JP4868390B2 - 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 - Google Patents
光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4868390B2 JP4868390B2 JP2006028394A JP2006028394A JP4868390B2 JP 4868390 B2 JP4868390 B2 JP 4868390B2 JP 2006028394 A JP2006028394 A JP 2006028394A JP 2006028394 A JP2006028394 A JP 2006028394A JP 4868390 B2 JP4868390 B2 JP 4868390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- coating
- paint
- lacquer
- auto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
また、漆塗膜表面は基本的に平滑であり、積極的に光沢を変化させて塗膜の質感を変えたり、あるいは光沢の違いにより表面に装飾を施すには、サンドブラストなどによって表面に物理的な凹凸を付けたり、伝統的な蒔絵のように粉体や顔料を付着させる等、手間と時間のかかる方法を採用する必要があった。
1.(1)エポキシ化合物、オキセタン化合物及びビニルエーテル化合物からなる群から選択されたカチオン重合性化合物、(2)ヨードニウム塩及びスルホニウム塩からなる群から選択された光重合開始剤、及び(3)漆及びカシューオイルからなる群から選択された自動酸化塗膜成分を含有することを特徴とする光硬化性塗料。
2.塗料全体を基準として、(1)カチオン重合性化合物10〜70重量%、(2)光重合開始剤0.2〜15重量%、及び(3)自動酸化塗膜成分10〜75重量%を含有することを特徴とする1に記載の光硬化性塗料。
3.1又は2に記載された光硬化性塗料を被塗物表面に塗布した後に光照射し、塗膜を硬化させることを特徴とする装飾性塗膜の形成方法。
4.塗膜の完全硬化前に、塗膜表面に粉体を付着させることを特徴とする3に記載の装飾性塗膜の形成方法。
5.塗膜表面への光照射量を部分的に変化させることによって塗膜中の(3)自動酸化塗膜成分を相分離させ、塗膜表面に凹凸を形成することを特徴とする3に記載の装飾性塗膜の形成方法。
6.塗膜表面に模様を描いたマスク材を配置することによって、塗膜表面への光照射量を部分的に変化させることを特徴とする請求項5に記載の装飾性塗膜の形成方法。
7.塗膜表面に形成する凹凸の高さが0.1〜500μmであることを特徴とする請求項5又は6に記載の装飾性塗膜の形成方法。
(1)本発明のカチオン重合型光硬化性塗料では、重合反応への漆等の自動酸化塗膜成分の影響はほとんど見られないため、比較的少量の合成モノマーを漆等の自動酸化塗膜成分に添加することにより光硬化性塗料を調製することができる。
(2)塗膜の硬化は迅速で、しかも高度な質感を有し、美観の良好な硬化塗膜が得られる。
(3)適度に塗膜の硬化が進んだ段階で、金属粉体などを塗膜に付着させることにより、伝統的な蒔絵技術を完全に再現することができる。
(4)光照射条件を選択することにより、塗膜硬化の過程で高分子成分と漆等の自動酸化塗膜成分の相分離を発生させて塗膜に凹凸を形成し、塗膜の反射率等の外観を制御することが可能となる。また、この原理を利用することにより、塗膜に顔料や粉体を用いずに新たな装飾効果を付与することができる。
カチオン重合の反応基以外の分子構造は、重合前のインキの粘度や、硬化塗膜の硬度、しなやかさに影響することがある。特に、光硬化過程で塗膜中の漆等の(3)自動酸化塗膜成分との相分離を誘発させる際には、分子構造を選択することが重要である。塗膜の重合性と相分離の形態にあわせて、複数の(1)カチオン重合性モノマーを組み合わせて使用することもある。
このようなエポキシ化合物の例としては、ビスフェノール-A-ジグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、1,4-ブタンジオールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、トリフェニロールメタントリグリシジルエーテル、ポリ[(フェニルグリシジルエーテル)-co-ホルムアルデヒド]、ポリ(エチレン-co-メチルアクリレート-co-グリシジルメタクリレート)、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4-エポキシシクロヘキシルメチル)アジピン酸が挙げられる。
好ましい開始剤の例としては、ビス(4-tert-ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ビス(4-tert-ブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロホスフェート、ビス(4-ドデシルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロホスフェート、(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムトリフルオロスルホネート、トリ-p-トリルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、(9−オキサ−9H-キサンテン−2−イル)フェニルヨードニウムヘキサフルオロホスフェート〔(9-Oxa-9H-xanthen-2-yl)phenyl idonium hexafluorophosphate〕、(9−オキサ−9H-キサンテン−2−イル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート〔(9-Oxa-9H-xanthen-2-yl)diphenyl sulfonium hexafluorophospahte〕が挙げられる。
(2)光重合開始剤の混和を容易にするため、少量のトルエン、テトラヒドロフラン、アセトン、プロピレンカーボネートなどの有機溶媒に開始剤を溶解した後、塗料混合物に添加してもよい。また開始剤の塗料混合物への溶解を促進するために浴型の超音波装置を利用することも可能である。
塗膜への粉体の固定による彩色は、未硬化塗膜へ光照射を行い、モノマーが重合反応により時間ととともに高分子化し、塗膜の粘度が相当に増大した時点で行う。このような彩色に適した時点は、塗膜の組成と照射条件に依存するが、光照射後10秒〜3時間程度経過した時点であり、通常は照射後1分から5分程度である。
光硬化反応中における相分離状態の形成は、(1)カチオン重合性モノマーと漆等の(3)自動酸化塗膜成分とは相溶性が高く、均質に混和するが、モノマーが高分子化するにつれて、漆等との相溶性が低下し、漆等が高分子成分の相から遊離してくることに由来する。塗膜中の漆等の(3)自動酸化塗膜成分は分子の拡散性、界面エネルギー等に依存して、ある一定の大きさの相を作り、塗膜に0.1μm〜1mm程度の規則構造(線状、棒状、点状など)を誘起する。この規則構造は、塗膜の透明度に影響を与えるだけでなく、塗膜表面に0.1〜500μmの高さの凹凸を生じさせ、塗膜の反射率を変化させることになる。
従って、未硬化塗膜上の近接した位置に、文様を描いたマスクを置くなどにより、未硬化塗膜に到達する光に強度変化をつけると、硬化塗膜にはマスクの文様に従って反射率の違いが生じ、塗膜に文様の描写が実現される。
(3)自動酸化塗膜成分としては、漆(主成分:ウルシオール)、及び、カシューオイル(同:カルダノール)からなる群から選択された成分を使用することができる。これらの成分は、自動酸化によりゆっくりと硬化が進行する。自動酸化の促進には、ナフテン酸コバルト、2−エチルヘキサン酸コバルト(II)のような脂溶性のコバルト塩等を微量添加することができる。
(実施例1)
(1)カチオン重合性モノマーとしてビスフェノール-A-ジグリシジルエーテル(DG−1)65重量部、(2)光重合開始剤としてビス(4-tert-ブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロホスフェート(I−1)5重量部、(3)自動酸化塗膜成分として生漆(Ur−1)30重量部からなる光硬化性塗料を、ガラス基板上にアプリケータにより50μmの厚さに塗布した。高圧水銀灯(365nmにおける強度30mW/cm2,)で積算光量が1200mJ/cm2となるように紫外線を照射し、塗膜を硬化させた。
得られた硬化塗膜の重合状況を赤外分光光度計で評価し、エポキシのCH伸縮振動(3000cm-1付近)の吸収が20%以下に減少したことによりエポキシ成分の重合を確認した。
実施例1と同様にして、(1)カチオン重合性モノマー、(2)光重合開始剤、(3)自動酸化塗膜成分として表1に記載の各化合物を使用し、実施例1と同様にして鉛筆硬度HBから2Hの硬化塗膜を得た。
硬化塗膜の重合状況は赤外分光光度計で評価し、エポキシのCH伸縮振動(3000cm-1付近)の吸収の消失(または減少)よりエポキシ成分の重合を、また、ビニル基の伸縮振動1610cm-1付近)の消失よりビニル化合物の重合を確認した。これらの硬化塗膜において、(1)カチオン重合性モノマーに由来する赤外吸収の低下の程度は、漆等の(3)自動酸化塗膜成分を含まない塗料とほぼ同等であった。
(1)カチオン重合性モノマー
DG−1:ビスフェノール-A-ジグリシジルエーテル
DG−2:エチレングリコールジグリシジルエーテル
EC−1:3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサンカルボキシレート
DV:1,4,-シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル
OX:1,4-ビス{[(3-エチル-3-オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン
(2)光重合開始剤
I−1:ビス(4-tert-ブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロホスフェート
I−2:トリ-p-トリルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート
I−3:(9−オキサ−9H-キサンテン−2−イル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート
(3)自動酸化塗膜成分
Ur−1:生漆, Ur−2:シリカゲルカラム精製漆
CO:カシューオイル
DO:乾性油
(1)カチオン重合性モノマー、(2)光重合開始剤、(3)自動酸化塗膜成分として表2に記載の各化合物を使用した光硬化性塗料を、アルミニウム皿上に薄く塗布した。ついで、高圧水銀灯(365nmにおける強度30mW/cm2)で塗膜に紫外線を連続照射した。
また、比較のために、(3)自動酸化塗膜成分である漆を使用せずに調製した光硬化性塗料を同様に塗布して、同様に紫外線を照射した。
これらの例において、発生する熱量と最大発熱時間は、それぞれ漆を添加しない例に匹敵するものであり、塗膜が迅速に重合することを確認した。発生する熱量の程度と最大発熱時間は、漆等の自動酸化塗膜成分を含まない塗料とほぼ同等であった。
(1)カチオン重合性モノマーとしてビスフェノールAジグリシジルエーテル45重量部、(2)光重合開始剤として(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部(トルエン溶液として添加)、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用し、浴型超音波装置を用いて均質に混合し、光硬化型漆塗料を調製した。
ガラス上にアプリケータを用いてこの塗料を厚さ50μmで塗布し、高圧水銀灯(30mW/cm2, 365nm)で40秒紫外線を照射した。照射後直ちに塗膜の完全硬化前に、1〜5μmの金粉を塗膜表面に散布、または塗りつけた。塗膜は数分から数十分以内にほぼ完全硬化とともに、粉体は塗膜表面に固着され、蒔絵風の装飾塗膜が得られた。
(1)カチオン重合性モノマーとして、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサン酸カルボキシレート22.5重量部、及び1,4-ビス{[(3-エチル-3-オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン22.5重量部、(2)光重合開始剤として、(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部(必要に応じてトルエン溶液として添加)、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用し、浴型超音波装置を用いて均質に混合し、光硬化型漆塗料を調製した。ガラス、アルミニウム、または木材上に、アプリケータを用いてこの塗料を厚さ50μmで塗布した。高圧水銀灯(30mW/cm2, 365nm)で40秒紫外線を照射後、80%湿度下、室温で基板を放置すると、幅約50μmの微細な棒状の相を含む硬化塗膜が得られた。
(1)カチオン重合性モノマーとして、ビスフェノール-A-ジグリシジルエーテル45重量部、(2)光重合開始剤として、(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用し、浴型超音波装置を用いて均質に混合し、光硬化型漆塗料を調製した。
ガラス基板上に、アプリケータを用いてこの塗料を厚さ50μmで塗布し、高圧水銀灯(30mW/cm2, 365nm)で40秒紫外線を照射後、80%湿度下、室温で基板を放置すると、幅約50μmの微細な棒状の漆成分が分離した相を含む硬化塗膜が得られた。得られた塗膜の実体顕微鏡写真を図1に示す。
(1)カチオン重合性モノマーとして、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサンカルボキシレート45重量部、(2)光重合開始剤として、(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用し、浴型超音波装置を用いて均質に混合し、光硬化型漆塗料を調製した。
ガラス基板上に、アプリケータを用いてこの塗料を厚さ50μmで塗布し、高圧水銀灯(30mW/cm2, 365nm)で40秒紫外線を照射後、80%湿度下、室温で基板を放置すると、幅約50μmの微細な棒状の漆成分が分離した相を含む硬化塗膜が得られた。得られた塗膜の実体顕微鏡写真を図2に示す。
(1)カチオン重合性モノマーとして、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサンカルボキシレート45重量部、(2)光重合開始剤として、(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用し、浴型超音波装置を用いて均質に混合し、光硬化型漆塗料を調製した。
アルミニウム基板上に、アプリケータを用いてこの塗料を厚さ50μmで塗布しし、高圧水銀灯(30mW/cm2, 365nm)で40秒紫外線を照射後、80%湿度下、室温で基板を放置すると、幅約50μmの微細な棒状の漆成分が分離した相を含む硬化塗膜が得られた。得られた塗膜表面の走査電子顕微鏡写真を図3に、また断面の走査電子顕微鏡写真を図4に示す。
(1)カチオン重合性モノマーとして、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサン酸カルボキシレート22.5重量部、及び1,4-ビス{[(3-エチル-3-オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン22.5重量部、(2)光重合開始剤として、(4-フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用して光硬化型漆塗料を調製し、ガラスにアプリケータを用いて塗料を厚さ50μmで塗布した。未乾燥塗膜と高圧水銀灯との間に、ガラス板上に金属蒸着で作成した光学格子(光遮閉部分の幅50μm、光透過部分の幅50μm)を未乾燥塗膜に近接させて設置した。この状態で紫外光(30mW/cm2, 365nm)を120秒照射した。80%湿度下、25℃で基板を10分間放置すると、スリットの配向に沿って、スリットの間隔と同一の幅50μmの微細な棒状の相を含む硬化塗膜が得られた。得られた塗膜の実体顕微鏡写真を図5に示す。
(1)カチオン重合性モノマーとして、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル3,4-エポキシシクロヘキサン酸カルボキシレート45重量部、(2)光重合開始剤として、ビス(4-tert-ブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロホスフェート5重量部、及び(3)自動酸化塗膜成分として漆50重量部を使用して光硬化型漆塗料を調製し、ガラスにアプリケータを用いて塗料を厚さ50μmで塗布した。
レーザープリンタで任意の図を印刷したポリスチレンフィルムを光マスクとして、未硬化塗膜の直上に配置した。光マスクの上方より高圧水銀灯(光マスク上で30mW/cm2, 365nm)で180秒紫外線を照射した。塗膜を80%湿度下、室温で基板を放置すると、塗膜は数十分で硬化し、その際、光マスクの図に対応した図柄が硬化塗膜上に現れた。光マスクの透明部分は、塗膜の平滑な部分として、また半透明部分は、凹凸のある部分として転写された。得られた塗膜の実体顕微鏡写真を図6に示す。
Claims (7)
- (1)エポキシ化合物、オキセタン化合物及びビニルエーテル化合物からなる群から選択されたカチオン重合性化合物、(2)ヨードニウム塩及びスルホニウム塩からなる群から選択された光重合開始剤、及び(3)漆及びカシューオイルからなる群から選択された自動酸化塗膜成分を含有することを特徴とする光硬化性塗料。
- 塗料全体を基準として、(1)カチオン重合性化合物10〜70重量%、(2)光重合開始剤0.2〜15重量%、及び(3)自動酸化塗膜成分10〜75重量%を含有することを特徴とする請求項1に記載の光硬化性塗料。
- 請求項1又は2に記載された光硬化性塗料を被塗物表面に塗布した後に光照射し、塗膜を硬化させることを特徴とする装飾性塗膜の形成方法。
- 塗膜の完全硬化前に、塗膜表面に粉体を付着させることを特徴とする請求項3に記載の装飾性塗膜の形成方法。
- 塗膜表面への光照射量を部分的に変化させることによって塗膜中の(3)自動酸化塗膜成分を相分離させ、塗膜表面に凹凸を形成することを特徴とする請求項3に記載の装飾性塗膜の形成方法。
- 塗膜表面に模様を描いたマスク材を配置することによって、塗膜表面への光照射量を部分的に変化させることを特徴とする請求項5に記載の装飾性塗膜の形成方法。
- 塗膜表面に形成する凹凸の高さが0.1〜500μmであることを特徴とする請求項5又は6に記載の装飾性塗膜の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028394A JP4868390B2 (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028394A JP4868390B2 (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007204709A JP2007204709A (ja) | 2007-08-16 |
JP4868390B2 true JP4868390B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=38484441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006028394A Expired - Fee Related JP4868390B2 (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868390B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016181647A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器 |
JP2016211786A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器およびこれに用いる内装材 |
JP2016211787A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器およびこれに用いる装飾外装材 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4919284B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2012-04-18 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 漆塗料及び該漆塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 |
US7769527B2 (en) | 2007-08-06 | 2010-08-03 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine |
WO2010140547A1 (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-09 | 山本化成株式会社 | ヨードニウム系光重合開始剤、その製造方法およびこれを含有してなる光硬化性組成物 |
KR101240302B1 (ko) * | 2011-03-31 | 2013-03-07 | 전용복 | 유리판에 옻칠하는 방법 및 이에 의해 제조된 유리판 |
JP2015111034A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-06-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器およびこれに用いる装飾外装材 |
JP2016090193A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器およびこれに用いる装飾外装板 |
JP7438514B2 (ja) * | 2020-08-04 | 2024-02-27 | 華南農業大学 | 光誘起カチオン重合による純植物油ポリマー、およびその調製方法ならびに用途 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53128644A (en) * | 1977-04-16 | 1978-11-09 | Yasuyo Hiuga | Adhesives for making flat and tenacious design of golddclad tusks horns stones and metals |
JPH05230421A (ja) * | 1991-03-01 | 1993-09-07 | Sigma:Kk | 金属素材の樹脂漆処理方法 |
-
2006
- 2006-02-06 JP JP2006028394A patent/JP4868390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016181647A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器 |
JP2016211786A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器およびこれに用いる内装材 |
JP2016211787A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 家電機器およびこれに用いる装飾外装材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007204709A (ja) | 2007-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4868390B2 (ja) | 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法 | |
KR102500120B1 (ko) | 경화성 조성물 | |
US9708442B1 (en) | Liquid, hybrid UV/vis radiation curable resin compositions for additive fabrication | |
Glöckner | Radiation curing | |
CN105584245B (zh) | 喷墨用油墨和喷墨印刷方法 | |
CN107636025B (zh) | 用于加成法制造的液体、混杂的紫外/可见光可辐射固化树脂组合物 | |
JP7393367B2 (ja) | 多段ポリマーをベースとする硬化性組成物 | |
JPH0931186A (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物 | |
TW201333076A (zh) | 光聚合性組合物與使用其之圖案形成方法 | |
WO2018119067A1 (en) | Photopolymer ceramic dispersion | |
US20040067304A1 (en) | Coating powders for smooth, low gloss finishes, and powder coatings formed therefrom | |
CN109593445A (zh) | 一种用于喷涂家具的紫外光固化涂料及其制备方法 | |
JP3965789B2 (ja) | 硬化性組成物、硬化性金属酸化物粒子および硬化性金属酸化物粒子の製造方法 | |
WO2014084030A1 (ja) | 微細構造体の製造方法及びナノインプリント用光硬化性組成物 | |
JPS61500974A (ja) | 2つの硬化タイプのプレポリマ−を含む光硬化性組成物 | |
JP4003264B2 (ja) | オキセタニル基を有する化合物およびその製造方法ならびに該化合物からなる活性エネルギー線硬化型組成物 | |
CN107957654A (zh) | 一种用于大面积纳米压印的紫外光固化混杂体系压印胶 | |
TWI797344B (zh) | 顯示元件用密封劑及其硬化物 | |
JP7155005B2 (ja) | 光学的立体造形用樹脂組成物 | |
CN104662049B (zh) | 光固化性组合物及使用该组合物的膜的制造方法 | |
JP7077774B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化性組成物 | |
JP2022547421A (ja) | ガラス表面をコーティングするための印刷物質 | |
JP7369786B2 (ja) | ナノインプリント用光硬化性組成物 | |
KR20240128082A (ko) | 하이브리드 광경화성 조성물 | |
JPH11158428A (ja) | 紫外線硬化型クリスタル調模様インキ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110906 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110928 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |