JP4860057B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示部に対して開閉されるフリップ(蓋)機構や、折り畳み式携帯端末装置において表示側筐体に対して折り畳まれる操作側筐体のような蓋部材を有する通信端末装置に関し、特に、蓋部材が開かれたときに所定の動作を行うことのできる携帯電話機などの通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機などの通信端末装置には、操作部を覆うような蓋部材を有するものや、操作部を蓋部材として、表示部と操作部とを重ね合わせて折り畳むことのできる折り畳み式のものなどがある。このような携帯通信端末のなかには、蓋部材の開閉と連動して種々の動作や表示の切り替えができるものもある。例えば、特開平11-284700号公報などには、表示部に蓋部材を備えていて、蓋部材の開状態が検出されると表示パネルがメモモードに切り替えられ、表示方向が90°回転して操作性のよい表示画面に切り替る技術が開示されている。また、特開平10-42014号公報には、蓋部材を有する携帯端末装置において、蓋部材の開閉に伴って自動的に表示領域の切り替えができる技術が開示されている。例えば、使用者が蓋部材の開閉に応じて手動で表示領域の変更指示をしなくても、自動的に所望の画面に切り替わるので、使用者の操作負担が軽減されると共に迅速な操作を行うことができる。
【0003】
さらに、特開2000-244625号公報には、折り畳み式の携帯電話機において、折り畳みを開くとダイヤル発信禁止を解除して、特定電話番号に対して自動発信ができる技術が開示されている。これによって特定番号キーの操作が不要となり、携帯電話機の使い勝手を向上させることができる。また、特開平8-265407号公報には、携帯電話機の側面についている押しボタンを押しながらフリップを開けると、短縮ダイヤルなどの設定モードに切り替えることのできる技術が開示されている。これによって短縮ダイヤルなどの設定を迅速に行うことができる。さらに、その他にも、携帯電話機のフリップを開けると画面のバックライトが点灯して面面を見やすくし、フリップを閉じると消灯状態となるものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術は、携帯電話機の蓋部材の開閉動作に伴って、表示画面を切り替えたり通信モードを切り替えたりすることはできるが、電子メールを受信している場合は、蓋部材を開けたときに未読の電子メールの存在しか分からない。すなわち、未読の電子メールがある場合、蓋部材を開けてから所定のキー操作を行って未読の電子メールを表示しなければならない。さらには、未応答着信の場合は、音などによって着信されたことは分かるものの、蓋部材を開けてキー操作などを行いながら未応答着信の相手先電話番号や着信時刻などの着信履歴を確認しなければならない。このため、受信した未読の電子メールに対する処理操作が面倒となり、結果として、蓋部材付きの携帯電話機の使い勝手が悪いなどの不具合がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フリップや操作側筐体のような蓋部材を開けたときに予め設定した電子メール表示機能を動作させることのできる通信端末装置を提供することにあり、特に、電子メールの受信があってから所定の時間以内に蓋部材を開けたり、特定の人物からの電子メールを受信したときに蓋部材を開けた場合は、蓋部材と連動して該当する受信メールの表示ができるような携帯電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用した。
本発明に係る通信端末装置は、表示部に対して開閉される蓋部材を有する通信端末装置において、前記蓋部材の開閉を検出する蓋開閉検出手段と、電子メールを受信中かどうか判断する処理部と、受信した電子メールの内容を表示させる表示制御部と、を備え、前記処理部は、前記蓋開閉検出手段が前記蓋部材が開状態であることを検出したときに、前記電子メールを受信中である場合には、当該電子メールの受信が終了した後に前記表示制御部に当該受信した電子メールの内容を表示させる、ことを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、蓋部材が開かれたことに連動して受信した電子メールの内容を表示するので、わざわざキー操作を行う必要がなくなり、通信端末装置の使い勝手を改善することができる。
【0007】
本発明に係る通信端末装置は、表示部に対して開閉される蓋部材を有し、前記蓋部材が開状態であるときに、電子メールを受信中である場合には、当該電子メールの受信が終了した後に当該受信した電子メールの内容を前記表示部に表示することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明における通信端末装置を携帯電話機に適用した場合の実施の形態について詳細に説明する。以下では、本実施形態に係る通信端末装置として、例えば、電子メールの内容や名称やアドレス帳の内容等を表示する表示部と、該表示部に連結され、折り畳まれることによって表示部を覆うように配され、表示部に対して開かれることにより、外部から表示部を見ることができるようにする操作部等の蓋部材(図示略)とを有する携帯電話機を例に挙げて説明する。なお、この発明において、「電子メールの着信」というときは、単に「着信」のみならず、該「着信」に応じた「受信」および「着信」と同時の「自動受信」をも意味するものとする。
【0025】
図1は、本実施形態の通信端末装置において、蓋部材の開閉動作と連動する電子メールの表示機能の構成を示すブロック図である。このブロック図では通信端末装置の通常の送受信機能については省略してある。
【0026】
本実施形態に係る通信端末装置は、受信した電子メールが未読である場合に、蓋部材を開けると、自動的に未読の電子メール(以下、未読メールという。)の内容が表示されたり、未読メールの件数が複数件以上あるときはその一覧が表示されたりするように構成されている。また、未読メールがないときは時計や壁紙などの、いわゆる待機画面が表示されるようになっている。
【0027】
図1に示す通信端末装置は、蓋部材を開いたときに実行される動作モードをキー入力部によって設定する動作モード設定部1と、動作モード設定部1によって設定された動作モードを記憶する動作モード記憶メモリ2と、未読メールの有無の情報を記憶する未読メール記憶メモリ3と、蓋部材の開閉動作を検出する蓋開閉検出部4と、蓋開閉検出部4より蓋部材を開いた旨の検出情報を取得したとき、動作モード記憶メモリ2に記憶されている動作モードを参照し、かつ、必要に応じて未読メール記憶メモリ3に記憶されている未読メールの情報を参照して、動作モード設定部1によって設定された動作モードを実行する動作処理部5と、未読メールおよび既読の電子メールの内容、件数、着信時刻等を保存するメール保存メモリ6と、動作処理部5からの指令信号に基づいて画面の表示制御を行う表示制御部7と、表示制御部7の制御によって画面に表示を行う表示部8とによって構成されている。前記動作処理部5には、時計のような計時手段(図示略)が備えられている。図中符号9は、電子メールの着信を報知する着信報知手段である。
【0028】
ここで、動作処理部5は、未読メール記憶メモリ3に未読メールが存在することを確認した場合に、表示制御部7にその旨の情報を送信し、表示制御部7がメール保存メモリ6より未読メールを取得し、この電子メールの内容を表示部8に表示させる。また、未読メールが複数ある場合には、未読メールの名称一覧を表示させたり、最新/最古の未読メールを表示させたりすることもできる。また、動作モード設定部1に設定される蓋部材開放時の動作モードの内容は、未読メールの表示や着信した電子メールの内の未応答の電子メールの履歴である未応答着信履歴の表示や無表示などである。
【0029】
さらに、未読メールを表示させる動作モードの種別は、電子メールを受信してから一定時間以内に蓋部材を開いたときに未読メールを表示させる「所定時間以内の受信メールの表示」と、特定の人物(すなわち特定アドレス)からの電子メールを受信した場合にその受信した電子メールを蓋部材を開いたときに表示させる「特定人物からの受信メールの表示」と、所定の時間帯に受信した電子メールのみを蓋部材開放時に表示させる「所定時間帯の受信メールの表示」とがある。
また、動作モード記憶メモリ2にはこれらの動作モードが記憶されることになる。
【0030】
次に、図1のように構成された通信端末装置において、動作モード設定部1に未読メール表示を設定した場合の表示動作について説明する。先ず、予めキー入力部などによって、蓋部材を開いたときに実行される動作モードを動作モード設定部1に設定しておく。すると、設定された動作モードは動作モード記憶メモリ2に記憶される。このとき、動作モード設定部1に設定される動作モードは、未読メールの表示や未応答着信履歴の表示や無表示などの他に、通話状態からの蓋部材の閉動作時の動作モードとして、例えば、通話切断/通話継続/通語切断&通話時間表示/通話保留動作や、待機状態からの蓋部材の閉動作時の動作モードとして、例えば、壁紙表示/時計表示/バックライト消灯など、該当する携帯電話機の状態別による設定も可能である。
【0031】
上記のように動作モードが設定された後、蓋開閉検出部4が蓋部材が開かれたことを検出すると、動作処理部5が、動作モード記憶メモリ2を参照して、動作モード設定部1によって設定された動作モードの処理を行う。例えば、未読メール表示が設定されている場合は、動作処理部5によって、未読メール記憶メモリ3に未読メールが有るか否かが確認される。あるいは、動作処理部5は、メール保存メモリ6を参照して、未読メールがあるか否かを確認することによって未読メールの有無を確認することもできる。
【0032】
そして、動作処理部5が未読メールのあることを確認した場合は、表示制御部7が、メール保存メモリ6に記憶されている未読メールを表示部8に表示させる。また、メール保存メモリ6に記憶されている未読メールの件数を参照した結果、未読メールが複数ある場合には、未読メールのメール一覧を表示させたり、最新/最古の未読メール(つまり、受信時刻の一番新しい未読メール)を表示させたりすることもできる。なお、動作処理部5が未読メールのないことを確認した場合は何の処理も行わないようにすることもできるし、バックライトを点灯させたりすることもできる。
【0033】
図2は、図1に示す通信端末装置において、蓋部材を開いたときにおける動作モードの設定内容別の表示状態を示す場合のフローチャートである。先ず、蓋開閉検出部4が、蓋部材が閉状態であるか開状態であるかを検出する(ステップS1)。ここで、蓋部材が開状態になっていれば(ステップS1、YES)、蓋部材が開かれたときに、動作モード設定部1によって設定されている処理内容は何であるかを判断する(ステップS2)。
【0034】
動作モード設定部1の動作モードが「未読メールを表示する」の設定になっていれば、動作処理部5は、メール保存メモリ6を参照することにより、未読メール記憶メモリ3に記憶されている未読メールは一通か否かを判断する(ステップS3)。
ここで、未読メールが一通であれば(ステップS3,YES)、その未読メールの内容を表示制御部7の制御により表示部8に表示させる(ステップS4)。一方、未読メールが一通でなければ、つまり、複数であれば(ステップS3,NO)、未読メールの名称の一覧を表示部8に表示させる(ステップS5)。
【0035】
さらに、ステップS2において、蓋部材が開かれたときの動作モードの設定が「未応答着信履歴を表示する」であれば、表示部8に未応答着信履歴を表示させる(ステップS6)。また、ステップS2において、蓋部材が開かれたときの動作モードの設定が「バックライト点灯」であれば、表示部8にバックライトを点灯させる(ステップS7)。なお、これ以外の動作モードの設定として、例えば、携帯マナーを表示させてもよい。すなわち、危険防止のために「自動車運転中での使用禁止」とか、ペースメーカ等への影響に配慮して「公共の場での使用禁止」などを表示させるようにしてもよい。
【0036】
図3は、図1に示す通信端末装置において、蓋部材を開いたときの動作モードの設定内容が「受信メール表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。先ず、蓋開閉検出部4は、蓋部材の状態を検出する(ステップS11)。ここで、蓋部材が開状態になっていれば(ステップS11、YES)、動作処理部5は電子メールを受信中であるか否かを判断する(ステップS12)。
【0037】
ここで、電子メールを受信中であれば(ステップS12,YES)、電子メールの受信を継続して電子メールの受信が終了したか否かを判断し(ステップS13)、電子メールの受信が終了したのであれば(ステップS13,YES)、受信した電子メールは1通であるか否かを判断する(ステップS14)。受信した電子メールが1通であれば(ステップS14,YES)、受信した電子メールの内容を表示部8に表示させる。このとき、電子メールの名称も表示させる(ステップS15)。また、ステップS14で受信した電子メールが1通でなければ(ステップS14,NO)、受信した電子メールの名称一覧を表示させる(ステップS16)。なお、ステップS12で、電子メール受信中でなければ(ステップS12,NO)、例えば、壁紙などの待機画面のような通常の表示を行う(ステップS17)。
【0038】
図4は、図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「所定時間以内の受信メールの表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。この動作モードの設定においては、使用者は、該動作モードの選択とともに、この動作モードの作動に必要な所定時間を予め設定しておく。
【0039】
外部から電子メールが着信すると、一般には、着信報知手段9が着信音等を発生する等して、使用者に着信が知らされる。着信を報知された使用者が、その着信後の所定時間内に蓋部材を開くのは、その報知に応じてその電子メールを見ようとするためである場合が多い。
【0040】
そこで、先ず、蓋開閉検出部4が、蓋部材が閉状態から開状態になったか否かを検出する(ステップS21)。蓋部材が開かれた場合には(ステップS21、YES)、動作処理部5は、メール保存メモリ6に記憶されている電子メールの着信時間と現在時刻とに基づいて、電子メールの着信からの経過時間を算定し、予め設定した所定時間と比較することにより、電子メールが着信してからの経過時間が、予め設定した所定時間を超えているか否かを判断する(ステップS22)。
【0041】
ここで、電子メールが着信してからの経過時間が設定された所定時間以内であれば(ステップS22,YES)、着信した電子メールは1通であるか否かを判断する(ステップS23)。着信した電子メールが1通の場合には(ステップS23,YES)、その電子メールの内容を表示部8に表示させる。このとき、電子メールの名称も表示させる(ステップS24)。また、着信した電子メールが1通でなければ(ステップS23,NO)、その電子メールの名称一覧を表示させる(ステップS25)。
【0042】
一方、電子メールを着信してからの経過時間が所定時間(つまり、予め設定した設定時間)を超えている場合には(ステップS22,NO)、例えば、電子メールの内容または名称の表示を行うことなく、未読メールがある旨の表示や件数、壁紙などの待機画面のような通常の表示を行う(ステップS26)。
なお、上記においては、着信してからの経過時間が所定時間を超えていない電子メールの内容または名称一覧を表示させることにしたが、これに代えて、着信してからの経過時間が所定時間を超えていない電子メールが存在した場合に、所定時間を経過した電子メールを含めて、その名称一覧を表示することにしてもよい。
【0043】
図5は、図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「特定人物からの受信メールの表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。つまり、この場合の動作モードは、特定の人物(すなわち特定アドレス)からの電子メールを受信した場合にその電子メールを蓋部材開放時に表示させるものである。
【0044】
この動作モードを選択する場合には、動作モードの選択とともに、電子メールを表示する発信者を予め特定しておく。そして、先ず、蓋開閉検出部4は、蓋部材が閉状態から開状態になったか否かを検出する(ステップS31)。ここで、蓋部材が開かれた場合には(ステップS31、YES)、動作処理部5は、未読メール記憶メモリ3に、予め特定された発信者からの電子メールが保存されているか否かを判断する(ステップS32)。
【0045】
ここで、未読メール記憶メモリ3に特定人物からの電子メールが保存されていれば、(ステップS32,YES)、受信した電子メールが1通であるか否かを判断する(ステップS33)。もし、受信した電子メールが1通であれば(ステップS33,YES)、特定人物からの電子メールの本文を表示部8に表示させる。このとき、電子メールの名称も表示させる(ステップS34)。また、ステップS33で受信した電子メールが1通でなければ(ステップS33,NO)、複数の特定人物からの各電子メールの名称一覧を表示させる(ステップS35)。なお、ステップS32で、未読メール記憶メモリ3に特定人物からの電子メールが保存されていなければ(ステップS32,NO)、例えば、未読メールがある旨の表示や件数、壁紙などの待機画面のような通常の表示を行う(ステップS36)。
【0046】
図6は、図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「所定時間帯の着信メールの表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。つまり、この場合の動作モードは、予め設定された所定の時間帯に受信された電子メールのみを蓋部材開放時に表示させるものである。
【0047】
この動作モードの選択に当たっては、動作モードを選択するとともに、特定の時間帯を設定しておく。そして、先ず、蓋開閉検出部4は、蓋部材が閉状態から開状態になったか否かを検出する(ステップS41)。ここで、蓋部材が開かれた場合には(ステップS41、YES)、動作処理部5は、予め設定した時間帯、例えば、9:00〜12:00の時間帯に着信した電子メールがあるか否かを判断する(ステップS42)。
【0048】
ここで、予め設定した時間帯内(例、9:00〜12:00)に着信した電子メールがあれば(ステップS42,YES)、着信した電子メールは1通であるか否かを判断する(ステップS43)。もし、着信した電子メールが1通であれば(ステップS43,YES)、その時間帯(例、9:00〜12:00)に着信した電子メールの本文を表示部8に表示させる。このとき、電子メールの名称も表示させる(ステップS44)。また、ステップS43で着信した電子メールが1通でなければ、すなわち複数の電子メールであれば(ステップS43,NO)、予め設定した時間帯内(例、9:00〜12:00)に着信した全ての電子メールの名称一覧を表示させる(ステップS45)。なお、ステップS42で、予め設定した時間帯内(例、9:00〜12:00)に着信した電子メールがなければ(ステップS42,NO)、例えば、未読メールがある旨の表示や件数、壁紙などの待機画面のような通常の表示を行う(ステップS46)。
【0049】
以上述べたように、本発明の通信端末装置によれば、蓋部材を開けるという基本的な操作に対応して電子メールの表示機能が割り振られているので、未読メールなどのデータがあるときには特別なキー操作を行うことなく所望の電子メールを表示させることができる。つまり、未読メールなどの文字情報を受信済みのときは蓋部材を開けると、直ちに、設定された条件のもとで該当する情報が表示される。例えば、電子メールが着信してから5分以内に蓋部材を開けると受信メールの内容が表示されたり、受信した電子メールの件数が多いときはそれらの電子メールの名称一覧が表示される。
【0050】
あるいは、情報を取得したい特定の人(すなわち、特定アドレスや電話番号)を予め登録しておけば、蓋部材を開けたときには登録した特定人物(特定アドレス)からの電子メールを受信した場合のみ表示させることができる。さらには、蓋部材を開けたとき、勤務時間帯(例えば、9時から18時)に着信した電子メールのみを表示させるなど様々な設定を行うことができ、極めて使い勝手のよい電子メールの表示方法を実現させることができる。
【0051】
以上述べた実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。例えば、未受信メールなどの文字情報があるときに蓋部材を開けると、自動的に発信処理が行われて該当する情報を受信できるようにすれば、特別な受信操作を行う必要がない。また、電子メールの未応答着信があったときに蓋部材を開けると、未応答着信の履歴や最新の応答着信履歴を確認することもできる。さらには、未読メールなどの文字情報が何通もある場合には、未読メールの名称一覧を表示させた後に、所望の未読メールを選択して表示させることもできる。
【0052】
また、未読メールに添付されているメロディデータを再生したり、画像データを表示したりすることができる。これ以外にも、蓋部材を開けるという基本操作に様々な機能を割り振ることができる。例えば、蓋部材の開閉動作と連動させて、運転中や公共の場所での携帯電話機の使用を禁止するマナーモードなどの機能を設定することもできる。また、蓋部材を開く操作において壁紙表示を行ったりバックライト点灯するなど、様々な機能を割り振ることもできる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の通信端末装置によれば、受信した電子メールに未読メールがある場合、特別なキー操作を行わなくても蓋部材を開けると直ちに所望の未読メールの内容や名称の一覧を表示することができる。さらには、蓋部材を開けたときに、着信からの経過時間が一定時間以内の未読メールのみについて、内容や名称一覧を表示させることもできるし、ある一定の時間帯、例えば9時から18時までの勤務時間帯に受信した未読メールについてのみメール本文やメール名称の一覧を表示させることができる。このように、本発明の通信端末装置によれば、使用者が表示部を見るために表示部を覆っている蓋部材を開けるという基本的な操作に連動して所望の電子メールを表示させるので、極めて使い勝手のよい携帯電話機などを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る通信端末装置において、蓋部材が開かれたことに連動する電子メールの着信通知機能の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容別の表示状態を示す場合のフローチャートである。
【図3】 図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「受信メール表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「所定時間以内の着信メールの表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「特定人物からの受信メールの表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 図1に示す通信端末装置において、蓋部材開動作時における動作モードの設定内容が「所定時間帯の着信メールの表示」である場合の表示処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 動作モード設定部
2 動作モード記憶メモリ
3 未読メール記憶メモリ
4 蓋開閉検出部(蓋開閉検出手段)
5 動作処理部
6 メール保存メモリ(メール記憶手段)
7 表示制御部
8 表示部
9 着信報知部

Claims (2)

  1. 表示部に対して開閉される蓋部材を有する通信端末装置において、
    前記蓋部材の開閉を検出する蓋開閉検出手段と、
    電子メールを受信中かどうか判断する処理部と、
    受信した電子メールの内容を表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記処理部は、前記蓋開閉検出手段が前記蓋部材が開状態であることを検出したときに、前記電子メールを受信中である場合には、当該電子メールの受信が終了した後に前記表示制御部に当該受信した電子メールの内容を表示させる、
    ことを特徴とする通信端末装置。
  2. 表示部に対して開閉される蓋部材を有し、
    前記蓋部材が開状態であるときに、電子メールを受信中である場合には、当該電子メールの受信が終了した後に当該受信した電子メールの内容を前記表示部に表示することを特徴とする通信端末装置。
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