JP2003223656A - 携帯電話を用いた電子課金システム - Google Patents

携帯電話を用いた電子課金システム

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JP2003223656A
JP2003223656A JP2002059509A JP2002059509A JP2003223656A JP 2003223656 A JP2003223656 A JP 2003223656A JP 2002059509 A JP2002059509 A JP 2002059509A JP 2002059509 A JP2002059509 A JP 2002059509A JP 2003223656 A JP2003223656 A JP 2003223656A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鉄道運賃等を携帯電話の電子マネー機能で支払
うシステムを提供する。 【構成】鉄道運賃を携帯電話からの電子決済で支払うこ
とを特徴とした電子課金システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】携帯電話を用いた電子課金システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道運賃の支払いは通常の切符の
購入に加えて最近では「パスネット(登録商標)」や
「スイカ(登録商標)」といったプリペイカードを用い
るものも併用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記プリペイカードに
おいて、「パスネット」では使い捨ての磁気カードで、
最初に購入した金額を使い切るとそのカードは捨てるこ
とになる。使用履歴がカードに印刷されるが印刷物であ
るのでその管理が煩雑で、履歴保存にならない。置き忘
れたり盗難にあった場合にはそのカードを他人に自由に
使われてしまう問題も抱えていた。「スイカ」では特定
の機械を利用すれば利用可能金額をチャージできるが、
その機械がない場所ではチャージが行えない。カードに
蓄積している金額を表示する機能をカードが持たないの
で現状確認が不便であった。他人が自由に使えてしまう
というセキュリティの問題も抱えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯電話を使用
した電子課金システムは、第1に、鉄道運賃等を位置情
報認識携帯電話からの電子決済で支払うことを特徴と
し、第2に、第1の特徴に加えて鉄道運賃の換わりに有
料道路の料金等を支払うことを、第3に、第1の特徴に
加えて鉄道運賃の換わりに代金引換宅配便の代金等を支
払うことを、第4に、第1から第3のいずれかの特徴に
加えて、前記携帯電話に電子課金の金額を表示すること
を、第5に、第1から第4のいずれかの特徴に加えて、
前記携帯電話が公衆電波に加えて近距離無線交信機能を
備えていることを、第6に、第1から第5のいずれかの
特徴に加えて、異常時に前記携帯電話の呼び出し音を鳴
らすリモートシステム機能を備えることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の携帯電話を使用した電子
課金システムにおいて、鉄道運賃等を位置情報認識携帯
電話からの電子決済で支払う第1の特徴を備える場合に
は、携帯電話に電子マネーを内蔵してその電子マネーか
ら実際に利用した鉄道運賃等を引き落とすことを行う。
鉄道運賃に加えてバスやモノレールなど移動手段の運賃
について同様に行う。預金口座などの別の口座からは携
帯電話の公衆電波を利用して電子マネーを移動させる。
預金口座の他に、別の携帯電話に蓄積してある電子マネ
ーや別の機関に預けているお金も同様に扱う。鉄道運賃
はこの携帯電話に内蔵した電子マネーの金額の範囲で引
き落とすことが出来る。第2に、第1の特徴に加えて鉄
道運賃の換わりに有料道路の料金等を支払う特徴を備え
る場合には、携帯電話を携行している人が搭乗している
自動車が有料道路を走行している場合に、その自動車の
有料道路通行料金を携帯電話の電子マネー機能を利用し
て支払う。携帯電話が保持している電子マネーから前記
料金を徴収する。公衆電波を利用して自動車が走行中に
徴収する。第3に、第1の特徴に加えて鉄道運賃の換わ
りに代金引換宅配便の代金等を支払う特徴を備えている
場合には、宅配便として送り届けられる荷物のうち、代
金と引き換えで荷物を受け取る場合には、その届け先に
支払い能力がなくても荷物の受け取りだけは出来る場合
にはその支払いを届け先以外の場所にいる携帯電話所持
者が支払う。宅配業者とその荷物の代金を支払う携帯電
話所持者が電話で連絡を取り合って、携帯電話が保持し
ている電子マネーからその代金を宅配業者の指定口座に
移す。宅配便以外でも代金引換の商品について同様に行
える。第4に、第1から第3のいずれかの特徴に加え
て、前記携帯電話に電子課金の金額を表示する特徴を備
える場合には、携帯電話が備えている表示機能を使用し
て電子マネーの残高や徴収された料金や徴収予定の料金
を携帯電話に表示する。表示は折りたたみ式携帯電話で
サブ画面を備えている場合には折りたたんだ状態でサブ
画面に上記電子課金の内容を表示する場合がある。第5
に、第1から第4のいずれかの特徴に加えて、前記携帯
電話が公衆電波に加えて近距離無線交信機能を備えてい
る場合には、携帯電話に電子マネーを貯める操作は公衆
電波を使用して、料金を徴収される際には近距離無線を
使用するという電波の使い分けを行う。第6に、第1か
ら第5のいずれかの特徴に加えて、異常時に前記携帯電
話の呼び出し音を鳴らすリモートシステム機能を備える
特徴の場合には、電子マネーを不正に使用したり、予め
設定した違反条件が生じた場合には携帯電話を強制的に
リモートコントロールして警報を鳴らす。
【0006】
【実施例】本発明の実施例1について説明する。図1に
本発明の構成を示した。電車の運賃を位置情報認識携帯
電話1を利用して支払うシステムの例である。前記携帯
電話は電話会社2(キャリア)が提供する無線通信サー
ビスを介して携帯電話に電子マネー3を貯めることがで
きる。電車の駅の改札100では前記携帯電話との間で
近距離無線4によって交信をすることで運賃を徴収す
る。この運賃徴収システムについて具体的に述べる。
【0007】前記携帯電話の所持者は電話会社2を介し
て自身の預金口座5がある銀行101と交信する。銀行
以外に電話会社(キャリア)が運営する金融機関や別の
携帯電話に保存されている絵dン視マネーも対象とする
場合がある。電話会社2と銀行101との間の通信は有
線通信6で行う。携帯電話に電子マネーを貯める手順は
以下の通りである。まず、携帯電話から銀行に連絡して
携帯電話所持者自身の預金口座5の残高の範囲内の金額
を携帯電話に電子マネー3として登録する。この電子マ
ネー登録作業は予め設定しておいたパスワードを携帯電
話から銀行に連絡して照会されてから開始する。パスワ
ードは固定の文字部分と変動する文字部分の組合せにす
ることでセキュリティレベルを向上させる。固定の文字
部分は自分の好きな言葉として例えば「sky」、変動
する文字部分は特定の会社の前日株価終り値「230
5」円などである。前記銀行は固定文字はもちろん、こ
の変動部分についても把握するようにシステムを組んで
ある。携帯電話に貯められた電子マネーは電車の運賃支
払いに限定して使用できるように制限を加えておく。こ
の制限を加えることで携帯電話盗難の際にも電子マネー
に関する被害を最小限にすることができる。携帯電話所
持者が改札100を通過して駅の構内に入る場合にはこ
の改札と携帯電話との間で近距離無線4による交信を行
う。この交信で前記改札は携帯電話の電話番号と電子マ
ネーの残高を読み取り、その残高を前記携帯電話のディ
スプレイに表示する。鉄道会社では盗難携帯電話などの
連絡を受け付けて情報を保持してあるので、盗難携帯電
話が改札を通過した場合にはその所持者を自動的に写真
撮影して警察に通報する。携帯電話に対しては通過した
改札の位置情報(どの駅の改札か)に加えて、その盗難
携帯電話の呼び出しを最大の音量で鳴らし続ける命令を
送信する。前記盗難携帯電話は改札を通過した直後から
大きな音量で呼び出しが鳴り続けるので盗難携帯電話所
持者を特定して身柄を拘束するのに役立つ。通常の利用
者は改札を通過するとその通過改札口情報が携帯電話に
保存されるとともに様々な付帯情報を提供する。一例と
してはこの駅の時刻表や工事予定などのお知らせ、そし
て、この改札口やこの駅の別の改札口の時刻毎の混雑状
況などである。電車の遅延や事故情報も改札100から
携帯電話1に送信する。情報の送信を近距離無線を用い
て行うことが特徴である。携帯電話所持者は改札通過後
で時間に余裕がある時にこの情報を見て今後の行動の参
考にする。携帯電話に保存している電子マネーの残高や
これまでの使用履歴も表示させることができる。
【0008】携帯電話所持者が目的駅に到着して改札を
通過するとその改札で運賃を計算して運賃を電子マネー
から引き落とす。具体的には計算された運賃を近距離無
線4によって携帯電話1に送信してその運賃分だけ携帯
電話の内部で電子マネーを減らす操作が行われる。この
運賃情報は有線通信6を介して前記銀行にも情報提供さ
れる。携帯電話所持者が携帯電話に内蔵した電子マネー
を増やすために前記銀行と交信する際に、それまでの期
間に携帯電話で支払った運賃情報と、改札から有線通信
で提供された運賃情報とをつき合わせて整合性を確認す
ることができる。携帯電話からの運賃情報と改札からの
運賃情報が異なる場合には携帯電話もしくは予め指定し
ておいた連絡先にその旨の連絡が入るようになってい
る。携帯電話の電話番号を他人が使用して不正に電子マ
ネーを使用した場合でも電子マネーを蓄積するために銀
行に連絡したタイミングでその不正がわかる。電子マネ
ーの蓄積を小額にして頻繁に銀行との交信を行うように
すれば不正使用の被害を最小限にすることができる。
【0009】本発明の実施例2について図を用いずに説
明する。携帯電話に近距離無線機が内蔵されていてその
無線機を用いて様々な情報のやりとりや電子マネーによ
る買い物を行う例である。近距離無線は約2メートルの
範囲で交信できる高周波電波を用いる。スーパーマーケ
ットにおいて自分の欲しい商品の陳列コーナーを探し当
てるにはまず、店内の近距離無線装置から2メートル以
内の位置に携帯電話を持っていき、携帯電話のキー入力
で「スパゲティー」などと商品やその商品のキーワード
を入力する。するとその陳列コーナーの位置を携帯電話
で知らせてくれる。
【0010】書店においても同様に近距離無線を用いて
検索が行える。本の陳列位置がわかればその本を実際に
閲覧して、気に入れば購入する。このように店内での情
報サービスには電話料金の掛かる公衆無線を使わないで
近距離無線によるサービスを行う。購入する際には携帯
電話に貯めた電子マネーを使用して電子決済する。この
電子マネー決済には公衆無線を使用する場合もある。
【0011】本発明の実施例3を説明する。図2はその
構成例である。駅の改札1の手前すなわち改札の外側エ
リア7で携帯電話1と駅102とが交信して駅構内立ち
入りの予備手続きを行い、改札を通過後に改札の後ろ側
すなわち改札の内側エリア8で駅構内立ち入りの最終手
続きを行う例である。前記外側エリア、内側エリアでは
携帯電話1と駅102とが公衆無線を使って交信する。
まず、外側エリアでの交信によって携帯電話の電話番号
を駅側に登録するとともに携帯電話に蓄積してある電子
マネー3の残高を駅側に通知する。駅側では前記登録と
通知を受け付けた旨の返信を前記携帯電話に返信する。
携帯電話所持者は改札100をそのまま通過する。前記
改札は入場に関してはゲートを設けずに通過ができるよ
うにしてある。携帯電話による電子マネーで運賃を支払
わない人、すなわち、紙の切符を券売機で購入する人は
従来どおりに改札で切符を挿入して入場手続きを行う。
一方、携帯電話による入場手続きを行う人は前述した外
側エリアでの手続きおよび改札の通過後、内側エリア8
において、再度、駅と交信する。この交信によって、前
記携帯電話の所持者は改札の内側に入場したことが確認
される。前記外側エリア、内側エリアでの電話交信は全
て携帯電話側からデータ通信の形で行う。データ通信で
あるので通話の場合と比べて通信費は割安である。尚、
駅側では携帯電話を使用して電子マネーで支払ってくれ
る乗客に対しては運賃を割り引くサービスを行う。この
割引サービスの額は前記交信の費用よりも大きくなるよ
うに設定されている。図2において、外側エリアの幅は
改札の全体の幅かそれ以上の幅であり、長さは10メー
トル程度である。このエリアに対しては駅側で特別に外
部からの電波を遮蔽してかつ特別のアンテナを設置して
いる。この特別のアンテナと携帯電話とが交信している
かどうかによって、携帯電話所持者が正しい位置で手続
きを行ったかを判定できる。内側エリアについても同様
に外部からの電波を遮蔽して専用のアンテナを設けて位
置認定を行う。予め予約しておいた指定席の切符情報を
入れることができる。身障者割引、子供料金の対応が自
動的に行える。
【0012】実施例4について図を用いずに説明する。
図2を用いて説明した実施例2に類似した例であるが、
携帯電話自身に位置認識機能を内蔵している。駅側では
特別に電波の遮蔽や専用アンテナの設置をすることな
く、携帯電話自身の位置情報認識により認識した位置情
報を携帯電話から駅に送信する。
【0013】実施例5について図3を用いて説明をす
る。位置情報認識携帯電話9を通勤定期として利用する
例である。A駅からB駅までの間を矢印線で示す経路で
通勤する区間の運賃を一定期間(たとえば3ヶ月)前払
いするいわゆる定期券の機能を位置情報認識携帯電話9
に持たせる。予め前記位置情報認識携帯電話の認識暗号
を鉄道会社に登録しておき、その認識番号に対して3か
月分の定期運賃を事前に払い込む。すると、鉄道会社で
は指定したA駅、B駅および指定経路内の各駅での改札
においてその3ヶ月の期間はフリーに改札を通り抜けら
れる手続きを行う。前記認識番号は電話番号の場合もあ
るし、電話番号にさらに数文字を付け加えたものである
場合もある。認識番号についてのその他の例としては、
電話番号に位置情報認識携帯電話で認識した位置情報を
付け加えた記号とする場合がある。位置情報認識携帯電
話の認識操作を駅周辺のある特定のエリアで行えば、そ
の特定エリア固有の位置情報(位置情報認識コード)を
付帯除法として駅に送信することができる。この位置情
報認識コードが認識番号の一部を構成していれば認識番
号として複雑な記号を容易に作成できるのでセキュリテ
ィレベルが向上する。認識番号を鉄道会社に登録する際
に、各駅から500メートル以内の範囲で最初に認識操
作を行った地点およびその周辺の半径50メートルの範
囲で使用される位置情報認識コードといった指定の仕方
である。
【0014】上記位置情報認識携帯電話を定期券として
利用する場合の機能についてさらに詳しく述べる。位置
情報認識携帯電話が定期券として指定した区間と異なる
区間に持ち込まれると各種警告が発せられる機能につい
て説明する。図3では位置情報認識携帯電話9が指定し
た経路103から外れた位置にある。この位置にあるこ
とを位置情報認識携帯電話が認識した場合には携帯電話
自身がアラーム音を発する。乗り過ごした場合にはこの
アラーム音で気がついて戻ることができるし、位置情報
認識携帯電話が盗難にあった場合にはアラーム音によっ
て周囲の人にそれを気づかせることができる。盗難の際
に指定した連絡先に自動的に電話をかけるように設定し
ておくこともできる。位置情報認識携帯電話所持者が通
常と異なる行動、たとえば取引先を訪問するといった場
合には、この携帯電話の電子マネーの機能を使用して出
発駅から目的駅までの運賃を電子マネー決済で支払う。
支払い方は本明細書の前述の実施例で示した方法を用い
る。定期券として支払っている区間については鉄道会社
が前記認識番号で支払っている区間を調査してその分を
考慮して清算をしてもらえる。このように定期券の区間
を越えて外出する場合には定期券区間外乗車の処理を前
記携帯電話で行う。「定期一時解除」の操作を行うこと
で上記警告が発生しないようにできる。「定期一時解
除」を指定している間はこの携帯電話は定期券として使
用することができない。このようなモードを持つことで
位置情報認識携帯電話を他人が勝手に定期券として使用
することを防げる。位置情報認識携帯電話を紛失した場
合にはその本人が手続きをすることで定期券としての利
用を無効にすることができる。また、携帯電話を新規に
取り替えて電話番号が変更された場合にも手続きを行う
ことで定期券としての機能を新しい携帯電話に移行でき
る。
【0015】実施例6について説明する。図4はETC
(Electronic Toll Collecti
on System)を携帯電話を利用して実施する例
である。ETCは、有料高速道路の料金所で行われてい
る料金の受け渡しを、無線通信による料金情報のやり取
りに変更することにより、係員とやり取りすることなく
料金の支払いが行われるシステムで、料金所をノンスト
ップで通過することができる。このETCを携帯電話で
行うために図4に示すようにトンネルを利用する。有料
高速道路のうち、トンネルがある区間を利用してそのト
ンネル内専用の携帯電話用アンテナを設置する。このア
ンテナは通常の携帯電話、PHSなどの通話やデータ交
信を行うためのアンテナとして使用できる一方で、この
アンテナの守備範囲すなわちトンネル内の車両から発せ
られた携帯電話の無線電波かどうかを識別することがで
きる。携帯電話1に内蔵されている電子マネー3を利用
して有料道路料金を徴収する。適当なトンネルがない場
合には道路の一部に遮蔽カバーを設けて電波を遮蔽して
その内部に専用アンテナを設けて擬似的にトンネルのよ
うな携帯電話電波遮蔽ゾーンを作り出して車両を認識す
る。
【0016】実施例7について説明する。図5にその構
成図を示す。手渡しで高速料金を支払うゲートと携帯電
話による電子マネー徴収を併用する場合の例である。ゲ
ート104の手前で位置情報認識携帯電話から高速道路
運営会社に電子マネー手続きを行う旨の連絡をする。こ
の際に運転している車両の車両番号を通知すると前記ゲ
ートで番号照合して、照合された車両は手渡しの料金徴
収なしにゲートを通過できる。複数のゲートを備えてい
る場合には電子マネー決済専用のゲートを設けて優先的
に通過させることもある。また、専用のゲートは設けず
に電子マネー決済車両に対しては手間が省ける分料金の
割引を行う促進サービスを行う場合もある。車両番号に
ついて道路に設置したカメラ105で撮影して認識する
場合もある。位置情報認識携帯電話の位置情報を基に対
象車両を認識して撮影する方法を用いる。
【0017】携帯電話1を用いてスーパーマーケットで
買い物をする例を実施例8として説明する。図6を用い
て説明する。自家用車で買い物に来ている場合に、買い
物エリアで必要な商品を買い物カゴ106に入れて電子
決済専用のカウンターに載せる。この買い物カゴにはそ
れぞれ買い物カゴ番号が付与されているので携帯電話1
を操作して電子マネーによってこの買い物カゴ番号の商
品を購入する手続きを行う。そして、そのままスーパー
マーケット専用駐車場に向かうとそこでの受け取りカウ
ンターで前記商品を受け取ることができる。携帯電話の
個人プロファイルに応じて20歳以下の子供にタバコや
酒を販売しないといった制限を設けることが出来る。
【0018】本発明の実施例9について説明する。宅配
便の代金引換配送に対して携帯電話による電子決済を適
用した例である。宅配業者が配達先の担当者の携帯電話
に代金引換配送の配達予告を行う。この予告は到着の3
0分程度前に行う。その時点で携帯電話の所持者(担当
者)が配達先に居れば、荷物を受け取る時点で現金で支
払うケースもあるが、前記担当者が外出の場合で届け先
には支払い能力のないもの(たとえば子供)だけしかい
ない場合には、前記担当者が携帯電話から電子決済で代
金を支払う。電子決済による支払いを確認した宅配業者
は品物を届け先に届けてそこで荷物の受け取りサインを
もらう。前記電子決済での代金支払いではこの受け取り
サインがなければ宅配業者は携帯電話所持者にその代金
を返金しなければいけない取り決めにしてあるので、受
け取る側は安心して電子決済を行える。
【0019】
【発明の効果】本発明の電子課金システムでは既設の公
衆電波を利用して電子マネーの補充をするので、電子マ
ネーのために特別な設備を用意することなく電子マネー
サービスを運用できる。一方、この電子マネーを鉄道運
賃などの電子課金に携帯電話をターミナルとして利用す
ることで携帯電話が本来備えている表示機能を使うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例3を説明するための構成図であ
る。
【図3】本発明の実施例5を説明するための第2の状態
を示す構成図である。
【図4】本発明の実施例6を示す構成図である。
【図5】本発明の実施例7を示す構成図である。
【図6】本発明の実施例8を示す構成図である。
【符号】
1は位置情報認識携帯電話、2は電話会社、3は電子マ
ネー、4は近距離無線、5は預金口座、6は有線通信、
7は改札の外側エリア、8は改札の内側エリア、9は位
置情報認識携帯電話、100は改札、101は銀行、1
02は駅、103は経路、104はゲート、105はカ
メラ、106は買い物カゴである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 H04B 7/26 H04M 15/00 G H04M 15/00 H04B 7/26 M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道運賃等を位置情報認識携帯電話からの
    電子決済で支払うことを特徴とした電子課金システム。
  2. 【請求項2】請求項1の電子課金システムにおいて鉄道
    運賃の換わりに有料道路の料金等を支払うことを特徴と
    した電子課金システム。
  3. 【請求項3】請求項1の電子課金システムにおいて鉄道
    運賃の換わりに代金引換宅配便の代金等を支払うことを
    特徴とした電子課金システム。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかの電子課金シス
    テムにおいて、前記携帯電話に電子課金の金額を表示す
    ることを特徴とする電子課金システム。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかの電子課金シス
    テムにおいて、前記携帯電話が公衆電波に加えて近距離
    無線交信機能を備えていることを特徴とする電子課金シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれかの電子課金シス
    テムにおいて、異常時に前記携帯電話の呼び出し音を鳴
    らすリモートシステム機能を備えることを特徴とする電
    子課金システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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