JP4669730B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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この発明は、電子マネー利用機能を構成する非接触IC処理部を備えた携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、現金、クレジットカードに代わるカード型電子貨幣としては、例えば、ICカード内に記録されている電子財布の残高を記号で表示するようにした電子財布残高表示システムが知られている(特許文献1参照)。また、非接触ICカード内の電子マネーが更新(減額)された際に、その残高が少なくなったことをサーバ経由でその利用者所持の携帯電話にメールにて通知するようにした決済情報通知サービスサーバが知られている(特許文献2参照)。
特開平8−287169号公報 特開2004−030271号公報
しかしながら、上述した特許文献1にあっては、暗証番号の入力操作に応答してカード残高を記号表示することによって、カード残高を第三者に知られることなく、何時でも何処でも確認可能であるが、暗証番号の入力を前提とするものであった。また、上述した特許文献2にあっては、カード残高が少なくなった場合の通知に限られるほか、利用者所持の携帯電話に対してメール通知するため、サーバ及び通信コストを必要とするなどの問題が残る。
ところで、近年、携帯電話装置及び非接触IC処理の技術進歩に伴い、例えば、定期券等として利用可能な携帯電話装置が実用化され、また、電子マネーとして利用可能な携帯電話装置も実用化され始めている。この種の携帯電話装置を定期券などの入場管理用として利用する場合、外部機器であるICカードリーダライタとの間での交信が正常に行われれば、そのまま入場が許可されるので、利用者にあっては交信の有無などを確認する必要はないが、電子マネーとして利用する場合、その場で取引の詳細な内容を確認できれば、安心して使用できるはずである。すなわち、電子マネー残高、支払い額は幾らであったか、取引商品は何であったかなど、様々な情報を知ることができれば、安心して使用できるはずであるが、その際、取引端末側の客用表示器側で支払い額などで確認しようとした場合、預かり金、小計などの表示データと錯誤するおそれがあり、また、電子マネー残高を取引端末側で表示させることは、プライバシィなどの点で好ましくない。
また、この種の携帯電話装置にあっては、電子マネーを利用する毎にその利用状況を履歴情報として記憶管理するようにしているため、この利用履歴を読み出して表示させれば、詳細な利用状況を把握することが可能となるが、そのためには機能メニューの中から電子マネー機能を選択指定した後、この電子マネー機能のメニュー画面の中から「利用履歴照会」の項目を選択指定し、更には、履歴情報の一覧画面の中から今回利用分の利用情報を探し出す必要があるなど、ユーザに大きな負担をかけてしまう。
一方、電子マネーの利用情報は、秘密性の高い個人情報のひとつであり、携帯電話の紛失あるいは盗難などによって第三者に電子マネー利用情報が知られると、悪用される危険もあった。
第1の発明の課題は、電子マネーの利用時にその利用情報を部分表示するか詳細表示するかを電子マネー利用時の操作状況に応じて制御できるようにすることである。
第2の発明の課題は、電子マネーの利用時にその利用情報の表示時間を制限できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、電子マネー利用機能を構成する非接触IC処理部を備えた携帯端末装置であって、電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と前記非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する取得手段と、装置本体を閉じた状態のクローズスタイルと開いた状態のオープンスタイルを検出するスタイル検出手段と、前記取得手段によって電子マネー利用情報を取得した際に、前記クローズスタイルであることが検出されている場合には、前記利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目データを抽出して部分表示する表示形式に決定し、前記オープンスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示する表示形式に決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された表示形式に基づいて電子マネー利用情報を部分表示あるいは詳細表示させ、前記詳細表示を開始してから第1の制限時間の経過を検出した場合、あるいは前記第1の制限時間が経過する前に前記オープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更する表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
ここで、例えば、「部分表示」として、電子マネーの利用金額を表示し、「詳細表示」として、「店舗名」、「利用日時」、「電子マネー残高」、「利用金額」、「商品名」などを表示するようにしてもよい。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記決定手段は、電子マネーを利用してから第2の制限時間が経過する前に前記クローズスタイルからオープンスタイルに変更されたことを検出した場合に、前記詳細表示を表示形式として決定する(請求項2記載の発明)。
また、前記取得手段によって得られた電子マネー利用情報を履歴情報として順次記憶する履歴情報記憶手段を設け、前記利用情報の非表示後における所定手順による読み出し操作に応答して前記履歴情報記憶手段の内容を読み出して表示出力するようにしてもよい(請求項記載の発明)。
また、第1及び第2の表示部を備え、前記表示制御手段は、前記オープンスタイルであることが検出されている場合に、電子マネー利用情報の詳細表示を第1の表示部で行い、前記クローズスタイルであることが検出されている場合に、電子マネー利用情報の部分表示を第2の表示部で行うようにしてもよい(請求項記載の発明)。
請求項記載の発明(第2の発明)は、電子マネー利用機能を構成する非接触IC処理部を備えた携帯端末装置であって、電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と前記非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する取得手段と、装置本体を閉じた状態のクローズスタイルと開いた状態のオープンスタイルを検出するスタイル検出手段と、前記取得手段によって電子マネー利用情報を取得した際に、前記オープンスタイルであることが検出されている場合には、電子マネー利用情報を表示出力させ、前記クローズスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を非表示の状態にする表示制御手段と、前記電子マネー利用情報の表示を開始してからの経過時間を表示継続時間として計時すると共に、この表示継続時間が第3の制限時間に達したか否かを監視する監視手段とを具備し、前記表示制御手段は、前記監視手段によって前記第3の制限時間に達したことが検出された場合、あるいは前記第3の制限時間が経過する前に前記オープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更することを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
前記取得手段によって得られた電子マネー利用情報を履歴情報として順次記憶する履歴情報記憶手段を設け、前記利用情報の非表示後において、所定手順による読み出し操作に応答して前記履歴情報記憶手段の内容を読み出して表示出力する(請求項記載の発明)。
請求項1記載の発明(第1の発明)によれば、今回の電子マネー利用情報を取得すると共に、電子マネー利用情報を取得した際に、クローズスタイルであることが検出されている場合には、利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目データを抽出して部分表示する表示形式に決定し、オープンスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示する表示形式に決定し、この表示形式に応じて利用情報を部分表示あるいは詳細表示させるようにしたから、今回利用分の詳細情報を利用履歴から確認しなくても、電子マネーの利用時に、その利用情報の詳細を即座に確認することができ、その場での利用確認によってトラブル対策にも有効となるなど、電子マネーの安心利用が可能となる。
また、詳細表示を開始してから第1の制限時間の経過を検出した場合、あるいは第1の制限時間が経過する前にオープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更するようにしたから、詳細表示を時間的に制限することが可能となると共に、所定時間が経過する前でも詳細表示の内容を確認した後に所定操作を行うことで詳細表示を消去することができ、より安全性を高めることが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有するほか、電子マネーを利用してから第2の制限時間が経過する前に前記クローズスタイルからオープンスタイルに変更されたことを検出した場合に、前記詳細表示を表示形式として決定するようにしたから、例えば、電子マネーを利用してから所定時間内(例えば、10秒以内)のように、詳細表示を許可するタイミングとして電子マネー利用時に制限することができ、セキュリティ面でも有効なものとなる。また、電子マネー利用時には装置本体をクローズスタイルの折り畳み状態で外部機器である取引端末側にかざすが、この状態から装置本体を開いてオープンスタイルに変更したということは、利用情報を見たいという要望の表れであり、極めて自然な操作によって、利用情報の詳細を確認することが可能となる。
また、電子マネー利用情報を履歴情報として順次記憶管理している状態において、この利用情報の非表示後に所定手順による読み出し操作が行われた際に、この読み出し操作に応答して履歴情報を読み出して表示出力するようにしたから(請求項記載の発明)、電子マネー利用情報を何時でも自由に再確認することができる。
この場合、オープンスタイルであれば、電子マネー利用情報の詳細表示を第1の表示部で行い、クローズスタイルであれば、電子マネー利用情報の部分表示を第2の表示部で行うようにしたから(請求項記載の発明)、例えば、折り畳み式の携帯電話装置にあっては、第1の表示部を正面側のメイン表示部、第2の表示部を背面側のサブ表示部とすることができ、それらの画面サイズに応じて部分表示、詳細表示を行うことが可能となる。
請求項記載の発明(第2の発明)によれば、外部機器である取引端末と非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の電子マネー利用情報を取得すると共に、電子マネー利用情報を取得した際に、オープンスタイルであることが検出されている場合には、電子マネー利用情報を表示出力させ、クローズスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を非表示の状態にし、電子マネー利用情報の表示を開始してからの経過時間を表示継続時間として計時し、この表示継続時間が第3の制限時間に達したことが検出された場合、あるいは第3の制限時間が経過する前にオープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更するようにしたから、電子マネーの利用時にその利用情報の表示時間を制限することができ、また、制限時間に達する前にオープンスタイルからクローズスタイルに変更する操作が行われたことが検出された際に、電子マネー利用情報を非表示の状態に変更するようにしたから、ユーザの意向に応じて利用情報の表示を消去することができる。つまり、意図的な非表示操作があれば、それを優先することができるので、より安全性を高めることが可能となる。
請求項記載の発明によれば、上述した請求項記載の発明と同様の効果を有するほか、電子マネー利用情報を履歴情報として順次記憶管理している状態において、この利用情報の非表示後に所定手順による読み出し操作が行われた際に、この読み出し操作に応答して履歴情報を読み出して表示出力するようにしたから、電子マネー利用情報を何時でも自由に再確認することができる。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、携帯電話装置の外観図であり、(A)は、折り畳み型の装置本体を開いた状態での正面図、(B)は、その状態での背面図である。
この携帯電話装置は、二次電池(図示せず)を主電源として動作するもので、電話機能、メール機能、カメラ撮影機能、インターネット接続機能以外の付加機能として電子マネー利用機能などが装備されている。この装置本体は、二つの筐体1、2から構成されており、メイン表示部3を備えた第1の筐体(上部筐体)1と、キー操作部4を備えた第2の筐体(下部筐体)2とは、ヒンジ機構部(連結部)5を介して取り付けられており、このヒンジ機構部5は、上部筐体1と下部筐体2とを開閉可能(装置本体を折り畳み可能)に連結する。
上部筐体1側に設けられているメイン表示部3の右上角部の近傍には、通話機能を構成する音声スピーカ(例えば、ダイナミックスピーカ)6が配置され、また、下部筐体2側に設けられているキー操作部4の右下の角部近傍には、磁気センサ7が配置されており、装置本体を閉じることによって音声スピーカ6と磁気センサ7とが近接対向した際に、磁気センサ7は、音声スピーカ6のからの磁界に反応してオンとなり、ハイレベルの検出信号を出力する。この検出信号は、装置本体を閉じた状態の「クローズスタイル」であるか、開いた状態の「オープンスタイル」であるかを検出するもので、「クローズスタイル」ではハイレベルとなり、「オープンスタイル」ではローレベルとなるスタイル検出信号である。なお、磁気センサ7は、デジタルタイプのホール素子などによって構成されたものであるが、磁気センサに限らず、電気的、機構的、光学的手段の何れかあるいはそれらの組み合わせによって現在のスタイルを検出するようにしてもよい。
また、携帯電話装置の背面側には、サブ表示部8、着信報知機能を構成する報知用LED9及び報知用スピーカ10などが設けられている。メイン表示部3は、折り畳み式の装置本体を開いた「オープンスタイル」において、文字情報、画像情報などを高精細に表示可能な主画面であり、サブ表示部8は、折り畳み式の装置本体を折り畳んだ「クローズスタイル」において、現在時刻、メッセージなどを案内表示する背面側の副画面である。キー操作部4は、押しボタン式の各種のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、このキー操作部1には、メニュー画面の表示出力させるメニューキー、電話番号などを入力するダイヤルキーと、4方向に対応してメニュー項目などを選択する方向キーと、方向キーで選択された項目を決定するときなどに使用される決定キーを有している。
図2は、携帯電話装置の基本的構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4及び図5に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。メモリ13は、ワーク領域を有する内部メモリであり、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成され、また、メモリカード14は、着脱自在な記録メディアであり、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成され、メモリ13との間においてデータの授受が行われる。
CPU11には、その入出力周辺デバイスであるメイン表示部3、サブ表示部8、キー操作部4、音声スピーカ6、磁気センサ7、報知用LED9、報知用スピーカ10などが接続されているほか、電話通信部15、カメラ撮像部16、非接触IC処理部17が接続されている。電話通信部15は、アンテナ18からの受信電波を増幅して受信ベースバンド信号に復調すると共に、この受信ベースバンド信号をデジタル変換するもので、CPU11は、電話通信部15からの受信結果に基づいて電話呼び出し、電子メール受信、インターネット接続に応じた処理を実行する。カメラ撮像部16は、静止画撮影、動画撮影が可能なデジタルカメラ部である。
非接触IC処理部17は、電子マネー利用能を構成するもので、専用CPU17A、メモリ部17B、コイルアンテナ部17Cを有し、外部機器としてのICリーダライタ20付きの取引端末(図示せず)との間で微弱電波によって近距離通信を行う。メモリ部17Bは、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、マネー残高メモリM1、利用履歴メモリM2などを有している。なお、コイルアンテナ部17Cは、電波を送受信するもので、ICリーダライタ20からの受信電波によって電磁誘導される起電力を非接触IC処理部17の動作電力として利用するようにしている。
この非接触IC処理部17は、ICリーダーライタ20からの受信電波を検出すると、コイルアンテナ部17Cからの起電力に基づいて起動状態となり、ICリーダーライタ20付き取引端末との間で無線通信を実行する。この場合、CPU11は、ICリーダーライタ20付き取引端末から非接触IC処理部17を介して電子マネー利用情報を受信取得した際に、この利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目データを抽出して部分表示させるか、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示させるかの表示形式を電子マネー利用時の操作状況に応じて決定し、この表示形式に基づいて電子マネー利用情報を部分表示あるいは詳細表示させるようにしている。
図3は、電子マネー利用情報がサブ表示部8に部分表示された状態とメイン表示部3に詳細表示された状態を示したもので、このサブ画面には、図3(A)に示すように、電子マネー利用情報を構成する複数の項目のうち、その一部の項目データとして「今回の利用金額(請求金額)」が案内表示され、メイン画面には、図3(B)に示すように、全ての項目データとして「利用店舗名」、「利用日時」、「利用金額」、「利用商品」、「電子マネー残高」、「ポイント」が案内表示される。ここで、CPU11は、電子マネー利用時に磁気センサ7をアクセスし、その検出信号に基づいて装置本体のスタイルを判別し、「クローズスタイル」であれば、今回の電子マネーの利用情報をサブ表示部8に部分表示させ、「オープンスタイル」であれば、今回の電子マネーの利用情報をメイン表示部3に詳細表示させる。
次ぎに、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図4及び図5は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置全体の動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、磁気センサ7をアクセスし、その検出信号に基づいて装置本体の開閉状態に応じて現在のスタイルを検出し(ステップS1)、装置本体を開いた状態の「オープンスタイル」であれば(ステップS2でNO)、メイン表示部3を駆動させてメイン画面をONさせた後(ステップS4)、図5のステップS35に移るが、装置本体を閉じた「クローズスタイル」であれば(ステップS2でYES)、サブ表示部8を駆動させてサブ画面をONさせた後(ステップS3)、このサブ表示部8に待受画面を表示出力させる(ステップS5)。この状態において、CPU11は、電話通信部15からの着信有無をチェックし(ステップS6)、電話着信あるいはメール着信を検出すると、報知用LED9を点滅駆動させると共に、報知用スピーカ10から着信音を発生出力させる着信報知を行う(ステップS7)。
そして、再度のスタイル検出を行うが(ステップS8)、この場合、着信報知に応じて「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更された際には(ステップS8でYES)、図5のステップS38に移り、着信対応処理を実行し、回線接続が確立されてから遮断されるまで通話処理を実行したり、受信メール格納処理などが行われる。一方、「クローズスタイル」のままの状態において着信無しが検出された場合には(ステップS6でNO)、非接触IC処理部17の起動有無を検出し(ステップS9)、その結果、非接触IC処理部17が非起動状態であれば、再度のスタイル検出を行い(ステップS10)、「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更された際には(ステップS10でYES)、メイン表示部3を駆動させてメイン画面をONさせた後(ステップS11)、図5のステップS35に移るが、「クローズスタイル」のままであれば(ステップS10でNO)、サブ待受画面に戻る(ステップS5)。
いま、「クローズスタイル」において非接触IC処理部17の起動を検出すると(ステップS9でYES)、ICリーダライタ20付き取引端末から非接触IC処理部17を介して電子マネー利用金額(請求金額)を受信取得すると共に(ステップS12)、マネー残高メモリM1の内容を読み出すと共に、このマネー残高と今回の利用金額とを比較することによって (ステップS13)、電子マネーでの支払いが可能かを否かチェックする(ステップS14)。ここで、今回の利用金額がマネー残高を超える場合、つまり、支払い不可能な場合には(ステップS14でNO)、支払い不可応答メッセージをサブ表示部8に表示出力させた後(ステップS15)、サブ待受画面に戻るが(ステップS5)、支払い可能な場合には、支払い可能メッセージをサブ表示部8に表示出力させた後(ステップS16)、マネー残高から利用金額を減算してマネー残高を更新すると共に、この更新後の新たなマネー残高をマネー残高メモリM1に書き込む(ステップS17)。
そして、取引端末から非接触IC処理部17を介して電子マネー利用情報を受信取得すると共に(ステップS18)、今回の取引分の利用情報として利用履歴メモリM2に追加登録した後(ステップS19)、電子マネー利用情報の中から利用金額のみを抽出し(ステップS20)、サブ表示部8に今回の利用金額を案内表示させる(ステップS21)。このように電子マネー利用情報を構成する複数の項目のうち、その一部の項目データとして「今回の利用金額(請求金額)」をサブ画面に部分表示させた後は、10秒タイマをクリアスタートさせる(ステップS22)。この10秒タイマは、電子マネー利用時からの経過時間を計時するもので、この10秒タイマをクリアスタートさせた後は、再度のスタイル検出を行い(ステップS23)、「クローズスタイル」のままであれば(ステップS23でNO)、この10秒タイマがタイムアップしたか否かを判別する(ステップS24)。ここで、電子マネー利用時から10秒経過する前であれば、ステップS23に戻り、以下、スタイル変更あるいは10秒経過が検出されるまで待機状態となる。
ここで、タイムアップが検出された場合には(ステップS24でYES)、サブ画面内の利用金額を消去した後(ステップS25)、このサブ待受画面に切り換えるが(ステップS5)、タイムアップされる前に「クローズスタイル」から「オープンスタイル」に変更された際には(ステップS23でYES)、サブ表示部8の駆動を停止してサブ画面をOFFすると共に、メイン表示部3を駆動させてメイン画面をONさせる(ステップS26)。この結果、サブ画面での電子マネー利用情報の部分表示(今回の利用金額の表示)は、最大10秒間継続される、言い換えれば、10秒以内に制限される。そして、CPU11は、電子マネー利用情報を構成する複数の項目データを当該メイン画面に詳細表示させる(ステップS27)。これによって図3に示すように、メイン画面には、「利用店舗名」、「利用日時」、「利用金額」、「利用商品」、「電子マネー残高」、「ポイント」が案内表示される。
このように電子マネー利用情報を構成する全ての項目データをメイン画面に詳細表示した後は、15秒タイマをクリアスタートさせる(ステップS28)。この15秒タイマは、詳細表示を開始してからの経過時間を計時するもので、この15秒タイマをクリアスタートさせた後は、再度のスタイル検出を行い(ステップS29)、その結果、「オープンスタイル」のままであれば(ステップS29でNO)、15秒タイマがタイムアップしたか否かを判別し(ステップS30)、詳細表示を開始してから15秒が経過する前であれば、ステップS29に戻り、以下、スタイル変更あるいは15秒経過が検出されるまで待機状態となる。
いま、タイムアップが検出された場合には(ステップS30でYES)、メイン画面内の利用情報表示を消去した後(ステップS31)、図5のステップS35に移るが、タイムアップされる前に「オープンスタイル」から「クローズスタイル」に変更された際には(ステップS29でYES)、メイン画面内の利用情報表示を消去すると共に(ステップS32)、メイン画面をOFFすると共にメイン画面をONさせた後(ステップS33)、サブ待受画面に切り換える(ステップS5)。この結果、メイン画面での電子マネー利用情報の詳細表示は、最大15秒間継続される、言い換えれば、15秒以内に制限される。
図5のステップS35は、「オープンスタイル」の変更に伴ってメイン待受画面に切り換えるもので、このメイン待受画面が表示されている状態において、CPU11は、着信有無をチェックし(ステップS36)、電話着信あるいはメール着信を検出すると、上述した場合と同様に着信報知を行うと共に(ステップS37)、着信対応処理を実行した後(ステップS38)、メイン待受画面に戻る(ステップS35)。いま、着信無し状態において、機能選択用のメニューキーが操作されると(ステップS39でYES)、メイン表示部3をメイン待受画面から機能メニュー画面に切り換える(ステップS42)。
図6(A)は、この機能メニュー画面の内容を示した図で、この機能メニュー画面には、「メール」、「写真」、「ムービ」、「電子マネー」、「機能設定」、「データフォルダ」などの各種の機能メニューが一覧表示される。この機能メニュー画面の中から任意のメニュー項目が選択指定されると(ステップS43)、選択されたメニュー項目は、「電子マネー」の項目か否かをチェックし(ステップS44)、「電子マネー」以外の項目であれば、当該メニュー項目対応の処理に移るが(ステップS45)、「電子マネー」項目が選択された場合には、メイン表示部3を機能メニュー画面からパスワード入力画面に切り換える(ステップS46)。
図6(B)は、このパスワード入力画面を示し、パスワード入力画面は、パスワードの入力を促すメッセージに対応してパスワード入力欄を有する構成で、この入力画面に自己のパスワードが入力されると、CPU11は、この入力パスワードと予め設定されている登録パスワードとを照合することによってユーザ認証を実行する(ステップS47)。この結果、正規なユーザであれば(ステップS48でYES)、利用履歴メモリM2をアクセスしてその内容を読み出し、図6(C)に示すような利用履歴一覧画面をメイン表示部3に表示出力させることによってパスワード入力画面から利用履歴一覧画面の切り換えを行う(ステップS49)。
この利用履歴一覧画面は、取引毎にその「利用日時」と「店舗名」とを対応付けた利用履歴を表形式で一覧表示するもので、CPU11は、この利用履歴一覧画面に切り換えた後、この一覧画面を表示してからの経過時間を計時する30秒タイマをクリアスタートさせる(ステップS50)。そして、ユーザ操作によって利用履歴一覧画面の中から任意の項目が選択指定されたか否かをチェックし(ステップS51)、任意項目の選択が行われなければ、再度のスタイル検出を行い(ステップS52)、「オープンスタイル」のままであれば(ステップS52でNO)、タイムアップしたか否かを判別し(ステップS53)、タイムアップする前であれば、ステップS51に戻り、以下、スタイル変更あるいは30秒経過が検出されるまで待機状態となる。
いま、30秒が経過してタイムアップが検出された場合には(ステップS53でYES)、利用履歴一覧画面を消去した後に(ステップS54)、メイン待受画面に切り換えるが(ステップS35)、タイムアップされる前に「オープンスタイル」から「クローズスタイル」に変更された場合には(ステップS52でYES)、利用履歴一覧表示を消去した後(ステップS55)、メイン画面をOFFすると共にメイン画面をONさせた後(ステップS56)、サブ待受画面に切り換える(図4のステップS5)。このように利用履歴一覧画面は、最大30秒間継続表示(30秒以内に制限)される。
一方、利用履歴一覧画面が表示されている状態において、任意の項目が選択指定された場合には(ステップS51でYES)、この選択項目に対応する利用情報を利用履歴メモリM2から読み出し(ステップS57)、この利用情報を構成する各項目データを一覧表示する個別利用画面に切り換える(ステップS58)。そして、この個別利用画面の表示を開始してからの経過時間を計時する15秒タイマをクリアスタートさせた後(ステップS59)、戻る操作が行われたか否かをチェックし(ステップS60)、戻り操作が行われた場合には、上述の利用履歴一覧画面表示に戻るが(ステップS49)、戻り操作が行われなければ、再度のスタイル検出を行い(ステップS61)、「オープンスタイル」のままであれば(ステップS61でNO)、15秒タイマがタイムアップしたか否かを判別し(ステップS62)、個別利用画面を表示してから15秒経過する前であれば、ステップS60に戻り、以下、戻り操作あるいはスタイル変更若しくは15秒経過が検出されるまで待機状態となる。
いま、15秒が経過してタイムアップが検出された場合には(ステップS62でYES)、個別利用画面を消去した後に(ステップS63)、メイン待受画面に切り換えるが(ステップS35)、タイムアップされる前に「オープンスタイル」から「クローズスタイル」に変更された場合には(ステップS61でYES)、個別利用画面を消去すると共に(ステップS64)、メイン画面をOFFすると共にメイン画面をONさせた後(ステップS65)、サブ待受画面に切り換える(図4のステップS5)。このように個別利用画面は、最大15秒間継続表示(15秒以内に制限)される。
以上のように、この実施例においてCPU11は、ICリーダライタ20付き取引端末から非接触IC処理部17を介して電子マネー利用情報を受信取得した際に、この利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目である利用金額を抽出して部分表示させるか、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示させるかを装置本体の開閉操作に応じて決定し、クローズスタイルであれば、サブ表示部8に電子マネー利用情報の一部を部分表示させ、オープンスタイルであれば、電子マネー利用情報の全てをメイン表示部3に詳細表示させるようにしたから、今回利用分の詳細情報を利用履歴から確認しなくても、電子マネーの利用時に、その利用情報の詳細を即座に確認することができ、その場での利用確認によってトラブル対策にも有効となるなど、電子マネーの安心利用が可能となる。
この場合、電子マネー利用時には装置本体をクローズスタイルで外部機器としての取引端末側にかざすが、このクローズスタイルからオープンスタイルに変更したということは、電子マネー利用情報を見たいという要望の表れであり、極めて自然な操作によって、利用情報の詳細を確認することが可能となる。ここで、電子マネー利用時から10秒経過する前にクローズスタイルからオープンスタイルに変更されたことを条件に、電子マネー利用情報を詳細表示するようにしたから、詳細表示を許可するタイミングとして電子マネー利用時に制限することができ、セキュリティ面でも有効なものとなる。
また、電子マネー利用情報の詳細表示を開始してから15秒経過した場合あるいは15秒経過する前にオープンスタイルからクローズスタイルに変更された場合、利用情報を消去するようにしたから、詳細表示を時間的に制限することが可能となると共に、15秒経過前でも詳細表示の内容を確認した後にクローズスタイルに変更することで、詳細表示を消去することができ、より安全性を高めることが可能となる。この場合、詳細表示を消去した後、機能メニュー画面の中から「電子マネー」の項目を選択すると共に、パスワードを入力することによって利用履歴メモリM2の内容が表示出力されるので、電子マネー利用情報を何時でも自由に再確認することができる。
また、CPU11は、電子マネー利用情報の詳細表示を開始した際に、15秒タイマをスタートさせ、詳細表示を15秒間継続表示させた際に、詳細表示を消去するようにしたから、電子マネー利用情報の表示時間を制限することができ、より安全性を高めることが可能となり、セキュリティ対策として有効なものとなる。この場合、15秒経過する前にオープンスタイルからクローズスタイルに変更された場合にも詳細表示を消去するようにしたから、ユーザの意向に応じて利用情報の表示を消去することができる。
なお、上述した実施例においては、電子マネー利用情報の部分表示、詳細表示、履歴一覧表示、個別利用表示の最大継続時間(表示制限時間)を「10秒」、「15秒」、「30秒」とした場合を例示したが、これらの表示継続時間を任意に変更可能としてもよい。また、折り畳み型の携帯電話装置において、オープンスタイル、クローズスタイルの変更操作に応じて電子マネー利用情報を部分表示あるいは詳細表示するようにしたが、装置本体に側部に設けられているサイドキーを操作することによって部分表示あるいは詳細表示するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、サブ表示部、メイン表示部を備えた折り畳み型の携帯電話に適用した場合を例示したが、ストレート型携帯電話、スライド型携帯電話、回転型携帯電話などであってもよい。この場合、表示部は1つであってもよく、電子マネー利用情報をこの表示部に部分表示あるいは詳細表示するようにしてもよい。その他、携帯電話装置に限らず、例えば、電子マネー機能付きのPDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。また、電子マネー利用機能としては、プリペイドカードのほか、クレジットカード、ポイントカードなどであってもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する機能と、この取得手段によって電子マネー利用情報を取得した際に、この利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目データを抽出して部分表示させるか、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示させるかの表示形式を電子マネー利用時の操作状況に応じて決定する機能と、決定された表示形式に基づいて電子マネー利用情報を部分表示あるいは詳細表示させる機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
携帯電話装置の外観図で、(A)は、折り畳み型の装置本体を開いた状態での正面図、(B)は、その状態での背面図。 携帯電話装置の基本的構成要素を示したブロック図。 電子マネー利用情報がサブ表示部8に部分表示された状態とメイン表示部3に詳細表示された状態を示し、(A)は、メイン画面の詳細表示、(Bは)、サブ画面の部分表示を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置全体の動作を示したフローチャート。 図4に続く、フローチャート。 入力操作に応じて切り換わるメイン画面を示し、(A)は、機能メニュー画面に切り換えられた状態、(B)はパスワード入力画面に切り換えられた状態、(C)は、利用履歴一覧画面に切り換えられた状態を示した図。
符号の説明
1 上部筐体
2 下部筐体
3 メイン表示部
4 キー操作部
6 音声スピーカ
7 磁気センサ
8 サブ表示部
11 CPU
12 記憶部
13 メモリ
18 非接触IC処理部
M1 マネー残高メモリ
M2 利用履歴メモリ

Claims (8)

  1. 電子マネー利用機能を構成する非接触IC処理部を備えた携帯端末装置であって、
    電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と前記非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する取得手段と、
    装置本体を閉じた状態のクローズスタイルと開いた状態のオープンスタイルを検出するスタイル検出手段と、
    前記取得手段によって電子マネー利用情報を取得した際に、前記クローズスタイルであることが検出されている場合には、前記利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目データを抽出して部分表示する表示形式に決定し、前記オープンスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示する表示形式に決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された表示形式に基づいて電子マネー利用情報を部分表示あるいは詳細表示させ、前記詳細表示を開始してから第1の制限時間の経過を検出した場合、あるいは前記第1の制限時間が経過する前に前記オープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更する表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記決定手段は、電子マネーを利用してから第2の制限時間が経過する前に前記クローズスタイルからオープンスタイルに変更されたことを検出した場合に、前記詳細表示を表示形式として決定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記取得手段によって得られた電子マネー利用情報を履歴情報として順次記憶する履歴情報記憶手段を設け、
    前記利用情報の非表示後における所定手順による読み出し操作に応答して前記履歴情報記憶手段の内容を読み出して表示出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  4. 第1及び第2の表示部を備え、
    前記表示制御手段は、前記オープンスタイルであることが検出されている場合に、電子マネー利用情報の詳細表示を第1の表示部で行い、前記クローズスタイルであることが検出されている場合に、電子マネー利用情報の部分表示を第2の表示部で行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  5. 電子マネー利用機能を構成する非接触IC処理部を備えた携帯端末装置であって、
    電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と前記非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する取得手段と、
    装置本体を閉じた状態のクローズスタイルと開いた状態のオープンスタイルを検出するスタイル検出手段と、
    前記取得手段によって電子マネー利用情報を取得した際に、前記オープンスタイルであることが検出されている場合には、電子マネー利用情報を表示出力させ、前記クローズスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を非表示の状態にする表示制御手段と、
    前記電子マネー利用情報の表示を開始してからの経過時間を表示継続時間として計時すると共に、この表示継続時間が第3の制限時間に達したか否かを監視する監視手段とを具備し、
    前記表示制御手段は、前記監視手段によって前記第3の制限時間に達したことが検出された場合、あるいは前記第3の制限時間が経過する前に前記オープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更する
    とを特徴とする携帯端末装置。
  6. 前記取得手段によって得られた電子マネー利用情報を履歴情報として順次記憶する履歴情報記憶手段を設け、
    前記利用情報の非表示後において、所定手順による読み出し操作に応答して前記履歴情報記憶手段の内容を読み出して表示出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  7. コンピュータに対して、
    電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する機能と、
    前記非接触IC処理部を備えた端末本体を閉じた状態のクローズスタイルと開いた状態のオープンスタイルを検出する機能と、
    前記電子マネーの利用情報を取得した際に、前記クローズスタイルであることが検出されている場合には、前記利用情報を構成する複数の項目データの中からその一部の項目データを抽出して部分表示する表示形式に決定し、前記オープンスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を構成する複数の項目データを詳細表示する表示形式に決定する機能と、
    決定された表示形式に基づいて電子マネー利用情報を部分表示あるいは詳細表示させ、前記詳細表示を開始してから第1の制限時間の経過を検出した場合、あるいは前記第1の制限時間が経過する前に前記オープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. コンピュータに対して、
    電子マネーの利用時に外部機器である取引端末と非接触IC処理部との間で無線通信を行うことによって当該取引端末から今回の利用情報を取得する機能と、
    前記非接触IC処理部を備えた端末本体を閉じた状態のクローズスタイルと開いた状態のオープンスタイルを検出する機能と、
    前記電子マネーの利用情報を取得した際に、前記オープンスタイルであることが検出されている場合には、電子マネー利用情報を表示出力させ、前記クローズスタイルであることが検出されている場合には、当該利用情報を非表示の状態にする機能と、
    前記利用情報の表示を開始してからの経過時間を表示継続時間として計時すると共に、この表示継続時間が第3の制限時間に達したか否かを監視する機能と
    前記第3の制限時間に達したことが検出された場合、あるいは前記第3の制限時間が経過する前に前記オープンスタイルからクローズスタイルに変更されたことを検出した場合に、当該利用情報を非表示の状態に変更する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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