JP4862763B2 - 可動装置及び物品搬送装置 - Google Patents

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本発明は、パラレルリンク機構とツールを備えた可動装置及び物品搬送装置に関する。
物品をある位置から他の位置に移動させる物品搬送装置は種々存在し、このような物品搬送装置としては、トランスファープレスにおいて上流側のプレスから下流側のプレスへワークを搬送するワーク搬送装置が例示される。
図6は、下記特許文献1に開示されたワーク搬送装置50を示す図である。このワーク搬送装置50は、一列に配置された複数のプレス機の両脇に列方向と平行に配置されるとともに列方向に移動可能な一対のフィードバー51と、一対のフィードバー51に連結され上下移動可能な複数のクロスバー52と、クロスバー52のそれぞれに設けられたワーク把持部53と、一対のフィードバー51を同期させつつ、列方向に往復運動させる一対の駆動部54(以下、説明の便宜上、「送り用駆動モータ」という)と、ワーク把持部53を昇降させるための昇降用駆動モータ55とを備え、送り用駆動モータ54によるフィードバー51の列方向(送り方向)への移動と、昇降用駆動モータ55による昇降駆動とにより、複数のプレス機により加工されるワークをワーク把持部53で把持して、複数のプレス機の間を順次搬送するものである。
図7は、下記特許文献2に開示されたワーク搬送装置60を示す図である。このワーク搬送装置60は、ワーク61を把持するワーク把持部68と、ワーク把持部68にそれぞれ回転可能に接続された一対のアーム62,63と、各アーム62,63のそれぞれの他端に回転可能に接続されると共に往復直線移動する一対のスライダ64,65と、一対のスライダ64,65をそれぞれ駆動する一対の駆動部66,67と、を備え、駆動部66,67によりスライダ64,65を直線移動させることによって各アーム62,63によって構成されるリンクの先端位置に接続された上記のワーク把持部68の位置を移動させ、複数のプレス機により加工されるワーク61をワーク把持部68で把持して、複数のプレス機の間を順次搬送するものである。
特開2005−59080号公報 特開2007−44708号公報
特許文献1のワーク搬送装置50は、フィードバー51を送り方向に駆動する機構と、ワーク把持部を昇降させるための機構が互いに独立して構成されているため、送り用駆動モータ54と、昇降用駆動モータ55とを別々に設ける必要があり、駆動モータを多く必要とする。
また、ワーク把持部53の姿勢を変化させることが要求される場合には、さらに別の駆動モータ等を含む傾動機構を別途設ける必要がある。また、この場合、傾動機構の重量が加わるため、送り用駆動モータ54に要求される駆動力が大きくなる。
したがって、特許文献1のワーク搬送装置50の構成では、装置の大型化、重量化、高コスト化を招くという問題がある。
上述した特許文献2のワーク搬送装置60は、リンク機構を採用しているため、上記の一対の駆動部66,67によって、ワーク把持部68の送りと昇降を行なうことができる。したがって、上記の特許文献1のワーク搬送装置50と異なり、送り方向と昇降方向とで独立に機構を設ける必要がない。
しかしながら、特許文献2のワーク搬送装置60において、ワーク把持部68の姿勢を変化させるためには、別個に駆動モータ等を含む傾動機構を設ける必要がある。またこの場合、駆動部66,67に要求される駆動力が大きくなる。
したがって、特許文献2のワーク搬送装置60の構成によっても、駆動部を大型化させる必要があるために、装置の大型化、重量化、高コスト化を招くという問題がある。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、以下の事項を課題とする。
本発明の課題は、所定平面内における第1の方向(例えば、所定平面が鉛直平面の場合、送り方向)の駆動用と第1の方向に対して垂直な第2の方向(例えば、所定平面が鉛直平面の場合、昇降方向)の駆動用とで駆動モータを別々に設ける必要がなく、且つ独立した傾動機構を設けることなく手先部分を傾動させることができる可動装置及び物品搬送装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の可動装置及び物品搬送装置は、以下の手段を採用する。
(1)本発明の可動装置は、ベース部に基端部が連結された第1リンク、第2リンク、及び第3リンクと、該第1リンク、第2リンク、及び第3リンクの先端全てに連結された一つの出力部材とを有し、前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクの駆動状態により、前記ベース部に対する前記出力部材の所定平面上の相対的な位置及び姿勢が定まるパラレルリンク機構と、該パラレルリンク機構の前記出力部材に取り付けられたツールと、を備え、前記第1リンク及び前記第3リンクの各々は、一端が前記ベース部に前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結され、他端が前記出力部材に前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結されるとともに、伸縮駆動するものであり、
前記第2リンクは、一端が前記ベース部に前記所定平面に対して垂直な所定の基準軸心を中心に回転可能に連結され、他端が前記出力部材に前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結されるとともに、駆動することによって前記ベース部に対する前記基準軸心を中心とする向きが変化するものであり、且つ前記第1リンク及び前記第3リンクの駆動に従動して伸縮するものである、ことを特徴とする。
上記の可動装置によれば、第1リンク、第2リンク及び第3リンクをそれぞれ独立に駆動させることにより、出力部材の位置及び姿勢を平面3自由度(xz平面でのx方向、z方向およびy軸周りの回転角θy)で制御することができるので、出力部材の可動範囲内で、出力部材に取り付けられたツールの位置を自由に変化させることができる。第1リンク及び第3リンクを駆動させるためには、それぞれに伸縮駆動用の駆動モータを設け、第2リンクを駆動させるためには、第2リンクをベース部に対して回転させる駆動モータを設ければよい。
したがって、所定平面内における第1の方向(例えば、所定平面が鉛直平面の場合、送り方向)の駆動用と第1の方向に対して垂直な第2の方向(例えば、所定平面が鉛直平面の場合、昇降方向)の駆動用とで駆動モータを別々に設ける必要が無い。
また、上記のパラレルリンク機構は、各リンクの駆動状態により、出力部材の所定平面上の姿勢(上記のθy)を制御することができる。すなわち、出力部材に取り付けられたツールの姿勢を制御するができる。したがって、独立した傾動機構を設けることなく、手先部分(ツール)を傾動させることができる。
したがって、上記の可動装置によれば、機構を小型軽量化でき、その結果、物品搬送装置(例えばワーク搬送装置)として構成する場合は、移動対象の物品の重量を大きくしたり、動作の高速化を図ったりすることができる。
(2)また、上記(1)の可動装置において、前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクは、前記第1リンクと前記第3リンクの離間方向の中間位置に前記第2リンクが位置するように配置されている。
上記構成によれば、能動的に伸縮する第1リンクと第3リンクが、第2リンクを挟む形で対称に配置されており、各リンクの配列方向の前後方向への移動の繰り返しにより、累積的には、第1リンクと第3リンクのいずれか一方に荷重が偏ったり局所的な荷重が作用したりしないので、装置の長寿命化が図られる。
(3)また、上記(1)の可動装置において、前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクは、それぞれ、直線伸縮機構として構成されている。
上記構成によれば、直線伸縮機構により大きな駆動力を発揮することができる。したがって、可動装置を物品搬送装置(例えばワーク搬送装置)に適用する場合に好適である。
(4)また、上記(1)の可動装置において、前記第1リンク及び前記第3リンクは、それぞれ、直線伸縮機構として構成されており、前記第2リンクは、両端間の途中部位を連結点とする2本のアームからなり、該2本のアームの連結点を関節として屈伸運動するものである。
このように、直線伸縮機構と屈伸機構とを組み合わせてパラレルリンク機構を構成してもよい。
(5)また、上記(3)又は(4)の可動装置において、前記第1リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され当該第1リンクを伸縮駆動させるための第1駆動モータを有し、前記第2リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され当該第2リンクを前記ベース部に対して回転駆動させるための第2駆動モータを有し、前記第3リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され当該第3リンクを伸縮駆動させるための第3駆動モータを有する。
上記構成によれば、各駆動モータが、上記の位置に設けられているので、手先側の可動部の重量を小さくすることができる。
(6)また、上記(1)の可動装置において、前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクは、それぞれ、両端間の途中部位を連結点とする2本のアームからなり、該2本のアームの連結点を関節として屈伸運動するものである。
上記構成によれば、各リンクが関節を持つので、両端間の距離が変化する範囲(伸縮範囲)が広く取りやすくなり、パラレルリンク機構の可動範囲を広く設定することができる。
(7)また、上記(6)の可動装置において、前記第1リンク及び前記第3リンクは、それぞれ、2本のアームが互いに前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結しており、前記第2リンクの2本のアームは、互いに前記所定平面に平行な軸心を中心に回転可能に連結している。
上記構成によれば、第2リンクが屈曲するときは、関節部分が所定平面に垂直な方向に凸となるように屈曲し、第1リンクと第3リンクが屈曲するときは、関節部分が所定平面内を移動してパラレルリンク機構の内側又は外側のいずれかの方向に凸となるように屈曲するので、互いに機械的に干渉しにくい。なお、第1リンクと第3リンクが屈曲するときに互いの関節の距離が広がる方向に凸形状となるように構成すれば、第1リンクと第3リンクの配置間隔が狭い場合でも、互いの機械的干渉を防止することができる。
(8)また、上記(1)の可動装置において、前記第1リンク及び第3リンクは、それぞれ、両端間の途中部位を連結点とする2本のアームからなり、該2本のアームの連結点を関節として屈伸運動するものであり、前記第2リンクは、直線伸縮機構として構成されている。
このように、屈伸機構と直線伸縮機構とを組み合わせてパラレルリンク機構を構成してもよい。
(9)また、上記(6)〜(8)のいずれかの可動装置において、前記第1リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定された第1駆動モータと、該第1駆動モータの回転運動を当該第1リンクの屈伸運動に変換する第1リンク用動力変換機構とを有し、前記第2リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され前記ベース部に対する当該第2リンクの前記基準軸心を中心とする向きを変化させる第2駆動モータを有し、前記第3リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定された第3駆動モータと、該第3駆動モータの回転運動を当該第3リンクの屈伸運動に変換する第3リンク用動力変換機構とを有する。
上記構成によれば、各駆動モータが、上記の位置に設けられているので、手先側の可動部の重量を小さくすることができる。また、第1リンク用動力変換機構と第3リンク用動力変換機構により、上記の位置に設けられた第1及び第3駆動モータの回転運動を第1リンク及び第3リンクの屈伸運動に変換するので、屈伸機構を採用しつつも上記の位置に無理なく各駆動モータを配置することができる。
(10)また、上記(9)の可動装置において、前記第1リンク用動力変換機構及び前記第3リンク用動力変換機構は、平行リンク機構により構成される。
上記構成によれば、各動力変換機構が平行リンク機構により構成されるので、簡単な構成で確実に、駆動モータの回転運動をリンクの屈伸運動に変換することができる。
(11)また、本発明の物品搬送装置は、上記(1)〜(10)のいずれかに記載の可動装置におけるパラレルリンク機構を2基備え、該2基のパラレルリンク機構は、それぞれ前記所定平面が鉛直平面と一致し、且つ互いに、前記所定平面に垂直な方向に間隔をおいて上下方向を一致させて配置されており、さらに、前記各出力部材の間に横架されたクロスバーと、該クロスバーに取り付けられ物品を把持する物品把持部と、を備えることを特徴とする。
上記の物品搬送装置によれば、2基のパラレルリンク機構が並んで配置され、出力部材間にクロスバーが横架され、クロスバーに物品把持具が取り付けられているので、上記(1)〜(8)の可動機構の優れた効果を活かしつつ、2基のパラレルリンク機構を同期させて動作させることにより重量物を安定して搬送することができる。
本発明によれば、所定平面内における第1の方向の駆動用と第1の方向に対して垂直な第2の方向の駆動用とで駆動モータを別々に設ける必要がなく、且つ独立した傾動機構を設けることなく手先部分を傾動させることができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態にかかる可動装置の構成を示す図である。本実施形態において可動装置は、物品1をある位置から別の位置に移動させる物品搬送装置10Aとして構成されている。このような物品搬送装置10Aとしては、トランスファープレスにおけるプレス間ワーク搬送装置や、薄型ディスプレイ用パネル(液晶パネル等)の製造ラインにおけるガラス基板搬送装置、その他、部品・半完成品等の搬送装置などが例示される。
本実施形態のように物品搬送装置10Aとして構成される場合、物品搬送装置10Aは、物品1(搬送物)を載せるステージ5a、5b間に配置される。例えば、ワーク搬送装置においては、上記の物品1は被加工物(ワーク)であり、上記のステージ5a、5bはプレスステーションである。また、ガラス基板搬送装置においては、上記の物品1はガラス基板であり、上記のステージ5a、5bは基板載置台である。
この物品搬送装置10Aは、例えば図で左側に設置されたステージ5a上から物品1を受け取り、図で右側に設置されたステージ5b上に載せる。
図1に示すように、物品搬送装置10Aは、ベース部12に連結されたパラレルリンク機構20と、パラレルリンク機構20に接続された所定のツール40とを備える。
上記のパラレルリンク機構20は、ベース部12に基端部が連結された第1リンク21、第2リンク22、及び第3リンク23と、第1リンク21、第2リンク22、及び第3リンク23の先端全てに連結された一つの出力部材24とを有し、第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23の駆動状態により、ベース部12に対する出力部材24の所定平面上の相対的な位置及び姿勢が定まるものである。
本実施形態では、上記の所定平面は鉛直平面に設定されている。したがって、出力部材24は、鉛直平面内において位置及び姿勢が制御される。
ただし、上記の所定平面は鉛直平面に限られず、鉛直平面と交差する平面、すなわち鉛直平面に対して傾斜する平面や水平面であってもよい。
上記のツール40は、出力部材24に取り付けられ、対象物に対して所定の作用を及ぼすものである。本実施形態において本発明の可動装置は、物品搬送装置10Aとして構成されているので、上記のツール40は、物品1を把持する物品把持部40Aである。この物品把持部40Aは、ワーク搬送装置においてはワーク把持部(バキュームカップなど)であり、ガラス基板搬送装置においては基板把持部である。
次に、図2を参照して、上記のパラレルリンク機構20の構成を説明する。なお、図2に関し以下の点を補足する。
(1)図2において、太い双方向矢印は能動自由度の動きを示し、細い双方向矢印は受動自由度の動きを示す。
(2)図2に関連した以下の説明において、方向又は角度に関する記述は、図中に定義したxyz座標系に基づくものとする。
(3)図2に関連した以下の説明において、「所定平面」は図2中のxz平面と一致する。
(4)図2において、(A)は出力部材24が中立位置にあり且つ水平な姿勢の状態を示しており、(B)は出力部材24が中立位置以外の位置にあり且つ水平に対して傾斜した姿勢の状態を示している。
(5)なお、上記(2)及び(3)の事項は、後に参照する図3〜図5についても同様である。
図2に示すパラレルリンク機構20において、第1リンク21及び第3リンク23の各々は、一端がベース部12に所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結され、他端が出力部材24に所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結されるとともに、伸縮駆動する。
第2リンク22は、一端がベース部12に所定平面に対して垂直な所定の軸心(以下、この軸心を「基準軸心a」という)を中心に回転可能に連結され、他端が出力部材24に所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結されるとともに、駆動することによってベース部12に対する基準軸心aを中心とする向きが変化する。また、第2リンク22は、第1リンク21及び第3リンク23の駆動に従動して伸縮する。
また、第1リンク21は、第1リンク21を伸縮駆動させるための第1駆動モータ32を有している。第2リンク22は、第2リンク22をベース部12に対して基準軸心aを中心に所定角度範囲で回転させるための第2駆動モータ33を有している。第3リンク23は、第3リンク23を伸縮駆動させるための第3駆動モータ34を有している。第1駆動モータ32、第2駆動モータ33及び第3駆動モータ34は、制御装置14(図1参照)によってそれぞれ独立に制御され、これにより第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23の駆動状態が制御され、出力部材24の位置及び姿勢が制御される。
上述した本発明の可動装置(物品搬送装置10A)によれば、第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23をそれぞれ独立に駆動させることにより、出力部材24の位置及び姿勢を平面3自由度(xz平面でのx方向、z方向およびy軸周りの回転角θy)で制御することができるので、出力部材24の可動範囲内で、出力部材24に取り付けられたツール40の位置を自由に変化させることができる。
したがって、所定平面内における第1の方向(例えば、本実施形態のように所定平面が鉛直平面の場合、送り方向)の駆動用と第1の方向に対して垂直な第2の方向(例えば、本実施形態のように所定平面が鉛直平面の場合、昇降方向)の駆動用とで駆動モータを別々に設ける必要が無い。
また、パラレルリンク機構20は、各リンクの駆動状態により、出力部材24の所定平面上の姿勢(上記のθy)を制御することができる。すなわち、出力部材24に取り付けられたツール40の姿勢を制御することができる。したがって、独立した傾動機構を設けることなく、手先部分(ツール40:本実施形態では物品把持部40A)を傾動させることができる。
したがって、本発明の可動装置によれば、機構を小型軽量化でき、その結果、本実施形態のように物品搬送装置10Aとして構成する場合は、搬送重量を大きくしたり、動作の高速化を図ったりすることができる。
上述した第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23は、ベース部12と出力部材24との間に並列に配置されていれば、その配列の順序は特に限定されないが、図1及び図2に示すように、第1リンク21と第3リンク23の離間方向の中間位置に第2リンク22が位置するように配置されているのがよい。
この構成によれば、能動的に伸縮する第1リンク21と第3リンク23が、第2リンク22を挟む形で対称に配置されており、各リンクの配列方向の前後方向への移動の繰り返しにより、累積的には、第1リンク21と第3リンク23のいずれか一方に荷重が偏ったり局所的な荷重が作用したりしないので、装置の長寿命化が図られる。
また、本実施形態において、第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23は、それぞれ、直線伸縮機構として構成されている。この構成によれば、直線伸縮によって大きな駆動力を発揮することができる。したがって、本実施形態のように可動装置を物品搬送装置10Aに適用する場合に好適である。
第1リンク21は第1駆動モータ32の駆動により能動的に伸縮する。第3リンク23は第3駆動モータ34の駆動により能動的に伸縮する。第2リンク22は、直線的に伸縮自在であるが、その伸縮は受動的であり、第1リンク21と第2リンク22の伸縮駆動に従動して伸縮する。第1駆動モータ32及び第3駆動モータ34の回転運動を直線運動、すなわち第1リンク21と第3リンク23の直線伸縮運動に変換する機構としては、ボールネジ機構、ラック・ピニオン機構、ベルト機構等が例示される。
また、第1駆動モータ32は、第1リンク21とベース部12との連結点の位置又はこの位置を基準に第1リンク21の一端(出力部材24側の端部)とは反対側の位置に固定されるのがよい。同様に、第2駆動モータ33は、第2リンク22とベース部12との連結点の位置又はこの位置を基準に第2リンク22の一端(出力部材24側の端部)とは反対側の位置に固定されるのがよい。同様に、第3駆動モータ34は、第3リンク23とベース部12との連結点の位置又はこの位置を基準に第3リンク23の一端(出力部材24側の端部)とは反対側の位置に固定されるのがよい。
図2に示すように、本実施形態では、第1駆動モータ32は、第1リンク21の他端部に固定されている。第2駆動モータ33は、第2リンク22とベース部12との連結点の位置に固定されている。第3駆動モータ34は、第3リンク23の他端部に固定されている。
上記の構成によれば、各駆動モータ32,33,34が、上記の位置に設けられているので、手先側の可動部の重量を小さくすることができる。
なお、直線伸縮機構としての第1リンク21と第3リンク23は、他の直動アクチュエータであってもよい。例えば、第1リンク21と第3リンク23は、空圧シリンダ装置、油圧シリンダ装置であってもよい。この場合、上記の第1駆動モータ32と第3駆動モータ34は不要である。
上記のパラレルリンク機構20は、上記において説明した構成のほか、以下の構成例A又は構成例Bであってもよい。
図3は、パラレルリンク機構20の他の構成例Aを模式的に示す図である。
図3において、(A)はxz平面における模式図であり、(B)はyz平面における第1リンク21(又は第3リンク23)の模式図であり、(C)はyz平面における第2リンク22の模式図である。
図3に示すように、構成例Aでは、第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23は、第1リンク21と第3リンク23の離間方向の中間位置に第2リンク22が位置するように配置されている。この点は、図2に示したパラレルリンク機構20の構成と同様である。
構成例Aでは、第1リンク21、第2リンク22及び第3リンク23の各々は、両端間の途中部位(この例では中間点)を連結点とする2本のアーム26,27からなり、2本のアーム26,27の連結点を関節29,30,31として屈伸運動する。
第1リンク21と第3リンク23は、それぞれの関節29,31の位置に第1駆動モータ32、第3駆動モータ34を有し、各駆動モータの駆動により屈伸運動を行なう。
また、図3に示すように、第1リンク21と第3リンク23は、それぞれ、2本のアーム26,27が互いに所定平面に垂直な軸心を中心に回転可能に連結している。
第2リンク22は、2本のアーム26,27が互いに所定平面に平行な軸心(図3(c)でyz平面に垂直な軸心)を中心に回転可能に連結しており、屈伸運動によって伸縮自在であるが、その伸縮は受動的であり、第1リンク21と第2リンク22の駆動に従動して伸縮する。
また第2リンク22は、ベース部12との連結点の位置に固定された第2駆動モータ33を有し、この第2駆動モータ33の駆動により、ベース部12に対する基準軸心aを中心とした向きが変化するようになっている。
構成例Aの他の部分については、図2の構成例と同様である。
上記の構成例Aによれば、図2の構成例と同様に、出力部材24の位置及び姿勢を平面3自由度で制御することができる。また、各リンクが関節を持つので、図2の構成例と比べて、両端間の距離が変化する範囲(伸縮範囲)を拡大することができる。したがって、パラレルリンク機構20の可動範囲を拡大することができる。
また、能動的に伸縮する第1リンク21と第3リンク23が、第2リンク22を挟む形で対称に配置されており、図2の構成例と同様に、各リンクの配列方向の前後方向への移動の繰り返しにより、累積的には、第1リンク21と第3リンク23のいずれか一方に荷重が偏ったり局所的な荷重が作用したりしないので、装置の長寿命化が図られる。
また、構成例Aによれば、第2リンク22が屈曲するときは、関節部分が所定平面に垂直な方向に凸となるように屈曲し、第1リンク21と第3リンク23が屈曲するときは、関節部分が所定平面内を移動してパラレルリンク機構20の内側又は外側のいずれかの方向に凸となるように屈曲するので、互いに機械的に干渉しにくい。
第1リンク21と第3リンク23が屈曲する方向は、特に限定されず、互いに逆方向あるいは互いの関節29,31の距離が縮まる方向であってもよいが、図3に示すように、互いの関節29,31の距離が広がる方向であるのがこのましい。この構成により、各リンクが屈曲するときに、第1リンク21と第3リンク23がパラレルリンク機構20の外側に広がるので、各リンク相互間の機械的干渉を防止することができる。
図4は、パラレルリンク機構20の他の構成例Bを模式的に示す図である。
図4において、(A)はxz平面における模式図であり、(B)はyz平面における第1リンク21(又は第3リンク23)の模式図であり、(C)はyz平面における第2リンク22の模式図である。
構成例Bは、構成例Aと共通する点が多いので、以下では構成例Aとの相違点を中心に説明する。
構成例AとBでは、まず、第1駆動モータ32と第3駆動モータ34の設置位置が異なる。構成例Bでは、第1リンク21と第3リンク23は、それぞれ、ベース部12との連結点の位置に第1駆動モータ32、第3駆動モータ34を有し、各駆動モータの駆動により屈伸運動を行なう。
また、構成例Bでは、第1リンク21は、第1駆動モータ32の回転運動を第1リンク21の屈伸運動に変換する第1リンク用動力変換機構36aを有し、第3リンク23は、第3駆動モータ34の回転運動を第3リンク23の屈伸運動に変換する第3リンク用動力変換機構36bを有する。
構成例Bにおいて、第1リンク用動力変換機構36aと第3リンク用動力変換機構36bは、平行リンク機構で構成されている。各平行リンク機構は、各駆動モータ32,34の出力軸に連結された駆動アーム37と、出力部材24側のアーム26に連結された従動アーム38と、一端が駆動アーム37に所定平面に垂直な軸心を中心に回転可能に連結され他端が従動アーム38に所定平面に垂直な軸心を中心に連結された中間アーム39とから構成されている。駆動アーム37と従動アーム38の長さは同じであり、中間アーム39の長さは、ベース部12側のアーム26の長さと同じである。
構成例Bの他の部分の構成は、構成例Aと同じである。
上記の構成例Bによれば、上記の構成例Aの効果に加え、以下の効果が得られる。
各リンク21,22,23を駆動する各駆動モータ32,33,34がベース部12との連結点の位置に設けられているので、各リンク21,22,23に作用するモーメントを小さくすることができる。
各動力変換機構36a,36bが平行リンク機構により構成されるので、簡単な構成で確実に、各駆動モータ32,34の回転運動を各リンク21,23の屈伸運動に変換することができる。
なお、第1リンク用動力変換機構36aと第3リンク用動力変換機構36bは、上述した平行リンク機構に限られず、例えばベルト伝動機構やチェーン伝動機構などの他の機構を用いたものであってもよい。
また、パラレルリンク機構20は、上述した各構成のほか、以下の構成であってもよい。
図2の構成における第2リンク22は、図3(構成例A)又は図4(構成例B)の第2リンク22に置換されてもよい。すなわち、第1リンク21及び第3リンク23は、それぞれ、直線伸縮機構として構成され、第2リンク22は、両端間の途中部位を連結点と23する2本のアーム26,27からなり、2本のアーム26,27の連結点を関節として屈伸運動するものであってもよい。
図3の構成における第2リンク22は、図2の第2リンク22に置換されてもよい。また、図4の構成における第2リンク22は、図2の第2リンク22に置換されてもよい。
すなわち、第1リンク21及び第3リンク23は、それぞれ、両端間の途中部位を連結点とする2本のアーム26,27からなり、2本のアーム26,27の連結点を関節として屈伸運動するものであり、第2リンク22は、直線伸縮機構として構成されているものであってもよい。
上述した第1実施形態では、ツール40として物品把持部40Aを適用し、物品搬送装置10Aとして構成した可動装置について説明したが、本発明はこれに限定されず、可動装置のツール40として目的に応じて種々のものを適用してもよい。例えば、ツール40として加工工具(ドリルなど)を適用し、加工工具の所定平面上の位置及び姿勢を制御可能な加工装置として構成してもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態にかかる物品搬送装置10Bについて説明する。
図5は、第2実施形態にかかる物品搬送装置10Bの構成を示す図である。
図5に示すように、物品搬送装置10Bは、第1実施形態におけるパラレルリンク機構20を2基備える。2基のパラレルリンク機構20は、それぞれ所定平面(xz平面)が鉛直平面と一致し、且つ互いに、所定平面に垂直な方向に間隔をおいて上下方向を一致させて配置されている。
図5に示したパラレルリンク機構20は、図2の構成例と同様であるが、第1実施形態で説明したいずれの構成であってもよい。
この物品搬送装置10Bは、さらに、各出力部材24の間に横架されたクロスバー42と、クロスバー42が取り付けられ物品を把持する物品把持部40A(例えばバキュームカップ)とを備える。本実施形態において、物品把持部40Aはクロスバー42の長さ方向に複数取り付けられている。
各パラレルリンク機構20は、制御装置によって同期制御され、同様の動作を行う。
上記の物品搬送装置10Bによれば、第1実施形態の優れた効果を活かしつつ、2基のパラレルリンク機構20を同期させて動作させることにより重量物を安定して搬送することができる。したがって、トランスファープレスにおけるワーク搬送装置や、大型液晶製造ラインにおける大型ガラス基板用の搬送装置として有用である。
なお、上記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の第1実施形態にかかる可動装置(物品搬送装置)の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるパラレルリンク機構の構成を示す図である。 パラレルリンク機構の他の構成例Aを示す模式図である。 パラレルリンク機構の他の構成例Bを示す模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる物品搬送装置の構成を示す図である。 特許文献1のワーク搬送装置の構成を示す図である。 特許文献2のワーク搬送装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 物品
5a,5b ステーション
10A 物品搬送装置(可動装置)
10B 物品搬送装置
12 ベース部
14 制御装置
20 パラレルリンク機構
21 第1リンク
22 第2リンク
23 第3リンク
24 出力部材
26,27 アーム
29,30,31 関節
32 第1駆動モータ
33 第2駆動モータ
34 第3駆動モータ
36a 第1リンク用動力変換機構
36b 第2リンク用動力変換機構
37 駆動アーム
38 従動アーム
39 中間アーム
40 ツール
40A 物品把持部
42 クロスバー

Claims (11)

  1. ベース部に基端部が連結された第1リンク、第2リンク、及び第3リンクと、該第1リンク、第2リンク、及び第3リンクの先端全てに連結された一つの出力部材とを有し、前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクの駆動状態により、前記ベース部に対する前記出力部材の所定平面上の相対的な位置及び姿勢が定まるパラレルリンク機構と、
    該パラレルリンク機構の前記出力部材に取り付けられたツールと、を備え、
    前記第1リンク及び前記第3リンクの各々は、一端が前記ベース部に前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結され、他端が前記出力部材に前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結されるとともに、伸縮駆動するものであり、
    前記第2リンクは、一端が前記ベース部に前記所定平面に対して垂直な所定の基準軸心を中心に回転可能に連結され、他端が前記出力部材に前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結されるとともに、駆動することによって前記ベース部に対する前記基準軸心を中心とする向きが変化するものであり、且つ前記第1リンク及び前記第3リンクの駆動に従動して伸縮するものである、ことを特徴とする可動装置。
  2. 前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクは、前記第1リンクと前記第3リンクの離間方向の中間位置に前記第2リンクが位置するように配置されている、請求項1記載の可動装置。
  3. 前記第1リンク、前記第2リンク及び前記第3リンクは、それぞれ、直線伸縮機構として構成されている請求項1記載の可動装置。
  4. 前記第1リンク及び前記第3リンクは、それぞれ、直線伸縮機構として構成されており、前記第2リンクは、両端間の途中部位を連結点とする2本のアームからなり、該2本のアームの連結点を関節として屈伸運動するものである請求項1記載の可動装置。
  5. 前記第1リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され当該第1リンクを伸縮駆動させるための第1駆動モータを有し、
    前記第2リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され当該第2リンクを前記ベース部に対して回転駆動させるための第2駆動モータを有し、
    前記第3リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され当該第3リンクを伸縮駆動させるための第3駆動モータを有する、請求項3又は4記載の可動装置。
  6. 前記第1リンク、第2リンク及び第3リンクは、それぞれ、両端間の途中部位を連結点とする2本のアームからなり、該2本のアームの連結点を関節として屈伸運動するものである請求項1記載の可動装置。
  7. 前記第1リンク及び前記第3リンクは、それぞれ、2本のアームが互いに前記所定平面に対して垂直な軸心を中心に回転可能に連結しており、
    前記第2リンクの2本のアームは、互いに前記所定平面に平行な軸心を中心に回転可能に連結している、請求項6記載の可動装置。
  8. 前記第1リンク及び第3リンクは、それぞれ、両端間の途中部位を連結点とする2本のアームからなり、該2本のアームの連結点を関節として屈伸運動するものであり、前記第2リンクは、直線伸縮機構として構成されている請求項1記載の可動装置。
  9. 前記第1リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定された第1駆動モータと、該第1駆動モータの回転運動を当該第1リンクの屈伸運動に変換する第1リンク用動力変換機構とを有し、
    前記第2リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定され前記ベース部に対する当該第2リンクの前記基準軸心を中心とする向きを変化させる第2駆動モータを有し、
    前記第3リンクは、自身と前記ベース部との連結点の位置又は該位置を基準に自身の前記一端とは反対側の位置に固定された第3駆動モータと、該第3駆動モータの回転運動を当該第3リンクの屈伸運動に変換する第3リンク用動力変換機構とを有する、請求項6乃至8のいずれか記載の可動装置。
  10. 前記第1リンク用動力変換機構及び前記第3リンク用動力変換機構は、平行リンク機構により構成される請求項9記載の可動装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の可動装置におけるパラレルリンク機構を2基備え、
    該2基のパラレルリンク機構は、それぞれ前記所定平面が鉛直平面と一致し、且つ互いに、前記所定平面に垂直な方向に間隔をおいて上下方向を一致させて配置されており、
    さらに、前記各出力部材の間に横架されたクロスバーと、該クロスバーに取り付けられ物品を把持する物品把持部と、を備えることを特徴とする物品搬送装置。
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