JP2000244965A - 移動通知装置および移動通知方法 - Google Patents
移動通知装置および移動通知方法Info
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- JP2000244965A JP2000244965A JP11042570A JP4257099A JP2000244965A JP 2000244965 A JP2000244965 A JP 2000244965A JP 11042570 A JP11042570 A JP 11042570A JP 4257099 A JP4257099 A JP 4257099A JP 2000244965 A JP2000244965 A JP 2000244965A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置登録情報に基づいて効率的にPSの移動
の通知を行うようにした移動通知装置および移動通知方
法を提供する。 【解決手段】 エリア外移動検出手段25の位置情報取
得部36による位置情報の要求に応じて、位置登録情報
抽出部29によって前もってPSごとに登録された位置
登録情報が取得され、これを位置情報変換部31で地理
情報DB30を参照して地理上の所在地に変換する。ア
ラーム検出部37でユーザ指定情報登録部39で前もっ
て登録されたエリア登録DB35に登録されたエリア情
報から、PSに対応する指定エリアに位置情報取得部3
6で取得された位置情報が存在するか否かで予め決めら
れた指定エリア外にPSが移動したか否かを判別する。
これをエリア登録DB35に、同様にPSに対応付けら
れて登録されている通知先番号に、このPSが移動した
旨を通知する。
の通知を行うようにした移動通知装置および移動通知方
法を提供する。 【解決手段】 エリア外移動検出手段25の位置情報取
得部36による位置情報の要求に応じて、位置登録情報
抽出部29によって前もってPSごとに登録された位置
登録情報が取得され、これを位置情報変換部31で地理
情報DB30を参照して地理上の所在地に変換する。ア
ラーム検出部37でユーザ指定情報登録部39で前もっ
て登録されたエリア登録DB35に登録されたエリア情
報から、PSに対応する指定エリアに位置情報取得部3
6で取得された位置情報が存在するか否かで予め決めら
れた指定エリア外にPSが移動したか否かを判別する。
これをエリア登録DB35に、同様にPSに対応付けら
れて登録されている通知先番号に、このPSが移動した
旨を通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信システム
における移動体端末が移動したことを通知する移動通知
装置および移動通知方法に係わり、詳細には移動体通信
システムにおける位置登録情報を利用した移動通知装置
および移動通知方法に関する。
における移動体端末が移動したことを通知する移動通知
装置および移動通知方法に係わり、詳細には移動体通信
システムにおける位置登録情報を利用した移動通知装置
および移動通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車電話や、携帯電話ある
いは簡易型携帯電話システムとしてのパーソナル・ハン
ディホン・システム(Personal Handyphone System:以
下、PHSと略す。)などの移動体端末を用いた移動体
通信システムがある。このような移動体通信システムで
は、所定範囲のサービスエリアごとに移動体端末と通信
を行う無線固定基地局が移動通信可能範囲内に複数配置
されている。移動体端末がどの無線固定基地局と通信を
行うかは、各移動体端末ごとに登録される位置登録情報
に基づいて行われる。位置登録情報は、移動体端末の所
在位置を特定するための情報として、移動体端末の電源
投入時や発信開始時、さらには端末の移動に伴うサービ
スエリアの変更などを契機としてその内容の更新が行わ
れる。このような位置登録情報は、複数の移動体端末そ
れぞれに対応して、サービスエリアごとに配置された無
線固定基地局が登録されている。一般的には、これを集
中的にデータベース(Data Base:以下、DBと略
す。)で一括管理する。以下では、このように管理され
ている位置登録情報を用いて移動体端末の所在位置を通
知するなどして移動体端末が移動したことを通知するも
のを移動通知装置と呼ぶ。
いは簡易型携帯電話システムとしてのパーソナル・ハン
ディホン・システム(Personal Handyphone System:以
下、PHSと略す。)などの移動体端末を用いた移動体
通信システムがある。このような移動体通信システムで
は、所定範囲のサービスエリアごとに移動体端末と通信
を行う無線固定基地局が移動通信可能範囲内に複数配置
されている。移動体端末がどの無線固定基地局と通信を
行うかは、各移動体端末ごとに登録される位置登録情報
に基づいて行われる。位置登録情報は、移動体端末の所
在位置を特定するための情報として、移動体端末の電源
投入時や発信開始時、さらには端末の移動に伴うサービ
スエリアの変更などを契機としてその内容の更新が行わ
れる。このような位置登録情報は、複数の移動体端末そ
れぞれに対応して、サービスエリアごとに配置された無
線固定基地局が登録されている。一般的には、これを集
中的にデータベース(Data Base:以下、DBと略
す。)で一括管理する。以下では、このように管理され
ている位置登録情報を用いて移動体端末の所在位置を通
知するなどして移動体端末が移動したことを通知するも
のを移動通知装置と呼ぶ。
【0003】図15は従来提案された移動通知装置が適
用されたネットワークシステムの構成の概要を表わした
ものである。このネットワークシステムは、無線移動体
端末(Personal Station:以下、PSと略す。)10
と、サービスエリアごとに配置されこのPS10と移動
通信を行う複数の無線固定基地局(Cell Station:以
下、CSと略す。)としての第1〜第3のCS111〜
113とを備えている。これら第1〜第3のCS111〜
113は、それぞれのサービスエリア内でPS10との
間で無線電波の送受信を行うことができるようになって
いる。これら第1〜第3のCS111〜113は、図示し
ない加入者網との交換処理を行うPHS交換機12に接
続されている。PHS交換機12には、検索処理装置1
3と位置情報管理装置14が接続されている。検索処理
装置13は座標特定情報DB15と対応情報DB16と
を管理し、位置情報管理装置14は位置情報DB17を
管理している。座標特定情報DB15は、第1〜第3の
CS111〜113ごとに、それぞれが配置される座標を
特定する住所あるいは経度および緯度を座標特定情報と
して記憶している。対応情報DB16は、座標に対応付
けて地図情報や顧客情報などの情報を記憶している。位
置情報DB17は、PS10の位置情報を格納してい
る。
用されたネットワークシステムの構成の概要を表わした
ものである。このネットワークシステムは、無線移動体
端末(Personal Station:以下、PSと略す。)10
と、サービスエリアごとに配置されこのPS10と移動
通信を行う複数の無線固定基地局(Cell Station:以
下、CSと略す。)としての第1〜第3のCS111〜
113とを備えている。これら第1〜第3のCS111〜
113は、それぞれのサービスエリア内でPS10との
間で無線電波の送受信を行うことができるようになって
いる。これら第1〜第3のCS111〜113は、図示し
ない加入者網との交換処理を行うPHS交換機12に接
続されている。PHS交換機12には、検索処理装置1
3と位置情報管理装置14が接続されている。検索処理
装置13は座標特定情報DB15と対応情報DB16と
を管理し、位置情報管理装置14は位置情報DB17を
管理している。座標特定情報DB15は、第1〜第3の
CS111〜113ごとに、それぞれが配置される座標を
特定する住所あるいは経度および緯度を座標特定情報と
して記憶している。対応情報DB16は、座標に対応付
けて地図情報や顧客情報などの情報を記憶している。位
置情報DB17は、PS10の位置情報を格納してい
る。
【0004】このようなネットワークシステムにおける
移動通知装置では、予めPS10が属するサービスエリ
アの第1〜第3のCS111〜113のいずれかを介し
て、PS10を識別するための情報として加入者番号か
らなるPS識別情報と、そのサービスエリアのCSを識
別するためのCS識別情報とが、位置情報DB17に対
応付けられて登録されている。これは、位置登録処理と
して、PS10が第1〜第3のCS111〜113からの
電波を受信して、最大強度の電波を受信したCSの配下
となるために、その受信電波に応答して自PSを識別す
るための情報としての加入者番号を含んだ応答信号を返
信する。各CSではこの応答信号が自CSから送出した
信号の応答であるときに、上述したように位置情報DB
17に登録する。この登録の際、PS10もそのサービ
スエリアのCSを識別するためにCS識別情報を保持す
る。このような位置登録を行う要求は随時行われてお
り、異なるサービスエリアに移動した際に、新たな位置
登録情報が更新される。
移動通知装置では、予めPS10が属するサービスエリ
アの第1〜第3のCS111〜113のいずれかを介し
て、PS10を識別するための情報として加入者番号か
らなるPS識別情報と、そのサービスエリアのCSを識
別するためのCS識別情報とが、位置情報DB17に対
応付けられて登録されている。これは、位置登録処理と
して、PS10が第1〜第3のCS111〜113からの
電波を受信して、最大強度の電波を受信したCSの配下
となるために、その受信電波に応答して自PSを識別す
るための情報としての加入者番号を含んだ応答信号を返
信する。各CSではこの応答信号が自CSから送出した
信号の応答であるときに、上述したように位置情報DB
17に登録する。この登録の際、PS10もそのサービ
スエリアのCSを識別するためにCS識別情報を保持す
る。このような位置登録を行う要求は随時行われてお
り、異なるサービスエリアに移動した際に、新たな位置
登録情報が更新される。
【0005】ところで、このようなPS10に予め通知
先の加入者番号を登録している。そして、対応情報DB
16としてCSに対応した地図情報を登録させているも
のとする。そこで、随時行われる位置登録処理によりサ
ービスエリアの変更を監視することで、PS10の移動
を検出するようにし、これを検出したときには予め登録
された通知先の加入者番号に自動発呼させるようにす
る。これを受けた通知先では、座標特定DB15および
位置情報DB17からPS10の所在が特定できるの
で、これに対応した対応情報DB16の地図情報に基づ
き視覚的にこれを表示させる。
先の加入者番号を登録している。そして、対応情報DB
16としてCSに対応した地図情報を登録させているも
のとする。そこで、随時行われる位置登録処理によりサ
ービスエリアの変更を監視することで、PS10の移動
を検出するようにし、これを検出したときには予め登録
された通知先の加入者番号に自動発呼させるようにす
る。これを受けた通知先では、座標特定DB15および
位置情報DB17からPS10の所在が特定できるの
で、これに対応した対応情報DB16の地図情報に基づ
き視覚的にこれを表示させる。
【0006】このような移動通知装置および移動通知方
法に関する技術は、例えば特開平10−229576号
公報「PSHネットワークの利用システム並びにPHS
ネットワークを利用した位置特定システム、使用者通知
システム、使用者検知システムおよび顧客情報取得シス
テム」に開示されている。
法に関する技術は、例えば特開平10−229576号
公報「PSHネットワークの利用システム並びにPHS
ネットワークを利用した位置特定システム、使用者通知
システム、使用者検知システムおよび顧客情報取得シス
テム」に開示されている。
【0007】また、特開平8−9450号公報「簡易型
携帯電話システムにおける位置追跡サービスシステム」
には、CSごとに“何丁目何番地”といった狭い範囲に
まで場所を特定するための特定情報を格納しておき、探
索要求者からの探索要求により、CSに対応して登録さ
れた位置登録情報に基づいてPSの所在位置を通知させ
ることで、PSが移動したことを通知できるようにした
移動通知装置および移動通知方法に関する技術が開示さ
れている。
携帯電話システムにおける位置追跡サービスシステム」
には、CSごとに“何丁目何番地”といった狭い範囲に
まで場所を特定するための特定情報を格納しておき、探
索要求者からの探索要求により、CSに対応して登録さ
れた位置登録情報に基づいてPSの所在位置を通知させ
ることで、PSが移動したことを通知できるようにした
移動通知装置および移動通知方法に関する技術が開示さ
れている。
【0008】さらに特許第2621802号「移動体通
信における移動局位置情報通知方法」には、任意の端末
からの位置情報通知要求に対して、既に登録されている
位置登録情報を参照して基地局にPSの加入者番号を含
む位置登録要求を全CSから送信し、これに応答したP
Sからの位置登録信号の受信品質の値をCSで付与し、
交換局で最良の通信品質の基地局を選択することで位置
情報の通知を行うことで、PSの移動を通知するように
した移動通知装置および移動通知方法に関する技術が開
示されている。
信における移動局位置情報通知方法」には、任意の端末
からの位置情報通知要求に対して、既に登録されている
位置登録情報を参照して基地局にPSの加入者番号を含
む位置登録要求を全CSから送信し、これに応答したP
Sからの位置登録信号の受信品質の値をCSで付与し、
交換局で最良の通信品質の基地局を選択することで位置
情報の通知を行うことで、PSの移動を通知するように
した移動通知装置および移動通知方法に関する技術が開
示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した特
開平10−229576号公報、特開平8−9450号
公報および特許第2621802号に開示された技術で
は、通信可能範囲を網羅するように配置された複数のC
Sのサービスエリアが変更されたときに、これを予め登
録された通知先に対して通知を行うようにしている。し
たがって、例えば幼児等に上述したPSを所持させた場
合、このサービスエリアを移動するたびに通知されるこ
とになる。サービスエリア付近で移動するたびにこの通
知が頻発し、経済的にも使用コストが高くなり、通知の
たびにその通知情報に注意を払うことも難しくなる。す
なわち、このようなPSの移動に対する通知は、必要な
ときのみ効率的に行われることが望ましい。
開平10−229576号公報、特開平8−9450号
公報および特許第2621802号に開示された技術で
は、通信可能範囲を網羅するように配置された複数のC
Sのサービスエリアが変更されたときに、これを予め登
録された通知先に対して通知を行うようにしている。し
たがって、例えば幼児等に上述したPSを所持させた場
合、このサービスエリアを移動するたびに通知されるこ
とになる。サービスエリア付近で移動するたびにこの通
知が頻発し、経済的にも使用コストが高くなり、通知の
たびにその通知情報に注意を払うことも難しくなる。す
なわち、このようなPSの移動に対する通知は、必要な
ときのみ効率的に行われることが望ましい。
【0010】そこで本発明の目的は、位置登録情報に基
づいて効率的にPSの移動の通知を行うようにした移動
通知装置および移動通知方法を提供することにある。
づいて効率的にPSの移動の通知を行うようにした移動
通知装置および移動通知方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)予め移動体端末とその移動体端末の存在する
サービスエリアごとに配置された基地局の識別情報とを
対応付けて記憶する位置登録情報記憶手段と、(ロ)移
動体端末に対応してこの位置登録情報記憶手段に記憶さ
れている基地局の識別情報を検索する位置情報検索手段
と、(ハ)基地局ごとに基地局の所在地を記憶する地理
情報記憶手段と、(ニ)この地理情報記憶手段を参照し
て位置情報検索手段によって検索された基地局の識別情
報を基地局の所在地に変換する位置情報変換手段と、
(ホ)移動体端末に対応して予め1または複数のサービ
スエリアからなる指定エリアと通知先とを記憶するエリ
ア情報記憶手段と、(ヘ)移動体端末に対応してこのエ
リア情報記憶手段に記憶された指定エリアを取得し、位
置情報変換手段によって変換された基地局の所在地が指
定エリアに存在しないとき指定エリア外への移動を検出
する指定エリア移動検出手段と、(ト)この指定エリア
移動検出手段によって指定エリア外への移動が検出され
たとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された通知先を取得しこの通知先に指定エリア外へ移動
した旨を通知する通知手段とを移動通知装置に具備させ
る。
は、(イ)予め移動体端末とその移動体端末の存在する
サービスエリアごとに配置された基地局の識別情報とを
対応付けて記憶する位置登録情報記憶手段と、(ロ)移
動体端末に対応してこの位置登録情報記憶手段に記憶さ
れている基地局の識別情報を検索する位置情報検索手段
と、(ハ)基地局ごとに基地局の所在地を記憶する地理
情報記憶手段と、(ニ)この地理情報記憶手段を参照し
て位置情報検索手段によって検索された基地局の識別情
報を基地局の所在地に変換する位置情報変換手段と、
(ホ)移動体端末に対応して予め1または複数のサービ
スエリアからなる指定エリアと通知先とを記憶するエリ
ア情報記憶手段と、(ヘ)移動体端末に対応してこのエ
リア情報記憶手段に記憶された指定エリアを取得し、位
置情報変換手段によって変換された基地局の所在地が指
定エリアに存在しないとき指定エリア外への移動を検出
する指定エリア移動検出手段と、(ト)この指定エリア
移動検出手段によって指定エリア外への移動が検出され
たとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された通知先を取得しこの通知先に指定エリア外へ移動
した旨を通知する通知手段とを移動通知装置に具備させ
る。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、予め移
動体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアご
とに配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶す
る位置登録情報記憶手段と、基地局ごとに基地局の所在
地を記憶する地理情報記憶手段と、移動体端末に対応し
て予め1または複数のサービスエリアからなる指定エリ
アと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段とを設け
る。そして、位置情報検索手段で移動体端末を検索キー
として基地局の識別情報を検索し、位置情報変換手段で
この基地局の識別情報を検索キーとして取得した基地局
の所在地を取得し、指定エリア移動検出手段で移動体端
末に対応してエリア情報記憶手段に記憶された指定エリ
アを取得し、位置情報変換手段によって変換された基地
局の所在地がこの指定エリアに存在しないとき指定エリ
ア外への移動を検出する。そして、通知手段で移動体端
末に対応してエリア情報記憶手段に記憶された通知先を
取得しこの通知先に指定エリア外へ移動した旨を通知す
るようにした。
動体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアご
とに配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶す
る位置登録情報記憶手段と、基地局ごとに基地局の所在
地を記憶する地理情報記憶手段と、移動体端末に対応し
て予め1または複数のサービスエリアからなる指定エリ
アと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段とを設け
る。そして、位置情報検索手段で移動体端末を検索キー
として基地局の識別情報を検索し、位置情報変換手段で
この基地局の識別情報を検索キーとして取得した基地局
の所在地を取得し、指定エリア移動検出手段で移動体端
末に対応してエリア情報記憶手段に記憶された指定エリ
アを取得し、位置情報変換手段によって変換された基地
局の所在地がこの指定エリアに存在しないとき指定エリ
ア外への移動を検出する。そして、通知手段で移動体端
末に対応してエリア情報記憶手段に記憶された通知先を
取得しこの通知先に指定エリア外へ移動した旨を通知す
るようにした。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)予め移動
体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアごと
に配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶する
位置登録情報記憶手段と、(ロ)移動体端末に対応して
この位置登録情報記憶手段に記憶されている基地局の識
別情報を検索する位置情報検索手段と、(ハ)基地局ご
とに基地局の所在地を記憶する地理情報記憶手段と、
(ニ)この地理情報記憶手段を参照して位置情報検索手
段によって検索された基地局の識別情報を基地局の所在
地に変換する位置情報変換手段と、(ホ)移動体端末に
対応して予め1または複数のサービスエリアからなる指
定エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段と、
(ヘ)移動体端末に対応してこのエリア情報記憶手段に
記憶された指定エリアを取得し、位置情報変換手段によ
って変換された基地局の所在地が指定エリアに存在しな
いとき指定エリア外への移動を検出する指定エリア移動
検出手段と、(ト)基地局の所在地に対応して隣接する
サービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶する隣
接情報記憶手段と、(チ)指定エリア移動検出手段によ
って指定エリア外への移動が検出されないとき、指定エ
リアの所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されてい
る隣接エリアを取得し、位置情報変換手段によって変換
された基地局の所在地が隣接エリアに存在するとき隣接
エリアへの移動を検出する隣接エリア移動検出手段と、
(リ)この隣接エリア移動検出手段によって隣接エリア
への移動が検出されたとき移動体端末に対応してエリア
情報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの通知先に
隣接エリアへ移動した旨を通知するとともに、隣接エリ
ア内から隣接エリア外への移動を検出してこれを通知先
へ通知する通知手段とを移動通知装置に具備させる。
体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアごと
に配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶する
位置登録情報記憶手段と、(ロ)移動体端末に対応して
この位置登録情報記憶手段に記憶されている基地局の識
別情報を検索する位置情報検索手段と、(ハ)基地局ご
とに基地局の所在地を記憶する地理情報記憶手段と、
(ニ)この地理情報記憶手段を参照して位置情報検索手
段によって検索された基地局の識別情報を基地局の所在
地に変換する位置情報変換手段と、(ホ)移動体端末に
対応して予め1または複数のサービスエリアからなる指
定エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段と、
(ヘ)移動体端末に対応してこのエリア情報記憶手段に
記憶された指定エリアを取得し、位置情報変換手段によ
って変換された基地局の所在地が指定エリアに存在しな
いとき指定エリア外への移動を検出する指定エリア移動
検出手段と、(ト)基地局の所在地に対応して隣接する
サービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶する隣
接情報記憶手段と、(チ)指定エリア移動検出手段によ
って指定エリア外への移動が検出されないとき、指定エ
リアの所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されてい
る隣接エリアを取得し、位置情報変換手段によって変換
された基地局の所在地が隣接エリアに存在するとき隣接
エリアへの移動を検出する隣接エリア移動検出手段と、
(リ)この隣接エリア移動検出手段によって隣接エリア
への移動が検出されたとき移動体端末に対応してエリア
情報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの通知先に
隣接エリアへ移動した旨を通知するとともに、隣接エリ
ア内から隣接エリア外への移動を検出してこれを通知先
へ通知する通知手段とを移動通知装置に具備させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明に対して、基地局の所在地に対応して隣接
するサービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶す
る隣接情報記憶手段を設けた。そして、隣接エリア移動
検出手段で、指定エリア移動検出手段によって指定エリ
ア外への移動が検出されないとき、指定エリアの所在地
からこの隣接情報記憶手段に記憶されている隣接エリア
を取得し、位置情報変換手段によって変換された基地局
の所在地が前記隣接エリアに存在するとき隣接エリアへ
の移動を検出する。さらに、通知手段で、この隣接エリ
ア移動検出手段によって隣接エリアへの移動が検出され
たとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された通知先を取得しこの通知先に隣接エリアへ移動し
た旨を通知するとともに、隣接エリア内から隣接エリア
外への移動を検出してこれを通知先へ通知するようにし
た。
1記載の発明に対して、基地局の所在地に対応して隣接
するサービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶す
る隣接情報記憶手段を設けた。そして、隣接エリア移動
検出手段で、指定エリア移動検出手段によって指定エリ
ア外への移動が検出されないとき、指定エリアの所在地
からこの隣接情報記憶手段に記憶されている隣接エリア
を取得し、位置情報変換手段によって変換された基地局
の所在地が前記隣接エリアに存在するとき隣接エリアへ
の移動を検出する。さらに、通知手段で、この隣接エリ
ア移動検出手段によって隣接エリアへの移動が検出され
たとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された通知先を取得しこの通知先に隣接エリアへ移動し
た旨を通知するとともに、隣接エリア内から隣接エリア
外への移動を検出してこれを通知先へ通知するようにし
た。
【0015】請求項3記載の発明では、(イ)予め移動
体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアごと
に配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶する
位置登録情報記憶手段を参照して移動体端末に対応して
記憶されている基地局の識別情報を検索する位置情報検
索ステップと、(ロ)基地局ごとに基地局の所在地を記
憶する地理情報記憶手段を参照して位置情報検索ステッ
プで検索された基地局の識別情報を基地局の所在地に変
換する位置情報変換ステップと、(ハ)移動体端末に対
応して予め1または複数のサービスエリアからなる指定
エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段を参照
して移動体端末に対応して記憶された指定エリアを取得
し、位置情報変換ステップで変換された基地局の所在地
が指定エリアに存在しないとき指定エリア外への移動を
検出する指定エリア外移動検出ステップと、(ニ)この
指定エリア外移動検出ステップで指定エリア外への移動
が検出されたとき移動体端末に対応してエリア情報記憶
手段に記憶された通知先を取得しこの通知先に指定エリ
ア外へ移動した旨を通知する通知ステップとを移動通知
方法に具備させる。
体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアごと
に配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶する
位置登録情報記憶手段を参照して移動体端末に対応して
記憶されている基地局の識別情報を検索する位置情報検
索ステップと、(ロ)基地局ごとに基地局の所在地を記
憶する地理情報記憶手段を参照して位置情報検索ステッ
プで検索された基地局の識別情報を基地局の所在地に変
換する位置情報変換ステップと、(ハ)移動体端末に対
応して予め1または複数のサービスエリアからなる指定
エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段を参照
して移動体端末に対応して記憶された指定エリアを取得
し、位置情報変換ステップで変換された基地局の所在地
が指定エリアに存在しないとき指定エリア外への移動を
検出する指定エリア外移動検出ステップと、(ニ)この
指定エリア外移動検出ステップで指定エリア外への移動
が検出されたとき移動体端末に対応してエリア情報記憶
手段に記憶された通知先を取得しこの通知先に指定エリ
ア外へ移動した旨を通知する通知ステップとを移動通知
方法に具備させる。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、まず予
め移動体端末とその移動体端末の存在するサービスエリ
アごとに配置された基地局の識別情報とを対応付けて記
憶する位置登録情報記憶手段と、基地局ごとに基地局の
所在地を記憶する地理情報記憶手段と、移動体端末に対
応して予め1または複数のサービスエリアからなる指定
エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段とを設
けた。そして、位置情報検索ステップで移動体端末を検
索キーとして基地局の識別情報を検索し、位置情報変換
ステップでこの基地局の識別情報を検索キーとして取得
した基地局の所在地を取得し、指定エリア移動検出ステ
ップで移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された指定エリアを取得し、位置情報変換ステップで取
得した基地局の所在地がこの指定エリアに存在しないと
き指定エリア外への移動を検出する。そして、通知ステ
ップで移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された通知先を取得しこの通知先に指定エリア外へ移動
した旨を通知するようにした。
め移動体端末とその移動体端末の存在するサービスエリ
アごとに配置された基地局の識別情報とを対応付けて記
憶する位置登録情報記憶手段と、基地局ごとに基地局の
所在地を記憶する地理情報記憶手段と、移動体端末に対
応して予め1または複数のサービスエリアからなる指定
エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段とを設
けた。そして、位置情報検索ステップで移動体端末を検
索キーとして基地局の識別情報を検索し、位置情報変換
ステップでこの基地局の識別情報を検索キーとして取得
した基地局の所在地を取得し、指定エリア移動検出ステ
ップで移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された指定エリアを取得し、位置情報変換ステップで取
得した基地局の所在地がこの指定エリアに存在しないと
き指定エリア外への移動を検出する。そして、通知ステ
ップで移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶
された通知先を取得しこの通知先に指定エリア外へ移動
した旨を通知するようにした。
【0017】請求項4記載の発明では、(イ)予め移動
体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアごと
に配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶する
位置登録情報記憶手段を参照して移動体端末に対応して
記憶されている基地局の識別情報を検索する位置情報検
索ステップと、(ロ)基地局ごとに基地局の所在地を記
憶する地理情報記憶手段を参照して位置情報検索ステッ
プで検索された基地局の識別情報を基地局の所在地に変
換する位置情報変換ステップと、(ハ)移動体端末に対
応して予め1または複数のサービスエリアからなる指定
エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段を参照
して移動体端末に対応してこのエリア情報記憶手段に記
憶された指定エリアを取得し、位置情報変換ステップで
変換された基地局の所在地が指定エリアに存在しないと
き指定エリア外への移動を検出する指定エリア移動検出
ステップと、(ニ)基地局の所在地に対応して隣接する
サービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶する隣
接情報記憶手段を参照して指定エリア移動検出ステップ
で指定エリア外への移動が検出されないとき、指定エリ
アの所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されている
隣接エリアを取得し、位置情報変換ステップで変換され
た基地局の所在地が隣接エリアに存在するとき隣接エリ
アへの移動を検出する隣接エリア移動検出ステップと、
(ホ)この隣接エリア移動検出ステップで隣接エリアへ
の移動が検出されたとき移動体端末に対応してエリア情
報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの通知先に隣
接エリアへ移動した旨を通知するとともに、隣接エリア
内から隣接エリア外への移動を検出してこれを通知先へ
通知する通知ステップとを移動通知方法に具備させる。
体端末とその移動体端末の存在するサービスエリアごと
に配置された基地局の識別情報とを対応付けて記憶する
位置登録情報記憶手段を参照して移動体端末に対応して
記憶されている基地局の識別情報を検索する位置情報検
索ステップと、(ロ)基地局ごとに基地局の所在地を記
憶する地理情報記憶手段を参照して位置情報検索ステッ
プで検索された基地局の識別情報を基地局の所在地に変
換する位置情報変換ステップと、(ハ)移動体端末に対
応して予め1または複数のサービスエリアからなる指定
エリアと通知先とを記憶するエリア情報記憶手段を参照
して移動体端末に対応してこのエリア情報記憶手段に記
憶された指定エリアを取得し、位置情報変換ステップで
変換された基地局の所在地が指定エリアに存在しないと
き指定エリア外への移動を検出する指定エリア移動検出
ステップと、(ニ)基地局の所在地に対応して隣接する
サービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶する隣
接情報記憶手段を参照して指定エリア移動検出ステップ
で指定エリア外への移動が検出されないとき、指定エリ
アの所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されている
隣接エリアを取得し、位置情報変換ステップで変換され
た基地局の所在地が隣接エリアに存在するとき隣接エリ
アへの移動を検出する隣接エリア移動検出ステップと、
(ホ)この隣接エリア移動検出ステップで隣接エリアへ
の移動が検出されたとき移動体端末に対応してエリア情
報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの通知先に隣
接エリアへ移動した旨を通知するとともに、隣接エリア
内から隣接エリア外への移動を検出してこれを通知先へ
通知する通知ステップとを移動通知方法に具備させる。
【0018】すなわち請求項4記載の発明では、請求項
3記載の発明に対して、基地局の所在地に対応して隣接
するサービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶す
る隣接情報記憶手段を設けた。そして、隣接エリア移動
検出ステップで、指定エリア移動検出ステップにおいて
指定エリア外への移動が検出されないとき、指定エリア
の所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されている隣
接エリアを取得し、位置情報変換ステップで変換された
基地局の所在地が前記隣接エリアに存在するとき隣接エ
リアへの移動を検出する。さらに、通知ステップで、こ
の隣接エリア移動検出ステップで隣接エリアへの移動が
検出されたとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手
段に記憶された通知先を取得しこの通知先に隣接エリア
へ移動した旨を通知するとともに、隣接エリア内から隣
接エリア外への移動を検出してこれを通知先へ通知する
ようにした。
3記載の発明に対して、基地局の所在地に対応して隣接
するサービスエリアの所在地を隣接エリアとして記憶す
る隣接情報記憶手段を設けた。そして、隣接エリア移動
検出ステップで、指定エリア移動検出ステップにおいて
指定エリア外への移動が検出されないとき、指定エリア
の所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されている隣
接エリアを取得し、位置情報変換ステップで変換された
基地局の所在地が前記隣接エリアに存在するとき隣接エ
リアへの移動を検出する。さらに、通知ステップで、こ
の隣接エリア移動検出ステップで隣接エリアへの移動が
検出されたとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手
段に記憶された通知先を取得しこの通知先に隣接エリア
へ移動した旨を通知するとともに、隣接エリア内から隣
接エリア外への移動を検出してこれを通知先へ通知する
ようにした。
【0019】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
移動通知装置で、指定エリア移動検出手段は位置情報変
換手段によって変換された基地局の所在地と指定エリア
とに基づいて移動体端末の指定エリア外から指定エリア
内への移動を検出し、通知手段は指定エリア移動検出手
段によって指定エリア外から指定エリア内への移動が検
出されたとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手段
に記憶された通知先を取得しこの通知先に指定エリア内
へ移動した旨を通知することを特徴としている。
移動通知装置で、指定エリア移動検出手段は位置情報変
換手段によって変換された基地局の所在地と指定エリア
とに基づいて移動体端末の指定エリア外から指定エリア
内への移動を検出し、通知手段は指定エリア移動検出手
段によって指定エリア外から指定エリア内への移動が検
出されたとき移動体端末に対応してエリア情報記憶手段
に記憶された通知先を取得しこの通知先に指定エリア内
へ移動した旨を通知することを特徴としている。
【0020】すなわち請求項5記載の発明では、指定エ
リア検出手段は指定エリア外から指定エリア内への移動
を検出する。これは、位置情報変換手段によって変換さ
れた基地局の所在地と指定エリアとに基づいて行う。そ
して、通知手段により移動体端末に対応してエリア情報
記憶手段に記憶された通知先を取得し、この通知先に指
定エリア内へ移動した旨を通知するようにした。このよ
うに、指定エリア外から指定エリア内に移動することを
検出するようにしたので、例えば帰宅途中の家族が指定
エリア内に移動したことを簡単に家中の人に通知するこ
とができ、帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作が一切
不要とすることができる。
リア検出手段は指定エリア外から指定エリア内への移動
を検出する。これは、位置情報変換手段によって変換さ
れた基地局の所在地と指定エリアとに基づいて行う。そ
して、通知手段により移動体端末に対応してエリア情報
記憶手段に記憶された通知先を取得し、この通知先に指
定エリア内へ移動した旨を通知するようにした。このよ
うに、指定エリア外から指定エリア内に移動することを
検出するようにしたので、例えば帰宅途中の家族が指定
エリア内に移動したことを簡単に家中の人に通知するこ
とができ、帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作が一切
不要とすることができる。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項2記載の
移動通知装置で、指定エリア移動検出手段は位置情報変
換手段によって変換された基地局の所在地と指定エリア
とに基づいて移動体端末の指定エリア外から指定エリア
内への移動を検出し、隣接エリア移動検出手段は指定エ
リア移動検出手段によって指定エリア内への移動が検出
されないとき、指定エリアの所在地からこの隣接情報記
憶手段に記憶されている隣接エリアを取得し、位置情報
変換手段によって変換された基地局の所在地と隣接エリ
アとに基づいて隣接エリア外から隣接エリア内への移動
を検出し、通知手段は隣接エリア移動検出手段によって
隣接エリア外から隣接エリア内への移動が検出されたと
き移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶され
た通知先を取得しこの通知先に隣接エリア内へ移動した
旨を通知することを特徴としている。
移動通知装置で、指定エリア移動検出手段は位置情報変
換手段によって変換された基地局の所在地と指定エリア
とに基づいて移動体端末の指定エリア外から指定エリア
内への移動を検出し、隣接エリア移動検出手段は指定エ
リア移動検出手段によって指定エリア内への移動が検出
されないとき、指定エリアの所在地からこの隣接情報記
憶手段に記憶されている隣接エリアを取得し、位置情報
変換手段によって変換された基地局の所在地と隣接エリ
アとに基づいて隣接エリア外から隣接エリア内への移動
を検出し、通知手段は隣接エリア移動検出手段によって
隣接エリア外から隣接エリア内への移動が検出されたと
き移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶され
た通知先を取得しこの通知先に隣接エリア内へ移動した
旨を通知することを特徴としている。
【0022】すなわち請求項6記載の発明では、指定エ
リア検出手段は位置情報変換手段によって変換された基
地局の所在地と指定エリアとに基づいて指定エリア外か
ら指定エリア内への移動を検出するようにし、隣接エリ
ア移動検出手段は隣接情報記憶手段に指定エリアそれぞ
れの基地局の所在地に対応して記憶される隣接エリアと
基地局の所在地に基づいて隣接エリア外から隣接エリア
内への移動を検出するようした。いずれも通知手段によ
り、移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶さ
れた通知先に対して、その旨が通知されるようにしてい
る。このように、指定エリア外から指定エリア内だけで
なく隣接エリア外から隣接エリア内に移動することを検
出するようにしたので、例えば帰宅途中の家族が指定エ
リア内に移動したことを段階的に簡単に家中の人に通知
することができ、帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作
を一切不要とすることができる。
リア検出手段は位置情報変換手段によって変換された基
地局の所在地と指定エリアとに基づいて指定エリア外か
ら指定エリア内への移動を検出するようにし、隣接エリ
ア移動検出手段は隣接情報記憶手段に指定エリアそれぞ
れの基地局の所在地に対応して記憶される隣接エリアと
基地局の所在地に基づいて隣接エリア外から隣接エリア
内への移動を検出するようした。いずれも通知手段によ
り、移動体端末に対応してエリア情報記憶手段に記憶さ
れた通知先に対して、その旨が通知されるようにしてい
る。このように、指定エリア外から指定エリア内だけで
なく隣接エリア外から隣接エリア内に移動することを検
出するようにしたので、例えば帰宅途中の家族が指定エ
リア内に移動したことを段階的に簡単に家中の人に通知
することができ、帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作
を一切不要とすることができる。
【0023】
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】第1の実施例
【0026】図1は本発明の第1の実施例における移動
通知装置を適用したネットワークシステムの構成の概要
を表わしたものである。この第1の実施例におけるネッ
トワークシステムは、PS20と、サービスエリアごと
に配置されこのPS20と移動通信を行う第1および第
2のCS211、212とを備えている。これら第1およ
び第2のCS211、212は、それぞれのサービスエリ
ア内でPS20との間で無線電波の送受信を行うことが
できるようになっている。ここでは第1および第2のC
S211、212についてのみ示しているが、配置される
CSの数に限定されるものではない。第1および第2の
CS211、212は、図示しない加入者網との交換処理
を行うPHS交換機22に接続されている。PHS交換
機22には、位置登録DB23が接続されている。位置
登録DB23は、PSごとに、それぞれどのCSのサー
ビスエリア内に存在するかを示す位置登録情報が登録さ
れている。この位置登録DB23には、位置情報検索手
段24が接続されている。位置情報検索手段24は、位
置登録DB23を検索して位置登録情報を取得すること
ができるようになっている。さらにこの位置情報検索手
段24には、エリア外検出手段25が接続されている。
エリア外検出手段25は、予め1または2以上のCSの
サービスエリアの範囲を指定エリアとしてPSごとに登
録することができるようになっている。そしてエリア外
検出手段25は、PSごとに位置情報検索手段24に対
して位置情報の取得を要求するとともに、位置情報検索
手段24によって取得された位置登録情報に基づいてP
Sが指定エリア外に移動したか否かを判別し、同様に予
め登録された通知先にその移動を通知することができ
る。
通知装置を適用したネットワークシステムの構成の概要
を表わしたものである。この第1の実施例におけるネッ
トワークシステムは、PS20と、サービスエリアごと
に配置されこのPS20と移動通信を行う第1および第
2のCS211、212とを備えている。これら第1およ
び第2のCS211、212は、それぞれのサービスエリ
ア内でPS20との間で無線電波の送受信を行うことが
できるようになっている。ここでは第1および第2のC
S211、212についてのみ示しているが、配置される
CSの数に限定されるものではない。第1および第2の
CS211、212は、図示しない加入者網との交換処理
を行うPHS交換機22に接続されている。PHS交換
機22には、位置登録DB23が接続されている。位置
登録DB23は、PSごとに、それぞれどのCSのサー
ビスエリア内に存在するかを示す位置登録情報が登録さ
れている。この位置登録DB23には、位置情報検索手
段24が接続されている。位置情報検索手段24は、位
置登録DB23を検索して位置登録情報を取得すること
ができるようになっている。さらにこの位置情報検索手
段24には、エリア外検出手段25が接続されている。
エリア外検出手段25は、予め1または2以上のCSの
サービスエリアの範囲を指定エリアとしてPSごとに登
録することができるようになっている。そしてエリア外
検出手段25は、PSごとに位置情報検索手段24に対
して位置情報の取得を要求するとともに、位置情報検索
手段24によって取得された位置登録情報に基づいてP
Sが指定エリア外に移動したか否かを判別し、同様に予
め登録された通知先にその移動を通知することができ
る。
【0027】このように第1の実施例における移動通知
装置は、PSごとに予め指定された1または2以上複数
のサービスエリアを指定エリアとし、この指定エリア単
位にその移動を検出して、通知先に通知することができ
る。これにより、例えば幼児等に所持させても、保護者
が安心できる範囲についてはその移動を通知させないよ
うにして使用コストを抑えるとともに、指定したエリア
外に移動したときに初めて通知させることで、通知先で
ある保護者に対して注意を効果的に喚起することもでき
る。
装置は、PSごとに予め指定された1または2以上複数
のサービスエリアを指定エリアとし、この指定エリア単
位にその移動を検出して、通知先に通知することができ
る。これにより、例えば幼児等に所持させても、保護者
が安心できる範囲についてはその移動を通知させないよ
うにして使用コストを抑えるとともに、指定したエリア
外に移動したときに初めて通知させることで、通知先で
ある保護者に対して注意を効果的に喚起することもでき
る。
【0028】以下ではこのような第1の実施例における
移動通知装置の構成要部について説明する。
移動通知装置の構成要部について説明する。
【0029】図2は図1に示した位置登録DB23の登
録内容の概要を表わしたものである。上述したように位
置登録DB23は、PSごとに、それぞれどのCSのサ
ービスエリア内に存在するかを示す位置登録情報が登録
されている。各PSには、予め加入者番号が付与されて
おり、この加入者番号をPS識別情報としてのPS番号
として各PSを識別する。一方、CSについても予め各
CSを識別するためのCS識別情報として、それぞれ一
意にCS番号が付与されている。位置登録DB23に登
録されている位置登録情報26は、PS番号27に対応
して、どのCSのサービスエリア内に存在するかを示す
ためにそのサービスエリア内のCSのCS番号28が登
録されている。例えば、第1のPSのPS番号で識別さ
れる第1のPSは、第1のCSのCS番号で識別される
第1のCSのサービスエリア内に存在していることを示
している。
録内容の概要を表わしたものである。上述したように位
置登録DB23は、PSごとに、それぞれどのCSのサ
ービスエリア内に存在するかを示す位置登録情報が登録
されている。各PSには、予め加入者番号が付与されて
おり、この加入者番号をPS識別情報としてのPS番号
として各PSを識別する。一方、CSについても予め各
CSを識別するためのCS識別情報として、それぞれ一
意にCS番号が付与されている。位置登録DB23に登
録されている位置登録情報26は、PS番号27に対応
して、どのCSのサービスエリア内に存在するかを示す
ためにそのサービスエリア内のCSのCS番号28が登
録されている。例えば、第1のPSのPS番号で識別さ
れる第1のPSは、第1のCSのCS番号で識別される
第1のCSのサービスエリア内に存在していることを示
している。
【0030】このような位置登録DB23に登録されて
いる位置登録情報は、エリア外検出手段25の要求によ
り位置情報検索手段24によって検索され、取得され
る。
いる位置登録情報は、エリア外検出手段25の要求によ
り位置情報検索手段24によって検索され、取得され
る。
【0031】図3は図1に示した位置情報検索手段24
の構成要部の概要を表わしたものである。この位置情報
検索手段24は、予めCSごとに地理上の所在地を表わ
す位置情報を登録する地理情報DB29と、位置登録D
B23から位置登録情報を抽出する位置登録情報抽出部
30と、地理情報DB29を参照して位置登録情報抽出
部30によって抽出された位置登録情報を地理上の所在
地を示す位置情報に変換する位置情報変換部31とを備
えている。
の構成要部の概要を表わしたものである。この位置情報
検索手段24は、予めCSごとに地理上の所在地を表わ
す位置情報を登録する地理情報DB29と、位置登録D
B23から位置登録情報を抽出する位置登録情報抽出部
30と、地理情報DB29を参照して位置登録情報抽出
部30によって抽出された位置登録情報を地理上の所在
地を示す位置情報に変換する位置情報変換部31とを備
えている。
【0032】図4は図3に示した地理情報DB30の登
録内容の概要を表わしたものである。この地理情報DB
23に登録されている地理情報32は、各サービスエリ
アごとに配置されたCSごとに、そのCS番号33に対
応して、その配置場所を地理上に特定するための所在地
を住所表示した位置情報34が登録されている。例え
ば、図1に示した第1のCS211については、その第
1のCSのCS番号に対応して、その位置情報として
“1丁目1番地”が登録されている。同様に、図1に示
した第2のCS212については、その第2のCSのC
S番号に対応して、その位置情報として“2丁目2番
地”が登録されている。
録内容の概要を表わしたものである。この地理情報DB
23に登録されている地理情報32は、各サービスエリ
アごとに配置されたCSごとに、そのCS番号33に対
応して、その配置場所を地理上に特定するための所在地
を住所表示した位置情報34が登録されている。例え
ば、図1に示した第1のCS211については、その第
1のCSのCS番号に対応して、その位置情報として
“1丁目1番地”が登録されている。同様に、図1に示
した第2のCS212については、その第2のCSのC
S番号に対応して、その位置情報として“2丁目2番
地”が登録されている。
【0033】エリア外移動検出手段25によって位置情
報の取得が要求されると、この位置情報検索手段24
は、まず位置登録情報抽出部29で位置登録DB23で
要求されたPSに対応する位置登録情報を検索してCS
番号を取得する。そして、これを図4に示した地理情報
DB30に登録された地理情報を参照して、位置情報変
換部31で取得したCS番号に対応する位置情報に変換
する。このようにして変換された位置情報は、エリア外
移動検出手段25に対して、位置情報の取得要求に対す
る応答情報として通知される。
報の取得が要求されると、この位置情報検索手段24
は、まず位置登録情報抽出部29で位置登録DB23で
要求されたPSに対応する位置登録情報を検索してCS
番号を取得する。そして、これを図4に示した地理情報
DB30に登録された地理情報を参照して、位置情報変
換部31で取得したCS番号に対応する位置情報に変換
する。このようにして変換された位置情報は、エリア外
移動検出手段25に対して、位置情報の取得要求に対す
る応答情報として通知される。
【0034】図5はこのような図1に示したエリア外移
動検出手段25の構成要部の概要を表わしたものであ
る。このエリア外移動検出手段25は、PSごとに1ま
たは2以上のサービスエリアをPS移動検出単位とする
ための指定エリアと、その指定エリア外に移動時の通知
先の加入者番号とを対応付けて登録したエリア登録DB
35を備えている。さらにエリア外移動検出手段25
は、位置情報検索手段24に対してエリア登録DB35
に登録されたPSの位置情報の要求および取得を行う位
置情報取得部36と、この位置情報取得部36によって
取得された位置情報からエリア登録DB35を参照して
PSの指定エリア外の移動を検出するアラーム検出部3
7と、このアラーム検出部37の検出結果に基づいてエ
リア登録DB35を参照して予め登録された通知先にそ
の移動を通知するアラーム通知部38とを備えている。
また、このエリア外移動検出手段25は、ユーザ指定情
報登録部39を備えており、エリア登録DB35にPS
の登録や、通知先番号の登録を行うことができるように
なっている。
動検出手段25の構成要部の概要を表わしたものであ
る。このエリア外移動検出手段25は、PSごとに1ま
たは2以上のサービスエリアをPS移動検出単位とする
ための指定エリアと、その指定エリア外に移動時の通知
先の加入者番号とを対応付けて登録したエリア登録DB
35を備えている。さらにエリア外移動検出手段25
は、位置情報検索手段24に対してエリア登録DB35
に登録されたPSの位置情報の要求および取得を行う位
置情報取得部36と、この位置情報取得部36によって
取得された位置情報からエリア登録DB35を参照して
PSの指定エリア外の移動を検出するアラーム検出部3
7と、このアラーム検出部37の検出結果に基づいてエ
リア登録DB35を参照して予め登録された通知先にそ
の移動を通知するアラーム通知部38とを備えている。
また、このエリア外移動検出手段25は、ユーザ指定情
報登録部39を備えており、エリア登録DB35にPS
の登録や、通知先番号の登録を行うことができるように
なっている。
【0035】図6は図5に示したエリア登録DB35の
登録内容の概要を表わしたものである。このエリア登録
DB35に登録されているエリア情報40は、各PSを
識別するためのPS番号41に対応して、それぞれ1ま
たは2以上のサービスエリアに配置されたCSの地理上
の所在地を指定した指定エリア42と、この指定エリア
42に指定したエリア外にPSが移動したときに通知す
る通知先の加入者番号である通知先番号43とを登録し
ている。この通知先番号43と、PS番号41とは1対
1である必要はなく、1つの通知先番号に対して複数の
PS番号を割り当てることもできる。例えば、PSの識
別番号としての加入者番号が“1111111”である
PS番号41に対して、指定エリア42に“1丁目1番
地”および“2丁目2番地”が登録され、PSがこの指
定エリア外に移動したときに通知先番号43としての加
入者番号“9999999”で識別される通知先に通知
されることを示している。
登録内容の概要を表わしたものである。このエリア登録
DB35に登録されているエリア情報40は、各PSを
識別するためのPS番号41に対応して、それぞれ1ま
たは2以上のサービスエリアに配置されたCSの地理上
の所在地を指定した指定エリア42と、この指定エリア
42に指定したエリア外にPSが移動したときに通知す
る通知先の加入者番号である通知先番号43とを登録し
ている。この通知先番号43と、PS番号41とは1対
1である必要はなく、1つの通知先番号に対して複数の
PS番号を割り当てることもできる。例えば、PSの識
別番号としての加入者番号が“1111111”である
PS番号41に対して、指定エリア42に“1丁目1番
地”および“2丁目2番地”が登録され、PSがこの指
定エリア外に移動したときに通知先番号43としての加
入者番号“9999999”で識別される通知先に通知
されることを示している。
【0036】すなわち、エリア外移動検出手段25は、
位置情報取得部36から位置情報検索手段24に対して
位置情報の取得を要求しこれを取得すると、アラーム検
出部37でエリア登録DB35に登録されているエリア
情報を参照して、対象PSに対応する指定エリアに位置
情報が登録されているか否か判別する。取得した位置情
報がエリア情報の指定エリアに存在しない場合、指定エ
リア外への移動として検出し、アラーム通知部38で同
様にエリア登録DB35に登録されているエリア情報を
参照してこのPSに対応する通知先番号に通知する。
位置情報取得部36から位置情報検索手段24に対して
位置情報の取得を要求しこれを取得すると、アラーム検
出部37でエリア登録DB35に登録されているエリア
情報を参照して、対象PSに対応する指定エリアに位置
情報が登録されているか否か判別する。取得した位置情
報がエリア情報の指定エリアに存在しない場合、指定エ
リア外への移動として検出し、アラーム通知部38で同
様にエリア登録DB35に登録されているエリア情報を
参照してこのPSに対応する通知先番号に通知する。
【0037】次に上述したような構成の第1の実施例に
おける移動通知装置の動作について説明する。
おける移動通知装置の動作について説明する。
【0038】第1の実施例における移動通知装置は、エ
リア外移動検出手段25による位置情報の要求に応じて
位置登録情報が取得され、これをエリア登録DB35に
登録されたエリア情報を参照して予め決められた指定エ
リア外にPSが移動したか否かを判別し、同様にPSに
対応付けられて登録されている通知先番号に、この移動
した旨を通知するようにしている。このような制御を可
能とする第1の実施例における移動通知装置は、図示し
ない中央処理装置(Central Processing Unit:以下、
CPUと略す。)を有しており、磁気ディスクなどの外
部記憶装置あるいはこれとは別に設けられた読み出し専
用メモリ(Read Only Memory:以下、ROMと略す。)
などの所定の記憶装置に格納されたプログラムに基づい
て各種制御を実行できるようになっている。
リア外移動検出手段25による位置情報の要求に応じて
位置登録情報が取得され、これをエリア登録DB35に
登録されたエリア情報を参照して予め決められた指定エ
リア外にPSが移動したか否かを判別し、同様にPSに
対応付けられて登録されている通知先番号に、この移動
した旨を通知するようにしている。このような制御を可
能とする第1の実施例における移動通知装置は、図示し
ない中央処理装置(Central Processing Unit:以下、
CPUと略す。)を有しており、磁気ディスクなどの外
部記憶装置あるいはこれとは別に設けられた読み出し専
用メモリ(Read Only Memory:以下、ROMと略す。)
などの所定の記憶装置に格納されたプログラムに基づい
て各種制御を実行できるようになっている。
【0039】図7はこのような記憶装置に格納された第
1の実施例における移動通知装置の処理内容の概要を表
わしたものである。まずエリア外移動検出手段25の位
置情報取得部36が、所定の間隔で、各PSごとに対応
する位置情報の取得要求を位置情報検索手段24に送出
する(ステップS45)。この取得要求は、取得対象の
PSを特定するためのPS識別情報である加入者番号が
含まれている。位置情報検索手段24の位置情報変換部
31を介して、位置登録情報抽出部29は取得対象のP
Sの加入者番号を検索キーとして、位置登録DB23を
検索して位置登録情報として、取得対象のPSがどのC
Sのサービスエリア内に存在するかを示すためのサービ
スエリア内のCSのCS番号を取得する(ステップS4
6)。次に位置登録情報抽出部29によって取得された
位置登録情報は、位置情報変換部31で地理情報DB3
0を参照して、取得された位置登録情報としてのCS番
号から、対応する地理上の所在地に変換すべく、CS番
号を検索キーとして、CSに対応した地理上の所在地を
位置情報取得する(ステップS47)。位置情報変換部
31によって変換されたCSの地理上の所在地は、エリ
ア外移動検出手段25の位置情報取得部36に通知され
る。エリア外移動検出手段25では、位置情報取得部3
6で取得された位置情報から、エリア登録DB35を参
照して取得対象のPSの加入者番号に対応して登録され
ている指定エリアを検索し(ステップS48)、アラー
ム検出部37で取得された位置情報が指定エリアとして
登録されているか否かを判別する(ステップS49)。
ステップS49で、取得された位置情報がエリア登録D
B35から取得した指定エリアに登録されていたと判別
されたとき(ステップS49:Y)には、取得対象のP
Sが指定エリア内にいると判断し、何も処理することな
く再びPSの位置情報の要求から繰り返す(リター
ン)。一方、ステップS49で、取得された位置情報が
エリア登録DB35から取得した指定エリアに登録され
ていないと判別されたとき(ステップS49:N)に
は、取得対象のPSが指定エリア外に移動したと判断
し、アラーム通知部38でこのPSに対応してエリア登
録DB35に登録されている通知先番号を取得し(ステ
ップS50)、この通知先番号へ発呼してその旨を例え
ば音声ガイダンスや、アラーム通知を行って(ステップ
S51)、再びPSの位置情報の要求から繰り返す(リ
ターン)。
1の実施例における移動通知装置の処理内容の概要を表
わしたものである。まずエリア外移動検出手段25の位
置情報取得部36が、所定の間隔で、各PSごとに対応
する位置情報の取得要求を位置情報検索手段24に送出
する(ステップS45)。この取得要求は、取得対象の
PSを特定するためのPS識別情報である加入者番号が
含まれている。位置情報検索手段24の位置情報変換部
31を介して、位置登録情報抽出部29は取得対象のP
Sの加入者番号を検索キーとして、位置登録DB23を
検索して位置登録情報として、取得対象のPSがどのC
Sのサービスエリア内に存在するかを示すためのサービ
スエリア内のCSのCS番号を取得する(ステップS4
6)。次に位置登録情報抽出部29によって取得された
位置登録情報は、位置情報変換部31で地理情報DB3
0を参照して、取得された位置登録情報としてのCS番
号から、対応する地理上の所在地に変換すべく、CS番
号を検索キーとして、CSに対応した地理上の所在地を
位置情報取得する(ステップS47)。位置情報変換部
31によって変換されたCSの地理上の所在地は、エリ
ア外移動検出手段25の位置情報取得部36に通知され
る。エリア外移動検出手段25では、位置情報取得部3
6で取得された位置情報から、エリア登録DB35を参
照して取得対象のPSの加入者番号に対応して登録され
ている指定エリアを検索し(ステップS48)、アラー
ム検出部37で取得された位置情報が指定エリアとして
登録されているか否かを判別する(ステップS49)。
ステップS49で、取得された位置情報がエリア登録D
B35から取得した指定エリアに登録されていたと判別
されたとき(ステップS49:Y)には、取得対象のP
Sが指定エリア内にいると判断し、何も処理することな
く再びPSの位置情報の要求から繰り返す(リター
ン)。一方、ステップS49で、取得された位置情報が
エリア登録DB35から取得した指定エリアに登録され
ていないと判別されたとき(ステップS49:N)に
は、取得対象のPSが指定エリア外に移動したと判断
し、アラーム通知部38でこのPSに対応してエリア登
録DB35に登録されている通知先番号を取得し(ステ
ップS50)、この通知先番号へ発呼してその旨を例え
ば音声ガイダンスや、アラーム通知を行って(ステップ
S51)、再びPSの位置情報の要求から繰り返す(リ
ターン)。
【0040】このような移動通知装置では、位置登録処
理によって位置登録DB23に予め登録された位置登録
情報に基づいて、指定エリア外の移動を検出し、通知す
る。そこで、まず図1に示すネットワークシステムにお
けるこの位置登録処理の概要について説明する。
理によって位置登録DB23に予め登録された位置登録
情報に基づいて、指定エリア外の移動を検出し、通知す
る。そこで、まず図1に示すネットワークシステムにお
けるこの位置登録処理の概要について説明する。
【0041】図8はこのような位置登録処理における処
理内容を表わしたものである。PHS交換機22から
は、第1および第2のCS211、212に対して位置登
録要求を周期的に行う(位置登録要求551、・・・、
55N-1)。第1および第2のCS211、212では、
各位置登録要求551〜55N-1に対応して、自己のサー
ビスエリア内に存在するPSに対して位置登録要求56
1〜56N-1を行う。この位置登録要求55N-1、56N-1
が行われた後、PS20が第1のCS211のサービス
エリア内で電源が投入されたものとする(立ち上げ5
7)。そこで、PHS交換機22からの位置登録要求5
5Nに対応して第1のCS211から行われる位置登録要
求56Nを、このPS20は受信する。位置登録要求5
61〜56Nには、この位置登録要求を行ったCSを識別
するためのCS識別情報としてのCS番号が含まれてお
り、この位置登録要求を受信したPS20は、どのCS
からの位置登録要求であるかを内部に保持するようにな
っている。通常、PS20は第1および第2のCS21
1、212やそれ以外のCSからの位置登録要求を受信
し、最大強度の位置登録要求を受信したCSの配下とな
るために、その受信に応答して自PSを識別するための
情報としての加入者番号を含んだ応答信号を返信する。
理内容を表わしたものである。PHS交換機22から
は、第1および第2のCS211、212に対して位置登
録要求を周期的に行う(位置登録要求551、・・・、
55N-1)。第1および第2のCS211、212では、
各位置登録要求551〜55N-1に対応して、自己のサー
ビスエリア内に存在するPSに対して位置登録要求56
1〜56N-1を行う。この位置登録要求55N-1、56N-1
が行われた後、PS20が第1のCS211のサービス
エリア内で電源が投入されたものとする(立ち上げ5
7)。そこで、PHS交換機22からの位置登録要求5
5Nに対応して第1のCS211から行われる位置登録要
求56Nを、このPS20は受信する。位置登録要求5
61〜56Nには、この位置登録要求を行ったCSを識別
するためのCS識別情報としてのCS番号が含まれてお
り、この位置登録要求を受信したPS20は、どのCS
からの位置登録要求であるかを内部に保持するようにな
っている。通常、PS20は第1および第2のCS21
1、212やそれ以外のCSからの位置登録要求を受信
し、最大強度の位置登録要求を受信したCSの配下とな
るために、その受信に応答して自PSを識別するための
情報としての加入者番号を含んだ応答信号を返信する。
【0042】図9はこの位置登録処理におけるPS20
と第1のCS211で送受される信号構成の概要を表わ
したものである。同図(a)は第1のCS211が自己
のサービスエリア内に存在するPSに対して行う位置登
録要求信号の構成の概要を表わしている。このように位
置登録要求信号56は、その信号構成の所定の位置に各
CSを識別するためのCS識別情報であるCS番号58
が含まれている。同図(b)は、この位置登録要求を受
信したPS20から返答される位置登録応答信号の構成
の概要を表わしている。すなわち、位置登録応答信号5
9は、受信した位置登録要求信号56からCS番号とは
別の所定の位置に受信したPS20を識別するためのP
S識別情報であるPS20の加入者番号60が含まれて
いる。
と第1のCS211で送受される信号構成の概要を表わ
したものである。同図(a)は第1のCS211が自己
のサービスエリア内に存在するPSに対して行う位置登
録要求信号の構成の概要を表わしている。このように位
置登録要求信号56は、その信号構成の所定の位置に各
CSを識別するためのCS識別情報であるCS番号58
が含まれている。同図(b)は、この位置登録要求を受
信したPS20から返答される位置登録応答信号の構成
の概要を表わしている。すなわち、位置登録応答信号5
9は、受信した位置登録要求信号56からCS番号とは
別の所定の位置に受信したPS20を識別するためのP
S識別情報であるPS20の加入者番号60が含まれて
いる。
【0043】このように位置登録要求56Nに対応して
PS20から位置登録応答59が返答された第1のCS
211では、この応答信号に含まれるCS番号からこれ
が自CSから送出した信号の応答であるか否かを判別す
る。そして、自己の位置登録要求に対応するものである
と判別されると、PHS交換機22に対して位置登録要
求61を行い、PHS交換機22に接続された位置情報
DB23に登録する(登録62)。上述したようにこの
位置登録と同時に、PS20で自分が第1のCS211
のサービスエリア内にいることを示すために第1のCS
211のCS番号を保持する(保持63)。ここでは、
PS20の電源投入時の位置登録について説明したが、
発信開始時やPS20の移動に伴うサービスエリアの変
更などを契機として同様に位置登録が行われる。
PS20から位置登録応答59が返答された第1のCS
211では、この応答信号に含まれるCS番号からこれ
が自CSから送出した信号の応答であるか否かを判別す
る。そして、自己の位置登録要求に対応するものである
と判別されると、PHS交換機22に対して位置登録要
求61を行い、PHS交換機22に接続された位置情報
DB23に登録する(登録62)。上述したようにこの
位置登録と同時に、PS20で自分が第1のCS211
のサービスエリア内にいることを示すために第1のCS
211のCS番号を保持する(保持63)。ここでは、
PS20の電源投入時の位置登録について説明したが、
発信開始時やPS20の移動に伴うサービスエリアの変
更などを契機として同様に位置登録が行われる。
【0044】次に、このように図8および図9で示した
ように登録された位置登録情報を用いて、図10を参照
しながらより具体的に第1の実施例における移動通知装
置の動作について説明する。
ように登録された位置登録情報を用いて、図10を参照
しながらより具体的に第1の実施例における移動通知装
置の動作について説明する。
【0045】図10は所定の通信エリアに設けられたサ
ービスエリアの配置の様子を表わしたものである。この
ように図10に示した通信エリアは、第1〜第6のサー
ビスエリア651〜656が、互いに隙間なくサービスエ
リアが網羅できるように配置されている。第1〜第6の
サービスエリア651〜656のそれぞれには、第1のC
S211〜216が配置されている。ここで、PS20が
第1のCS211のサービスエリアである第1のサービ
スエリア651に存在するものとする。したがって、位
置登録DB23にはPS20のPS番号に対応して、第
1のCS211のCS番号が登録されている。そして、
PS20のPS番号が“1111111”であり、これ
まで説明した各種DBの登録内容については、それぞれ
図4および図6に示したものとする。すなわち、図4に
示す地理情報DB30に登録されている地理情報には、
PS20のPS番号“1111111”の存在する第1
のCS211のCS番号に対応して“1丁目1番地”が
登録されており、第1のCS211の地理上の所在地は
“1丁目1番地”である。また、図6に示すエリア登録
DB35に登録されたエリア情報の指定エリアには、P
S20のPS番号“1111111”に対応して“1丁
目1番地”と“2丁目2番地”とが登録されている。こ
の“1丁目1番地”と“2丁目2番地”は、地理情報D
B30より第1のCS211および第2のCS212のサ
ービスエリアであることになるので、予めPS20の指
定エリアとして第1および第2のサービスエリア6
51、652が指定されていることになる。
ービスエリアの配置の様子を表わしたものである。この
ように図10に示した通信エリアは、第1〜第6のサー
ビスエリア651〜656が、互いに隙間なくサービスエ
リアが網羅できるように配置されている。第1〜第6の
サービスエリア651〜656のそれぞれには、第1のC
S211〜216が配置されている。ここで、PS20が
第1のCS211のサービスエリアである第1のサービ
スエリア651に存在するものとする。したがって、位
置登録DB23にはPS20のPS番号に対応して、第
1のCS211のCS番号が登録されている。そして、
PS20のPS番号が“1111111”であり、これ
まで説明した各種DBの登録内容については、それぞれ
図4および図6に示したものとする。すなわち、図4に
示す地理情報DB30に登録されている地理情報には、
PS20のPS番号“1111111”の存在する第1
のCS211のCS番号に対応して“1丁目1番地”が
登録されており、第1のCS211の地理上の所在地は
“1丁目1番地”である。また、図6に示すエリア登録
DB35に登録されたエリア情報の指定エリアには、P
S20のPS番号“1111111”に対応して“1丁
目1番地”と“2丁目2番地”とが登録されている。こ
の“1丁目1番地”と“2丁目2番地”は、地理情報D
B30より第1のCS211および第2のCS212のサ
ービスエリアであることになるので、予めPS20の指
定エリアとして第1および第2のサービスエリア6
51、652が指定されていることになる。
【0046】以下では、この第1のサービスエリア65
1内のPS20が、第2のCS212のサービスエリアで
ある第2のサービスエリア652に移動した場合(移動
66)と、第3のCS212のサービスエリアである第
2のサービスエリア653に移動した場合(移動67)
について、それぞれ説明する。移動66により第2のサ
ービスエリア652に移動した場合は、移動先も指定エ
リアであるため、PS20の指定エリア外部への移動は
検出されない。一方、移動67により第3のサービスエ
リア653に移動した場合は、移動先である第3のサー
ビスエリア653が指定エリアではないため、PS20
の指定エリア外部への移動として検出される。
1内のPS20が、第2のCS212のサービスエリアで
ある第2のサービスエリア652に移動した場合(移動
66)と、第3のCS212のサービスエリアである第
2のサービスエリア653に移動した場合(移動67)
について、それぞれ説明する。移動66により第2のサ
ービスエリア652に移動した場合は、移動先も指定エ
リアであるため、PS20の指定エリア外部への移動は
検出されない。一方、移動67により第3のサービスエ
リア653に移動した場合は、移動先である第3のサー
ビスエリア653が指定エリアではないため、PS20
の指定エリア外部への移動として検出される。
【0047】移動66によりPS20が第2のサービス
エリア652に移動した場合、上述した位置登録処理に
より速やかに位置登録DB23にはPS20のPS番号
に対応して、第2のCS212のCS番号が登録され
る。位置情報取得部36はエリア登録DB35に登録さ
れたPS20のPS番号“1111111”に対する位
置情報の取得要求を、位置情報検索手段24に対して行
う(図7のステップS45)。この位置情報の取得要求
は、位置情報検索手段24の位置情報変換部31を介し
て位置登録情報抽出部29に通知され、位置登録情報抽
出部29は位置登録DB23からPS番号“11111
11”に対応する位置登録情報として、位置登録により
更新された第2のCS212のCS番号を取得する(図
7のステップS46)。取得された位置情報は位置登録
情報抽出部29から位置情報変換部31に送られ、位置
情報変換部31は地理情報DB30から第2のCS21
2のCS番号に対応する地理上の所在地を示す位置情報
として“2丁目2番地”を取得することで位置登録情報
としての第2のCS212のCS番号を位置情報として
の“2丁目2番地”に変換する(図7のステップS4
7)。位置情報取得部36は、現在のPS20の位置情
報“2丁目2番地”を位置情報変換部31から受け取
り、アラーム検出部37に送る。アラーム検出部37
は、エリア登録DB35からPS番号“111111
1”に対応する指定エリア“1丁目1番地”、“2丁目
2番地”を取得する(図7のステップS48)。ここ
で、位置情報取得部36から受け取った現在のPS20
の位置情報“2丁目2番地”がエリア登録DB35から
取得した指定エリアに存在するか否かを判別する(図7
のステップS49)。位置情報“2丁目2番地”は、指
定エリア内に存在するため、アラーム検出部37はPS
20のエリア外移動なしと判断し、その旨を位置情報取
得部36に通知して位置情報取得部36は繰り返しPS
20の位置情報の取得要求を行う(図7のリターン)。
エリア652に移動した場合、上述した位置登録処理に
より速やかに位置登録DB23にはPS20のPS番号
に対応して、第2のCS212のCS番号が登録され
る。位置情報取得部36はエリア登録DB35に登録さ
れたPS20のPS番号“1111111”に対する位
置情報の取得要求を、位置情報検索手段24に対して行
う(図7のステップS45)。この位置情報の取得要求
は、位置情報検索手段24の位置情報変換部31を介し
て位置登録情報抽出部29に通知され、位置登録情報抽
出部29は位置登録DB23からPS番号“11111
11”に対応する位置登録情報として、位置登録により
更新された第2のCS212のCS番号を取得する(図
7のステップS46)。取得された位置情報は位置登録
情報抽出部29から位置情報変換部31に送られ、位置
情報変換部31は地理情報DB30から第2のCS21
2のCS番号に対応する地理上の所在地を示す位置情報
として“2丁目2番地”を取得することで位置登録情報
としての第2のCS212のCS番号を位置情報として
の“2丁目2番地”に変換する(図7のステップS4
7)。位置情報取得部36は、現在のPS20の位置情
報“2丁目2番地”を位置情報変換部31から受け取
り、アラーム検出部37に送る。アラーム検出部37
は、エリア登録DB35からPS番号“111111
1”に対応する指定エリア“1丁目1番地”、“2丁目
2番地”を取得する(図7のステップS48)。ここ
で、位置情報取得部36から受け取った現在のPS20
の位置情報“2丁目2番地”がエリア登録DB35から
取得した指定エリアに存在するか否かを判別する(図7
のステップS49)。位置情報“2丁目2番地”は、指
定エリア内に存在するため、アラーム検出部37はPS
20のエリア外移動なしと判断し、その旨を位置情報取
得部36に通知して位置情報取得部36は繰り返しPS
20の位置情報の取得要求を行う(図7のリターン)。
【0048】次に移動67によりPS20が第3のサー
ビスエリア653に移動した場合、上述した位置登録処
理により速やかに位置登録DB23にはPS20のPS
番号に対応して、第3のCS213のCS番号が登録さ
れる。位置情報取得部36はエリア登録DB35に登録
されたPS20のPS番号“1111111”に対する
位置情報の取得要求を、位置情報検索手段24に対して
行う(図7のステップS45)。この位置情報の取得要
求は、位置情報検索手段24の位置情報変換部31を介
して位置登録情報抽出部29に通知され、位置登録情報
抽出部29は位置登録DB23からPS番号“1111
111”に対応する位置登録情報として、位置登録によ
り更新された第3のCS213のCS番号を取得する
(図7のステップS46)。取得された位置情報は位置
登録情報抽出部29から位置情報変換部31に送られ、
位置情報変換部31は地理情報DB30から第3のCS
21 3のCS番号に対応する地理上の所在地を示す位置
情報として“3丁目3番地”を取得することで位置登録
情報としての第3のCS213のCS番号を位置情報と
しての“3丁目3番地”に変換する(図7のステップS
47)。位置情報取得部36は、現在のPS20の位置
情報“3丁目3番地”を位置情報変換部31から受け取
り、アラーム検出部37に送る。アラーム検出部37
は、エリア登録DB35からPS番号“111111
1”に対応する指定エリア“1丁目1番地”、“2丁目
2番地”を取得する(図7のステップS48)。ここ
で、位置情報取得部36から受け取った現在のPS20
の位置情報“3丁目3番地”がエリア登録DB35から
取得した指定エリアに存在するか否かを判別する(図7
のステップS49)。位置情報“3丁目3番地”は、指
定エリア内に存在しないため、アラーム検出部37はP
S20のエリア外移動ありと判断し、その旨をアラーム
通知部38に通知する。アラーム通知部38は、エリア
登録DB35からPS番号“1111111”に対応す
る通知先番号“9999999”を取得し(図7のステ
ップS50)、通知先“9999999”に発呼してP
S20が指定エリアの外部に移動したことを通知し(図
7のステップS51)、再びPS20の位置情報の取得
要求を行う(図7のリターン)。
ビスエリア653に移動した場合、上述した位置登録処
理により速やかに位置登録DB23にはPS20のPS
番号に対応して、第3のCS213のCS番号が登録さ
れる。位置情報取得部36はエリア登録DB35に登録
されたPS20のPS番号“1111111”に対する
位置情報の取得要求を、位置情報検索手段24に対して
行う(図7のステップS45)。この位置情報の取得要
求は、位置情報検索手段24の位置情報変換部31を介
して位置登録情報抽出部29に通知され、位置登録情報
抽出部29は位置登録DB23からPS番号“1111
111”に対応する位置登録情報として、位置登録によ
り更新された第3のCS213のCS番号を取得する
(図7のステップS46)。取得された位置情報は位置
登録情報抽出部29から位置情報変換部31に送られ、
位置情報変換部31は地理情報DB30から第3のCS
21 3のCS番号に対応する地理上の所在地を示す位置
情報として“3丁目3番地”を取得することで位置登録
情報としての第3のCS213のCS番号を位置情報と
しての“3丁目3番地”に変換する(図7のステップS
47)。位置情報取得部36は、現在のPS20の位置
情報“3丁目3番地”を位置情報変換部31から受け取
り、アラーム検出部37に送る。アラーム検出部37
は、エリア登録DB35からPS番号“111111
1”に対応する指定エリア“1丁目1番地”、“2丁目
2番地”を取得する(図7のステップS48)。ここ
で、位置情報取得部36から受け取った現在のPS20
の位置情報“3丁目3番地”がエリア登録DB35から
取得した指定エリアに存在するか否かを判別する(図7
のステップS49)。位置情報“3丁目3番地”は、指
定エリア内に存在しないため、アラーム検出部37はP
S20のエリア外移動ありと判断し、その旨をアラーム
通知部38に通知する。アラーム通知部38は、エリア
登録DB35からPS番号“1111111”に対応す
る通知先番号“9999999”を取得し(図7のステ
ップS50)、通知先“9999999”に発呼してP
S20が指定エリアの外部に移動したことを通知し(図
7のステップS51)、再びPS20の位置情報の取得
要求を行う(図7のリターン)。
【0049】このように第1の実施例における移動通知
装置は、エリア外移動検出手段25の位置情報取得部3
6による位置情報の要求に応じて、位置登録情報抽出部
29によって前もってPSごとに登録された位置登録情
報が取得され、これを位置情報変換部31で地理情報D
B30を参照して地理上の所在地に変換する。そして、
アラーム検出部37でユーザ指定情報登録部39で前も
って登録されたエリア登録DB35に登録されたエリア
情報から、PSに対応する指定エリアに位置情報取得部
36で取得された位置情報が存在するか否かで予め決め
られた指定エリア外にPSが移動したか否かを判別する
ようにした。そして、これをエリア登録DB35に、同
様にPSに対応付けられて登録されている通知先番号
に、このPSが移動した旨を通知するようにしている。
これにより、予め指定された複数のサービスエリア内を
指定エリアとし、この指定エリアを単位としてそのエリ
ア外への移動を通知することができるようになるので、
その通知コストの低減や、移動通知の頻発による注意の
喚起の低減を防ぐことができ、効果的なPSの移動通知
を可能とする。例えば幼児等に所持させても、保護者が
安心できる範囲についてはその移動を通知させないよう
にして使用コストを抑えるとともに、指定したエリア外
に移動したときに初めて通知させることで、通知先であ
る保護者に対して注意を効果的に喚起することもでき
る。
装置は、エリア外移動検出手段25の位置情報取得部3
6による位置情報の要求に応じて、位置登録情報抽出部
29によって前もってPSごとに登録された位置登録情
報が取得され、これを位置情報変換部31で地理情報D
B30を参照して地理上の所在地に変換する。そして、
アラーム検出部37でユーザ指定情報登録部39で前も
って登録されたエリア登録DB35に登録されたエリア
情報から、PSに対応する指定エリアに位置情報取得部
36で取得された位置情報が存在するか否かで予め決め
られた指定エリア外にPSが移動したか否かを判別する
ようにした。そして、これをエリア登録DB35に、同
様にPSに対応付けられて登録されている通知先番号
に、このPSが移動した旨を通知するようにしている。
これにより、予め指定された複数のサービスエリア内を
指定エリアとし、この指定エリアを単位としてそのエリ
ア外への移動を通知することができるようになるので、
その通知コストの低減や、移動通知の頻発による注意の
喚起の低減を防ぐことができ、効果的なPSの移動通知
を可能とする。例えば幼児等に所持させても、保護者が
安心できる範囲についてはその移動を通知させないよう
にして使用コストを抑えるとともに、指定したエリア外
に移動したときに初めて通知させることで、通知先であ
る保護者に対して注意を効果的に喚起することもでき
る。
【0050】第2の実施例
【0051】第1の実施例における移動通知装置では、
予め設定した複数のサービスエリアを指定エリアとし、
この指定エリア外への移動を通知するようにしていた。
しかし、第2の実施例における移動通知装置では、隣接
エリアの概念を導入し、指定エリアの周囲に設けた隣接
エリアへの移動をも段階的に通知することができるよう
にしている。
予め設定した複数のサービスエリアを指定エリアとし、
この指定エリア外への移動を通知するようにしていた。
しかし、第2の実施例における移動通知装置では、隣接
エリアの概念を導入し、指定エリアの周囲に設けた隣接
エリアへの移動をも段階的に通知することができるよう
にしている。
【0052】図11は本発明の第2の実施例における移
動通知装置を適用したネットワークシステムの構成の概
要を表わしたものである。ただし、第2の実施例におけ
る移動通知装置の主要部について図示し、図1に示した
第1の実施例における移動通知装置を適用したネットワ
ークシステムと同一部分については、図示を省略すると
ともに、同一部分については同一符号を付し、説明を省
略する。第2の実施例における移動通知装置が、第1の
実施例における移動通知装置と相違するところは、エリ
ア外移動検出手段70の構成要部である。第2の実施例
における移動通知装置のエリア外移動検出手段70は、
隣接情報DB71を備えている。隣接情報DB71は、
指定エリアと隣接しながらこの指定エリアを取り囲む複
数のサービスエリアを隣接エリアとして登録された隣接
情報が管理されている。そして、アラーム検出部72に
より、隣接エリアに移動したこと、あるいは隣接エリア
外に移動したことを予め登録された通知先に対して通知
することができるようになっている。
動通知装置を適用したネットワークシステムの構成の概
要を表わしたものである。ただし、第2の実施例におけ
る移動通知装置の主要部について図示し、図1に示した
第1の実施例における移動通知装置を適用したネットワ
ークシステムと同一部分については、図示を省略すると
ともに、同一部分については同一符号を付し、説明を省
略する。第2の実施例における移動通知装置が、第1の
実施例における移動通知装置と相違するところは、エリ
ア外移動検出手段70の構成要部である。第2の実施例
における移動通知装置のエリア外移動検出手段70は、
隣接情報DB71を備えている。隣接情報DB71は、
指定エリアと隣接しながらこの指定エリアを取り囲む複
数のサービスエリアを隣接エリアとして登録された隣接
情報が管理されている。そして、アラーム検出部72に
より、隣接エリアに移動したこと、あるいは隣接エリア
外に移動したことを予め登録された通知先に対して通知
することができるようになっている。
【0053】図12はこの隣接エリアを表わしたもので
ある。すなわち、通信エリア全域を隙間なく網羅するた
めに複数のサービスエリア73が配置され、各サービス
エリアごとにCSが配置されている。ここで、斜線で示
したサービスエリアを指定エリア74とすると、これら
に隣接しその周辺部に配置されたサービスエリアを隣接
エリア75としている。
ある。すなわち、通信エリア全域を隙間なく網羅するた
めに複数のサービスエリア73が配置され、各サービス
エリアごとにCSが配置されている。ここで、斜線で示
したサービスエリアを指定エリア74とすると、これら
に隣接しその周辺部に配置されたサービスエリアを隣接
エリア75としている。
【0054】図13は図11に示した隣接情報DB71
の登録内容の概要を表わしたものである。この隣接情報
DB71に登録されている隣接情報76は、各サービス
エリアを特定する地理上の所在地77ごとに、図12で
示したように配置されたその隣接するサービスエリアの
地理上の所在地が隣接位置情報78として登録されてい
る。例えば、地理上の所在地が“1丁目1番地”である
第1のCS211のサービスエリアの隣接エリアとし
て、“2丁目2番地”、“3丁目3番地”、“4丁目4
番地”、“5丁目5番地”、“6丁目6番地”、“7丁
目7番地”であることを示している。
の登録内容の概要を表わしたものである。この隣接情報
DB71に登録されている隣接情報76は、各サービス
エリアを特定する地理上の所在地77ごとに、図12で
示したように配置されたその隣接するサービスエリアの
地理上の所在地が隣接位置情報78として登録されてい
る。例えば、地理上の所在地が“1丁目1番地”である
第1のCS211のサービスエリアの隣接エリアとし
て、“2丁目2番地”、“3丁目3番地”、“4丁目4
番地”、“5丁目5番地”、“6丁目6番地”、“7丁
目7番地”であることを示している。
【0055】第2の実施例における移動通知装置も、図
示しないCPUを有しており、磁気ディスクなどの外部
記憶装置あるいはこれとは別に設けられたROMなどの
所定の記憶装置に格納されたプログラムに基づいて各種
制御を実行できるようになっている。
示しないCPUを有しており、磁気ディスクなどの外部
記憶装置あるいはこれとは別に設けられたROMなどの
所定の記憶装置に格納されたプログラムに基づいて各種
制御を実行できるようになっている。
【0056】図14はこのような記憶装置に格納された
第2の実施例における移動通知装置の処理内容の概要を
表わしたものである。ただし、図7に示した第1の実施
例における移動通知装置の処理ステップと同一ステップ
については同一符号を付し、説明を省略する。すなわ
ち、第2の実施例における移動通知装置は、第1の実施
例における移動通知装置におけるステップS49で指定
エリアにないと判別されたときの処理以降が異なる。ス
テップS49で、取得された位置情報がエリア登録DB
35から取得した指定エリアに登録されていないと判別
されたとき(ステップS49:N)には、隣接情報DB
71を参照して、アラーム検出部72でエリア登録DB
35から取得した指定エリアをそれぞれ検索キーとして
隣接位置情報を取得する(ステップS80)。そして、
位置情報取得部36で取得された位置情報が、隣接位置
情報として登録されているか否かを判別する(ステップ
S81)。ステップS81で、位置情報取得部36で取
得された位置情報が、隣接位置情報として登録されてい
ると判別されたとき(ステップS81:Y)には、取得
対象のPSが隣接エリアに移動したと判断して、アラー
ム通知部72でこのPSに対応してエリア登録DB35
に登録されている通知先番号を取得し(ステップS8
2)、この通知先番号へ発呼して、隣接エリアへ移動し
た旨を例えば音声ガイダンスや、アラーム通知を行って
(ステップS83)、再びPSの位置情報の要求から繰
り返す(リターン)。
第2の実施例における移動通知装置の処理内容の概要を
表わしたものである。ただし、図7に示した第1の実施
例における移動通知装置の処理ステップと同一ステップ
については同一符号を付し、説明を省略する。すなわ
ち、第2の実施例における移動通知装置は、第1の実施
例における移動通知装置におけるステップS49で指定
エリアにないと判別されたときの処理以降が異なる。ス
テップS49で、取得された位置情報がエリア登録DB
35から取得した指定エリアに登録されていないと判別
されたとき(ステップS49:N)には、隣接情報DB
71を参照して、アラーム検出部72でエリア登録DB
35から取得した指定エリアをそれぞれ検索キーとして
隣接位置情報を取得する(ステップS80)。そして、
位置情報取得部36で取得された位置情報が、隣接位置
情報として登録されているか否かを判別する(ステップ
S81)。ステップS81で、位置情報取得部36で取
得された位置情報が、隣接位置情報として登録されてい
ると判別されたとき(ステップS81:Y)には、取得
対象のPSが隣接エリアに移動したと判断して、アラー
ム通知部72でこのPSに対応してエリア登録DB35
に登録されている通知先番号を取得し(ステップS8
2)、この通知先番号へ発呼して、隣接エリアへ移動し
た旨を例えば音声ガイダンスや、アラーム通知を行って
(ステップS83)、再びPSの位置情報の要求から繰
り返す(リターン)。
【0057】一方ステップS81で、位置情報取得部3
6で取得された位置情報が、隣接位置情報として登録さ
れていないと判別されたとき(ステップS81:N)に
は、隣接エリア内から隣接エリア外に移動したか否かを
判別する(ステップS84)。ステップS84で、隣接
エリア内から隣接エリア外に移動したと判別されたとき
(ステップS84:Y)には、取得対象のPSが隣接エ
リア内から隣接エリア外に移動したと判断して、アラー
ム通知部72でこのPSに対応してエリア登録DB35
に登録されている通知先番号を取得し(ステップS8
5)、この通知先番号へ発呼して、隣接エリア内から隣
接エリア外へ移動した旨を例えば音声ガイダンスや、ア
ラーム通知を行って(ステップS86)、再びPSの位
置情報の要求から繰り返す(リターン)。ステップS8
4で隣接エリア内から隣接エリア外に移動しないと判別
されたとき(ステップS84:N)には、取得対象のP
Sが既に隣接エリア外にいると判断して、何も処理する
ことなく再びPSの位置情報の要求から繰り返す(リタ
ーン)。このように、隣接エリア内から隣接エリア外に
移動したときのみ通知することで、効率的な移動通知を
行うようにしている。この隣接エリア内から隣接エリア
外への移動は、アラーム検出部72で検出される隣接エ
リア内にいることを示すアラーム情報を保持しておき、
これが隣接エリア外にいることを示すアラーム情報に変
化した時点をもって、隣接エリア内から隣接エリア外へ
の移動と判断する。
6で取得された位置情報が、隣接位置情報として登録さ
れていないと判別されたとき(ステップS81:N)に
は、隣接エリア内から隣接エリア外に移動したか否かを
判別する(ステップS84)。ステップS84で、隣接
エリア内から隣接エリア外に移動したと判別されたとき
(ステップS84:Y)には、取得対象のPSが隣接エ
リア内から隣接エリア外に移動したと判断して、アラー
ム通知部72でこのPSに対応してエリア登録DB35
に登録されている通知先番号を取得し(ステップS8
5)、この通知先番号へ発呼して、隣接エリア内から隣
接エリア外へ移動した旨を例えば音声ガイダンスや、ア
ラーム通知を行って(ステップS86)、再びPSの位
置情報の要求から繰り返す(リターン)。ステップS8
4で隣接エリア内から隣接エリア外に移動しないと判別
されたとき(ステップS84:N)には、取得対象のP
Sが既に隣接エリア外にいると判断して、何も処理する
ことなく再びPSの位置情報の要求から繰り返す(リタ
ーン)。このように、隣接エリア内から隣接エリア外に
移動したときのみ通知することで、効率的な移動通知を
行うようにしている。この隣接エリア内から隣接エリア
外への移動は、アラーム検出部72で検出される隣接エ
リア内にいることを示すアラーム情報を保持しておき、
これが隣接エリア外にいることを示すアラーム情報に変
化した時点をもって、隣接エリア内から隣接エリア外へ
の移動と判断する。
【0058】次に、第2の実施例における移動通知装置
の動作について、図13で示した隣接情報DB71の登
録内容に基づく図10に示した移動67について具体的
に説明する。ただし、第1の実施例における移動通知装
置の動作とは、図14で示したようにステップS49ま
では同一なので説明を省略する。すなわち、図14で示
したステップS49以降について、ステップS48で取
得した指定エリアを参照して、位置情報“3丁目3番
地”はこの指定エリア内に存在しないため、アラーム検
出部72はPS20のエリア外移動ありと判断し、次に
隣接情報DB71から指定エリア“1丁目1番地”、
“2丁目2番地”の隣接位置情報である“2丁目2番
地”、“3丁目3番地”、“4丁目4番地”、“5丁目
5番地”、“6丁目6番地”、“7丁目7番地”および
“1丁目1番地”、“3丁目3番地”、“7丁目7番
地”、“8丁目8番地”、“9丁目9番地”、“10丁
目10番地”を取得する(図14のステップS80)。
そして、位置情報“3丁目3番地”がこの取得した隣接
位置情報に存在するか否かを判別する(図14のステッ
プS81)。現在のPS10の位置情報“3丁目3番
地”は隣接位置情報に存在するため、アラーム検出部7
2はPS20の隣接エリアへの移動と判断し、その旨を
アラーム通知部38に通知する。アラーム通知部38
は、エリア登録DB35からPS番号“111111
1”に対応する通知先番号“9999999”を取得し
(図14のステップS82)、通知先“999999
9”に発呼してPS20が隣接エリアに移動したことを
通知し(図14のステップS83)、再びPS20の位
置情報の取得要求を行う(図14のリターン)。
の動作について、図13で示した隣接情報DB71の登
録内容に基づく図10に示した移動67について具体的
に説明する。ただし、第1の実施例における移動通知装
置の動作とは、図14で示したようにステップS49ま
では同一なので説明を省略する。すなわち、図14で示
したステップS49以降について、ステップS48で取
得した指定エリアを参照して、位置情報“3丁目3番
地”はこの指定エリア内に存在しないため、アラーム検
出部72はPS20のエリア外移動ありと判断し、次に
隣接情報DB71から指定エリア“1丁目1番地”、
“2丁目2番地”の隣接位置情報である“2丁目2番
地”、“3丁目3番地”、“4丁目4番地”、“5丁目
5番地”、“6丁目6番地”、“7丁目7番地”および
“1丁目1番地”、“3丁目3番地”、“7丁目7番
地”、“8丁目8番地”、“9丁目9番地”、“10丁
目10番地”を取得する(図14のステップS80)。
そして、位置情報“3丁目3番地”がこの取得した隣接
位置情報に存在するか否かを判別する(図14のステッ
プS81)。現在のPS10の位置情報“3丁目3番
地”は隣接位置情報に存在するため、アラーム検出部7
2はPS20の隣接エリアへの移動と判断し、その旨を
アラーム通知部38に通知する。アラーム通知部38
は、エリア登録DB35からPS番号“111111
1”に対応する通知先番号“9999999”を取得し
(図14のステップS82)、通知先“999999
9”に発呼してPS20が隣接エリアに移動したことを
通知し(図14のステップS83)、再びPS20の位
置情報の取得要求を行う(図14のリターン)。
【0059】このように位置情報取得部36は位置情報
取得の要求を繰り返し、PS20が隣接位置情報に存在
しないことで隣接エリアの外部に移動したことを検出す
ると、アラーム通知部38に通知する。アラーム通知部
38は、アラーム検出部72から通知されるPS20の
アラーム情報が隣接エリア内から隣接エリア外に移動し
たと変化したときに、エリア登録DB35からPS番号
“1111111”に対応する通知先番号“99999
99”を取得し(図14のステップS85)、通知先
“9999999”に発呼してPS20が隣接エリアの
外部に移動したことを通知し(図14のステップS8
6)、再びPS20の位置情報の取得要求を行う(図1
4のリターン)。
取得の要求を繰り返し、PS20が隣接位置情報に存在
しないことで隣接エリアの外部に移動したことを検出す
ると、アラーム通知部38に通知する。アラーム通知部
38は、アラーム検出部72から通知されるPS20の
アラーム情報が隣接エリア内から隣接エリア外に移動し
たと変化したときに、エリア登録DB35からPS番号
“1111111”に対応する通知先番号“99999
99”を取得し(図14のステップS85)、通知先
“9999999”に発呼してPS20が隣接エリアの
外部に移動したことを通知し(図14のステップS8
6)、再びPS20の位置情報の取得要求を行う(図1
4のリターン)。
【0060】このように第2の実施例における移動通知
装置は、第1の実施例における移動通知装置に加えて、
隣接情報DB71を設けて、指定エリアに隣接しその周
囲を囲むサービスエリアを隣接エリアとして予め登録さ
せるようにしている。これにより、取得した位置情報か
ら指定エリア外に移動したと判別されたときにも、この
指定エリアを検索キーとして隣接位置情報を取得し、取
得した隣接位置情報からPSの位置情報が存在するか否
かでPSが隣接位置にあるか否かを判断し、隣接エリア
内への移動を検出して通知するようにした。さらに、ア
ラーム検出部72で検出される隣接エリア内にいること
を示すアラーム情報を保持しておき、これが隣接エリア
外にいることを示すアラーム情報に変化した時点をもっ
て、隣接エリア内から隣接エリア外への移動と判断する
ことで、隣接エリア内から隣接エリア外への移動を検出
して通知するようにした。これにより、指定エリアの周
囲に設けた隣接エリアへの移動をも段階的に通知するこ
とができるようになる。
装置は、第1の実施例における移動通知装置に加えて、
隣接情報DB71を設けて、指定エリアに隣接しその周
囲を囲むサービスエリアを隣接エリアとして予め登録さ
せるようにしている。これにより、取得した位置情報か
ら指定エリア外に移動したと判別されたときにも、この
指定エリアを検索キーとして隣接位置情報を取得し、取
得した隣接位置情報からPSの位置情報が存在するか否
かでPSが隣接位置にあるか否かを判断し、隣接エリア
内への移動を検出して通知するようにした。さらに、ア
ラーム検出部72で検出される隣接エリア内にいること
を示すアラーム情報を保持しておき、これが隣接エリア
外にいることを示すアラーム情報に変化した時点をもっ
て、隣接エリア内から隣接エリア外への移動と判断する
ことで、隣接エリア内から隣接エリア外への移動を検出
して通知するようにした。これにより、指定エリアの周
囲に設けた隣接エリアへの移動をも段階的に通知するこ
とができるようになる。
【0061】なお、第1および第2の実施例における移
動通知装置では、PS20がPHSであるものとして説
明したが、これに限定されるものではない。例えば、携
帯電話や自動車電話であっても良い。しかし、PHSは
サービスエリアが狭いため、サービスエリアごとに設け
られたCSを特定することは、PSの所在をより詳細に
特定できることを意味するため、移動通知装置の効果を
より一層発揮することができる。
動通知装置では、PS20がPHSであるものとして説
明したが、これに限定されるものではない。例えば、携
帯電話や自動車電話であっても良い。しかし、PHSは
サービスエリアが狭いため、サービスエリアごとに設け
られたCSを特定することは、PSの所在をより詳細に
特定できることを意味するため、移動通知装置の効果を
より一層発揮することができる。
【0062】なお、第1および第2の実施例における移
動通知装置では、予め設定した指定エリアあるいは隣接
エリアからの移動を検出し、これを予め登録された通知
先に通知するようにしているが、外部から予め設定した
指定エリアあるいは隣接エリア内への移動あるいは侵入
を検出し、これを予め登録された通知先に通知させるこ
とも可能である。すなわち、PSの現在の位置情報と予
め設定された指定エリアとから、アラーム検出部におい
て、取得した位置情報が指定エリア外から指定エリア内
に、あるいはこれに加えて隣接情報DBを参照して隣接
エリア外から隣接エリア内に移動したことを検出してア
ラーム通知部に出力することで容易に実現することがで
きる。これにより、例えば帰宅途中の家族が指定エリア
内に移動したことを簡単に家中の人に通知することがで
き、帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作を一切不要と
することができる。
動通知装置では、予め設定した指定エリアあるいは隣接
エリアからの移動を検出し、これを予め登録された通知
先に通知するようにしているが、外部から予め設定した
指定エリアあるいは隣接エリア内への移動あるいは侵入
を検出し、これを予め登録された通知先に通知させるこ
とも可能である。すなわち、PSの現在の位置情報と予
め設定された指定エリアとから、アラーム検出部におい
て、取得した位置情報が指定エリア外から指定エリア内
に、あるいはこれに加えて隣接情報DBを参照して隣接
エリア外から隣接エリア内に移動したことを検出してア
ラーム通知部に出力することで容易に実現することがで
きる。これにより、例えば帰宅途中の家族が指定エリア
内に移動したことを簡単に家中の人に通知することがで
き、帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作を一切不要と
することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項3記載の発明によれば、予め指定された複数のサービ
スエリア内を指定エリアとし、この指定エリアを単位と
してそのエリア外への移動を探知要求者からの発呼をす
ることなく通知するようにしたので、その通知コストの
低減や、移動通知の頻発による注意の喚起の低減を防ぐ
ことができ、効果的なPSの移動通知を可能とする。例
えば幼児等に所持させても、保護者が安心できる範囲に
ついてはその移動を通知させないようにして使用コスト
を抑えるとともに、指定したエリア外に移動したときに
初めて通知させることで、通知先である保護者に対して
注意を効果的に喚起することもできる。
項3記載の発明によれば、予め指定された複数のサービ
スエリア内を指定エリアとし、この指定エリアを単位と
してそのエリア外への移動を探知要求者からの発呼をす
ることなく通知するようにしたので、その通知コストの
低減や、移動通知の頻発による注意の喚起の低減を防ぐ
ことができ、効果的なPSの移動通知を可能とする。例
えば幼児等に所持させても、保護者が安心できる範囲に
ついてはその移動を通知させないようにして使用コスト
を抑えるとともに、指定したエリア外に移動したときに
初めて通知させることで、通知先である保護者に対して
注意を効果的に喚起することもできる。
【0064】また請求項2または請求項4記載の発明に
よれば、隣接エリアの概念を導入し、指定エリアの周囲
に設けた隣接エリアへの移動をも段階的に通知すること
ができるようになり、より木目細かい移動通知を行うこ
とができる。
よれば、隣接エリアの概念を導入し、指定エリアの周囲
に設けた隣接エリアへの移動をも段階的に通知すること
ができるようになり、より木目細かい移動通知を行うこ
とができる。
【0065】さらに請求項5記載の発明によれば、指定
エリア外から指定エリア内に移動することを検出するよ
うにしたので、例えば帰宅途中の家族が指定エリア内に
移動したことを簡単に家中の人に通知することができ、
帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作を一切不要とする
ことができる。
エリア外から指定エリア内に移動することを検出するよ
うにしたので、例えば帰宅途中の家族が指定エリア内に
移動したことを簡単に家中の人に通知することができ、
帰宅途中の人が帰宅する際の発呼動作を一切不要とする
ことができる。
【0066】さらに請求項6記載の発明によれば、指定
エリア外から指定エリア内だけでなく隣接エリア外から
隣接エリア内に移動することを検出するようにしたの
で、例えば帰宅途中の家族が指定エリア内に移動したこ
とを簡単に家中の人により木目細かく通知することがで
きる。
エリア外から指定エリア内だけでなく隣接エリア外から
隣接エリア内に移動することを検出するようにしたの
で、例えば帰宅途中の家族が指定エリア内に移動したこ
とを簡単に家中の人により木目細かく通知することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における移動通知装置を
適用したネットワークシステムの構成の概要を示す構成
図である。
適用したネットワークシステムの構成の概要を示す構成
図である。
【図2】第1の実施例における移動通知装置の位置登録
DBの登録内容の概要を示す説明図である。
DBの登録内容の概要を示す説明図である。
【図3】第1の実施例における移動通知装置の位置情報
検索手段の構成要部の概要を示すブロック図である。
検索手段の構成要部の概要を示すブロック図である。
【図4】第1の実施例における移動通知装置の地理情報
DBの登録内容の概要を示す説明図である。
DBの登録内容の概要を示す説明図である。
【図5】第1の実施例における移動通知装置のエリア外
移動検出手段の構成要部の概要を示すブロック図であ
る。
移動検出手段の構成要部の概要を示すブロック図であ
る。
【図6】第1の実施例における移動通知装置のエリア登
録DBの登録内容の概要を示す説明図である。
録DBの登録内容の概要を示す説明図である。
【図7】第1の実施例における移動通知装置の処理内容
の概要を示す流れ図である。
の概要を示す流れ図である。
【図8】位置登録処理の処理内容を示すシーケンス図で
ある。
ある。
【図9】位置登録処理におけるPSとCS間で送受され
る信号構成の概要を示す説明図である。
る信号構成の概要を示す説明図である。
【図10】サービスエリアの配置の様子を示す説明図で
ある。
ある。
【図11】本発明の第2の実施例における移動通知装置
を適用したネットワークシステムの構成の概要を示す構
成図である。
を適用したネットワークシステムの構成の概要を示す構
成図である。
【図12】第2の実施例における移動通知装置の隣接エ
リアの概念を説明するための説明図である。
リアの概念を説明するための説明図である。
【図13】第2の実施例における移動通知装置の隣接情
報DBの登録内容の概要を示す説明図である。
報DBの登録内容の概要を示す説明図である。
【図14】第2の実施例における移動通知装置の処理内
容の概要を示す流れ図である。
容の概要を示す流れ図である。
【図15】従来提案された移動通知装置を適用したネッ
トワークシステムの構成の概要を示す構成図である。
トワークシステムの構成の概要を示す構成図である。
20 PS 211、212 第1、第2のCS 22 PHS交換機 23 位置登録DB 24 位置情報検索手段 25、70 エリア外移動検出手段 29 位置登録情報抽出部 30 地理情報DB 31 位置情報変換部 35 エリア登録DB 36 位置情報取得部 37、72 アラーム検出部 38 アラーム通知部 39 ユーザ指定情報登録部 71 隣接情報DB
Claims (6)
- 【請求項1】 予め移動体端末とその移動体端末の存在
するサービスエリアごとに配置された基地局の識別情報
とを対応付けて記憶する位置登録情報記憶手段と、 移動体端末に対応してこの位置登録情報記憶手段に記憶
されている基地局の識別情報を検索する位置情報検索手
段と、 前記基地局ごとに基地局の所在地を記憶する地理情報記
憶手段と、 この地理情報記憶手段を参照して前記位置情報検索手段
によって検索された基地局の識別情報を前記基地局の所
在地に変換する位置情報変換手段と、 前記移動体端末に対応して予め1または複数のサービス
エリアからなる指定エリアと通知先とを記憶するエリア
情報記憶手段と、 前記移動体端末に対応してこのエリア情報記憶手段に記
憶された前記指定エリアを取得し、前記位置情報変換手
段によって変換された前記基地局の所在地が前記指定エ
リアに存在しないとき前記指定エリア外への移動を検出
する指定エリア移動検出手段と、 この指定エリア移動検出手段によって前記指定エリア外
への移動が検出されたとき前記移動体端末に対応して前
記エリア情報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの
通知先に指定エリア外へ移動した旨を通知する通知手段
とを具備することを特徴とする移動通知装置。 - 【請求項2】 予め移動体端末とその移動体端末の存在
するサービスエリアごとに配置された基地局の識別情報
とを対応付けて記憶する位置登録情報記憶手段と、 移動体端末に対応してこの位置登録情報記憶手段に記憶
されている基地局の識別情報を検索する位置情報検索手
段と、 前記基地局ごとに基地局の所在地を記憶する地理情報記
憶手段と、 この地理情報記憶手段を参照して前記位置情報検索手段
によって検索された基地局の識別情報を前記基地局の所
在地に変換する位置情報変換手段と、 前記移動体端末に対応して予め1または複数のサービス
エリアからなる指定エリアと通知先とを記憶するエリア
情報記憶手段と、 前記移動体端末に対応してこのエリア情報記憶手段に記
憶された前記指定エリアを取得し、前記位置情報変換手
段によって変換された前記基地局の所在地が前記指定エ
リアに存在しないとき前記指定エリア外への移動を検出
する指定エリア移動検出手段と、 前記基地局の所在地に対応して隣接するサービスエリア
の所在地を隣接エリアとして記憶する隣接情報記憶手段
と、 前記指定エリア移動検出手段によって前記指定エリア外
への移動が検出されないとき、前記指定エリアの所在地
からこの隣接情報記憶手段に記憶されている隣接エリア
を取得し、前記位置情報変換手段によって変換された前
記基地局の所在地が前記隣接エリアに存在するとき前記
隣接エリアへの移動を検出する隣接エリア移動検出手段
と、 この隣接エリア移動検出手段によって前記隣接エリアへ
の移動が検出されたとき前記移動体端末に対応して前記
エリア情報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの通
知先に隣接エリアへ移動した旨を通知するとともに、隣
接エリア内から隣接エリア外への移動を検出してこれを
前記通知先へ通知する通知手段とを具備することを特徴
とする移動通知装置。 - 【請求項3】 予め移動体端末とその移動体端末の存在
するサービスエリアごとに配置された基地局の識別情報
とを対応付けて記憶する位置登録情報記憶手段を参照し
て移動体端末に対応して記憶されている基地局の識別情
報を検索する位置情報検索ステップと、 前記基地局ごとに基地局の所在地を記憶する地理情報記
憶手段を参照して前記位置情報検索ステップで検索され
た基地局の識別情報を前記基地局の所在地に変換する位
置情報変換ステップと、 前記移動体端末に対応して予め1または複数のサービス
エリアからなる指定エリアと通知先を記憶するエリア情
報記憶手段を参照して前記移動体端末に対応して記憶さ
れた前記指定エリアを取得し、前記位置情報変換ステッ
プで変換された前記基地局の所在地が前記指定エリアに
存在しないとき前記指定エリア外への移動を検出する指
定エリア外移動検出ステップと、 この指定エリア外移動検出ステップで前記指定エリア外
への移動が検出されたとき前記移動体端末に対応して前
記エリア情報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの
通知先に指定エリア外へ移動した旨を通知する通知ステ
ップとを具備することを特徴とする移動通知方法。 - 【請求項4】 予め移動体端末とその移動体端末の存在
するサービスエリアごとに配置された基地局の識別情報
とを対応付けて記憶する位置登録情報記憶手段を参照し
て移動体端末に対応して記憶されている基地局の識別情
報を検索する位置情報検索ステップと、 前記基地局ごとに基地局の所在地を記憶する地理情報記
憶手段を参照して前記位置情報検索ステップで検索され
た基地局の識別情報を前記基地局の所在地に変換する位
置情報変換ステップと、 前記移動体端末に対応して予め1または複数のサービス
エリアからなる指定エリアと通知先とを記憶するエリア
情報記憶手段を参照して前記移動体端末に対応してこの
エリア情報記憶手段に記憶された前記指定エリアを取得
し、前記位置情報変換ステップで変換された前記基地局
の所在地が前記指定エリアに存在しないとき前記指定エ
リア外への移動を検出する指定エリア移動検出ステップ
と、 前記基地局の所在地に対応して隣接するサービスエリア
の所在地を隣接エリアとして記憶する隣接情報記憶手段
を参照して前記指定エリア移動検出ステップで前記指定
エリア外への移動が検出されないとき、前記指定エリア
の所在地からこの隣接情報記憶手段に記憶されている隣
接エリアを取得し、前記位置情報変換ステップで変換さ
れた前記基地局の所在地が前記隣接エリアに存在すると
き前記隣接エリアへの移動を検出する隣接エリア移動検
出ステップと、 この隣接エリア移動検出ステップで前記隣接エリアへの
移動が検出されたとき前記移動体端末に対応して前記エ
リア情報記憶手段に記憶された通知先を取得しこの通知
先に隣接エリアへ移動した旨を通知するとともに、隣接
エリア内から隣接エリア外への移動を検出してこれを前
記通知先へ通知する通知ステップとを具備することを特
徴とする移動通知方法。 - 【請求項5】 前記指定エリア移動検出手段は前記位置
情報変換手段によって変換された前記基地局の所在地と
前記指定エリアとに基づいて前記移動体端末の前記指定
エリア外から指定エリア内への移動を検出し、前記通知
手段は前記指定エリア移動検出手段によって前記指定エ
リア外から前記指定エリア内への移動が検出されたとき
前記移動体端末に対応して前記エリア情報記憶手段に記
憶された通知先を取得しこの通知先に前記指定エリア内
へ移動した旨を通知することを特徴とする請求項1記載
の移動通知装置。 - 【請求項6】 前記指定エリア移動検出手段は前記位置
情報変換手段によって変換された前記基地局の所在地と
前記指定エリアとに基づいて前記移動体端末の前記指定
エリア外から前記指定エリア内への移動を検出し、前記
隣接エリア移動検出手段は前記指定エリア移動検出手段
によって前記指定エリア内への移動が検出されないと
き、前記指定エリアの所在地からこの隣接情報記憶手段
に記憶されている隣接エリアを取得し、前記位置情報変
換手段によって変換された前記基地局の所在地と前記隣
接エリアとに基づいて前記隣接エリア外から前記隣接エ
リア内への移動を検出し、前記通知手段は前記隣接エリ
ア移動検出手段によって前記隣接エリア外から前記隣接
エリア内への移動が検出されたとき前記移動体端末に対
応して前記エリア情報記憶手段に記憶された通知先を取
得しこの通知先に隣接エリア内へ移動した旨を通知する
ことを特徴とする請求項2記載の移動通知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042570A JP2000244965A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 移動通知装置および移動通知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042570A JP2000244965A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 移動通知装置および移動通知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000244965A true JP2000244965A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12639735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11042570A Pending JP2000244965A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 移動通知装置および移動通知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000244965A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-02-22 JP JP11042570A patent/JP2000244965A/ja active Pending
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US8738033B2 (en) | 2007-02-02 | 2014-05-27 | Ubiquisys Limited | Location of basestation |
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