JP4903501B2 - 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

認証機能付き携帯端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4903501B2
JP4903501B2 JP2006165742A JP2006165742A JP4903501B2 JP 4903501 B2 JP4903501 B2 JP 4903501B2 JP 2006165742 A JP2006165742 A JP 2006165742A JP 2006165742 A JP2006165742 A JP 2006165742A JP 4903501 B2 JP4903501 B2 JP 4903501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
function
restriction
unit
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006165742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007334637A (ja
Inventor
悦宏 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Casio Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority to JP2006165742A priority Critical patent/JP4903501B2/ja
Publication of JP2007334637A publication Critical patent/JP2007334637A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4903501B2 publication Critical patent/JP4903501B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う認証機能付き携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、キーロックなどの制限ロックを任意に設定可能な携帯電話装置が普及してきており、例えば、表示部筐体と操作側筐体との折り畳みが可能な携帯電話装置において、表示部筐体を操作部筐体に対して開いた状態のときに暗証番号を入力することでキーロック解除を行えるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。また、表示部筐体の背面側に指紋センサを設け、この指紋センサから入力された指紋データに基づいてユーザ認証を行うようにした技術が知られている(特許文献2参照)。また、携帯電話装置には、音声電話機能のほか、電子メール機能、カメラ機能、テレビ電話機能、電子マネー機能など、多数の付加機能を有しているが、これらの各機能に対してその使用制限を設定可能とした技術が知られている(特許文献3参照)。
特開2001−217924号公報 特開2005−12425号公報 特開2005−323083号公報
そして、上述した特許文献3の技術では、使用制限が設定されている各機能において、その制限を解除する場合には、指紋認証操作を行うようにしているが、全ての機能に対し画一的に指紋認証操作を強要することは、使い勝手、セキュリティ対策などの点で問題となる。
この発明の課題は、使用制限が可能な制限対象に適した認証手段を選択できると共に、制限解除のための認証用データを容易に入力できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う認証機能を有し、表示部を備えた表示部筐体と操作部を備えた操作部筐体との配置状態を変えることで装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、前記装置本体の現在のスタイルを検出する検出手段と、使用制限を解除するための複数の認証手段と、使用制限が可能な制限対象とその制限を解除するための認証手段と、装置本体のスタイルと、を対応付ける対応情報を記憶管理する対応情報記憶手段と、制限対象の解除が要求された際に、この指定対象に対応し、かつ、前記検出手段によって検出されたスタイルに対応付けられている前記認証手段を選択する選択手段と、この選択手段によって選択された認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、前記指定対象の使用制限を解除する制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
請求項2記載の発明は、使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う認証機能付き携帯端末装置であって、使用制限を解除するための複数の認証手段と、使用制限が可能な制限対象と、その制限を解除するための複数の前記認証手段及び前記認証手段の中の優先順位と、を対応付ける対応情報を記憶管理する対応情報記憶手段と、制限対象の解除が要求された際に、前記対応情報記憶手段で、この指定対象に対応付けられている前記複数の認証手段の中から前記優先順位にしたがって認証手段を選択する選択手段と、この選択手段によって選択された認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、前記指定対象の使用制限を解除する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項2記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
なお、上述した請求項1又は2に記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記対応情報記憶手段は、前記制限対象としての機能とその制限を解除するための認証手段とを対応付ける対応情報を記憶管理し、前記選択手段は、制限対象機能の解除が要求された際に、当該指定機能に対応付けられている前記認証手段を選択し、前記制御手段は、正規なユーザであることが認証された際に、前記指定機能の使用制限を解除する(請求項記載の発明) 。
前記対応情報記憶手段は、前記制限対象としてのデータとその制限を解除するための認証手段とを対応付ける対応情報を記憶管理し、前記選択手段は、制限対象データの解除が要求された際に、当該指定データに対応付けられている前記認証手段を選択し、前記制御手段は、正規なユーザであることが認証された際に、前記指定データの使用制限を解除する(請求項記載の発明)。
また、請求項2に記載の発明は、表示部を備えた表示部筐体と操作部を備えた操作部筐体との配置状態を変えることで装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、前記装置本体の現在のスタイルを検出する検出手段を設け、前記対応情報記憶手段は、使用制限が可能な制限対象とその制限を解除するための認証手段のほかに装置本体のスタイルを対応付ける対応情報を記憶管理し、前記選択手段は、制限対象の解除が要求された際に、この指定対象に対応し、かつ、前記検出手段によって検出されたスタイルに対応付けられている前記認証手段を選択するようにしてもよい(請求項記載の発明)。
このとき、前記選択手段によって選択された認証手段での認証が失敗した際に、前記選択手段は、前記検出手段によって検出されたスタイルに対応する複数の認証手段の中からその優先順位にしたがって次順位の認証手段を選択するようにしてもよい(請求項7記載の発明)。
前記選択手段によって認証手段が選択された際に、その認証手段に応じたガイダンスを出力する(請求項記載の発明)。
この発明は、使用制限が可能な制限対象に適した認証手段を選択できると共に、制限解除のための認証用データを容易に入力することができ、操作性、確実性、安全性を高めることが可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、折畳・回転型(2軸回転型)の携帯電話装置であり、その表示部筐体と操作側筐体との配置状態を変えることで装置本体を4つのスタイルに変更可能なもので、通話機能(電話機能)、電子メール機能、テレビ(TV)電話機能、カメラ機能、電子マネー機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)など、各種の機能が備えられている。また、この携帯電話装置には、使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合することによってユーザ認証を行う3種類のユーザ認証手段として、「パスワード認証手段」、「指紋認証手段」、「顔認証手段」が備えられている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置であり、このメインCPU1のほか、この携帯電話装置には、例えば、映像、音声データの受送信機能、受信映像の再生機能などの機能別に、複数のサブCPU(図示せず)を有する構成となっている。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5及び図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。
また、記憶部2のデータ領域は、後述する照合用登録データメモリ21、機能制限解除テーブル22などを有している。記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成され、必要に応じてメモリ4内の各種のデータは、記憶部2にセーブされる。
電話通信部5は、無線部を構成するアンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部6を介して音声スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、音声マイク8から入力された音声データを音響制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから発信出力させる。一方、電子メール機能などによって電話通信部5を介して受信取得した表示データは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などのメイン表示部10に与えられて表示出力される。サブ表示部11は現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する。キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、CPU1は、キー操作部12からのキー入力信号に応じた処理を実行する。
インカメラ13は、自己を撮影するTV電話用あるいはユーザ認証用として使用可能なカメラ撮像部であり、アウトカメラ14は、外界を撮影する通常のカメラ撮像部で、ユーザ認証用としても使用可能なもので、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御する。CPU1は、ユーザ認証時にインカメラ13あるいはアウトカメラ14によってユーザ自身の顔を撮影することによって得られた顔画像データあるいはその画像を解析することによって得られた顔の特徴データと、予め登録されている登録データ(顔画像データあるいは顔の特徴データ)とを照合することによってユーザ認証を行うようにしている。
指紋センサ15は、例えば、半導体方式によって指紋を読み取るもので、指紋の凹凸に応じた電荷量が電圧値に変換されると共に、この電圧値に応じてデジタル画像(指紋画像データ)が得られる。CPU1は、ユーザ認証時に指紋センサ15から読み取られた指紋画像データあるいは当該画像を解析することによって指紋中心点、分岐点、端点、三角州などの指紋特徴データと、予め登録されている指紋データ(指紋画像データあるいは指紋特徴データ)とを照合することによってユーザ認証を行うようにしている。
非接触IC処理部16は、電子マネー利用機能を構成するもので、メモリ部、コイルアンテナ部を有し、外部機器であるICリーダライタ付きの取引端末(例えば、店舗端末)との間で微弱電波によってデータの送受信を行う。なお、受信電波によって電磁誘導される起電力を非接触IC処理部17の動作電力とするもので、非接触IC処理部16は、コイルアンテナ部からの起電力に基づいて起動状態となり、支払い額に応じてマネー残高を更新する処理が実行される。
スタイル検出センサ17は、2軸回転型の装置本体を構成する2つの筐体(表示部筐体、操作部筐体)の配置状態に応じて変化する各スタイルを検出可能なもので、例えば、磁気センサあるいはマイクロスイッチによって構成され、CPU1は、スタイル検出センサ17からの各検出信号に基づいて装置本体の各スタイルを判別するようにしている。この場合、操作部筐体に表示部筐体を重ね合わせた状態(クローズスタイル)、このタイルから表示部筐体を開いた状態(正転オープンスタイルあるいはノーマルスタイル)、このスタイルから表示部筐体を180°回転させた状態(反転オープンスタイル)、このスタイルから表示部筐体を閉じた状態(ビュースタイル)に変更可能となっている。
図2(A)は、正転オープンスタイル(ノーマルスタイル)を示した図である。
操作部筐体18Aには、キー操作部12が配置され、表示部筐体18Bには、メイン表示部10が配置されており、また、メイン表示部10の上側部にはインカメラ13が配置され、メイン表示部10の下側部には指紋センサ15が配置されている。
図2(B)は、ビュースタイルを示した図で、このビュースタイルでは、操作部筐体18Aのキー操作部12が表示部筐体18Bによって覆い隠された状態となっているが、メイン表示部10、インカメラ13、指紋センサ15は、外部に露出した状態となっている。このビュースタイルでは、「カメラ機能」、「電子マネー機能」が有効な機能となるが、操作部筐体18Aのキー操作部12は、表示部筐体18Bによって覆い隠されているため、操作部筐体18Aの一側部に配置されている各サイドキーSK1、SK2、SK3のうち、サイドキーSK1をカメラ機能のオン/オフキーとして使用し、サイドキーSK2を電子マネー機能(ICカード機能)のオン/オフキーとして使用するようにしている。
図2(C)は、クローズスタイルを示した図で、このクローズスタイルでは、キー操作部12、インカメラ13、指紋センサ15が覆い隠されているが、アウトカメラ14は、外部に露出した状態となっている。このクローズスタイルでは「電子マネー機能」が有効な機能となるが、この場合においても、操作部筐体18Aのキー操作部12は、表示部筐体18Bによって覆い隠されているため、操作部筐体18Aの一側部に配置されている各サイドキーSK1、SK2、SK3のうち、サイドキーSK2を電子マネー機能(ICカード機能)のオン/オフキーとして使用するようにしている。
図3は、パスワード認証、指紋認証、顔認証時に使用される照合用データを記憶管理する照合用登録データメモリ21を示した図である。
照合用登録データメモリ21は、予め任意に入力設定されたもので、パスワード認証手段、指紋認証手段、顔認証手段に対応して「パスワードデータ」、「指紋データ」、「顔データ」を記憶管理する構成で、CPU1は、ユーザ認証時に入力されたデータと照合用登録データメモリ21から読み出した登録データとを照合することによって認証処理を実行する。なお、上述したように「指紋データ」は、指紋センサ15によって検出された指紋画像データあるいはその画像を解析することによって得られた指紋中心点、分岐点、端点、三角州などの指紋特徴データである。また、「顔データ」は、インカメラ13あるいはアウトカメラ14によって撮影された顔画像データあるいはその画像を解析することによって得られた顔の特徴データである。
図4は、機能制限解除テーブル22を示した図である。
機能制限解除テーブル22は、機能の使用が制限されている場合にその制限を解除するための認証手段を機能に対応付けて記憶管理するもので、機能毎に「制限設定」、「認証手段(1)」、「認証手段(2)」を対応可能な構成となっている。「制限設定」は、機能別に制限対象とするか否かを示すもので、図中、○印は、制限設定が有る機能(制限対象機能)であることを示している。この場合、制限対象とするか否かは任意に設定可能であり、例えば、機能一覧画面の中から任意の機能を選択しながら制限設定の有無を設定するようにしている。なお、図示の例では、「メール機能」、「TV電話機能」、「電子マネー機能」が制限対象機能であることを示している。
制限対象機能に対応付けられている「認証手段(1)」、「認証手段(2)」は、「パスワード認証手段」、「指紋認証手段」、「顔認証手段」の中から任意に指定された認証手段が設定されたもので、一つのスタイルに2つの認証手段を設定可能となっている。なお、図示の例は、「メール機能」に対応して「パスワード認証手段」、「指紋認証手段」、「顔認証手段」を設定し、「TV機能」に対応して「顔認証手段」、「指紋認証手段」を設定し、「電子マネー機能」に対応して「指紋認証手段」、「パスワード認証手段」を設定した場合を示している。この場合、「認証手段(1)」、「認証手段(2)」の括弧内の数字は、優先順位を示し、「認証手段(1)」が第1位、「認証手段(2)」が第1位となり、CPU1は、この優先順位にしたがって選択した認証手段によってユーザ認証を行った結果、その認証に失敗した際には、次の順位の認証手段を選択するようにしている。
次に、この第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電話通信部5を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に(ステップA1)、所定の待受画像を読み出して表示出力させながら電話/メールの待受状態となる(ステップA2)。この状態において、通話/メール着信有りを検出すると(ステップA2でYES)、着信メロディなどを発生出力させる着信報知を行うと共に、通話あるいは受信メールの着信処理を実行する(ステップA3)。
また、待受状態において、何らかの操作が行われると(ステップA4でYES)、機能選択操作か(ステップA5)、制限設定操作かを調べ(ステップA16)、それ以外の操作であれば(ステップA16でNO)、操作対応の処理として、例えば、通話発信処理、メール作成処理などのほか、照合用登録データの登録指示操作であれば、キー操作部12から任意に入力されたパスワードデータ、指紋センサ15によって検出された指紋画像データあるいはその画像を解析することによって得られた指紋中心点、分岐点、端点、三角州などの指紋特徴データ、インカメラ13あるいはアウトカメラ14によって撮影された顔画像データあるいはその画像を解析することによって得られた顔特徴データを照合用登録データメモリ21に登録する処理が行われる(ステップA19)。
また、制限設定操作が行われた場合には(ステップA16でYES)、先ず、機能別に制限対象の有無を設定する設定画面を表示出力させた状態において、機能毎に制限対象とするか否かに応じてその制限設定の有無(オン/オフ)が選択指定されると、機能制限解除テーブル22の「制限設定」には、機能毎に制限対象とするか否かを設定する(ステップA17)。そして、ステップA18に移り、認証手段及びその優先順位が選択指定されると、それを機能制限解除テーブル22の「認証手段(1)」、「認証手段(2)」に設定する。この場合、複数の認証手段を選択候補として一覧表示させ、その中から任意の認証手段が優先度の高い順に選択指定されると、CPU1は、制限対象機能毎に選択された認証手段をその選択された順序どおりの並び順に設定する。その後、待受状態に戻る(ステップA1)。
また、待受状態において機能選択操作が行われた場合には(ステップA5でYES)、この選択機能に基づいて機能制限解除テーブル22を検索し、この選択機能対応の「制限設定」に基づいて選択機能は、制限対象であるか否かを調べる(ステップA6)。ここで、制限対象機能でなければ、この選択機能をそのまま起動させるが(ステップA13)、制限対象機能であれば(ステップA6でYES)、その対象機能の制限解除が要求されたものと認識して、次のステップA7に移り、機能別照合チェック処理(ユーザ認証処理)を実行開始する。
図6は、機能別照合チェック処理(図5のステップA7)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU1は、機能制限解除テーブル22を参照し、現在の選択機能に対応して設定されている「認証手段(1)」、「認証手段(2)」の中から第1順位の「認証手段(1)」を選択したのち(ステップB1)、その認証手段の種類を判別する。ここで、指紋認証手段であれば(ステップB2でYES)、指紋センサ15を“ON(オン)”して起動させたのち(ステップB3)、指紋データを入力すべきことをガイダンス表示させる(ステップB4)。
ここで、指紋センサ15に指を触れながら指紋読み取り操作が行われると、指紋センサ15から指紋データを読み取り取得すると共に(ステップB5)、今回読み取られた指紋データと照合用登録データメモリ21内の指紋データとを照合し(ステップB6)、両者は特徴的に一致するか(許容範囲内の誤差か)をチェックする(ステップB7)。その結果、許容範囲を超えていれば(ユーザ認証を失敗した場合には)、その状態を示すためにNGフラグをセットし(ステップ9)、許容範囲内の誤差であって両者が特徴的に一致していれば(ステップB7でYES)、その状態を示すためにOKフラグをセットしておく(ステップB8)。そして、指紋センサ15を“OFF(オフ)”したのち(ステップB10)、図5のフローに戻る。
また、選択した認証手段の種類を判別した結果、顔認証手段であれば(ステップB11でYES)、インカメラ13を“ON”すると共に(ステップB12)、自己の顔を撮影すべきことをガイダンス表示させる(ステップB13)。ここで、インカメラ13で顔撮影が行われと(ステップB14)、今回撮影によって得られた顔データと照合用登録データメモリ21内の顔データとを照合し(ステップB15)、両者は特徴的に一致するか(許容範囲内の誤差か)をチェックする(ステップB16)。
この場合、顔の輪郭、目、口、鼻、額等の形、位置、大きさ、髪型、メガネの有無と種類などを個別に比較するほかに、それらを総合比較することによって両者は特徴的に一致するか否かの判定を行う。その結果、許容範囲を超えてユーザ認証を失敗した場合には、その状態を示すためにNGフラグをセットし(ステップB18)、許容範囲内の誤差であって両者が特徴的に一致していれば(ステップB16でYES)、その状態を示すためにOKフラグをセットしておく(ステップB17)。そして、インカメラ13を“OFF(オフ)”したのち(ステップB19)、図5のフローに戻る。
また、選択した認証手段の種類を判別した結果、パスワード認証手段であれば(ステップB11でNO)、現在のスタイルは、「オープンスタイル(ノーマルスタイル)」であるかを判別し(ステップB20)、それ以外のスタイルであれば、ステップB21に移ってオープンスタイルに変更すべきことをガイダンス表示したのちにステップB20に戻るが、オープンスタイルであれば、パスワード入力を促すガイダンス表示を行い(ステップB22)、それに応答してキー操作部12からパスワードが入力されると(ステップB23)、今回入力されたパスワードと照合用登録データメモリ21内のパスワードとを照合する(ステップB24)。その結果、両者が不一致の場合には(ステップB25でNO)、その状態を示すためにNGフラグをセットし(ステップB26)、両者が一致する場合には(ステップBでYES)、その状態を示すためにOKフラグをセットしたのち(ステップB27)、図5のフローに戻る。
これによって機能別照合チェック処理が終了すると、図5のステップA8に移り、上述したOKフラグのセット有無を調べる。いま、NGフラグがセットされていてユーザ認証を失敗した場合には(ステップA8でNO)、現在の選択機能に対応する各認証手段のうち、未選択で次順位の「認証手段(2)」が有るかを調べる(ステップA9)。ここで、機能対応の認証手段が一つの場合あるいは複数の認証手段が有ってもその最終順位まで全て選択済みであれば、ステップA9で次順位無しと判断されてステップA10に移り、機能の制限解除を拒否するNG表示を行ったのち、待受状態に戻る(ステップA1)。
また、次順位の認証手段が有れば(ステップA9でYES)、この次順位の認証手段を選択したのち(ステップA11)、上述の機能別照合チェック処理を再開させるために、図6のステップB2に移り、選択された認証手段を起動させてそれに応じた認証処理を実行する。以下、今回選択した認証手段でも失敗した場合には、更に優先順位にしたがって次順位の認証手段を選択する。これによって、例えば、1回目でパスワード認証手段、2回目で指紋認証手段が順次選択され、種類の異なる複数の認証処理が順次繰り返し実行される。この結果、今回の認証処理で正規なユーザであることが認証されてOKフラグがセットされた場合には(ステップA8でYES)、その機能制限を一時解除して(ステップA12)、選択機能を起動させたのち(ステップA13)、この機能処理をその終了指示があるまで実行する(ステップA14、A15)。
他方、非接触IC処理部16を店舗端末にかざすことによって両者間で電波の送受信が行われて非接触IC処理部16が起動されると、CPU1は、この非接触IC処理部16の起動を検出し(ステップA20)、電子マネー機能が制限されたままか、一時解除されたかを調べ(ステップA21)、制限が解除されず、機能が制限されたままの状態であれば(ステップA21でYES)、電子マネー機能の使用を制限するためにアラーム音などでその旨を報知する処理が行われる(ステップA22)。また、上述したスタイル別照合チェック処理を実行した結果、電子マネー機能の制限が一時解除された場合には(ステップA21でNO)、電子マネー支払い処理を実行開始したのち(ステップA23)、待受状態に戻る(ステップA1)。
以上のように、この第1実施例においてCPU1は、制限対象機能とその制限を解除するための認証手段との対応が機能制限解除テーブル22に記憶管理されている状態において、制限対象機能に対してその制限解除が要求された際に、この当該機能に対応付けられている認証手段を選択し、この認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、当該機能の使用制限を解除するようにしたから、制限対象機能に適した認証手段を選択できると共に、制限解除のための認証用データを容易に入力することができ、操作性、確実性を高めることが可能となるほか、制限対象機能毎に認証手段を変えることができ、安全性の点においても有利なものとなる。
この場合、任意の機能が選択された際に、CPU1は、機能制限解除テーブル22を参照して当該機能が制限対象であるか否かを判別し、制限対象の機能であれば、当該機能対応の認証手段を選択するようにしたから、メール機能、スケジュール機能などのようなプライベート機能あるいは電子マネー機能などのようにセキュリティ対策が必要な機能を制限対象とすることができ、機能の使い勝手などに適した認証手段を使用して当該機能の使用制限を解除することが可能となる。
CPU1は、複数の認証手段の中から選択した認証手段を起動するようにしたから、無駄な電力消費を抑えることが可能となり、キー操作部12、指紋センサ15、インカメラ13をユーザ認証用として常時“オン”しておく必要はなく、必要な認証手段のみを“オン”するだけで足りる。また、現在のスタイルに応じて認証手段を選択した際に、その認証手段に応じたガイダンスを表示するようにしたから、どのような操作を行えばよいかなど素早い対応が可能となる。
機能制限解除テーブル22は、一つの機能に複数の認証手段を対応付けて記憶管理し、CPU1は、任意に選択された機能に対応する複数の認証手段の中からその何れかの認証手段を選択するようにしたから、選択の自由度が増し、同一機能であっても認証手段を適宜変更することが可能となる。この場合、予め決められている優先順位にしたがって何れかの認証手段を選択するようにしたから、例えば、使い勝手、認識率、安全性などを考慮して優先順位を決めておけば、最適な認証手段を選択することが可能となる。また、選択した認証手段での認証が失敗した際に、選択機能に対応する複数の認証手段の中からその優先順位にしたがって次順位の認証手段を選択するようにしたから、例えば、最適な認証手段で認証を行ってもそのときの指の状態、化粧、髪型などによって認証に失敗した際には、次に適した認証手段を選択することができる。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図7及び図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、制限対象機能とその制限を解除するための認証手段とを対応付けて機能制限解除テーブル22に記憶管理するようにしたが、この第2実施例においては、更に装置本体のスタイルに対応付けることによって、現在のスタイルを変更することなく、制限解除のための認証用データを容易に入力できるようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、第2実施例における機能制限解除テーブル22を示した図である。
機能制限解除テーブル22は、機能毎に「制限設定」、「認証手段」のほか、「スタイル」を対応付けた構成となっている。この場合、例えば、操作部筐体18Aのキー操作部12が表示部筐体18Bによって覆い隠されている状態の「ビュースタイル」であれば、“指紋認証”を対応付け、キー操作部12が覆い隠されていない状態の「オープンスタイル」では、“パスワード認証”を対応付けるなど、操作性、確実性などを考慮して「スタイル」と「認証手段」との対応関係を設定するようにしている。
なお、図示の例では、「メール機能」に対応して「オープンスタイル」、「パスワード認証手段」を設定し、「TV機能」に対応して「オープンスタイル」と「顔認証手段」、「ビュースタイル」と「指紋認証手段」を設定し、「電子マネー機能」に対応して「ビュースタイル」と「指紋認証手段」、「クローズスタイル」と「顔認証手段」を設定した場合を示している。また、第1実施例では、機能に対応して複数の「認証手段(1)」、「認証手段(2)」を設定可能としたが、第2実施例では、「スタイル」と「認証手段」とを1対1に対応付けるようにしている。なお、一つの「スタイル」に複数の「認証手段」を対応付けるようにしてもよい。
図8は、第2実施例における機能別照合チェック処理(図5のステップA7)の概要を示したフローチャートである。
ここで、上述した第1実施例と同様に、機能選択操作が行われた場合には(図5のステップA5でYES)、この選択機能に基づいて機能制限解除テーブル22を検索し、この選択機能対応の「制限設定」に基づいて選択機能は、制限対象であるか否かを調べ(ステップA6)、制限対象機能であれば、その対象機能の制限解除が要求されたものと認識して当該機能別照合チェック処理が実行開始される。先ず、CPU1は、スタイル検出センサ17からの検出信号に基づいて現在のスタイルをチェックする(ステップC1)。そして、選択機能と現在のスタイルに基づいて機能制限解除テーブル22を参照し、当該機能及びスタイルに対応する「認証手段」を選択する(ステップC2)。
以下、第1実施例と同様、選択した認証手段の種類を判別し、指紋認証手段であれば(ステップC3でYES)、指紋認証処理の実行に移る(ステップC4)。この場合、今回読み取られた指紋データと照合用登録データとを照合し、両者は特徴的に一致するか否かに応じてNGフラグ/OKフラグをセットする。また、顔認証手段であれば(ステップC5でYES)、顔認証処理の実行に移る(ステップC6)。この場合、今回撮影された顔データと照合用登録データとを照合し、両者は特徴的に一致するか否かに応じてNGフラグ/OKフラグをセットする。また、パスワード証手段であれば(ステップC5でNO)、パスワード証処理の実行に移る(ステップC7)。この場合、今回入力されたパスワードと照合用登録パスワードとを照合し、両者が一致するか否かに応じてNGフラグ/OKフラグをセットする。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、スタイル検出センサ17によって検出された現在のスタイルと選択機能に基づいて機能制限解除テーブル22を参照し、3種類の認証手段(パスワード認証手段、指紋認証手段、顔認証手段)の中から現在のスタイル及び選択機能に対応付けられている認証手段を選択し、この認証手段によって正規なユーザであることが認証された際に、当該選択機能の制限を解除するようにしたから、複数の認証手段の中から選択機能及び現在のスタイルに適した認証手段を選択することができ、操作性及び確実性を高めることが可能となるほか、スタイル毎に認証手段を変えることができ、安全性の点においても有利なものとなる。
なお、上述した各実施例においては、3種類のユーザ認証手段として、パスワード認証手段、指紋認証手段、顔認証手段を例示したが、機能に対応してそれぞれ異なる種類のキー操作情報が被照合用の登録データとして記憶管理されている状態において、例えば、「オープンスタイル」ではキー操作部12のテンキーによって暗証番号を入力し、「ビュースタイル」では複数のサイドキーSK1、SK2、SK3による操作順、操作回数を入力するようにしてもよい。
更に、指紋センサ15は、センサ面(電極面)に指を1回タッチするだけで指全体の指紋データを読み取る方式に限らず、その実装上の制約からそのセンサ面の小型化により指紋入力時には、指を所定方向(図中、上から下の方向)に移動しながら読み取るスライド式であってもよい。
上述した各実施例においては、機能の使用制限を例示したが、例えば、プライベートなアドレス帳ファイル、着信履歴ファイル、スケジュール帳ファイル、フォトフォルダなどのデータを制限対象としてもよい。この場合、記制限対象としてのデータとその制限を解除するための認証手段とを対応付ける対応情報を記憶管理しておき、制限対象データの解除が要求された際に、当該指定データに対応付けられている認証手段を選択し、この認証手段による認証の結果、正規なユーザであることが認証された際に、当該データの使用制限を解除するようにすれよい。
また、上述した各実施例においては、複数の認証手段として、「パスワード認証手段」、「指紋認証手段」、「顔認証手段」を示したが、虹彩、網膜、静脈、声紋などの生体認証手段であってもよい。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、複数のスタイルに変更可能なPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 装置本体の各スタイルを示し、(A)は、正転オープンスタイル(ノーマルスタイル)、(B)は、ビュースタイル、(C)は、クローズスタイルを示した図。 照合用登録データメモリ21を示した図。 機能制限解除テーブル22を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 機能別照合チェック処理(図5のステップA7)を詳述するためのフローチャート。 第2実施例における機能制限解除テーブル22を示した図。 第2実施例における機能別照合チェック処理(図5のステップA7)の概要を示したフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
10、11 表示部
12 キー操作部
13 インカメラ
14 アウトカメラ
15 指紋センサ
16 非接触IC処理部
17 スタイル検出センサ
18A 操作部筐体
18B 表示部筐体
21 照合用登録データメモリ
22 機能制限解除テーブル

Claims (9)

  1. 使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う認証機能を有し、表示部を備えた表示部筐体と操作部を備えた操作部筐体との配置状態を変えることで装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
    前記装置本体の現在のスタイルを検出する検出手段と、
    使用制限を解除するための複数の認証手段と、
    使用制限が可能な制限対象とその制限を解除するための認証手段と、装置本体のスタイルと、を対応付ける対応情報を記憶管理する対応情報記憶手段と、
    制限対象の解除が要求された際に、この指定対象に対応し、かつ、前記検出手段によって検出されたスタイルに対応付けられている前記認証手段を選択する選択手段と、
    この選択手段によって選択された認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、前記指定対象の使用制限を解除する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする認証機能付き携帯端末装置。
  2. 使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う認証機能付き携帯端末装置であって、
    使用制限を解除するための複数の認証手段と、
    使用制限が可能な制限対象と、その制限を解除するための複数の前記認証手段及び前記認証手段の中の優先順位と、を対応付ける対応情報を記憶管理する対応情報記憶手段と、
    制限対象の解除が要求された際に、前記対応情報記憶手段で、この指定対象に対応付けられている前記複数の認証手段の中から前記優先順位にしたがって認証手段を選択する選択手段と、
    この選択手段によって選択された認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、前記指定対象の使用制限を解除する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする認証機能付き携帯端末装置。
  3. 前記対応情報記憶手段は、前記制限対象としての機能とその制限を解除するための認証手段とを対応付ける対応情報を記憶管理し、
    前記選択手段は、制限対象機能の解除が要求された際に、当該指定機能に対応付けられている前記認証手段を選択し、
    前記制御手段は、正規なユーザであることが認証された際に、前記指定機能の使用制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証機能付き携帯端末装置。
  4. 前記対応情報記憶手段は、前記制限対象としてのデータとその制限を解除するための認証手段とを対応付ける対応情報を記憶管理し、
    前記選択手段は、制限対象データの解除が要求された際に、当該指定データに対応付けられている前記認証手段を選択し、
    前記制御手段は、正規なユーザであることが認証された際に、前記指定データの使用制限を解除する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の認証機能付き携帯端末装置。
  5. 表示部を備えた表示部筐体と操作部を備えた操作部筐体との配置状態を変えることで装置本体を複数のスタイルに変更可能な携帯端末装置であって、
    前記装置本体の現在のスタイルを検出する検出手段を設け、
    前記対応情報記憶手段は、使用制限が可能な制限対象とその制限を解除するための認証手段のほかに装置本体のスタイルを対応付ける対応情報を記憶管理し、
    前記選択手段は、制限対象の解除が要求された際に、この指定対象に対応し、かつ、前記検出手段によって検出されたスタイルに対応付けられている前記認証手段を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の認証機能付き携帯端末装置。
  6. 前記選択手段によって認証手段が選択された際に、その認証手段に応じたガイダンスを出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の認証機能付き携帯端末装置。
  7. 前記選択手段によって選択された認証手段での認証が失敗した際に、前記選択手段は、前記検出手段によって検出されたスタイルに対応する複数の認証手段の中からその優先順位にしたがって次順位の認証手段を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の認証機能付き携帯端末装置。
  8. コンピュータに対して、
    表示部を備えた表示部筐体と操作部を備えた操作部筐体との配置状態によって表される携帯端末装置本体の現在のスタイルを検出する機能と、
    使用制限が可能な制限対象と、使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う複数の認証手段のうち何れかの認証手段と、装置本体のスタイルと、を対応付ける対応情報を記憶管理する機能と、
    制限対象の解除が要求された際に、この指定対象に対応し、かつ、前記検出されたスタイルに対応付けられている前記認証手段を選択する機能と、
    選択された認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、前記指定対象の使用制限を解除する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに対して、
    使用制限が可能な制限対象と、使用制限を解除するために入力されたデータと予め登録されているデータとを照合してユーザ認証を行う複数の認証手段及び前記認証手段の中の優先順位と、を対応付ける対応情報を記憶管理する機能と、
    制限対象の解除が要求された際に、この指定対象に対応付けられている前記複数の認証手段の中から前記優先順位にしたがって認証手段を選択する機能と、
    選択された認証手段で正規なユーザであることが認証された際に、前記指定対象の使用制限を解除する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2006165742A 2006-06-15 2006-06-15 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4903501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006165742A JP4903501B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006165742A JP4903501B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007334637A JP2007334637A (ja) 2007-12-27
JP4903501B2 true JP4903501B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=38934059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006165742A Expired - Fee Related JP4903501B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4903501B2 (ja)

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110114732A (ko) 2007-09-24 2011-10-19 애플 인크. 전자 장치 내의 내장형 인증 시스템들
US8600120B2 (en) 2008-01-03 2013-12-03 Apple Inc. Personal computing device control using face detection and recognition
JP2009181427A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Toshiba Corp アクセス管理システム及びアクセス管理方法
JP5211797B2 (ja) * 2008-03-26 2013-06-12 日本電気株式会社 認証システム、認証方法および認証用プログラム
JP2010134549A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置及び画像処理装置におけるユーザ認証方法並びにそのプログラム
JP2012109724A (ja) 2010-11-16 2012-06-07 Kyocera Corp 携帯電子機器、携帯電子機器の制御方法及び制御プログラム
US9002322B2 (en) 2011-09-29 2015-04-07 Apple Inc. Authentication with secondary approver
US8769624B2 (en) 2011-09-29 2014-07-01 Apple Inc. Access control utilizing indirect authentication
JP2014029651A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Kyocera Document Solutions Inc セキュリティー管理システム、及びセキュリティー管理プログラム
JP2014215652A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理システム、および認証処理方法
US9898642B2 (en) 2013-09-09 2018-02-20 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for manipulating user interfaces based on fingerprint sensor inputs
JP6393325B2 (ja) 2013-10-30 2018-09-19 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 関連するユーザインターフェースオブジェクトの表示
US10043185B2 (en) 2014-05-29 2018-08-07 Apple Inc. User interface for payments
CN206193905U (zh) * 2014-05-29 2017-05-24 苹果公司 电子设备
US9967401B2 (en) 2014-05-30 2018-05-08 Apple Inc. User interface for phone call routing among devices
US10339293B2 (en) 2014-08-15 2019-07-02 Apple Inc. Authenticated device used to unlock another device
US9547419B2 (en) 2014-09-02 2017-01-17 Apple Inc. Reduced size configuration interface
US10066959B2 (en) 2014-09-02 2018-09-04 Apple Inc. User interactions for a mapping application
US20160224973A1 (en) 2015-02-01 2016-08-04 Apple Inc. User interface for payments
US9574896B2 (en) 2015-02-13 2017-02-21 Apple Inc. Navigation user interface
US10254911B2 (en) 2015-03-08 2019-04-09 Apple Inc. Device configuration user interface
US20160358133A1 (en) 2015-06-05 2016-12-08 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts for a wearable device
US9940637B2 (en) 2015-06-05 2018-04-10 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts
DK179186B1 (en) 2016-05-19 2018-01-15 Apple Inc REMOTE AUTHORIZATION TO CONTINUE WITH AN ACTION
US10621581B2 (en) 2016-06-11 2020-04-14 Apple Inc. User interface for transactions
DK201670622A1 (en) 2016-06-12 2018-02-12 Apple Inc User interfaces for transactions
US20180068313A1 (en) 2016-09-06 2018-03-08 Apple Inc. User interfaces for stored-value accounts
US10860199B2 (en) 2016-09-23 2020-12-08 Apple Inc. Dynamically adjusting touch hysteresis based on contextual data
US10496808B2 (en) 2016-10-25 2019-12-03 Apple Inc. User interface for managing access to credentials for use in an operation
JP2018190354A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 情報処理装置、認証手段決定方法及び認証手段決定プログラム
JP2019008527A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 情報処理装置、生体認証制御方法、及び生体認証制御プログラム
KR102185854B1 (ko) 2017-09-09 2020-12-02 애플 인크. 생체측정 인증의 구현
EP4156129A1 (en) 2017-09-09 2023-03-29 Apple Inc. Implementation of biometric enrollment
US11170085B2 (en) 2018-06-03 2021-11-09 Apple Inc. Implementation of biometric authentication
US11100349B2 (en) 2018-09-28 2021-08-24 Apple Inc. Audio assisted enrollment
US10860096B2 (en) 2018-09-28 2020-12-08 Apple Inc. Device control using gaze information
US11328352B2 (en) 2019-03-24 2022-05-10 Apple Inc. User interfaces for managing an account
US11477609B2 (en) 2019-06-01 2022-10-18 Apple Inc. User interfaces for location-related communications
US11481094B2 (en) 2019-06-01 2022-10-25 Apple Inc. User interfaces for location-related communications
EP4300277A3 (en) 2019-09-29 2024-03-13 Apple Inc. Account management user interfaces
US11169830B2 (en) 2019-09-29 2021-11-09 Apple Inc. Account management user interfaces
DK202070633A1 (en) 2020-04-10 2021-11-12 Apple Inc User interfaces for enabling an activity
US11816194B2 (en) 2020-06-21 2023-11-14 Apple Inc. User interfaces for managing secure operations

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3706520B2 (ja) * 2000-01-31 2005-10-12 三洋電機株式会社 折畳式携帯電話装置
JP2003091509A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Nec Corp 携帯通信機器の個人認証方法およびそれを記述したプログラム
JP2004295632A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Ricoh Co Ltd 認証情報取得装置、ユーザ認証システム、認証情報取得プログラム、文書管理装置、文書管理プログラム及び記録媒体
JP2005012425A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 通信装置
JP2005149237A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Canon Inc 画像処理システム及び個人認証方法及び画像形成装置
JP2005323083A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Fuji Photo Film Co Ltd 携帯端末機
JP2005347986A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Hitachi Ltd 携帯情報端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007334637A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4903501B2 (ja) 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム
JP4185533B2 (ja) 認証機能付き携帯端末装置及びプログラム
JP4177858B2 (ja) 指紋認証機能付き携帯端末装置及びプログラム
JP5023389B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
KR102406099B1 (ko) 전자 장치 및 이의 정보 표시
CN101238705B (zh) 便携信息终端装置
JP4977425B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP5479916B2 (ja) 携帯端末装置およびその制御方法
JP4709065B2 (ja) 指紋認証機能付き携帯端末装置及びプログラム
US20030228883A1 (en) Information device
WO2006098053A1 (ja) 携帯端末装置、携帯端末装置の画像情報照合方法、画像情報照合プログラムおよび記録媒体
KR20190101841A (ko) 시계(field of view)가 다른 복수의 카메라를 이용하여 생체 인증을 수행하는 방법 및 이를 위한 전자 장치
JP4729074B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
EP1835433B1 (en) Authentification device, authentification method, authentification program and computer readable recording medium
JP2006253762A (ja) 携帯端末装置およびプログラム
JP5046567B2 (ja) 認証機能付き携帯端末装置
US20170311117A1 (en) Remotely accessible personal digital drive and system
JP2012178876A (ja) プログラム
JP2006215730A (ja) 電子機器
KR100693592B1 (ko) 지문인식을 이용한 키 설정/실행 방법 및 그를 이용한무선통신 단말기
KR20210120386A (ko) 전자 장치의 사용자 인증 방식 결정 방법 및 그 전자 장치
KR100582394B1 (ko) 지문인식을 이용한 사용자 제한 기능을 가지는 무선통신단말기 및 그 방법
JP7184870B2 (ja) 携帯情報端末及びその制御方法
JP5382808B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP4669730B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees