JP2006141556A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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克成 福井
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謙治 砥上
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Abstract

【課題】 高確率状態の終了時点を十分に不確定にできるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】 本発明のパチンコ遊技機は、大当たりの抽選が高確率の当選確率で実行される高確率状態と低確率の当選確率で実行される低確率状態とを切り替えることが可能であり、高確率状態のときに高確率状態を終了させるべきか否かを抽選し、その抽選結果に応じて高確率状態の終了を判定する。そして、大当たりの抽選結果がハズレであり、かつ、高確率状態の終了が判定された場合に、高確率状態から前記低確率状態へ切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来のパチンコ遊技機として、遊技盤に向けて発射されたパチンコ球(遊技球)を所定の入賞口のいずれかに入球させることにより、それぞれの入賞口に応じてあらかじめ定められた賞球を獲得するものがある。そして、所定の入賞口のうち、特定の入賞口に遊技球が入球した場合、大当たりの当選又はハズレのいずれかを抽選し、複数種類の図柄を液晶表示器等の表示装置に変動表示させ、その後最終的に停止表示させることにより、大当たり遊技の抽選結果をプレイヤーに報知することが一般的に行われている。
このようなパチンコ遊技機として、大当たりの当選確率が高確率の高確率状態と、その当選確率が低確率の低確率状態とをそれぞれ実行可能であり、高確率状態の場合に所定の特殊図柄が表示装置に表示された回数をカウントし、その特殊図柄のカウント数が所定回数に達すると高確率状態から低確率状態へ移行させるものが知られている(特許文献1)。
特開2000−245919号公報
しかしながら、特許文献1のパチンコ遊技機では、高確率状態から低確率状態へ移行させて高確率状態を終了させる条件として、特殊図柄のカウント数の閾値(所定回数)が予め設定されている。このため、高確率状態を終了させる条件が充足されるまでの間は高確率状態が終了する可能性がなく高確率状態が必ず継続するので、高確率状態の終了時点を十分に不確定にできないおそれがある。
そこで、本発明は、高確率状態において大当たりの抽選結果がハズレの度に、高確率状態から低確率状態へ切り替えられる可能性を残すことにより、高確率状態の終了時点を十分に不確定にできるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
以下、本発明のパチンコ遊技機について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明のパチンコ遊技機は、所定の図柄を表示可能に構成された表示手段(70)と、大当たりの当選又はハズレのいずれかを、少なくとも高低二種類の当選確率のいずれかで抽選可能な大当たり抽選手段(101)と、前記大当たり抽選手段の抽選結果に基づいて、前記表示手段に対して図柄を変動表示させる変動時間及び停止表示させる図柄をそれぞれ決定する表示図柄決定手段(101)と、前記大当たり抽選手段による抽選が高確率の当選確率で実行される高確率状態と前記大当たり抽選手段による抽選が前記高確率よりも低い低確率の当選確率で実行される低確率状態とを切り替える当選確率切替手段(101)と、前記高確率状態のときに前記高確率状態から前記低確率状態に切り替えて前記高確率状態を終了させるべきか否かを抽選する転落抽選手段(101)と、少なくとも前記転落抽選手段の抽選結果に応じて前記高確率状態の終了を判定する高確率状態終了判定手段(101)と、を備え、前記当選確率切替手段は、前記高確率状態のときに、前記大当たり抽選手段による抽選結果がハズレであり、かつ、前記高確率状態終了判定手段にて前記高確率状態の終了が判定された場合、前記高確率状態から前記低確率状態へ切り替えることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
この発明によれば、大当たり抽選手段の抽選結果がハズレであり、かつ高確率状態終了判定手段により高確率状態の終了が判定された場合に、当選確率切替手段により高確率状態から低確率状態へ切り替えられる。そして、高確率状態終了判定手段は、少なくとも転落抽選手段の抽選結果に応じて高確率状態の終了を判定する。従って、高確率状態において大当たりの抽選結果がハズレの度に、高確率状態から低確率状態へ切り替えられる可能性を残しておくことができる。
本発明のパチンコ遊技機において、前記変動時間の状態として、変動通常状態と前記変動通常状態よりも前記変動時間が短い変動時短状態とを切り替える変動時間切替手段(101)と、前記高確率状態の終了条件とは異なる条件に基づいて前記変動時短状態の終了を判定する時短終了判定手段(101)と、を更に備え、前記変動時間切替手段は、前記時短終了判定手段の判定結果に基づいて前記変動時短状態から前記変動通常状態へ切り替えてもよい(請求項2)。
従来のパチンコ遊技機では、低確率状態から高確率状態への移行に伴って変動時間が短縮される変動時短状態が開始され、高確率状態の終了とともに変動時短状態が終了するように構成されていた。この形態によれば、高確率状態の終了条件とは異なる条件に基づいて変動時短状態の終了が判定されるので、高確率状態の終了と変動時短状態の終了とが不一致となる状態を作り出すことができる。このため、変動時短状態の終了により高確率状態の終了をプレイヤーに悟られることを防止できる。
この形態においては、前記時短終了判定手段は、前記変動通常状態から前記変動時短状態へ切り替えられたときからの前記大当たり抽選手段による抽選回数、又は前記高確率状態で前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となった後の該大当たり抽選手段による抽選回数が所定回数に達したことにより前記変動時短状態の終了を判定してもよい(請求項3)。この場合、変動時短状態が終了しても高確率状態が継続している場合があるので、たとえ変動時短状態の終了した場合でも高確率状態が継続しているかもしれない、という期待感をプレイヤーに与えることができる。従って、この期待感により変動時短状態の終了後においてもプレイヤーを遊技にひきつけておくことができるので、変動時短状態の終了後直ちに遊技が中止されることを抑制できる。また、前記時短終了判定手段は、前記変動通常状態から前記変動時短状態へ切り替えられたときからの前記大当たり抽選手段による抽選回数、又は前記高確率状態で前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となった後の該大当たり抽選手段による抽選回数が所定回数に達し、かつ、前記低確率状態であるときに前記変動時短状態の終了を判定してもよい(請求項4)。この場合には、抽選回数が一定回数に達するまでは転落抽選手段の抽選結果によらず変動時短状態が継続するので、所定回転数に達する前に高確率状態から低確率状態へ切り替えられた事実が変動時短状態の終了によりプレイヤーに悟られることを防止できる。
本発明のパチンコ遊技機において、前記転落抽選手段は、前記高確率状態を終了させるべきか否かの抽選を、複数種類の抽選確率から選択された抽選確率に基づいて実行可能に構成されていてもよい(請求項5)。この形態によれば、高確率状態の終了の可能性に変化を与えることができるので、高確率状態が継続し易い状態や継続し難い状態を適宜に設定できる。この形態においては、前記転落抽選手段は、前記低確率状態から前記高確率状態へ切り替えられたときからの前記大当たり抽選手段の抽選回数、又は前記高確率状態で前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となった後の該大当たり抽選手段による抽選回数に応じた抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択してもよいし(請求項6)、前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となる度に、当該当選前に選択されていた抽選確率とは異なる抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択してもよい(請求項7)。更に、前記転落抽選手段は、前記表示図柄決定手段にて決定された停止表示させる図柄に応じた抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択してもよいし(請求項8)、前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選の場合において、前記表示図柄決定手段にて決定された停止表示させる図柄に応じた抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択してもよい(請求項9)。
本発明のパチンコ遊技機において、前記当選確率切替手段は、前記低確率状態の場合において前記大当たり抽選手段の抽選結果が当選のときには、前記低確率状態から前記高確率状態へ切り替えてもよい(請求項10)。この形態によれば、大当たり抽選手段の抽選結果が当選の場合には、常に低確率状態から高確率状態に切り替えられる。従って、高確率状態の終了時点が不確定になることによるプレイヤーの不利益を緩和できる。
なお、本発明の「高確率状態の終了条件とは異なる条件」とは、高確率状態の終了条件と一部が異なる条件及び全てが異なる条件のいずれも含む概念である。
以上説明した通り、本発明によれば、高確率状態において大当たりの抽選結果がハズレの度に、高確率状態から低確率状態へ切り替えられる可能性が残されるので、高確率状態の終了時点を十分に不確定にできる。
<1.第1の実施形態>
<1−1:遊技盤の構成>
図1は本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機(以下、遊技機という)1の外観の要部を模式的に示している。遊技機1は、枠体(不図示)と、枠体に開閉可能な前面扉(不図示)とを備えており、前面扉には、レール3により囲まれて略円形状に形成された遊技盤2と、遊技の用に供するパチンコ球(遊技球)を発射する発射装置(不図示)と、が設けられている。
発射装置にて発射された遊技球は、レール3に沿って遊技盤2まで導かれる。発射装置は遊技球を1個ずつ発射可能であり、1分間に発射可能な遊技球の個数が100を超えないように動作制限される。遊技盤2には、その上部に導かれた遊技球の落下運動に変化を与えるため、図示しない複数の釘状の遊技釘や羽根車状の風車がそれぞれ適所に設けられている。
遊技盤2には、遊技球が入球可能な通常入賞口20〜23、始動入賞口31、及び大入賞口41がそれぞれ適所に設けられるとともに、これらの入賞口20〜23,31,41のいずれにも入球しなかった遊技球を遊技盤2から排出するためのアウト口50が遊技盤2の最下部に設けられている。遊技球が通常入賞口20〜23に1個入球する毎に5個の賞球、始動入賞口31に1個入球する毎に10個の賞球、及び大入賞口41に1個入球する毎に15個の賞球がそれぞれ払い出されるように設定されている。
通常入賞口20〜23は全ての遊技状態を通じて遊技球の入球のし易さが不変である。これに対し、始動入賞口31は、第1誘導機構30により遊技球の入球のし易さが変化する。第1誘導機構30は始動入賞口31の両側に配置された開閉動作可能な一対の羽根30a,30aを有している。一対の羽根30a,30aが閉じた状態では、真上から遊技球が落下しない限り始動入賞口31に入球しないように、また、一対の羽根30a,30aが開いた状態では、始動入賞口31に容易に入球できるように、複数の遊技釘(不図示)が始動入賞口31の周囲の適所に設けられている。第1誘導機構30はその形状及び動作から電動チューリップとも呼ばれる。第1誘導機構30は、遊技盤2に配置されたゲート10又はゲート11への遊技球の通過に基づいて行われる抽選(普通電動役内部抽選)の結果が当選の場合に限り、普通電動役物が作動して所定時間に亘って一対の羽根30a,30aが開状態となるように動作制御される。なお、普通電動役物とは第1誘導機構30を動作制御する装置であり、本実施形態では後述のCPU101(図2)内に論理的に構成される。
大入賞口41は、通常の遊技状態では大アタッカーと称される第2誘導機構40にて隠されており、遊技球は入球できない。第2誘導機構40は、所定の大当たり状態となると、特別電動役物が作動して所定時間に亘って開状態に制御されて大入賞口41が露出する。第2誘導機構40の周囲には、これが開状態のときに大入賞口41に遊技球が導かれるように複数の遊技釘が適所に設けられている。このため、第2誘導機構40が開状態の場合には、大入賞口41へ容易に遊技球が入球できる。なお、特別電動役物は、普通電動役物と同様に第2誘導機構40を動作制御する装置であり、CPU101内に論理的に構成される。
遊技盤2の左上側には、普通電動役内部抽選の結果を表示するための普通図柄表示装置60と、普通図柄表示装置60にて抽選結果を表示できない場合に、一時的に記憶された抽選結果の数(普通図柄変動権数)を表示するための普通図柄変動権数表示装置61と、が設けられている。普通図柄表示装置60は、7つのセグメントの明滅により0〜9までの数字、アルファベット等の文字を表現可能ないわゆる7セグメント表示器として構成されている。普通電動役内部抽選の結果が当選の場合には、普通図柄表示装置60に「7」の数字が表示されるように、また、ハズレの場合には、その他の数字(例えば「1」等)が表示されるように普通図柄表示装置60の表示が制御される。普通図柄変動権数表示装置61は普通電動役内部抽選の抽選結果の記憶数の上限と等しい4つのLED表示器を有している。現在の普通図柄変動権数と同数のLED表示器が点灯するように普通図柄変動権数表示装置61の表示が制御されることにより、現在の普通図柄変動権数がプレイヤーに報知される。
また、遊技盤2の右上側には、始動入賞口31への遊技球の入球に基づいて行われる抽選(大当たり内部抽選)の結果を表示するための特別図柄表示装置62と、特別図柄表示装置62にて抽選結果を表示できない場合に、一時的に記憶された抽選結果の数(特別図柄変動権数)を表示するための特別図柄変動権数表示装置63と、が設けられている。特別図柄表示装置62は、普通図柄表示装置62と同様に、7セグメント表示器を含んで構成されている。
特別図柄変動権数表示装置63は、普通図柄変動権数表示装置62と同様に、大当たり内部抽選の抽選結果の記憶数の上限と等しい4つのLED表示器を有し、現在の特別図柄変動権数と同数のLED表示器が点灯するように制御されることによって、現在の特別図柄変動権数がプレイヤーに報知される。
遊技盤2の略中央には、各種遊技情報を表示する液晶表示器70が配置されている。上述した特別図柄表示装置62は7セグメント表示器のため多彩な表示態様の実現に不向きであるが、液晶表示器70は遊技状態により図柄の大きさ、形状、色などを変化させて多彩な図柄の変動表示を行うこともできる。このため、遊技機1では、特別図柄表示装置62にて図柄変動表示が行われると同時に、液晶表示器70においても図柄変動表示が行われるように液晶表示器70の表示が制御され、液晶表示器70が特別図柄表示装置62と同様に機能する。
液晶表示器70の表示画面701には、複数種類の図柄としての図案化された数字(0〜9)が順次入れ替わりながら縦方向にスクロールする可変表示、及び可変表示を経て最終的に所定の数字が停止する停止表示が行われる3つの図柄表示領域702a,702b,702c(符号702で代表される場合がある。)が設けられている。
液晶表示器70の表示制御は、後述する表示制御基板100FのCPU191(図2)にて行われる。遊技機1では、図柄表示領域702において一斉に数字が縦方向にスクロールするように変動表示され、その後、図柄表示領域702a→図柄表示領域702b→図柄表示領域702cの順に所定の数字が停止するように液晶表示器70の表示が制御される。各図柄表示領域702a,702b,702cにおける最終的な停止表示として、「0,0,0」、「1,1,1」、「2,2,2」・・のような同一数字の組合せ(大当たり図柄の組合せ)が表示された場合には、大当たり遊技が開始される。大当たり内部抽選の結果がハズレの場合には、各図柄表示領域702a,702b,702cに最終的な停止表示として大当たり図柄の組合せ以外の組合せ、例えば「1,3,2」、「1,1,5」等が表示される。図柄表示領域702へ停止表示される図柄は、後述するメイン制御基板100A(図2)から送信される停止図柄K等の情報を含む表示用コマンドに基づいて選択される。停止図柄Kには、同一奇数の組合せ(確変図柄)、同一偶数の組合せ(通常図柄)、同一数字の組合せ以外の組合せ(ハズレ図柄)がそれぞれ含まれる。詳しくは後述するが、本実施形態では、停止図柄Kとして、「1−1−1」、「2−2−2」、及び「3−2−2」等のように、具体的な表示態様がメイン制御基板100AのCPU101にて決定される。
図柄表示領域702bに図柄が停止表示された時点で、同一の数字が図柄表示領域702aと図柄表示領域702bに並んだときにはいわゆるリーチ状態となる。リーチ状態は残りの図柄表示領域702cに図柄が停止表示されるまで続く。なお、液晶表示器70は、数字などの絵柄の変動表示に限らず、当選時のアニメーション、ハズレ時のアニメーションといった複数のアニメーションパターンを図柄の変動として抽選結果に応じて表示することもできる。
<1−2:遊技機の電気的構成>
図2は、遊技機1の電気的構成を示したブロック図である。遊技機1は、遊技の主たる制御を行うメイン制御基板100Aと、貸出球や賞球の払出制御を行う払出制御基板100Bと、遊技球の発射制御を行う発射装置制御基板100Cと、カード式球貸機との制御を行う貸出制御基板100Dと、盤面のランプ類や音の演出の制御を行う電飾制御基板100Eと、液晶表示器70に対して表示制御を行う表示制御基板100Fと、を備えている。
メイン制御基板100Aは、CPU(central processing unit)101、第1クロック発生回路102、第2クロック発生回路103、ROM(read−only memory)104、RAM(random−access memory)105、データ送出回路106、及び入出力ポート107を備えている。なお、CPU101として、ROMやRAMを内蔵しているものを採用してもよい。その場合は、外付けのROM104、RAM105は不要となる。
CPU101は、ROM104に格納された所定のプログラムを、第1クロック発生回路102で発生したCLK信号のタイミングに基づいて読み出し、所定のプログラムを逐次実行する。CPU101は、電源が投入されると所定のアドレスからメインプログラムを実行し、第2クロック発生回路103で生成されたINTR信号のタイミングで(第1クロック発生回路102の周期とは異なる)、所定のアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。INTR信号のタイミングは2ミリ秒に設定されている。CPU101はこれらのプログラムの実行に応じて、各種フラグや各種カウンタ又は各種遊技情報をRAM105に保存する。RAM105に記憶された情報は、RAM105に内蔵された電池により保持される。これにより、遊技機1は、外部から供給される電源が遮断した場合でも、その後電源が復帰した場合には電源断発生の直前の状態から動作を再開できる。
CPU101は、入出力ポート107を介して各種センサの状態を読み取り、各種ソレノイド、LED等を制御する。図1のゲート10、ゲート11、通常入賞口20〜23、始動入賞口31、大入賞口41、及びアウト口50には、図2の符号110、111、120〜123、131、141、及び150で示された各種センサが設けられており、これらのセンサが、ゲート10等への遊技球の通過又は通常入賞口20等への入球を検知すると、検知信号が入出力ポート107を介してCPU101に送られる。
開放用ソレノイド130は図1の第1誘導機構30を、開放用ソレノイド140は図1の第2誘導機構40をそれぞれ動作させるための装置であり、これらのソレノイド130,140は入出力ポート107を介してCPU101に接続されている。開放用ソレノイド130がONされることにより第1誘導機構30が開状態に、OFFされることにより第1誘導機構30が閉状態に制御される。開放用ソレノイド140についても同様に、これがON又はOFFされることにより、第2誘導機構40が開状態又は閉状態にそれぞれ動作制御される。
上述した普通図柄表示装置60、普通図柄変動権数表示装置61、特別図柄表示装置62、及び特別図柄変動権数表示装置63はそれぞれ入出力ポート107を介してCPU101に接続され、CPU101によって表示制御が行われる。
CPU101は、データ送出回路106を介して払出制御基板100B、電飾制御基板100E、及び表示制御基板100Fへ各種コマンドを出力する。払出制御基板100Bは、貸出制御基板100Dからの貸出コマンド、又は、メイン制御基板100A(CPU101)からの賞球払出コマンドに基づいて、球送出しモータ166を駆動制御する。球送出しモータ166の駆動により払い出された遊技球の数(払い出し数)は球払出検知センサ174にてカウントされる。球払出検知センサ174の信号は、払出制御基板100Bの他、メイン制御基板100Aにも入力される。
発射装置制御基板100Cには、遊技者が発射レバーを操作していることを検出する発射レバーセンサ171及び遊技者が発射レバーに触れていることを検出するタッチセンサ172からの信号が入力される。発射装置制御基板100Cは、発射レバーセンサ171及びタッチセンサ172の両方から信号が検出されている場合に限り、遊技盤2に向けておよそ0.6秒間隔で図示しない発射装置から遊技球が逐次発射されるように遊技球発射用モータ173を駆動制御する。発射された遊技球は、発射球検知センサ170で検知され、発射した遊技球の数がカウントされる。
電飾制御基板100Eは、メイン制御基板100Aから受信した各種コマンドに基づいて、遊技盤2の設けられた各種電飾LED180の点灯制御を行うとともに、所定のサウンドデータに沿ったBGM等が出力されるようにスピーカ181を制御する。
表示制御基板100Fは、CPU191、第3クロック発生回路192、第4クロック発生回路193、ROM194、RAM195、データ入力回路196、及びグラフィックLSIとその周辺回路とを有する表示回路197を備えている。
CPU191は、ROM194に格納された所定のプログラムを、第3クロック発生回路192で発生したCLK信号のタイミングに基づいて読み出し、所定のプログラムを逐次実行する。CPU191は、電源が投入されると所定のアドレスからメインプログラムを実行し、第3クロック発生回路192で生成されたINTR1信号のタイミングで、所定のアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。INTR1信号のタイミングは2ミリ秒に設定されている。CPU191はプログラムの実行に応じて各種フラグや各種カウンタ又は各種遊技情報をRAM195に保存する。データ入力回路196は、メイン制御基板100Aから送出されるストローブ信号に基づいてINTR2信号を生成する。ストローブ信号はデータ送出回路106からのデータ送出タイミングに同期してメイン制御基板100Aから送出される信号である。CPU191は、データ入力回路196にて生成されたINTR2信号のタイミングに基づいて所定のアドレスから始まる割込みプログラムを実行する。
<1−3:遊技機の動作>
<1−3−1:遊技機の遊技>
次に、遊技機1を用いて実行される遊技について説明する。遊技の基本は、発射装置(不図示)から遊技盤2に向けて発射された遊技球を通常入賞口20〜23、始動入賞口31又は大入賞口41のいずれかの入賞口に入球させることにより、それぞれの入賞口に応じてあらかじめ定められた賞球数を獲得するものである。遊技機1は、プレイヤーが効率良く利益を獲得するための遊技方法(遊技ステップ)があらかじめ以下のように設定されている。これにより遊技者に対して遊技に対する強い興趣性を与えることができる。この遊技方法を実現する各種プログラムは、メイン制御基板100AのROM104に格納されており、各種プログラムに従ってCPU101が各部の制御を実行する。
図3は、遊技機の遊技方法(遊技ステップ)を示したものである。図3に示したように、遊技盤2に導かれた遊技球は、ゲート10,11を通過するか、通常入賞口20〜23へ入球するか、始動入賞口31へ入球するか、又はアウト口50へ入球するかのいずれかの状態になる(ステップS10、ステップS20、ステップS31、ステップS50)。
遊技球がゲート10又はゲート11を通過すると(ステップS10)、普通電動役内部抽選及び普通図柄抽選が行われる(ステップS12)。普通電動役内部抽選は、第1誘導機構30を所定時間開状態とする普通電動役物の作動の可否を抽選するものである。普通図柄抽選は、普通図柄表示装置60に表示する図柄を普通電動役内部抽選の結果に基づいて決定するものである。その後、ステップS12にて決定された図柄が普通図柄表示装置60に停止表示されるように普通図柄変動表示が行われる(ステップS13)。ステップS12で普通電動役内部抽選に当選し、次のステップS13で普通図柄表示装置60に当選図柄(例えば「7」)が停止表示された場合には、第1誘導機構30が通常状態から開状態に作動制御される(ステップS30)。これにより始動入賞口31に遊技球が入球し易くなる。
遊技球が普通入賞口20〜23に入球すると(ステップS20)、入賞が判定され5個の賞球が払い出される。遊技球が始動入賞口31に入球すると(ステップS31)、入賞が判定され10個の賞球が払い出されるとともに、大当たり内部抽選及び特別図柄抽選が行われる(ステップS32)。大当たり内部抽選は、大当たりの当選又はハズレのいずれかを抽選するものである。特別図柄抽選では、大当たり内部抽選の結果に基づいて特別図柄表示装置62及び液晶表示器70に停止表示させる停止図柄Kを決定する。この停止図柄Kとして、「1−1−1」、「2−2−2」、及び「3−2−2」等のように、具体的な表示態様も決定される。その後、ステップS32にて決定された停止図柄Kを、特別図柄表示装置62に最終的に停止表示させる第1図柄変動表示(ステップS33)と、液晶表示器70に最終的に停止表示させる第2図柄変動表示(ステップS34)と、がそれぞれ行われる。
図4は、大当たり内部抽選及び図柄抽選の内容を示した図であり、(A)は処理内容を示すフローチャート、(B)はRAMに記憶された乱数値を示した説明図である。ステップS32で行われる大当たり内部抽選及び特別図柄抽選は、図4(A)に示した手順に沿って、CPU101にて行われる。なお、ステップS12で行われる普通電動役内部抽選も同様の方法で行われる。まず、始動入賞口31の入球に応じて大当たり乱数値と特別図柄乱数値が抽出され(ステップS32a)、取得された大当たり乱数値及び特別図柄乱数値がそれぞれ、図4(B)に示すように4個を上限としてRAM105に記憶される(ステップS32b)。次いで、特別図柄変動権数Nbが+1カウントされ(ステップS32c)、特別図柄変動権数Nbに応じた数のLEDが点灯するように、特別図柄変動権数表示装置63の表示が制御される(ステップS32d)。
次に、特別図柄変動が開始できる条件が充足されるまで、他の処理を行いながら処理が待機され(ステップS32e)、ステップS32bで記憶された大当たり乱数値と図柄乱数値がRAM105から取り出される(ステップSS32f)。RAM105に複数の乱数値が記憶されている場合には、記憶した(古いものから)順に取り出される。そして、特別図柄変動権数Nbが−1カウントされ(ステップS32g)、特別図柄変動権数Nbに応じた数のLEDが点灯するように、特別図柄変動権数表示装置63が制御される(ステップS32h)。次いで、取り出された大当たり乱数値について当否判定され、大当たりかハズレかが決定される(ステップS32i)。ステップS32iでは、2/631(低確率状態)又は10/631(高確率状態)のいずれか一方の当選確率で当否判定される。例えば、取り出された大当たり乱数値と、所定の判定値とを比較して判定値未満であれば「当選」、それ以外であれば「ハズレ」と判定してもよい。遊技機1では、当選確率が2/631である低確率状態の場合には、大当たり乱数値が「2」未満、すなわち「0」か「1」で当選とされ、当選確率が10/631である高確率状態の場合には、大当たり乱数値が「10」未満、すなわち「0」〜「9」で当選とされる。「2」や「10」の判定値は抽選テーブルとしてROM104に格納されている。RAM105の所定領域には、低確率状態又は高確率状態のいずれかを示す確率状態フラグが設けられており、この確率状態フラグに基づいて現在の状態に対応する判定値が選択される。なお、確率状態フラグは、低確率状態の場合には0、高確率状態の場合には1とされる。
そして、ステップS32jにおいて、取り出された特別図柄乱数値に基づいて特別図柄判定される。これにより、大当たりであれば停止図柄Kとして、当選図柄(確変図柄又は通常図柄)である「1−1−1」、「2−2−2」等の表示態様が、ハズレであれば停止図柄Kとして、ハズレ図柄である「1−1−2」、「5−4−1」等の表示態様がそれぞれ決定される。そして、図柄の変動時間を規定する図柄変動パターン番号Nが決定される。図柄変動パターン番号Nは、変動通常状態又は変動時短状態に対応したものが抽選により選択される。変動時短状態は変動通常状態に比較して変動時間が短い状態である。変動通常状態又は変動時短状態の判別は、RAM105の所定領域に設けられた変動状態フラグを参照することにより実現されている。変動状態フラグは、変動通常状態の場合には0、変動時短状態の場合には1とされる。
図柄変動パターン番号Nの選択は、変動通常状態及び変動時短状態に対応させて抽選確率を関連づけた図柄変動パターン選択テーブルTBL10をROM104に記憶させておき、これを参照することにより実現してもよい。図5は、図柄変動パターン選択テーブルTBL10の一例を示した説明図である。この図に示したように、図柄変動パターン番号Nは1〜9まで存在し、これらは変動時間が10秒のもの(1〜3)、20秒のもの(4、5)、及び60秒のもの(6〜9)に区分される。変動通常状態の場合には、図柄変動パターン番号Nのうち、4〜9のいずれか一つが図示の抽選確率に基づいて抽選される。例えば、1〜256の乱数値のうち、122が抽出された場合には図柄変動パターン番号Nとして「5」が選択される。変動時短状態の場合も同様に、図柄変動パターン番号Nのうち、1〜5のいずれか一つが図示の抽選確率に基づいて抽選される。
図3に戻り、大当たり内部抽選に当選し、ステップS33及びステップS34において、所定の当選図柄が表示された場合には、大当たり遊技が開始される。大当たり遊技は、所定回数(例えば16回)のラウンド遊技が繰り返される。一回のラウンド遊技は、特別電動役物が1回作動することにより、第2誘導機構40が所定時間(30秒)を上限として開状態とされ(ステップS40)、所定時間の経過又は所定個数(10個)の遊技球が大入賞口に入球することにより終了する。ラウンド遊技中には、第2誘導機構40が開状態となるので大入賞口41への入球が可能となる(ステップS41)。従って、大当たり遊技の実行により、プレイヤーは多数の遊技球を獲得することができる。
図6は、大当たり内部抽選の当選確率及び変動時間のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャートである。図6の時刻T1に示されているように、大当たり内部抽選の当選確率が低確率状態であったときに、液晶表示器70及び特別図柄表示装置62に確変図柄が表示されると、大当たり遊技が開始され、その大当たり遊技の終了後に低確率状態から高確率状態に切り替えられるとともに、変動時間が変動通常状態から変動時短状態に切り替えられる。当選確率が高確率状態で、かつ変動時間が変動時短状態となる状態は、時刻T5において転落抽選に当選し高確率状態から低確率状態へ切り替えられるまで継続する。詳しくは後述するが、転落抽選は、高確率状態から低確率状態へ切り替えるべきか否かを所定の抽選確率で抽選するものである。
時刻T2〜T3間、及び時刻T4〜T5間に示されているように、変動時短状態は、低確率状態から高確率状態へ切り替えられてからの大当たり内部抽選の抽選回数、又は高確率状態における大当たり後の抽選回数が一定回数(例えば100回)に達しても終了せずに、高確率状態である限り継続される。また、変動時短状態は、時刻T9〜T10間に示されているように、大当たり後の抽選回数が一定回数に満たない状態で転落抽選に当選した場合であっても、この抽選回数が一定回数に達するまで継続される。
従って、遊技機1では、抽選回数が一定回数に達するまでは転落抽選の結果によらず変動時短状態が継続するので、高確率状態に切り替わって間もない時期に低確率状態へ移行した事実が変動時短状態の終了によりプレイヤーに悟られることがない。このため、高確率状態から低確率状態への移行に伴うプレイヤーの失望を緩和できる。
<1−3−2:遊技機の具体的処理>
次に、CPU101又はCPU191が上述した遊技を実現するために行う遊技機の具体的処理の一例について説明する。
(1:割込み処理)
CPU101は、電源投入後、初期化処理を行い、2ミリ秒間隔で発生するタイマ割込み信号がCPU101の割込み端子に入力された場合に割込み処理を実行する。図7は、割込み処理のうち本発明の要旨と関連する部分を抽出したフローチャートである。まず、CPU101は、始動入賞口31に遊技球が入球したか否かを、始動入賞口センサ131の情報を読み取って判定し(ステップS300)、始動入賞口31への遊技球の入球を判定した場合には、処理をステップS301に進めて変動時間変更判定処理を実行する。一方、始動入賞口31に遊技球が入球しない場合には、今回のルーチンを終える。
(2:変動時間変動判定処理)
図8は、変動時間変更判定処理の処理内容を示したフローチャートである。CPU101は、現在の大当たりの当選確率が低確率状態であるか高確率状態であるかを、上述した確率状態フラグを参照して判別する(ステップS301A)。高確率状態と判別したときは以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。一方、低確率状態と判別したときは、変動時間の状態として変動時短状態であるか否かを、上述した変動状態フラグを参照して判別する(ステップS301B)。変動時短状態でないと判定した場合には、以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。一方、変動時短状態であると判定した場合には、低確率状態から高確率状態へ切り替えられてからの大当たり内部抽選の抽選回数、又は大当たり後の抽選回数が一定回数に達したか否かを判定する(ステップS301C)。抽選回数が一定回数未満であると判定したときは、以後の処理をスキップして今回のルーチンを終える。これにより、変動時短状態が継続される。一方、抽選回数が一定回数以上であるときは、CPU101は変動状態フラグを0にして今回のルーチンを終了する(ステップS301D)。これにより、変動時短状態が変動通常状態に切り替えられて変動時短状態が終了する。
図7に戻り、変動時間変更判定処理が終了すると、CPU101は、上述した大当たり内部抽選(ステップS302)、及び特別図柄抽選(ステップS303)を行う。これにより、大当たりの当選又はハズレ、図柄変動パターン番号N、停止図柄Kがそれぞれ決定される。次に、CPU101は、転落抽選用乱数値を取得して転落抽選を行う(ステップS304)。転落乱数値は、後述のステップS315で実行される転落抽選の当選判定に用いられる。
次にCPU101は、ステップS303で決定された図柄変動パターン番号N及び停止図柄Kの情報を含んだ表示用コマンドCを表示制御基板100F(図2)へ送信する(ステップS306)。表示制御基板100FのCPU191は、表示用コマンドに含まれる図柄変動パターン番号N及び停止図柄Kに応じた図柄の変動表示が行われるように液晶表示器70の表示を制御する。CPU191による表示制御の詳細は、本発明の要旨とは直接関係しないため省略する。
次にCPU101は、高確率状態で、かつステップS302で実行した大当たり内部抽選の結果が「ハズレ」であるか否かを判定する(ステップS307)。高確率状態か否かは確率状態フラグを参照して判定される。CPU101は、高確率状態で、かつ大当たり内部抽選の結果が「ハズレ」であると判定したときは、処理をステップS315に進める。一方、CPU101は、高確率状態で、かつ大当たり内部抽選の結果が「ハズレ」でないと判定したとき、つまり、高確率状態で大当たり内部抽選の結果が「当選」の場合、又は低確率状態の場合であると判定したときは、処理をステップS308に進める。
ステップS308では、CPU101は大当たり内部抽選の結果が「当選」であるか「ハズレ」であるかを判定する。「ハズレ」の場合には、以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。一方、「当選」の場合には、CPU101は、上述した大当たり遊技が実行されるように第2誘導機構40等の各部を制御する。次に、CPU101はステップS303で決定された停止図柄Kが確変図柄であるか通常図柄であるかを判定する(ステップS310)。停止図柄Kが通常図柄であるときは、以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。一方、停止図柄Kが確変図柄であるときは、低確率状態で大当たり内部抽選に当選し、かつ停止図柄Kが確変図柄の場合であるので、処理をステップS311に進めて確率状態フラグを1にして低確率状態から高確率状態へ切り替える。次に、CPU101は、変動状態フラグを1にして変動通常状態から変動時短状態に切り替えて今回のルーチンを終える。
ステップS315では、CPU101はステップS304で取得された転落抽選用乱数値が所定の判定値とを比較することにより、転落抽選の当選又はハズレのいずれかを判定する。転落抽選に当選した場合には、CPU101は処理をステップS316に進める。一方、転落抽選にハズレた場合には、CPU101は以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。本実施形態では、転落抽選の抽選確率を1/100とした。この抽選確率で転落抽選が行われるように、転落抽選用乱数値の範囲及び当選の判定値がそれぞれ設定されている。例えば、転落用乱数値の範囲を1〜100に設定するとともに、判定値を2に設定し、取得した転落抽選用乱数値が2未満の場合に「当選」、2以上の場合に「ハズレ」としてもよい。ステップS316では、CPU101は確率状態フラグを0にして高確率状態から低確率状態へ切り替えて今回のルーチンを終了する。
以上の実施形態によれば、低確率状態で、かつ上述した抽選回数が一定回転数に達することを条件として変動時短状態が終了する。そして、転落抽選に当選することを条件として高確率状態が終了する。つまり、変動時短状態の終了条件が高確率状態の終了条件と異なるため、図6の時刻T9〜T10間のように、低確率状態で、かつ変動時短状態となる期間を作り出すことができる。
なお、図7のステップS301の変動時間変更判定処理に関しては、図8に代えて図9に示した処理を行ってもよい。図9は、変動時間変更判定処理の他の例を示したフローチャートである。この図から明らかなように、図9では図8のステップS301Aが省略されている。従って、低確率状態又は高確率状態の別を問わず、上述した抽選回数が一定回転数に達することを条件として変動時短状態が終了する。図10は、変動時間変更判定処理を図9にした場合における大当たり内部抽選の当選確率及び変動時間のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャートである。この図から明らかなように、時刻T2〜T3間、或いは時刻T4〜T5間のように、変動時短状態が終了し変動通常状態に切り替えられた状態で、かつ高確率状態である期間を作り出すことができる。このため、たとえ変動時短状態の終了した場合でも高確率状態が継続しているかもしれない、という期待感をプレイヤーに与えることができる。従って、この期待感により変動時短状態の終了後においてもプレイヤーを遊技にひきつけておくことができるので、変動時短状態の終了後直ちに遊技が中止されることを抑制できる。
<2.第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態の遊技機は、転落抽選の形態を除き、第1の実施形態と同一である。従って、遊技盤の構成及び電気的構成等の第1の実施形態と共通する構成についての重複する説明は省略し、以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態の遊技機は、転落抽選を複数種類の抽選確率から選択された抽選確率に基づいて実行可能に構成されている。図11は、上述した図7に相当するフローチャートであり、図7と同一の処理には同一の参照符号が付されている。なお、ステップS301の変動時間変更判定処理は、図8又は図9と同様でよい。
本実施形態では、転落抽選確率変更判定処理を実行するステップS305が追加されている。図12は、転落抽選確率変更判定処理の内容を示したフローチャートである。まず、CPU101は転落抽選の当選又はハズレのいずれかを判定する(ステップS305A)。判定処理の内容は、図7(図11)のステップS315と同一である。CPU101は、転落抽選に当選していると判定した場合には以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。一方、転落抽選にハズレていると判定したときは、大当たり内部抽選の当選確率が高確率状態又は低確率状態のいずれであるかを判定する(ステップS305B)。この判定は確率状態フラグを参照して行う。
CPU101は、低確率状態と判定した場合には以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。一方、高確率状態と判定した場合には、転落抽選の抽選確率を変更する(ステップS305C)。この変更は適宜の形態で実施してよい。例えば、複数種類の抽選確率を各種パラメータに関連付けて記憶した抽選確率テーブルをRAM105に予め記憶させておき、このテーブルを参照して変更すべき抽選確率を複数種類の抽選確率から選択してもよいし、変更候補となり得る複数種類の抽選確率から、変更すべき抽選確率を各種パラメータに基づく計算により求めて選択してもよい。そして、変更すべき抽選確率が選択された後に、その抽選確率で転落抽選が行われるように転落抽選用乱数値の範囲及び当選の判定値の設定を変更することにより、転落抽選の抽選確率の変更を実現してもよい。
図13〜図16は、上記抽選確率テーブルのバリエーションを例示したものである。図13の抽選確率テーブルTBL11及び図14の抽選確率テーブルTBL12は、変更すべき抽選確率の選択に関連させるパラメータとして、低確率状態から高確率状態へ切り替えられてからの大当たり内部抽選の抽選回数、又は大当たり後の抽選回数(以下、これらをまとめて「抽選回数」という)を採用したものである。大当たり内部抽選の結果は、図柄の変動表示の形態で液晶表示器70及び特別図柄表示装置62に対してそれぞれ表示される。従って、抽選回数と、液晶表示器70又は特別図柄表示装置62に表示される変動表示の回数(「回転数」と呼ばれることがある)とは一致する。このため、上記のパラメータとして変動表示の回数を採用することと抽選回数を採用することとは同義である。
図13に示した抽選確率テーブルTBL11においては、抽選回数に関連づけられた抽選確率に「0」が含まれている。図17は、抽選確率テーブルTBL11を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャートである。この図から明らかなように、抽選確率テーブルTBL11を使用した場合、抽選回数100回以下であるときには、転落抽選の結果が必ず「ハズレ」になる。このため、時刻T1〜T2間、時刻T3〜T4間、時刻T5〜T6間、及び時刻T7〜T8間に示されているように、高確率状態から低確率状態へ切り替えられることのない期間、即ち、低確率状態へ転落せずに高確率状態が保証される期間を作り出すことができる。また、抽選回数が100回を超えてからも抽選確率が上下に変動するので、抽選回数に応じて転落し易い期間や転落し難い期間等を設定できる。
図14に示した抽選確率テーブルTBL12は、抽選回数が大きくなるに従って、抽選確率が小さくなるように構成されている。従って、抽選確率テーブルTBL12を使用した場合には、抽選回数が大きくなるほど転落し難くできる。
図15の抽選確率テーブルTBL21及び図16の抽選確率テーブルTBL22は、変更すべき抽選確率の選択に関連させるパラメータとして、図11の特別図柄抽選(ステップS303)にて決定された停止図柄Kを採用したものである。図15に示した抽選確率テーブルTBL21では、停止図柄Kのうち確変図柄及び通常図柄のそれぞれに抽選確率が対応づけられている。確変図柄に対応づけられた抽選確率の方が、通常図柄に対応づけられた抽選確率よりも大きいため、確変図柄で大当たりに当選した場合には高確率状態が継続し難く、つまり転落し易くなり、反対に、通常図柄で大当たりに当選した場合には高確率状態が継続し易く、つまり転落し難くなる。図18は、抽選確率テーブルTBL21を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャートである。この図から明らかなように、例えば、時刻T3において、通常図柄(「2−2−2」)で大当たりに当選した場合には、転落抽選の当選確率が時刻T3以前よりも小さくなるので、低確率状態へ転落し難くなる。
図16に示した抽選確率テーブルTBL22は、図15の変形例であり、停止図柄Kがハズレ図柄の場合についても変更すべき抽選確率が対応づけられている。なお、図示は省略したが、抽選確率テーブルTBL22には、図15と同一内容が含まれている。図19は、抽選確率テーブルTBL22を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャートである。この図に示されているように、停止図柄Kがハズレ図柄(「2−2−5」)の場合にも転落抽選の抽選確率が変化する。この形態では、ハズレ図柄として「1−1−3」、「2−2−5」等のいわゆるハズレリーチ図柄の場合に抽選確率が変更されるように、抽選確率テーブルTBL22が構成されている。
以上の実施形態によれば、転落抽選の抽選確率を変更できるので、この抽選確率が一定のものよりも変化に富んだゲーム性を有する遊技機を提供できる。
なお、上記の実施形態において、図12の処理の代わりに図20の処理を実行することにより、大当たりに当選した場合を契機として抽選確率の変更を許容するように構成してもよい。図20は、転落抽選確率変更判定処理の他の例を示したフローチャートである。この図から明らかなように、この例は、図12の処理に大当たり内部抽選の当選又はハズレのいずれかを判定する当選判定処理(ステップS305X)を追加したものである。これにより、大当たりに当選した場合に限り抽選確率の変更が許容されることになる。ステップS305の変更処理の内容は特に制限されないが、例えば、図21〜23に示した抽選確率テーブルTBL31〜TBL33を利用して、変更すべき抽選確率を選択するようにしてもよい。
図21に示した抽選確率テーブルTBL31は、大当たりの当選回数に応じて先頭から順番に転落抽選の当選確率が設定されている。例えば、1回目の大当たりに当選した際には、抽選確率テーブルTBL31の先頭が参照され、抽選確率として1/100が選択される。そして、2回目の大当たりに当選した際には、先頭から2番目が参照され、抽選確率として0が選択される。以下同様に選択され、末尾まで参照された場合には先頭に戻り先頭から順番に参照される。後述の抽選確率テーブルTBL32、TBL33についても同様である。抽選確率テーブルTBL31には、抽選確率として0が含まれているので、抽選確率として0が選択された場合には、次の大当たりに当選するまでの間、高確率状態が維持されることになる。そして、0の場合を除き、大当たりの当選回数が大きくなるに従って、抽選確率が小さくなるように設定されているため、大当たりの当選が続くほど高確率状態が維持され易くなる。図22に示した抽選確率テーブルTBL32は、抽選確率テーブルTBL31の変形例であり抽選確率として0を含まないものである。この場合も図21と同様に、大当たりの当選回数が大きくなるに従って、抽選確率が小さく設定されている。図24は、抽選確率テーブルTBL32を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャートである。この図から明らかなように、大当たりの当選が続くほど高確率状態が維持され易くなることが分かる。従って、大当たりの当選が連続するいわゆる連チャンが誘発され易くなるので、プレイヤーに対する興趣を高めることができる。
図23に示した抽選確率テーブルTBL33は、図21や図22の場合とは逆に、大当たりの当選回数が大きくなるに従って、抽選確率が大きくなるように設定されている。このため、大当たりの当選が続くほど高確率状態が維持され難く、つまり低確率状態に転落し易くなる。
抽選確率テーブルTBL31〜TBL33を用いる場合には、図20の処理の代わりに図25の処理を使用してもよい。図25は、転落抽選確率変更判定処理の更なる他の例を示したフローチャートであり、図20に転落抽選の抽選値を初期化する処理(ステップS305Y)を追加したものである。この形態によれば、転落抽選に当選した場合、又は大当たりの当選確率が低確率状態の場合に、転落抽選の抽選値が初期化される。これにより、転落抽選の当選前に選択されていた抽選値が持ち越されることを防止できる。抽選値の初期値は適宜に設定すればよい。
<3.変形例>
以上本発明に係る遊技機1について説明したが、本発明の要旨の範囲内で適宜に実施してよい。例えば、遊技機1では、大当たりの抽選等の処理を行うCPU101と、液晶表示器70の表示の制御を行うCPU191とが分けられているが、これらを一つのCPUで構成してもよい。
第2の実施形態においては、図17に示した低確率状態へ転落せずに高確率状態が保証される期間を作り出す手段として、抽選確率テーブルTBL11(図13)の抽選確率に0を含めたが、この形態に限定されない。例えば、抽選回数が一定回数に達するまで図11のステップS315及びステップS316をスキップするように構成してもよい。図26は、この形態の一例を示したフローチャートであり、図11のステップS307とステップS315との間に、抽選回数が一定回数に到達したか否かの判定処理(ステップS320)が挿入されている。これによれば、抽選回数が一定回数未満であるときは、ステップS315及びステップS316がスキップされ、抽選回数が一定回数未満である限り高確率状態から低確率状態へ切り替えられることがないため、図17に示した状態を実現できる。
以上の各実施形態においては、低確率状態において確変図柄で大当たりに当選した場合に限り、低確率状態から高確率状態に切り替えるようにした形態を例示したが、確変図柄又は通常図柄の区別なく、低確率状態において大当たりに当選した場合に低確率状態から高確率状態に切り替えるようにしてもよい。この形態は、図7、図11、及び図26にそれぞれ示されているステップS310を削除することにより実現できる。
<4.その他>
以上の各形態においては、液晶表示器70が表示手段に相当する。また、CPU101は、図7、図11、及び図26のそれぞれに示したステップS302を実行することにより大当たり抽選手段として、S303を実行することにより表示図柄決定手段として、ステップS311又はステップS316を実行することにより当選確率切替手段として、ステップS304を実行することにより転落抽選手段として、ステップS315実行することにより高確率状態終了判定手段として、ステップS312又は図8及び図9のそれぞれに示したステップS301Dを実行することにより変動時間切替手段として、図8のステップS301A及びステップS301C、又は図9のステップS301Cを実行することにより時短終了判定手段として、それぞれ機能する。
遊技機の外観の要部を模式的に示した図。 遊技機の電気的構成を示したブロック図。 遊技機の遊技方法(遊技ステップ)を示した図。 大当たり内部抽選及び図柄抽選の内容を示した図であり、(A)は処理内容を示すフローチャート、(B)はRAMに記憶された乱数値を示した説明図である。 図柄変動パターン選択テーブルTBL10の一例を示した説明図。 大当たり内部抽選の当選確率及び変動時間のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャート。 割込み処理のうち本発明の要旨と関連する部分を抽出したフローチャート。 変動時間変更判定処理の処理内容を示したフローチャート。 変動時間変更判定処理の他の例を示したフローチャート。 変動時間変更判定処理を図9にした場合における大当たり内部抽選の当選確率及び変動時間のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャート。 第2の実施形態に係る割込み処理のうち本発明の要旨と関連する部分を抽出したフローチャート。 転落抽選確率変更判定処理の内容を示したフローチャート。 抽選確率テーブルTBL11の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL12の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL21の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL22の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL11を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャート。 抽選確率テーブルTBL21を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャート。 抽選確率テーブルTBL22を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャート。 転落抽選確率変更判定処理の他の例を示したフローチャート。 抽選確率テーブルTBL31の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL32の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL33の一例を示した説明図。 抽選確率テーブルTBL32を使用した場合の大当たり内部抽選の当選確率及び転落抽選の抽選確率のそれぞれの状態変化の一例を同一時間軸で示したタイミングチャート。 転落抽選確率変更判定処理の更なる他の例を示したフローチャート。 図11の処理の変形例を示したフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
70 液晶表示器(表示手段)
101 CPU(大当たり抽選手段、表示図柄決定手段、当選確率切替手段、転落抽選手段、高確率状態終了判定手段、変動時間切替手段、時短終了判定手段)

Claims (10)

  1. 所定の図柄を表示可能に構成された表示手段と、大当たりの当選又はハズレのいずれかを、少なくとも高低二種類の当選確率のいずれかで抽選可能な大当たり抽選手段と、前記大当たり抽選手段の抽選結果に基づいて、前記表示手段に対して図柄を変動表示させる変動時間及び停止表示させる図柄をそれぞれ決定する表示図柄決定手段と、前記大当たり抽選手段による抽選が高確率の当選確率で実行される高確率状態と前記大当たり抽選手段による抽選が前記高確率よりも低い低確率の当選確率で実行される低確率状態とを切り替える当選確率切替手段と、前記高確率状態のときに前記高確率状態から前記低確率状態に切り替えて前記高確率状態を終了させるべきか否かを抽選する転落抽選手段と、少なくとも前記転落抽選手段の抽選結果に応じて前記高確率状態の終了を判定する高確率状態終了判定手段と、を備え、
    前記当選確率切替手段は、前記高確率状態のときに、前記大当たり抽選手段による抽選結果がハズレであり、かつ、前記高確率状態終了判定手段にて前記高確率状態の終了が判定された場合、前記高確率状態から前記低確率状態へ切り替えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記変動時間の状態として、変動通常状態と前記変動通常状態よりも前記変動時間が短い変動時短状態とを切り替える変動時間切替手段と、前記高確率状態の終了条件とは異なる条件に基づいて前記変動時短状態の終了を判定する時短終了判定手段と、を更に備え、前記変動時間切替手段は、前記時短終了判定手段の判定結果に基づいて前記変動時短状態から前記変動通常状態へ切り替えることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記時短終了判定手段は、前記変動通常状態から前記変動時短状態へ切り替えられたときからの前記大当たり抽選手段による抽選回数、又は前記高確率状態で前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となった後の該大当たり抽選手段による抽選回数が所定回数に達したことにより前記変動時短状態の終了を判定することを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記時短終了判定手段は、前記変動通常状態から前記変動時短状態へ切り替えられたときからの前記大当たり抽選手段による抽選回数、又は前記高確率状態で前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となった後の該大当たり抽選手段による抽選回数が所定回数に達し、かつ、前記低確率状態であるときに前記変動時短状態の終了を判定することを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記転落抽選手段は、前記高確率状態を終了させるべきか否かの抽選を、複数種類の抽選確率から選択された抽選確率に基づいて実行可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記転落抽選手段は、前記低確率状態から前記高確率状態へ切り替えられたときからの前記大当たり抽選手段の抽選回数、又は前記高確率状態で前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となった後の該大当たり抽選手段による抽選回数に応じた抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記転落抽選手段は、前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選となる度に、当該当選前に選択されていた抽選確率とは異なる抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  8. 前記転落抽選手段は、前記表示図柄決定手段にて決定された停止表示させる図柄に応じた抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  9. 前記転落抽選手段は、前記大当たり抽選手段による抽選結果が当選の場合において、前記表示図柄決定手段にて決定された停止表示させる図柄に応じた抽選確率を前記複数種類の抽選確率から選択することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  10. 前記当選確率切替手段は、前記低確率状態の場合において前記大当たり抽選手段の抽選結果が当選のときには、前記低確率状態から前記高確率状態へ切り替えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のパチンコ遊技機。
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