JP4866499B2 - セルロース物質含有コーティング剤およびそれをラッカーで用いる使用 - Google Patents

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Description

【0001】
有機溶媒に溶解させたニトロセルロース/アルキド樹脂の組み合わせ(「NCコンビ−ラッカー(combi−lacquers)」の名称で知られる)がいろいろな表面、例えば木、金属、紙、革などの表面のラッカー塗装で用いられることは長年に渡って知られている。その溶媒含有量は60から80%の範囲である。
【0002】
EP 0 076 443にはとりわけ表面のラッカー塗装で使用可能な水性ニトロセルロース/ラッカー樹脂エマルジョンの製造が記述されている。しかしながら、そのような表面がDIN 68 861、パート1、1Bに従って示す耐性は充分でない。
【0003】
遊離ポリイソシアネートを結合剤(binder)用硬化剤(hardeners)として用いて水性の2成分系ポリウレタンコーティング剤(coating agents)を化学的に架橋させることがEP 0 358 979に記述された。この資料に従うと、結合剤成分としてのポリヒドロキシアクリレート類は遊離イソシアネート基を有する特定のポリイソシアネート類(これはまたラッカーポリイソシアネートとも呼ばれる)を乳化する能力を有する。このようにして生じさせた水性の2成分系は硬化して架橋したフィルムを与える。このようなラッカーポリイソシアネート類は、容易に入手可能な単量体もしくは簡単なジイソシアネート類、特にヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)から作られたオリゴマー状のビウレット、ウレタン、ウレトジオンおよび/またはイソシアネート基含有誘導体である。EP 0 358 979に従って用いられたラッカーポリイソシアネート類は23℃で1000mPa・sに及ぶ粘度を示しかつ2.2から5の平均NCO官能性を示す。
【0004】
DE−OS−A 4 226 243には、ポリイソシアネートと自己乳化性の脂肪酸修飾ポリエステルとポリウレタンを基とする水性の2成分系コーティング剤が記述されている。また、ヨーロッパ特許出願EP−A 0 496 205にもポリイソシアネートと自己乳化性のウレタンとカルボキシルおよびヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂を基とする水性結合剤組み合わせが記述されている。ドイツ特許DE 3 122 030には、ポリイソシアネートと水希釈可能アルキドとメラミンとアクリル樹脂を含有しかつまた水に混和し得る溶媒を含有するコーティング組成物が記述されている。
【0005】
この上に記述した水希釈可能2成分系結合剤の欠点は、達成可能な固体含有量が低いことと、沸騰限界が比較的低いことと、ポット寿命(pot life)が短い点にある。
【0006】
ヒドロキシル基含有ポリエステル樹脂(アルキド樹脂またはアクリレート類)を基とする2成分系コーティング剤の欠点はポット寿命が短いことと乾燥時間が長い点にあり、これは一般に認識されていることである。窒素含有量が10.7から12.6%のニトロセルロースを混合すると、木に塗布した時の湿り(wetting onto wood)が向上し、乾燥時間が短くなり、硬度が高くなりかつ紙やすり研磨性(sandability)が向上する。
【0007】
ここに、本発明の目的は、水性NC/ラッカー樹脂エマルジョンの欠点をなくしそして改良NC/ラッカー樹脂エマルジョンを調製して用いることを含んで成る。これを、水に乳化し得るポリイソシアネート類を添加することで達成した。
【0008】
本発明は、少なくとも1種のセルロース物質を結合剤として含有しかつヒドロキシル基含有ラッカー樹脂およびまた水乳化性ポリイソシアネートも含有する水中油型水性エマルジョンを提供するものであり、ここでは、この水性エマルジョンを、
a)セルロース物質を5.0−50重量%、
b)1種以上のヒドロキシル基含有ラッカー樹脂を5.0−50重量%、
c)遊離イソシアネート基を1つ以上有する1種以上のポリイソシアネートを2.0−25重量%、
d)水を10.0−65重量%
e)可塑剤を0.5−30重量%、
f)乳化剤を0.0−20重量%、
g)少なくとも1種の有機溶媒を0.0−45重量%、
用いて生じさせるが、ここで、a)からg)の合計は100重量%であり、この水性エマルジョンは、セルロース物質とOH基含有ラッカー樹脂の重量比を1:5から5:1にしそしてOH基(前記ラッカー樹脂の)とNCO基の当量比を1:0.05から1:5にしたことを特徴とする。
【0009】
適切なセルロース物質は好適にはセルロースのエステル、特に粘度が如何なるレベルであってもよいニトロセルロースまたは可塑剤含有(plasticised)ニトロセルロースまたはそれらの混合物である。例えば通常の産業用ニトロセルロースグレードのニトロセルロース、即ち窒素含有量が10.7から12.6重量%の硝酸セルロースが非常に特に適切である。
【0010】
使用可能な他のセルロース物質は、粘度および置換度が如何なるレベルであってもよいアセト酪酸セルロースおよびアセトプロピオン酸セルロースである。通常のラッカー樹脂をこれがイソシアネート反応性基、例えば−OH、−COOH、−NH2、−CONH2などを含むならばラッカー樹脂として用いることができる。通常のラッカー樹脂は、例えばアルキド、マレイン酸、フェノール、ホルムアルデヒド、キシレン−ホルムアルデヒド、ケトン、スルホンアミド、アルデヒド、アミン、エポキシ、カルバメート、クマロン/インデン樹脂、サッカロースのエステル、そしてビニルもしくはアクリレート樹脂およびそれらの共重合体などである。
【0011】
前記ヒドロキシル基含有ラッカー樹脂が20から200mg KOH/gの範囲のOH価を示すのが有利である。
【0012】
使用可能な可塑剤は通常の可塑剤、例えば炭素原子数が2から10の一価アルコール、炭素原子数が2から6の二価アルコール、および炭素原子数が3の三価アルコールと脂肪族モノカルボン酸、好適には炭素原子数が2から18の脂肪族モノカルボン酸のエステル、例えば酢酸セチル、グリコールジアセテート、ステアリン酸エステル、リシノレイックアセテート(ricinoleic acetate)など、ジカルボン酸のエステル、例えばアジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジメチルシクロヘキシルメチル、セバシン酸ジブチルなど、芳香族ジカルボン酸のエステル、例えばフタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジシクロヘキシルなど、脂肪族トリカルボン酸、好適には炭素原子数が8の脂肪族トリカルボン酸のエステル、芳香族ジカルボン酸のエステル、または無機酸のエステル、例えばジブチルホスフェート、トリフェニルホスフェートなど、炭素原子数が1から5のアルコールとクエン酸のエステル(これをまた炭素原子数が1から4のモノカルボン酸と反応させてもよい)、そしてまたスルホンアミド類、油、例えばヒマシ油およびアマニ油など、そしてこの上に挙げた化合物のアルコキシル化生成物、例えばエトキシル化ヒマシ油および大豆油など、ステアリン酸エステルおよびホスフェート類などである。
【0013】
用いる乳化剤は場合によりアニオン性の乳化剤、例えば長鎖アルキルアリールスルホネート類、例えばドデシルベンゼンスルホネートまたはブチルナフタリンスルホネートなど、アルキルスルフェート類、例えばラウリルもしくはステアリルアルコールスルフェート類など、スルホスクシネート類、例えばジオクチルこはく酸ジナトリウムなど、またはノニオン性乳化剤、例えばオクチル−もしくはノニルフェノール−オキシエチラートなどである。
【0014】
また、エトキシル化ノニルフェノールのスルホこはく酸誘導体のジナトリウム塩をアニオン性乳化剤として挙げることも可能である。
【0015】
通常の有機溶媒をこれに前記セルロース物質およびラッカー樹脂が溶解し得ることを条件として溶媒として用いることができる。
【0016】
前記ポリイソシアネート類は、脂肪族、環状脂肪族、芳香脂肪族および/または芳香族に結合した遊離イソシアネート基を有していて室温で液状の如何なる有機ポリイソシアネートであってもよい。特に好適なポリイソシアネート類は、排他的に脂肪族および/または環状脂肪族に結合したイソシアネート基を有していて(平均)NCO官能性が1.8から5.0の範囲のポリイソシアネートもしくはポリイソシアネート混合物である。
【0017】
必要ならば、前記ポリイソシアネートを少量の不活性な溶媒と混合して粘度を下げることも可能である。
【0018】
適切な生成物は、例えばヘキサメチレンジイソシアネートまたは1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサン(IPDI)および/またはビス−(イソシアナトシクロヘキシル)−メタンを基とする「ラッカーポリイソシアネート類」、特に排他的にヘキサメチレンジイソシアネートを基とするラッカーポリイソシアネート類である。そのようなジイソシアネートを基とする「ラッカーポリイソシアネート類」は、前記ジイソシアネートから生じたビウレット、ウレタン、ウレトジオンおよび/またはイソシアネート基含有誘導体であると理解し、これらは本質的に公知である。
【0019】
また、芳香族ポリイソシアネート類、特に2,4−ジイソシアナトトルエンまたはこれと2,6−ジイソシアナトトルエンの工業グレード混合物を基とするか或は4,4−ジイソシアナトジフェニルメタンまたはこれとこれの異性体および/または高級同族体の混合物を基とする「ラッカーポリイソシアネート類」も、あまり好適ではないが本発明に従って用いるに適切である。この種類の芳香族ラッカーポリイソシアネート類は、例えばウレタン基含有イソシアネート類、例えば過剰量の2,4−ジイソシアナトトルエンと多価アルコール、例えばトリメチロールプロパンなどの反応で得られるイソシアネート類である。さらなる芳香族ラッカーポリイソシアネート類は、例えば例として挙げた単量体ジイソシアネートの三量体、即ち相当するイソシアナト−イソシアヌレートなどである。
【0020】
また、基本的に、例として挙げた種類の未修飾ポリイソシアネートの使用も明らかに可能である。
【0021】
このポリイソシアネート成分を、一般に、いやしくも例として挙げたポリイソシアネートの任意混合物で構成させることも可能である。
【0022】
この上に挙げた基本的生成物を親水性にした(hydrophilised)ポリイソシアネート類(水に容易に乳化し得る)の使用が極めて適切である。
【0023】
セルロース物質とOH基含有ラッカー樹脂と可塑剤と場合により1種以上の溶媒が入っているエマルジョンを撹拌しながらこれに前記ポリイソシアネートを添加することを通して、エマルジョンであるコーティング剤を得る。前記ポリイソシアネートを適切な溶媒、例えば酢酸メトキシプロピルなどに溶解させるか或はそれで希釈した後、これを前記ラッカーエマルジョンに添加すると、前記ポリイソシアネートのより良好な乳化が達成される。
【0024】
本発明は、また、本発明に従うエマルジョンであるコーティング剤を木、金属、紙、革またはプラスチック表面処理用のラッカーで用いることも提供する。
【0025】
用途分野(例えば木、金属、プラスチック、革、ガラスおよびフィルムのラッカー塗装)に応じてまた他の公知有機溶媒を前記エマルジョンに添加することも可能であり、この場合、最終的なラッカー調合物を基準にした溶媒の濃度が25%を越えないようにすべきである。
【0026】
水を用いるか或は例えばポリウレタン類、セルロース、グアー(guar)、澱粉などを基とする水溶性増粘剤を添加することで粘度を所望用途で用いるに適するように調整することも可能である。
【0027】
更に、また、加工もしくは塗布特性を向上させる物質、例えば滑剤、光沢改良剤、消泡剤、紙やすり研磨性改良剤、流動調節剤、安定剤、光安定剤、着色剤、顔料、充填材および/または通常のラッカー添加剤などを前記エマルジョン、好適には水相に添加することも可能である。
【0028】
本発明に従って生じさせた水性エマルジョンであるコーティング剤は非常に良好な流動特性、高い光沢および長期のポット寿命を示す。本出願に従って調合したラッカー組成物を用いると、例えば例外的な耐アルコール性および耐水性を達成することができる。
【0029】
【実施例】
水性NC/アルキド樹脂エマルジョンをEP−B 0 076 443に従って調製し、このエマルジョンの配合を下記の表に示す:
【0030】
【表1】
Figure 0004866499
【0031】
この水性NC/アルキド樹脂エマルジョンを撹拌しながらこれに水乳化性ポリイソシアネートを酢酸メトキシプロピル中70重量%濃度のポリイソシアネート溶液の形態で入れた。
【0032】
【表2】
Figure 0004866499
【0033】
前記イソシアネートを添加する前のエマルジョン(100g)に下記を添加した:
【0034】
【表3】
Figure 0004866499
【0035】
120μmのドクターブレード(doctor blade)を用いて前記エマルジョンを木にプライマー(primer)およびトップコート(topcoat)ラッカーとして塗布した。前記プライマーを50℃で乾燥させ、紙やすりをかけた後、トップコートラッカーを塗った。最終被膜を50℃で7日間乾燥させ、次に室温で24時間貯蔵した後、水、エタノールおよびアセトンに対する耐性をDIN 68 861、パート1、1Bに従って測定した。
【0036】
比較の目的で、エマルジョン1(イソシアネートによる架橋を伴わない)に試験を同じ方法で受けさせた。その結果を下記に表に要約する。
【0037】
【表4】
Figure 0004866499
【0038】
本発明の特徴および態様は以下のとうりである。
【0039】
1. 水中油エマルジョンであるコーティング剤であって、
a)セルロース物質を5.0−50重量%、
b)1種以上のヒドロキシル基含有ラッカー樹脂を5.0−50重量%、
c)遊離イソシアネート基を1つ以上有する1種以上のポリイソシアネートを2.0−25重量%、
d)水を10.0−65重量%
e)可塑剤を0.5−30重量%、
f)乳化剤を0.0−20重量%、
g)少なくとも1種の有機溶媒を0.0−45重量%、
用いるが、a)からg)の合計は100重量%でありそして前記b)のヒドロキシル基とNCO基の重量比を1:0.05から1:5にして生じさせたエマルジョンであるコーティング剤。
【0040】
2. セルロース物質とヒドロキシル基含有ラッカー樹脂の重量比が1:5から5:1である上記1記載のエマルジョンであるコーティング剤。
【0041】
3. セルロース物質がニトロセルロースである上記1記載のエマルジョンであるコーティング剤。
【0042】
4. 上記1記載のエマルジョンであるコーティング剤の使用方法であって、それをラッカー樹脂エマルジョンに混合しそしてその結果として生じたエマルジョンを木、金属、紙、プラスチック、革およびガラスから成る群から選択される材料の表面に塗布することを含んで成る使用方法。

Claims (2)

  1. a)ニトロセルロースを5.0−50重量%、
    b)種以上のヒドロキシル基含有アルキドラッカ−樹脂を5.0−50重量%、
    c)遊離イソシアネート基を1つ以上有する1種以上のポリイソシアネートを2.0−25重量%、
    d)水を10.0−65重量%、
    e)脂肪族モノカルボン酸のエステルもしくはジカルボン酸のエステル、芳香族ジカルボン酸のエステル、または脂肪族トリカルボン酸のエステルから選択される可塑剤を0.5−30重量%、
    f)長鎖アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、スルホスクシネート、オクチル−もしくはノニルフェノール−オキシエチラートから選択される乳化剤を0.0−20重量%、及び
    g)少なくとも1種の有機溶媒を0.0−45重量%、
    から生じさせた水中油エマルジョンであるコーテイング剤であって、こゝでa)からg)の合計が100重量%であり、b)のヒドロキシル基とNCO基の重量比が1:0.05から1:5である、水中油エマルジョンであるコーテイング剤。
  2. 1種以上のヒドロキシル基含有アルキドラッカ−樹脂のOH価が20−200mg/KOHgであり、可塑剤が芳香族ジカルボン酸のエステルである、請求項1記載の水中油エマルジョンであるコーテイング剤。
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