JP4861674B2 - 通信接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の携帯電話機から構成されるグループを代表する識別情報、例えば代表電話番号を用いて、グループに属する携帯電話機の呼び出しを行う技術に関する。
近年、携帯電話機の急速な普及により、個人ごとに携帯電話機を所有する利用者が増え、個人間の連絡が非常に容易に行えるようになっている。
しかしながら、発信者が、例えば、家族の誰か、あるいは商店や事務所の誰かなど個人を特定することなく連絡をとりたい場合には、そこに属する複数人のそれぞれが所有する携帯電話機の電話番号を知り得なければならず、また、そこに属する誰かと通話ができるまで、携帯電話機を用いて接続の操作を繰り返す必要がある。そのため、発信者は、操作上、不便さを感じることがある。
そこで、特許文献1において、構内に設置された交換機に予め複数の携帯電話機それぞれの電話番号を1のグループとして登録し、登録されたグループを示す代表電話番号への着信がある場合には、グループに属する各電話番号に対して、一斉に呼出を行い、応答があった全ての携帯電話機と接続を行う技術が開示されている。
特開2003−143303号公報
上記にて示す交換機は、代表電話番号への着信がある場合には、グループに属する各電話番号に対して、一斉に呼出を行う。このとき、呼出先の各利用者は、自分に対する呼出という意識よりもグループの誰かに対する呼出という意識の方が高くなり、グループの誰かが応答してくれることを期待し、着信に対する応答が遅れるという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みて、複数の携帯電話機を代表する識別情報(代表の電話番号やそれに準ずる記号)による着信の場合、グループ内の1の利用者が確実に応答することができる通信接続装置及び呼出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、発信元からの信号を自装置が受信した場合、前記発信元と所定の携帯電話機との通信を確立する通信接続装置であって、個々の携帯電話機を識別する識別情報を第1情報とし、複数の携帯電話機を代表する識別情報を第2情報とし、前記発信元からの信号を受信し、且つ受信した信号に第2情報が含まれている場合、前記第1情報と第2情報とが関連付けて記憶された記憶装置から、前記受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う呼出手段とを備えることを特徴とする。
上記に示した構成によると、通信接続装置は、第2情報を含む信号を受信すると、受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出し、読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う。これにより、通信接続装置にて読み出された第1情報にて特定される携帯電話機の所有者は、自分に対する呼出という意識の方がグループの誰かに対する呼出という意識よりも高くなるので、呼出に対する応答を確実に行うようになる。
1.第1の実施の形態
本発明に係る第1の実施の形態としての通信接続装置10について説明する。
1.1 概要
図1は、通信接続システム1を示す図である。通信接続システム1は、通信接続装置10、携帯電話機20、21、22、23、24、30、位置登録サーバ40、公衆基地局装置41、42及び携帯電話回線網43とから構成されている。
通信接続装置10は、家屋内(以下、単に、「屋内」)に設置されており、携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれに割り当てられた電話番号と、携帯電話機20、21、22、23、24を1のグループとし、そのグループを代表する代表電話番号とを予め記憶している。ここでは、例えば、代表電話番号は、携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれに割り当てられた電話番号とは異なる電話番号であり、通信接続装置10に対して割り当てられている。また、通信接続装置10に割り当てられた代表電話番号は、他の通信接続装置(図示せず)に割り当てられた代表電話番号とは異なる電話番号である。また、通信接続装置10は、無線LANによる通信機能と携帯電話回線網43を介する通信機能とを備えており、無線LANによる通信可能なエリアは、当該通信接続装置10が設置された屋内とし、通信可能なエリアの外を家屋外(以下、「屋外」)とする。
位置登録サーバ40は、携帯電話機からの位置登録要求に基づいて、携帯電話機の現在位置を管理する。例えば、位置登録サーバ40は、管理する情報として、携帯電話機の電話番号と、携帯電話機が属するエリアの公衆基地局装置及び通信接続装置を一意に識別するための局IDとからなる組を記憶している。
また、位置登録サーバ40は、通信接続装置10を識別する局IDと、通信接続装置10に割り当てられた代表電話番号とからなる組を記憶している。
携帯電話機20、21、22、23、24は、無線LANによる通信機能及びCDMA(Code Division Multiple Access)による通信機能とを備えている。携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれは、公衆基地局装置のエリア内に入ると、公衆基地局装置のパイロット信号を受信し、CDMAによる通信を行うように制御する。また、携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれは、通信接続装置10のエリア内に入ると、通信接続装置10のパイロット信号を受信し、無線LANによる通信を行うように制御する。携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれは、公衆基地局装置41及び通信接続装置10の共通のエリア内に存在する場合には、公衆基地局装置41のパイロット信号と通信接続装置10のパイロット信号とを受信するが、この場合には、通信接続装置10への接続が優先され、無線LANによる通信を行うように制御する。なお、携帯電話機20、携帯電話機21、携帯電話機22は通信接続装置10が設置された屋内に存在し、携帯電話機23、携帯電話機24及び携帯電話機30は屋外に存在しているものとする。
携帯電話機30は、公衆基地局装置41、携帯電話回線網43及び通信接続装置10を介して、代表電話番号を用いて呼び出しを行う。通常、携帯電話機30から他の携帯電話機への呼出が行われる場合には、他の携帯電話機へ着信信号が送信される。着信信号には、少なくとも着信である旨の情報と、発信元の電話番号と、相手先の電話番号とが含まれる。
また、代表電話番号により呼出がなされる1以上の電話番号に対して優先順位に基づく呼出を指示する場合には、優先順位を要求する旨の優先順位要求情報が着信信号に含まれる。また、屋内に存在する携帯電話機を呼出の対象とする場合には、その旨を示す第1呼出対象情報が着信信号に含まれ、屋内に存在する携帯電話機及び屋外に存在する携帯電話機を呼出の対象とする場合には、その旨を示す第2呼出対象情報が着信信号に含まれる。
通信接続装置10は、公衆基地局装置41及び携帯電話回線網43を介して、携帯電話機30から代表電話番号への着信信号を検出すると、着信信号に含まれる情報に基づいて1以上の呼出対象の携帯電話機を決定し、決定された1以上の携帯電話機に対して、順次呼び出しを行う。
1.2 通信接続装置10の構成
通信接続装置10は、図2に示すように、回線IF部101、電話番号記憶部102、優先順位記憶部103、呼出対象確認部104、呼出処理部105、無線IF部106、アンテナ107、通話処理部108、転送処理部109及び登録部110から構成されている。
通信接続装置10は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、通信接続装置10は、その機能を達成する。
(1)回線IF部101
回線IF部101は、携帯電話回線網43と接続するためのインタフェース部である。具体的には、光回線とのインタフェースである。なお、光回線とのインタフェースに限らず、例えば、ADSLとのインタフェースであってもよい。
回線IF部101は、携帯電話機30からの発信に対し、公衆基地局装置41及び携帯電話回線網43を介して受信信号を受信する。ここで、受信信号とは、例えば、電話着信時の着信信号及び通話時の音声信号等である。
回線IF部101は、受信した受信信号が着信信号である場合には、受信した着信信号を呼出対象確認部104へ出力し、受け取った受信信号が音声信号である場合には、通話処理部108へ出力する。
回線IF部101は、通話処理部108から音声信号を受け取ると、受け取った音声信号を、携帯電話回線網43及び公衆基地局装置41を介して、携帯電話機30へ送信する。
回線IF部101は、登録部110から位置登録要求を受け取ると、受け取った位置登録要求と、当該通信接続装置10に割り当てられた局IDとを、携帯電話回線網43を介して位置登録サーバ40へ送信する。ここで、位置登録要求は、携帯電話機の電話番号と、登録要求する旨の情報とからなる。
回線IF部101は、転送処理部109から転送の処理に係る信号を受け取ると、受け取った信号を、携帯電話回線網43を介して、転送先の携帯電話機へ送信する。
また、回線IF部101は、呼出対象確認部104から携帯電話機30へ送信する信号を受け取ると、受け取った信号を、携帯電話回線網43及び公衆基地局装置41を介して、携帯電話機30へ送信する。
(2)電話番号記憶部102
電話番号記憶部102は、図3に示すように、代表番号記憶領域150及び個別番号記憶領域160を有している。
代表番号記憶領域150は、携帯電話機20、21、22、23、24から構成されるグループを代表する代表電話番号151を予め記憶している。
個別番号記憶領域160は、図3に示すように、個別電話番号と存在フラグとを複数記憶するための領域を備える番号管理テーブルT100を有している。
個別電話番号は、代表電話番号151にて示されるグループに属する個別の電話番号を示す。存在フラグは、個別電話番号に示される携帯電話機が当該通信接続装置10のエリア内に存在するか否かを示し、数値「1」はエリア内、つまり屋内に存在することを示し、数値「0」は、エリア外、つまり屋外に存在することを示す。
ここでは、5件の個別の電話番号161、162、163、164,165を記憶している。電話番号161は携帯電話機20に割り当てられており、電話番号162は携帯電話機21に割り当てられており、電話番号163は携帯電話機22に割り当てられており、電話番号164は携帯電話機23に割り当てられており、電話番号165は携帯電話機24に割り当てられている。
なお、代表電話番号を予め記憶する際には、当該通信接続装置10により書き込みが行われる。また、個別の電話番号を番号管理テーブルT100に予め記憶する際にも、当該通信接続装置10により書き込みが行われる。
(3)優先順位記憶部103
優先順位記憶部103は、図4にて示す優先順位テーブルT110を有している。
優先順位テーブルT110は、優先順位と個別電話番号とからなる組を1以上記憶するための領域を有している。
優先順位は、呼出の順位の優先度を示す数値であり、数値が小さいほど優先度が高い。個別電話番号は、個別番号記憶領域160にて記憶されている電話番号である。ここでは、例えば、携帯電話機20に割り当てられた電話番号の優先度が一番高く、次に優先度が高い電話番号は、携帯電話機22に割り当てられた電話番号であり、残りの優先順位は携帯電話機21に割り当てられた電話番号、携帯電話機24へ割り当てられた電話番号、携帯電話機23へ割り当てられた電話番号の順となる。
(4)呼出対象確認部104
呼出対象確認部104は、屋内に存在する呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リスト及び屋外に存在する呼出対象の電話番号からなる屋外用呼出リストを記憶するためのリスト記憶領域を有している。
呼出対象確認部104は、回線IF部101から着信信号を受け取る。
呼出対象確認部104は、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致するか否かを判断する。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致しないと判断する場合には、呼出対象確認部104は、受け取った着信信号と、個別の電話番号に対する着信である旨の情報とを呼出処理部105へ出力する。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致すると判断する場合には、呼出対象確認部104は、呼出の対象を示す情報として第1呼出対象情報が着信信号に含まれているか、第2呼出対象情報が着信信号に含まれているかを判断する。
(第1呼出対象情報が含まれている場合)
第1呼出対象情報が含まれていると判断する場合には、呼出対象確認部104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「1」である電話番号を全て取得する。ここでは、携帯電話機20、21、22のそれぞれに割り当てられた電話番号161、162、163を番号管理テーブルT100から取得する。
呼出対象確認部104は、取得した全ての電話番号を用いて、電話番号が番号管理テーブルT100に格納されている順序に従って、呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストを生成する。図5(a)にて示す屋内用呼出リストT120は、生成した屋内用呼出リストの一例である。
呼出対象確認部104は、着信信号に優先順位要求情報が含まれているか否かを判断する。着信信号に優先順位要求情報が含まれていると判断する場合には、呼出対象確認部104は、優先順位テーブルT110を取得して、取得した優先順位テーブルT110に基づいて、生成した屋内用呼出リストが優先順位の順となるように並び替えを行う。図5(b)にて示す屋内用呼出リストT121は、優先順位テーブルT110に基づいて、屋内用呼出リストT120を並び替えた結果である。呼出対象確認部104は、並び替えが行われた屋内用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
着信信号に優先順位要求情報が含まれていないと判断する場合には、生成した屋内用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
呼出対象確認部104は、リスト記憶領域にて格納している屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを呼出処理部105へ出力する。また、呼出対象確認部104は、現在の呼出対象の電話番号を示す信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信する。このとき、携帯電話機30では、現在、呼出がなされている電話番号として、受け取った信号にて示される電話番号をディスプレイにて表示する。なお、ディスプレイの表示に限定されない。音声案内であってもよい。
呼出対象確認部104は、呼出処理部105による呼出の処理がタイムアウトした旨の呼出タイムアウト情報を受け取ると、屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を破棄し、残りの呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストへと更新する。図5(c)にて示す屋内用呼出リストT122は、携帯電話機20からの応答がない場合に、携帯電話機20に割り当てられた電話番号を破棄した場合の更新結果である。呼出対象確認部104は、更新した屋内用呼出リストの最上位に位置する電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを呼出処理部105へ出力する。
呼出対象確認部104は、残りの呼出対象の電話番号が存在しない場合には、屋内に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信する。このとき、携帯電話機30では、屋内に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨をディスプレイにて表示する。なお、ディスプレイの表示に限定されない。音声案内であってもよい。
(第2呼出対象情報が含まれている場合)
第2呼出対象情報が含まれていると判断する場合には、呼出対象確認部104は、屋内用呼出リストを生成する。屋内用呼出リストの生成の動作は、第1呼出対象情報が含まれている場合における屋内用呼出リストの生成の動作と同様であるため、ここでの説明は省略する。
呼出対象確認部104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を全て取得する。ここでは、携帯電話機23、24のそれぞれに割り当てられた電話番号164、165を番号管理テーブルT100から取得する。
呼出対象確認部104は、取得した全ての電話番号を用いて、電話番号が番号管理テーブルT100に格納されている順序に従って、呼出対象の電話番号からなる屋外用呼出リストを生成する。図6(a)にて示す屋外用呼出リストT130は、生成した屋外用呼出リストの一例である。
呼出対象確認部104は、着信信号に優先順位要求情報が含まれているか否かを判断する。含まれていると判断する場合には、呼出対象確認部104は、優先順位テーブルT110を取得して、取得した優先順位テーブルT110に基づいて、生成した屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストが優先順位の順となるように並び替えを行う。図6(b)にて示す屋外用呼出リストT131は、優先順位テーブルT110に基づいて、屋外用呼出リストT130を並び替えた結果である。
呼出対象確認部104は、並び替えが行われた屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
含まれていないと判断する場合には、生成した屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
呼出対象確認部104は、リスト記憶領域にて格納している屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを呼出処理部105へ出力する。以降の動作は、着信信号に第1呼出対象情報が含まれている場合と同様の動作であるため、説明は省略する。
呼出対象確認部104は、屋内用呼出リストにて示される全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、携帯電話機30へ送信すると、以下の動作を行う。
呼出対象確認部104は、リスト記憶領域にて格納している屋外用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを転送処理部109へ出力する。また、呼出対象確認部104は、現在の呼出対象の電話番号を示す信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信する。このとき、携帯電話機30では、現在、呼出がなされている電話番号として、受け取った信号にて示される電話番号をディスプレイにて表示する。なお、ディスプレイの表示に限定されない。音声案内であってもよい。
呼出対象確認部104は、転送処理部109による転送の処理がタイムアウトした旨の転送タイムアウト情報を受け取ると、屋外用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を破棄し、残りの呼出対象の電話番号からなる屋外用呼出リストへと更新する。呼出対象確認部104は、更新した屋外用呼出リストの最上位に位置する電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを転送処理部109へ出力する。
呼出対象確認部104は、残りの呼出対象の電話番号が存在しない場合には、屋外に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信する。このとき、携帯電話機30では、屋外の存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨をディスプレイにて表示する。なお、ディスプレイの表示に限定されない。音声案内であってもよい。
(5)呼出処理部105
呼出処理部105は、個別の電話番号に対する着信である旨の情報と着信信号とを受け取ると、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、無線IF部106を介して、呼出に係る処理を行う。該当の携帯電話機にて着信に対する応答があった場合には、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する。
呼出処理部105は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、無線IF部106を介して、呼出に係る処理を行う。このとき、呼出処理部105は、所定の時間内における応答を監視する。
所定の時間内に応答があった場合には、呼出処理部105は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する。
所定の時間内に応答がない場合には、呼出処理部105は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出に係る処理を抑止して、呼出タイムアウト情報を呼出対象確認部104へ出力する。
ここで、呼出に係る処理の一例を以下に示す。
呼出処理部105は、個別の電話番号に対する着信である旨の情報と着信信号とを受け取ると、受け取った着信信号を呼出の処理に係る信号として、無線IF部106を介して、該当する携帯電話機へ送信する。
呼出処理部105は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号を、呼出対象の電話番号へと変更し、変更された着信信号を呼出の処理に係る信号として、無線IF部106を介して、該当する携帯電話機へ送信する。
(6)転送処理部109
転送処理部109は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、回線IF部101を介して、転送に係る処理、つまり受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出の処理を行う。このとき、転送処理部109は、所定の時間内における応答を監視する。
所定の時間内に応答があった場合には、転送処理部109は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する。
所定の時間内に応答がない場合には、転送処理部109は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する転送に係る処理を抑止して、転送タイムアウト情報を呼出対象確認部104へ出力する。
なお、転送処理部109が、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、転送に係る処理を行うと、携帯電話回線網43では、位置登録サーバ40に登録されている転送先(呼出対象)の携帯電話機と対応付けて記憶されている局IDに基づいて、公衆基地局装置を決定し、決定した公衆基地局装置へ転送の処理の係る信号を送信し、転送の処理に係る信号を受信した公衆基地局装置は該当する携帯電話機へ転送の処理に係る信号を送信する。
ここで、転送に係る処理の一例を以下に示す。
転送処理部109は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号を、呼出対象の電話番号へと変更し、変更された着信信号を呼出の処理に係る信号として、回線IF部101を介して、該当する携帯電話機へ送信する。
(7)無線IF部106
無線IF部106は、屋内にある携帯電話機と無線LANにて通信を行うためのインタフェースである。
無線IF部106は、呼出処理部105から呼出処理に係る信号を受け取ると、受け取った信号を、アンテナ107を介して該当する携帯電話機へ無線により送信する。
無線IF部106は、アンテナ107を介して、携帯電話機から無線により音声信号を受信すると、受信した音声信号を通話処理部108へ出力する。また、無線IF部106は、通話処理部108から音声信号を受け取ると、受け取った音声信号を、アンテナ107を介して送信対象の携帯電話機へ無線により送信する。
無線IF部106は、屋内にある携帯電話機から位置登録要求を受信すると、受信した位置登録要求を登録部110へ出力する。
(8)通話処理部108
通話処理部108は、無線IF部106から音声信号を受け取ると、受け取った音声信号を回線IF部101へ出力する。
通話処理部108は、回線IF部101から音声信号を受け取ると、受け取った音声信号を無線IF部106へ出力する。
(9)登録部110
登録部110は、無線IF部106から位置登録要求を受け取ると、受け取った位置登録要求にて示される電話番号に対応する番号管理テーブルT100内の存在フラグの値を「1」とする。登録部110は、受け取った位置登録要求を、回線IF部101を介して位置登録サーバ40へ送信する。
登録部110は、番号管理テーブルT100にて管理している全ての電話番号に対して、位置登録要求の受け取り状況を管理する。一定期間内に位置登録要求がない電話番号が存在する場合には、その電話番号に対応する番号管理テーブルT100内の存在フラグの値を「0」とする。
1.3 動作
ここでは、通信接続装置10の動作について、図7、図8及び図9にて示す流れ図を用いて説明する。
回線IF部101は、携帯電話機30からの発信に対し、公衆基地局装置41及び携帯電話回線網43を介して着信信号を受信する(ステップS5)。回線IF部101は、受信した着信信号を呼出対象確認部104へ出力する。呼出対象確認部104は、回線IF部101から着信信号を受け取る。
呼出対象確認部104は、受け取った着信信号による着信が代表電話番号への着信であるか否かを判断する(ステップS10)。ここでは、呼出対象確認部104は、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致するか否かを判断する。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致しないと判断する場合、つまり代表電話番号への着信でないと判断する場合には(ステップS10における「NO」)、通信接続装置10は、個別の電話番号への接続に係る処理を行う(ステップS15)。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致すると判断する場合、つまり代表電話番号への着信であると判断する場合には(ステップS10における「YES」)、呼出対象確認部104は、呼出の対象を示す情報として第1呼出対象情報が着信信号に含まれているか否かを判断する(ステップS20)。
第1呼出対象情報が含まれていると判断する場合には(ステップS20における「YES」)、呼出対象確認部104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「1」である電話番号を全て取得する。呼出対象確認部104は、取得した全ての電話番号を用いて、呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストを生成する(ステップS25)。
呼出対象確認部104は、着信信号に優先順位要求情報が含まれているか否かを判断する(ステップS30)。着信信号に優先順位要求情報が含まれていると判断する場合には(ステップS30における「YES」)、呼出対象確認部104は、優先順位テーブルT110を取得して、取得した優先順位テーブルT110に基づいて、生成した屋内用呼出リストが優先順位の順となるように並び替えを行う(ステップS35)。呼出対象確認部104は、並び替えが行われた屋内用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する(ステップS40)。着信信号に優先順位要求情報が含まれていないと判断する場合には(ステップS30における「NO」)、ステップS40へ移り、生成した屋内用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
呼出対象確認部104は、リスト記憶領域にて格納している屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と回線IF部101から受け取った着信信号と代表電話番号に対する着信である旨の情報とを、呼出処理部105へ出力する。呼出処理部105は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、無線IF部106を介して、呼出に係る処理を行う(ステップS45)。このとき、呼出処理部105は、所定の時間内における応答を監視する。
呼出処理部105は、呼出に対する応答を監視する(ステップS50)。応答があった場合には(ステップS50における「YES」)、呼出処理部105は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する(ステップS55)。
応答がない場合には(ステップS50における「NO」)、呼出処理部105は、応答を監視している時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(ステップS60)。所定の時間を経過していないと判断する場合には(ステップS60における「NO」)、呼出処理部105は、ステップS50へ戻る。
所定の時間を経過していると判断する場合には(ステップS60における「YES」)、呼出処理部105は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出に係る処理を抑止して、呼出タイムアウト情報を呼出対象確認部104へ出力する。呼出対象確認部104は、呼出処理部105から呼出タイムアウト情報を受け取ると、屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を破棄し、残りの呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストへと更新する(ステップS65)。
呼出対象確認部104は、未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在するか否かを判断する(ステップS70)。
未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在すると判断する場合には(ステップS70における「YES」)、ステップS45へ戻り、更新した屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対する呼出の処理を行う。未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在しないと判断する場合、つまり残りの呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在しない場合には(ステップS70における「NO」)、呼出対象確認部104は、屋内に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信し、処理を終了する。
第1呼出対象情報が含まれていないと判断する場合、つまり第2呼出対象情報が含まれていると判断する場合には(ステップS20における「NO」)、呼出対象確認部104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「1」である電話番号を全て取得し、取得した全ての電話番号を用いて、呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストを生成する(ステップS75)。
呼出対象確認部104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を全て取得し、取得した全ての電話番号を用いて、呼出対象の電話番号からなる屋外用呼出リストを生成する(ステップS80)。
呼出対象確認部104は、着信信号に優先順位要求情報が含まれているか否かを判断する(ステップS85)。含まれていると判断する場合には(ステップS85における「YES」)、呼出対象確認部104は、優先順位テーブルT110を取得して、取得した優先順位テーブルT110に基づいて、生成した屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストが優先順位の順となるように並び替えを行う(ステップS90)。呼出対象確認部104は、並び替えが行われた屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する(ステップS95)。
着信信号に優先順位要求情報が含まれていないと判断する場合には(ステップS85における「NO」)、ステップS95へ移り、生成した屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
呼出対象確認部104は、リスト記憶領域にて格納している屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを呼出処理部105へ出力する。呼出処理部105は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、無線IF部106を介して、呼出に係る処理を行う(ステップS100)。このとき、呼出処理部105は、所定の時間内における応答を監視する。
呼出処理部105は、呼出に対する応答を監視する(ステップS105)。応答があった場合には(ステップS105における「YES」)、呼出処理部105は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する(ステップS110)。
応答がない場合には(ステップS105における「NO」)、呼出処理部105は、応答を監視している時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(ステップS115)。所定の時間を経過していないと判断する場合には(ステップS115における「NO」)、呼出処理部105は、ステップS105へ戻る。
所定の時間を経過していると判断する場合には(ステップS115における「YES」)、呼出処理部105は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出に係る処理を抑止して、呼出タイムアウト情報を呼出対象確認部104へ出力する。呼出対象確認部104は、呼出処理部105から呼出タイムアウト情報を受け取ると、屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を破棄し、残りの呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストへと更新する(ステップS120)。
呼出対象確認部104は、未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在するか否かを判断する(ステップS125)。
未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在すると判断する場合には(ステップS125における「YES」)、ステップS100へ戻り、更新した屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対する呼出の処理を行う。未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在しないと判断する場合、つまり残りの呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在しない場合には(ステップS125における「NO」)、呼出対象確認部104は、屋内に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信する。
呼出対象確認部104は、リスト記憶領域にて格納している屋外用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と、回線IF部101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを転送処理部109へ出力する(ステップS130)。
転送処理部109は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、回線IF部101を介して、転送に係る処理、つまり受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出の処理を行う。このとき、転送処理部109は、所定の時間内における応答を監視する。
転送処理部109は、呼出に対する応答を監視する(ステップS135)。応答があった場合には(ステップS135における「YES」)、転送処理部109は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する(ステップS140)。
応答がない場合には(ステップS135における「NO」)、転送処理部109は、応答を監視している時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(ステップS145)。所定の時間を経過していないと判断する場合には(ステップS145における「NO」)、転送処理部109は、ステップS135へ戻る。
所定の時間を経過していると判断する場合には(ステップS145における「YES」)、転送処理部109は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する転送に係る処理を抑止して、転送タイムアウト情報を呼出対象確認部104へ出力する。呼出対象確認部104は、転送処理部109から転送タイムアウト情報を受け取ると、屋外用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を破棄し、残りの呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストへと更新する(ステップS150)。
呼出対象確認部104は、未取得の呼出対象の電話番号が屋外用呼出リストに存在するか否かを判断する(ステップS155)。
未取得の呼出対象の電話番号が屋外用呼出リストに存在すると判断する場合には(ステップS155における「YES」)、ステップS130へ戻り、更新した屋外用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対する呼出の処理を行う。未取得の呼出対象の電話番号が屋外用呼出リストに存在しないと判断する場合、つまり残りの呼出対象の電話番号が屋外用呼出リストに存在しない場合には(ステップS155における「NO」)、呼出対象確認部104は、屋外に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部101を介して、携帯電話機30へ送信して、処理を終了する。
1.4 変形例
なお、本発明を上記の第1の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)代表電話番号は、1のグループに属する複数の携帯電話機のそれぞれに割り当てられた電話番号とは異なる電話番号としたが、これに限定されない。
1のグループに属する複数の携帯電話機のうち1の携帯電話機に割り当てられた電話番号としてもよい。
このとき、例えば、代表電話番号に対する着信と、個別の電話番番号に対する着信との区別は、着信信号に代表電話番号に対する着信信号である旨の情報が含まれる。通信接続装置は、着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号であると判断する場合には、さらに、着信信号に代表電話番号に対する着信信号である旨の情報が含まれているか否かを判断する。着信信号に代表電話番号に対する着信信号である旨の情報が含まれていると判断する場合には、通信接続装置は、代表電話番号に対する呼出の動作を行い、着信信号に代表電話番号に対する着信信号である旨の情報が含まれていないと判断する場合には、個別の電話番号に対する呼出の動作を行う。
または、受信した着信信号に含まれる相手先の電話番号に対して、個別の呼出の動作を行い、応答がない場合には、相手先の電話番号を代表電話番号とし、代表電話番号に対する呼出の動作を行う。このとき、着信信号に含まれている相手先の電話番号を呼出の対象としてもよいし、対象外としてもよい。
(2)上記第1の実施の形態において、発信端末である携帯電話機30からの指示により、屋内に存在する1以上の携帯電話機のみを呼出の対象とするか、屋内に存在する1以上の携帯電話機及び屋外に存在する1以上の携帯電話機を呼出の対象とするかを判断したが、これに限定されない。
通信接続装置は、屋内に存在する1以上の携帯電話機のみを呼出の対象としてもよし、常に個別番号記憶領域160に記憶されている全ての電話番号を呼出の対象としてもよい。このとき、着信信号には、呼出の対象を示す情報は含まれない。つまり、第1呼出対象情報及び第2呼出対象情報の何れとも着信信号には含まれない。
または、屋外に存在する1以上の携帯電話機のみを呼出の対象としてもよい。この場合も、着信信号には、呼出の対象を示す情報は含まれない。
(3)1のグループに対して代表電話番号を設定したが、これに限定されない。
携帯電話機30から代表電話番号による呼出を指示する場合に、1のグループに属する複数の携帯電話機のそれぞれに割り当てられた電話番号のうち1の電話番号に、代表電話番号による呼出を要求する代表電話番号呼出要求を付加してもよい。代表電話番号呼出要求は、着信信号に含まれる相手先の電話番号とあわせて設定されている。このとき、通信接続装置は、受信した着信信号に含まれる相手先の電話番号に代表番号呼出要求が設定されているか否かを判断する。相手先の電話番号に代表番号呼出要求が設定されていると判断する場合には、受信した着信信号に含まれる相手先の電話番号を代表電話番号とし、代表電話番号に対する呼出の動作を行う。設定されていないと判断する場合には、受信した着信信号に含まれる相手先の電話番号を用いて、個別の接続を行う。
または、通信接続装置は、代表電話番号による呼出を行うか否かを発信元の携帯電話機に問い合わせてもよい。このとき、通信接続装置は、着信信号を受信すると、回線IF部101が発信元からの着信を一端終端して応答し、応答メッセージの中で、代表電話番号による呼出を行うか否かを問い合わせる。通信接続装置は、発信元の携帯電話機からの指示により、代表電話番号による呼出の動作を行うか、受信した着信信号に含まれる相手先の電話番号にて個別の呼出の動作を行うかを判断する。
(4)優先順位にて並び替えを行うか否かを、着信信号に含まれる優先順位要求情報を用いて行ったが、これに限定されない。
通信接続装置は、優先順位による並び替えを行うか否かを発信元に問い合わせてもよい。このとき、通信接続装置は、代表電話番号による呼出を行うと判断する場合には、発信元へ、優先順位による並び替えを行うか否かの応答メッセージを送信する。通信接続装置は、発信元からの指示により、優先順位による並び替えを行うか否かを判断する。
または、優先順位記憶部103における格納状況に応じて、優先順位による並び替えを行うか否かを判断してもよい。例えば、優先順位記憶部103に優先順位テーブルT110が存在する場合には、優先順位による並び替えを行うと判断し、優先順位記憶部103に優先順位テーブルT110が存在しない場合には、優先順位による並び替えは行わないと判断する。
(5)個別の電話番号に、当該電話番号が呼び出しに最優先される電話番号である旨の最優先情報を付加してもよい。このとき、通信接続装置は、着信信号から個別の電話番号と最優先情報とを検出すると、検出した電話番号を代表電話番号とし、当該電話番号を屋内用呼出リストの最上位の位置へ格納する。以降は、優先順位要求情報が着信信号に含まれている場合には、優先順位テーブルT110に基づいて、屋内用呼出リスト及び屋外用呼出リストを生成する。なお、検出した電話番号が割り当てられた携帯電話機は屋内に存在するものとする。
(6)番号管理テーブルは、個別電話番号と存在フラグとからなるとしたが、これに限定されない。番号管理テーブルは、個別電話番号からなるとしてもよい。
この場合、通信接続装置は、代表電話番号にて示されるグループに属する携帯電話機が当該装置が設置された家屋内に存在するか否かの判断は、位置登録サーバへ問い合わせる。携帯電話機の電話番号と対応付けて管理されている局IDが当該装置と一致する場合は、屋内に存在すると判断し、一致しない場合いは、屋外に存在すると判断する。
(7)番号管理テーブルT100と優先順位テーブルT110とは、個別のテーブルとしたが、これに限定されない。通信接続装置は、番号管理テーブルT100と優先順位テーブルT110とを一つにまとめた管理テーブルにて管理してもよい。
このとき、管理テーブルは、個別電話番号、存在フラグ及び優先順位からなる組を複数個記憶するための領域を有している。
(8)上記第1の実施の形態において、通信接続装置10の無線LANによるエリアは、屋内としたが、これに限定されない。
通信接続装置10の無線LANによるエリアは、無線による通信が可能な範囲であればよい。例えば、通信接続装置10のエリアは、家屋内の部分的な範囲であってもよいし、屋外を含む範囲であってもよい。
また、通信接続装置10の設置場所を家屋内としているが、これに限定されない。通信接続装置10が設置できる場所であれば、家屋内に限らずどこでもよい。
(9)代表電話番号は、携帯電話機の電話番号とは異なる電話番号、つまり数字からなるものとしたが、これに限定されない。英字からなるものとしてもよいし、記号からなるものとしてもよい。または、数字、英字及び記号のうち少なくとも2つのものを組み合わせてもよい。つまり、複数の携帯電話機を代表することを示す識別子であればよい。
また、携帯電話機に割り当てられる電話番号も同様に、英字からなるものとしてもよいし、記号からなるものとしてもよい。または、数字、英字及び記号のうち少なくとも2つのものを組み合わせてもよい。つまり、携帯電話機を識別する識別子であればよい。
(10)電話番号記憶部は、通信接続装置の内部にあるとしたが、これに限定されない。電話番号記憶部を外部の記憶装置とし、当該外部の記憶装置と通信接続装置とを接続してもよい。接続方法は、ケーブルによる接続であってもよいし、ネットワークを介する接続であってもよい。
なお、外部の記憶装置である電話番号記憶部へ代表電話番号を予め記憶する際には、当該通信接続装置により書き込みが行われる。また、個別の電話番号を、外部の記憶装置である電話番号記憶部の番号管理テーブルに予め記憶する際にも、当該通信接続装置により書き込みが行われる。または、代表電話番号、個別の電話番号の書き込みは、他の装置にて行ってもよい。
(11)上記第1の実施の形態において、代表電話番号に対して複数の電話番号を割り当てたが、これに限定されない。
代表電話番号に対して割り当てる個別の電話番号は1以上であればよい。
(12)上記第1の実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.5 まとめ
上記第1の実施の形態及び変形例によると、本発明は、発信元からの信号を自装置が受信した場合、前記発信元と所定の携帯電話機との通信を確立する通信接続装置であって、個々の携帯電話機を識別する識別情報を第1情報とし、複数の携帯電話機を代表する識別情報を第2情報とし、前記発信元からの信号を受信し、且つ受信した信号に第2情報が含まれている場合、前記第1情報と第2情報とが関連付けて記憶された記憶装置から、前記受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う呼出手段とを備えることを特徴とする。
上記に示した構成によると、通信接続装置は、第2情報を含む信号を受信すると、受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出し、読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う。これにより、通信接続装置にて読み出された第1情報にて特定される携帯電話機の所有者は、自分に対する呼出という意識の方がグループの誰かに対する呼出という意識よりも高くなるので、呼出に対する応答を確実に行うようになる。
ここで、前記呼出手段は、呼出対象である1の第1情報にて特定される携帯電話機に対する呼出を行い、前記携帯電話機の応答を監視し、監視時間が所定の時間を超えた場合には、前記携帯電話機に対する呼出を抑止し、次の順序に位置する別の第1情報が存在する場合には、前記別の第1情報にて特定される携帯電話機への呼出を行い、次の順序に位置する別の第1情報が存在しない場合には、受信した信号に対する呼出を抑止するとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、呼出対象である携帯電話機に対して応答の監視を行い、監視時間が所定時間を超えた場合には、呼出対象の携帯電話機に対する呼出を抑止し、次の呼出対象である別の第1情報が割り当てられた携帯電話機に対して呼出を行う。これにより、通信接続装置は、常に1の携帯電話機に対して呼出を行うことができる。
ここで、前記記憶装置は、前記通信接続装置の内部又は外部に備えられ、前記第2情報は、複数の携帯電話機を代表し、前記記憶装置は、前記複数の携帯電話機それぞれを特定する第1情報と、前記第2情報とを関連付けて記憶しているとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、複数の第1情報を内部又は外部に備えられた記憶装置に記憶しておくことができる。
ここで、前記通信接続装置は、無線LANと接続されており、前記記憶装置は、前記複数の第1情報それぞれに対して、前記無線LANの通信範囲内に、前記第1情報にて特定される携帯電話機が存在するか否かを示す存在フラグを付加して記憶しており、前記読出手段は、前記複数の第1情報それぞれに対する存在フラグに基づいて、前記複数の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機のうち前記通信範囲内に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を読み出し、前記呼出手段は、前記無線LANを用いて呼出を行うとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、無線LANによる通信範囲内に存在する1以上の携帯電話機を呼出の対象とするので、発信元である者は、複数の携帯電話機それぞれの所有者のうち前記通信範囲内にいる者を、順次通話相手の対象とすることができる。
ここで、前記通信接続装置は、さらに、電話回線網と接続され、前記複数の第1情報それぞれに対する存在フラグに基づいて、前記通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を読み出し、読み出した1以上の携帯電話機の第1情報を用いて、前記通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機に対する呼出順序を決定する範囲外情報読出手段を備え、前記呼出手段は、前記通信範囲内に存在する1以上の携帯電話機の全てが呼出に応じない場合には、前記範囲外情報読出手段にて読み出された1以上の第1情報にて特定される携帯電話機に対して、前記電話回線網を介して、所定の順序にて呼び出しを行うとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、通信範囲内に存在する1以上の携帯電話機全てから応答がない場合には、通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機を呼出の対象とする。これにより、発信元である者は、通信範囲内にいる所有者から応答がいない場合には、通話相手の対象を通信範囲外いる所有者へと拡張することができる。
ここで、前記記憶装置は、さらに、各第1情報に対して、呼出の優先順位を示す順位情報を対応付けて記憶しており、
前記読出手段は、前記順位情報に基づいて、読み出した1以上の第1情報に対して、優先順位が高い順に呼び出しが行われるように呼出順序を決定し、
前記呼出手段は、前記読出手段にて決定された呼出順序にて呼び出しを行うとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、優先順位に従って、呼出順序を決定するので、発信元である者は、呼出対象である1以上の携帯電話機それぞれの所有者のうち優先順位の高い携帯電話機を所有する者から順に、通話相手の対象とすることができる。
ここで、前記通信接続装置は、無線LAN及び電話回線網と接続されており、前記記憶装置は、さらに、前記複数の第1情報それぞれに対して、前記無線LANによる通信範囲内に、前記第1情報にて特定される携帯電話機が存在するか否かを示す存在フラグを付加して記憶しており、前記読出手段は、前記複数の第1情報に対する存在フラグに基づいて、前記複数の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機のうち前記通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を読み出し、前記呼出手段は、前記電話回線網を介して、所定の順序にて呼出を行うとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、無線LANによる通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機を呼出の対象とするので、発信元である者は、複数の携帯電話機それぞれの所有者のうち前記通信範囲外にいる者を、順次通話相手の対象とすることができる。
2.第2の実施の形態
本発明に係る第2の実施の形態としての通信接続装置1010について説明する。
2.1 概要
第2の実施の形態では、通信接続装置1010は、指定された位置から近い位置の存在する携帯電話機から順に呼び出しを行う。
なお、第2の実施の形態においても第1の実施の形態の説明に用いた携帯電話機20、21、22、30、位置登録サーバ40、公衆基地局装置41、42及び携帯電話回線網43を用いて説明を行う。
通信接続装置1010は、屋内に設置されており、携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれに割り当てられた電話番号と、携帯電話機20、21、22、23、24を1のグループとし、そのグループを代表する代表電話番号とを予め記憶している。ここでは、第1の実施の形態と同様に、代表電話番号は、携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれに割り当てられた電話番号とは異なる電話番号であり、通信接続装置1010に対して割り当てられている。また、通信接続装置1010に割り当てられた代表電話番号は、他の通信接続装置(図示せず)に割り当てられた代表電話番号とは異なる電話番号である。
携帯電話機20、21、22、23、24は、第1の実施の形態と同様に、無線LANによる通信機能及びCDMAによる通信機能とを備えている。また、携帯電話機20、21、22、23、24は、GPSにより当該携帯電話機が存在する位置を取得する機能を有している。
携帯電話機30は、さらに、利用者の操作により地図を表示し、表示した地図から利用者の指示する位置(以下、「基準位置」という。)の経度及び緯度を取得する機能を有している。ここでは、一例として、利用者により指示された基準位置は、東経135度38分、北緯34度38分とする。
携帯電話機20、21、22、23、24が、代表電話番号と、利用者から基準位置から近い位置に存在する携帯電話機から順に呼出を行う旨の指示とを受け付けると、着信信号には、基準位置を示す基準位置情報を含む呼出情報が含まれる。ここでは、基準位置情報は、取得した経度及び緯度からなる。ここでは、例えば、東経135度38分、北緯34度38分である。
また、第1の実施の形態と同様に、代表電話番号により呼び出しがなされる1以上の電話番号に対して優先順位を要求する旨の優先順位要求情報が着信信号に含まれる。
第2の実施の形態においても、位置登録サーバ40は、第1の実施の形態と同様に、携帯電話機からの位置登録要求に基づいて、携帯電話機の現在位置の管理を行い、さらに、通信接続装置1010を識別する局IDと、通信接続装置1010に割り当てられた代表電話番号とからなる組を記憶している。
2.2 通信接続装置1010の構成
通信接続装置1010は、図10に示すように、回線IF部1101、電話番号記憶部1102、優先順位記憶部1103、呼出対象確認部1104、呼出処理部1105、無線IF部1106、アンテナ1107、通話処理部1108、転送処理部1109、登録部1110及び端末位置取得部1111から構成されている。
通信接続装置1010は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、通信接続装置1010は、その機能を達成する。
(1)回線IF部1101
回線IF部1101は、携帯電話回線網43と接続するためのインタフェース部である。具体的には、光回線とのインタフェースである。なお、光回線とのインタフェースに限らず、例えば、ADSLとのインタフェースであってもよい。
回線IF部1101は、携帯電話機30からの発信に対し、公衆基地局装置41及び携帯電話回線網43を介してから受信信号を受信する。ここで、受信信号とは、例えば、電話着信時の着信信号及び通話時の音声信号等である。
回線IF部1101は、受信した受信信号が着信信号である場合には、受信した着信信号を呼出対象確認部1104へ出力し、受け取った受信信号が音声信号である場合には、通話処理部1108へ出力する。
回線IF部1101は、通話処理部1108から音声信号を受け取ると、受け取った音声信号を、携帯電話回線網43及び公衆基地局装置41を介して、携帯電話機30へ送信する。
回線IF部1101は、登録部1110から位置登録要求を受け取ると、受け取った位置登録要求と当該通信接続装置1010に割り当てられた局IDとを、携帯電話回線網43を介して位置登録サーバ40へ送信する。ここで、位置登録要求は、携帯電話機の電話番号と、登録要求する旨の情報とからなる。
回線IF部1101は、転送処理部1109から転送の処理に係る信号を受け取ると、受け取った信号を、携帯電話回線網43を介して、転送先の携帯電話機へ送信する。
回線IF部1101は、端末位置取得部1111から、屋外に存在する携帯電話機の位置を示す端末位置情報を要求する位置情報要求を受け取ると、受け取った位置情報要求を、携帯電話回線網43を介して、要求先の携帯電話機へ送信する。ここで、端末位置情報は、経度及び緯度にて示される。
また、回線IF部1101は、呼出対象確認部1104から携帯電話機30へ送信する信号を受け取ると、受け取った信号を、携帯電話回線網43及び公衆基地局装置41を介して、携帯電話機30へ送信する。
(2)電話番号記憶部1102
電話番号記憶部1102は、第1の実施の形態にて示す電話番号記憶部102と同等であるため説明は省略する。
なお、以降の説明において、必要であれば図3に示す代表番号記憶領域150、個別番号記憶領域160及び番号管理テーブルT100を用いて説明する。また、代表電話番号を予め記憶する際には、当該通信接続装置1010により書き込みが行われる。また、個別の電話番号を番号管理テーブルT100に予め記憶する際にも、当該通信接続装置1010により書き込みが行われる。
(3)優先順位記憶部1103
優先順位記憶部1103は、第1の実施の形態にて示す優先順位記憶部103と同様であるため説明は省略する。
なお、以降の説明において、必要であれば図4にて示す優先順位テーブルT110を用いて説明する。
(4)呼出対象確認部1104
呼出対象確認部1104は、基準位置情報を記憶するための位置情報記憶領域と、屋外に存在する1以上の携帯電話機の電話番号とその電話番号が割り当てられた携帯電話機に対応する端末位置情報とからなる位置情報管理リスト及び屋内に存在する呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストを記憶するためのリスト記憶領域とを有している。
呼出対象確認部1104は、回線IF部1101から着信信号を受け取る。
呼出対象確認部1104は、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致するか否かを判断する。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致しないと判断する場合には、呼出対象確認部1104は、受け取った着信信号と、個別の電話番号に対する着信である旨の情報とを呼出処理部1105へ出力する。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致すると判断する場合には、呼出対象確認部1104は、着信信号に呼出情報が含まれている否か、つまり着信信号に基準位置情報が含まれているか否かを判断する。
着信信号に基準位置情報が含まれていると判断する場合には、呼出対象確認部1104は、着信信号に含まれている基準位置情報を取得し、取得した基準位置情報を位置情報記憶領域へ格納する。ここでは、基準位置情報として、東経135度38分、北緯34度38分が格納される。
呼出対象確認部1104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を全て取得する。ここでは、呼出対象確認部1104は、携帯電話機22、23のそれぞれに割り当てられた電話番号164、165を番号管理テーブルT100から取得する。
呼出対象確認部1104は、取得した全ての電話番号と、携帯電話機の位置を示す端末位置情報を取得する旨の位置情報取得命令とを、端末位置取得部1111へ出力する。
呼出対象確認部1104は、端末位置取得部1111から電話番号と当該電話番号にて割り当てられた携帯電話機に対応する端末位置情報とを受け取ると、電話番号が番号管理テーブルT100に格納されている順序に従って、位置情報管理リストを作成する。図11(a)にて示す位置情報管理リストT200は、生成した位置情報管理リストの一例である。電話番号は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を示し、端末位置情報は、その電話番号が割り当てられた携帯電話機が存在する位置を示す。
呼出対象確認部1104は、生成した位置情報管理テーブルに格納している各端末位置情報と、位置情報記憶領域にて記憶している基準位置情報とを用いて、基準位置から携帯電話機までの各距離を算出し、算出された各距離に基づいて、携帯端末と基準位置との距離が近いものから順に並ぶように、生成した位置管理情報リストの電話番号と端末位置情報とからなる組の並び替えを行う。図11(b)にて示す位置情報管理リストT201は、位置情報管理リストT200を並び替えた結果である。呼出対象確認部1104は、並び替えが行われた位置情報管理リストをリスト記憶領域へ格納する。
呼出対象確認部1104は、リスト記憶領域にて格納している位置情報管理リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号と、回線IF部1101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを転送処理部1109へ出力する。また、呼出対象確認部1104は、現在の呼出対象の電話番号を示す信号を、回線IF部1101を介して、携帯電話機30へ送信する。このとき、携帯電話機30では、現在、呼出がなされている電話番号として、受け取った信号にて示される電話番号をディスプレイにて表示する。なお、ディスプレイの表示に限定されない。音声案内であってもよい。
呼出対象確認部1104は、転送処理部1109による転送の処理がタイムアウトした旨の転送タイムアウト情報を受け取ると、位置情報管理リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号と端末位置情報とを破棄し、残りの呼出対象の電話番号と端末位置情報とからなる位置情報管理リストへと更新する。呼出対象確認部1104は、更新した位置情報管理リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号と、回線IF部1101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを転送処理部1109へ出力する。
呼出対象確認部1104は、残りの呼出対象の電話番号と端末位置情報とが存在しない場合には、屋外に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部1101を介して、携帯電話機30へ送信する。このとき、携帯電話機30では、屋外の存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨をディスプレイにて表示する。なお、ディスプレイの表示に限定されない。音声案内であってもよい。
呼出対象確認部1104は、屋外の存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、携帯電話機30へ送信すると、屋内に存在する携帯電話機を呼出の対象とし、屋内用呼出リストを生成する。以降の動作は、第1の実施の形態にて示す着信信号に第1呼出対象情報が含まれている場合と同様の動作であるため、説明は省略する。
また、着信信号に基準位置情報が含まれていないと判断する場合も、第1の実施の形態にて示す着信信号に第1呼出対象情報が含まれている場合と同様の動作であるため、説明は省略する。
(5)端末位置取得部1111
端末位置取得部1111は、呼出対象確認部1104から屋外に存在する全ての携帯電話機それぞれに対応する電話番号と、位置情報取得命令とを受け取ると、端末位置情報を要求する位置情報要求を、回線IF部1101を介して各携帯電話機へ送信する。
端末位置取得部1111は、各携帯電話機から回線IF部1101を介して、端末位置情報を受信すると、受信した各位置情報と、それぞれと対応する電話番号とを組にして、呼出対象確認部1104へ出力する。
(6)呼出処理部1105
呼出処理部1105は、第1の実施の形態にて示す呼出処理部105と同様の動作を行うため、ここでの説明は省略する。
(7)転送処理部1109
転送処理部1109は、第1の実施の形態にて示す転送処理部109と同様の動作を行うため、ここでの説明は省略する。
(8)無線IF部1106
無線IF部1106は、第1の実施の形態にて示す無線IF部106と同様の動作を行うため、ここでの説明は省略する。
(9)通話処理部1108
通話処理部1108は、第1の実施の形態にて示す通話処理部108と同様の動作を行うため、ここでの説明は省略する。
(10)登録部1110
登録部1110は、第1の実施の形態にて示す登録部110と同様の動作を行うため、ここでの説明は省略する。
2.3 動作
ここでは、通信接続装置1010の動作について、図12、図13及び図14にて示す流れ図を用いて説明する。
回線IF部1101は、携帯電話機30からの発信に対し、携帯電話回線網を介して着信信号を受信する(ステップS200)。回線IF部1101は、受信した着信信号を呼出対象確認部1104へ出力する。呼出対象確認部1104は、回線IF部1101から着信信号を受け取る。
呼出対象確認部1104は、受け取った着信信号による着信が代表電話番号への着信であるか否かを判断する(ステップS205)。ここでは、呼出対象確認部1104は、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致するか否かを判断する。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致しないと判断する場合、つまり代表電話番号への着信でないと判断する場合には(ステップS205における「NO」)、通信接続装置1010は、個別の電話番号への接続に係る処理を行う(ステップS210)。
相手先の電話番号が代表電話番号151と一致すると判断する場合、つまり代表電話番号への着信であると判断する場合には(ステップS205における「YES」)、呼出対象確認部1104は、着信信号に呼出情報が含まれているか否か、つまり着信信号に基準位置情報が含まれているか否かを判断する(ステップS215)。
着信信号に基準位置情報が含まれていると判断する場合には(ステップS215における「YES」)、呼出対象確認部1104は、着信信号に含まれている基準位置情報を取得し、取得した基準位置情報を位置情報記憶領域へ格納する(ステップS220)。
呼出対象確認部1104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を全て取得する(ステップS225)。
呼出対象確認部1104は、取得した全ての電話番号と、携帯電話機の位置を示す端末位置情報を取得する旨の位置情報取得命令とを、端末位置取得部1111へ出力する。端末位置取得部1111は、呼出対象確認部1104から屋外に存在する全ての携帯電話機それぞれに対応する電話番号と、位置情報取得命令とを受け取ると、端末位置情報を要求する位置情報要求を、回線IF部1101を介して各携帯電話機へ送信する。端末位置取得部1111は、各携帯電話機から回線IF部1101を介して、端末位置情報を取得する(ステップS230)。
端末位置取得部1111は、取得した各位置情報と、それぞれと対応する電話番号とを組にして、呼出対象確認部1104へ出力する。呼出対象確認部1104は、端末位置取得部1111から電話番号と当該電話番号にて割り当てられた携帯電話機に対応する端末位置情報とを受け取ると、電話番号が番号管理テーブルT100に格納されている順序に従って、位置情報管理リストを作成する(ステップS235)。
呼出対象確認部1104は、生成した位置情報管理テーブルに格納している各端末位置情報と、位置情報記憶領域にて記憶している基準位置情報とを用いて、基準位置から携帯電話機までの各距離を算出し(ステップS240)、算出された各距離に基づいて、携帯端末と基準位置との距離が近いものから順に並ぶように、生成した位置管理情報リストの電話番号と端末位置情報とからなる組の並び替えを行う(ステップS245)。
呼出対象確認部1104は、並び替えが行われた位置情報管理リストをリスト記憶領域へ格納する(ステップS250)。
呼出対象確認部1104は、リスト記憶領域にて格納している位置情報管理リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した電話番号と、回線IF部1101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを転送処理部1109へ出力する。転送処理部1109は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、回線IF部1101を介して、転送に係る処理、つまり受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出の処理を行う。(ステップS255)。このとき、転送処理部1109は、所定の時間内における応答を監視する。
転送処理部1109は、呼出に対する応答を監視する(ステップS260)。応答があった場合には(ステップS260における「YES」)、転送処理部1109は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する(ステップS265)。
応答がない場合には(ステップS260における「NO」)、転送処理部1109は、応答を監視している時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(ステップS270)。所定の時間を経過していないと判断する場合には(ステップS270における「NO」)、転送処理部1109は、ステップS260へ戻る。
所定の時間を経過していると判断する場合には(ステップS270における「YES」)、転送処理部1109は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する転送に係る処理を抑止し、転送タイムアウト情報を呼出対象確認部1104へ出力する。呼出対象確認部1104は、転送処理部1109から転送タイムアウト情報を受け取ると、位置情報管理リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号と端末位置情報とを破棄し、残りの呼出対象の電話番号と端末位置情報とからなる位置情報管理リストへと更新する(ステップS275)。
呼出対象確認部1104は、未取得の呼出対象の電話番号が位置情報管理リストに存在するか否かを判断する(ステップS280)。
未取得の呼出対象の電話番号が位置情報管理リストに存在すると判断する場合には(ステップS280における「YES」)、ステップS255へ戻り、更新した位置情報管理リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対する呼出の処理を行う。未取得の呼出対象の電話番号が位置情報管理リストに存在しないと判断する場合、つまり残りの呼出対象の電話番号と端末位置情報とが位置情報管理リストに存在しない場合には(ステップS280における「NO」)、呼出対象確認部1104は、屋外に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部1101を介して、携帯電話機30へ送信する。
呼出対象確認部1104は、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「1」である電話番号を全て取得し、取得した全ての電話番号を用いて、電話番号が番号管理テーブルT100に格納されている順序に従って、呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストを生成する(ステップS285)。
呼出対象確認部1104は、着信信号に優先順位要求情報が含まれているか否かを判断する(ステップS290)。着信信号に優先順位要求情報が含まれていると判断する場合には(ステップS290における「YES」)、呼出対象確認部1104は、優先順位テーブルT110を取得して、取得した優先順位テーブルT110に基づいて、生成した屋内用呼出リストが優先順位の順となるように並び替えを行う(ステップS295)。呼出対象確認部1104は、並び替えが行われた屋内用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する(ステップS300)。着信信号に優先順位要求情報が含まれていないと判断する場合には(ステップS290における「NO」)、ステップS300へ移り、生成した屋内用呼出リストをリスト記憶領域へ格納する。
呼出対象確認部1104は、リスト記憶領域にて格納している屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号と、回線IF部1101から受け取った着信信号と、代表電話番号に対する着信である旨の情報とを取得し、呼出処理部1105へ出力する。呼出処理部1105は、代表電話番号に対する着信である旨の情報と、呼出対象の電話番号と着信信号とを受け取ると、受け取った呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対して、無線IF部1106を介して、呼出に係る処理を行う(ステップS305)。このとき、呼出処理部1105は、所定の時間内における応答を監視する。
呼出処理部1105は、呼出に対する応答を監視する(ステップS310)。応答があった場合には(ステップS310における「YES」)、呼出処理部1105は、当該携帯電話機への通話に係る接続処理を行い、通話を開始する(ステップS315)。
応答がない場合には(ステップS310における「NO」)、呼出処理部1105は、応答を監視している時間が所定の時間を経過しているか否かを判断する(ステップS320)。所定の時間を経過していないと判断する場合には(ステップS320における「NO」)、呼出処理部1105は、ステップS310へ戻る。
所定の時間を経過していると判断する場合には(ステップS320における「YES」)、呼出処理部1105は、受け取った呼出対象の電話番号の携帯電話機に対する呼出に係る処理を抑止し、呼出タイムアウト情報を呼出対象確認部1104へ出力する。呼出対象確認部1104は、呼出処理部1105から呼出タイムアウト情報を受け取ると、屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を破棄し、残りの呼出対象の電話番号からなる屋内用呼出リストへと更新する(ステップS325)。
呼出対象確認部1104は、未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在するか否かを判断する(ステップS330)。
未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在すると判断する場合には(ステップS330における「YES」)、ステップS305へ戻り、更新した屋内用呼出リストの最上位に位置する呼出対象の電話番号を取得し、取得した呼出対象の電話番号が割り当てられた携帯電話機に対する呼出を行う。未取得の呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在しないと判断する場合、つまり残りの呼出対象の電話番号が屋内用呼出リストに存在しない場合には(ステップS330における「NO」)、呼出対象確認部1104は、屋内に存在する全ての呼出対象の携帯電話機からの応答がない旨の信号を、回線IF部1101を介して、携帯電話機30へ送信し、処理を終了する。
着信信号に基準位置情報が含まれていないと判断する場合には(ステップS215における「NO」)、呼出対象確認部1104は、ステップS285以降の動作を行う。
2.4 変形例
なお、本発明を上記の第2の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)端末位置情報の問い合わせは、定期的に行ってもよい。このとき、呼出対象確認部1104は、タイマを有しており、定期的(例えば、1時間ごと)に、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を全て取得し、取得した各電話番号に対する位置情報管理リストを生成し、リスト記憶領域へ格納する。呼出対象確認部1104は、回線IF部1101から着信信号を受け取ると、受け取った着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致し、且つ基準位置情報が着信信号に含まれている場合には、基準位置情報を取得し、取得した位置情報と、位置情報管理テーブルに格納している各端末位置情報とを用いて、基準位置から携帯電話機までの各距離を算出する。呼出対象確認部1104は、算出された各距離に基づいて、携帯端末と基準位置との距離が近いものから順に並ぶように、格納している位置管理情報リストの電話番号と端末位置情報とからなる組の並び替えを行い、格納している位置情報管理リストを、並び替えが行われた位置情報管理リストへと更新する。呼出対象確認部1104は、更新した位置情報管理リストを用いて、代表電話番号に対する呼出に係る動作を行う。
なお、位置情報管理リストの生成に係る動作は、第2の実施の形態にて示す動作と同様であるため、説明は省略する。
または、定期的に位置情報管理リストを作成する代わりに、番号管理テーブルを電話番号、存在フラグ及び端末位置情報からなる組を格納する領域を有するものとし、呼出対象確認部1104は、定期的に取得した端末位置情報を、番号管理テーブルへ書き込んでもよい。この場合、存在フラブが「1」である電話番号に対する位置情報は何も書き込まれない。
(2)基準位置情報及び端末位置情報を経度及び緯度からなるとしたが、これに限定されない。基準位置情報を基準位置が属するエリアの公衆基地局装置に割り当てられた局IDとし、端末位置情報を携帯電話機が属するエリアの公衆基地局装置に割り当てられた局IDとしてもよい。
この場合、携帯電話機30は、自装置にて基準位置を示す経度及び緯度から局ID(以下、基準局ID)へと変換する。
通信接続装置は、着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致し、且つ基準位置情報が着信信号に含まれている場合には、端末位置情報を携帯電話機に問い合わせる代わりに、位置登録サーバへ該当する携帯電話機と対応付けられた局IDを問い合わせる。通信接続装置は、基準局IDと、各局IDとを用いて、基準局IDにて示されるエリアに近いエリアに存在する携帯電話機から電話番号が並ぶように、位置管理情報リストをソートする。呼出対象確認部1104は、ソートした位置情報管理リストを用いて、代表電話番号に対する呼出に係る動作を行う。
(3)上記(2)において、基準位置を示す経度及び緯度から基準局IDへの変換を携帯電話機30としたが、これに限定されない。変換は、他の装置(例えば、位置登録サーバ40)で行ってもよい。
この場合、携帯電話機30は、他の装置(例えば、位置登録サーバ40)へ基準位置を示す経度及び緯度を送信し、他の装置から基準局IDを受信する。携帯電話機30は、代表電話番号を用いて呼び出しを行う場合には、着信信号に基準局IDからなる基準位置情報を含む呼出情報が含まれる。
または、通信接続装置にて、基準位置を示す経度及び緯度から基準局IDへの変換を行ってもよい。この場合、携帯電話機30が代表電話番号を用いて呼び出しを行う場合には、着信信号に経度及び緯度からなる基準位置情報を含む呼出情報が含まれる。通信接続装置は、着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致し、且つ基準位置情報が着信信号に含まれる場合には、着信信号に含まれている基準位置情報にて示される経度及び緯度を用いて、基準局IDを取得する。通信接続装置は、取得した基準局IDを基準位置情報として、位置情報記憶領域へ格納する。通信接続装置は、端末位置情報を携帯電話機に問い合わせる代わりに、位置登録サーバへ該当する携帯電話機と対応付けられた局IDを問い合わせる。通信接続装置は、基準局IDと、各局IDとを用いて、基準局IDにて示されるエリアに近いエリアに存在する携帯電話機から電話番号が並ぶように、位置管理情報リストをソートする。呼出対象確認部1104は、ソートした位置情報管理リストを用いて、代表電話番号に対する呼出に係る動作を行う。
(4)携帯電話機30は、利用者の操作により地図を表示し、表示した地図から利用者の指示する基準位置を取得したが、これに限定されない。基準位置情報は、携帯電話機30が存在する位置を示す情報であってもよい。
(5)または、基準位置情報は、通信接続装置が設置されている位置を示す情報であってもよい。この場合、携帯電話機30が代表電話番号を用いて呼び出しを行う場合には、着信信号に位置情報による呼出を行う旨を含む呼出情報が含まれる。
通信接続装置は、予め、自装置が設置されている位置を示す基準位置情報を位置情報記憶領域に記憶している。通信接続装置は、着信信号に含まれる相手先の電話番号が代表電話番号151と一致し、且つ基準位置情報が着信信号に含まれている場合には、番号管理テーブルT100から存在フラグの値が「0」である電話番号を全て取得し、取得した全ての電話番号を用いて、位置情報管理リストを生成する。以降の動作は、第2の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
または、基準位置情報は、通信接続装置が設置されている位置を示す情報とし、通信接続装置は、常に、位置情報による呼出を行うとしてもよい。このとき、着信信号には、位置情報による呼出を行う旨を含む呼出情報は含まれない。
または、呼出の順序を、屋内に存在する携帯電話機から順次呼び出し、その後、屋外に存在する携帯電話機を順次呼び出すようにしてもよい。これにより、通信接続装置が設置された家屋に近いものから順次呼び出すことが可能となる。
(6)基準位置情報にて示される位置から所定の距離を越える位置に存在する携帯電話機を呼出の対象から除外してもよい。
このとき、通信接続装置は、代表電話番号にて示されるグループに属する全ての携帯電話機に対して、携帯電話機それぞれの端末位置情報を取得して、位置情報管理リストを生成する。屋内に存在する携帯電話機に対しても端末位置情報を取得する。
通信接続装置は、基準位置情報と取得した各端末位置情報とを用いて、2点間の距離を算出後、算出された距離が所定の距離(例えば、50km)以上であるか否かを判断する。所定の距離以上であると判断する場合には、算出に用いられた端末位置情報とそれに対応する電話番号とを位置情報管理リストから破棄する。この動作を全ての端末位置情報に対して行うことにより、位置情報管理リストには、基準位置情報にて示される位置から所定の距離内に存在する携帯電話機の電話番号とその端末位置情報とからなる組のみが残ることになる。
例えば、着信信号に含まれる基準位置情報が、通信接続装置が設置されている位置を示す場合には、通信接続装置が設置された家から所定の距離内にある携帯電話機が呼出の対象となる。
(7)上記第2の実施の形態において、呼び出しの順序を、屋外に存在する携帯電話機を順次呼び出した後、屋内に存在する携帯電話機を順次呼び出したが、これに限定されない。屋外に存在する携帯電話機のみを順次呼び出してもよい。
この場合、携帯電話機30が代表電話番号に対する呼び出しを行う際に、屋内に存在する携帯電話機を呼出の対象とするか否かの情報を、着信信号に含むことで実現できる。
(8)上記第2の実施の形態において、通信接続装置1010の無線LANによるエリアは、屋内としたが、これに限定されない。
通信接続装置1010の無線LANによるエリアは、無線による通信が可能な範囲であればよい。例えば、通信接続装置1010のエリアは、家屋内の部分的な範囲であってもよいし、屋外を含む範囲であってもよい。
また、通信接続装置1010の設置場所を家屋内としているが、これに限定されない。通信接続装置1010が設置できる場所であれば、家屋内に限らずどこでもよい。
(9)代表電話番号は、携帯電話機の電話番号とは異なる電話番号、つまり数字からなるものとしたが、これに限定されない。英字からなるものとしてもよいし、記号からなるものとしてもよい。または、数字、英字及び記号のうち少なくとも2つのものを組み合わせてもよい。つまり、複数の携帯電話機を代表することを示す識別子であればよい。
また、携帯電話機に割り当てられる電話番号も同様に、英字からなるものとしてもよいし、記号からなるものとしてもよい。または、数字、英字及び記号のうち少なくとも2つのものを組み合わせてもよい。つまり、携帯電話機を識別する識別子であればよい。
(10)電話番号記憶部は、通信接続装置の内部にあるとしたが、これに限定されない。電話番号記憶部を外部の記憶装置とし、当該外部の記憶装置と通信接続装置とを接続してもよい。接続方法は、ケーブルによる接続であってもよいし、ネットワークを介する接続であってもよい。
なお、外部の記憶装置である電話番号記憶部へ代表電話番号を予め記憶する際には、当該通信接続装置により書き込みが行われる。また、個別の電話番号を、外部の記憶装置である電話番号記憶部の番号管理テーブルに予め記憶する際にも、当該通信接続装置により書き込みが行われる。または、代表電話番号、個別の電話番号の書き込みは、他の装置にて行ってもよい。
(11)上記第2の実施の形態において、代表電話番号に対して複数の電話番号を割り当てたが、これに限定されない。
代表電話番号に対して割り当てる個別の電話番号は1以上であればよい。
(12)上記第2の実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
2.5 まとめ
上記第2の実施の形態及び変形例によると、本発明は、発信元からの信号を自装置が受信した場合、前記発信元と所定の携帯電話機との通信を確立する通信接続装置であって、個々の携帯電話機を識別する識別情報を第1情報とし、複数の携帯電話機を代表する識別情報を第2情報とし、前記発信元からの信号を受信し、且つ受信した信号に第2情報が含まれている場合、前記第1情報と第2情報とが関連付けて記憶された記憶装置から、前記受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う呼出手段とを備えることを特徴とする。
上記に示した構成によると、通信接続装置は、第2情報を含む信号を受信すると、受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出し、読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う。これにより、通信接続装置にて読み出された第1情報にて特定される携帯電話機の所有者は、自分に対する呼出という意識の方がグループの誰かに対する呼出という意識よりも高くなるので、呼出に対する応答を確実に行うようになる。
ここで、前記呼出手段は、呼出対象である1の第1情報にて特定される携帯電話機に対する呼出を行い、前記携帯電話機の応答を監視し、監視時間が所定の時間を超えた場合には、前記携帯電話機に対する呼出を抑止し、次の順序に位置する別の第1情報が存在する場合には、前記別の第1情報にて特定される携帯電話機への呼出を行い、次の順序に位置する別の第1情報が存在しない場合には、受信した信号に対する呼出を抑止するとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、呼出対象である携帯電話機に対して応答の監視を行い、監視時間が所定時間を超えた場合には、呼出対象の携帯電話機に対する呼出を抑止し、次の呼出対象である別の第1情報が割り当てられた携帯電話機に対して呼出を行う。これにより、通信接続装置は、常に1の携帯電話機に対して呼出を行うことができる。
ここで、前記記憶装置は、前記通信接続装置の内部又は外部に備えられ、前記第2情報は、複数の携帯電話機を代表し、前記記憶装置は、前記複数の携帯電話機それぞれを特定する第1情報と、前記第2情報とを関連付けて記憶しているとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、複数の第1情報を内部又は外部に備えられた記憶装置に記憶しておくことができる。
ここで、前記発信元からの信号は、さらに、所定の位置を示す基準位置情報を含み、前記通信接続装置は、さらに、前記携帯電話機の存在位置を示す端末位置情報を取得する取得手段を備え、前記読出手段は、前記受信した信号から前記基準位置情報を取得し、呼出の対象である前記1以上の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機の端末位置情報を取得するように前記取得手段を制御し、前記基準位置情報と前記取得手段にて取得した各端末位置情報とを用いて、前記所定の位置から、前記1以上の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機が存在する存在位置までの各距離を算出し、算出された各距離が短い順に呼び出しが行われるように呼出順序を決定するとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、所定の位置からの距離が近い順に、呼出順序を決定するので、発信元である者は、呼出対象である1以上の携帯電話機それぞれの所有者のうち所定の位置の近くにいる者から順に、通話相手の対象とすることができる。
ここで、前記通信接続装置は、さらに、前記携帯電話機の存在位置を示す端末位置情報を取得する取得手段を備え、前記読出手段は、読み出した前記1以上の第1情報それぞれにて特定される各携帯電話機に対する端末位置情報を取得するように前記取得手段を制御し、前記取得手段にて取得した各端末位置情報に基づいて、前記通信接続装置が設置された場所から、読み出した前記1以上の第1情報それぞれに対応する携帯電話機が存在する存在位置までの各距離を算出し、算出された各距離が短い順に呼び出しが行われるように呼出順序を決定するとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、当該装置が設置された場所から呼出対象である各携帯電話機の位置までの距離が近い順に、呼出順序を決定するので、発信元である者は、呼出対象である1以上の携帯電話機それぞれの所有者のうち当該装置が設置された場所から近くにいる者から順に、通話相手の対象とすることができる。
ここで、前記発信元からの信号は、さらに、所定の位置を示す基準位置情報を含み、前記通信接続装置は、さらに、前記携帯電話機の存在位置を示す端末位置情報を取得する取得手段を備え、前記読出手段は、前記受信した信号から前記基準位置情報を取得し、前記各第1情報にて特定される携帯電話機それぞれに対する端末位置情報を取得するように前記取得手段を制御し、前記基準位置情報と前記取得手段にて取得した各端末位置情報とに基づいて、前記所定の位置から、各携帯電話機が存在する存在位置までの各距離を算出し、算出された各距離を用いて、所定の距離内に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を前記記憶装置から読み出すとしてもよい。
この構成によると、通信接続装置は、当該装置が設置された基準位置情報にて示される位置から所定の距離内に存在する1以上の携帯電話機を呼出の対象とするので、発信元である者は、呼出対象である1以上の携帯電話機それぞれの所有者のうち前記通信範囲から所定の距離内にいる者を、順次通話相手の対象とすることができる。
3.まとめ
本発明によれば、個人を特定しない、例えば、家族であれば誰でもよいなどという場合に、発信元の電話機からの接続要求を、極めて容易に実現することができる。
3.1 変形例
本発明を上記の第1及び第2の実施の形態、それぞれの変形例に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の第1及び第2の実施の形態、それぞれの変形例に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれは、公衆基地局装置とCDMAによる通信を行うとしたが、これに限定されない。
例えば、携帯電話機20、21、22、23、24のそれぞれは、公衆基地局装置との通信方法は、GSM(Global System for Mobile)による通信であってもよし、PDC(Personal Digital Cellular)による通信であってもよい。
(2)第1の実施の形態において、通信接続装置に割り当てられる代表電話番号は1個としたが、これに限定されない。通信接続装置に割り当てられる代表電話番号は、複数個でもよい。
以下に、この場合の構成の一例を示す。ここでは、第1の実施の形態と異なる点のみ説明する。異なる点は、代表番号記憶領域と個別番号記憶領域の構成である。
代表番号記憶領域は、複数個の代表電話番号を予め記憶している。記憶されている各代表電話番号は、通信接続装置に割り当てられた電話番号であり、他の通信接続装置に割り当てられたものとは異なる電話番号である。
個別番号記憶領域は、代表番号と個別電話番号と存在フラグと代表電話番号とを複数記憶するための領域を備える番号管理テーブルを有している。代表番号は、代表番号記憶領域にて記憶されている複数の代表電話番号のうちの1の代表電話番号であり、個別電話番号は、代表番号にて示されるグループに属する個別の電話番号を示す。存在フラグは、個別電話番号に示される携帯電話機が当該通信接続装置のエリア内に存在するか否かを示す。
なお、1の個別の電話番号が2以上の代表電話番号にて示される各グループに属する場合には、番号管理テーブルには、各代表電話番号(つまり、各代表番号)に対して、1の個別の電話番号と存在フラグとが対応付けられて、格納される。例えば、1の個別の電話番号(以下、「電話番号A」)が、2個の代表電話番号(以下、「電話番号B」、「電話番号C」)にて示されるグループに属する場合には、番号管理テーブルには、代表電話番号「電話番号B」と個別電話番号「電話番号A」と存在フラグとからなる組と、代表電話番号「電話番号C」と個別電話番号「電話番号A」と存在フラグとからなる組とが格納されている。
上記の構成は一例であり、これに限定されない。代表電話番号と、その代表電話番号にて示されるグループに属する個別の電話番号とが対応付けられて格納されていればよい。
また、第2の実施の形態においても、通信接続装置に割り当てられる代表電話番号は、複数個でもよい。この場合の構成も、上記にて示す構成で実現できるため、説明は省略する。
(3)第1及び第2の実施の形態において、携帯電話機30は、携帯電話機20、21、22、23、24にて構成されるグループには属さないとしたが、これに限定されない。
携帯電話機30は、携帯電話機20、21、22、23、24にて構成されるグループに属してもよい。このとき、通信接続装置は、携帯電話機30から相手先の電話番号として代表電話番号を含む着信信号を受信すると、携帯電話機30を呼出対象から除外し、残りの携帯電話機それぞれに割り当てられた電話番号から呼出対象となる電話番号を取得する。
(4)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(5)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本発明は、代表電話番号を用いて、前記代表電話番号にて示されるグループに属する各携帯電話機の電話番号それぞれに対して呼出を行う通信接続装置を製造及び販売する産業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。
通信接続システム1の概要を示す図である。 通信接続装置10の構成を示すブロック図である。 電話番号記憶部102にて記憶している情報を示す図である。 優先順位テーブルT110のデータ構造の一例を示す図である。 (a)は、呼出対象の電話番号を電話番号記憶部102にて記憶されている順序に従って作成された屋内用呼出リストT120のデータ構造の一例を示し、(b)は、屋内用呼出リストT120の内容を優先順位に並び替えた場合の屋内用呼出リストT121のデータ構造の一例を示し、(c)は、呼出に対する応答がない場合に、屋内用呼出リストT121の内容を更新した場合のデータ構造の屋内用呼出リストT122のデータ構造の一例を示す図である。 (a)は、呼出対象の電話番号を電話番号記憶部102にて記憶されている順序に従って作成された屋外用呼出リストT130のデータ構造の一例を示し、(b)は、屋外用呼出リストT130の内容を優先順位に並び替えた場合の屋外用呼出リストT131のデータ構造の一例を示す図である。 通信接続装置10が着信信号を受信した場合の動作を示す流れ図である。図8へ続く。 通信接続装置10が着信信号を受信した場合の動作を示す流れ図である。図7から続き、図9へ続く。 通信接続装置10が着信信号を受信した場合の動作を示す流れ図である。図8から続く。 通信接続装置1010の構成を示すブロック図である。 (a)は、呼出対象の電話番号を電話番号記憶部1102にて記憶されている順序に従って作成された位置情報管理リストT200のデータ構造の一例を示し、(b)は、位置情報管理リストT200の内容を優先順位に並び替えた場合の位置情報管理リストT201のデータ構造の一例を示す図である。 通信接続装置1010が着信信号を受信した場合の動作を示す流れ図である。図13へ続く。 通信接続装置1010が着信信号を受信した場合の動作を示す流れ図である。図12から続き、図14へ続く。 通信接続装置1010が着信信号を受信した場合の動作を示す流れ図である。図13から続く。
符号の説明
1 通信接続システム
10 通信接続装置
20、21、22、23、24 携帯電話機
30 携帯電話機
40 位置登録サーバ
41、42 公衆基地局装置
43 携帯電話回線網
100 通信接続装置
101 回線IF部
102 電話番号記憶部
103 優先順位記憶部
104 呼出対象確認部
105 呼出処理部
106 無線IF部
107 アンテナ
108 通話処理部
109 転送処理部
110 登録部
1010 通信接続装置
1101 回線IF部
1102 電話番号記憶部
1103 優先順位記憶部
1104 呼出対象確認部
1105 呼出処理部
1106 無線IF部
1107 アンテナ
1108 通話処理部
1109 転送処理部
1110 登録部
1111 端末位置取得部

Claims (12)

  1. 発信元からの信号を自装置が受信した場合、前記発信元と所定の携帯電話機との通信を確立する通信接続装置であって、
    個々の携帯電話機を識別する識別情報を第1情報とし、複数の携帯電話機を代表する識別情報を第2情報とし、
    前記発信元から信号を受信した場合に、受信した信号に第2情報が含まれているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が受信した信号に第2情報が含まれていることを検出した場合には、前記第1情報と第2情報とが関連付けて記憶された記憶装置から、前記受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出す読出手段と、
    前記読出手段が読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う呼出手段と
    前記呼出手段により所定の順序にて呼び出しをしている場合に、現在呼び出している携帯電話機に関する情報を前記発信元に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする通信接続装置。
  2. 前記呼出手段は、
    呼出対象である1の第1情報にて特定される携帯電話機に対する呼出を行い、前記携帯電話機の応答を監視し、監視時間が所定の時間を超えた場合には、前記携帯電話機に対する呼出を抑止し、次の順序に位置する別の第1情報が存在する場合には、前記別の第1情報にて特定される携帯電話機への呼出を行い、次の順序に位置する別の第1情報が存在しない場合には、受信した信号に対する呼出を抑止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信接続装置。
  3. 前記記憶装置は、前記通信接続装置の内部又は外部に備えられ、
    前記第2情報は、複数の携帯電話機を代表し、
    前記記憶装置は、前記複数の携帯電話機それぞれを特定する第1情報と、前記第2情報とを関連付けて記憶している
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信接続装置。
  4. 前記通信接続装置は、無線LANと接続されており、
    前記記憶装置は、
    前記複数の第1情報それぞれに対して、前記無線LANの通信範囲内に、前記第1情報にて特定される携帯電話機が存在するか否かを示す存在フラグを付加して記憶しており、
    前記読出手段は、
    前記複数の第1情報それぞれに対する存在フラグに基づいて、前記複数の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機のうち前記通信範囲内に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を読み出し、
    前記呼出手段は、前記無線LANを用いて呼出を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信接続装置。
  5. 前記通信接続装置は、さらに、電話回線網と接続され、
    前記複数の第1情報それぞれに対する存在フラグに基づいて、前記通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を読み出し、読み出した1以上の携帯電話機の第1情報を用いて、前記通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機に対する呼出順序を決定する範囲外情報読出手段を備え、
    前記呼出手段は、前記通信範囲内に存在する1以上の携帯電話機の全てが呼出に応じない場合には、前記範囲外情報読出手段にて読み出された1以上の第1情報にて特定される携帯電話機に対して、前記電話回線網を介して、所定の順序にて呼び出しを行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信接続装置。
  6. 前記記憶装置は、さらに、各第1情報に対して、呼出の優先順位を示す順位情報を対応付けて記憶しており、
    前記読出手段は、前記順位情報に基づいて、読み出した1以上の第1情報に対して、優先順位が高い順に呼び出しが行われるように呼出順序を決定し、
    前記呼出手段は、前記読出手段にて決定された呼出順序にて呼び出しを行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信接続装置。
  7. 前記発信元からの信号は、さらに、所定の位置を示す基準位置情報を含み、
    前記通信接続装置は、さらに、
    前記携帯電話機の存在位置を示す端末位置情報を取得する取得手段を備え、
    前記読出手段は、
    前記受信した信号から前記基準位置情報を取得し、
    呼出の対象である前記1以上の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機の端末位置情報を取得するように前記取得手段を制御し、
    前記基準位置情報と前記取得手段にて取得した各端末位置情報とを用いて、前記所定の位置から、前記1以上の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機が存在する存在位置までの各距離を算出し、算出された各距離が短い順に呼び出しが行われるように呼出順序を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信接続装置。
  8. 前記通信接続装置は、さらに、
    前記携帯電話機の存在位置を示す端末位置情報を取得する取得手段を備え、
    前記読出手段は、
    読み出した前記1以上の第1情報それぞれにて特定される各携帯電話機に対する端末位置情報を取得するように前記取得手段を制御し、
    前記取得手段にて取得した各端末位置情報に基づいて、前記通信接続装置が設置された場所から、読み出した前記1以上の第1情報それぞれに対応する携帯電話機が存在する存在位置までの各距離を算出し、算出された各距離が短い順に呼び出しが行われるように呼出順序を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信接続装置。
  9. 前記発信元からの信号は、さらに、所定の位置を示す基準位置情報を含み、
    前記通信接続装置は、さらに、
    前記携帯電話機の存在位置を示す端末位置情報を取得する取得手段を備え、
    前記読出手段は、
    前記受信した信号から前記基準位置情報を取得し、
    前記各第1情報にて特定される携帯電話機それぞれに対する端末位置情報を取得するように前記取得手段を制御し、
    前記基準位置情報と前記取得手段にて取得した各端末位置情報とに基づいて、前記所定の位置から、各携帯電話機が存在する存在位置までの各距離を算出し、算出された各距離を用いて、所定の距離内に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を前記記憶装置から読み出す
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信接続装置。
  10. 前記通信接続装置は、無線LAN及び電話回線網と接続されており、
    前記記憶装置は、さらに、
    前記複数の第1情報それぞれに対して、前記無線LANによる通信範囲内に、前記第1情報にて特定される携帯電話機が存在するか否かを示す存在フラグを付加して記憶しており、
    前記読出手段は、
    前記複数の第1情報に対する存在フラグに基づいて、前記複数の第1情報それぞれにて特定される携帯電話機のうち前記通信範囲外に存在する1以上の携帯電話機の第1情報を読み出し、
    前記呼出手段は、前記電話回線網を介して、所定の順序にて呼出を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信接続装置。
  11. 前記検出手段は、受信した信号に第2情報が含まれている場合に、さらに、第2情報に関連付けられた第1情報を呼び出す順序に関する情報が含まれているか否かを検出し、
    前記呼出手段は、第2情報に関連付けられた第1情報を呼び出す順序に関する情報が受信した信号に含まれていることが検出された場合には、検出された情報が示す順序にて呼び出しを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信接続装置。
  12. 発信元からの信号を自装置が受信した場合、前記発信元と所定の携帯電話機との通信を確立する通信接続装置に用いられる呼出方法であって、
    個々の携帯電話機を識別する識別情報を第1情報とし、複数の携帯電話機を代表する識別情報を第2情報とし、
    前記発信元から信号を受信した場合に、受信した信号に第2情報が含まれているか否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップが受信した信号に第2情報が含まれていることを検出した場合には、前記第1情報と第2情報とが関連付けて記憶された記憶装置から、前記受信した信号に含まれる第2情報に関連付けられた第1情報を読み出す読出ステップと、
    前記読出手段が読み出した第1情報にて特定される携帯電話機に対して、所定の順序にて呼び出しを行う呼出ステップと、
    前記呼出ステップにより所定の順序にて呼び出しをしている場合に、現在呼び出している携帯電話機に関する情報を前記発信元に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする呼出方法。
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