JP4866044B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、記録済の用紙を排紙部から取り出す際に、作業性を向上させるために、上方に設けられた原稿読み取り装置を回動している。その他に、記録装置のメンテナンスとして、原稿読み取り装置を回動する例も考えられる。このような場合、作業の効率化と作業者の安全性を考え、原稿読み取り装置が自重で閉じないような構造とする必要がある。
図1は、本発明の実施例である複写機能を有する画像形成装置の模式図である。本実施例の画像形成装置は、大別して自動原稿給紙装置3と、自動原稿給紙装置3の下部に複写機能を有する原稿読み取り装置2と、原稿読み取り装置2の下部に記録装置1を有した構成である。自動原稿給紙装置3は、原稿読み取り装置2に複写すべき原稿用紙を給紙する。原稿読み取り装置2に送られた読み取り済の原稿用紙は、再び自動原稿給紙装置の別部である排紙部に排紙されても良い。記録装置1は、帯電,露光,現像,転写,定着を行なって用紙14に画像を形成する電子写真方式である。記録装置1は、原稿読み取り装置2で読み取った原稿を複写することもできるし、上位装置(図示せず)から送られてくる印刷データを印刷することもできる。
記録装置1の内部には、帯電器4、光学装置5、現像器6,7,8,9、感光体ベルト10、中間転写ベルト11、定着器12、及び、中間転写ベルト11上の残留トナーを除去するベルトクリーナー13を有している。現像器6,7,8,9は、それぞれイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックなどの色のトナーを有しており、これらの色を重ね合わせることにより、用紙14にフルカラー画像を形成している。原稿読み取り装置2の画像信号もしくは、上位装置(図示せず)からの電子データによって画像が形成された用紙14は、矢印Dの方向に排出され、原稿読み取り装置2と記録装置1との間に積載される構造となっている。
記録装置1の上方には、感光体ベルト10の保護と排紙トレーを兼ねたセンターカバー15が設けられている。センターカバー15が、記録装置1の本体に対して回転可能となるように、回転支持部16が設けられている。更に、原稿読み取り装置2を回転支持する回転支持部17と、矢印Aの方向に開閉する原稿読み取り装置2と連動して回動し原稿読み取り装置2を支持するアーム18と、アーム18を回転支持する回転支持部19を有している。また、センターカバー15の先端には凸形状の嵌合部23が設けてあり、原稿読み取り装置2の下方に設けた凸形状の嵌合部22に嵌合する形状となっている。凸形状の嵌合部22、23の詳細については、図2を用いて後述する。
原稿読み取り装置2の上方には矢印Bの方向に回転する自動原稿給紙装置3の回転支持部20が設けられ、原稿読み取り装置2の下方にはアーム18の先端を案内するためのスライダー21を設けている。
次に、原稿読み取り装置2及び、センターカバー15が開いた状態について、図2を用いて説明する。
感光体ベルト10は、記録装置1の上部より矢印Eの方向へ着脱可能となっている。本実施例においては、感光体ベルト10に対して帯電器4が一緒に取り出せるカートリッジ方式である。感光体ベルト10は消耗品であるので、使用頻度によって交換する必要が生じる。本構成は、感光体ベルト10を交換する際に、原稿読み取り装置2とセンターカバー15を記録装置1に対して開く構成である。記録装置1の上方が大きく開くことで、ベルトクリーナー13の着脱を行なうことができる。
原稿読み取り装置2の下方に設けられた凸形状の嵌合部22は、センターカバー15に設けられた凸形状の嵌合部23と嵌合し、互いに回転動作を抑制するため、ともに開いた状態で固定される。メンテナンス時の作業は、排紙の取出しなどと異なり、両手を使うことが多く、片手で原稿読み取り装置2を支えながら行なうことは、作業効率の低下にもなる。従って、確実に原稿読み取り装置2やセンターカバー15を固定することは、作業効率の向上につながり、また感光体ベルト10を取り出している途中で、倒れてきた原稿読み取り装置2やセンターカバー15に、指や手が挟まれるという障害を防ぐことができる。
更に、感光体ベルト10の表面の傷や破損は、印刷品質に重大な影響を及ぼすので、交換作業は慎重にかつ効率良く行なう必要がある。本実施例では、広い空間で感光体ベルト10の交換作業を行うために、感光体ベルト10の落下、感光体ベルト10に原稿読み取り装置2やセンターカバー15が接触して感光体ベルト10の表面の傷付きや破損を防ぐこともできる。このように、広い空間で、安全に、かつ効率良く感光体ベルト10や、ベルトクリーナー13の交換作業を行うことができる。しかも原稿読み取り装置2の固定機能を、センターカバー15に持たせたことによって、新たな固定手段を設けることなく原稿読み取り装置2とセンターカバーにそれぞれ凸形状の嵌合部を設けただけで、原稿読み取り装置2の固定とセンターカバー15の固定を同時に、しかも確実に行なうことができる。
また、原稿読み取り装置2及び、センターカバー15の嵌合部は、感光体ベルト10を真上に取出す際に、感光体ベルト10が原稿読み取り装置2やセンターカバー15に接触しないように十分な開き角度で固定される位置に設定されている。具体的には、図2に示すように、回転支持部17側に向いた感光体ベルト10の端部(記録装置搭載時の端部)に沿った延長線Fよりも、原稿読み取り装置2の端部が回転支持部17側にあるような角度で固定されれば、交換時に感光体ベルト10をそのまま真上に引き出せば良いので、原稿読み取り装置端部への接触などの心配も要せずに、広い空間で交換作業が容易となる。
なお、本実施例では、嵌合部を凸形状にした例を示したが、原稿読み取り装置と、感光体のカバーの開き角度や、回転軸の位置により、フラット形状や、凹凸形状にした場合でも同じ作用がある。交換は、感光体ベルトとしたが感光体ドラムであっても良い。また、感光体が中間転写体,定着器,または現像器の一つあるいは複数であっても良い。また、原稿読み取り装置と開閉するカバーを上部に有する記録装置であれば、メンテナンス作業が用紙ジャムの取出しであっても良い。
また、記録装置については、電子写真方式の記録装置について説明したが、例えばインクジェット方式であってもメンテナンス用のカバーを上方に設けた記録装置であれば、同様の効果が期待できる。
Claims (4)
- 内部に交換可能な構成部品を有する記録装置と、前記記録装置上方の端部の回転支持部を介して回動可能に設けられた原稿読み取り装置を備えた画像形成装置において、前記記録装置は、前記記録装置の上部であってかつ前記原稿読み取り装置の下方に設けられた扉を開閉可能とする扉回転支持部を有し、前記原稿読み取り装置の下部と前記扉には、互いが開いたときに嵌合して位置が固定される嵌合部を有し、互いの前記嵌合部は、嵌合時に前記回転支持部と反対側の前記原稿読み取り装置の端部が、前記回転支持部側の前記構成部品の端部よりも前記回転支持部側で固定される位置に設けられ、前記記録装置は、前記原稿読み取り装置と連動して回動する原稿読み取り装置を支持するアームを回転可能にするアーム回転支持部を有し、前記原稿読み取り装置には、該原稿読み取り装置の下部に、前記アームの先端を案内するスライダーを設けたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記構成部品が感光体であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記感光体はベルト形状であり、帯電器と一緒に前記扉から交換可能なカートリッジ方式で、前記扉は排紙トレーを兼ねていることを特徴とする請求項2項に記載の画像形成装置。
- 内部に交換可能な構成部品を有する記録装置と、前記記録装置上方の端部の回転支持部を介して回動可能に設けられた原稿読み取り装置を備えた画像形成装置において、前記記録装置は、前記記録装置の上部であってかつ前記原稿読み取り装置の下方に設けられた扉を開閉可能とする扉回転支持部を有し、前記原稿読み取り装置の下部と前記扉には、互いが開いたときに嵌合して位置が固定される嵌合部を有し、互いの前記嵌合部は、嵌合時に前記回転支持部と反対側の前記原稿読み取り装置の端部が、前記回転支持部側の前記構成部品の端部よりも前記回転支持部側で固定される位置に設けられ、前記構成部品は、ベルト形状の感光体であり、該感光体は帯電器と一緒に前記扉から交換可能なカートリッジ方式で、前記扉は排紙トレーを兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
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