JP2006031289A - 携帯機器、及び、改札システム - Google Patents

携帯機器、及び、改札システム Download PDF

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Abstract

【課題】改札効率を低下することなく利用者へのサービス性を向上することができる改札機での改札処理に利用可能な携帯機器、及び、改札システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、改札処理に必要な改札情報を記憶したメモリ部203と、メモリ部203に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報をアンテナATを介して受信する通信制御部204と、通信制御部204により受信した判定結果情報に基づいて対応する音声を出力する音声処理部303と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

この発明は、携帯機器、及び、改札システムに係り、特に、改札処理に必要な改札情報を記憶した携帯機器を利用した改札システムに関する。
近年、改札処理の省力化を目的として、改札機が導入されている。この改札機は、利用者が駅構内や遊戯施設などの施設内に入場する場合や、施設内から出場する場合などに、入場券、プリペイドカード、定期券、乗車券などの券媒体から改札処理に必要な改札情報を読み取り、利用者の改札通路の通行を許可するか否かの改札処理を行う。最近では、携帯電話を利用して発券を不要とする乗車券の販売システムなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−317120号公報
従来の改札機においては、改札通路の通行が許可されたのか否か、さらには、改札通路の通行が許可された場合に改札処理で引去られた引去り額(改札処理で利用された利用額)、引去り後の残額などの改札処理の結果は、改札機本体の下流側に設置された表示部に表示されている。
表示部に改札処理の結果を表示する方法のみでは、必ずしも利用者が必要とするタイミングで改札処理の結果を確認できるとは限らない。このため、利用者に対するサービス性が損なわれるおそれがある。また、利用者が表示部に表示される改札処理の結果を確認しようと表示部付近で立ち止まってしまったり、改札通路の通行速度を急激に低下したりすると、後続の利用者と衝突する危険があり、また、後続の利用者の流動を阻害する。このため、改札効率の低下を招くおそれがある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、改札効率を低下することなく利用者へのサービス性を向上することができる改札機での改札処理に利用可能な携帯機器、及び、改札システムを提供することにある。
この発明の第1の様態による携帯機器は、
改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段と、
前記記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した判定結果情報に基づいて、対応する音声を出力する音声出力手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第2の様態による改札システムは、
改札機と、無線通信可能な携帯機器との間で改札処理を行う改札システムであって、
携帯機器は、改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段を備え、
改札機は、前記記憶手段に記憶された改札情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
前記改札手段によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を携帯機器に向けて送信する送信手段と、を備え、
前記携帯機器は、前記送信手段により送信された判定結果情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した判定結果情報に基づいて、対応する音声を出力する音声出力手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、改札効率を低下することなく利用者へのサービス性を向上することができる改札機での改札処理に利用可能な携帯機器、及び、改札システムを提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る改札機での利用が可能な携帯機器、及び、改札システムについて図面を参照して説明する。
無線通信可能な携帯機器との間で入場業務や出場業務などの改札処理を行う改札システムは、図1に示すような改札機を備えている。この改札機は、通常、2台1組として設置され、両者の間に利用者が通行可能な改札通路が形成される。改札機で利用可能な券媒体としては、普通乗車券、定期券、特急券、回数券、入場券、プリペイドカード、ポストペイカードなどの磁気式券媒体及び無線式券媒体を対象としている。改札機で利用可能な携帯機器は、無線式券媒体の機能を備えている。
これらに券媒体は、改札処理に必要な改札情報として、例えば、利用可能な区間情報、有効期限情報、入場記録情報、出場記録情報、利用者情報、利用可能な金額情報などを有している。
改札機の本体1における通行方向下流側には、案内表示部4が設けられている。この案内表示部4は、利用者や係員などに対して各種案内に関する情報の他に、改札処理の結果に関する判定結果情報(改札通路の通行を許可する旨の情報(判定OK)、改札通路の通行を阻止する旨の情報(判定NG)、改札処理で利用された利用額に対応する情報、利用可能な金額から利用額を引去った後の残額に対応する情報)などを表示する。
本体1の改札通路側に面した側面の両端部には、それぞれ利用者の通行を制御する(通行を阻止するまたは通行を許可する)開閉動作可能なドア機構5が設けられている。このドア機構5は、改札処理の結果に基づいて開閉制御される。
本体1の上部には、利用者の改札通路を規定するための枠体6が立設されている。枠体6及び本体1の各改札通路側の側面には、利用者の通過を検知する複数の人間検知器7がそれぞれ設けられている。また、枠体6上には、小児券の投入、無効券の投入や機器の異常など装置の動作状態を表示する表示灯8が設けられている。
本体1における一端側上面部には、無線式券媒体との間で無線通信を行うための動作磁界を発生するアンテナ部111を備えた無線通信装置112が設けられている。無線通信装置112は、アンテナ部111を介して利用者によりかざされた無線式券媒体との間で無線通信を行う。つまり、無線通信装置112は、アンテナ部111を介して無線式券媒体から送信されたデータを受信したり、無線式券媒体に対してデータを送信したりする。
図2に示すように、改札機は、装置全体の制御を司るCPU60を備えている。このCPU60は、券媒体に記憶された改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段としての機能を有している。
このCPU60には、ROM61、RAM62、運賃メモリ63、通過検知回路70、ドア制御回路71、表示制御回路72、無線通信制御回路74、通信制御部77、係員操作パネル78などが接続されている。
ROM61は、CPU60の制御プログラムなどを記憶している。RAM62は、制御プログラムのバッファとして情報を記憶するとともに、券媒体から読み取った情報などの各種エラー情報などを記憶する。運賃メモリ63は、入場駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶している。
通過検知回路70は、人間検知器7からの出力信号に基づいて利用者の通過(移動位置)を検知する。ドア制御回路71は、ドア機構5を駆動するドア開閉機構79を制御する。表示制御回路72は、案内表示部4や表示灯8などの各種表示部の駆動を制御する。
無線通信制御回路74は、無線通信装置112を制御して、アンテナ部111を介して無線式券媒体と交信し、無線式券媒体に記憶された改札情報などを含むデータを読み取る(無線式券媒体から送信されたデータを受信する)読取手段としての機能を有するとともに、無線式券媒体に向けて所定情報例えば改札処理の結果に相当する判定結果情報などを含むデータを送信する(無線式券媒体に対してデータを書き込む)送信手段としての機能を有している。
通信制御部77は、遠隔操作部90との間で情報通信を行う。この遠隔操作部90は、改札機を監視する監視装置あるいは改札機を制御するホストコンピュータなどであり、改札機における各種設定を受け付ける入力部、入力された情報や改札機本体の動作状態などを表示する表示部などで構成されている。係員操作パネル78は、改札機における各種設定を受け付ける入力部、入力された情報や改札機本体の動作状態などを表示する表示部などで構成されている。
図3に示すように、無線式券媒体Cは、アンテナAT、アンテナATに接続されたICチップ部200などを備えている。このICチップ部200は、無線通信装置112との間での無線通信を制御するCPU201、CPU201に対して駆動電源を供給する電源202などを備えている。このCPU201には、メモリ部203、アンテナATを介して改札機の無線通信装置112から送信されたデータを受信したり無線通信装置112に対してデータを送信したりする通信制御部204などが接続されている。
メモリ部203は、改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段(第1記憶手段)としての機能を有している。通信制御部204は、アンテナATを介して改札機から送信された判定結果情報を含む各種データを受信する受信手段としての機能を有している。また、メモリ部203は、受信した判定結果情報を記憶する第2記憶手段としての機能も有している。
図4に示すように、改札機での改札処理に利用可能な携帯機器は、主要部300のほかに、図3に示したような無線式券媒体Cの機能を備えている。すなわち、携帯機器は、主要部300を構成する主制御部301、主制御部301に対して駆動電源を供給する電源302などを備えている。さらに、この携帯機器は、無線式券媒体Cの機能として、アンテナAT、アンテナATに接続されたICチップ部200などを備えている。このICチップ部200は、主制御部301に接続されている。
主制御部301には、音声処理部303、メモリ部305、操作部306、表示部307、通信部308、タイマ部310などが接続されている。
音声処理部303は、スピーカ304を駆動して、ICチップ部200において改札機から受信した判定結果情報に基づいて、対応する音声を出力する音声出力手段としての機能を有している。メモリ部305は、主要部300の駆動に必要な各種プログラムなどを記憶している。また、メモリ部305は、判定結果情報に対応した音声パターンを記憶した音声記憶手段としての機能を有している。
操作部306は、利用者による各種入力を受け付けるための各種ボタンを備えている。すなわち、操作部306は、判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付ける出力要求手段としての機能を有する第1ボタン306Aを含む。また、操作部306は、ICチップ部200のメモリ部203に記憶した判定結果情報の消去要求を受け付ける消去要求手段としての機能を有する第2ボタン306Bを含む。ICチップ部200のCPU201は、メモリ部203に記憶した判定結果情報を消去する消去手段としての機能を有している。
表示部307は、操作部306を介して入力された情報や、メモリ部305に記憶した情報などを表示する。通信部308は、アンテナ309を介して各種データや音声信号などの送受信を行う。タイマ部310は、ICチップ部200において判定結果情報を受信してからの経過時間を計測する計測手段としての機能を有している。
次に、無線式券媒体C(あるいは無線式券媒体の機能を備えた携帯機器)を利用した改札処理方法について説明する。
図5に示すように、無線通信装置112は、アンテナ部111を介して、無線式券媒体Cに対して一定時間の間隔でポーリングコマンド信号を発信している。利用者が無線式券媒体Cをアンテナ部111にかざすと、無線通信によるデータのやり取りが開始される。つまり、このポーリングコマンド信号に対して、無線式券媒体Cから返信信号が無線通信装置112に向けて送信される(ポーリングレスポンス)。
そして、無線通信装置112からアンテナ部111を介して無線式券媒体Cに対して改札情報を含むデータの送信を要求する(リードコマンド)。無線式券媒体Cの通信制御部204は、アンテナATを介して無線通信装置112からのデータ送信要求を受信したのに基づいて、CPU201の制御に基づきメモリ部203に記憶していた改札情報を含むデータをアンテナATを介して無線通信装置112に向けて送信する(リードレスポンス)。
無線通信装置112がアンテナ部111を介して無線式券媒体Cからデータを受信したのに基づき、改札機におけるCPU60は、受信したデータをもとに改札処理を行う(判定)。そして、無線通信装置112は、アンテナ部111を介してCPU60における改札処理の結果に相当する判定結果情報を含むデータを無線式券媒体Cに送信する(判定結果送信、ライトコマンド)。
その後、無線式券媒体Cの通信制御部204は、アンテナATを介して無線通信装置112から送信されたライトコマンドを受信したのに基づいて、CPU201の制御に基づき受信したデータをメモリ部203に記憶する。つまり、ライトコマンドに含まれる判定結果情報もメモリ部203に記憶される。そして、通信制御部204は、アンテナATを介して無線通信装置112に向けてデータが正常に書き込まれ一連の改札処理が完了したことを通知する(ライトレスポンス)。
その後、無線通信装置112は、無線式券媒体Cからライトレスポンスを受信したのに基づいて、無線式券媒体Cに対して処理を終了するためのクローズコマンドを送信する。無線式券媒体Cは、無線通信装置112からのクローズコマンドを受信したのに基づいて、無線通信装置112に対してクローズレスポンスを送信する。無線通信装置112は、無線式券媒体Cからクローズレスポンスを受信したのに基づいて、改札機におけるCPU60に対して一連の処理が正常に終了した旨を通知する。
このようなデータのやり取りにより、無線式券媒体Cと改札機における無線通信装置112との間での改札処理が行われる。
次に、上述した改札処理の結果、判定結果情報を記憶した携帯機器から音声により改札処理の結果を出力する第1の音声出力処理について説明する。
図6のフローチャートに示すように、携帯機器主要部300の主制御部301は、操作部306の第1ボタン306Aを介した判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付けたか否かを判断する(ST11)。主制御部301は、第1ボタン306Aを介した音声出力要求を受け付けたと判断したのに基づいて(ST11、Y)、ICチップ部200のメモリ部203に記憶された判定結果情報を参照する(ST12)。
そして、主制御部301は、参照した判定結果情報に基づいて、対応する音声パターンをメモリ部305から出力する。そして、主制御部301は、音声処理部303を制御して、メモリ部305から出力した音声パターンに基づいてスピーカ304を駆動する(ST13)。これにより、判定結果情報に対応した音声がスピーカ304から出力される。このとき、例えば、改札通路の通行を許可する(判定OK)旨の音声、改札通路の通行を阻止する(判定NG)旨の音声、改札処理で利用された利用額を案内する音声、利用可能な金額から利用額を引去った後の残額を案内する音声などが出力される。
続いて、主制御部301は、音声処理部303により判定結果情報に対応した音声が出力されたのに基づいて、ICチップ部200のCPU201に対してメモリ部203に記憶した判定結果情報を消去する旨の消去コマンドを出力する。そして、CPU201は、主制御部301から消去コマンドを受信したのに基づいて、メモリ部203から対応する判定結果情報を消去する(ST14)。これにより、第1の音声出力処理を終了する。
一方で、主制御部301は、タイマ部310を作動させ、ICチップ部200の通信制御部204がアンテナATを介して無線通信装置112から送信されたライトコマンド(判定結果情報を含む)を受信してからの経過時間(あるいは、メモリ部203に受信したライトコマンドを記憶してからの経過時間)を計測する。
そして、主制御部301は、ステップST11において、第1ボタン306Aを介した音声出力要求を受け付けなかったと判断したのに基づいて(ST11、N)、タイマ部310で計測した経過時間を参照する。そして、主制御部301は、タイマ部310により所定の経過時間を計測したのに基づいて(ST15、Y)、ICチップ部200のCPU201に対してメモリ部203に記憶した判定結果情報を消去する旨の消去コマンドを出力する。そして、CPU201は、主制御部301から消去コマンドを受信したのに基づいて、メモリ部203から対応する判定結果情報を消去する(ST14)。これにより、第1の音声出力処理を終了する。
上述した第1の音声出力処理方法によれば、携帯機器を利用して改札機での改札処理を行った際、携帯機器に設けられたスピーカを介して改札処理の結果を音声により確認することが可能となる。このため、利用者が改札機の案内表示部に表示された改札処理の結果を確認できなかったとしても、利用者が必要とするタイミングで携帯機器を操作することにより、必要な改札処理の結果を音声により確認することができる。したがって、利用者に対するサービス性を向上することができる。また、利用者が案内表示部付近で立ち止まることを抑制できるため、改札効率の低下を防止することができる。
また、この第1の音声出力処理方法によれば、利用者が特別な操作をしなくても、改札処理の結果が音声出力されたのに基づいて、または、音声出力されなくても所定時間が経過したのに基づいて、判定結果情報を自動的に消去することが可能となる。
次に、上述した改札処理の結果、判定結果情報を記憶した携帯機器から音声により改札処理の結果を出力する第2の音声出力処理について説明する。
図7のフローチャートに示すように、携帯機器主要部300の主制御部301は、操作部306の第1ボタン306Aを介した判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付けたか否かを判断する(ST21)。主制御部301は、第1ボタン306Aを介した音声出力要求を受け付けたと判断したのに基づいて(ST21、Y)、ICチップ部200のメモリ部203に記憶された判定結果情報を参照する(ST22)。
そして、主制御部301は、参照した判定結果情報に基づいて、対応する音声パターンをメモリ部305から出力する。そして、主制御部301は、音声処理部303を制御して、メモリ部305から出力した音声パターンに基づいてスピーカ304を駆動する(ST23)。これにより、判定結果情報に対応した音声がスピーカ304から出力される。このとき、例えば、改札通路の通行を許可する(判定OK)旨の音声、改札通路の通行を阻止する(判定NG)旨の音声、改札処理で利用された利用額を案内する音声、利用可能な金額から利用額を引去った後の残額を案内する音声などが出力される。
続いて、主制御部301は、音声処理部303により判定結果情報に対応した音声が出力されたのに基づいて、操作部306の第2ボタン306Bを介した判定結果情報の消去要求を受け付けたか否かを判断する(ST24)。主制御部301は、第2ボタン306Bを介した消去要求を受け付けたと判断したのに基づいて(ST24、Y)、ICチップ部200のCPU201に対してメモリ部203に記憶した判定結果情報を消去する旨の消去コマンドを出力する。そして、CPU201は、主制御部301から消去コマンドを受信したのに基づいて、メモリ部203から対応する判定結果情報を消去する(ST25)。これにより、第2の音声出力処理を終了する。
上述した第2の音声出力処理方法によれば、携帯機器を利用して改札機での改札処理を行った際、携帯機器に設けられたスピーカを介して改札処理の結果を音声により確認することが可能となる。このため、利用者が改札機の案内表示部に表示された改札処理の結果を確認できなかったとしても、利用者が必要とするタイミングで携帯機器を操作することにより、必要な改札処理の結果を音声により確認することができる。したがって、利用者に対するサービス性を向上することができる。また、利用者が案内表示部付近で立ち止まることを抑制できるため、改札効率の低下を防止することができる。
また、この第2の音声出力処理方法によれば、利用者が携帯機器の操作部306を操作して消去要求を行わない限り、判定結果情報は消去されない。このため、利用者が必要とするタイミングで最新の改札処理の結果を何度でも音声により確認することが可能となる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、携帯機器を利用して改札機での改札処理を行った際、利用者が必要とするタイミングで携帯機器に設けられたスピーカを介して改札処理の結果を音声により確認することが可能となる。このため、騒音の激しい改札口付近や、改札機が複数台設置されたような改札口付近であっても、利用者本人が所持する携帯機器を用いて個別に改札処理の結果を確認することができ、他の利用者の改札処理の結果と混同しにくくなる。また、利用者数の多い改札機で改札処理を行った場合、改札機の案内表示部に表示される改札処理の結果が次々と更新されてしまい、どの表示画面が自分の改札処理の結果であるか判別しにくいが、携帯機器を用いることで確実に自分の改札処理の結果を確認することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
上述した第1及び第2の音声出力方法によれば、音声出力要求を受け付けたタイミングの判断は、携帯機器の操作部に設けられた第1ボタンの押下によってなされたが、携帯機器の利用を開始する動作(例えば、電源投入動作など)によってなされても良い。
また、判定結果情報に対応する音声(あるいは音声パターン)とは、人間の言葉であっても良いし、音のパターンであっても良い。音のパターンは、例えば利用者によって予め設定されたメロディであっても良い。
図1は、この発明の一実施の形態に係る改札機の外観を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1に示した改札機の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、図1に示した改札機による改札処理対象としての無線式券媒体の構成を概略的に示す図である。 図4は、図1に示した改札機による改札処理対象としての携帯機器の構成を概略的に示す図である。 図5は、無線式券媒体(あるいは無線式券媒体の機能を備えた携帯機器)と改札機との無線通信による信号のやりとりを説明するための図である。 図6は、判定結果情報を記憶した携帯機器から音声により改札処理の結果を出力する第1の音声出力処理を説明するためのフローチャートである。 図7は、判定結果情報を記憶した携帯機器から音声により改札処理の結果を出力する第1の音声出力処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…改札機本体、60…CPU、74…無線通信制御回路、111…アンテナ部、112…無線通信装置、C…無線式券媒体、200…ICチップ部、201…CPU、202…電源、203…メモリ部、204…通信制御部、AT…アンテナ、300…主要部、301…主制御部、302…電源、303…音声処理部、304…スピーカ、305…メモリ部、306…操作部、306A…第1ボタン、306B…第2ボタン、307…表示部、308…通信部、309…アンテナ、310…タイマ部

Claims (9)

  1. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報に基づいて、対応する音声を出力する音声出力手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  2. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報を記憶する第2記憶手段と、
    判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付ける出力要求手段と、
    前記出力要求手段により音声の出力要求を受け付けたのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報に対応する音声を出力する音声出力手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  3. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報を記憶する第2記憶手段と、
    判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付ける出力要求手段と、
    前記出力要求手段により音声の出力要求を受け付けたのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報に対応する音声を出力する音声出力手段と、
    前記受信手段により判定結果情報を受信してからの経過時間を計測する計測手段と、
    前記出力要求手段による音声出力要求を受け付ける前に、前記計測手段により所定の経過時間を計測したのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報を消去する消去手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  4. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報を記憶する第2記憶手段と、
    判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付ける出力要求手段と、
    前記出力要求手段により音声の出力要求を受け付けたのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報に対応する音声を出力する音声出力手段と、
    前記音声出力手段により音声を出力したのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報を消去する消去手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  5. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報を記憶する第2記憶手段と、
    判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付ける出力要求手段と、
    前記出力要求手段により音声の出力要求を受け付けたのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報に対応する音声を出力する音声出力手段と、
    前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報の消去要求を受け付ける消去要求手段と、
    前記消去要求手段による消去要求を受け付けたのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報を消去する消去手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  6. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    判定結果情報に対応した音声パターンを記憶した音声記憶手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報に基づいて、対応する音声パターンを前記第2記憶手段から出力する音声出力手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  7. 改札機での改札処理に利用可能な携帯機器であって、
    改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した改札情報に基づいて改札機によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を受信する受信手段と、
    判定結果情報に対応した音声パターンを記憶した音声記憶手段と、
    判定結果情報に対応した音声パターンの出力要求を受け付ける出力要求手段と、
    前記出力要求手段により音声パターンの出力要求を受け付けたのに基づき、前記受信手段により受信した判定結果情報に対応する音声パターンを前記第2記憶手段から出力する音声出力手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  8. 改札機と、無線通信可能な携帯機器との間で改札処理を行う改札システムであって、
    携帯機器は、改札処理に必要な改札情報を記憶した記憶手段を備え、
    改札機は、前記記憶手段に記憶された改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    前記改札手段によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を携帯機器に向けて送信する送信手段と、を備え、
    前記携帯機器は、前記送信手段により送信された判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報に基づいて、対応する音声を出力する音声出力手段と、を備えたことを特徴とする改札システム。
  9. 改札機と、無線通信可能な携帯機器との間で改札処理を行う改札システムであって、
    携帯機器は、改札処理に必要な改札情報を記憶した第1記憶手段を備え、
    改札機は、前記第1記憶手段に記憶された改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    前記改札手段によって行われた改札処理の結果に相当する判定結果情報を携帯機器に向けて送信する送信手段と、を備え、
    前記携帯機器は、前記送信手段により送信された判定結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した判定結果情報を記憶する第2記憶手段と、
    判定結果情報に対応した音声の出力要求を受け付ける出力要求手段と、
    前記出力要求手段により音声の出力要求を受け付けたのに基づき、前記第2記憶手段に記憶した判定結果情報に対応する音声を出力する音声出力手段と、を備えたことを特徴とする改札システム。
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