JP2005012425A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】折り畳んだ携帯電話機1の外側面11に設けた個人認証装置13の表面に指先Fを押し付ける。個人認証装置13に予め登録された指紋情報に、個人認証装置13の表面に押し付けた指先Fの指紋情報が合致するかを指紋認識する。携帯電話機1を開いて操作パネルの入力キーを何度も押して操作することなく、容易に個人認証できる。携帯電話機1の個人認証装置13の使用を容易にできる。携帯電話機1にメモリなどされた情報のセキュリティ性を容易に向上できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信手段を備えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の通信装置としての液晶表示器一体型通信装置である携帯電話機は、予め登録された人を確認できる個人認証手段としての個人認証システムを備えていない。このため、この携帯電話機は、情報のセキュリティという観点から問題がある。
【0003】
また、この種の携帯電話機は、暗証番号の入力によって、ソフト的に使用者を限定できるが、この暗証番号が他人に知られてしまうと、この暗証番号を知った他者に容易に不正に使用されてしまうおそれがあるとともに、この暗証番号をキー操作して入力することが煩雑であるなどの問題がある。
【0004】
そこで、近年、この種の携帯電話機としては、通信手段を備えた本体部としての筐体の表面に設けられた操作パネルの中央に、個人認証システムである指紋センサが取り付けられている。そして、この指紋センサは、この指紋センサに利き手の親指を押し付けることにより、この親指の指紋を検知して、予め登録された指紋と対比させて個人認証する。さらに、この指紋センサは、個人認証により予め登録された指紋と押し付けられた指紋とが合致した場合に、携帯電話機の通信手段による送受信動作を可能とする構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−330202号公報(第3−5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した携帯電話機では、この携帯電話機の操作パネルの中央部に指紋センサが設けられている。このため、この携帯電話機が折り畳み可能な折り畳み式の携帯電話機である場合には、この携帯電話機を折り畳んだ状態を解除させて開いた状態にしなければ、この携帯電話機の操作パネルを操作できないように構成されている。したがって、この操作パネルの中央部に設けられた指紋センサの使用が容易ではない。
【0007】
また、この携帯電話機の操作パネルが平板状のカバー体によりカバー可能な場合には、この携帯電話機のカバーをスライドなどさせて、操作パネルを露出させて操作可能な状態にしなければ、この携帯電話機の操作パネルを操作できないから、この操作パネルに設けられた指紋センサの使用が容易ではない。
【0008】
さらに、この携帯電話機は、この携帯電話機の電源をオンしている状態においては、常時、この携帯電話機の指紋センサがオンしており、この指紋センサによって個人認証ができるように構成されている。このため、この携帯電話機にて送受信動作などをしない場合であっても、この携帯電話機の指紋センサによる電力の消費が多いという問題を有している。
【0009】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、個人認証手段の使用を容易にでき、この個人認証手段による電力の消費を少なくできる通信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、通信手段および可動部を備えた本体部と、この本体部の可動部の一の所定の状態で、前記本体部の外側に位置し、使用者を認証する個人認証手段とを具備したものである。
【0011】
そして、本体部の可動部の一の所定の状態を解除することなく、個人認証手段にて使用者を認証できるため、この個人認証手段の使用を容易にできる。
【0012】
また、本発明は、通信手段を備えた本体部と、この本体部に設けられた個人認証手段と、この個人認証手段に設けられ、この個人認証手段に指を押し当てた際にオンするスイッチとを具備し、前記個人認証手段は、前記スイッチのオンによりオンして、前記個人認証手段に押し当てた指から個人認証するものである。
【0013】
そして、本体部の個人認証手段に指を押し当てることによりスイッチがオンし、このスイッチのオンにより個人認証手段がオンして、この個人認証手段に押し当てた指を個人認証する。このため、この個人認証手段による電力の消費を少なくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の通信装置の第1の実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
【0015】
図1および図2において、1は液晶表示器一体型通信装置としての携帯電話機で、この携帯電話機1は、略細長矩形平板状の本体部としての通信装置本体である筐体2を備えている。この筐体2の内部には、送受信動作を可能とする通信手段としての通信装置である図示しない通信機が取り付けられている。
【0016】
そして、この筐体2の長手方向に沿った中央部には、折り畳み部としての可動部である回動部3が設けられている。この回動部3は、筐体2を幅方向に沿って折り畳み可能にする。すなわち、この筐体2は、回動部3を介して長手方向に沿って2つ折りにできるように構成されている。
【0017】
そして、この筐体2の回動部3の一の所定の状態、すなわちこの筐体2を折り畳んだ状態の際に、この筐体2の互いに向かい合って接触する側の一主面である内側面には、図2に示すように、第1の表示手段としての液晶表示器である略長方形状のメインディスプレイ4が一体的に取り付けられている。このメインディスプレイ4は、筐体2の内側面の長手方向に沿った一端側、すなわち回動部3よりも上側の平面部5の中央部に設けられている。そして、このメインディスプレイ4は、所定の画像を表示する表示部分である。
【0018】
また、筐体2の内側面の長手方向に沿った他端側、すなわち回動部3よりも下側の平面部6には、操作手段としての操作パネル7が取り付けられている。この操作パネル7は、この操作パネル7のキー操作により通信機による送受信動作を可能とする。
【0019】
一方、筐体2の内側面の反対側に位置する常時外側を向いた部位である外側としての外側面11には、図1に示すように、第2の表示手段としての略長方形状のサブディスプレイ12が取り付けられている。ここで、筐体2の外側面11は、この筐体2を折り畳んだ状態のときに、常時外側を向いた部位である。また、サブディスプレイ12は、メインディスプレイ4が設けられた平面部5の反対側に設けられている。すなわち、このサブディスプレイ12は、筐体2の長手方向に沿った一端側、すなわち回動部3よりも上側の外側面11に設けられている。また、このサブディスプレイ12は、メインディスプレイ4にて表示される画像とは異なる所定の画像を表示する表示部分である。
【0020】
さらに、筐体2の上側の外側面11には、略長方形平板状の個人認証手段としての個人認証システムである個人認証装置13が取り付けられている。この個人認証装置13は、予め登録された人である使用者の所定の部位としての指先Fの指紋情報が、この個人認証装置13の表面に押し当てた指先Fから検知される指紋情報と合致するか否かについて個人認証する。そして、この個人認証装置13は、この個人認証装置13の表面に押し付けられた指先Fの指紋情報が、登録された指紋情報に合致すると判断した場合に、図示しない制御手段としての制御装置により制御されて、操作パネル7のキー操作を操作可能にする。
【0021】
また、この個人認証装置13は、筐体2の外側面11におけるサブディスプレイ12上以外の位置に設けられている。言い換えると、この個人認証装置13は、サブディスプレイ12が設けられた位置とは異なる位置、すなわち筐体2の上側の外側面11におけるサブディスプレイ12の下側に設けられている。さらに、この個人認証装置13は、筐体2の外側面11の幅方向に沿った中央部に設けられている。また、この個人認証装置13は、使用者の指先Fの指紋が検知できる程度の大きさを有している。
【0022】
次に、上記第1の実施の形態の作用を説明する。
【0023】
まず、携帯電話機1の操作パネル7のキー操作ができないように設定され、この携帯電話機1が折り畳まれた状態で、この携帯電話機1を使用する場合には、この携帯電話機1の個人認証装置13の表面に指先Fを押し付ける。
【0024】
すると、この個人認証装置13によって、この個人認証装置13の表面に押し付けられた指先Fの指紋情報が検知されて、この指紋情報が予め登録された指紋情報に合致するか否かについて個人認識、すなわち指紋認識される。
【0025】
そして、この個人認証装置13によって、この個人認証装置13の表面に押し付けた指先Fの指紋情報が、予め登録された指紋情報に合致すると判断された場合には、制御装置によって操作パネル7のキー操作が操作可能となる。
【0026】
これに対し、この個人認証装置13によって、この個人認証装置13の表面に押し付けた指先Fの指紋情報が、予め登録された指紋情報に合致しないと判断された場合には、操作パネル7のキー操作の設定が解除されず保持される。
【0027】
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、折り畳んだ状態の携帯電話機1を開くなどの操作をすることなく、この携帯電話機1の外側面11に設けられた個人認証装置13の表面に指先Fを押し付けるだけで、この個人認証装置13に予め登録された指紋情報に、この個人認証装置13の表面に押し付けられた指先Fの指紋情報が合致するかを指紋認識できる。
【0028】
この結果、いわゆる折り畳み式の携帯電話機1であっても、この携帯電話機1を開いて操作パネル7の入力キーを何度も押して操作することなく、容易に個人認証ができるとともに、この携帯電話機1の個人認証装置13の使用を容易にできる。したがって、この携帯電話機1にメモリなどされた情報の安全性、すなわちセキュリティ性を容易に向上できる。
【0029】
なお、上記第1の実施の形態では、携帯電話機1の外側面11におけるサブディスプレイ12の下側に個人認証装置13を取り付けたが、図3に示す第2の実施の形態のように、この個人認証装置13をサブディスプレイ12上に位置させて取り付けて、これらサブディスプレイ12と個人認証装置13とを兼用させても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0030】
このとき、この個人認証装置13を取り付けるためのスペースを、サブディスプレイ12のスペースとは別個に携帯電話機1の外側面11上に確保する必要がなくなる。このため、この携帯電話機1の外側面11に取り付けられる他の部材、例えばデジタルカメラなどのカメラ21を取り付けるためのスペースが個人認証装置13によって取られることが無くなる。よって、この携帯電話機1を設計する上での自由度を向上できる。
【0031】
次に、本発明の第3の実施の形態を図4ないし図7を参照して説明する。
【0032】
この図4ないし図7に示す携帯電話機1は、基本的には図3に示す携帯電話機1と同様であるが、サブディスプレイ12に兼用された個人認証装置13の対向する二辺のそれぞれにスイッチ22が取り付けられたものである。すなわち、これらスイッチ22は、個人認証装置13の表面に指先Fを押し付ける際に、この指先Fが接触する位置に設けられている。
【0033】
そして、これらスイッチ22それぞれは、個人認証装置13の長手方向に沿った上端縁および下端縁に略等しい長さ寸法を有する細長帯状に形成されている。さらに、これらスイッチ22は、個人認証装置13の上側縁および下側縁のそれぞれに、これら上側縁および下側縁のそれぞれに沿って取り付けられている。すなわち、これらスイッチ22は、個人認証装置13の表面に指先Fを押し付けた際に、この指先Fがそれぞれのスイッチ22に接触して、図6に示すように、このスイッチ22の裏面側に位置する端子23間が通電するようにオンする。
【0034】
また、これらスイッチ22は、個人認証装置13の表面に指先Fを押し当てた際による端子23間の通電によってオンし、これらスイッチ22のそれぞれを同時に押してオンさせた際にのみ、個人認証装置13を起動させて作動させ、この個人認証装置13による指紋認証をオンさせる。そして、この個人認証装置13は、各スイッチ22それぞれのオンによりオンされる前は節電状態である待ち受け状態とされている。さらに、この個人認証装置13は、各スイッチ22それぞれのオンにてオンして、この個人認証装置13の表面に押し当てられた指先Fの指紋情報を指紋認証する。
【0035】
一方、筐体2の平面部5,6間には、この筐体2を回動部3にて折り畳んだ状態を機械的に解錠可能に施錠する施錠手段としての図示しないロック機構が設けられている。このロック機構の施錠および解錠は制御装置により制御されている。そして、このロック機構は、個人認証装置13の表面に押し付けて検知された指紋情報が、この個人認証装置13に予め登録した指紋情報に合致した場合にのみ制御装置により制御されて解錠される。言い換えると、このロック機構は、個人認証装置13による個人認証によって、予め登録された人と確認できたときにのみ、筐体2の折り畳み状態を解除可能にする。
【0036】
次に、上記第3の実施の形態の作用を図7を参照して説明する。
【0037】
まず、携帯電話機1を折り畳んだ状態で、この携帯電話機1の待ち受け状態にある個人認証装置13の表面に指先Fを押し付ける(ステップ1)。
【0038】
このとき、この個人認証装置13の表面に指先Fを押し付けた際に、この指先Fによって各スイッチ22のそれぞれが同時に押し付けられる(ステップ2)と、これら各スイッチ22のそれぞれがオンして、各端子23間を通電可能とする(ステップ3)。
【0039】
すると、これら各スイッチ22のオンによって個人認証装置13が起動されて、この個人認証装置13の待ち受け状態が解除されて、この個人認証装置13による指紋認証がオンされて開始される(ステップ4)。
【0040】
そして、この個人認証装置13によって、この個人認証装置13の表面に押し付けた指先Fの指紋情報が、予め登録された指紋情報に合致すると判断された場合には、制御装置によってロック機構による施錠が解錠され、このロック機構による筐体2の折り畳んだ状態が解除可能となる(ステップ5)。
【0041】
これに対し、この個人認証装置13によって、この個人認証装置13の表面に押し付けた指先Fの指紋情報が、予め登録された指紋情報に合致しないと判断された場合には、ロック機構による施錠が解錠されず、このロック機構による筐体2の折り畳んだ状態が保持される(ステップ6)。
【0042】
上述したように、上記第3の実施の形態によれば、携帯電話機1の外側面11の個人認証装置13の表面に指先Fを押し付けるだけで、この個人認証装置13に予め登録された指紋情報に、この個人認証装置13の表面に押し付けられた指先Fの指紋情報が合致するかを指紋認識できる。したがって、上記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0043】
さらに、個人認証装置13の表面に指先Fを押し当てる際に、この指先Fをそれぞれのスイッチ22に触れさせなければ、個人認証装置13が起動せず、この個人認証装置13による指紋認証が開始されない。このため、この個人認証装置13の表面に指先Fを押し当てる際の、この指先Fの位置を規制できるとともに、この指先Fによる個人認証装置13の表面への押し当て圧を特定できる。
【0044】
したがって、この個人認証装置13の表面への指先Fの押し当て位置および押し当て圧をより特定できるので、この個人認証装置13の表面への指先Fの接触面積および押し当て位置それぞれのばらつきを少なくできる。この結果、この個人認証装置13による指紋認証をより正確にできるとともに、この個人認証装置13による指紋認証の制御をより容易にできる。
【0045】
また、個人認証装置13の表面に指先Fを押し当てて、各スイッチ22をオンさせた際にのみ、この個人認証装置13の待ち受け状態が解除され、この個人認証装置13による指紋認証が開始される構成とした。この結果、この個人認証装置13により指紋認証をする場合以外での、この個人認証装置13により消費される電力を削減できる。よって、この個人認証装置13による電力の消費を少なくできる。
【0046】
さらに、この個人認証装置13の表面に押し付けた指先Fの指紋情報が、予め登録された指紋情報に合致すると個人認証装置13によって判断された場合にのみ、ロック機構による施錠が解錠され、このロック機構による筐体2の折り畳んだ状態が解除可能となる。このため、このロック機構を解除させて筐体2を開かなければ、この筐体2の操作パネル7をキー操作できないので、この携帯電話機1にメモリなどされた情報のセキュリティ性を機械的な手段によって、より確実かつ容易に向上できる。
【0047】
なお、上記第3の実施の形態では、個人認証装置13の対向する二辺、すなわちこの個人認証装置13の上側縁および下側縁のそれぞれにスイッチ22を取り付けたが、この個人認証装置13の外周縁のいずれかの位置に離間させて二つ以上のスイッチ22を取り付けても、上記第3の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0048】
また、上記各実施の形態では、表面に押し当てられた指先Fの指紋による指紋認証により個人認証する個人認証装置13としたが、表面に押し当てられた指先Fの形状により個人認証する個人認証装置13であっても対応させて用いることができる。
【0049】
さらに、折り畳み式の携帯電話機1について説明したが、所定の部分、例えば操作パネル7が設けられた部分が図示しないカバー体により開閉可能にカバーされた携帯電話機1などであってもよい。この場合、カバー体の一の所定の状態、すなわちこのカバー体により操作パネル7が設けられた部分がカバーされた状態で、筐体2の外側に個人認証装置13を取り付けることによって、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、本体部の可動部の一の所定の状態を解除することなく、個人認証手段にて使用者を認証できるため、この個人認証手段の使用を容易にできる。
【0051】
また、本体部の個人認証手段への指の押し当てによりスイッチがオンし、このスイッチのオンにより個人認証手段がオンして、この個人認証手段に押し当てた指を個人認証するため、この個人認証手段による電力の消費を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の第1の実施の形態を示す説明斜視図である。
【図2】同上通信装置を開いた状態を示す説明斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の通信装置を示す説明斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の通信装置を示す説明斜視図である。
【図5】同上通信装置のスイッチの構成を示す説明斜視図である。
【図6】同上通信装置の個人認証手段に指を押し当てた状態を示す説明斜視図である。
【図7】同上通信装置の個人認証手段の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 通信装置としての携帯電話機
2 本体部としての筐体
3 可動部としての回動部
11 外側としての外側面
12 表示手段としてのサブディスプレイ
13 個人認証手段としての個人認証装置
22 スイッチ
Claims (8)
- 通信手段および可動部を備えた本体部と、
この本体部の可動部の一の所定の状態で、前記本体部の外側に位置し、使用者を認証する個人認証手段と
を具備したことを特徴とした通信装置。 - 本体部の可動部が一の所定の状態で、前記本体部の外側に位置する表示手段を具備し、
個人認証手段は、前記表示手段とは異なる位置に設けられている
ことを特徴とした請求項1記載の通信装置。 - 本体部の可動部が一の所定の状態で、前記本体部の外側に位置する表示手段を具備し、
個人認証手段は、前記表示手段に設けられている
ことを特徴とした請求項1記載の通信装置。 - 通信手段を備えた本体部と、
この本体部に設けられた個人認証手段と、
この個人認証手段に設けられ、この個人認証手段に指を押し当てた際にオンするスイッチとを具備し、
前記個人認証手段は、前記スイッチのオンによりオンして、前記個人認証手段に押し当てた指から個人認証する
ことを特徴とした通信装置。 - 個人認証手段は、略長方形状であり、
スイッチは、個人認証手段の対向する二辺に設けられている
ことを特徴とした請求項4記載の通信装置。 - 本体部は、可動部を備え、
個人認証手段は、個人認証により使用者と確認できたときにのみ可動部の一の所定の状態を解除可能にする
ことを特徴とした請求項4または5記載の通信装置。 - 可動部は、本体部を折り畳み可能にし、
前記可動部の一の所定の状態は、前記本体部を折り畳んだ状態である
ことを特徴とした請求項1ないし6いずれか記載の通信装置。 - 可動部は、本体部の所定の部分をカバー可能にし、
前記可動部の一の所定の状態は、前記本体部の所定の部分をカバーした状態である
ことを特徴とした請求項1ないし6いずれか記載の通信装置。
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