JP2002374346A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

Info

Publication number
JP2002374346A
JP2002374346A JP2001178962A JP2001178962A JP2002374346A JP 2002374346 A JP2002374346 A JP 2002374346A JP 2001178962 A JP2001178962 A JP 2001178962A JP 2001178962 A JP2001178962 A JP 2001178962A JP 2002374346 A JP2002374346 A JP 2002374346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
section
unit
caller
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001178962A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Arai
秀文 荒井
Tetsuya Oda
哲也 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001178962A priority Critical patent/JP2002374346A/ja
Publication of JP2002374346A publication Critical patent/JP2002374346A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最近の携帯電話機は小型化が進んでいるた
め、数字キー部と指紋読み取り部との間隔が非常に狭く
なってきている。このため、指紋読み取り部で指紋の検
出を行なっている最中に数字キー部を触ってしまうなど
の誤作動が発生し易く問題であった。 【解決手段】 通話者の音声を入力するマイク部3と、
通話相手の音声を出力するスピーカ部4と、マイク部3
およびスピーカ部4の動作を実行させる操作部5と、操
作部5の操作内容を表示する表示部6と、操作部5の少
なくとも一部をカバーするフリップ7の内面に配置さ
れ、通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部8と、指紋
読み取り部8で読み取った指紋を認証して、通話者が正
当所持者の場合にのみ操作部5の操作を有効とする指紋
認証部11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】特定の発信者のみ利用可能に
した携帯電話機に関する。
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開平5−95329号公報に記載されたものが知られ
ている。特開平5−95329号公報に記載された従来
の技術は、数字キー部とマイクとの間に指紋読み取り部
を設け、この指紋読み取り部で特定の使用者の指紋で読
み取り、予め記憶しておいた情報と比較して一致した場
合に送受信部を動作状態にする。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
携帯電話機は小型化が進んでいるため、数字キー部と指
紋読み取り部との間隔が非常に狭くなってきている。こ
のため、指紋読み取り部で指紋の検出を行なっている最
中に数字キー部を触ってしまうなどの誤作動が発生し易
く問題であった。
【0003】本発明は、このような問題を解決し、小型
化しても誤作動が発生し難い携帯電話機を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話機は、
通話者の音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を
出力するスピーカ部と、マイク部およびスピーカ部の動
作を実行させる操作部と、操作部の操作内容を表示する
表示部と、操作部の少なくとも一部をカバーするフリッ
プの内面に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読み
取り部と、指紋読み取り部で読み取った指紋を認証し
て、通話者が正当所持者の場合にのみ操作部の操作を有
効とする指紋認証部とを備えることを特徴とする。
【0005】また、本発明の携帯電話機は、通話者の音
声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するス
ピーカ部と、マイク部およびスピーカ部の動作を実行さ
せる操作部と、操作部の操作内容を表示する表示部と、
操作部の少なくとも一部をカバーするフリップの外面に
配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部と、
指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話者が
正当所持者の場合にのみ操作部の操作を有効とする指紋
認証部とを備えることを特徴とする。
【0006】さらに、本発明の携帯電話機は、通話者の
音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力する
スピーカ部と、マイク部およびスピーカ部の動作を実行
させる操作部と、操作部の操作内容を表示する表示部
と、携帯電話機本体の側面に配置され、通話者の指紋を
読み取る指紋読み取り部と、指紋読み取り部で読み取っ
た指紋を認証して、通話者が正当所持者の場合にのみ操
作部の操作を有効とする指紋認証部とを備えることを特
徴とする。
【0007】また、本発明の携帯電話機は、通話者の音
声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するス
ピーカ部と、マイク部およびスピーカ部の動作を実行さ
せる操作部と、操作部の操作内容を表示する表示部と、
表示部を有する蓋体と操作部を有する基体とがヒンジを
介して接続され、表示部と操作部とを対向させて2つ折
り可能な携帯電話機本体と、蓋体における表示部の反対
側の面に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読み取
り部と、指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、
通話者が正当所持者の場合にのみ操作部の操作を有効と
する指紋認証部とを備えることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の携帯電話機は、通話者の
音声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力する
スピーカ部と、マイク部およびスピーカ部の動作を実行
させる操作部と、操作部の操作内容を表示する表示部
と、操作部に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読
み取り部と、指紋読み取り部で読み取った指紋を認証し
て、通話者が正当所持者の場合にのみ操作部の操作を有
効とする指紋認証部とを備えることを特徴とする。
【0009】また、本発明の携帯電話機は、通話者の音
声を入力するマイク部と、通話相手の音声を出力するス
ピーカ部と、マイク部およびスピーカ部の動作を実行さ
せる操作部と、操作部の操作内容を表示する表示部と、
通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部と、指紋読み取
り部で読み取った指紋を認証して、通話者が正当所持者
の場合に、各指ごとに割り付けられた操作の中から、そ
の指紋を有する指に割り付けられた操作を実行させる指
紋認証部とを備えることを特徴とする。
【0010】さらに、指紋認証部は、複数の指の指紋を
続けて認証した場合、複数の指の組合せごとに割り付け
られた操作の中から、認証した複数の指紋をそれぞれ有
する複数の指の組合せに割り付けられた操作を実行させ
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯電話機の
好適な実施の形態について添付図面を参照して説明す
る。 実施の形態1.図1は、実施の形態1に係る携帯電話機
の外観を示す斜視図である。同図より、1は携帯電話機
本体、2は通話相手からの無線信号を受信するアンテ
ナ、3は携帯電話機本体1の正面下端に配置され、通話
者の音声を入力するマイク部、4は携帯電話機本体1の
正面上端に配置され、通話相手の音声を出力するスピー
カ部、5は携帯電話機本体1の正面下部に配置され、マ
イク部3およびスピーカ部4の動作を実行させる操作
部、6は携帯電話機本体1の正面上部に配置され、操作
部5の操作内容を表示する表示部、7は操作部5の少な
くとも一部をカバーするフリップ、8はフリップ7の内
面に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部
である。ここで、操作部5は、動作モードの操作等を行
なうメインキー部5aと、電話番号等を入力する数字キ
ー部5bとから構成される。
【0012】また、図2は、実施の形態1に係る携帯電
話機の構成を示すブロック図である。同図より、9はア
ンテナ2で受信した無線信号を処理する無線処理部、1
0は正当所持者の指紋データを予め記憶させたメモリ、
11は指紋読み取り部8で読み取った通話者の指紋デー
タとメモリ10に記憶された正当所持者の指紋データと
を比較する指紋認証部、12は指紋認証部11の認証結
果に基づいて通信を制御する通信制御部である。
【0013】次に、実施の形態1に係る携帯電話機の動
作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、使用者が一方の手で携帯電話機本体1を保持した
状態で、他方の手でフリップ7を開くと、フリップ7の
内面に配置された指紋読み取り部8が使用可能となる
(ステップ100)。この状態では、操作部5はロック
されており、電話を掛けることはまだできない。次に、
指紋読み取り部8を他方の手の指で触ることにより、使
用者の指紋が読み取られ(ステップ101)、読み取ら
れた指紋データは指紋認証部11に送られる。
【0014】指紋認証部11では、メモリ10に記憶さ
れた正当所持者の指紋データが読み出され(ステップ1
02)、この正当所持者の指紋データと指紋読み取り部
8から送られた使用者の指紋データとが比較される(ス
テップ103)。この比較で指紋データが一致した場
合、操作部5のロックが解除され、電話を掛けることが
可能になる(ステップ104)。また、ステップ103
の比較で、指紋データが一致しない場合、操作部5をロ
ックした状態で処理を終了する。
【0015】以上のように、指紋読み取り部8がフリッ
プ7の内面に配置されているので、フリップ7を広げた
状態では、数字キー部5bと指紋読み取り部8との間に
十分な間隔を取ることができる。従って、たとえ本体が
小型化されて数字キー部5bとマイク部3との間隔が狭
まった場合でも、指紋読み取り部8で指紋の検出を行な
っている最中に数字キー部5bを誤まって触ってしまう
といった事態を確実に防止することができる。
【0016】実施の形態2.次に、実施の形態2に係る
携帯電話機を説明する。図4は、実施の形態2の携帯電
話機を示す斜視図である。この実施の形態2が図1に示
す実施の形態1と異なるのは、フリップ7の外面に指紋
読み取り部21を配置している点である。その他の構成
については実施の形態1と同一又は同等である。なお、
実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0017】図4に示すように、指紋読み取り部21は
フリップ7の外面に配置されているので、使用者が指紋
読み取り部21を用いて指紋認証を行なう際には、フリ
ップ7を閉じて使用する。一方、フリップ7を閉じた状
態では、数字キー部(図示せず)はフリップ7によって
カバーされ、使用者が数字キー部に触れることはない。
従って、本体が小型化されて数字キー部とマイク部3と
の間隔が狭まった場合でも、指紋読み取り部21で指紋
の検出を行なっている最中に数字キー部を誤まって触っ
てしまうといった事態を確実に防止することができる。
【0018】実施の形態3.次に、実施の形態3に係る
携帯電話機を説明する。図5は、実施の形態3の携帯電
話機を示す斜視図である。この実施の形態3が図1に示
す実施の形態1と異なるのは、携帯電話機本体30の側
面に指紋読み取り部31を配置している点である。その
他の構成については実施の形態1と同一又は同等であ
る。なお、実施の形態1と同一又は同等な構成部分につ
いては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0019】図5に示すように、指紋読み取り部31は
携帯電話機本体30の側面に配置されているので、使用
者が指紋読み取り部31を用いて指紋認証を行なう際に
は、携帯電話機本体30の両側面を使用者の手で挟み込
むように把持する。従って、たとえフリップ7を開いた
状態でも、使用者の指先がフリップ7の下に配置された
数字キー部(図示せず)に触れることはない。その結
果、本体が小型化されて数字キー部とマイク部3との間
隔が狭まった場合でも、指紋読み取り部31で指紋の検
出を行なっている最中に数字キー部を誤まって触ってし
まうといった事態を確実に防止することができる。
【0020】実施の形態4.次に、実施の形態4に係る
携帯電話機を説明する。図6(a)〜(c)は、実施の
形態4の携帯電話機を示す斜視図である。この実施の形
態4が図1に示す実施の形態1と異なるのは、携帯電話
機本体40が、表示部6を有する蓋体41と操作部5を
有する基体42とを備えると共に、蓋体41と基体42
とがヒンジ43を介して接続され、表示部6と操作部5
とを対向させて2つ折り可能である点と、蓋体41にお
ける表示部6の反対側の面に指紋読み取り部44を配置
している点である。その他の構成については実施の形態
1と同一又は同等である。なお、実施の形態1と同一又
は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0021】図6(a)〜(c)に示すように、指紋読
み取り部44は蓋体41における表示部6の反対側の面
に配置されているので、携帯電話機本体40を2つ折り
した状態と携帯電話機本体40を開いた状態とのいずれ
でも、使用者は指紋読み取り部44を用いて指紋認証を
行なうことができる。即ち、携帯電話機本体40を2つ
折りした状態では(図6(a)参照)、携帯電話機本体
40を保持する手とは反対の手の親指或いは人指し指を
指紋読み取り部44に置くことにより、携帯電話機本体
40を広げることなしに容易に指紋認証を行なうことが
できる。このため、携帯電話機本体40を2つ折りした
状態での使用(音楽を聴く、画像を取る、2つ折り状態
で通話する等)においても、指紋認証による本人確認を
行うことができ、セキュリティが向上する。
【0022】また、携帯電話機本体40を開いた状態で
は(図6(b)(c)参照)、親指と中指で挟んで携帯
電話機本体40を保持するだけで、自然に指紋読み取り
部44に人差し指が掛かる。このため、携帯電話機本体
40を開いた状態での使用(通話、Eメール等)におい
ても、利用者が指紋照合を意識することなしに、本人確
認を行うことができ、セキュリティがいっそう向上す
る。さらに、指紋読み取り部44は蓋体41の背面(表
示部6の反対側の面)に配置されているので、指紋読み
取り部44で指紋認証する際に、使用者の指先が数字キ
ー部5bに触れることはない。その結果、本体が小型化
された場合でも、指紋読み取り部44で指紋の検出を行
なっている最中に数字キー部5bを誤まって触ってしま
うといった事態を確実に防止することができる。
【0023】実施の形態5.次に、実施の形態5に係る
携帯電話機を説明する。図7は、実施の形態5の携帯電
話機を示す斜視図である。この実施の形態5が図1に示
す実施の形態1と異なるのは、メインキー部5aに指紋
読み取り部51を配置している点である。その他の構成
については実施の形態1と同一又は同等である。なお、
実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一
符号を付し、その説明は省略する。
【0024】図7に示すように、指紋読み取り部51は
メインキー部5aに配置されているので、使用者が指紋
読み取り部51を用いて指紋認証を行なう際には、使用
者の指先はメインキー部5aの位置にポジショニングさ
れる。従って、たとえフリップ7を開いた状態でも、使
用者の指先がフリップ7の下に配置された数字キー部
(図示せず)に触れることはない。その結果、本体が小
型化されて数字キー部とマイク部3との間隔が狭まった
場合でも、指紋読み取り部51で指紋の検出を行なって
いる最中に数字キー部を誤まって触ってしまうといった
事態を確実に防止することができる。また、メインキー
部5aを押下するために、使用者の指がメインキー部5
aを触れるだけで、自動的に指紋認証が行なえるので、
使用者は、指紋認証されていることを意識することな
く、携帯電話機を使用することができる。
【0025】実施の形態6.次に、実施の形態6に係る
携帯電話機を説明する。図8は、実施の形態6に係る携
帯電話機の構成を示すブロック図である。この実施の形
態6が図2に示す実施の形態1と異なるのは、メモリ6
0に正当所持者の全指の指紋データおよび各指(又は各
指の組合せ)に割り付けられた操作の一覧を記憶させて
いる点と、指紋認証部61で指紋認証した指に割り付け
られた操作を実行させている点である。その他の構成に
ついては実施の形態1と同一又は同等である。なお、実
施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0026】図9のフローチャートに示すように、ま
ず、使用者がフリップ7を開く等の初期操作を行なうこ
とによって、指紋読み取り部8が使用可能となる(ステ
ップ200)。この状態では、操作部5はロックされて
おり、電話を掛けることはまだできない。次に、指紋読
み取り部8を指で触ることにより、使用者の指紋が読み
取られ(ステップ201)、読み取られた指紋データは
指紋認証部61に送られる。
【0027】指紋認証部61では、メモリ60に記憶さ
れた正当所持者の全ての指紋データが読み出され(ステ
ップ202)、これらの指紋データと指紋読み取り部8
から送られた使用者の指紋データとが比較される(ステ
ップ203)。この比較で指紋データが一致した場合、
操作部5のロックが解除され、電話を掛けることが可能
になる(ステップ204)。また、ステップ203の比
較で、指紋データが一致しない場合、操作部5をロック
した状態で処理を終了する。
【0028】さらに、ステップ203の比較で指紋デー
タが一致した場合、指紋認証部61では、使用者の指紋
データがどの指の指紋に該当するか検出し(ステップ2
05)、メモリ60に記憶された、各指に割り付けられ
た操作の一覧の中から、その指紋を有する指に割り付け
られた操作を抽出する(ステップ206)。そして、抽
出された操作を実行するように通信制御部12に指示を
与える(ステップ207)。その結果、使用者は指紋照
合するだけで、キー入力等を行なうことなく、所望の操
作を実行させることができ、携帯電話機の操作性が向上
する。
【0029】具体的には、例えば、右手の人指し指に
「自宅に電話する」といった操作を割り当てておけば、
指紋読み取り部8に右手の人指し指をタッチするだけ
で、自宅に電話を掛けることができる。また、例えば左
手の中指に「警察に非常事態を連絡する」といった操作
を割り当てておけば、暴漢に襲われたなどした時に、指
紋読み取り部8に左手の中指をタッチするだけで、警察
に非常事態を緊急連絡することができ(この場合、事前
に録音した音声による音声連絡でもよく、また事前に作
成した文書によるメール連絡でもよい)、携帯電話機の
現在地特定機能に基づいて、早急に警官を呼ぶことがで
きる。
【0030】さらに、指紋認証部61では、連続して複
数の指の指紋認証が行われた場合、メモリ60に記憶さ
れた、複数の指の組合せごとに割り付けられた操作の一
覧の中から、認証した複数の指紋をそれぞれ有する複数
の指の組合せに割り付けられた操作を抽出する。そし
て、抽出された操作を実行するように通信制御部12に
指示を与える。
【0031】このように、複数の指紋の組合せで操作を
特定することにより、多くの操作を指紋読み取り部8へ
のタッチのみで実行させることができ、操作部5をほと
んど使用することなく、携帯電話機を利用することが可
能となり、携帯電話機の操作性が一層向上する。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る携帯電話機は、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。即ち、指紋読み取り部がフリップの内面に配置さ
れているので、フリップを広げた状態では、操作部と指
紋読み取り部との間に十分な間隔を取ることができる。
従って、たとえ本体が小型化されて操作部とマイク部と
の間隔が狭まった場合でも、指紋読み取り部で指紋の検
出を行なっている最中に操作部を誤まって触ってしまう
といった事態を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る携帯電話機の外観を示す斜
視図である。
【図2】実施の形態1に係る携帯電話機の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施の形態1に係る携帯電話機の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】実施の形態2に係る携帯電話機の外観を示す斜
視図である。
【図5】実施の形態3に係る携帯電話機の外観を示す斜
視図である。
【図6】実施の形態4に係る携帯電話機の外観を示す斜
視図である。
【図7】実施の形態5に係る携帯電話機の外観を示す斜
視図である。
【図8】実施の形態1に係る携帯電話機の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】実施の形態1に係る携帯電話機の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1,20,30,40,50…携帯電話機本体、2…ア
ンテナ、3…マイク部、4…スピーカ部、5…操作部、
5a…メインキー部、5b…数字キー部、6…表示部、
7…フリップ、8,21,31,44,51…指紋読み
取り部、9…無線処理部、10,60…メモリ、11,
61…指紋認証部、12…通信制御部、41…蓋部、4
2…基部、43…ヒンジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB12 DD08 MM21 5K027 AA11 BB09 5K067 AA26 AA32 BB04 FF23 HH22 HH23 KK17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話者の音声を入力するマイク部と、 通話相手の音声を出力するスピーカ部と、 前記マイク部および前記スピーカ部の動作を実行させる
    操作部と、 前記操作部の操作内容を表示する表示部と、 前記操作部の少なくとも一部をカバーするフリップの内
    面に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部
    と、 前記指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話
    者が正当所持者の場合にのみ前記操作部の操作を有効と
    する指紋認証部とを備えることを特徴とする携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 通話者の音声を入力するマイク部と、 通話相手の音声を出力するスピーカ部と、 前記マイク部および前記スピーカ部の動作を実行させる
    操作部と、 前記操作部の操作内容を表示する表示部と、 前記操作部の少なくとも一部をカバーするフリップの外
    面に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部
    と、 前記指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話
    者が正当所持者の場合にのみ前記操作部の操作を有効と
    する指紋認証部とを備えることを特徴とする携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 通話者の音声を入力するマイク部と、 通話相手の音声を出力するスピーカ部と、 前記マイク部および前記スピーカ部の動作を実行させる
    操作部と、 前記操作部の操作内容を表示する表示部と、 携帯電話機本体の側面に配置され、通話者の指紋を読み
    取る指紋読み取り部と、 前記指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話
    者が正当所持者の場合にのみ前記操作部の操作を有効と
    する指紋認証部とを備えることを特徴とする携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 通話者の音声を入力するマイク部と、 通話相手の音声を出力するスピーカ部と、 前記マイク部および前記スピーカ部の動作を実行させる
    操作部と、 前記操作部の操作内容を表示する表示部と、 前記表示部を有する蓋体と前記操作部を有する基体とが
    ヒンジを介して接続され、前記表示部と前記操作部とを
    対向させて2つ折り可能な携帯電話機本体と、 前記蓋体における前記表示部の反対側の面に配置され、
    通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部と、 前記指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話
    者が正当所持者の場合にのみ前記操作部の操作を有効と
    する指紋認証部とを備えることを特徴とする携帯電話
    機。
  5. 【請求項5】 通話者の音声を入力するマイク部と、 通話相手の音声を出力するスピーカ部と、 前記マイク部および前記スピーカ部の動作を実行させる
    操作部と、 前記操作部の操作内容を表示する表示部と、 前記操作部に配置され、通話者の指紋を読み取る指紋読
    み取り部と、 前記指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話
    者が正当所持者の場合にのみ前記操作部の操作を有効と
    する指紋認証部とを備えることを特徴とする携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】 通話者の音声を入力するマイク部と、 通話相手の音声を出力するスピーカ部と、 前記マイク部および前記スピーカ部の動作を実行させる
    操作部と、 前記操作部の操作内容を表示する表示部と、 通話者の指紋を読み取る指紋読み取り部と、 前記指紋読み取り部で読み取った指紋を認証して、通話
    者が正当所持者の場合に、各指ごとに割り付けられた操
    作の中から、その指紋を有する指に割り付けられた操作
    を実行させる指紋認証部とを備えることを特徴とする携
    帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記指紋認証部は、複数の指の指紋を続
    けて認証した場合、複数の指の組合せごとに割り付けら
    れた操作の中から、認証した複数の指紋をそれぞれ有す
    る複数の指の組合せに割り付けられた操作を実行させる
    ことを特徴とする請求項6記載の携帯電話機。
JP2001178962A 2001-06-13 2001-06-13 携帯電話機 Pending JP2002374346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178962A JP2002374346A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178962A JP2002374346A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 携帯電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002374346A true JP2002374346A (ja) 2002-12-26

Family

ID=19019586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001178962A Pending JP2002374346A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002374346A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268951A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Nec Corp 携帯電話機
US7454194B2 (en) 2003-03-28 2008-11-18 Sharp Kabushiki Kaisha Mobile terminal with personal authentication function and mobile terminal system
US7663602B2 (en) * 2004-04-14 2010-02-16 Microsoft Corporation Removable wireless keyboard with base
WO2010098094A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 京セラ株式会社 生体認証機能付きデータ処理装置及びデータ処理プログラム
JP2010199986A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Nec Corp 移動通信装置、通信方法及び通信制御プログラム
CN112637392A (zh) * 2020-12-17 2021-04-09 Oppo广东移动通信有限公司 电子设备的前壳组件和电子设备

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454194B2 (en) 2003-03-28 2008-11-18 Sharp Kabushiki Kaisha Mobile terminal with personal authentication function and mobile terminal system
JP2005268951A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Nec Corp 携帯電話機
US7663602B2 (en) * 2004-04-14 2010-02-16 Microsoft Corporation Removable wireless keyboard with base
WO2010098094A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 京セラ株式会社 生体認証機能付きデータ処理装置及びデータ処理プログラム
JP2010199986A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Nec Corp 移動通信装置、通信方法及び通信制御プログラム
JP2010198309A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Kyocera Corp 生体認証機能付きデータ処理装置
US8872617B2 (en) 2009-02-25 2014-10-28 Kyocera Corporation Data-processing device and data-processing program with bio-authorization function
CN112637392A (zh) * 2020-12-17 2021-04-09 Oppo广东移动通信有限公司 电子设备的前壳组件和电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8019321B2 (en) Wireless mobile phone with authenticated mode of operation including heart beat profile based authentication
KR101270379B1 (ko) 잠금 장치를 구비한 휴대용 단말기의 기능실행 방법
JP5450959B2 (ja) 携帯端末、携帯端末の制御方法、携帯端末の制御プログラム及び記録媒体
JP2002159052A (ja) 指紋認証機能付き移動端末
US20110300829A1 (en) Fingerprint activated quick function selection
US20080113685A1 (en) Apparatus, method, and program for fingerprint authentication, and portable terminal device
US7613446B2 (en) Wireless mobile phone with authenticated mode of operation including finger print based authentication
CN104391712B (zh) 关机方法和装置
US20060110013A1 (en) Apparatus and method for inputting characters using fingerprint identification in portable wireless terminal
JP2003091509A (ja) 携帯通信機器の個人認証方法およびそれを記述したプログラム
JP2006215705A (ja) 情報通信装置及び情報通信システム、情報記録装置及び情報再生装置
JP2012033179A (ja) 本人認証システム
US20030040339A1 (en) Method and system for accessing functions of a portable information appliance
JP2000165378A (ja) 指紋認証装置
JP2953813B2 (ja) 個人認証機能付き携帯電話機
JP2009159539A (ja) 電子機器
JP2008092081A (ja) 携帯端末
CA2686689A1 (en) System and method of providing biometric quick launch
JP2006191245A (ja) ダイヤルロック機能認証装置及びその方法並びにそれを用いた携帯端末
CN107205198A (zh) 麦克风的解锁方法和装置
JP2002374346A (ja) 携帯電話機
JP2005268951A (ja) 携帯電話機
JP2002032343A (ja) 通信システム
JP3969262B2 (ja) 携帯端末装置
JP2002368870A (ja) 移動通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328