、ウェットエッチング、プラズマエッチング、ポリッシング、バフ研磨、あるいはCMP(Chemical Mechanical Polishing)等により半導体チップの裏面に鏡面加工を施す。これによって、裏面研削の条痕を除去できるので、より抗折強度を高めることができる。
上記裏面研削工程によって半導体ウェーハを個片化した後、半導体チップのピックアップ工程(STEP5)、リードフレームやTABテープへのマウント工程(STEP6)、パッケージへの封止工程(STEP7)等の実装工程を経て半導体装置が完成される。
上記第1乃至第4の実施形態と第6の実施形態の表面保護テープでは、接着剤層12にUV硬化型を用いれば、上記ピックアップ工程の前にUV照射を行うことによって接着力を低下させ、半導体チップを表面保護テープから容易に隔離できる。
このような半導体装置の製造方法によれば、裏面研削工程の後においてチップの干渉によるチッピングを抑制できる。
なお、上述した種々の実施形態では、DBG技術を用いることを前提に説明したが、裏面研削を行ってからダイシングする製造方法のBSGテープとして用いても良い。この場合には、テープの収縮に起因するウェーハの反りを抑制できる。また、ノッチの検出が容易に行えるようになるため工程時間の短縮も図れる。
以上第1乃至第7の実施形態と種々の変形例を用いてこの発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の第1の実施形態に係る表面保護テープについて説明するための平面図。 この発明の第1の実施形態に係る表面保護テープについて説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの変形例を示す平面図。 この発明の第2の実施形態に係る表面保護テープの平面図。 図4に示した表面保護テープの変形例を示す平面図。 この発明の第3の実施形態に係る表面保護テープの平面図。 図6に示した表面保護テープの変形例を示す平面図。 この発明の第4の実施形態に係る表面保護テープの平面図。 図8に示した表面保護テープの変形例を示す平面図。 この発明の第5の実施形態に係る表面保護テープの平面図。 図10に示した表面保護テープの変形例を示す平面図。 この発明の第6の実施形態に係る表面保護テープの平面図。 図10に示した表面保護テープの変形例を示す平面図。 図10に示した表面保護テープの他の変形例を示す平面図。 図10に示した表面保護テープの更に他の変形例を示す平面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの製造方法について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの製造方法について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの製造方法について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの製造方法の他の例について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第1の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第1の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第1の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第1の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第2の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第2の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第2の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの他の製造方法(第2の変形例)について説明するための断面図。 図1及び図2に示した表面保護テープの製造方法の更に他の例について説明するための断面図。 この発明の第6の実施形態に係る表面保護テープを用いた半導体装置の製造方法について説明するための工程図。
符号の説明
10…ウェーハ、11…ポリオレフィンテープ、12…接着剤層、13,13−1,13−2,13−3,13A,13B,13C,13−1D,13−2D…収縮防止メタル層、14…ノッチ、15…切り欠き部(マーク)、16…マーク。

Claims (4)

  1. 基材となるノンメタリックテープと、
    前記ノンメタリックテープの一方の面に形成された接着剤層と、
    前記ノンメタリックテープと前記接着剤層との間に介在させた構成で部分的に形成され、前記ノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層と
    を具備した半導体ウェーハに貼り付けられて用いられる表面保護テープであって、
    半導体ウェーハにおける半導体素子の形成面に前記接着剤層を介して前記ノンメタリックテープを貼り付けたときに、前記収縮防止メタル層と前記半導体ウェーハとが重なるように前記収縮防止メタル層を設ける
    ことを特徴とする表面保護テープ。
  2. 第1のノンメタリックテープと、
    前記第1のノンメタリックテープの一方の面に接着され、前記第1のノンメタリックテープと共に基材となる第2のノンメタリックテープと、
    前記第1のノンメタリックテープと前記第2のノンメタリックテープとの間に部分的に介在され、前記第1,第2のノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層と、
    前記第1または第2のノンメタリックテープの一方の面に形成された接着剤層と
    を具備した半導体ウェーハに貼り付けられて用いられる表面保護テープであって、
    半導体ウェーハにおける半導体素子の形成面に前記接着剤層を介して前記第1または第2のノンメタリックテープを貼り付けたときに、前記収縮防止メタル層と前記半導体ウェーハとが重なるように前記収縮防止メタル層を設ける
    ことを特徴とする表面保護テープ。
  3. 半導体ウェーハ中に半導体素子を形成する工程と、
    前記半導体ウェーハをダイシングラインに沿ってハーフカット・ダイシングして素子形成面に溝を形成する工程と、
    前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に表面保護テープを貼り付ける工程と、
    前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面の裏面を、少なくとも前記溝に達する深さまで除去する工程とを具備し、
    前記表面保護テープは、
    基材となるノンメタリックテープと、
    前記ノンメタリックテープの一方の面に形成され、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に貼り付けられる接着剤層と、
    前記ノンメタリックテープと前記接着剤層との間に介在させた構成で部分的に形成され、前記ノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層とを備え、
    前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に前記接着剤層を介して前記ノンメタリックテープを貼り付けたときに、前記収縮防止メタル層と前記半導体ウェーハとが重なるように前記収縮防止メタル層を設ける
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 半導体ウェーハ中に半導体素子を形成する工程と、
    前記半導体ウェーハをダイシングラインに沿ってハーフカット・ダイシングして素子形成面に溝を形成する工程と、
    前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に表面保護テープを貼り付ける工程と、
    前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面の裏面を、少なくとも前記溝に達する深さまで除去する工程とを具備し、
    前記表面保護テープは、
    第1のノンメタリックテープと、
    前記第1のノンメタリックテープの一方の面に形成され、前記第1のノンメタリックテープと共に基材となる第2のノンメタリックテープと、
    前記第1のノンメタリックテープと前記第2のノンメタリックテープとの間に部分的に介在され、前記第1,第2のノンメタリックテープの収縮を抑制する収縮防止メタル層と、
    前記第1または第2のノンメタリックテープの一方の面に形成され、前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に貼り付けられる接着剤層とを備え、
    前記半導体ウェーハにおける前記半導体素子の形成面に前記接着剤層を介して前記第1または第2のノンメタリックテープを貼り付けたときに、前記収縮防止メタル層と前記半導体ウェーハとが重なるように前記収縮防止メタル層を設ける
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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