JP4870388B2 - 乗用車用空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、いわゆるリムストリップゴムとカーカス層の巻き上げ部との間に、低硬度のクッションゴム層を介在させた乗用車用空気入りタイヤに関し、特に、車両のロードノイズを低減するための技術として有用である。
乗用車等の車両が比較的荒れた路面を走行すると、車両室内にロードノイズと呼ばれる騒音が発生することが知られている。このロードノイズは、タイヤが関係する騒音の1つであり、路面の凹凸がタイヤトレッドを介してタイヤを振動させ、この振動が車軸、サスペンション、車体といった伝播経路を伝播して、最終的に車両室内で騒音を発生させるというものである。
この車室内騒音のうち、100〜160Hzの周波数帯のものは低周波数ロードノイズと称されており、タイヤの振動モードとしては周方向1次モードが関係していると考えられる。この低周波数ロードノイズの対策としては、タイヤ1次固有値を低下させるべく、タイヤ質量を増加させたり、バネ定数を低下させる方法が一般的であった。しかし、この方法では、背反性能として、燃費性能の低下や操縦安定性の低下といった問題が生じる。
また、路面入力を低減させるべく、トレッドゴムの硬度を低下させる方法も知られている。しかし、この方法では、コーナリングパワーが低下して、操縦安定性が低下するといった問題が生じる。
更に、タイヤ質量の増加や操縦安定性の低下が小さく、しかも十分な騒音低減効果を得るべく、カーカス層の巻き返し部に隣接させて、高減衰材料よりなる減衰層を設けた空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、高減衰材料をカーカス層の隣接域に配置する方法は、転がり抵抗の悪化や、発熱によるセパレーション等の故障が懸念されるため、汎用性のあるものではない。
また、リム擦れ摩耗の防止、振動乗り心地と騒音低減の両立を図るべく、カーカス層の巻き上げ部の外側のリムフランジとの接触領域にゴム補強層を設け、このゴム補強層のタイヤ半径方向の外方側部分を硬度70〜80°とし、内方側部分を硬度65〜75°とした空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この構造では、リム擦れを防止するべく、一定以上の硬度のゴム補強層としているため、騒音低減効果が十分とは言えなかった。
特開2002−205515号公報 特開平6−344731号公報
そこで、本発明の目的は、リム擦れ摩耗の耐久性、タイヤ質量、コーナリングパワー、操縦安定性などを悪化させずに、十分な騒音低減効果を得ることができる乗用車用空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の乗用車用空気入りタイヤは、一対の環状のビードコアと、そのビードコアで端部側が巻き返されたカーカス層と、そのカーカス層に側面が沿うように前記ビートコアのタイヤ外周側に配設されたビードフィラーとを備える乗用車用空気入りタイヤにおいて、リムフランジとの接触領域にJIS A硬度で65〜80°のゴム補強層を設けると共に、そのゴム補強層と前記カーカス層の巻き返し部との間に、前記ゴム補強層よりJIS A硬度が小さく、JIS A硬度で50〜70°のクッションゴム層のみを介在させてあり、前記クッションゴム層は、前記ビードコアの内周側端の高さから前記カーカス層の巻き返し部の先端の範囲に少なくとも配置されていることを特徴とする。なお、本発明におけるJIS A硬度等の物性値は、具体的には実施例の測定方法により測定される値である。
本発明の空気入りタイヤによれば、高硬度のゴム補強層とカーカス層の巻き上げ部との間に、低硬度のクッションゴム層を介在させているため、カーカス層からリムへと伝わる振動レベルを低下させることで、低周波数ロードノイズを効率良く低減させることができる。その際、リムフランジとの接触領域には高硬度のゴム補強層を設けているため、リム擦れ摩耗の耐久性が維持され、またトレッドゴムの変更などを伴わないため、タイヤ質量、コーナリングパワー、操縦安定性などを維持することができる。その結果、リム擦れ摩耗の耐久性、タイヤ質量、コーナリングパワー、操縦安定性などを悪化させずに、十分な騒音低減効果を得ることができる乗用車用空気入りタイヤを提供することができる。
前記クッションゴム層は、前記ビードコアの内周側端の高さから前記カーカス層の巻き返し部の先端の範囲に少なくとも配置されているため、カーカス層からリムへと伝わる振動レベルを低下させる効果をより確実に得ることができる。
また、前記クッションゴム層の厚みと前記ゴム補強層の厚みとの比率(前者/後者)は、20/80〜80/20であることが好ましい。この厚みの比率であると、リム擦れ摩耗の耐久性を良好に維持しつつ、十分な騒音低減効果をより確実に得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の乗用車用空気入りタイヤの一例を示す半断面図であり、図2は、その乗用車用空気入りタイヤの要部を示す断面図である。
本発明の乗用車用空気入りタイヤは、図1に示すように、一対の環状のビードコア1と、そのビードコア1で端部側が巻き上げられたカーカス層5と、そのカーカス層5に側面が沿うようにビートコア1のタイヤ外周側に配設されたビードフィラー2とを備える。この構造は一般的なタイヤと同じ構造であり、本発明は当該構造を有する何れのタイヤにも適用することができる。
ビードコア1としては、従来よりタイヤに使用されているものが何れも使用でき、タイヤのサイズや種類に応じた形状、断面本数等が適宜採用される。ビードコア1は、通常、ビードワイヤーの集束体として形成され、ビードワイヤーとしては鋼線等が一般的である。このビードコア1によりカーカス層5の端部側が巻き上げられて係止することで、ビード部間がカーカス層5で補強されると共に、ビード部によってタイヤがリム上に強固に嵌着される。
カーカス層5は、本発明の構成を説明する上で、ビードコア1で巻き上げられた巻き上げ部5aと、ビードコア1に至るまでの非巻き上げ部5bと、ビードコア1の周囲の周囲部5cとに区分できる。非巻き上げ部5bは、ビード部から外周側へ延びるサイドウォール部3からショルダ部、トレッド部4を経て、他方のビード部へと連なる。
カーカス層5の両側にはゴム層が形成され、チューブレスタイヤでは、最内層にインナーライナー層8が形成される。また、カーカス層5のタイヤ外周部には、たが効果による補強を行うベルト層6が配置され、その外周側にトレッドゴム4aによりトレッド部4が設けられ、その表面にトレッドパターンが形成される。
上記のゴム層等の原料ゴムとしては、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)等が挙げられる。これらのゴムはカーボンブラックやシリカ等の充填材で補強されると共に、加硫剤、加硫促進剤、可塑剤、老化防止剤等が適宜配合される。
また、カーカス層5やベルト層6の構成材料としては、スチールや、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、アラミド等の有機系繊維等が使用される。これらの材料は、いずれもゴムとの接着性を高めるべく、通常、表面処理や接着処理等がなされている。
ビードフィラー2としては、従来よりタイヤに使用されているものが何れも使用でき、タイヤのサイズや種類に応じた形状、硬度等が適宜採用できる。ビードフィラー2は、ビード部を補強する機能を有するため、JIS A硬度で70〜90°のゴムを使用するのが好ましい。
本発明の乗用車用空気入りタイヤは、上記のような空気入りタイヤにおいて、図1に示すように、リムフランジRFとの接触領域にゴム補強層11を設けると共に、そのゴム補強層11と前記カーカス層5の巻き返し部5aとの間にクッションゴム層10を介在させてあることを特徴とする。ゴム補強層11は、リムストリップゴムと称されることもある。
ゴム補強層11は、JIS A硬度が65〜80°であり、JIS A硬度が70〜75°であることが好ましい。ゴム補強層11の硬度が65°未満であると、リム擦れ摩耗の耐久性が不十分となり、ゴム補強層11の硬度が80°を超えると、リム組み時や高負荷走行時でのクラックの問題が生じ易くなる。
ゴム補強層11は、短繊維や長繊維で補強されたものであってもよい。繊維補強されている場合も、複合体としての硬度が上記範囲であればよい。
ゴム補強層11は、リムフランジRFとの接触領域に設けられるが、本発明ではゴム補強層11が少なくともリムフランジRFとの接触領域に設けられていればよい。図1に示す例では、ゴム補強層11がリムのビードシート部を経由して、ビードコア1の内側にまで延設されている。また、この例では、ゴム補強層11の上端11bは、リムフランジRFの上端より高い位置まで延設されている。
クッションゴム層10は、ゴム補強層11よりJIS A硬度が小さいものであり、JIS A硬度が50〜70°であり、JIS A硬度が55〜65°であることが好ましい。クッションゴム層10の硬度が50°未満であると、横剛性の低下によって操縦安定性が悪化し、クッションゴム層10の硬度が70°を超えると、十分な騒音低減効果を得ることができなくなる。
クッションゴム層10は、ゴム補強層11と巻き返し部5aとの間の何れかの位置に介在していればよいが、ビードコア1の内周側端1aの高さからカーカス層5の巻き返し部5aの先端の範囲に少なくとも配置されていることが好ましい。本実施形態では、図1に示すように、クッションゴム層10の下端10aが、ビードコア1の内周側端1aの高さより低く、またクッションゴム層10の上端10bが、巻き返し部5aの先端より高く、ゴム補強層11の上端11bより高い位置となっている例を示す。このように、クッションゴム層10がカーカス層5の巻き返し部5aの先端を覆うように配設されることにより、巻き返し部5aの先端からのクラック等を防止して耐久性を高めることができる。
また、図2において、クッションゴム層10の厚みT1とゴム補強層44の厚みT2との比率(T1/T2)は、20/80〜80/20であることが好ましく、30/70〜70/30であることがより好ましい。T1/T2が20/80未満であると、十分な騒音低減効果を得ることができなくなる傾向があり、T1/T2が80/20を超えると、リム擦れ摩耗の耐久性が不十分となる傾向がある。
なお、クッションゴム層10の厚みT1の具体的な大きさとしては、十分な騒音低減効果を得る観点から、1.5〜3.5mmが好ましい。また、ゴム補強層44の厚みT2の具体的な大きさとしては、リム擦れ摩耗の耐久性を十分得る観点から、1.5mm以上が好ましい。
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、図1に示すような形態でクッションゴム層10とゴム補強層11とを配設する例を示したが、本発明では、例えば図3(a)〜(b)に示すような構造にしてもよい。
図3(a)に示すものは、ゴム補強層11の下端11aが、リムのビードシート部を経由して、ビードトウの位置まで延設されている。また、クッションゴム層10の上端10bは、カーカス層5の巻き返し部5aの先端付近に配されている。
図3(b)に示すものは、カーカス層5の巻き返し部5aの先端がより高い位置に配されており、クッションゴム層10の上端10bとゴム補強層11の上端11bとが、巻き返し部5aの先端がより低い位置に配されている。また、クッションゴム層10の下端10aが、ビードコア1の内周側端1aの高さより高い位置に配されている。
(2)前述の実施形態では、カーカス層の巻き返し部の外側には、クッションゴム層とゴム補強層のみが配設されている例を示したが、クッションゴム層とゴム補強層との間、またはクッションゴム層とカーカス層の巻き返し部との間に、別の層を介在させてもよい。その場合、例えばクッションゴム層とゴム補強層と中間の硬度を有する中間ゴム層や、ゴム補強層を更に繊維補強する繊維補強層などを設けることが可能である。
(3)前述の実施形態では、カーカス層が1層で形成される例を示したが、カーカス層を複数で形成してもよい。その場合、カーカス層の巻き返し部の何れかのカーカス層とゴム補強層との間に、クッションゴム層を介在させればよい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
(1)ゴム硬度
ゴム硬度は、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)により硬さを測定した。
(2)ロードノイズレベル
試作タイヤをフロントとリア共に空気圧210kPaとし、テスト車両(1800ccの国産FFワゴン車)に装着し、マイクを運転席の耳元に配して60km/hの定速走行で、125Hzのロードノイズレベルを測定した。測定値は、従来品を基準(ゼロ)とする低減代(dB)で表示した。
(3)タイヤ質量
タイヤ質量は、従来品のタイヤ質量を100として指数で表示した(数値が低いほど軽い)。
(4)横剛性
タイヤ剛性試験機において、内圧210kPa、荷重430kgfで測定した。従来品の横剛性を100として指数で表示した(数値が低いほど小さい)。
(5)コーナリングパワー
所謂フラットベルト式コーナリング試験機において、内圧210kPa、荷重430kgf、速度80km/hで測定をおこなった。コーナリングパワーは、従来品におけるコーナリングパワーを100として指数で評価した。当該指数が大きいほどコーナリングパワーが大きく好ましい。
(6)転がり抵抗性能(RCC)
後述する試作タイヤをサイズ15×6−JJのリムに組み付けた後、内圧210kPaを充填し、米国の自動車技術者協会試験法SAE J1269に準じて転がり抵抗を測定した。転がり抵抗性能は、従来品における転がり抵抗を100として指数で評価した。当該指数が小さいほど転がり抵抗が小さくて好ましい。
(7)リム擦れ摩耗
リム擦れ摩耗の耐久性をドラム耐久試験機により空気圧180kPa、荷重615kgf、速度80km/hでの条件で評価した。その際の従来品における摩耗量を100として指数で評価した。当該指数が小さいほどリム擦れ摩耗の耐久性が良好で好ましい。
実施例1
図1に示した構造を有し、ゴム補強層が硬度75°で、クッションゴム層(厚み比率50%)が硬度61°であるサイズ195/65R15の試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
実施例2〜5
実施例1において、ゴム補強層の硬度、クッションゴム層の厚み比率と硬度を表1に示す値とする以外は、実施例1と同様にして試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
従来品
実施例1において、クッションゴム層を設けずにゴム補強層のみを設けたこと以外は、実施例1と同様にして試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
比較例1
従来品に対して、トレッドゴムの硬度を63°に変更する以外は、従来品と同様にして試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
比較例2
実施例1において、クッションゴム層の硬度を80°とすること以外は、実施例1と同様にして試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
比較例3
実施例1において、ゴム補強層の硬度とクッションゴム層の硬度とを表1に示す値のように逆転させたこと以外は、実施例1と同様にして試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
比較例4
実施例1において、クッションゴム層の硬度を40°とすること以外は、実施例1と同様にして試作タイヤを製作し、上記の各性能を評価した。その結果を表1に示す。
Figure 0004870388
実施例のタイヤは、高硬度のゴム補強層とカーカス層の巻き上げ部との間に、低硬度のクッションゴム層を介在させているため、リム擦れ摩耗の耐久性、タイヤ質量、コーナリングパワー、操縦安定性などを悪化させずに、十分な騒音低減効果を得ることができる。これに対して、トレッドゴムの硬度を変化させた比較例1では、騒音低減効果が得られるものの、横剛性とコーナリングパワーが低下した。また、クッションゴム層の硬度を高くし過ぎた比較例2では、騒音が増大する結果となった。更に、ゴム補強層の硬度とクッションゴム層の硬度とを逆転させた比較例3では、リム擦れ摩耗の耐久性が悪化した。また、クッションゴム層の硬度を低くし過ぎた比較例4では、横剛性とコーナリングパワーが低下した。
本発明の乗用車用空気入りタイヤの一例を示す半断面図 本発明の乗用車用空気入りタイヤの要部を示す断面図 本発明の乗用車用空気入りタイヤの他の例を示す要部断面図
符号の説明
1 ビードコア
2 ビードフィラー
5 カーカス層
5a カーカス層の巻き上げ部
10 クッションゴム層
11 ゴム補強層
RF リムフランジ
T1 クッションゴム層の厚み
T2 ゴム補強層の厚み

Claims (2)

  1. 一対の環状のビードコアと、そのビードコアで端部側が巻き返されたカーカス層と、そのカーカス層に側面が沿うように前記ビートコアのタイヤ外周側に配設されたビードフィラーとを備える乗用車用空気入りタイヤにおいて、
    リムフランジとの接触領域にJIS A硬度で65〜80°のゴム補強層を設けると共に、そのゴム補強層と前記カーカス層の巻き返し部との間に、前記ゴム補強層よりJIS A硬度が小さく、JIS A硬度で50〜70°のクッションゴム層のみを介在させてあり、前記クッションゴム層は、前記ビードコアの内周側端の高さから前記カーカス層の巻き返し部の先端の範囲に少なくとも配置されていることを特徴とする乗用車用空気入りタイヤ。
  2. 前記クッションゴム層の厚みと前記ゴム補強層の厚みとの比率(前者/後者)は、20/80〜80/20である請求項1記載の乗用車用空気入りタイヤ。
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