JP4869742B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、変動・停止表示された演出図柄から、その演出図柄が大当りへの期待度をどれくらい有していたものであるかを知ることができるパチンコ機に関するものである。
従来から、始動入賞に基づいて図柄の演出変動表示が行なわれるパチンコ機はよく知られている。下記に示す特許文献1には、その(今回の)演出変動表示の中で、前回の演出変動表示のときに用いた停止図柄を表示して使用するもの、即ち、先後2回の演出変動表示に亙って共通する演出図柄を使用するパチンコ機が開示されている。このパチンコ機によれば、今回の演出変動表示の最初の図柄が停止表示された時点で、前回の演出表示の停止図柄も表示させ、今回の停止図柄がリーチとならなかったことが確定した段階で、今回の変動表示中の図柄と前回の演出表示の停止図柄とを組合わせて新たな停止図柄を作成し、その新たな停止図柄が予め定められた図柄になると大当りが発生する。先後2回の演出変動表示に亙って共通する演出図柄(前回の変動停止図柄)が表示され、今回の変動図柄に前回の変動停止図柄が加味されるので、今回の変動表示の最終結果が好転する(大当りとなる)可能性を残し、遊技者は複数変動の連続性に興味が沸き、たとえハズレ図柄であっても関心をもち、遊技へ集中できるというものである。
特開2002−204862号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたパチンコ機は、今回の変動図柄に前回の変動停止図柄を加味することにより今回の最終結果の期待を先後2回の演出変動表示に亙って表示するものであり、前回の演出変動表示結果が、どれ位、大当りへの期待感を有する演出表示であったのかを次回の演出変動表示に亙って遊技者に報知するものではなかった。
そこで、本願発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、先後2回に亙る図柄変動表示において、先の図柄変動表示パターンの、大当りヘと発展する可能性の高低を、後の図柄変動表示の際に報知することができるパチンコ機の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係るパチンコ機の発明は、複数列の表示部からなる画像表示装置に、始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて、複数種類の図柄が変動表示され、所定時間経過後に前記表示部に順次、選択された図柄が停止表示されて、その停止図柄の組合せが予め定められた特定の図柄の組合せであるとき、短期間に多くの賞球を得ることが可能な当たり状態となり、又、前記変動表示されるいずれかの列の図柄が変動表示中に既に停止表示済の他列の図柄によって前記特定の図柄の組合せの一部が形成されたときリーチ状態となるパチンコ機において、前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、抽選処理によってその入賞に対する当たり/はずれを決定し、その決定に対する図柄の変動表示のパターンを指定して、その情報を変動パターンコマンドとして送信する第1の制御部と、リーチ変動表示に対する当たり状態発生への期待感を示した複数の演出コマンドからなるデータテーブルが設けられた第2の制御部とを備え、前記変動パターンコマンドによって指定される変動表示のパターンには、当たり状態の発生する確率が相違する複数種類のリーチ変動表示のパターンが設定され、前記複数種類のリーチ変動表示のパターン毎の振り分け比率に基づき、前記データテーブルから選択されるように前記演出コマンドが設定されており、前記第2の制御部は、前記変動パターンコマンドによって指定される変動表示のパターンがリーチはずれの変動表示パターンである場合に、前記データテーブルから選択した該リーチはずれの変動パターンに対する演出コマンドに対応した演出を、前記リーチはずれの変動表示パターンに基づく変動表示が終了した後の次の図柄の変動表示が開始される時に所定時間、前記画像表示装置に表示することを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1のパチンコ機において、前記第2の制御部によって前記次の図柄の変動表示開始時に表示される演出の演出コマンドは、前記リーチはずれの変動表示パターンの表示が終了した時に選択された演出コマンドであることを特徴とするものである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2のパチンコ機において、前記第2の制御部によって演出が前記画像表示装置に表示される所定時間は、前記第1の制御部による抽選処理により指定された前記次の図柄の変動表示のパターンがリーチ変動表示のパターンである場合、前記画像表示装置の表示がリーチ状態となるまでであることを特徴とするものである。
本発明によれば、先後2回の図柄変動表示において、先の図柄変動表示でリーチ変動パターンの演出が行なわれた場合、後の図柄変動表示の際に、先のリーチ変動パターンの種類、即ち、当たりへと発展する期待度を知ることができ、パチンコ機のゲーム性を容易に理解することができる。
以下、本発明に係るパチンコ機の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、パチンコ機の一形態を示す正面図である。このパチンコ機1は、遊技領域5の略中央部にいわゆるセンター役物として画像表示装置2を備えたパチンコ機である。画像表示装置2には、例えば、複数列あるいは複数行に、複数種類の演出図柄が変動表示あるいは停止表示される。
図示を省略する発射装置から遊技球が打ち出され、打ち出された遊技球が所定の入賞口(例えば、始動入賞口10)へ入賞すると、その入賞に基づいて画像表示装置2に複数の図柄(数字や文字あるいは絵柄等)が予め定められた所定時間変動表示される。所定時間が経過すると、乱数の中から抽選によって選択された図柄が停止表示され、その停止表示された図柄が予め定められた特定の組み合わせ図柄の場合、大入賞口3が所定時間(例えば、30秒間)連続して開放し遊技球の入賞し易い状態となって短時間で多くの賞球を得ることが可能となり、遊技者に有利な特別遊技状態(当たり状態)が発生する。また、当たり遊技状態の発生に伴って当たり演出の画像が画像表示装置2に表示される。
パチンコ機1は前面枠21を備えており、その前面枠21に対して開閉可能に窓枠22が蝶着されている。窓枠22の裏側には、略正方形状の遊技盤が配設されている。遊技盤上には、発射装置から打出された遊技球を誘導する略円弧状の外レール8a及び内レール8bが設けられ、この二つのレール8aと8bによって囲まれた部分が遊技領域5を形成している。発射装置から打出された遊技球はこの遊技領域5を流下する。そして遊技球が遊技領域5に設けられている入賞口に入賞する等の所定の条件を満たすと予め定められている賞球が払い出される。画像表示装置(例えば、液晶表示装置)2には、図柄の変動表示と停止表示、および動画像による当たり演出表示、はずれ演出表示等が行われる画像表示部(液晶表示部)9が設けられている。画像表示部9には、この形態では3列からなる左表示部9a、中表示部9b、右表示部9cが設けられており、それぞれの表示部に複数種類の図柄が上下方向へ独立して変動表示、および停止表示される。また、画像表示部9の全体を使用して、特別遊技状態発生時に当たり演出画像が表示される。尚、画像表示部9の構成はこの形態に限定されるものではなく、例えば、3行からなる上表示部、中表示部、下表示部の3つの表示部を設け、それぞれの表示部に、複数の図柄が左右方向へ独立して変動表示、および停止表示するようにしてもよい。
画像表示装置2の下側には始動入賞口10が設けられており、この始動入賞口10への遊技球の入賞に基づいて、画像表示部9に図柄の変動表示動作が開始される。変動表示動作中(一回の変動表示動作が行なわれている間)に、さらに遊技球が始動入賞口10に入賞すると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで保留(ストック)される。保留された旨およびその保留回数は、可変表示装置2の上部に設けられた保留表示器7(例えば、LED)の点灯によって表示される。始動入賞口10の下側には、表示部9a〜9cに特定の図柄の組み合わせが停止表示したとき、例えば、「6」「6」「6」、「7」「7」「7」のように同じ図柄が3つ停止表示したとき(以下、当たり発生時ともいう)に開状態と閉状態とに変化する大入賞口(アタッカーともいわれる)3が設けられている。大入賞口3には、開閉動作する扉が設けられ、扉の閉鎖時には遊技領域5から大入賞口3内に遊技球が入賞することはなく、開放時にのみ入賞可能な構成になっている。
大入賞口3の左右両側には、一般入賞口11が設けられている。また、大入賞口3の下側には、遊技領域5を流下していずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球、いわゆる外れ球が排出されるアウト口12が設けられている。アウト口12の右側には特別図柄を表示するための特別図柄表示部15が設けられている。特別図柄表示部15には、特別図柄の変動表示および停止表示が行なわれ、表示内容自体は画像表示装置2に表示される図柄とは相違している。特別図柄表示部15には、主制御部(CPU)において抽選により選択された乱数値が表示されるのに対し、画像表示装置2には、抽選により選択された乱数値のデモ用図柄(演出用の図柄)が表示される。特別図柄表示部15は、例えば、2桁からなる7セグLEDによって構成されている。
遊技盤の前面を覆う窓枠22の下方部には、球皿部13を備えた一体皿14が配設されている。一体皿14の右側下部には、回転操作によって発射装置から発射される遊技球の発射強度、即ち、遊技球の飛距離を調整するためのハンドルグリップ18が設けられている。
発射装置から打ち出された遊技球が始動入賞口10に入賞すると、その入賞に対する当たり/外れ等を決定する乱数の抽選が主制御部において行なわれる。乱数は、主制御部(CPU)の乱数発生手段によって生成されている。乱数発生手段は、制御部で生成される動作クロック(例えば、周期4ms)により値を+1(更新)して行き、最大値を超えると0に戻り、以後、これを繰り返すカウンタ機能を使用している。抽選は、始動入賞口10内の入賞球検出スイッチが遊技球を検出した時の乱数の値を読込み、その乱数値を予め定められた当たり数値、あるいは演出モード数値と比較することで行われる。乱数値と当たり値との比較の結果、それらが一致する場合に当たりとなり不一致の場合に外れとなる。従って、始動入賞口10への遊技球の入賞に基づく図柄の変動表示動作の当たり/外れは、乱数の抽選が行なわれた時点で決定される。
また、抽選された乱数の結果(数値)に対応して、画像表示部9に停止表示される演出図柄の組合せ(以下、停止図柄ともいう)は予め決められており、乱数の抽選が行なわれるとその抽選された乱数値に対応する停止図柄が読み込まれ、画像表示部9における所定時間の図柄の変動表示の後に、読み込まれた停止図柄が各表示部9a〜9cに停止表示される。図柄は、順次停止表示され、例えば、左表示部9a→右表示部9c→中表示部9bの順に停止表示される。この表示部9a〜9cに停止表示される図柄のうち、左表示部9aと右表示部9cに停止表示された図柄が同じ図柄の場合(左表示部9aと右表示部9cに図柄が停止表示され、中表示部9bにのみ図柄が変動表示されている状態)には、いわゆるリーチ状態が発生する。そして、このリーチ状態が発生するか否かも、画像表示部9に停止表示される図柄が読み込まれた時点、即ち、乱数の抽選が行なわれた時点で決定される。
始動入賞口10への遊技球の入賞に基づき選択され、開始される図柄の変動表示の態様(変動パターン)は予め複数種類設けられている。具体的には、先ず、変動表示されている時間、即ち、変動表示を開始してから停止表示するまでの時間の違いによって、確変時短用変動パターンと通常時用変動パターンとに分けて設けられている。確変時短用変動パターンには5.5秒変動(時短1変動)と2秒変動(時短2変動)とが設けられており、通常時用変動パターンには11.5秒変動が設けられている。
また、これら2つの変動パターンには、それぞれはずれ変動パターンと当たり変動パターンとが設けられ、さらに、はずれ変動パターンには、通常はずれパターンとリーチはずれ(リーチ演出の後最終的な停止図柄の組合せがはずれとなる)パターンとが設けられている。尚、当たりとなる場合は、必ずリーチ状態となった後に当たり図柄が停止表示されるので、当たり変動パターンにはリーチ変動パターンが含まれ、当たり変動パターンのことをリーチ当たりパターンといってもよい。確変時短用変動パターンにおいてリーチはずれパターンが選択された場合には、約5.5秒あるいは約2秒の図柄の変動表示後に、リーチ演出表示が行なわれ、最終的に、はずれ図柄の組合せが停止表示される。また、通常時用変動パターンにおいてリーチはずれパターンが選択された場合には、約11.5秒の図柄の変動表示後に、リーチ演出表示が行なわれ、最終的に、はずれ図柄の組合せが停止表示される。
一方、通常はずれパターンが選択された場合には、確変時短用変動パターンでも通常時用変動パターンでもリーチ演出表示は行なわれず、確変時短用変動パターンでは、約5.5秒あるいは約2秒、通常時用変動パターンでは約11.5秒の図柄の変動表示後に、はずれ図柄の組合せが停止表示される。これに対して、当たり変動パターンが選択された場合には、確変時短用変動パターンにおいては約5.5秒あるいは約2秒の図柄の変動表示後に、また、通常時用変動パターンにおいては約11.5秒の図柄の変動表示後に、リーチ演出表示が行なわれ、最終的に、当たり図柄の組合せが停止表示される。リーチ状態(リーチはずれパターン時のリーチ、当たり変動パターン時のリーチ)の演出表示には、演出画像の種類および演出時間の違いにより複数種類のもの(リーチパターン)が用意されている。
始動入賞口10への遊技球の入賞に基づく図柄の変動表示の開始時、即ち、図柄の変動表示が開始される前に、抽選によって選択されたコメントが画像表示部9に表示される。このコメントは、図柄の変動表示に対するコメントであり、図柄の変動表示には、コメント表示後に開始される変動表示と、コメントが表示される以前に行なわれた変動表示、例えば、コメントが表示される直前の変動表示が含まれる。コメントは複数種類のものが設けられており、どのコメントが選択されて表示されるかは、変動表示のパターン毎に予め定められた比率をもって設定されている(詳しくは後述する)。
当たりの発生に基づいて大入賞口3は、予め定められた所定時間(例えば、30秒間)継続しての開放状態となる。また、大入賞口3は、所定時間の継続開放後、一旦、閉鎖状態となり、再度開放状態となる動作を繰り返す。この所定時間の開放状態から閉鎖状態となるまでの一連の動作を、いわゆる1ラウンドといい、一連の動作を繰返し得る回数を継続最大ラウンド数という。この形態では、複数種類の当たりが設けられており、継続最大ラウンド数はその当たりの種類により15回、10回、5回に設定されている。これらの当たりの種類のことを、以下、大当たり、中当たり、小当たりという。尚、各ラウンドの終了は、所定時間によってのみ制限されるものではなく、所定時間内に予め定められた遊技球数が大入賞口に入賞した場合は、その遊技球数が検出された時点でそのラウンドは終了し、次のラウンドが開始される。大入賞口3に入賞した遊技球の検出は、大入賞口3内に設けられている検出スイッチによって検出され、その検出球数は検出スイッチに接続されている制御回路(制御手段)によってカウントされる。
図2は、本発明に係るパチンコ機の制御部の主な構成を示すブロック図の一形態である。以下、このブロック図に基づいて画像表示装置2に表示される演出図柄の制御内容について説明する。
制御部は、遊技の主な制御を司っている主制御部(第1の制御部)30と、主制御部30からの制御コマンドに基づいてコマンドの解析を行ない図柄制御部32、音声制御部、ランプ制御部等の制御を行っている演出制御部(第2の制御部)31と、演出制御部31からの制御コマンドに基づいて演出図柄(デモ図柄)に関する表示部(画像表示装置)2の制御を行なっている図柄制御部(第3の制御部)32とから構成されている。そして、各制御部は、ROMとRAMを備えたCPUからなり、ROMには各制御プログラム及び各種演出図柄データ等が書き込まれ、RAMはデータの書き込みおよび読み出し領域として使用されている。
ハンドル18の操作によって発射装置から打ち出された遊技球が始動入賞口10へ入賞すると、その遊技球は始動入賞口に設けられた始動検出スイッチによって検出される。始動検出スイッチの検出信号は、始動入賞信号として主制御部30に入力される。主制御部30は、この始動入賞信号の入力に基づいて、その遊技球の入賞に対する乱数の抽選処理を行ない、演出図柄変動表示の当たり/はずれを決定する。
主制御部30は、決定された演出図柄変動表示の態様(当たり/はずれ)に基づいて、変動のモード(通常変動、時短1変動、時短2変動)、リーチ変動、当たりの場合にはノーマル当たり/確変当たり等の情報を含む変動パターンを変動パターンテーブルから指定し、変動パターンコマンド(第1の変動パターンコマンド)33として演出制御部31に送信する。また、主制御部30は、はずれを示す情報、または当たり及びその種類(例えば、確率変動を伴う当たり、単発の当たり、大当り、中当たり、小当たりのいずれであるか)を示す情報である特別演出図柄情報を指定して図柄指定コマンド(第1の図柄指定コマンド)34として演出制御部31に送信する。さらに、主制御部30は、変動表示される図柄の停止表示時期を示す情報を、その変動表示の停止時期に合わせて図柄停止コマンド35として演出制御部31に送信する。即ち、図柄の変動表示が通常変動のときはその変動時間の経過時に合わせて図柄停止コマンド35を送信し、時短変動のときはその変動時間の経過時に合わせて送信する。
変動パターンは、そのときの遊技状態に応じて予め定められている変動パターンテーブルの中から選択される。例えば、通常遊技状態の時には、通常時用の変動パターンテーブルの中から、確変期間の遊技状態の時には、確変時短変動パターンテーブルの中から変動パターンが予め定められている比率に応じて選択される。また、特別演出図柄情報は、特別演出図柄情報テーブルの中から選択される。これらの変動パターンテーブルは主制御部30のROM内に格納されている。演出図柄の停止表示時期は、指定された変動パターンによって決定されているためその情報から演出図柄を停止表示させることはできるが、図柄停止コマンド35の送信により停止表示時期を確実に制御できる。
また、主制御部30は、特別図柄表示部15の制御を行なっており、始動入賞信号の入力に基づき特別図柄表示部15で特別図柄の変動表示を行なった後、抽選により選択された特別図柄(乱数値)を停止表示させている。
演出制御部31は、主制御部30から変動パターンコマンド33を受信することにより始動入賞口10への遊技球の入賞を検出している。演出制御部31はこの検出に基づいて、変動パターンコマンド(第2の変動パターンコマンド)36を図柄制御部32に送信している。変動パターンコマンド36は上記変動パターンコマンド33と同じ内容のコマンドである。また、演出制御部31は、主制御部30から受信した図柄停止コマンド35に基づいて図柄停止コマンド40を図柄制御部32に送信する。図柄停止コマンド40は上記図柄停止コマンド35と同じ内容のコマンドであり、その変動表示の停止時期に合わせて図柄制御部32に送信する。
また、演出制御部31は、主制御部30から受信した変動パターンコマンド33と図柄指定コマンド34に基づいて、図柄の指定を行なっている。ここでいう図柄とは、画像表示部9に停止表示される図柄のことを指し、主制御部30での抽選結果がはずれ変動であった場合には、はずれ図柄が指定され、主制御部30での抽選結果が当たり変動であった場合には、当たり図柄が選択される。これらの図柄(停止表示されるはずれ図柄と当たり図柄)は、演出制御部31のROMに設けられた演出図柄指定テーブルに格納されている。図柄は、変動パターンコマンド33と図柄指定コマンド34に含まれる情報の内容により、予め定められた比率によって選択される。つまり、変動パターンコマンド33と図柄指定コマンド34に含まれる情報の内容によって選択率の高い図柄と低い図柄とが定められている。選択された図柄の情報は、図柄指定コマンド(第2の図柄指定コマンド)41として図柄制御部32に送信される。
また、演出制御部31は、図柄の変動表示が開始される際に画像表示部9に表示される演出内容(例えば、コメント)を、抽選によって選択している。コメントは図3に示すデータテーブル(コメントテーブル)45に設けられている。このコメントが抽選によってコメントテーブル45から選択される時期は、変動パターンの種類によって相違している。主制御部30で抽選された変動パターン(変動パターンコマンド33)がリーチはずれの変動パターンである場合には、そのリーチはずれの変動パターンによる図柄の変動表示が終了したとき、即ち、主制御部30からの図柄停止コマンド35を受信したときにコメントが選択される。これに対して、主制御部30で抽選された変動パターン(変動パターンコマンド33)がリーチはずれの変動パターン以外の場合であって、且つ、その前回に表示された変動パターンもリーチはずれの変動パターン以外の場合、即ち、優先コマンドバッファにコマンドが格納されていない場合には、その変動パターン(今回のリーチはずれ以外の変動パターン)による図柄の変動表示が開始される前、即ち、主制御部30から変動パターンコマンド33を受信したときにコメントが選択される。
ここで、主制御部30で抽選された変動パターンが「リーチはずれ」の変動パターンであった場合を図10を参照しながら以下に詳しく説明する。図(a)が、主制御部30で「リーチはずれ」の変動パターンが抽選されたときの変動表示の様子(今回の変動)を示し、図(b)が、今回の変動の次の回の変動で表示される様子(次回の変動)を示す。この場合、上述のように、演出内容(例えば、コメント)はその変動パターン、即ち、リーチはずれの変動パターンによる図柄の変動表示が終了したときに選択される。図(a)でいうと変動終了画面103が表示されたときに選択される。選択されるコメントはそのとき終了したリーチはずれの変動パターン(「リーチ発生画面101」→「リーチ演出画面102」→「変動終了画面103」の変動パターン)に対するコメント(特には、「リーチ演出画面102」に対するコメント)である。コメントは、図3のコメントテーブル(データテーブル)45に示されるように複数種類設けられており、リーチはずれの変動パターンの場合には複数の演出コマンド、例えば、コメントコマンドC231H〜C239Hの中から選択される。
リーチはずれの変動パターンには、リーチ演出内容の違いにより、例えば、リーチ演出A〜J(10パターンの演出)のように、予め複数種類のパターンが用意されている。また、リーチ当たりの変動パターン、即ち、当たりが発生する変動パターンにも、リーチ演出内容の違いにより、上記と同様にリーチ演出A〜Jが用意されている。リーチ演出A〜Jが表示されたときに当たりに発展する確率は、予め、リーチ演出Aが表示されたときの当たり発展確率が一番高く、リーチ演出B→C→…→Jに進むに従って確率が低くなるように設定されている。つまり、リーチ演出Aが表示されたときが当たりの期待度が一番高く、リーチ演出Jが表示されたときが当たりの期待度が一番低く設定されている。
また、リーチ演出A〜Jが表示されたときに選択されるコメントコマンドC231H〜C239Hの選択比率も予め定められており、リーチ演出Aが表示されたときは、コメントコマンドC239Hが一番高い比率で選択され、コメントコマンドC238H→C237H→…→C232Hに進むに従って選択比率が低くなり、コメントコマンドC231Hが一番低い比率で選択されるように設定されている。リーチ演出Bが表示されたときは、コメントコマンドC238Hが一番高い比率で選択されており、コメントコマンドC239HはC238Hよりも低い比率で選択され、又、コメントコマンドC237H→C236H→…→C232Hに進むに従って選択比率が低くなり、コメントコマンドC231Hが一番低い比率で選択されるように設定されている。
リーチ演出Eが表示されたときは、コメントコマンドC235Hが一番高い比率で選択され、コメントコマンドC236H→C237H→…→C239Hに進むに従って、又、コメントコマンドC234H→C233H→…→C231Hに進むに従って選択比率が低くなり、コメントコマンドC231HとC319Hが一番低い比率で選択されるように設定されている。リーチ演出Jが表示されたときは、逆に、コメントコマンドC231Hが一番高い比率で選択され、コメントコマンドC232H→C233H→…→C238Hに進むに従って選択比率が低くなり、コメントコマンドC239Hが一番低い比率で選択されるように設定されている。この他、リーチ演出Cが表示されたときは、コメントコマンドC237Hが一番高い比率で選択され、リーチ演出Dが表示されたときは、コメントコマンドC236Hが一番高い比率で選択され、リーチ演出Fが表示されたときは、コメントコマンドC235Hが一番高い比率で選択され、リーチ演出Gが表示されたときは、コメントコマンドC234Hが一番高い比率で選択され、リーチ演出Hが表示されたときは、コメントコマンドC233Hが一番高い比率で選択され、リーチ演出Iが表示されたときは、コメントコマンドC232Hが一番高い比率で選択され、上記と同様に選択比率に傾斜が設けられている。各リーチ演出には、それぞれの選択振り分け比率に基づいて各コメントコマンド(演出コマンド)が設けられている。
いずれの演出コマンド(コメントコマンドC231H〜C239H)が選択されるかに関して別な言い方をすれば、コメントコマンドC239Hが選択される確率は、当たりの期待度が一番高いリーチ演出Aが表示されたときに一番高く、当たりの期待度が一番低いリーチ演出Jが表示されたときに一番低く設定されている。具体的数値を図9に示す。コメントコマンドC239Hは、当たりの期待度が一番高いリーチ演出Aが表示されたときは80%の確率で選択され、当たりの期待度が2番目に高いリーチ演出Bが表示されたときは20%の確率で選択され、当たりの期待度が3番目に高いリーチ演出Cが表示されたときは10%の確率で選択され、当たりの期待度が一番低いリーチ演出Jが表示されたときは0%の確率で選択されるように設定されている。また、コメントコマンドC231Hが選択される確率は、当たりの期待度が一番高いリーチ演出Aが表示されたときに一番低く、当たりの期待度が一番低いリーチ演出Jが表示されたときに一番高く設定されている。具体的数値には、当たりの期待度が一番高いリーチ演出Aが表示されたときは0%の確率で選択され、当たりの期待度が2番目に高いリーチ演出Bが表示されたときは2%の確率で選択され、当たりの期待度が3番目に高いリーチ演出Cが表示されたときは3%の確率で選択され、当たりの期待度が一番低いリーチ演出Jが表示されたときは50%の確率で選択されるように設定されている。つまり、各コメントコマンド(演出コマンド)は、各リーチ演出毎に設定されている選択振り分け比率に基づいて、データテーブル45から選択されるように設定されている。
このようにして選択されたコメントコマンド(演出コマンド)は、演出制御部31の優先コマンドバッファ(RAM領域)に格納される。そして、次の図柄の変動表示開始時に、優先コマンドバッファからコマンド送信バッファ(RAM領域)に格納され、変動パターンコマンド36と図柄指定コマンド41と共にコメントコマンド42として図柄制御部32に送信される。リーチはずれの変動パターンに対するコメントは、そのリーチはずれの変動パターンの期間中(図柄の変動停止時)において選択され、次の図柄の変動表示開始時に図柄の変動表示と共に所定時間だけ表示される。
具体的には、図10(b)に示す「次回の変動」ように、画像表示部9(左表示部9a、中表示部9b、右表示部9c)に図柄が9a→9c→9bの順で停止表示される場合には、コメントは「コメント表示107」として、「全変動中画面104」と「左停止画面105」の期間において表示される。そして、第2停止図柄である「右表示部9c」の図柄が停止表示された時にその表示が消される。即ち、この表示期間とは、例えば、「次回の変動」でもいずれかのリーチ変動パターンが抽選されたような場合には、遊技者の興趣が高いリーチ発生画面(図10(a)で言えば「リーチ発生画面101」)の成立前までの期間を意味し、「コメント表示」はその成立時までに消される。
尚、リーチはずれの変動パターンの表示が終了した後、遊技球の始動入賞がなく(始動のストックが無い場合も含む)、しばらくの間、次の図柄の変動表示が開始されない場合であっても、そのリーチはずれ変動パターンに対するコメントは次の図柄の変動表示が開始されるまで優先コマンドバッファに格納される。
これにより、遊技者は、コメントの内容とリーチ演出パターンとの関係から、リーチ演出の種類によって当たりに発展する期待度の目安を知ることができる。具体的には、あるリーチはずれのパターン(リーチ演出A)で変動表示が行なわれ、次の図柄の変動表示開始前に、画像表示部9に「さっきのリーチは惜しかったです。」(C233H)が表示されたとする。また、あるリーチはずれのパターン(リーチ演出J)で変動表示が行なわれ、次の図柄の変動表示開始前に、画像表示部9に「めげずに頑張りましょう。」(C231H)が表示されたとする。遊技者はリーチ演出に対して表示されたコメントの関係から、リーチ演出Aが表示された場合の方が、リーチ演出Jが表示された場合よりも当たりに発展する確率が高そうであるという目安を持つことができる。これによりリーチ演出に対する遊技者の興趣を高め、はずれリーチの変動パターンが表示し終えた時点で遊技者の持ち球が終了したような場合、次にどのようなコメントが表示されるかという興趣から、遊技の継続率を高めることができる。
コメントの選択処理を行なうタイミングとしては、その他に図柄の変動表示の開始時、図柄の変動表示中を挙げることもできるが、変動表示の開始時とすると、演出制御部31は停止図柄の選択、複数の予告抽選等の処理が重なるため、負荷が掛かり過ぎるという不具合が生じる。また、変動表示中とすると、抽選するタイミングを計測するためのタイマを新たに用意しなければならないという欠点がある。
主制御部30で抽選された今回の変動パターンが「リーチはずれ」の変動パターン以外であった場合であって、且つ、その前回に表示された変動パターンもリーチはずれの変動パターン以外である場合(優先コマンドバッファにコマンドが格納されていない場合)を以下に詳しく説明する。この場合、上述のように、コメントは、主制御部30から変動パターンコマンド33を受信したとき、即ち、今回のリーチはずれ以外の変動パターンによる図柄の変動表示が開始される前に選択される。選択されるコメントは、これから開始される今回の図柄の変動パターンに対するコメントである。コメントは、図3のコメントテーブル45に示される、コメントコマンドC200H〜C22AHの中から選択される。選択されるコメントは、抽選された変動パターンの種類毎に所定の比率をもって選択される。
選択されたコメントは、演出制御部31のコマンド送信バッファ(RAM領域)に格納され、変動パターンコマンド36と図柄指定コマンド41と共にコメントコマンド42として図柄制御部32に送信される。「リーチはずれ」の変動パターン以外の変動パターンが抽選された場合には、その変動パターンによる図柄の変動表示に対するコメントはその変動表示の開始前に選択され、その回の図柄の変動表示開始前に表示される。
また、演出制御部31は、画像表示装置2に表示される演出図柄の変動表示に同期させて、音声制御部とランプ制御部の制御を行っている。
図柄制御部32は、演出制御部31から送信されてくるコマンドに基づいて、表示部(画像表示装置)2を表示制御する。即ち、演出制御部31からの変動パターンコマンド36に基づいて、コマンドに対応する変動パターン画像をROMから読み出し、その画像を画像表示装置の画像表示部9に表示させている。また、図柄指定コマンド41に基づいて、指定された当たり図柄またははずれ図柄を画像表示部9に停止表示させている。また、図柄停止コマンド40に基づいて図柄の変動表示を停止させている。そして、コメントコマンド42に基づいて、ROMからコメント内容のデータを読み出し、変動パターン画像を表示する前に、そのコメントを画像表示部9に表示させている。表示部2の表示制御は、デモ図柄表示信号43の送信により行なっている。
図4から図8は、本発明に係るパチンコ機の演出制御部31の制御内容を示すフローチャートである。
図4は、演出制御部31におけるメイン処理を示すフローチャートである。
パチンコ遊技が開始されると、演出制御部31はステップ50において図柄の変動待ち処理、即ち、主制御部30からのコマンド待ち処理を行なう。図柄の変動表示の開始を認識するとステップ51に進み、主制御部30からの変動パターンコマンド33の受信処理を行なう。続いてステップ52に進み、主制御部30からの図柄指定コマンド34の受信処理を行なう。次にステップ53に進み、主制御部30からの図柄停止コマンド35の受信処理を行なう。
図5は、演出制御部31のサブルーチン処理である変動パターンコマンド受信処理51を示すフローチャートである。
ステップ60において、図柄の変動表示が開始されたことを認識するための変動中フラグをオンにする。続いてステップ61に進み、時短遊技が設定されており、その残り時短遊技回数が「0」に達しているか否かの判別を行なう。「0」に達していないと判別した場合には、ステップ62において、その残り時短遊技回数に応じて残時短回数報知コマンドを図柄制御部32へ送信する。続いてステップ63に進み、残り時短回数を1減算する。次に、ステップ64に進み主制御部30から受信した変動パターンコマンドをそのまま変動パターンコマンド36として図柄制御部32へ送信し、このサブルーチン処理を終了する。一方、ステップ61において、残時短回数が「0」であると判別した場合には、ステップ64に進み、上記同様に変動パターンコマンド36を図柄制御部32へ送信し、このサブルーチン処理を終了する。
図6は、演出制御部31のサブルーチン処理である図柄指定コマンド受信処理52を示すフローチャートである。
ステップ70において、変動中フラグがオフであるか否かの判別を行なう。オンにセットされていると判別した場合には、ステップ71に進み、図柄制御部32側へ送信する図柄指定コマンド、即ち、停止表示される「当たり図柄」或いは「はずれ図柄」を、変動パターンの種類に応じて選択される図柄の比率が予め定められている図柄テーブルから選択して、演出制御部31の図柄指定コマンド送信バッファ(RAM領域)にセットする。続いて、ステップ72(図8のサブルーチン)に進み、コメントコマンドの選択処理を行なう。
図8のコメントコマンド選択処理72において、ステップ81に進み、演出制御部31の優先コマンドバッファ(RAM領域)にコマンドが格納されているか否かの判別を行なう。格納されていないと判別した場合には、ステップ82に進み、図3に示すコメントテーブル45のコメントコマンドC200H〜C22AHの中から、選択されている変動パターン(今回、変動表示されるパターン)に対応して設定されている選択比率に基づいて、コマンドを選択する。即ち、この場合は、前回の変動パターンにおいて「リーチはずれ」以外の変動パターンが選択されたと判別されている場合であり、選択されている今回の変動パターンの開始前に表示されるコメント(選択されている変動パターンに関するコメント)が、コメントコマンドC200H〜C22AHの中から選択される。尚、前回の変動パターンにおいて「リーチはずれ」の変動パターンが選択された場合には、後述する図7において、選択されるリーチはずれの変動パターンに対するコメントが優先コマンドバッファに格納される。
次に、ステップ83に進み、選択されたコメントコマンドを、コメントコマンド送信バッファ(RAM領域)に格納し、サブルーチン処理を終了する。
一方、ステップ81で優先コマンドバッファにコマンドが格納されていると判別した場合には、ステップ84に進み、その格納されているコマンド(リーチはずれの変動パターンに対するコメント)をコメントコマンド送信バッファに格納する。続いて、ステップ85において優先コマンドバッファをクリアし、サブルーチン処理を終了する。
図6に戻り、ステップ73に進んで、図柄指定およびコメントコマンド送信バッファに格納されているコマンド(図柄指定コマンド、コメントコマンド)を、図柄指定コマンド41及びコメントコマンド42として図柄制御部32へ送信し、サブルーチン処理を終了する。一方、ステップ70で変動中フラグがオフであると判別した場合には、何も処理せずにサブルーチン処理を終了する。
図7は、演出制御部31のサブルーチン処理である停止コマンド受信処理53を示すフローチャートである。
ステップ90において、主制御部30から受信した変動パターンコマンド33に基づいて、選択された変動パターンが「リーチはずれ」以外の変動パターンであるか否かの判別を行なう。「リーチはずれ」以外の変動パターンではない、即ち、リーチはずれの変動パターンが選択されたと判別した場合には、ステップ91に進み、「リーチはずれ」の変動パターンに対するコメントを、図3に示すコメントテーブル45のコメントコマンドC231H〜C239Hの中から、選択されているリーチはずれ変動パターンに対応して設定されている選択比率に基づいて選択する。即ち、この場合は、「リーチはずれ」の変動パターンが選択されたと判別されている場合であり、次に行なわれる図柄の変動表示の開始前に表示されるコメント(選択されているリーチはずれの変動パターンに関するコメント)が、コメントコマンドC231H〜C239Hの中から選択される。次に、ステップ92に進み、選択されたコメントコマンドを、次の図柄の変動表示が開始されるまでの間、優先コマンドバッファに格納しておく。続いて、ステップ93に進み、図柄停止コマンド40を図柄制御部に送信し、ステップ94に進んで変動中フラグをオフにして、サブルーチン処理を終了する。
このような演出制御部31から送信されてきた変動パターンコマンド36、図柄指定コマンド41、図柄停止コマンド40、及びコメントコマンド42に基づいて、図柄制御部32は、「リーチはずれ」の変動パターンが選択された場合には、そのリーチはずれの変動パターンによる図柄の変動表示が終了し、次の図柄の変動表示が開始される前に、上記リーチはずれの変動パターンによる図柄の変動表示の終了時に選択しておいた、上記リーチはずれの変動パターンによる当たり発展への期待度を報知するコメントを画像表示部9に表示する。
本発明に係るパチンコ機の、全体正面図の一形態を示す図である。 本発明に係るパチンコ機の制御系を表わすブロック図である。 図柄の変動表示が開始される前に画像表示部に表示されるコメントコマンド及びその表示内容を示すコメントテーブルである。 演出制御部のメイン処理内容を示すフローチャートである。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。 各リーチ演出においてそれぞれの演出コマンドが選択され確率の一形態を示す図である。 リーチはずれ変動パターンが表示されたときの演出内容の一形態を示す図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 画像表示装置
3 大入賞口
5 遊技領域
7 保留表示器
9 画像表示部
10 始動入賞口
15 特別図柄表示部
30 主制御部(第1の制御部)
31 演出制御部(第2の制御部)
32 図柄制御部(第3の制御部)
33 変動パターンコマンド(第1の変動パターンコマンド)
34 図柄指定コマンド(第1の図柄指定コマンド)
36 変動パターンコマンド(第2の変動パターンコマンド)
40 図柄停止コマンド
41 図柄指定コマンド(第2の図柄指定コマンド)
42 コメントコマンド
45 コメントテーブル

Claims (3)

  1. 複数列の表示部からなる画像表示装置に、始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて、複数種類の図柄が変動表示され、所定時間経過後に前記表示部に順次、選択された図柄が停止表示されて、その停止図柄の組合せが予め定められた特定の図柄の組合せであるとき、短期間に多くの賞球を得ることが可能な当たり状態となり、又、前記変動表示されるいずれかの列の図柄が変動表示中に既に停止表示済の他列の図柄によって前記特定の図柄の組合せの一部が形成されたときリーチ状態となるパチンコ機において、
    前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、抽選処理によってその入賞に対する当たり/はずれを決定し、その決定に対する図柄の変動表示のパターンを指定して、その情報を変動パターンコマンドとして送信する第1の制御部と、
    リーチ変動表示に対する当たり状態発生への期待感を示した複数の演出コマンドからなるデータテーブルが設けられた第2の制御部とを備え、
    前記変動パターンコマンドによって指定される変動表示のパターンには、当たり状態の発生する確率が相違する複数種類のリーチ変動表示のパターンが設定され、
    前記複数種類のリーチ変動表示のパターン毎の振り分け比率に基づき、前記データテーブルから選択されるように前記演出コマンドが設定されており、
    前記第2の制御部は、前記変動パターンコマンドによって指定される変動表示のパターンがリーチはずれの変動表示パターンである場合に、前記データテーブルから選択した該リーチはずれの変動パターンに対する演出コマンドに対応した演出を、前記リーチはずれの変動表示パターンに基づく変動表示が終了した後の次の図柄の変動表示が開始される時に所定時間、前記画像表示装置に表示することを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記第2の制御部によって前記次の図柄の変動表示開始時に表示される演出の演出コマンドは、前記リーチはずれの変動表示パターンの表示が終了した時に選択された演出コマンドであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記第2の制御部によって演出が前記画像表示装置に表示される所定時間は、前記第1の制御部による抽選処理により指定された前記次の図柄の変動表示のパターンがリーチ変動表示のパターンである場合、前記画像表示装置の表示がリーチ状態となるまでであることを特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ機。
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