JP4867110B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波磁界による誘導加熱を利用して被加熱物の加熱を行う電磁調理器などの誘導加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来用いられる誘導加熱装置について図面を用いて説明する。図15は、力率及び波形歪みを改善し、かつ被加熱物13に電圧変動が少ない形で電力を供給できる従来の誘導加熱装置の回路構成を示す図である。商用電源1は、整流ダイオード20を介して、高周波電流を供給する供給源として働く平滑コンデンサ21に接続される。チョークコイル3は、平滑コンデンサ21の正極と第1の半導体スイッチ6と第2の半導体スイッチ7の直列接続体の接続点に一端が接続される。ここで、第2の半導体スイッチ7のエミッタ端子は平滑コンデンサ21の負極に接続される。第1及び第2の半導体スイッチ6、7の直列接続体には、第5のクランプコンデンサ22が並列に接続され、被加熱物13と磁気的に結合している加熱コイル12と共振コンデンサ10の直列接続体は、第2の半導体スイッチ7に並列に接続される。また、第1及び第2の半導体スイッチ6、7には、それぞれ逆並列にダイオードが接続されており、制御手段14は必要な電力を確保するため、第1及び第2の半導体スイッチ6、7のオン時間を所定の駆動周波数で制御することになる。共振コンデンサ10の容量は、加熱コイル12のインピーダンスとで決まる共振周波数が、第1及び第2の半導体スイッチ6、7の駆動周波数の2倍以上になるように設定される。
【0003】
図16はインバータの各期間における電流が流れる経路を示した図であり、図17はそれに対応した動作波形図である。商用電源1は整流ダイオード20で整流され、平滑コンデンサ21に電力を供給する。平滑コンデンサ21は高周波動作における電源として働くことになる。
【0004】
まず、平滑コンデンサ21を電源として、第2の半導体スイッチ7がオン状態から説明をはじめる。この状態では図16(a)に示す様に平滑コンデンサ21→チョークコイル3→第2の半導体スイッチ7の経路で電流が流れチョークコイル3にエネルギーを蓄える。また、共振コンデンサ10→加熱コイル12→第2の半導体スイッチ7の経路で電流が流れ、加熱コイル12と磁気的に結合している被加熱物13に電力を供給する動作が同時に行われることになる。ここで、加熱コイル12と共振コンデンサ10により決定される共振電流の周波数を第1及び第2の半導体スイッチ7の駆動周波数の2倍以上に設定しているため、図16(b)に示す様に加熱コイル12を流れる電流は反転して共振コンデンサ10→半導体スイッチ7内のダイオード→加熱コイル12のループ経路を流れるモードに移行することになる。
【0005】
これらの動作は第2の半導体スイッチ7がオフするまで続き、図16(a)と(b)の動作を交互に繰り返すことになる。つまり、図17のI7に示すように半導体スイッチ7の駆動周波数の数倍の周波数の共振電流が第2の半導体スイッチ7に流れることになる。つまり加熱コイル12には駆動周波数の数倍の共振電流が供給され、更に加熱コイル12を通じて共振電流と同じ周波数の高周波磁界が被加熱物13に供給されることになる。よって被加熱物がアルミ鍋などの非磁性かつ導電率の高い、駆動周波数では加熱困難な負荷に電力を供給する場合に、第1及び第2の半導体スイッチ6、7のスイッチング損失を増加させずに、駆動周波数の数倍の周波数の高周波磁界を被加熱物13に供給できる特徴を持つ。つまり、被加熱物13が浸透深さの大きな材質であっても、表皮効果を高め、より高い抵抗値を持った領域で、高周波磁界を受けることが可能になり、アルミ鍋などの誘導加熱困難な被加熱物13を加熱することが可能になるものである。
【0006】
次に、第2の半導体スイッチ7を所定の時間でかつこの半導体スイッチに順方向に電流が流れているタイミングでオフすると、図16(c)に示すように、平滑コンデンサ21→チョークコイル3→第1の半導体スイッチ6内のダイオード→第5のクランプコンデンサ22の経路で電流が流れ、第5のクランプコンデンサ22にチョークコイル3のエネルギーを伝達する動作と、加熱コイル12→第1の半導体スイッチ6内のダイオード→第5のクランプコンデンサ22→共振コンデンサ10の経路で電流が流れ、加熱コイル12に蓄えられたエネルギーを、共振コンデンサ10に蓄える動作が同時に行われる。
【0007】
この第1のスイッチング素子6内のダイオードが導通している間に第1の半導体スイッチ6を導通状態にしておくことにより、図16の(d)に示すように共振コンデンサ10→第5のクランプコンデンサ22→第1の半導体スイッチ6→加熱コイル12の経路で加熱コイル12と結合している被加熱物に電力を供給する動作と、平滑コンデンサ21→チョークコイル3→加熱コイル12→共振コンデンサ10の経路でチョークコイル3にエネルギーを供給する動作が同時に行われる。ここで、加熱コイル12と共振コンデンサ10により決定される共振電流の周波数を第1及び第2の半導体スイッチ7の駆動周波数の2倍以上に設定しているため、図16(c)に示す様な電流経路で再び電流が流れることになる。この図16の(c)のモードと(d)のモードを繰り返すことになり、図17のI6に示す電流が第1の半導体スイッチ6に流れる。そして所定の時間かつ第1の半導体スイッチ6に電流が流れている区間で第1の半導体スイッチ6をオフすることにより、図16の(b)に示す様に電流が流れ、更に第2の半導体スイッチ7内の逆並列ダイオードに電流が流れている間に第2の半導体スイッチ7をオン状態にしておくことにより図16(a)のモードに移行する。以後上記の一連の動作を継続することになる。ここで、第1及び第2の半導体スイッチ6、7の駆動周波数としては20〜30kHzが用いられ、共振電流の周波数としては40〜100kHz程度が用いられる。
【0008】
このような動作をさせることで、駆動周波数を上昇させることなく、駆動周波数の数倍の周波数の電流を加熱コイルに供給し、かつ加熱コイルを通じて高周波磁界を被加熱物13に供給することが可能となるため、アルミなどの材料自体の抵抗値が小さい材料であっても加熱が可能になる。また、図18に示す様に、加熱コイル12には、第5のクランプコンデンサ22の働きにより、商用電源1の電圧変化に対し、ある程度平滑された形で電力供給することが可能となる。このことにより、被加熱物13の重量が軽い場合に生じる被加熱物13の振動音を抑えることが可能になる利点も有することになる。また、商用電源1からの入力電流は、第2の半導体スイッチ7の動作を工夫することにより、力率改善され、電源高調波成分の少ない電流を流すことが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の高周波電源装置においては、第2の半導体スイッチ7が、チョークコイル3と第5のクランプコンデンサ22に対する昇圧動作と加熱コイル12と共振コンデンサ10に対するインバータ動作を同時に行うため、素子責務が多大になる。一方、第1の半導体スイッチ6は昇圧動作に関わる補助スイッチとして使われるため、素子責務は第2の半導体スイッチ7に比べかなり小さいものとなる。このように素子責務が偏ることにより、冷却設計が難しくなるとともに、一方素子のみ大電流素子を使う必要が生じ、価格的にも高価なものになる課題が生じることになる。
【0010】
本発明は上記の課題を解決するもので、素子責務を均一にできる構成を取ることにより、冷却設計を簡易なものとすることができるアルミ鍋などの加熱可能な誘導加熱装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、第1及び第2の半導体スイッチの直列接続体と、前記第1及び第2の半導体スイッチの直列接続体に並列接続される第1及び第2の整流ダイオードの直列接続体と、前記1及び第2の整流ダイオードに各々並列に接続される第1及び第2のクランプコンデンサと、前記第1及び第2の半導体スイッチの接続点と第1及び第2の整流ダイオードの接続点間に接続され、互いに直列に接続される商用電源及びチョークコイルと、第1または第2の半導体スイッチの端子間に接続され、互いに直列に接続される加熱コイルと共振コンデンサからなる高周波インバータと、前記高周波インバータから高周波磁界を受け加熱される被加熱物と、所定の出力が得られる様に前記第1、第2の半導体スイッチを制御する制御手段を備え、前記加熱コイルと前記共振コンデンサで形成される共振回路の共振電流の周波数を駆動周波数の2倍以上の周波数になるように設定したことを特徴とする誘導加熱装置としている。
【0012】
これにより、駆動周波数の数倍の高周波磁界を被加熱物に供給することができ、かつ供給電力を平滑化することでアルミ加熱ができる利点を有した状態で、素子責務を等分することができるため、冷却構成が簡易化された誘導加熱装置を実現できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、第1及び第2の半導体スイッチの直列接続体と、前記第1及び第2の半導体スイッチの直列接続体に並列接続される第1及び第2の整流ダイオードの直列接続体と、前記第1または第2の半導体スイッチの端子間に接続される加熱コイル及び共振コンデンサの直列接続体と、前記第1及び第2の整流ダイオードに各々並列に接続される第1及び第2のクランプコンデンサとを有し、前記第1及び第2の半導体スイッチの接続点と前記第1及び第2の整流ダイオードの接続点間に、商用電源及びチョークコイルの直列回路を接続し、前記第1及び第2の半導体スイッチを所定の駆動周波数で交互に駆動し、前記加熱コイルと前記共振コンデンサで形成される共振回路の共振電流の周波数を前記駆動周波数の2倍以上の周波数に設定して、前記加熱コイルに高周波電流を供給し高周波磁界により被加熱物を加熱するとともに、前記第1及び第2の半導体スイッチの導通時間が前記商用電源の極性に対してシンメトリックであることを特徴とする誘導加熱装置としている。
【0014】
これにより、駆動周波数の数倍の高周波磁界を被加熱物に供給することができ、かつ供給電力を平滑化することでアルミ加熱ができる利点を有した状態で、素子責務を等分することができるため、冷却構成が簡易化された誘導加熱装置を実現できるものである。
【0015】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の第1及び第2のクランプコンデンサの容量を数μF〜数十μFのフィルムコンデンサで構成したことにより、価格的に安価のものとすることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の第1及び第2のクランプコンデンサの容量を略等しくしたことにより、商用電源の極性によりシンメトリックな動作をさせることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1〜3のいずれか1項に記載の第1または第2の半導体スイッチを通過する共振電流の数を変えることにより電力制御を行うことにより、電力調整の範囲が広くなり制御性の優れた誘導加熱装置を実現できるものである。
【0018】
請求項5に記載の発明は、特に、請求項4に記載の第1及び第2の半導体スイッチを通過する共振電流の数の和が一定になるようにすることにより、一定駆動周波数を保ったまま電力調整が可能になり複数の誘導加熱装置を動作させた場合の互いの周波数の差により生じる被加熱物間の音を防止することが可能になり、騒音の少ない誘導加熱装置を実現できるものである。
【0019】
請求項6に記載の発明は、特に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の第1及び第2の半導体スイッチの切り替えを半導体スイッチに電流が流れている間に行うことにより、半導体スイッチでターンオン時の損失が生じないため、半導体スイッチの発熱を抑えることが可能となり冷却構成を簡易にできる誘導加熱装置を実現できるものである。
【0020】
請求項7に記載の発明は、特に、請求項1または2に記載の第1または第2の半導体スイッチに並列にコンデンサを配置したことにより、半導体スイッチのターンオフ時の損失を低く抑えることが可能となるため半導体スイッチの発熱を抑えることが可能となり、冷却構成を簡易にできる誘導加熱装置を実現できるものである。
【0021】
請求項8に記載の発明は、特に、請求項1〜7のいずれか1項に記載の第1及び第2のクランプコンデンサを被加熱物の種類に応じて切り替え手段により切り替えることにより、被加熱物が軽い場合にはクランプコンデンサの容量を大きくし被加熱物の振動を抑え、被加熱物が重い場合にはクランプコンデンサの容量を小さくすることで制御性を良くすることで、被加熱物の状態に応じた最適な制御をすることが可能となり、制御性に優れた誘導加熱装置を実現できるものである。
【0022】
【実施例】
(実施例1)
本発明の第1の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項1〜3に係わる。
【0023】
図1は本実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図である。第1及び第2の半導体スイッチ6、7の直列接続体は、第1及び第2のダイオード4、5のカソードがそれぞれ高電位側となるようにして接続された直列接続体を並列接続している。第1のダイオード4には第1のクランプコンデンサ8が、第2のダイオード5には第2のクランプコンデンサ9がそれぞれ並列に接続されており、第1及び第2のダイオードの4、5の接続点と第1及び第2の半導体スイッチ6、7の接続点の間には、商用電源1、フィルタ2及びチョークコイル3の直列回路が接続されている。第1の半導体スイッチ6には、第1の共振コンデンサ10と加熱コイル12の直列回路が並列に接続されている。第1及び第2の半導体スイッチ6、7は制御手段14からの信号を受け動作することになる。加熱コイル12は被加熱物13が結合しており、加熱コイル12に流れる高周波電流により生じる高周波磁界により渦電流が流れ、被加熱物13のもつ抵抗値と渦電流により発熱することになる。ここで、第1の共振コンデンサ10の容量は、この容量と加熱コイル12のインピーダンスとで決まる共振電流の周波数を第1及び第2の半導体スイッチ6、7の駆動周波数の2倍以上になるように設定されている。制御手段14は、入力電圧や供給電力に応じた指令値に従い、第1及び第2の半導体スイッチ6、7の駆動を行うものである。また、本実施例では第1及び第2の半導体スイッチ6、7は順方向に導通するIGBTとこれに逆並列に接続したダイオードで記載しているが、MOSFETのように素子内部にダイオードを構成した素子を用いても問題ない。
【0024】
図2はインバータ回路の各区間における電流経路を示した図であり、図3は図2に対応した波形図である。また、図4は商用電源1の周期で見た場合の波形図である。商用電源1の極性が図2の示す状態の時で、第1の半導体スイッチがオン状態から説明する。この状態では図2(a)に示すように商用電源1→チョークコイル3→第1のダイオード4→第1の半導体スイッチ6の経路でチョークコイル3に電力を供給するモードと第1の共振コンデンサ10→第1の半導体スイッチ6→加熱コイル12の経路で被加熱物13に電力を供給するモードを同時に行う。
【0025】
次に、第1の共振コンデンサ10の容量が第1の共振コンデンサ10を流れる共振電流の周波数が第1及び第2の半導体スイッチ6、7の駆動周波数の2倍以上に設定されているため、図2(b)に示すように、加熱コイル12には第1の共振コンデンサ10→加熱コイル12→第1の半導体スイッチ6内のダイオードの経路で電流が流れ被加熱物13に電力を供給するモードと、商用電源1→チョークコイル3→第1のダイオード4→第1の共振コンデンサ10→加熱コイル12の経路で電流が流れチョークコイル3に電力を蓄えるモードを同時に行うことになる。この図2(a)、(b)の状態を繰り返すことで駆動周波数の数倍の電流を被加熱物13に流すことが可能になる。これは被加熱物13に例えばアルミなどを用いるときに特に有効であり、第1及び第2の半導体スイッチ6、7のスイッチング損失を増加させることなく、駆動周波数の数倍の渦電流を被加熱物13に流すことが可能となる。これは、表皮効果により被加熱物13の抵抗値が周波数が高いほど大きくなる性能を利用しており、効率よくアルミを加熱することが可能な方法である。
【0026】
図3のI6に第1の半導体スイッチ6に流れる電流を示すとともに、I3にチョークコイルに流れる電流を示す。所定のオン時間が経過した後、第1の半導体スイッチ6をオフすると、図2(c)に示すように、商用電源1→チョークコイル3→第2のクランプコンデンサ9→第2の半導体スイッチ7内のダイオードの経路でチョークコイル3に蓄えられた電力を第2のクランプコンデンサ9に蓄えるモードと、加熱コイル12→第1の共振コンデンサ10→第1のクランプコンデンサ8→第2のクランプコンデンサ9の経路で負荷12のインダクタンス成分に蓄えた電力を第1の共振コンデンサ10に放出するモードを同時に行う様に動作する。ここで、第2のクランプコンデンサ9は、チョークコイル3と第2の半導体スイッチ7内のダイオードにより昇圧回路が形成されるため、商用電源が図2の極性の間は図4のV9に示す様にほぼ一定電圧に保つことが可能となる。第2の半導体スイッチ7内のダイオードが導通している区間で第2の半導体スイッチ7が導通状態にしておくと、図2(d)のモードに遷移することになる。このモードでは、第1の共振コンデンサ10→加熱コイル12→第2の半導体スイッチ7→第2のクランプコンデンサ9→第1のクランプコンデンサ8の経路で電力を加熱コイル12に供給する経路と、商用電源1→チョークコイル3→第1のクランプコンデンサ8→第1の共振コンデンサ10→加熱コイル12の経路で、電力を加熱コイル12に供給する経路が同時に起こる。
【0027】
続いて、第1の共振コンデンサ10の容量が第1の共振コンデンサ10を流れる共振電流の周波数が第1及び第2の半導体スイッチ6、7の駆動周波数の2倍以上に設定されているため、図2(c)に示す経路で再び電流が流れることになる。この図2(c)及び(d)の状態を繰り返すことで駆動周波数の数倍の電流を加熱コイル12及び被加熱物13に流すことになる。図3のI7に第2の半導体スイッチ6に流れる電流を示すとともに、I3にチョークコイルに流れる電流を示す。所定のオン時間が経過した後、第2の半導体スイッチ7をオフすると、再び図2(b)の状態に戻ることになる。
【0028】
この動作を20〜50kHzの高周波で行うことにより、加熱コイル12に図3のI12の様な電流を流し、必要な電力を被加熱物13に供給している。電源電圧1の極性が逆の場合には、第2の半導体スイッチ7が昇圧動作とインバータ動作を同時に行うための主スイッチとして働き、第1の半導体スイッチ6はサブスイッチとして働くことになる。この動作により、図4に示すように第1のクランプコンデンサ8は、V8の様にほぼ一定電圧に保たれることになる。よって、負荷には図4のV12の様な定電圧に近い電圧が供給され、軽量負荷での音の発生の抑制が可能になる利点が生じる。
【0029】
ここで、極性に対し、第1の半導体スイッチ6と第2の半導体スイッチ7が商用電源1の極性に対しシンメトリックに動作することで、半導体スイッチの損失もほぼ同一になり、冷却構成が簡素化されることになる。また、使用される素子数も整流ダイオードが2個少なく構成されているため、価格の大きな部分をしめるパワー素子の使用数を軽減でき安価な電源を実現できることになる。
【0030】
なお、第1及び第2のクランプコンデンサ8、9は、被加熱物13への電力供給を完全平滑する必要がないため、数μF〜数十μFのフィルムコンデンサで十分であり、価格的にも安価ですませることが可能である。
【0031】
また、第1及び第2のクランプコンデンサ8、9の容量は、極性によりシンメトリックな動作をさせるため、同容量であることが望ましい。
【0032】
なお、図5に第2の半導体スイッチ7に加熱コイル12と第2の共振コンデンサ11の直列回路が並列に接続された構成を、図6には第1及び第2の共振コンデンサ10、11が第1及び第2の半導体スイッチ6、7の直列回路に並列に接続され、各々の中点に加熱コイル12が接続される構成を示している。基本的な動作は、図1と同様であるが、図6の構成では共振コンデンサ10、11の容量は共振コンデンサ一個で実現している図1、図6の構成の1/2になる。
【0033】
更に、第1及び第2の半導体スイッチ6、7の導通時間を商用電源1の電圧に応じて変化させることで、入力電流を正弦波状に流すことが可能になり、力率の良い制御を行うことが可能になる。
【0034】
以上のように本実施例によれば、駆動周波数の数倍の高周波磁界を被加熱物に供給することができ、かつ供給電力を平滑化することでアルミ加熱ができる利点を有した状態で、素子責務を等分することができ、冷却構成が簡易化された誘導加熱装置を実現できるものである。
【0035】
(実施例2)
本発明の誘導加熱装置の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項4に係わる。
【0036】
本実施例の構成は実施例1の構成と同一な構成をとるため省略する。
【0037】
本構成における動作を説明する。図7は本実施例の動作波形を示す図である。本実施例の基本動作は実施例1と同様であるが、入力電力の設定を共振電流の波数を変えることで行っている。この共振電流の個数を変える方法としては、電流が零点を通過する回数を数える方法や、あらかじめ被加熱物13の種類が分かっている場合にはあらかじめ決められたオン時間を離散的変える方法などがあるが特に限定するものではない。この方法では駆動周波数に対し共振電流の波数が多いほど制御性が良くなることになる。また、入力電力の設定としては、第1または第2の半導体スイッチ6、7がメインに働いている場合には波数を増加させた方が、またサブで働いている場合ほ波数を減らした方が入力電力を増やすことができる。この組み合わせにより、様々な入力電力の設定を作り出すことが可能になる。
【0038】
以上のように本実施例によれば、第1または第2の半導体スイッチ6、7を通過する共振電流の数を変えることにより、電力調整の範囲が広くなり制御性の優れた誘導加熱装置を実現できるものである。
【0039】
(実施例3)
本発明の第3の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項5に係わる。
【0040】
本実施例の構成は実施例1の構成と同一な構成をとるため省略する。
【0041】
本実施例における動作を説明する。図8は本実施例の動作波形を示す図である。本実施例の基本動作は実施例1と同様であるが、入力電力の設定を行う際第1及び第2の半導体を通過する共振電流の波数の和が同一になるように制御手段14で制御している点が異なる。つまり、制御手段14は、入力電力を減らす際には、第1または第2の半導体スイッチ6、7の内主スイッチで働いている方の共振電流の波数を減らすとともに、従スイッチとして働いている方の共振電流の数を増やす様に制御する。このように制御することで、常に一定の周波数で第1及び第2の半導体スイッチ6、7を動作させることができ、2台以上の誘導加熱装置を近接させて使う場合に互いの駆動周波数の差により生じる干渉音を防止することが可能になる。なお、入力電力調整に関しては共振電流が同一波数の場合でも、主スイッチのオン時間を短く、従スイッチのオン時間を長くすることで、一定周波数で入力電力を低下させることも可能である。但し、共振電流の波数を変えた方がダイナミックに入力電力を調整できる利点はある。
【0042】
以上のように本実施例によれば、第1及び第2の半導体スイッチ6、7を通過する共振電流の数の和が一定になるようにすることにより、一定駆動周波数を保ったまま電力調整が可能になり複数の誘導加熱装置を動作させた場合の互いの周波数の差により生じる被加熱物間の音を防止することが可能になり、騒音の少ない誘導加熱装置を実現できるものである。
【0043】
(実施例4)
本発明の第4の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項6に係わる。
【0044】
本実施例の構成は実施例1と同一の構成をとるため省略する。
【0045】
本実施例の動作について説明する。本実施例の基本動作は実施例1と同様であるが、制御手段14は第1及び第2の半導体スイッチ6、7をオフするタイミンを第1及び第2の半導体スイッチ6、7の順方向に電流が流れているタイミングで行っている。このようなタイミングで動作させることで、第1及び第2の半導体スイッチ6、7がターンオフした際に第1及び第2の半導体スイッチ6、7に内蔵されたダイオードに電流が流れるモードに確実に移行するため、第1及び第2の半導体スイッチ6、7には位相が遅れた電流が流れることになり、ターンオンによる損失が発生しないことになる。このことは、第1及び第2の半導体スイッチ6、7からの発熱を減少させることになり、冷却ファン、冷却フィンの小型化が可能なる利点が生じることになる。図9に入力電力と第1または第2の半導体スイッチ6、7が主スイッチとして働いた場合のオン時間との関係を示している。制御手段14が第1及び第2の半導体スイッチ6、7のダイオード導通期間にオフを禁止する禁止期間を設けることで、同じ共振電流区間ではオン時間の増加が入力電力の増加につながることになる制御性も良くなる利点を有することになる。
【0046】
以上のように本実施例によれば、第1及び第2の半導体スイッチ6、7の切り替えを半導体スイッチに電流が流れている間に行うことにより、半導体スイッチでターンオン時の損失が生じないため、半導体スイッチの発熱を抑えることが可能となり冷却構成を簡易にできる誘導加熱装置を実現できるものである。
【0047】
(実施例5)
本発明の第5の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項7に係わる。
【0048】
本実施例の構成を図10に示す。本実施例が実施例1と異なるのは第1のコンデンサ15が第1の半導体スイッチ6の両端に接続されている点である。
【0049】
本実施例の動作について説明する。図11は本実施例の動作を示す動作図である。本実施例が実施例4と異なるのは、第1及び第2の半導体スイッチ6、7がオフする際に第1のコンデンサ15の働きにより第1及び第2の半導体スイッチ6、7のコレクタ−エミッタ間電圧が上昇するスピードが図11V6、V7に示すように緩やかになる点である。このため、コレクタ電流I6、I7の減少とコレクタ電圧V6、V7の上昇の重なりにより生じるターンオフ損失を減少させることが可能となる。このことにより、第1及び第2の半導体スイッチ6、7からの発熱を減少させることになり、冷却ファン、冷却フィンの小型化が可能なる利点が生じることになる。なお、この第1のコンデンサ15を接続する際には、第1及び第2の半導体スイッチ6、7のオフは順方向に電流が流れている際に行う必要があり、ダイオードに電流が流れている区間に行うとターンオンによる損失が増加することになる。また、図12に第2の半導体スイッチ7の両端に第2のコンデンサ16を配置した場合を、図13に第1及び第2の半導体スイッチ6、7の両端に第1及び第2のコンデンサ15、16を配置した場合の構成を示す。効果に関しては、どの位置に配置しても同じであるが、図13の配置ではコンデンサの容量は1/2づつになる点が異なっている。
【0050】
以上の様に本実施例によれば、第1または第2の半導体スイッチに並列にコンデンサを配置することにより、半導体スイッチのターンオフ時の損失を低く抑えることが可能となるため半導体スイッチの発熱を抑えることが可能となり、冷却構成を簡易にできる誘導加熱装置を実現できるものである。
【0051】
(実施例6)
本発明の第6の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項8に係わる。
【0052】
本実施例の構成を図14に示す。本実施例が実施例1の構成と異なるのは、第3のクランプコンデンサ17と第1の切り替えスイッチ25の直列回路を第1のクランプコンデンサ8の両端に備え、第4のクランプコンデンサ18と第2の切り替えスイッチ26の直列回路を第2のクランプコンデンサ9の両端に備えている点である。
【0053】
本実施例の動作について説明する。本実施例の動作は基本動作は実施例1と同一であるが、被加熱物13の種類により第1及び第2の切り替え手段25、26によりクランプコンデンサの容量を変化させる点が異なる。本実施例ではまず、図示していない被加熱物13の判定手段により被加熱物の重量、材質などを判定し、第1及び第2の切り替えスイッチ25、26の導通・非導通の状態を決定する。被加熱物13軽い場合特にアルミの場合にはクランプコンデンサの容量を大きく、鉄などの重い場合には、容量が小さくなるように、第1及び第2の切り替えスイッチ25、26を用いて設定することになる。これは、クランプコンデンサの容量の大きい場合には、鍋の振動が抑えられる利点があるものの入力電流を正弦波にするための制御が複雑になる場合があり、特に振動の心配のない鉄などの重い被加熱物の場合には、クランプコンデンサの容量は小さい方が制御が簡単ですむ利点が大きくなるためである。第1及び第2のスイッチ25、26の切り替えは、制御手段14が第1及び第2の半導体スイッチ6、7に駆動信号を送る前に行うことが望ましい。
【0054】
以上の様に本実施例では、第1及び第2のクランプコンデンサの容量を被加熱物13の材質や重量などを判別して、第1及び第2の切り替えスイッチ25、26を用いて切り替えることにより、被加熱物13が軽い場合にはクランプコンデンサの容量を大きくし被加熱物の振動を抑え、被加熱物13が重い場合にはクランプコンデンサの容量を小さくすることで制御性を良くすることにより、被加熱物13の種類に応じた最適な制御をすることが可能となり、制御性に優れた誘導加熱装置を実現できるものである。
【0055】
【発明の効果】
上記実施例からも明らかなように、請求項1〜3の本発明によれば、加熱コイルに供給する電力を平滑化できかつ入力電流の力率を良くできるとともに、第1及び第2の半導体スイッチ責務を等分し、冷却構成を簡素化できるアルミ加熱可能な誘導加熱装置を実現できるものである。
【0056】
また、請求項4の本発明によれば、電力調整の範囲が広くなり制御性の優れた誘導加熱装置を実現できるものである。
【0057】
また、請求項5の本発明によれば、半導体スイッチのターンオフ時の損失を低く抑えることが可能となり、冷却構成を簡易にできる誘導加熱装置を実現できるものである。
【0058】
また、請求項6の本発明によれば、被加熱物の種類に応じた最適な制御をすることが可能となり、制御性に優れた誘導加熱装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図2】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の動作モードを示す図
【図3】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の波形を示す図
【図4】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の波形を示す図
【図5】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図6】 本発明の第1の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図7】 本発明の第2の実施例の誘導加熱装置の動作波形を示す図
【図8】 本発明の第3の実施例の誘導加熱装置の動作波形を示す図
【図9】 本発明の第4の実施例の誘導加熱装置の入力電力特性を示す図
【図10】 本発明の第5の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図11】 本発明の第5の実施例の誘導加熱装置の動作を示す動作図
【図12】 本発明の第5の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図13】 本発明の第5の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図14】 本発明の第6の実施例の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図15】 従来の誘導加熱装置の回路構成を示す図
【図16】 従来の誘導加熱装置の動作モードを示す図
【図17】 従来の誘導加熱装置の動作波形を示す図
【図18】 従来の誘導加熱装置の動作波形を示す図
【符号の説明】
1 商用電源
2 フィルタ
3 チョークコイル
4 第1の整流ダイオード
5 第2の整流ダイオード
6 第1の半導体スイッチ
7 第2の半導体スイッチ
8 第1のクランプコンデンサ
9 第2のクランプコンデンサ
10 第1の共振コンデンサ
11 第2の共振コンデンサ
12 加熱コイル
13 被加熱物
14 制御手段
15 第1のクランプコンデンサ
16 2のクランプコンデンサ
17 第3のクランプコンデンサ
18 第4のクランプコンデンサ
20 整流ダイオード
21 平滑コンデンサ
22 第5のクランプコンデンサ
25 第1の切り替えスイッチ
26 第2の切り替えスイッチ

Claims (8)

  1. 第1及び第2の半導体スイッチの直列接続体と、前記第1及び第2の半導体スイッチの直列接続体に並列接続される第1及び第2の整流ダイオードの直列接続体と、前記第1または第2の半導体スイッチの端子間に接続される加熱コイル及び共振コンデンサの直列接続体と、前記第1及び第2の整流ダイオードに各々並列に接続される第1及び第2のクランプコンデンサとを有し、前記第1及び第2の半導体スイッチの接続点と前記第1及び第2の整流ダイオードの接続点間に、商用電源及びチョークコイルの直列回路を接続し、前記第1及び第2の半導体スイッチを所定の駆動周波数で交互に駆動し、前記加熱コイルと前記共振コンデンサで形成される共振回路の共振電流の周波数を前記駆動周波数の2倍以上の周波数に設定して、前記加熱コイルに高周波電流を供給し高周波磁界により被加熱物を加熱するとともに、前記第1及び第2の半導体スイッチの導通時間が前記商用電源の極性に対してシンメトリックであることを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 第1及び第2のクランプコンデンサの容量を数μF〜数十μFのフィルムコンデンサで構成した請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 第1及び第2のクランプコンデンサの容量を略等しくした請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  4. 第1または第2の半導体スイッチを通過する共振電流の波数を変えることにより電力制御を行う請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  5. 第1及び第2の半導体スイッチを通過する共振電流の数の和が一定になるようにする請求項4に記載の誘導加熱装置。
  6. 第1及び第2の半導体スイッチの切り替えを半導体スイッチに順方向の電流が流れている間に行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  7. 第1または第2の半導体スイッチに並列にコンデンサを配置した請求項6記載の誘導加熱装置。
  8. 第1及び第2のクランプコンデンサを被加熱物を判別して切り替える請求項1〜7のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
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