JP4873980B2 - 気密パッケージ - Google Patents
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Description
以下、図4を用いて、従来の電子デバイスを封止収容する気密パッケージの構造を説明する。
図4において、13は半導体素子、15は半導体素子13を搭載するベース部、16は半導体素子13を収容する空間を形成するための側壁、17は半導体素子13と電気的に接続された外部端子、19は側壁16上面に固着されるキャップ、20は側壁16とキャップ19を封着する融着剤である。
また、本発明の気密パッケージは、1または複数の電子デバイスを気密封止して収容する気密パッケージであって、前記電子デバイスを搭載領域に搭載するデバイス基板と、前記電子デバイスが備える端子と電気的に接続され前記デバイス基板に形成されるデバイス電極と、前記デバイス電極と対応する貫通孔を備える蓋基板と、前記デバイス基板上に前記搭載領域および前記デバイス電極表面を露出して形成され膜厚が前記電子デバイス厚以上と成り、前記デバイス基板の前記搭載領域および前記蓋基板とで前記全ての電子デバイスを収容可能なキャビティを形成して前記電子デバイスを封止収容する酸化膜と、前記デバイス基板と前記蓋基板を接合したときに前記デバイス電極に接続するように前記貫通孔に形成される基板電極と、前記基板電極に接して形成される実装電極とを有し、前記デバイス基板と前記蓋基板が接合され、前記デバイス基板がLiTaO 3 であり、前記蓋基板が水晶であることを特徴とする。
(実施の形態1)
以下、図1を用いて、実施の形態1における気密パッケージの製造方法を説明しながら、その構成を説明する。
まず、LiTaO3等で形成され、一方の基板と成るデバイス基板1を形成する。デバイス基板1には、電子デバイスとして1または複数の半導体素子13を搭載する搭載領域と、半導体素子13の電極とデバイス基板1内部の配線で接続されたデバイス電極5が形成されている。
次に、デバイス電極5の表面が露出する様に、デバイス基板1のキャビティ2となる領域以外の全面に酸化膜として、例えばSiO2膜7を堆積する。
(実施の形態2)
次に、図2を用いて、実施の形態2における気密パッケージの構成を説明する。
図2に示すように、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、1または複数の半導体素子13を搭載したデバイス基板1と蓋基板3を接合することにより、半導体素子13をキャビティ2に気密封止する構成である。実施の形態1との相違点は、キャビティ2の構成である。実施の形態1では蓋基板3に凹部を形成してデバイス基板1の搭載領域と合わせてSiO2膜7により気密密閉されるキャビティ2を形成していたが、本実施の形態では、蓋基板3に凹部を形成せず、搭載された全ての半導体素子13が蓋基板13に接合しないようにSiO2膜7の膜圧を調整してデバイス基板1と蓋基板3接合することによりキャビティ2を形成し、SiO2膜7により気密密閉されるキャビティ2に半導体素子13が搭載される構成である。
次に、図3を用いて、実施の形態3における気密パッケージの構成を説明する。
図3は本発明の実施の形態3における気密パッケ−ジの構造を示す断面図である。図3において、図1または図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
2 キャビティ
3 蓋基板
4 貫通孔
5 デバイス電極
6 基板電極
7 SiO2膜
8 実装電極
13 半導体素子
15 ベース部
16 側壁
17 外部端子
19 キャップ
20 融着剤
Claims (8)
- 1または複数の電子デバイスを気密封止して収容する気密パッケージであって、
前記電子デバイスを搭載領域に搭載するデバイス基板と、
前記電子デバイスが備える端子と電気的に接続され前記デバイス基板に形成されるデバイス電極と、
前記搭載領域とで前記電子デバイスを収容可能なキャビティを成す凹部を備える蓋基板と、
前記デバイス電極と対応して前記蓋基板に形成される貫通孔と、
前記デバイス基板上に前記搭載領域および前記デバイス電極表面を露出して形成されて前記デバイス基板の前記搭載領域および前記蓋基板の前記凹部とで前記電子デバイスを封止収容する酸化膜と、
前記デバイス基板と前記蓋基板を接合したときに前記デバイス電極に接続するように前記貫通孔に形成される基板電極と、
前記基板電極に接して形成される実装電極と
を有し、前記デバイス基板と前記蓋基板が前記酸化膜を介して接合され、前記デバイス基板がLiTaO 3 であり、前記蓋基板が水晶であることを特徴とする気密パッケージ。 - 1または複数の電子デバイスを気密封止して収容する気密パッケージであって、
前記電子デバイスを搭載領域に搭載するデバイス基板と、
前記電子デバイスが備える端子と電気的に接続され前記デバイス基板に形成されるデバイス電極と、
前記デバイス電極と対応する貫通孔を備える蓋基板と、
前記デバイス基板上に前記搭載領域および前記デバイス電極表面を露出して形成され膜厚が前記電子デバイス厚以上と成り、前記デバイス基板の前記搭載領域および前記蓋基板とで前記全ての電子デバイスを収容可能なキャビティを形成して前記電子デバイスを封止収容する酸化膜と、
前記デバイス基板と前記蓋基板を接合したときに前記デバイス電極に接続するように前記貫通孔に形成される基板電極と、
前記基板電極に接して形成される実装電極と
を有し、前記デバイス基板と前記蓋基板が接合されることを特徴とする気密パッケージ。 - 1または複数の電子デバイスを気密封止して収容する気密パッケージであって、
前記電子デバイスを搭載領域に搭載するデバイス基板と、
前記電子デバイスが備える端子と電気的に接続され前記デバイス基板に形成されるデバイス電極と、
前記デバイス電極と対応する貫通孔を備える蓋基板と、
前記デバイス基板上に前記搭載領域および前記デバイス電極表面を露出して形成され膜厚が前記電子デバイス厚以上と成り、前記デバイス基板の前記搭載領域および前記蓋基板とで前記全ての電子デバイスを収容可能なキャビティを形成して前記電子デバイスを封止収容する酸化膜と、
前記デバイス基板と前記蓋基板を接合したときに前記デバイス電極に接続するように前記貫通孔に形成される基板電極と、
前記基板電極に接して形成される実装電極と
を有し、前記デバイス基板と前記蓋基板が接合され、前記デバイス基板がLiTaO 3 であり、前記蓋基板が水晶であることを特徴とする気密パッケージ。 - 1または複数の電子デバイスを気密封止して収容する気密パッケージであって、
前記電子デバイスが収容可能な深さの凹部を備えるデバイス基板と、
前記電子デバイスが備える端子と電気的に接続され前記デバイス基板に形成されるデバイス電極と、
前記デバイス基板の前記凹部とでキャビティを形成して前記電子デバイスを封止収容し、前記デバイス電極と対応する貫通孔を備える蓋基板と、
前記デバイス基板と前記蓋基板を接合したときに前記デバイス電極に接続するように前記貫通孔に形成される基板電極と、
前記基板電極に接して形成される実装電極と
を有し、前記デバイス基板と前記蓋基板が密着接合され、前記デバイス基板がLiTaO 3 であり、前記蓋基板が水晶であることを特徴とする気密パッケージ。 - 前記基板電極が金属のスパッタあるいは蒸着またはめっきにより形成される単層構造であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の気密パッケージ。
- 前記基板電極が金属のスパッタあるいは蒸着またはめっきにより形成される多層構造であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の気密パッケージ。
- 前記酸化膜がSiO2膜であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の気密パッケージ。
- 前記貫通孔にテーパーを設けて前記デバイス電極と接触する開口部の大きさを前記デバイス電極の大きさより小さくすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の気密パッケージ。
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