JP4858808B2 - レンズ駆動装置及び撮像装置並びにレンズ駆動方法 - Google Patents

レンズ駆動装置及び撮像装置並びにレンズ駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、形状記憶合金の伸縮を用いてレンズ群を光軸方向に移動させるように構成したレンズ駆動装置に関するものである。
形状記憶合金(以下、「SMA」(Shape Memory Alloy)と称する場合がある)は、マルテンサイト変態終了温度以下の温度で力を受けて塑性変形しても、逆変態終了温度以上の温度に加熱されると形状回復する。
図13は、形状記憶合金の温度と歪みの関係を模式的にグラフ化した図である。同図は横軸を温度(℃)、縦軸を歪み(%)としたものである。
同図に示したように、低温状態で形状記憶合金の両端部間に通電すると、発熱により収縮し記憶長さに戻る。一方、この高温状態から通電を遮断すると、放熱により形状記憶合金は降温し、ヒステリシスを有して長さが変化し、再度伸びた状態となる。この形状記憶効果を利用して、アクチュエータとして使用することが可能であり、従来より種々の提案が行われている。
しかしながら、形状記憶合金(SMA)の動作は、SMAに通電してジュール熱により加熱し、その温度に対応した歪みを利用して被駆動部材の変位を得るものであり、構成するシステム内の種々のバラツキ、例えばSMAの長さの誤差、SMAの抵抗値の誤差、構成部品の機械的な寸法誤差、環境温度等により、所望の変位を得るためのSMAへの入力条件を一義的に決めることが困難であった。
このため上記問題を解消するために、被駆動体であるレンズ群の位置を位置検知手段で検知し、検知結果に応じて形状記憶合金を部分的に変化させる位置制御駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、温度センサにより周囲温度を検知し、検知結果に応じて形状記憶合金で形成されたワイヤへ供給する電流値、電圧値、或いはパルス電流又はパルス電圧のデューティ比を制御する駆動機構が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−307628号公報 特開平11−324896号公報
上記特許文献1の位置制御駆動装置はカメラ等のレンズ鏡胴内に配置され、レンズ群を駆動する場合には好適なものであるが、例えば携帯端末等に内蔵されるような小型薄型の撮像装置のレンズ駆動装置に適用する場合には、被駆動部材の現在位置に関する情報を取得するための位置検出センサを被駆動部材の移動の全領域にわたって配置する必要があり、小型化、低コスト化に、やや不利な問題がある。
また、上記特許文献2の駆動機構においては、カメラの裏蓋等比較的温度分布の均一な装置内の場合には好適なものであるが、例えば携帯端末等に内蔵されるような小型薄型の撮像装置の場合には他の機能を実行する回路部品等が近傍に密集配置されており、装置内の温度分布が均一とはならず、温度センサの配置される位置により、検出値が異なる場合もあり、最適な制御を行うのが困難な場合もある。
本発明は上記問題に鑑み、アクチュエータに形状記憶合金を用い、簡便な構成で、所望の位置に正確にレンズ群を停止させることを可能とした、携帯端末等に内蔵するのに好適な小型で低コストのレンズ駆動装置、レンズ駆動方法及び撮像装置を得ることを目的とするものである。
上記の課題は、以下の構成により解決される。
1) 被写体光を撮像素子へと導くレンズ群と、形状記憶合金とを有し、前記形状記憶合金に通電し変形させることにより、前記レンズ群を光軸方向に移動させる携帯端末用レンズ駆動装置であって、
前記形状記憶合金への通電量を制御する通電制御手段と、前記形状記憶合金への通電を徐々に変化させて、前記レンズ群が移動を開始したか否かを前記撮像素子からの出力を用いて検出する検出手段と、を有し、
前記検出手段が前記レンズ群の移動を検出した際の前記通電量に基づいて、前記レンズ群の光軸方向の移動量を制御することを特徴とするレンズ駆動装置。
2) なお、前記検出手段は、前記レンズ群の移動を光軸方向の所定の2箇所で検出し、前記レンズ群の前記2箇所間の移動を検出した際のそれぞれの通電量に基づいて、前記レンズ群の光軸方向の移動量を制御するように構成できる
3)前記検出手段は、撮像素子出力である。すなわち、前記検出手段は、前記撮像素子における画素領域の画素出力の変化を検出する1)のレンズ駆動装置。
4) 1)または3)のいずれかのレンズ駆動装置を備えた撮像装置。
5) 被写体光を撮像素子へと導くレンズ群と、形状記憶合金とを有し、前記形状記憶合金に通電し変形させることにより、前記レンズ群光軸方向に移動させ携帯端末用レンズ駆動装置のレンズ駆動方法において、
前記形状記憶合金への通電を徐々に変化させ、前記レンズ群が移動を開始したか否かを前記撮像素子からの出力を用いて検出する工程と、
前記レンズ群が移動を開始した時点の通電量に基づいて、前記レンズ群を所望の位置へ移動させるに必要な通電量を決定する工程と、
前記決定された通電量を、前記形状記憶合金へ印加する工程と、を有することを特徴とするレンズ駆動方法。
6) なお、前記検出する工程において前記レンズ群の移動を光軸方向の所定の2箇所で検出し、前記通電量を決定する工程において前記レンズ群が前記所定の2箇所で検出された時点の通電量に基づいて、前記レンズ群を所望の位置へ移動させるに必要な通電量を決定することができる
本発明によれば、簡便な構成で、所望の位置に正確にレンズ群を停止させることができる、小型で低コストのレンズ駆動装置、レンズ駆動方法及び撮像装置を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る撮像装置を備えた携帯端末の一例である携帯電話機Tの外観図である。
同図に示す携帯電話機Tは、表示画面D1及びD2を備えたケースとしての上筐体71と、操作ボタンPを備えた下筐体72とがヒンジ73を介して連結されている。撮像装置Sは、上筐体71内の表示画面D2の下方に内蔵されており、撮像装置100が上筐体71の外表面側から光を取り込めるよう配置されている。
なお、この撮像装置100の位置は上筐体71内の表示画面D2の上方や側面に配置してもよい。また携帯電話機は折りたたみ式に限るものではないのは、勿論である。
図2は、本実施の形態に係る撮像装置のユニット状態のときの斜視図である。
同図に示すように、実施の形態に係る撮像装置の外表面は、レンズ群11が被写体光を取り込めるよう開口部を有した箱状の蓋部材12と、ネジ14により蓋部材12が固定されると共に内部に配置される各部材を保持している地板13と、地板13の下面に固着され、内部に撮像素子が実装されたプリント基板31と、このプリント基板31に接続されたフレキシブルプリント基板32で構成されている。また、後述の形状記憶合金へ電力を供給するためのフレキシブルプリント基板32fが配置されている。また、フレキシブルプリント基板32fは、地板13に固定されたフォトインタラプタ41とも接続されている。このフレキシブルプリント基板32fは、フレキシブルプリント基板32と一体でも、別体で構成してもよい。
なお、フレキシブルプリント基板32には、携帯端末の他の基板と接続するための接点部32tが形成され、裏面には補強板33が糊付けされている。なお、Oはレンズ群11の光軸である。また接点部32tは電源、コントロール信号、画像信号出力、形状記憶合金への入力端子等で20ピン以上となるが、模式的に示している。
次いで、図3、図4及び図5を用いて、本実施の形態に係る撮像装置の内部構造について、説明する。なお、以下の図においては、同機能部材には同符号を付与して説明する。
図3は、撮像装置の内部構造を示す断面図である。同図は、図2に示すF−F線で切断した断面を示している。
図4は、撮像装置内部を示す斜視図である。同図は、図2に示す撮像装置100から蓋部材12、プリント基板31及びフレキシブルプリント基板32、32fを外した状態を示している。
図5は、撮像装置内部の各部品の配置を示した正面図である。同図は、図4に示す撮像装置を光軸O方向の被写体側から見た図である。
撮像装置100内部は、単玉もしくは複数枚のレンズで構成されたレンズ群11を内包する第1の鏡枠17(以下、鏡枠17とも称す)と、この鏡枠17の外側で鏡枠17を保持する第2の鏡枠18(以下、鏡枠18とも称す)が配置されている。
鏡枠17と鏡枠18は、ネジ部17n及び18nで螺合されており、鏡枠18に対し鏡枠17を回転させることで、鏡枠17を鏡枠18に対し光軸O方向に移動させることができるようになっている。なお、鏡枠17と鏡枠18は、ヘリコイドやその他の構成で光軸O方向に相対的に移動が可能になっていてもよい。
地板13は光軸O方向から見て略四辺形に形成され、光軸Oを挟んで略対角の位置に、光軸Oと略平行にガイド軸15が地板13に植設され、ガイド軸16が一体に形成されている。なお、ガイド軸15も地板13に一体で形成してもよいし、ガイド軸16を植設してもよい。
鏡枠18には、ガイド軸15が嵌合して貫通する筒状部18pが一体的に形成されると共に、ガイド軸16に係合するU字状の係合部18uが形成されている。これにより、鏡枠18はガイド軸15、16に沿って光軸方向に移動可能であり、この鏡枠18と共に鏡枠17及びレンズ群11も光軸方向に移動可能となっている。また、この筒状部18pは、付勢部材である圧縮コイルバネ19によりガイド軸15の軸方向へ付勢されている。本例では、レンズ群11の後方に配置される撮像素子34方向に付勢されている。
また、鏡枠18の筒状部18pには、遮蔽板18sが一体的に形成されている。この遮蔽板18sは、地板13にネジ42で固定されたフォトインタラプタ41の投受光路に配置されており、鏡枠18の光軸方向の移動により遮蔽板18sが移動し、フォトインタラプタ41の投受光路を遮蔽もしくは投受光路から退避することができるようになっている。
更に、鏡枠18の側面には、突起部18tが一体的に形成されている。一方、地板13にはボス20が形成され、ボス20の図示しない穴に平頭のネジ21が組み付けられている。突起部18tは、このネジ21の頭部に当接している。即ち、鏡枠18は付勢部材である圧縮コイルバネ19により撮像素子側へ付勢されているが、この地板13に配置された当接部材であるネジ21の頭部に突起部18tが当接することにより、鏡枠18の撮像素子34側の位置が決められている。
地板13には、一体的に2つの柱状部22が形成されており、2つの柱状部22はレンズ群11の光軸Oと筒状部18pの中心を結ぶ線を挟む位置に形成され、この2つの柱状部22の上部で、紐状の形状記憶合金23の両端が固定され、紐状の形状記憶合金23はレンズ群11の光軸Oと筒状部18pの間で、鏡枠18の撮像素子34側の下部に当接して張られている。
図6は、紐状の形状記憶合金23の張られている各部の関係を示した模式図である。
同図に示すように、紐状の形状記憶合金23は、地板13に一体的に形成された2つの柱状部22の上部に、その両端が固定されている。この固定部の双方から対称的に形状記憶合金23は、柱状部22の一部で角度を変えられた後、略中央部で鏡枠18の下部に当接するよう張られている。
また、形状記憶合金23の両端部は、板部材23kで挟み込まれて切断されており、この板部材23kが柱状部22の上部に固定されている。
このように張られた、形状記憶合金23に、フレキシブルプリント基板32f(図2参照)から板部材23kを経由して形状記憶合金23に所定の電流又は電圧を供給することにより、抵抗体である形状記憶合金23は発熱して温度上昇し、その全長を短縮する方向に変化、即ち収縮する。これにより鏡枠18は、付勢部材である圧縮コイルバネ19に抗して、ガイド軸15及び16に沿って光軸O方向に移動させることができるようになっている。即ち、鏡枠18と鏡枠17により保持されているレンズ群11は、光軸Oに沿って被写体方向に移動し、より近距離に焦点を合わせることができるようになる。
以上が、本実施の形態に係る撮像装置100の内部構造である。
次いで、上記のように構成された、携帯電話機Tに内蔵された撮像装置100のレンズ群11を所望の位置へ移動させる駆動装置及び駆動方法について説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置及びレンズ駆動方法を説明する。第1の実施の形態は、形状記憶合金への通電を徐々に変化させて、レンズ群の移動の有無を検出し、移動が検出された時点の通電量に基づいて、レンズ群を光軸方向に所定量移動させる通電量を決定し、レンズ群の駆動制御をおこなうものである。
図7は、第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置100の各部の初期状態(無通電状態)を示す図である。同図(a)は初期状態における、遮蔽板18sとフォトインタラプタ41との位置関係を模式的に示す図であり、同図(b)はフォトインタラプタ41の出力を示す図であり、同図(c)は初期状態における、鏡枠18と形状記憶合金23の関係を示す図である。
まず、撮像装置100の鏡枠18が所定の位置となるように調整され、同図(a)に示すように、遮蔽板18sの位置がフォトインタラプタ41の投受光光束の一部を遮蔽する位置となるように調整される。この調整は、平頭のネジ21を回転させ、当接する突起部18tを光軸方向に移動させることでおこなわれる(図4又は図5参照)。
より詳しくは、遮蔽板18sの位置が、同図(b)に示すフォトインタラプタ41の投受光領域内で、遮蔽板18sによる遮蔽状態と退避状態との切り替わり領域である図示Dの範囲となる位置、即ち、遮蔽板18sが投受光光束の一部を遮蔽する位置となるように、平頭のネジ21により鏡枠18の位置が決められる。
次いで、鏡枠18に対し鏡枠17を回転させることで、鏡枠17を光軸O方向に移動させ、ピント調整をおこなう。鏡枠17に保持されたレンズ群11のピント位置は、撮像素子34の撮像面に対し、例えば過焦点距離の被写体に合焦するよう調整される。この時、形状記憶合金23は、同図(c)に示すように鏡枠18との間で緊張した状態であるが、SMAに働く力の光軸方向の分力が小さく、圧縮コイルバネ19による付勢力により若干量伸張された状態で、ネジ21の頭部に鏡枠の突起部18tが当接して静止している。なお、SMAは鏡枠18と若干の弛みを有するような状態であってもよい。
即ち、第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置100は、無通電状態で過焦点距離の被写体に合焦するよう調整されている。なお、このピント位置は、過焦点距離に限るものでなく無限遠の被写体に合焦する位置であってもよいが、本実施の形態では過焦点距離の被写体に合焦するよう調整されたもので説明する。
図8は、第1の実施の形態に係る撮像装置100のレンズ駆動方法を示すフローチャートである。以下、同図に示すフローに従い説明する。
同図において、まず撮影モードか否かを確認する(ステップS101)。何らかの操作がなされて撮影モード以外のモードが指定された場合(ステップS101;No)は、撮影モードを終了(ステップS120)し、指定された他のモードへ移行する(ステップS121)。
撮影モードである場合(ステップS101;Yes)は、撮像素子を駆動し、表示画面にリアルタイムでプレビュー画像(スルー画像ともいう)を表示する(ステップS102)。次いで、携帯電話の釦類のうち、レリーズ釦に相当する釦がONされるのを待機する(ステップS103)。レリーズ釦に相当する釦がONされていない場合(ステップS103;No)は、ステップS101へ戻る。
レリーズ釦に相当する釦がONされた場合(ステップS103;Yes)は、まず、ピント評価用の画像を取り込む(ステップS104)。即ち、ステップS104で取り込まれたピント評価用の画像は、レンズ群が過焦点位置にある時の画像である。
次いで、形状記憶合金へ予め設定された電流値を印加し(ステップS105)、フォトインタラプタの出力が変化するか否かを判断する(ステップS106)。フォトインタラプタの出力が変化しない場合(ステップS106;No)は、電流値を、前回印加した電流値に所定の刻み量を増加させた電流値を形状記憶合金へ印加する(ステップS107)。次いで、再度フォトインタラプタの出力が変化するか否かを判断する(ステップS108)。フォトインタラプタの出力が変化しない場合(ステップS108;No)は、ステップS107へ戻り、更に、前回印加した電流値に所定の刻み量を増加させた電流値を形状記憶合金へ印加して、フォトインタラプタの出力が変化するか否かの判断を繰り返す(ステップS108)。
即ち、フォトインタラプタの出力が変化するまで、形状記憶合金に印加する電流値を徐々に増加させるということであり、フォトインタラプタの出力が変化し始める電流値とは、形状記憶合金に働く力の光軸方向の分力が、圧縮コイルバネ19による光軸方向の付勢力を超え、ネジ21の頭部より鏡枠の突起部18tが離れるときの電流値を意味している。
フォトインタラプタの出力が変化した場合(ステップS108;Yes)には、この時の電流値に基づいて、レンズ群を所定の位置(マクロ位置)へ移動させるための、形状記憶合金へ印加する電流量を決定(ステップS109)し、決定された電流量を形状記憶合金へ印加する(ステップS110)。このステップS109での電流量の決定方法は、例えば、以下のようにする。
図9は、電流量を決定する方法を示す、形状記憶合金の電流量と歪みの関係を示すグラフである。横軸は電流量、縦軸は歪みを示している。
フォトインタラプタの出力の変化した時点の電流値がIa1であった場合には、Ia1から所定量増加させた電流値Ia2を形状記憶合金に印加する。一方、フォトインタラプタの出力の変化した時点の電流値がIb1であった場合には、Ib1から所定量増加させた電流値Ib2を形状記憶合金に印加する。このようにすることで、鏡枠18を初期状態から所定量だけ物体側に移動させることができる。即ち、レンズ群を過焦点距離に合焦する位置から、マクロ撮影の位置に移動させることができる。
このように、フォトインタラプタの出力の変化した時点の電流値を基準にして、マクロ撮影位置に移動させるための通電量を決定し、形状記憶合金に印加するよう構成することで、形状記憶合金の微小な長さ誤差、取り付け誤差、環境温度等に起因するレンズ群の移動量のバラツキを解消し、マクロ位置へのレンズ群の移動に際し、個体差の発生しない撮像装置を得ることができる。
なお、ステップS109での電流量の決定方法をグラフを用いて説明したが、ルックアップテーブルを用いるものであってもよいし、演算により決めるものであっても良いのは勿論である。
図8のフローに戻り、ステップS110により、レンズ群がマクロ位置に移動する。この位置で、ピント評価用の画像を取り込む(ステップS111)。次いで、ステップS104とステップS111で取り込んだ2つの画像を評価する(ステップS112)。
次いで、ステップS112での評価、例えば、2つの画像で、高周波成分の多い画像が得られた位置にレンズ群を設定する(ステップS113)。具体的には、ステップS104で得た評価用画像が高周波成分を多く含む場合には、形状記憶合金への電流の印加を断ち、初期状態、即ちレンズ群を過焦点距離に合焦する位置とする。ステップS111で得た評価用画像が高周波成分を多く含む場合には、ステップS110で決定された電流量を形状記憶合金へ印加した状態とし、レンズ群をマクロ撮影位置とするものである。
次いで、ステップS113で設定されたレンズ群位置で、撮影及び記録媒体への画像記録をおこない(ステップS114)、ステップS101へ戻る。
以上説明したように、形状記憶合金へ印加する通電量を徐々に変化させつつ、レンズ群が移動を開始したか否かを検出し、移動を開始した時の通電量に基づいて、所望の位置へのレンズ群を移動させるための通電量を決定し、この決定された通電量を形状記憶合金へ印加することで、形状記憶合金の微小な長さ誤差、取り付け誤差、環境温度等に起因するレンズ群の移動量のバラツキを解消し、マクロ位置へのレンズ群の移動に際し、個体差の発生しないレンズ駆動装置を得て、簡便な構成で、所望の位置に正確にレンズ群を停止させることができ、小型で低コストの撮像装置を得ることが可能となる。
なお、上記の説明では、過焦点位置とマクロ位置の2点の位置制御について説明したが、Ia1から増加させる電流値を段階的に複数設定し、多段階のレンズ位置に停止できるよう構成してもよい。また、フォトインタラプタの出力の変化を検出する位置とレンズの過焦点位置とが、ほぼ同じ位置の例で説明したが、これに限るものでなく、レンズの過焦点位置から所定量繰り出された位置をフォトインタラプタの出力の変化を検出する位置に設定してもよい。
また、オートフォーカスの撮像装置の例で説明したが、マニュアル設定にも適用可能であり、過焦点位置が選択された場合には形状記憶合金への通電を断った状態とし、マクロ位置が選択された場合には、図8のステップS105〜ステップS110の動作をおこなうことでマニュアル設定できる。
また、上記の例ではレンズ群が移動を開始したか否かを、フォトインタラプタを用いて検出するよう構成したが、例えばプレビュー画像の所定の領域を連続的に監視し、ピント状態が変化した時点を移動の開始とみなすよう構成してもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、形状記憶合金への通電を徐々に変化させて、レンズ群の移動を所定の2箇所で検出し、所定の2箇所で検出された時点の通電量に基づいて、レンズ群を所望の位置へ移動させるに必要な通電量を決定し、レンズ群の駆動制御をおこなうものである。
レンズ駆動装置100の各部の初期状態(無通電状態)は図7に示すものと同様でよい。
図10は、第2の実施の形態に係る撮像装置100のレンズ駆動方法を示すフローチャートである。以下、同図に示すフローに従い説明する。
同図において、まず撮影モードか否かを確認する(ステップS201)。何らかの操作がなされて撮影モード以外のモードが指定された場合(ステップS201;No)は、撮影モードを終了(ステップS220)し、指定された他のモードへ移行する(ステップS221)。
撮影モードである場合(ステップS201;Yes)には、形状記憶合金へ予め設定された電流値を印加し(ステップS202)、フォトインタラプタの出力が変化するか否かを判断する(ステップS203)。フォトインタラプタの出力が変化した場合(ステップS203;Yes)は、印加した電流値を記憶する(ステップS204)。
フォトインタラプタの出力が変化しない場合(ステップS203;No)は、電流値を、前回印加した電流値に所定の刻み量を増加させた電流値を形状記憶合金へ印加する(ステップS205)。次いで、再度フォトインタラプタの出力が変化するか否かを判断する(ステップS206)。
フォトインタラプタの出力が変化しない場合(ステップS206;No)は、ステップS205へ戻り、更に、前回印加した電流値に所定の刻み量を増加させた電流値を形状記憶合金へ印加して、フォトインタラプタの出力が変化するか否かの判断を繰り返す(ステップS206)。
フォトインタラプタの出力が変化した場合(ステップS206;Yes)には、印加した電流値を記憶する(ステップS207)。次いで、記憶した電流値が2つになったか判断する(ステップS208)。1つの場合(ステップS208;No)には、ステップS205へ戻り、更に、前回印加した電流値に所定の刻み量を増加させた電流値を形状記憶合金へ印加して、再度フォトインタラプタの出力が変化するまで、ステップS205とステップS206を繰り返し、記憶した電流値が2つになった場合(ステップS208;Yes)は、ステップS209へ移行し、得られた2つの電流値から、レンズ移動量と電流量の関係を求める。このステップS209で得られる関係は、以下のようなものである。
図11は、レンズ移動量と電流量の関係を求める方法を示す、形状記憶合金の電流量と歪みの関係を示すグラフである。横軸は電流量、縦軸は歪みを示している。
フォトインタラプタ出力は、1回目が図7(a)に示す初期状態から鏡枠18と一体の遮蔽板18sが光軸方向物体側に移動を開始した時点で変化し、2回目が遮蔽板18sがフォトインタラプタの投受光領域から離脱退避する時点で変化する。即ち、記憶された2つの電流値は、1回目が形状記憶合金に働く力の光軸方向の分力が、圧縮コイルバネ19による光軸方向の付勢力を超え、ネジ21の頭部より鏡枠の突起部18tが離れるときの電流値であり、2回目が鏡枠18を遮蔽板18sの光軸方向の厚み分だけ移動した時点の電流値である。
図11において、1回目のフォトインタラプタ出力が変化した時点の電流値はIc1であり、2回目のフォトインタラプタ出力が変化した時点の電流値はIc2である。電流値をIc1からIc2へ増加することにより歪み率が変化し、図示Hの変化が鏡枠18を遮蔽板18sの光軸方向の厚み分だけ移動させたことになる。
即ち、遮蔽板18sの光軸方向の厚みをA(mm)とすると、鏡枠18を図7に示す初期状態からB(mm)光軸方向に移動させるための電流値は、
c1+B(Ic2−Ic1)/A
で表される。
これにより、鏡枠18、即ち、レンズ群11を初期状態の位置から任意の光軸方向物体側の位置へ移動させるための電流値を求めることができる。
図10のフローに戻り、ステップS209で得られた関係を記憶した後、形状記憶合金への通電を停止する(ステップS210)。これにより、鏡枠18は初期状態に復帰する。
次いで、再度、撮影モードか否かを判断し(ステップS211)、撮影モードでない場合(ステップS211;No)は、ステップS201へ戻り、撮影モードである場合(ステップS211;Yes)は、撮像素子を駆動し、表示画面にリアルタイムでプレビュー画像(スルー画像ともいう)を表示する(ステップS212)。次いで、携帯電話の釦類のうち、レリーズ釦に相当する釦がONされるのを待機する(ステップS213)。レリーズ釦に相当する釦がONされていない場合(ステップS213;No)は、ステップS211へ戻る。
レリーズ釦に相当する釦がONされた場合(ステップS213;Yes)は、まず、ピント評価用の画像を取り込む(ステップS214)。即ち、ステップS214で取り込まれたピント評価用の画像は、レンズ群が過焦点位置にある時の画像である。
次いで、上記で求めた形状記憶合金へ印加する電流量と鏡枠の移動量との関係を用いて、所望のレンズ位置へ移動させるための電流値を求め、形状記憶合金に印加する(ステップS215)。これにより、レンズ群は初期位置から所望の近距離側のピント位置に移動する。この位置で、ピント評価用の画像を取り込む(ステップS216)。
なお、近距離側のピント位置が複数設定されている場合には、それぞれのレンズ位置へ移動させるための電流値を求め、ステップS215とステップS216とを繰り返し、それぞれの位置でピント評価用の画像を取り込むようにする。
次いで、ステップS214とステップS216で取り込んだ評価用画像を評価する(ステップS217)。
ステップS217での評価、例えば、得られた評価用画像のうち高周波成分の多い画像が得られた位置にレンズ群を設定する(ステップS218)。具体的には、ステップS214で得た評価用画像が高周波成分を多く含む場合には、形状記憶合金への電流の印加を断ち、初期状態、即ちレンズ群を過焦点距離に合焦する位置とする。ステップS216で得た評価用画像のいずれかが高周波成分を多く含む場合には、その画像の得られた位置に移動させる電流量を形状記憶合金へ印加した状態とするものである。
次いで、ステップS218で設定されたレンズ群位置で、撮影及び記録媒体への画像記録をおこない(ステップS219)、ステップS201へ戻る。
即ち、第2の実施の形態は、換言すると、レンズ群を予め決められた量だけ移動させるための電流値を検出し、これに基づいて所望の位置へ移動させるための電流量を求めるようにしたものである。
以上説明したように、形状記憶合金への通電を徐々に変化させつつ、レンズ群の移動を光軸方向の所定の2箇所で検出し、この2箇所での通電量に基づいて、所望の位置へのレンズ群を移動させるための通電量を決定し、この決定された通電量を形状記憶合金へ印加することで、レンズ群を所望の位置へ移動させるよう構成することで、形状記憶合金の長さ誤差、取り付け誤差、環境温度等に起因するレンズ群の移動量のバラツキを解消し、レンズ群の移動に際し、個体差の発生しないレンズ駆動装置を得て、簡便な構成で、所望の位置に正確にレンズ群を停止させることができる、小型で低コストの撮像装置を得ることが可能となる。
また、2箇所で検出することにより、1箇所のみの場合に比べ、圧縮コイルバネの付勢力のばらつきや形状記憶合金のワイヤー線径のばらつきによる、電流−歪み特性曲線の傾きのばらつきが発生する場合でも、正確な位置制御が可能となる。
なお、オートフォーカスの撮像装置の例で説明したが、マニュアル設定にも適用可能であり、この場合にはステップS214〜S218を変更し、過焦点位置が選択された場合には形状記憶合金への通電を断った状態とし、所望の近距離側のピント位置が選択された場合には、ステップS209で得られた関係から指定のレンズ位置へ移動させるための電流値を求め、形状記憶合金に印加することでマニュアル設定できる。
また、レンズ群の初期設定を過焦点位置としたもので説明したが、無限遠に合焦する位置としてもよいし、更にレンズ群を撮像素子側に位置させておいてもよい。
また、評価用画像を取り込む前に、予めフォトインタラプタ出力の変化する2点の電流値を求めるように構成したが、これに限るものでなく、ステップS213以降で行ってもよいし、ステップS213以前で1回目のフォトインタラプタ出力の変化する電流値を求め、ステップS213以降で2回目のフォトインタラプタ出力の変化する電流値を求めるようにしてもよい。
図12は、レンズ群の移動を光軸方向の所定の2箇所で検出する検出手段のその他の例を示す図である。
同図に示すように、鏡枠18には可撓性を有したシート部材43が固着されている。このシート部材43は、遮光性を有する材料で形成されていることが好ましい。
シート部材43は、図示の如く一方の端部が、撮像素子34の受光画素のうち、画像として使用されない画素領域上に重ねられ、レンズ群11からの被写体光束を遮蔽している。この状態から、鏡枠18が光軸O方向に移動すると、鏡枠18に固着されたシート部材43は、図示矢印方向に移動し、画像として使用されない画素領域の画素出力が変化することになる。
即ち、形状記憶合金23への通電を徐々に変化させつつ、撮像素子34の画素出力を監視し、画像として使用されない画素領域の画素出力の変化を検出することにより、レンズ群の移動の開始を検出することができる。また、シート部材43が所定の画素数間の移動を検出することにより、レンズ群の移動を光軸方向の所定の2箇所で検出することが可能となる。
このように構成することで、フォトインタラプタ等の新たな部材を追加すること無く、レンズ群の移動を検出することができ、より低コストの撮像装置とすることができる。
なお、上記の第1及び第2の実施の形態では、形状記憶合金へ通電するに際し電流値を変更するもので説明したが、これに限るものでなく、電圧の変更或いは電流値を固定してデューティ比を変更するような構成であってもよいのは勿論である。
本実施の形態に係る撮像装置を備えた携帯端末の一例である携帯電話機の外観図である。 本実施の形態に係る撮像装置のユニット状態のときの斜視図である。 撮像装置の内部構造を示す断面図である。 撮像装置内部を示す斜視図である。 撮像装置内部の各部品の配置を示した正面図である。 紐状の形状記憶合金の張られている各部の関係を示した模式図である。 第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置の各部の初期状態(無通電状態)を示す図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置のレンズ駆動方法を示すフローチャートである。 電流量を決定する方法を示す、形状記憶合金の電流量と歪みの関係を示すグラフである。 第2の実施の形態に係る撮像装置のレンズ駆動方法を示すフローチャートである。 レンズ移動量と電流量の関係を求める方法を示す、形状記憶合金の電流量と歪みの関係を示すグラフである。 レンズ群の移動を光軸方向の所定の2箇所で検出する検出手段のその他の例を示す図である。 形状記憶合金の温度と歪みの関係を模式的にグラフ化した図である。
符号の説明
11 レンズ群
12 蓋部材
13 地板
15、16 ガイド軸
17 第1の鏡枠
18 第2の鏡枠
19 圧縮コイルバネ
21 ネジ
23 形状記憶合金
31 プリント基板
32 フレキシブルプリント基板
34 撮像素子
41 フォトインタラプタ
100 撮像装置

Claims (4)

  1. 被写体光を撮像素子へと導くレンズ群と、形状記憶合金とを有し、前記形状記憶合金に通電し変形させることにより、前記レンズ群を光軸方向に移動させる携帯端末用レンズ駆動装置であって、
    前記形状記憶合金への通電量を制御する通電制御手段と、前記形状記憶合金への通電を徐々に変化させて、前記レンズ群が移動を開始したか否かを前記撮像素子からの出力を用いて検出する検出手段と、を有し、
    前記検出手段が前記レンズ群の移動を検出した際の前記通電量に基づいて、前記レンズ群の光軸方向の移動量を制御することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記検出手段は、前記撮像素子における画素領域の画素出力の変化を検出することを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載のレンズ駆動装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 被写体光を撮像素子へと導くレンズ群と、形状記憶合金とを有し、前記形状記憶合金に通電し変形させることにより、前記レンズ群光軸方向に移動させ携帯端末用レンズ駆動装置のレンズ駆動方法において、
    前記形状記憶合金への通電を徐々に変化させ、前記レンズ群が移動を開始したか否かを前記撮像素子からの出力を用いて検出する工程と、
    前記レンズ群が移動を開始した時点の通電量に基づいて、前記レンズ群を所望の位置へ移動させるに必要な通電量を決定する工程と、
    前記決定された通電量を、前記形状記憶合金へ印加する工程と、を有することを特徴とするレンズ駆動方法。
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