JP2007333792A - レンズ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡略かつ小型化することのできるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】形状記憶合金線53は、レンズ駆動回路60から電圧が印加されると収縮し、ズームレンズ42を駆動する。レンズ位置検出部71は、形状記憶合金線53に流れている電流値に基づいて形状記憶合金線53の長さを推定してズームレンズ42のレンズ位置を検出し、レンズ位置の情報をレンズ駆動制御部70にフィードバックする。レンズ駆動制御部70は、レンズ位置検出部71からフィードバックされたレンズ位置の情報と、システムコントローラ61から入力された目標位置との偏差を算出し、この偏差に基づいて、レンズ位置が目標位置に合致するように、レンズ駆動回路60から形状記憶合金線53に印加される電圧に対するPWM制御を行う。
【選択図】図3
【解決手段】形状記憶合金線53は、レンズ駆動回路60から電圧が印加されると収縮し、ズームレンズ42を駆動する。レンズ位置検出部71は、形状記憶合金線53に流れている電流値に基づいて形状記憶合金線53の長さを推定してズームレンズ42のレンズ位置を検出し、レンズ位置の情報をレンズ駆動制御部70にフィードバックする。レンズ駆動制御部70は、レンズ位置検出部71からフィードバックされたレンズ位置の情報と、システムコントローラ61から入力された目標位置との偏差を算出し、この偏差に基づいて、レンズ位置が目標位置に合致するように、レンズ駆動回路60から形状記憶合金線53に印加される電圧に対するPWM制御を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、撮影装置に組み込まれたレンズ駆動装置に関するものである。
近年、撮像光学系と、撮像光学系により結像された画像を光電変換するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子とを用いた撮影装置は、単体のデジタルカメラだけではなく、携帯電話や、PDA(携帯型情報端末)などの各種電子機器に内蔵されることが多くなってきている。このような、小型の電子機器に内蔵される撮影装置では、ズームレンズなどの可動レンズを駆動するアクチュエータとしてモータを用いると撮影装置が大きくなってしまうため、形状記憶合金の伸縮を利用したアクチュエータを用いることによって小型化を図ったレンズ駆動装置が特許文献1〜4などで提案されている。
特開平9−127398号公報
特開2004−38058号公報
特開2004−69950号公報
特開2005−195998号公報
しかしながら、特許文献1記載のレンズ駆動装置では、可動レンズの位置を制御するために、形状記憶合金によるアクチュエータの他に、可動レンズの位置を検出するポジションメータを用いており、また、特許文献2〜4のそれぞれに記載のレンズ駆動装置では、可動レンズの位置を検出しないで形状記憶合金に通電するオープン制御と位置決め用のカムとを組み合わせた位置制御を行っているため、これらは構造が複雑であったり、サイズが大きくなるなどして、コストも掛かってしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、可動レンズの位置を精度良く制御するとともに構造が簡略で部品点数の少ないローコストなレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のレンズ駆動装置は、鏡筒内を光軸に沿って移動自在な光学レンズと、前記光学レンズを光軸に沿った一方向に付勢するバネと、通電に反応して変形することで前記光学レンズを前記バネの付勢方向と反対方向に駆動する形状可変部材と、前記形状可変部材に電圧を印加する電圧印加手段と、前記形状可変部材に通電されている電流値に基づいて前記光学レンズの位置を検出する位置検出手段と、前記光学レンズが停止する所定の目標位置と前記位置検出手段による検出位置とを比較して、前記検出位置が前記目標位置に合致するように前記電圧印加手段を制御して前記形状可変部材への電圧印加を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、前記形状可変部材は、線状に形成されており、前記光学レンズに連結されているとともに、前記鏡筒と一体に形成された複数の支持部によって移動自在に支持されており、通電に反応して収縮することで前記光学レンズを駆動することが好適である。
また、前記形状可変部材は、前記光学レンズに連結された部分から前記支持部に向かって直線的に配置された直線部分と、この直線部分に連続して前記鏡筒に対して螺旋状に巻き付けられた螺旋部分とからなることが好適である。
請求項4記載のレンズ駆動装置は、鏡筒内を光軸に沿って移動自在な光学レンズと、前記光学レンズを光軸に沿った一方向に付勢するバネと、前記光軸と略平行な方向に凹凸を有する波線状となるように前記鏡筒に対して巻きつけられ、通電に反応して収縮することで前記光学レンズを前記バネの付勢方向と反対方向に駆動する形状可変部材と、前記形状可変部材に電圧を印加する電圧印加手段と、前記形状可変部材に通電されている電流値に基づいて前記光学レンズの位置を検出する位置検出手段と、前記光学レンズが停止する所定の目標位置と前記位置検出手段による検出位置とを比較して前記検出位置が前記目標位置に合致するように前記電圧印加手段を制御して前記形状可変部材への電圧印加を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、前記光学レンズを支持し、前記鏡筒に対して移動自在に取り付けられ、周方向に略均等な角度間隔の位置にそれぞれ設けられた連結部を介して前記形状可変部材と連結するレンズ支持部材を備えており、前記バネは、複数の前記連結部毎にそれぞれ設けられ、前記レンズ支持部材を付勢することが好適である。
また、前記光学レンズを支持し、前記鏡筒に対して移動自在に取り付けられ、周方向に略均等な角度間隔の位置にそれぞれ設けられた連結部を介して前記形状可変部材と連結するレンズ支持部材を備えており、前記バネは、前記連結部とは異なる角度間隔の位置にそれぞれ設けられ、前記レンズ支持部材を付勢することが好適である。
また、前記形状可変部材は、形状記憶合金からなることが好適である。
なお、形状可変部材として、繊維状の形状記憶合金が特に好ましいが、誘電エラストマーや圧電素子などを用いても良い。
請求項1記載のレンズ駆動装置によれば、バネが光学レンズを光軸に沿った一方向に付勢し、通電に反応して変形する形状可変部材がバネの付勢方向と反対方向に光学レンズを駆動し、電圧印加手段が形状可変部材に電圧を印加し、位置検出手段が形状可変部材に通電されている電流値に基づいて光学レンズの位置を検出し、制御手段が、光学レンズが停止する所定の目標位置と位置検出手段による検出位置とを比較して、検出位置が目標位置に合致するように電圧印加手段を制御して形状可変部材への電圧印加を変更するので、アクチュエータである形状可変部材の他にレンズ位置を検出するセンサや位置決め用のカムなどを設けなくとも可動レンズの位置を精度良く制御するとともに、レンズ駆動装置を構造が簡略で部品点数の少ないローコストなものとすることができる。
また、形状可変部材が、線状に形成され、光学レンズに連結されているとともに、鏡筒と一体に形成された複数の支持部によって移動自在に支持されており、通電に反応して収縮することで光学レンズを駆動することで、可動レンズの移動を安定させることができる。
また、形状可変部材が、光学レンズに連結された部分から支持部に向かって直線的に配置された直線部分と、この直線部分に連続して前記鏡筒に対して螺旋状に巻き付けられた螺旋部分とからなることで、形状可変部材の可変ストロークに余裕を持たせて位置制御の精度を高め、且つレンズ駆動装置を小型化することができる。
請求項4記載のレンズ駆動装置によれば、バネが光学レンズを光軸に沿った一方向に付勢し、光軸と略平行な方向に凹凸を有する波線状となるように鏡筒に対して巻きつけられて通電に反応して収縮する形状可変部材がバネの付勢方向と反対方向に光学レンズを駆動し、電圧印加手段が形状可変部材に電圧を印加し、位置検出手段が形状可変部材に通電されている電流値に基づいて光学レンズの位置を検出し、制御手段が、光学レンズが停止する所定の目標位置と位置検出手段による検出位置とを比較して、検出位置が目標位置に合致するように電圧印加手段を制御して形状可変部材への電圧印加を変更するので、アクチュエータである形状可変部材の他にレンズ位置を検出するセンサや位置決め用のカムなどを設けなくとも可動レンズの位置を精度良く制御するとともに、レンズ駆動装置を構造が簡略で部品点数の少ないローコストなものとすることができる。また、形状可変部材の可変ストロークに余裕を持たせて位置制御の精度を高め、且つレンズ駆動装置を小型化することができる。
また、光学レンズを支持し、鏡筒に対して移動自在に取り付けられ、周方向に略均等な角度間隔の位置にそれぞれ設けられた連結部を介して形状可変部材と連結されるレンズ支持部材を備えており、バネが、複数の連結部毎にそれぞれ設けられ、レンズ支持部材を付勢することで、可動レンズが光軸に対して傾斜することを防ぐことができ、レンズ駆動装置における可動レンズの移動性能を向上させることができる。
また、光学レンズを支持し、鏡筒に対して移動自在に取り付けられ、周方向に略均等な角度間隔の位置にそれぞれ設けられた連結部を介して形状可変部材と連結されるレンズ支持部材を備えており、バネが、連結部とは異なる角度間隔の位置にそれぞれ設けられ、レンズ支持部材を付勢することで、可動レンズが光軸に対して傾斜することを防ぐことができ、レンズ駆動装置における可動レンズの移動性能を向上させることができる。
本発明を適用したカメラ付き携帯電話10の正面側の外観斜視図を図1に、背面側の外観斜視図を図2に示す。カメラ付き携帯電話10の本体部11は、上部筐体12、下部筐体13、及び、これら筐体を回動自在に連結するヒンジ部14から構成されている。上部筐体11には、本発明が実施されたレンズ駆動装置15(図5参照)を含む撮影装置16(図5参照)が設けられている。本体部11は、ヒンジ部14で回動させることにより、上部筐体12と下部筐体13とを展開及び折り畳み可能となっている。
上部筐体12及び下部筐体13は、ともに略矩形の薄板状に形成されている。上部筐体12の、背面12aには撮影装置16の撮像レンズ25が露呈し、正面12bにはLCDパネル26及び受話スピーカ27が、上面12cにはアンテナ28が配設されている。下部筐体13の正面13aには操作部31及び送話マイク32が、下面13bには外部機器とケーブル接続するための端子34と、メモリーカード35(図5参照)が装填されるメモリカードスロット36が配設されている。メモリカードスロット36の奥には、挿入されたメモリカード35と電気的に接続され、メモリカード35に対して画像データ等の読み書きを行うカードI/F37(図5参照)が配設されている。
アンテナ28は、通話や電子メールサービス、インターネット接続サービスを利用する際に電波信号の送受信に用いられる。受話スピーカ27及び送話マイク32はカメラ付き携帯電話10で通話を行う際に用いられる。LCDパネル26には、カメラ付き携帯電話10におけるメニュー画面や、着信相手の電話番号などの各種情報、撮像素子38(図3参照)により得られたスルー画像や、メモリカード35に記録された画像が表示される。なお、撮像素子38としては、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどを適宜用いれば良い。
操作部31は、選択キー31a、シャッタボタン31b及びダイヤルキー31cなどからなる。選択キー31aは、各種メニューの選択及び設定などを行う際に押下される。また、選択キー31aは、撮影装置16におけるズーム操作にも使用され、選択キー31aの操作に応じて被写体のズームアップ及びズームダウンが行われる。シャッタボタン31bは、撮影装置16のシャッターを切る操作に使用する。ダイヤルキー31cは、電話番号や電子メールの文章などを入力する際に操作される。
図3及び図4に示すように、撮影装置16の撮像レンズ25はレンズ鏡筒40に収容されている。レンズ鏡筒40には撮像レンズ25の他、光軸41に沿って、ズームレンズ(光学レンズ)42及び撮像レンズ43が収容されている。
ズームレンズ42は、レンズ鏡筒40の内周面に対して摺動自在な支持枠(レンズ支持部材)45によって周縁を保持されており、支持枠45とともにレンズ鏡筒40内を光軸41に沿って移動可能となっている。ズームレンズ42が移動することによって、撮像素子38上に結像される被写体像が変倍される。
支持枠45の外縁には、導電性を有する半環状の連結環(連結部)46が突設されている。連結環46は、レンズ鏡筒40に設けられた長穴40aに、レンズ鏡筒40の内側から緩やかに挿通されており、レンズ鏡筒40の外部に露呈している。長穴40aの長手方向は、光軸41と平行となっており、また、長穴40a内には、円柱状のガイドピン47が、軸が長手方向になるように設けられている。ガイドピン47は、レンズ鏡筒40に固着されるともに、支持枠45に設けられている穴45aに摺動自在に挿通されており、これにより支持枠45は、ガイドピン47に沿って光軸41と平行に移動する。
レンズ鏡筒40の外周面40bには、連結環46と同様の形状である、ガイド環(支持部)50及びバネ固定環51が突設されている。ガイド環50は、長穴40aよりも後方となる位置に2個が突設されている。バネ固定環51は、導電性を有しており、長穴40aより前方となる位置に突設されている。ガイド環50及び連結環46には、1本の形状記憶合金線53が、一方のガイド環50から連結環46、そして他方のガイド環50の順で摺動自在に挿通される。
形状記憶合金線(形状可変部材)53は、形状記憶合金からなる線材で、記憶熱処理されており、低温状態で変形させても、特定の高温状態にすると記憶された元の形に戻る性質を持っている。形状記憶合金線53は、電圧を印加すると自己発熱によって高温状態となり、収縮するようになっている。形状記憶合金線53は、連結環46を介して支持枠45と連結されており、連結環46に挿通された部分から続いてガイド環50のそれぞれに至る部分は、光軸と略平行な直線部分54となっており、直線部分54に続く後方の部分は、ガイド環50のそれぞれに係合することによって屈曲した後、レンズ鏡筒40の外側に2重の螺旋状に巻き付けられた螺旋部分55となっている。
形状記憶合金線53の全体が収縮すると、ガイド環50のそれぞれを通って直線部分54から螺旋部分55へと形状記憶合金線53の一部が移動する。これにより、連結部46を介して形状記憶合金線53と連結されている支持枠45及びズームレンズ42は、ガイド環50の側へ駆動されて移動する。形状記憶合金線53が直線部分54及び螺旋部分55とからなるので、形状記憶合金線53の全体が光軸と略平行な直線状である場合よりも形状記憶合金線53の全体の変化量は増大し、したがってズームレンズ42の移動量は拡大し、レンズ駆動装置15の設計の自由度も拡大する。
連結環46とバネ固定環51にはバネ56が掛け渡されている。バネ56はコイルバネであり、連結環46を介してズームレンズ42をバネ固定環51の側へ付勢する。即ち、バネ56は、形状記憶合金線53が駆動する方向と反対の方向へズームレンズ42を付勢する。バネ56は、連結環46を介して形状記憶合金線53と電気的に接続されており、後述するように、レンズ駆動回路(電圧印加手段)60(図5参照)から形状記憶合金線53への電圧の印加は、バネ56を介して行われる。
図5に示すように、レンズ駆動装置15を含む撮影装置16は、システムコントローラ61によって統括的に制御される。システムコントローラ61は、例えばマイクロコンピュータからなり、CPU61aの他に、制御プログラムや各種設定データ等が記憶されたROM61bと、制御時に生じた種々のデータが記憶されるRAM61cとを備えている。
レンズ鏡筒40の後方には、撮像素子38が配置されている。撮像素子38は、レンズ鏡筒40内のレンズによって結像された被写体光を、多数の受光素子が2次元配列されてなる受光部によって光電変換し、撮像信号(電圧信号)を出力する。
撮像素子38から出力された撮像信号は、画像処理回路62に入力される。画像処理回路62は、いわゆるアナログ・フロント・エンド回路であり、アナログの撮像信号をデジタルの撮像信号に変換するとともに、画像データに輝度レベル補正やホワイトバランス補正等の画質調整とYC処理と、固定長化処理及び圧縮処理とを施す。撮影中にLCDパネル26にスルー画表示を行なう場合には、画質調製された画像データに簡易レベルの簡易YC処理を施し、輝度データと色差データとからなる簡易YC画像データに変換する。この簡易YC画像データは、画像メモリ63を介して表示回路64に読み出され、NTSC等のコンポジット信号に変換されてLCDパネル26に入力される。
撮影が行なわれた場合には、画像処理回路62は、画質調製が施された画像データに本格的なYC処理を施し、YC画像データを生成する。このYC画像データには、更に固定長化処理と圧縮処理とが施され、例えばjpeg形式の画像データに変換される。画像データはRAM61cに記憶された後、カードI/F37を介してメモリカード35に書き込まれる。また、カードI/F37は、再生モードにおいてメモリカード35から画像データを読み出す。読み出された画像データは、伸長処理され、表示回路64を介してLCDパネル26に表示される。
レンズ駆動装置15は、形状記憶合金線53、レンズ駆動回路60、レンズ駆動制御部(制御手段)70及びレンズ位置検出部(位置検出手段)71から構成される。レンズ駆動制御部70には、システムコントローラ61から、操作部31におけるズーム操作に応じた変倍率が制御信号として入力される。
レンズ駆動装置15は、システムコントローラ61からの制御信号に基づいて、ズームレンズ42の目標位置を決定する。そして、レンズ駆動制御部70は、ズームレンズ42が目標位置に移動するように、レンズ駆動回路60から形状記憶合金線53に印加される電圧に対しPWM(パルス幅変調)制御を行う。
レンズ駆動回路60は、レンズ駆動制御部70の制御に従って電圧の駆動パルスを生成し、バネ固定環51に印加する。バネ固定環51、バネ56、連結環46及び形状記憶合金線53は互いに電気的に接続されており、したがって、レンズ駆動回路60は、バネ固定環51、バネ56及び連結環46を介して形状記憶合金線53に電圧を印加することとなる。形状記憶合金線53の端部53a,53bは図示を省略した電気回路に接続されており、バネ56及び連結環46を介して電圧が印加された際には、端部53a,53bのそれぞれに等しい電流が流れるようになっている。
レンズ位置検出部71は、形状記憶合金線53に電圧が印加されている際に、形状記憶合金線53に流れている電流値を測定する。なお、レンズ位置検出部71は、形状記憶合金線53の端部53a,53bの、どちらか一方の電流値を測定するとしても良いし、両方の電流値を測定するとしても良い。図6(A)〜(C)のチャートに示すように、ズームレンズ42のレンズ位置及び形状記憶合金線53の長さ、形状記憶合金線53の長さ及び形状記憶合金線53の温度、並びに、形状記憶合金線53の温度及び形状記憶合金線53の電流のそれぞれは比例関係にあり、したがって、形状記憶合金線53の電流値からズームレンズ42のレンズ位置を一意的に推定することができる。レンズ位置検出部71は、測定した電流値に基づいて形状記憶合金線53の長さを推定し、ズームレンズ42のレンズ位置を検出する。レンズ位置検出部71は、検出したレンズ位置の情報をレンズ駆動制御部70に入力(フィードバック)する。
レンズ駆動制御部70は、レンズ位置検出部71からフィードバックされたレンズ位置の情報と、システムコントローラ61から入力された目標位置との偏差を算出し、この偏差に基づいて、レンズ位置が目標位置に合致するように、レンズ駆動回路60から形状記憶合金線53に印加される電圧に対するPWM(パルス幅変調)制御を行う。即ち、レンズ駆動制御部70は、レンズ位置を目標位置に合致させるのに要するパルス電圧を示すパルス幅変調信号をレンズ駆動回路60に入力し、レンズ駆動回路60は、パルス幅変調信号に基づくパルス電圧を形状記憶合金線53に印加する。このように、アクチュエータである形状記憶合金線53の他にズームレンズ42のレンズ位置を検出するセンサや位置決め用のカムなどを設けなくともズームレンズ42の位置制御を行うことができるので、レンズ駆動装置15を簡略かつ小型化することができる。
なお、上記実施形態では、形状記憶合金線53を直線部分54及び螺旋部分55から構成していたが、レンズを駆動するアクチュエータとなる形状記憶合金の形態はこれに限られない。形状記憶合金の形態を、光軸と平行な方向に凹凸する波線状となるように鏡筒に巻き付けた場合の例を図7に示す。なお、上記実施形態と同様の機能を有するものには同じ符合を付してある。
図7に示すように、形状記憶合金線80は、長穴40aよりも後方となる位置に、光軸41と平行な方向に凹凸する波線状となるようにレンズ鏡筒40の外側に巻き付けられている。レンズ鏡筒40の外周面40bにはガイド環50が、形状記憶合金線80の凹凸の頂点の位置毎に突設されており、摺動可能に挿通された形状記憶合金線80を保持している。形状記憶合金線80の前方に凸となっている頂点の部分の1つは、ガイド環50に挿通されておらず、連結環46に摺動可能に挿通されている。形状記憶合金線80の端部80a,80bは図示を省略した電気回路に接続されており、バネ56及び連結環46を介して電圧が印加された際には、端部80a,80bのそれぞれに等しい電流が流れるようになっている。形状記憶合金線80は、電圧を印加すると上記の形状記憶合金線53と同様に自己発熱によって収縮する。形状記憶合金線80の全体が収縮すると、連結部46及びガイド環50に挿通されている部分を凹凸の頂点として維持しながら、凹凸の振幅が少なくなるように変形する。これにより、連結部46を介して形状記憶合金線80と連結されているズームレンズ42は、ガイド環50の側へ駆動されて移動する。
レンズ駆動装置15を形状記憶合金線80、レンズ駆動回路60、レンズ駆動制御部70及びレンズ位置検出部71で構成する。このようにすることによって、アクチュエータである形状記憶合金線80の他にズームレンズ42のレンズ位置を検出するセンサや位置決め用のカムなどを設けなくともズームレンズ42の位置制御を行うことができるので、レンズ駆動装置15を簡略かつ小型化することができる。また、形状記憶合金線80の形状を波線状とすることで全体の変化量は増大し、したがってズームレンズ42の移動量は拡大し、レンズ駆動装置15の設計の自由度も拡大する。
上記実施形態では、形状記憶合金線80と支持枠45とを連結する連結環46は、支持枠45の外縁に一つ突設されていたが、形状記憶合金線80と支持枠45とを連結する態様はこれに限られない。例えば、連結環46と同様の連結環を支持枠45の適宜の位置に複数設けて、形状記憶合金線80と支持枠45とを複数の位置で連結し、バネ56を連結環毎に設けて連結環のそれぞれにおいて形状記憶合金線80による駆動方向と反対の方向へ支持枠45を付勢することによって、ズームレンズ42が光軸41に対して傾斜することを防ぐことができ、レンズ駆動装置15におけるズームレンズ42の移動性能を向上させることができる。4個の連結環を、支持枠45の外縁に周方向にそれそれが等間隔となるように設けて形状記憶合金線80と支持枠45とを4ヶ所で連結するとともに、バネ56を連結環毎に設けた場合の例を図8及び図9に示す。なお、図8において、図が煩雑となるのを防ぐために、隠れ線による図示を支持枠45のみとする。上記実施形態と同様の機能を有するものには同じ符合を付してある。
図8及び図9に示すように、支持枠45の外縁には、周方向にそれそれが等間隔となるように連結環46,85〜87が4個突設されている。レンズ鏡筒40には、連結環46,85〜87のそれぞれに対応する長穴40aが計4ヶ所設けられており、その内の1つにはガイドピン47が固着されている。連結環46,85〜87のそれぞれには、形状記憶合金線80の前方に凸となっている頂点の部分が摺動可能に挿通されている。レンズ鏡筒40の外周面40bには、長穴40aのそれぞれの前方となる位置毎にバネ固定環51が突設されている。連結環46,85〜87及びバネ固定環51の1対毎にバネ56が掛け渡されている。レンズ駆動回路60は、連結環46と対となるバネ固定環51に電圧を印加し、バネ固定環51、バネ56及び連結環46を介して形状記憶合金線80に電圧を印加する。このように、複数箇所で連結環46,85〜87のそれぞれによって支持枠45と形状記憶合金線80とを連結し、バネ56を連結環46,85〜87のそれぞれに設けることによって、ズームレンズ42が光軸41に対して傾斜することを防ぐことができ、レンズ駆動装置15におけるズームレンズ42の移動性能を向上させることができる。
また、複数の連結環46と同様の連結環を支持枠45の適宜の位置に複数設けて、形状記憶合金線80と支持枠45とを複数の位置で連結した場合に、バネ56を連結環毎に設けず、支持枠45の周上に均等な間隔で複数設けることによっても、バネ56のズームレンズ42が光軸41に対して傾斜することを防ぐことができ、レンズ駆動装置15におけるズームレンズ42の移動性能を向上させることができる。4個の連結環46,85〜87を、支持枠45の外縁に周方向にそれそれが等間隔となるように設けて形状記憶合金線80と支持枠45とを4ヶ所で連結するとともに、3個のバネ56を支持枠45の周上にそれぞれが120度の間隔となるように設けた場合の例を図10及び図11に示す。なお、図10において、図が煩雑となるのを防ぐために、隠れ線による図示を支持枠45のみとする。上記実施形態と同様の機能を有するものには同じ符合を付してある。
図10及び図11に示すように、支持枠45の外縁には、周方向にそれそれが等間隔となるように連結環46,85〜87が4個突設されている。また、支持枠45の外縁には、連結環46と同様の形状のバネ連結環90,91が、連結環46とそれぞれ120度の間隔となるように突設されている。レンズ鏡筒40には、連結環46に対応する長穴40aと、連結環85〜87及びバネ連結環90,91をレンズ鏡筒40の内側から外部に露呈させる切り欠き40cが設けられている。切り欠き40cは、レンズ駆動装置15によって駆動される支持枠45の移動を阻害しない十分な大きさとなっている。連結環46,85〜87のそれぞれには、形状記憶合金線80の前方に凸となっている頂点の部分が摺動可能に挿通されている。
連結環46及びバネ連結環90,91のそれぞれの前方となる位置毎にバネ固定環51が突設され、連結環46及びバネ連結環90,91並びにバネ固定環51の1対毎にバネ56が掛け渡されている。このように、複数箇所で連結環46,85〜87のそれぞれによって支持枠45と形状記憶合金線80とを連結し、3個のバネ56を支持枠45の周上にそれぞれが120度の間隔となるように設けることによって、ズームレンズ42が光軸41に対して傾斜することを防ぐことができ、レンズ駆動装置15におけるズームレンズ42の移動性能を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、形状記憶合金からなるアクチュエータによって駆動されるものはズームレンズ42であったが、例えば焦点調節を行うフォーカスレンズなどを駆動するようにしても良い。また、駆動するレンズは単体のレンズに限られず、例えば、複数枚のレンズからなるレンズ群を一体として駆動するようにしても良い。
上記実施形態では、ズームレンズ42の後方に形状記憶合金線53,80を配置し、前方にバネ56を配置したが、これを、ズームレンズ42の前方に形状記憶合金線53,80を配置し、後方にバネ56を配置するとしても良い。この場合、ズームレンズ42は、形状記憶合金線53,80によって前方に駆動され、バネ56によって後方に付勢されることとなる。また、レンズ駆動装置15は、プリズムを用いて屈曲光学系としたレンズ鏡筒のズーム機構に用いることもできる。この場合、ズーム機構の可動レンズを、前後方向ではなく、これに垂直な方向に移動するものにでき、従っては前後方向に薄型の撮影装置とすることができる。
上記実施形態では、バネ56及び連結環46を介して形状記憶合金線53,80へ電圧を印加していたが、形状記憶合金線53,80の端部53a,53b,80a,80bの一方から電圧を印加し、他方をグランド側としても良い。
15 レンズ駆動装置
40 レンズ鏡筒
41 光軸
42 ズームレンズ(光学レンズ)
45 支持枠(レンズ支持部材)
46 連結環(連結部)
50 ガイド環(支持部)
53,80 形状記憶合金線(形状可変部材)
54 直線部分
55 螺旋部分
56 バネ
60 レンズ駆動回路(電圧印加手段)
70 レンズ駆動制御部(制御手段)
71 レンズ位置検出部(位置検出手段)
40 レンズ鏡筒
41 光軸
42 ズームレンズ(光学レンズ)
45 支持枠(レンズ支持部材)
46 連結環(連結部)
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53,80 形状記憶合金線(形状可変部材)
54 直線部分
55 螺旋部分
56 バネ
60 レンズ駆動回路(電圧印加手段)
70 レンズ駆動制御部(制御手段)
71 レンズ位置検出部(位置検出手段)
Claims (7)
- 鏡筒内を光軸に沿って移動自在な光学レンズと、
前記光学レンズを光軸に沿った一方向に付勢するバネと、
通電に反応して変形することで前記光学レンズを前記バネの付勢方向と反対方向に駆動する形状可変部材と、
前記形状可変部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記形状可変部材に通電されている電流値に基づいて前記光学レンズの位置を検出する位置検出手段と、
前記光学レンズが停止する所定の目標位置と前記位置検出手段による検出位置とを比較して、前記検出位置が前記目標位置に合致するように前記電圧印加手段を制御して前記形状可変部材への電圧印加を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記形状可変部材は、線状に形成されており、前記光学レンズに連結されているとともに、前記鏡筒と一体に形成された複数の支持部によって移動自在に支持されており、通電に反応して収縮することで前記光学レンズを駆動することを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
- 前記形状可変部材は、前記光学レンズに連結された部分から前記支持部に向かって直線的に配置された直線部分と、この直線部分に連続して前記鏡筒に対して螺旋状に巻き付けられた螺旋部分とからなることを特徴とする請求項2記載のレンズ駆動装置。
- 鏡筒内を光軸に沿って移動自在な光学レンズと、
前記光学レンズを光軸に沿った一方向に付勢するバネと、
前記光軸と略平行な方向に凹凸を有する波線状となるように前記鏡筒に対して巻きつけられ、通電に反応して収縮することで前記光学レンズを前記バネの付勢方向と反対方向に駆動する形状可変部材と、
前記形状可変部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記形状可変部材に通電されている電流値に基づいて前記光学レンズの位置を検出する位置検出手段と、
前記光学レンズが停止する所定の目標位置と前記位置検出手段による検出位置とを比較して前記検出位置が前記目標位置に合致するように前記電圧印加手段を制御して前記形状可変部材への電圧印加を変更する制御手段とを備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記光学レンズを支持し、前記鏡筒に対して移動自在に取り付けられ、周方向に略均等な角度間隔の位置にそれぞれ設けられた連結部を介して前記形状可変部材と連結するレンズ支持部材を備えており、前記バネは、複数の前記連結部毎にそれぞれ設けられ、前記レンズ支持部材を付勢することを特徴とする請求項4記載のレンズ駆動装置。
- 前記光学レンズを支持し、前記鏡筒に対して移動自在に取り付けられ、周方向に略均等な角度間隔の位置にそれぞれ設けられた連結部を介して前記形状可変部材と連結するレンズ支持部材を備えており、前記バネは、前記連結部とは異なる角度間隔の位置にそれぞれ設けられ、前記レンズ支持部材を付勢することを特徴とする請求項4記載のレンズ駆動装置。
- 前記形状可変部材は、形状記憶合金からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
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JP2006162248A JP2007333792A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | レンズ駆動装置 |
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JP2007333792A true JP2007333792A (ja) | 2007-12-27 |
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