JP4867859B2 - 圧力センサ用ホース - Google Patents

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本発明は、圧力センサに備えられる圧力センサ用ホースに関し、例えば自動車のエンジン排気浄化装置の圧力センサに備え付けられる圧力センサ用ホースに用いると好適である。
従来、例えば内燃機関の排気通路に配置された捕集器の上流側と下流側の差圧を検出するために圧力センサ用ホースを介して圧力センサを備え付けている(例えば特許文献1参照)。捕集器では、排気ガス中の排気微粒子を捕集し、捕集されて堆積した排気微粒子は定期的に燃焼除去することで再生されて排気微粒子の捕集能力を回復する。このとき、捕集器の再生を適切な時期に行うために、圧力センサにて捕集器の上流側と下流側の差圧を検出して排気微粒子の堆積量を検出している。
特開2007−85292号公報
しかしながら、このような圧力センサ用ホースは疎水性の材質で構成されており、圧力センサの被圧力検出媒体が水蒸気を多く含む気体(排気ガス)であるため、気体の温度が圧力センサ用ホースの周辺温度より高い場合は、圧力センサ用ホース内で結露が発生し結露水が生成される。そして結露水は表面張力により圧力センサ用ホース内部を閉塞する水玉を形成することになる。
この場合に、被圧力検出媒体が圧力センサ用ホースに導入されると、閉塞した水玉により導入された圧力の伝達が妨げられて圧力の圧損を引き起こし、圧力の検出が正常に行えないという問題がある。また、圧力センサ用ホースは被圧力検出媒体の圧力伝達が目的であり、媒体を流す構造となっていないため発生した結露水が排出されにくく、圧力センサの故障を引き起こす場合もある。
本発明は上記点に鑑みて、圧力センサに備え付けられる圧力センサ用ホースにおいて、圧力センサ用ホース内部に結露水による水玉が圧力センサ用ホースを閉塞することを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、圧力センサ用ホース(1)を構成する筒部材(2)が筒本体(2a)と親水性部材(2c)を有する構成であり、親水性部材(2c)は筒部材(2)の内壁表面に露出しており、筒部材(2)の少なくとも内壁表面を構成する部分の全域が筒本体(2a)に親水性材料にて構成された添加部材(2c)を練り込んだ材料で構成され、筒本体(2a)の内壁表面から練り込んだ添加部材(2c)が露出している構造であることを第1の特徴としている。
このような圧力センサ用ホース(1)では、圧力センサ用ホース(1)内にて結露が発生し結露水が生成された場合でも圧力センサ用ホース(1)を構成する筒部材(2)は親水性部材(2c)が筒部材(2)の内壁表面に露出した構成であるので結露水が親水性部材(2c)により濡れ広がることになる。つまり発生した結露水が内部に滞留することがなくなり圧力センサ用ホース(1)の中空部の閉塞を防止することができる。そのため、圧力の伝達を妨げる中空部の閉塞がなくなり圧力の検出を正常に行うことができる。
また、本発明では、圧力センサ用ホース(1)を構成する筒部材(2)の内壁表面に凹凸(2d〜2f)を設けていることを第2の特徴とする。
このような圧力センサ用ホース(1)とした場合は、圧力センサ用ホース(1)内で結露が発生し結露水が生成された場合でも圧力センサ用ホース(1)を構成する筒部材(2)の内壁表面に形成された凹凸(2d〜2f)により結露水の表面張力を破壊できるので圧力センサ用ホース(1)の中空部の閉塞を防止することができる。
例えば、筒部材(2)の長手方向に沿って筒本体(2a)の内壁表面に形成される複数のヒダ(2d)で凸部を構成し、ヒダ(2d)間に位置する筒本体(2a)の内壁表面で凹部を構成することで筒部材(2)の内壁表面に凹凸を形成することができる。
また、少なくとも筒部材(2)の内壁表面を形成する全域を筒本体(2a)にフィラー(2e)を練り込んで構成し、フィラー(2e)が筒本体(2a)の内壁から突出した部分を凸部とし、フィラー(2e)が配置されない部分を凹部として筒部材(2)の内壁表面に凹凸を形成することもできる。
さらに、少なくとも筒部材(2)の内壁表面を形成する全域を筒本体(2a)に気泡を混入して構成し、気泡により筒本体(2a)の内壁表面に形成されるくぼみ部(2f)を凹部とし、くぼみ部(2f)が配置されない内壁表面を凸部として筒部材(2)の内壁表面に凹凸を形成してもよい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本実施形態にかかる圧力センサと圧力センサ用ホースと排気通路の概略断面図である。図2(a)は本実施形態にかかる圧力センサ用ホースの軸方向に沿って切断した断面図、図2(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホースの断面図である。図1、図2に基づいて本実施形態の圧力センサ用ホースの構成について説明する。
図1に示されるように、圧力センサ用ホース1は中空部を備えた筒部材2を含んだ構成とされ、圧力センサ3と図示しない内燃機関に備えられる排気通路4とを接続している。また、図2に示されるように、本実施形態の筒部材2は円筒形状であり、筒本体2aの内壁表面の全域が親水性材料で構成されたコーティング材2bで覆われており、コーティング材2bが筒部材2の内壁を形成している。
本実施形態では親水性材料で構成されたコーティング材2bが本発明の親水性部材に相当する。コーティング材2bを構成する親水性材料としては界面活性剤、例えば、ポリエチレングリコールモノステアレート等を用いることができ、筒本体2aには、一般的なフッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコンゴムおよびアクリルゴム等を用いることができる。なお、筒本体2aの内径は使用用途により異なるが、例えば、自動車のエンジン排気浄化装置の圧力センサに備え付けられて用いられる場合は、搭載性やハンドリングを考慮して内径7mm程度であることが好ましい。
このような圧力センサ用ホース1は筒本体2aを一般的な押し出し成型により製造した後に、筒本体2aの内面に直接親水性材料で構成されたコーティング材2bの蒸着を行うことでコーティング材2bの内壁を形成することができる。この蒸着は、イオンプレーティングやスパッタリングなどで行うことができる。さらに、親水性材料で構成されたコーティング材2bを液化して筒本体2aの内面に流し込むことで、筒部材2の内壁表面をコーティング材2bで構成することもできる。
次に本実施形態の効果について説明する。内燃機関の排気通路4に排出される排気微粒子は排気通路4に配置された捕集器で捕集される。この際圧力センサ用ホース1を介して排気通路4に接続されている圧力センサ3にて捕集器の圧力を検出する。
この場合、圧力センサ3にて圧力が検出される被圧力検出媒体は気体である。この被圧力検出媒体が水蒸気を含む気体である場合、被圧力検出媒体の温度が圧力センサ用ホース1の周辺温度よりも高いと、被圧力検出媒体が圧力センサ用ホース1に導入されてから圧力センサ3に到達するまでの間に圧力センサ用ホース1内にて結露が発生し、結露水が生成される。特に、排気ガスには水蒸気が多く含まれているため結露水が発生しやすい。
しかしながら、本実施形態では圧力センサ用ホース1の内壁の全域がコーティング材2bで構成されているので、発生した結露水は圧力センサ用ホース1内で濡れ広がることになる。つまり、圧力センサ用ホース1の内部にて発生した結露水は内部に滞留することがなくなり、圧力センサ用ホース1の中空部の閉塞を防止することができる。このため圧力の伝達が妨げられることなく圧力の検出を正常に行うことができる。
なお、本実施形態の圧力センサ用ホース1を圧力センサ3の下側、つまり圧力センサ3に対して天地方向の地方向に向かって取り付けることが好ましい。このように取り付けると結露水が圧力センサ用ホース1の内部にて大量に発生した場合でも、結露水は排気通路4に排出される。このため、圧力センサ用ホース1の内部に発生した結露水が圧力センサ3に流れ込み圧力センサ3の故障を引き起こすことはない。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサ用ホース1は第1実施形態に対して筒部材2の構成を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図3(a)は本実施形態にかかる圧力センサ用ホース1の軸方向に沿って切断した断面図、図3(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホース1の断面図である。図3に基づいて本実施形態の圧力センサ用ホース1の構成について説明する。
図3に示されるように、本実施形態では圧力センサ用ホース1にかかる筒部材2は少なくとも内壁を構成する全域が筒本体2aに親水性材料で構成された添加部材2cを練り込んで構成されており、筒部材2の内壁において練り込んだ添加部材2cが露出している。なお、本実施形態では添加部材2cが本発明の親水性部材に相当する。
この場合に、添加部材2cを構成する親水性材料として、例えば、ポリエチレングリコールモノステアレート等を用いることができる。また、中空部を形成する内壁の全域に親水性部材が露出している必要があるので、添加部材2cにポリエチレングリコールモノステアレートを用いた場合には、添加部材2cを0.4wt%程度筒本体2aに練り込むのがよい。このような圧力センサ用ホース1は、筒本体2aの少なくとも内壁を形成する部分に添加部材2cを練り込み一般的な押し出し成型で製造される。
このような圧力センサ用ホース1とした場合でも、筒本体2aに練り込まれた親水性材料で構成された添加部材2cにより、圧力センサ用ホース1内に結露水が生成されても濡れ広がることになり上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサ用ホース1は筒部材2の内壁の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同じであるためここでは説明を省略する。
図4(a)は本実施形態にかかる圧力センサ用ホース1の軸方向に沿って切断した断面図、図4(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホース1の断面図である。図4に基づいて本実施形態の圧力センサ用ホース1の構成について説明する。
図4に示されるように、圧力センサ用ホース1の中空部を形成する筒部材2の内壁表面は、圧力センサ用ホース1の長手方向に沿って形成された凸部を構成する複数のヒダ2dと複数のヒダ2d間に位置する凹部とにより構成されている。本実施形態ではヒダ2dとヒダ2dとの間で構成される凹凸が本発明の筒部材2における内壁表面の凹凸に相当する。
なお、使用用途により異なるが、このヒダ2dの間隔およびヒダ2dの高さは生成される結露水の直径より小さくするのが好ましく、さらに、好ましくは凸部の間隔および高さを結露水の半径程度にするのがよい。このような圧力センサ用ホース1は一般的な押し出し成型機の口金を、円筒形状で内壁を形成する箇所に凸部形状を有する型とすることで製造することができる。
このように構成された圧力センサ用ホース1では、結露水が発生してもヒダ2dとヒダ2dとの間で構成される凹凸により結露水の表面張力が破壊される。また、筒本体2aを構成するフッ素ゴムなどは弱い親水性を有しており、親水性を有する材料では表面が荒れている方が接触角が低くなり濡れ性が向上することが知られている。本実施形態では、ヒダ2dとヒダ2dとの間で構成される凹凸により筒部材2と結露水との接触角が低くなるので結露水は圧力センサ用ホース1内に濡れ拡がることになり、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサ用ホース1は筒本体2aの内壁の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同じであるためここでは説明を省略する。
図5(a)は本実施形態にかかる圧力センサ用ホース1の軸方向に沿って切断した断面図、図5(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホース1の断面図である。図5に基づいて本実施形態の圧力センサ用ホース1の構成について説明する。
図5に示すように、圧力センサ用ホース1の中空部を形成する筒部材2の内壁において、筒本体2aの内壁表面から突出したフィラー2eが凸部を形成しフィラー2eが配置されない筒本体2aの内壁表面が凹部となる。本実施形態ではフィラー2eとフィラー2eが配置されない筒本体2aの内壁表面が本発明の筒部材2の内壁表面の凹凸に相当している。なお、使用用途により異なるが、フィラー2eの間隔は生成される結露水の半径をrとしたとき、31/2r以下の間隔で等間隔に配置するのがよく、さらに好ましくは31/2r/2以下の間隔で等間隔に配置するのがよい。このように配置することで、結露水は三点以上のフィラーと接触することになり結露水の表面張力を破壊することができる。
このような圧力センサ用ホース1は、筒本体2aの少なくとも内壁を形成する部分にフィラー2eを混入し一般的な押し出し成型で製造される。
このような圧力センサ用ホース1とした場合でもフィラー2eとフィラー2eが配置されない筒本体2aの内壁表面で形成される凹凸により結露水の表面張力が破壊されると共に、筒部材2と結露水との接触角が低くなり、結露水が圧力センサ用ホース内1で濡れ拡がることになるので上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサ用ホース1は筒部材2の内壁の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同じであるためここでは説明を省略する。
図6(a)は本実施形態にかかる圧力センサ用ホース1の軸方向に沿って切断した断面図、図6(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホース1の断面図である。図6に基づいて本実施形態の圧力センサ用ホース1の構成について説明する。
図6に示すように、本実施形態の圧力センサ用ホース1の中空部を形成する筒部材2の内壁は、凹部を形成するくぼみ部2fとくぼみ部2fが配置されない凸部とで構成されている。本実施形態ではくぼみ部2fと筒部材2の表面のうちくぼみ部2fが配置されない部分が本発明の筒部材2の内壁表面の凹凸に相当している。
このような圧力センサ用ホース1は、筒本体2aの少なくとも内壁を形成する部分に気泡を混入し、一般的な押し出し成型により製造される。この場合に筒本体2aに気泡が混入しているので、押し出し成型を行った際に気泡が混入している箇所が内壁のくぼみ部2fとなる。なお、使用用途により異なるが、くぼみ部2fの間隔は発生した結露水の半径をrとしたとき、31/2r以下の間隔で等間隔に配置するのがよく、さらに好ましくは31/2/2r以下の間隔で等間隔に配置するのがよい。
このような圧力センサ用ホース1とした場合でもくぼみ部2fと筒本体2aの内壁表面で形成される凹凸により結露水の表面張力が破壊されると共に、筒部材と結露水との接触角が低くなり、結露水が圧力センサ用ホース内1で濡れ拡がることになるので上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態は、コーティング材2bを積層して内壁を形成し、筒本体2aを巻きつけ加硫時に内壁にコーティング材2bをとりつけることにより筒部材2の内壁表面がコーティング材2bである圧力センサ用ホース1としてもよい。
また、上記第1実施形態では、コーティング材2bを筒本体2aの内壁表面の全域にコーティングしているが、第2実施形態のようにコーティング材2bがまばら状であってもよいし、例えばメッシュ状であってもよい。
また、上記各実施形態では、筒本体2aは円筒形状のものを使用しているが、円筒形状に限定されるものではなく、筒状であれば多角形の筒部材2を用いることもできる。
さらに、上記各実施形態では筒部材2の内壁の全域に結露水による圧力センサ用ホース1の閉塞を防止する構成を施しているが、実際に結露水が発生しにくいような箇所、例えば排気通路4と圧力センサ用ホース1の結合部直上部分には上記各実施形態の構成を配置しなくてもよく結露水の発生状況で適宜変更可能である。
本発明の第1実施形態にかかる圧力センサと圧力センサ用ホースと排気通路の概略断面を示す図である。 (a)は図1に示す圧力センサ用ホースの軸方向に沿って切断した断面図を示す図であり、(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホースの断面図を示す図である。 (a)は本発明の第2実施形態にかかる圧力センサ用ホースの軸方向に沿って切断した断面図を示す図であり、(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホースの断面図を示す図である。 (a)は本発明の第3実施形態にかかる圧力センサ用ホースの軸方向に沿って切断した断面図を示す図であり、(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホースの断面図を示す図である。 (a)は本発明の第4実施形態にかかる圧力センサ用ホースの軸方向に沿って切断した断面図を示す図であり、(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホースの断面図を示す図である。 (a)は本発明の第5実施形態にかかる圧力センサ用ホースの軸方向に沿って切断した断面図を示す図であり、(b)は軸方向と垂直方向に沿って切断した圧力センサ用ホースの断面図を示す図である。
符号の説明
1…圧力センサ用ホース、2…筒部材、2a…筒本体、2b…コーティング材、2c…添加部材、2d…ヒダ、2e…フィラー、2f…くぼみ部、3…圧力センサ、4…排気通路、5…隔壁

Claims (6)

  1. 気体を被圧力検出媒体として、前記被圧力検出媒体を含有する空間を構成する隔壁(5)と前記被圧力検出媒体の圧力を検出する圧力センサ(3)とを接続する筒部材(2)とを含み、前記筒部材(2)にて前記被圧力検出媒体を前記圧力センサ(3)に導入するように構成された圧力センサ用ホースであって、
    前記筒部材(2)は筒本体(2a)と親水性部材(2c)とを有して構成され、前記筒部材(2)の内壁表面に結露により発生した結露水が前記筒部材(2)の内壁に滞留し前記筒部材(2)の中空部を閉塞することを防止する前記親水性部材(2c)が露出した構造とされており、
    前記筒部材(2)の少なくとも内壁表面を構成する部分の全域が前記筒本体(2a)に前記親水性材料にて構成された添加部材(2c)を練り込んだ材料で構成されており、前記筒本体(2a)の内壁表面から前記添加部材(2c)が露出していることを特徴とする圧力センサ用ホース。
  2. 気体を被圧力検出媒体として、前記被圧力検出媒体を含有する空間を構成する隔壁(5)と前記被圧力検出媒体の圧力を検出する圧力センサ(3)とを接続する筒部材(2)を含み、前記筒部材(2)にて前記被圧力検出媒体を前記圧力センサ(3)に導入するように構成された圧力センサ用ホースであって、
    前記筒部材(2)は中空部を備えた筒本体(2a)を有し、前記筒部材(2)の内壁表面は前記筒部材(2)の内壁表面に結露により発生した結露水が前記筒部材(2)の内壁に滞留し前記筒部材(2)の中空部を閉塞することを防止する複数の凹凸(2d〜2f)により形成されていることを特徴とする圧力センサ用ホース。
  3. 前記筒部材(2)の内壁表面において前記凹凸における凸部は前記筒部材(2)の長手方向に沿って形成される複数のヒダ(2d)で構成され、前記凹凸における凹部は前記ヒダ(2d)間で構成されていることを特徴とする請求項に記載の圧力センサ用ホース。
  4. 前記筒部材(2)の少なくとも内壁表面を構成する部分の全域が前記筒本体(2a)にフィラー(2e)を練り込んだ材料で構成されており、前記凹凸における凸部は前記フィラー(2e)にて構成されていることを特徴とする請求項に記載の圧力センサ用ホース。
  5. 前記筒部材(2a)の少なくとも内壁表面を構成する部分の全域が前記筒本体(2a)に気泡を混ぜた材料で構成されており、前記凹凸における凹部は前記気泡により形成される筒本体(2a)の内壁表面のくぼみ部(2f)であることを特徴とする請求項に記載の圧力センサ用ホース。
  6. 請求項1ないしのいずれか1つに記載の圧力センサ用ホースは内燃機関から排出される排気微粒子を捕集する捕集器の圧力を検出するための前記圧力センサ(3)と前記内燃機関に排気微粒子を排出するために備えられる排気通路(5)とを接続することに適用される圧力センサ用ホース。
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