JP2003153322A - 通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム - Google Patents

通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプログラム

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JP2003153322A
JP2003153322A JP2001351486A JP2001351486A JP2003153322A JP 2003153322 A JP2003153322 A JP 2003153322A JP 2001351486 A JP2001351486 A JP 2001351486A JP 2001351486 A JP2001351486 A JP 2001351486A JP 2003153322 A JP2003153322 A JP 2003153322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機の利用者間で自分の存在のアピー
ル等が可能な新しい付加価値サービスを実現することが
できる通信サービス方法、通信サービス支援装置及びプ
ログラムを提供する。 【解決手段】 複数の移動情報端末同士が近接している
ことを各移動情報端末の利用者に通知する通信サービス
方法であって、通知が互いに行なわれる複数の携帯電話
機60a、60bを登録しておき、携帯電話機60a、
60bの位置情報を取得し、登録されている複数の携帯
電話機60a、60bの少なくとも2つが同一の地域C
1に存在しているときに、携帯電話機同士が近接してい
ることを地域C1に存在する携帯電話機60a、60b
の利用者10a、10bに通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の移
動情報端末同士が近接していることを各移動情報端末の
利用者に通知する通信サービス方法、並びに該方法に用
いる通信サービス支援装置及びプログラムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機等の移動情報端末を用
いた通信サービス方法としては、移動情報端末の位置情
報を、その移動情報端末の利用者や第3者に提供する方
法が知られている(例えば、特開平11−146080
号公報参照)。この方法では、上記位置情報を受けるこ
とにより、自分が使用している移動情報端末がどの地域
に位置しているか、あるいは他の利用者の移動情報端末
が現在どの地域に位置しているかを把握することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、移動情報端末の
利用者の増加により友人や知り合いの間でも互いに通信
可能な移動情報端末を所有するものが多くなってきてい
ることにより、移動情報端末の利用者間で、自分の存
在のアピール、出会い等の偶然性の期待、コミュニ
ケーションのきっかけ、みんなと一緒にいるという安
心感、近くにいる友人等の見つけるという触覚のよう
な機能、などを実現できるような新しい付加価値サービ
スが望まれるようになってきている。しかしながら、こ
のような付加価値サービスの提供を実現するためには、
上記特開平11−146080号公報等で開示されてい
るように単に移動情報端末の位置情報を提供するだけで
は不十分であった。
【0004】本発明は以上の状況のもとでなされたもの
であり、その目的は、移動情報端末の利用者間で自分の
存在のアピール等が可能な新しい付加価値サービスを実
現することができる通信サービス方法、通信サービス支
援装置及びプログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の移動情報端末同士が近接
していることを各移動情報端末の利用者に通知する通信
サービス方法であって、該通知が互いに行なわれる複数
の移動情報端末を登録しておき、該移動情報端末の位置
情報を取得し、該登録されている複数の移動情報端末の
少なくとも2つが同一の地域に存在しているときに、移
動情報端末同士が近接していることを該地域に存在する
移動情報端末の利用者に通知することを特徴とするもの
である。また、請求項9の発明は、複数の移動情報端末
同士が近接していることを各移動情報端末の利用者に通
知する通信サービスを支援するための通信サービス支援
装置であって、該通知が互いに行なわれる複数の移動情
報端末のそれぞれに関する端末登録情報と、該移動情報
端末が存在している地域に関する位置情報とを関連付け
て記憶する情報記憶手段と、該移動情報端末が存在して
いる地域に関する位置情報を取得する位置情報取得手段
と、該位置情報取得手段で取得した位置情報に基づい
て、該登録されている複数の移動情報端末の少なくとも
2つが同一の地域に存在しているか否かを判定する判定
手段と、該判定手段で該移動情報端末の少なくとも2つ
が同一の地域に存在していると判定したときに、移動情
報端末同士が近接していることを利用者に通知するため
の近接通知情報を通信回線を介して該地域に存在してい
る移動情報端末に送信する近接通知情報送信手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0006】なお、上記「移動情報端末」には、PDC
(Personal Degital Cellular)方式、GSM(Global
System for Mobile Communication)方式、TIA(Tel
ecommunications Industry Association)方式等の携帯
電話機、IMT(International Mobile Telecommunica
tions)−2000で標準化された携帯電話機、PHS
(Personal Handyphone Service)、自動車電話等の電
話機のほか、携帯電話モジュールを付加した情報端末も
含まれる。また、他の移動情報端末の利用者との間で通
信ネットワークを介した双方向の通信が可能なものであ
れば、モバイル型のパーソナルコンピュータ、PDA
(Personal Digital(Data) Assistants)、カーナビゲ
ーション装置、ITS(Intelligent Transport System
s)用端末、携帯型のTV、ゲーム機、音楽コンテンツ
をダウンロードして聴くことができる音楽端末等の移動
情報端末にも、本発明は適用可能である。また、上記
「移動情報端末同士が近接していること」は、移動情報
端末の表示部に表示される静止画又は動画で通知しても
いいし、移動情報端末のスピーカから出力される音声な
どの音によっても通知することができる。また、特定の
アプリケーションプログラムを起動させることによって
通知してもよい。また、上記「位置情報」は、移動情報
端末から直接取得してもいいし、各移動情報端末の位置
情報を管理する位置情報管理装置から取得するようにし
てもよい。
【0007】請求項1の通信サービス方法及び請求項9
の通信サービス支援装置では、予め登録されている複数
の移動情報端末の少なくとも2つが同一に地域に存在し
ているときに、移動情報端末同士が近接していることを
該地域に存在する移動情報端末の利用者に通知すること
ができる。この通知により、上記地域に存在する各移動
情報端末の利用者は、お互いに他の利用者が同時間帯に
自分の近くにいることを把握することができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の通信サービ
ス方法において、上記通知を、上記利用者によって指定
された通知形式で行なうことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の通信サービス支
援装置において、上記近接通知情報が、上記移動情報端
末の利用者によって指定された通知形式で上記通知を行
なうための情報であることを特徴とするものである。こ
こで、上記「通知形式」としては、利用者が指定したキ
ャラクタ等の静止画や動画を表示させることによる通知
や、利用者が指定したテーマ音楽を流すことによる通
知、利用者が指定したアプリケーションプログラムを起
動することによる通知等が挙げられる。また、上記通知
を行なうために移動情報端末に送信される「近接通知情
報」は、上記画像、音声などのデータそのものからなる
情報であってもいいし、移動情報端末にあらかじめ登録
されている複数の画像データ、音データ、アプリケーシ
ョンプログラムデータ等からいずれかひとつを選択して
画像表示、音声出力、プログラム起動等を行なうための
情報であってもよい。
【0009】請求項2の通信サービス方法及び請求項1
0の通信サービス支援装置では、上記通知を、利用者が
指定した通知形式で行なうことができるので、自分の近
くにいる他の利用者が誰であるかを速やかに且つ容易に
把握できるとともに、上記他の利用者にとっては自己主
張が可能となる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の通信サービ
ス方法において、上記通知の対象が複数の利用者のとき
に、該複数の利用者に対して該通知をまとめて行なうこ
とを特徴とするものである。また、請求項11の発明
は、請求項9の通信サービス支援装置において、上記近
接通知情報の送信対象が複数の移動情報端末のときに、
上記近接通知情報を複数の移動情報端末にまとめて送信
するように、上記近接通知情報送信手段が構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0011】請求項3の通信サービス方法及び請求項1
1の通信サービス支援装置では、上記地域に存在してい
る複数の移動情報端末に対してまとめて通知することに
より、該複数の移動情報端末ごとに通知を受けて確認す
る煩わしさがなく、上記地域に存在する移動情報端末の
利用者の把握を効率的に行なうことができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の通信サービ
ス方法において、上記登録されている各移動情報端末
が、他の移動情報端末ごとに又は該他の移動情報端末の
すべてについて、該他の移動情報端末に関する上記通知
を受けるか否かを切り換え可能なことを特徴とするもの
である。また、請求項12の発明は、請求項9の通信サ
ービス支援装置において、他の移動情報端末に関する上
記近接通知情報を受信するか否かを指定する通知有無指
定データを、上記端末登録情報と関連付けて記憶するよ
うに、上記情報記憶手段が構成され、該通知有無指定デ
ータに基づいて該近接通知情報を選択的に送信するよう
に、上記近接通知情報送信手段が構成されていることを
特徴とするものである。
【0013】請求項4の通信サービス方法及び請求項1
2の通信サービス支援装置では、各利用者の希望に応じ
て、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否か
を、他の移動情報端末ごとに又は該他の移動情報端末の
すべてについて切り換えことができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1の通信サービ
ス方法において、上記登録されている各移動情報端末
が、他の移動情報端末ごとに又は該他の移動情報端末の
すべてについて、該他の移動情報端末の利用者に対する
上記通知を許可するか否かを切り換え可能なことを特徴
とするものである。また、請求項13の発明は、請求項
9の通信サービス支援装置において、他の移動情報端末
に対する上記近接通知情報の送信を許可するか否かを指
定する通知許否指定データを、上記端末登録情報と関連
付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、
該通知許否指定データに基づいて該近接通知情報を選択
的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成
されていることを特徴とするものである。
【0015】請求項5の通信サービス方法及び請求項1
3の通信サービス支援装置では、各利用者の希望に応じ
て、他の移動情報端末の利用者に対する上記通知を許可
するか否かを、他の移動情報端末ごとに又は該他の移動
情報端末のすべてについて切り換えることができる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1の通信サービ
ス方法において、上記登録されている各移動情報端末
が、上記通知が可能な複数の地域ごとに又は該複数の地
域のすべてについて、他の移動情報端末に関する該通知
を受けるか否か又は該他の移動情報端末に対する該通知
を許可するか否かを切り換え可能なことを特徴とするも
のである。また、請求項14の発明は、請求項9の通信
サービス支援装置において、上記近接通知情報の送信が
可能な複数の地域ごとに又は該複数の地域のすべてにつ
いて、他の移動情報端末に関する該近接通知情報を受信
するか否かを指定する通知有無指定データ及び他の移動
情報端末に対する該近接通知情報の送信を許可するか否
かを指定する通知許否指定データの少なくとも一方を、
上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情
報記憶手段が構成され、該通知有無指定データ及び該通
知許否指定データの少なくとも一方に基づいて該近接通
知情報を選択的に送信するように、上記近接通知情報送
信手段が構成されていることを特徴とするものである。
【0017】請求項6の通信サービス方法及び請求項1
4の通信サービス支援装置では、各利用者の希望に応じ
て、他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否か
又は該他の移動情報端末に対する上記通知を許可するか
否かを、上記複数の地域ごとに又は上記複数の地域のす
べてについて切り換えることができる。
【0018】請求項7の発明は、請求項1、2、3、
4、5又は6の通信サービス方法において、上記登録さ
れている各移動情報端末が、他の移動情報端末の利用者
に対して上記通知がされ得る状態にあることを各利用者
に認識させることを特徴とするものである。また、請求
項15の発明は、請求項9、10、11、12、13又
は14の通信サービス支援装置において、他の移動情報
端末に対して上記近接通知情報が送信され得る状態にあ
ることを各利用者に認識させるための通知状態認識情報
を、通信回線を介して移動情報端末に送信する通知状態
認識情報送信手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項7の通信サービス方法及び請求項1
5の通信サービス支援装置では、各移動情報端末におい
て、他の移動情報端末に対して上記通知がされ得る状態
にあることを認識することができるので、各利用者が認
識しない状態で自分の移動情報端末に関する上記通知が
他の利用者にされるのを回避することができる。
【0020】請求項8の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6又は7の通信サービス方法において、上記通
知の際に、上記地域に存在する他の移動情報端末に接続
して通信するための接続関連情報をあわせて通知するこ
とを特徴とするものである。また、請求項16の発明
は、請求項9、10、11、12、13、14又は15
の通信サービス支援装置において、上記移動情報端末に
接続して通信するための接続関連情報を上記端末登録情
報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が構
成され、上記近接通知情報に、上記地域に存在している
移動情報端末に接続して通信するための接続関連情報を
含めるように、上記近接通知情報送信手段が構成されて
いることを特徴とするものである。ここで、上記「接続
関連情報」としては、移動情報端末との間で通話やメー
ルのやり取りを行なうための携帯電話番号等の端末識別
番号や、移動情報端末との間で電子メールのやり取りを
行なうための電子メールアドレス等が挙げられる。
【0021】請求項8の通信サービス方法及び請求項1
6の通信サービス支援装置では、上記接続関連情報を用
いて、上記地域に存在する他の移動情報端末との通信を
速やかに開始することができる。
【0022】請求項17の発明は、請求項18、19、
20、21、22、23、24及び25の移動情報端末
に用いるコンピュータで実行するプログラムであって、
該コンピュータを、上記移動情報端末における各手段の
少なくとも一つとして機能させるためのプログラムであ
る。
【0023】請求項17のプログラムを上記通信サービ
ス支援装置に用いるコンピュータに組み込んで実行する
ことにより、上記通信サービス支援装置における各手段
の少なくとも一つの機能を行なうことができる。
【0024】なお、上記請求項17の発明に係るプログ
ラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記
録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なっ
てもいいし、コンピュータネットワーク等の通信回線を
用いて行なってもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に
係る通信サービス方法の全体の枠組みを示す概念図であ
る。本通信サービス方法は、複数の移動情報端末として
の携帯電話機を予め登録しておき、この登録されている
複数の携帯電話機の少なくとも2つが同一の地域に存在
するときに、携帯電話機同士が近接していることを同一
の地域に存在する携帯電話機の利用者に通知する方法で
ある。ここで、上記地域は、各携帯電話機と無線通信す
る基地局が管轄する一つのセルからなる地域であってい
いし、隣接する複数のセルを一つのグループとして管理
される地域であってもよい。本実施形態では、隣接する
複数のセルを一つのグループとして管理される地域の場
合について例示した。また、上記地域は、携帯電話機向
けのGPS(Global Positioning System:全地球測位
システム)によって取得された緯度・経度情報に基づい
て管理される地域であってもよい。この地域は、例え
ば、緯度・経度情報に基づいて予め地図上で画一的に区
画された固定的な地域であってもいいし、携帯電話機の
現在位置(緯度・経度)から一定の距離だけ離れた地域
すなわち携帯電話機の現在位置の緯度・経度と近似した
緯度・経度を有する地域であってもよい。携帯電話機の
現在位置(緯度・経度)を基準にして管理する地域の場
合は、携帯電話機の移動とともに変化する動的な地域と
なる。
【0026】図1は、携帯電話機の利用者として、携帯
電話機60aを利用している利用者10a及び携帯電話
機60bを利用している利用者10bの2人の利用者に
ついて図示している。これらの利用者10a、10bの
端末登録情報が双方向通信グループに属するメンバーと
して通信サービス支援装置51に登録されている。各携
帯電話機60a、60bはそれぞれ、地域C1内に設置
された基地局71a、71bとの間で確立された無線通
信回線を経由して通信ネットワークとしての携帯電話通
信網70に接続され、各種通信サービスを受けることが
できるようになっている。各携帯電話機60a、60b
がどの地域C1及びセルに存在しているかの位置情報
は、各携帯電話機が通信を行っている基地局の情報など
に基づいて、携帯電話通信網内に設置された図示しない
位置情報サーバで管理され、所定のタイミングで図示し
ない情報提供サーバから通信回線としての携帯電話通信
網70を経由して各携帯電話機60a、60bに送信さ
れ、各携帯電話機内に記憶される。そして、各携帯電話
機60a、60bの位置情報は、所定のタイミングで定
期的に各携帯電話機60a、60bから通信回線として
の携帯電話通信網70を介して通信サービス支援装置5
1に送信され、通信サービス支援装置51に記憶されて
いる各携帯電話機の位置情報が更新される。ここで、一
方の利用者10aの携帯電話機60aが存在している地
域C1に、他の利用者10bの携帯電話機60bが他の
地域又はセルから移動してきて存在するようになったと
きに、両利用者の携帯電話機が同じ地域C1内にいるこ
と即ち両利用者の携帯電話機同士が近接している旨の近
接通知情報が、通信サービス支援装置51から各利用者
10a、10bの携帯電話機60a、60bに送信され
る。この近接通知情報を各携帯電話機60a、60bで
受信することにより、各携帯電話機の利用者10a、1
0bに通知される。この通知により、各利用者10a、
10bは、各携帯電話機60a、60bが近接し、他の
利用者が同時間帯に自分の近くにいることを把握するこ
とができる。
【0027】図2及び図3はそれぞれ、本実施形態にお
ける通信サービス方法に用いられる通信サービス支援装
置51の概略構成図及び機能ブロック図である。通信サ
ービス支援装置51は、図2に示すように、システムバ
ス100、CPU101、RAM102やROM103
等からなる内部記憶装置、ハードディスクドライブ(H
DD)や光ディスクドライブ等からなる外部記憶装置1
04、マウスやキーボード等からなる入力装置105、
ディスプレイやプリンタ等からなる出力装置106、双
方向の通信回線からなる携帯電話通信網70を介して各
利用者10の携帯電話機60と通信するための携帯電話
通信網用通信装置107を備えている。CPU101や
RAM102等の構成要素はお互いに、システムバス1
00を介して、データやプログラムの命令等のやり取り
を行っている。この通信サービス支援装置51を所定の
手順に従って動作させるためのプログラムはROM10
3や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じ
てCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出
されて実行される。また、上記通信サービス支援装置5
1は1台のコンピュータシステムで構成してもいいし、
複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュ
ータを通信ネットワークで結んで構成してもよい。
【0028】本通信サービス支援装置51は、図2に示
したハードウェア上で所定のプログラムを実行すること
により、図3に示す情報記憶手段501、位置情報取得
手段502、位置情報更新手段503、判定手段504
及び近接通知情報送信手段505の各機能を実現してい
る。
【0029】上記情報記憶手段501は、上記通信サー
ビス支援装置51のハードディスク等からなる外部記憶
装置104を用いて構成されており、携帯電話機60を
利用している複数の利用者のそれぞれに関するハンドル
ネーム、電話番号などの端末登録情報と、携帯電話機6
0が存在している地域に関する位置情報と、利用者が属
する双方向通信グループに関する情報とを関連付けて、
双方向通信グループのメンバーのリスト(以下、「バデ
ィリスト」という。)のデータとして記憶している。
【0030】上記位置情報取得手段502は、上記通信
サービス支援装置51のCPU101、RAM102、
携帯電話通信網用通信装置107等により構成され、各
利用者の携帯電話機60が存在している地域に関する位
置情報を、携帯電話通信網70を介して各携帯電話機又
は位置情報管理サーバ若しくは情報提供サーバから受信
して取得する機能を有している。
【0031】上記位置情報更新手段503は、上記通信
サービス支援装置51のCPU101、RAM102等
により構成され、上記位置情報取得手段502で取得し
た位置情報に基づいて、上記情報記憶手段501に記憶
している利用者の携帯電話機60の位置情報を更新する
機能を有している。
【0032】上記判定手段504は、上記通信サービス
支援装置51のCPU101、RAM102等により構
成され、上記位置情報更新手段503で更新された情報
記憶手段501内の位置情報に基づいて、双方向通信グ
ループに属する複数の携帯電話機の少なくとも2つが同
一の地域に存在しているか否かを判定する機能を有して
いる。
【0033】上記近接通知情報送信手段504は、上記
通信サービス支援装置51のCPU101、RAM10
2、携帯電話通信網用通信装置107等により構成さ
れ、上記判定手段504で双方向通信グループに属する
複数の携帯電話機の少なくとも2つが同一の地域に存在
していると判定したときに、携帯電話機同士が近接して
いることを利用者に通知するための近接通知情報を、携
帯電話通信網70を介して各利用者の携帯電話機60に
送信する機能を有している。
【0034】図4及び図5はそれぞれ、本実施形態の通
信サービス方法に用いられる携帯電話機60の概略構成
図及び機能ブロック図である。この携帯電話機60は、
図4に示すように、システムバス200、CPU20
1、RAM202やROM203等からなる内部記憶装
置、マイクや各種入力ボタン等からなる入力装置20
4、液晶ディスプレイ(LCD)やスピーカ等からなる
出力装置205、携帯電話通信網70を介して各利用者
10の携帯電話機60や上記通信サービス支援装置51
と通信するための携帯電話通信網用通信装置207を備
えている。CPU201やRAM202等の構成要素は
お互いに、システムバス200を介して、データやプロ
グラムの命令等のやり取りを行っている。この携帯電話
機60を所定の手順に従って動作させるためのプログラ
ムはROM203に記憶されており、必要に応じてCP
U201やRAM202上の作業エリアに呼び出されて
実行される。
【0035】上記携帯電話機60は、図4に示したハー
ドウェア上で所定のプログラムを実行することにより、
図5に示す位置情報送信手段601、近接通知情報受信
手段602及び通知手段603の各機能を実現してい
る。
【0036】上記位置情報送信手段601は、携帯電話
機60のCPU201、RAM202、携帯電話通信網
用通信装置207等により構成され、携帯電話機60が
存在している地域に関する位置情報を、携帯電話通信網
70を介して通信サービス支援装置51に送信する機能
を有している。
【0037】上記近接通知情報受信手段602は、携帯
電話機60のCPU201、RAM202、携帯電話通
信網用通信装置207等により構成され、同じ双方向通
信グループに属する複数の利用者の携帯電話機60の少
なくとも2つが同一地域に存在しているときに、携帯電
話機が近接している旨の近接通知情報を通信サービス支
援装置51から携帯通信回線70を介して受信する機能
を有している。
【0038】上記通知手段603は、携帯電話機60の
CPU201、出力装置205の液晶ディスプレイ(L
CD)、スピーカ等により構成され、上記近接通知情報
受信手段602で受信した近接通知情報を出力し、携帯
電話機が近接していることを各利用者に通知する機能を
有している。上記通知の方式としては、SMAF(Synt
hetic Music Mobile Application Format)等の特定の
フォーマットによる音楽の演奏や効果音の鳴動であって
もいいし、特定のアイコンやダウンロードしたキャラク
タ等の静止画又は動画のイメージ画像の表示でもよい。
また、特定のJava(登録商標)等のアプリケーショ
ンプログラムの起動であってもよい。
【0039】図6は、図1に示すように上記双方向通信
グループに属する携帯電話機が2台の場合の通信サービ
ス方法における手順の流れの一例を示すフローチャート
であり、ここで、図6中の細い実線で囲まれたステップ
は利用者10a、10bが使用する携帯電話機60a、
60bでの処理であり、太い実線で囲まれたステップは
通信サービス支援装置51での処理である。前述のよう
に、通信サービス支援装置51には、両利用者10a、
10bが双方向通信グループに属するメンバーとして通
信サービス支援装置51の情報記憶手段501内のバデ
ィリストに登録されている。また、各携帯電話機60
a、60bがどの地域C1内に存在しているかの位置情
報は、所定のタイミングで図示しない位置情報提供サー
バから携帯電話通信網70を介して各携帯電話機60
a、60bに送信され、各携帯電話機内に記憶されてい
る。
【0040】各携帯電話機60a、60bに記憶されて
いる位置情報は、所定のタイミングで定期的に、各携帯
電話機60a、60bから携帯電話通信網70を介して
通信サービス支援装置51に送信される(ステップ
1)。
【0041】次に、通信サービス支援装置51は、各携
帯電話機60a、60bから送信されてきた位置情報を
受信し情報記憶手段501内のバディリストのデータが
更新される(ステップ2)。そして、2つの携帯電話機
60a、60bが同じ地域C1内に存在しているか否か
が判定される(ステップ3)。ここで、図1に示すよう
に、一方の携帯電話機60bの利用者10bが地域C1
の外側から地域C1内に移動すると、2台の携帯電話機
60a、60bが同じ地域C1内に存在していると判定
され、通信サービス支援装置51から携帯電話通信網7
0を介して両方の携帯電話機60a、60bに、それぞ
れ相手側の携帯電話機に関する近接通知情報が送信され
る(ステップ4)
【0042】次に、各携帯電話機60a、60bが上記
近接通知情報を受信すると(ステップ5)、受信した近
接通知情報に基づいて、相手側の携帯電話機が近くにい
ることを示す旨が、各携帯電話機60a、60bのディ
スプレイ上に表示されるとともに、音情報で報知される
(ステップ6)。
【0043】以上、本実施形態によれば、携帯電話機6
0から出力される近接通知情報により、双方向通信グル
ープに属する利用者同士が現実空間において同時間帯に
近接していることを各利用者が把握できる。このように
友人などで構成された双方向通信グループに属する利用
者の携帯電話機同士が同じ地域に存在しているときに、
互いに近接していることを通知し合うことにより、各利
用者同士が遊園地、アミューズメント施設、海、観光地
等の意外な場所で偶然に出会うことができる期待を各利
用者に持たせたり、利用者同士のコミュニケーションの
きっかけを提供したりすることができる。また、学校、
職場などのいつもの場所で集団に属しているという安心
感を与えたり、仲間に自分の存在をアピールしたりする
こともできる。また、近くにいる友人等の見つけるとい
う触覚のような機能を携帯電話機に持たせることもでき
る。以上のように携帯電話機を用いた付加価値のある新
しい通信サービスを提供することができる。
【0044】また、本実施形態によれば、携帯電話通信
網内に設置される位置情報サーバから各携帯電話機の位
置情報を直接取得できない場合でも、各携帯電話機の位
置情報を受信し、各携帯電話機に上記近接通知情報を通
知する通信サービスを行なうことができる。
【0045】また、一般に携帯電話機の位置情報を他の
利用者の携帯電話機に常時表示するとプライバシーの問
題が発生する。また、多くの場合、「遠く離れた所にい
る友人が隣の町に移動した」、といった情報は無意味で
ある場合が多い。これに対し、本実施形態のように同一
地域内に各携帯電話機が存在する場合にのみ上記近接通
知情報を送信して通知するようにすれば、お互いに近く
にいることを知るだけでなので、最低限の情報量で意味
のある情報を得ることができ、またプライバシーに対す
る干渉も最小限で済む。
【0046】なお、上記実施形態において、各携帯電話
機60a、60bの位置情報の通信サービス支援装置5
1への送信と、通信サービス支援装置51から各携帯電
話機60a、60bへの近接通知情報の受信は、各携帯
電話機と通信サービス支援装置51との間の1回のトラ
ンザクションで行なうようにしてもよい。この場合は、
SMS(Short Message System)等のページングによる
通知が不要となり、新たなトラフィックを発生させない
ので、通信回線、特に無線通信回線の利用効率を高める
ことができる。
【0047】また、上記実施形態において、各携帯電話
機から近接通知情報を出力して相手側の利用者が近くに
いることを知らせる通知は、相手側の利用者が指定した
通知形式で行なってもよい。例えば、図7に示すよう
に、携帯電話機60内にRAM202などからなるコン
テンツ記憶手段604を設け、他の利用者によって指定
されたキャラクタやアイコン等の画像、テーマ音楽、J
ava(登録商標)プログラム等の利用者識別用のコン
テンツを記憶する。そして、通信サービス支援装置51
から受信した近接通知情報に基づいて、コンテンツ記憶
手段604から選択して読み出した利用者指定の特定の
コンテンツを出力する。ここで、上記利用者識別用のコ
ンテンツとしては、相手側の利用者が指定したキャラク
タ、アイコン、人物、風景等の静止画像や動画、楽曲な
どが挙げられる。また、携帯電話機に特定の動作を実行
させるためのJava(登録商標)アプリケーションプ
ログラムであってもよい。このように利用者が指定した
通知形式で通知するようにした場合は、自分の近くにい
る他の利用者の把握が迅速且つ容易になる。また、利用
者に対応した専用のテーマ曲を相手の携帯電話機で鳴ら
したり、利用者に対応した専用の画像を表示させたりす
ることにより、他の仲間に対する自己主張のツールとし
て用いることもできる。
【0048】また、上記実施形態において、上記利用者
10aの携帯電話機60aが存在している地域C1内
に、他の利用者の携帯電話機が複数存在しているとき
は、その複数の他の利用者に関する近接通知情報を上記
利用者10aの携帯電話機60aからまとめて通知する
ようにしてもよい。この場合は、複数の利用者の把握を
効率的に行なうことができるとともに、通信回線の利用
効率を高めることができる。
【0049】また、上記実施形態において、上記双方向
通信グループに所属する他の利用者ごとに又は他の利用
者のすべてについて、上記近接通知情報を通知するか否
かを選択できるようにしたり、上記近接通知情報の通知
を許可するか否かを選択できるようにしたりしてもよ
い。例えば、図7に示すように、各種入力ボタン等から
なる入力装置204を用いて構成されたデータ入力手段
を設ける。そして、このデータ入力手段を用いて利用者
が通知有無指定データを入力し、この通知有無指定デー
タに基づいて通知手段603を制御することにより、必
要に応じて、他の利用者ごとに又は他の利用者のすべて
について上記近接通知情報を送信して通知するか否かを
選択できる。例えば、自宅近辺や職場では上記近接通知
情報を送信して通知しないように選択する。また、上記
データ入力手段を用いて利用者が通知許否指定データを
入力し、この通知許否指定データに基づいて位置情報送
信手段601を制御することにより、自分の携帯電話機
の位置情報の通信サービス支援装置51に対する送信を
選択的に行なうようにし、他の利用者ごとに又は他の利
用者のすべてについて、自分の携帯電話機に関する近接
通知情報を他の利用者に送信して通知するか否かを選択
できる。なお、上記通知許否指定データに基づいて位置
情報の送信を制御する代わりに、上記通知許否指定デー
タを通信サービス支援装置51に送信し、通信サービス
支援装置51内で近接通知情報を他の利用者に送信して
通知するか否かを制御するようにしてもよい。
【0050】また、上記実施形態において、自分の携帯
電話機に関する近接通知情報が他の利用者に送信されて
通知され得る状態にあることを携帯電話機の利用者に認
識させることが好ましい。例えば、近接通知情報が送信
されて通知され得る状態にあることを報知する通知状態
報知手段を携帯電話機60に設ける。この通知状態報知
手段は、ディスプレイ等からなる出力装置205により
構成することができる。このように自分の携帯電話機に
関する近接通知情報が他の利用者に通知され得る状態に
あることを携帯電話機の利用者に認識させることによ
り、各利用者が認識しない状態で自分の携帯電話機に関
する近接通知情報が他の利用者に通知されるのを回避す
ることができるので、各利用者のプライバシーを保護す
ることができる。
【0051】また、上記実施形態において、各携帯電話
機に送信される近接通知情報には、他の利用者の移動情
報端末に接続して通信するためのメールアドレス、グル
ープ専用のチャットルームへの接続アドレス、電話番号
などの接続関連情報を含めるようにしてもよい。この接
続関連情報は、通信サービス支援装置51の情報記憶手
段501内に利用者情報と関連付けて記憶しておき、通
信サービス支援装置51の近接通知情報送信手段505
より、上記近接通知情報と一緒に各携帯電話機へ送信さ
れる。この接続関連情報を携帯電話機で受信することに
より、自分の近くにいる他の利用者に対してメールを出
したり、電話をかけたり、他の利用者とのチャットを開
始したりする操作を、上記近接通知情報の受信から連続
して行なうことができ、携帯電話機の操作性が向上す
る。
【0052】
【発明の効果】請求項1乃至17の発明によれば、予め
登録されている移動情報端末の利用者同士がお互いに現
実空間において同時間帯に近くにいることを把握でき
る。したがって、移動情報端末の利用者間で、自分の
存在のアピール、出会い等の偶然性の期待、コミュ
ニケーションのきっかけ、みんなと一緒にいるという
安心感、近くにいる友人等の見つけるという触覚のよ
うな役割、などを実現することができる新しい付加価値
のある通信サービスを提供することができるという優れ
た効果がある。
【0053】特に、請求項2及び10の発明によれば、
自分の近くにいる他の利用者の把握が迅速且つ容易にな
るとともに、他の利用者に対する自己主張を効果的に行
なうことができるという優れた効果がある。
【0054】特に、請求項3及び11の発明によれば、
自分の近くにいる複数の他の利用者の把握を効率的に行
なうことができるという優れた効果がある。
【0055】特に、請求項4乃至6及び12乃至14の
発明によれば、上記通知に関する設定の自由度が高まる
という優れた効果がある。
【0056】特に、請求項7及び15の発明によれば、
各利用者が認識しない状態で自分の移動情報端末に関す
る通知が他の利用者になされるのを回避することができ
るので、各利用者のプライバシーを保護することができ
るという優れた効果がある。
【0057】特に、請求項8及び16の発明によれば、
接続関連情報を用いて他の移動情報端末との通信を速や
かに開始することができるので、上記通知から他の移動
情報端末との通信を開始するまでの操作性が向上すると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話機を用いた通
信サービス方法の全体の枠組みを示す概念図。
【図2】同通信サービス方法に用いられる通信サービス
支援装置の概略構成図。
【図3】同通信サービス支援装置の機能ブロック図。
【図4】同通信サービス方法に用いられる携帯電話機の
概略構成図。
【図5】同携帯電話機の機能ブロック図。
【図6】同通信サービス方法の手順の流れを示すフロー
チャート。
【図7】変形例に係る携帯電話機の機能ブロック図。
【符号の説明】
10(10a、10b) 利用者 51 通信サービス支援装置 60(60a、60b) 携帯電話機(移動情報端
末) 70 携帯電話通信網 100 システムバス 101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 外部記憶装置 105 入力装置 106 出力装置 107 携帯電話通信網用通信装置 200 システムバス 201 CPU 202 RAM 203 ROM 204 入力装置 205 出力装置 207 携帯電話通信網用通信装置 501 情報記憶手段 502 位置情報取得手段 503 位置情報更新手段 504 判定手段 505 近接通知情報送信手段 601 位置情報送信手段 602 近接通知情報受信手段 603 通知手段 604 コンテンツ記憶手段 605 データ入力手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の移動情報端末同士が近接しているこ
    とを各移動情報端末の利用者に通知する通信サービス方
    法であって、 該通知が互いに行なわれる複数の移動情報端末を登録し
    ておき、該移動情報端末の位置情報を取得し、該登録さ
    れている複数の移動情報端末の少なくとも2つが同一の
    地域に存在しているときに、移動情報端末同士が近接し
    ていることを該地域に存在する移動情報端末の利用者に
    通知することを特徴とする通信サービス方法。
  2. 【請求項2】請求項1の通信サービス方法において、 上記通知を、上記利用者によって指定された通知形式で
    行なうことを特徴とする通信サービス方法。
  3. 【請求項3】請求項1の通信サービス方法において、 上記通知の対象が複数の利用者のときに、該複数の利用
    者に対して該通知をまとめて行なうことを特徴とする通
    信サービス方法。
  4. 【請求項4】請求項1の通信サービス方法において、 上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端
    末ごとに又は該他の移動情報端末のすべてについて、該
    他の移動情報端末に関する上記通知を受けるか否かを切
    り換え可能なことを特徴とする通信サービス方法。
  5. 【請求項5】請求項1の通信サービス方法において、 上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端
    末ごとに又は該他の移動情報端末のすべてについて、該
    他の移動情報端末の利用者に対する上記通知を許可する
    か否かを切り換え可能なことを特徴とする通信サービス
    方法。
  6. 【請求項6】請求項1の通信サービス方法において、 上記登録されている各移動情報端末が、上記通知が可能
    な複数の地域ごとに又は該複数の地域のすべてについ
    て、他の移動情報端末に関する該通知を受けるか否か又
    は該他の移動情報端末に対する該通知を許可するか否か
    を切り換え可能なことを特徴とする通信サービス方法。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6の通信サ
    ービス方法において、 上記登録されている各移動情報端末が、他の移動情報端
    末の利用者に対して上記通知がされ得る状態にあること
    を各利用者に認識させることを特徴とする通信サービス
    方法。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7の通
    信サービス方法において、 上記通知の際に、上記地域に存在する他の移動情報端末
    に接続して通信するための接続関連情報をあわせて通知
    することを特徴とする通信サービス方法。
  9. 【請求項9】複数の移動情報端末同士が近接しているこ
    とを各移動情報端末の利用者に通知する通信サービスを
    支援するための通信サービス支援装置であって、 該通知が互いに行なわれる複数の移動情報端末のそれぞ
    れに関する端末登録情報と、該移動情報端末が存在して
    いる地域に関する位置情報とを関連付けて記憶する情報
    記憶手段と、 該移動情報端末が存在している地域に関する位置情報を
    取得する位置情報取得手段と、 該位置情報取得手段で取得した位置情報に基づいて、該
    登録されている複数の移動情報端末の少なくとも2つが
    同一の地域に存在しているか否かを判定する判定手段
    と、 該判定手段で該移動情報端末の少なくとも2つが同一の
    地域に存在していると判定したときに、移動情報端末同
    士が近接していることを利用者に通知するための近接通
    知情報を通信回線を介して該地域に存在している移動情
    報端末に送信する近接通知情報送信手段とを備えたこと
    を特徴とする通信サービス支援装置。
  10. 【請求項10】請求項9の通信サービス支援装置におい
    て、 上記近接通知情報が、上記移動情報端末の利用者によっ
    て指定された通知形式で上記通知を行なうための情報で
    あることを特徴とする通信サービス支援装置。
  11. 【請求項11】請求項9の通信サービス支援装置におい
    て、 上記近接通知情報の送信対象が複数の移動情報端末のと
    きに、上記近接通知情報を複数の移動情報端末にまとめ
    て送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成さ
    れていることを特徴とする通信サービス支援装置。
  12. 【請求項12】請求項9の通信サービス支援装置におい
    て、 他の移動情報端末に関する上記近接通知情報を受信する
    か否かを指定する通知有無指定データを、上記端末登録
    情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶手段が
    構成され、 該通知有無指定データに基づいて該近接通知情報を選択
    的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成
    されていることを特徴とする通信サービス支援装置。
  13. 【請求項13】請求項9の通信サービス支援装置におい
    て、 他の移動情報端末に対する上記近接通知情報の送信を許
    可するか否かを指定する通知許否指定データを、上記端
    末登録情報と関連付けて記憶するように、上記情報記憶
    手段が構成され、 該通知許否指定データに基づいて該近接通知情報を選択
    的に送信するように、上記近接通知情報送信手段が構成
    されていることを特徴とする通信サービス支援装置。
  14. 【請求項14】請求項9の通信サービス支援装置におい
    て、 上記近接通知情報の送信が可能な複数の地域ごとに又は
    該複数の地域のすべてについて、他の移動情報端末に関
    する該近接通知情報を受信するか否かを指定する通知有
    無指定データ及び他の移動情報端末に対する該近接通知
    情報の送信を許可するか否かを指定する通知許否指定デ
    ータの少なくとも一方を、上記端末登録情報と関連付け
    て記憶するように、上記情報記憶手段が構成され、 該通知有無指定データ及び該通知許否指定データの少な
    くとも一方に基づいて該近接通知情報を選択的に送信す
    るように、上記近接通知情報送信手段が構成されている
    ことを特徴とする通信サービス支援装置。
  15. 【請求項15】請求項9、10、11、12、13又は
    14の通信サービス支援装置において、 他の移動情報端末に対して上記近接通知情報が送信され
    得る状態にあることを各利用者に認識させるための通知
    状態認識情報を、通信回線を介して移動情報端末に送信
    する通知状態認識情報送信手段を備えたことを特徴とす
    る通信サービス支援装置。
  16. 【請求項16】請求項9、10、11、12、13、1
    4又は15の通信サービス支援装置において、 上記移動情報端末に接続して通信するための接続関連情
    報を上記端末登録情報と関連付けて記憶するように、上
    記情報記憶手段が構成され、 上記近接通知情報に、上記地域に存在している移動情報
    端末に接続して通信するための接続関連情報を含めるよ
    うに、上記近接通知情報送信手段が構成されていること
    を特徴とする通信サービス支援装置。
  17. 【請求項17】請求項9、10、11、12、13、1
    4、15又は16の通信サービス支援装置に用いるコン
    ピュータで実行するプログラムであって、 該コンピュータを、上記通信サービス支援装置における
    各手段の少なくとも一つとして機能させるためのプログ
    ラム。
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