JP2010128552A - 形状記憶合金を利用したアクチュエータを伸縮させるドライバ回路およびそれを利用したレンズ位置制御装置。 - Google Patents

形状記憶合金を利用したアクチュエータを伸縮させるドライバ回路およびそれを利用したレンズ位置制御装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】SMAアクチュエータを高精度に駆動する。
【解決手段】第1端子OUT1は、検出抵抗Rsを介してSMAアクチュエータ2の他端と接続される。第2端子OUT2は、SMAアクチュエータ2の他端と接続される。第1スイッチSW1、第2スイッチSW2はそれぞれ、第1端子OUT1、第2端子OUT2と接地端子GNDの間に設けられる。D/Aコンバータ10は、SMAアクチュエータ2の変位量を指定するデジタルの制御データDCNTをアナログの制御電圧VCNTに変換する。コンパレータ12は、制御電圧VCNTを、検出電圧Vsと比較する。制御部16はコンパレータ12の出力SCMPを所定のタイミングでラッチし、第2スイッチSW2のオン、オフを制御する。バイアス回路14は、電源電圧Vddに応じてD/Aコンバータ10の基準バイアス電圧VH、VLを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクチュエータとして機能する形状記憶合金の加熱状態を制御する技術に関する。
カメラのオートフォーカス機能やズーム機能は、アクチュエータによってレンズの位置を変位させることで実現されている。従来では、制御性が高く、ドライバ回路がシンプルなボイスコイルモータ(Voice Coil Motor:以下VCMという)や、小型化が容易なピエゾ素子が用いられていた。近年では携帯電話端末のカメラにもオートフォーカス機能が実装されるが、携帯電話端末の小型化、薄型化にともない、アクチュエータおよびそのドライバ回路の小型化が求められている。
VCMは小型化、薄型化にともないトルクが限界まで低下しており、さらなる小型化は困難である。また開発サイクル、開発コストの観点から、ばらつきの大きいピエゾは採用しにくいという問題がある。
VCMやピエゾ素子に代わるアクチュエータとして、形状記憶合金(Shape Memory Alloy:以下SMAという)の利用が提案され、実用化されている。SMAは、Ti-Ni合金であり、変形しても一定の温度以上に加熱すると元の形状に復元する形状記憶効果を有する。すでに医療分野では内視鏡のアクチュエータや骨を固定する締め付け器具、ロボットの分野では人口筋肉などにも応用されている。
特開2007−211754号公報 特開2006−183564号公報
特許文献1には、SMAを利用したアクチュエータ(以下、SMAアクチュエータという)のドライバ回路(制御回路)が開示されている。提案される回路は、電源電圧を抵抗分圧して基準電圧を生成し、この基準電圧を目標値として、SMAに生ずる電圧降下を制御することにより、所望の伸張収縮量(つまり変位)を得る仕組みとなっている。電源電圧を分圧する抵抗の一方は可変抵抗であり、その抵抗値を制御することにより、基準電圧が変化する。
つまり分圧抵抗の精度がSMAの変位量の精度となるため、抵抗を非常に高精度に設計しなければ、目標とする精度が得られない可能性がある。またプロセスばらつきが大きい場合、量産時にはトリミング工程によって抵抗値を調節する必要も生ずる。これらはSMAドライバの高コスト化につながるため望ましくない。なお、上述の問題はレンズドライバに限定されず、別の用途のSMAドライバにおいても発生しうる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、精度良くSMAアクチュエータを駆動するドライバ回路の提供にある。
本発明のある態様は、一端に電源電圧が与えられた形状記憶合金アクチュエータのドライバ回路に関する。ドライバ回路は、形状記憶合金アクチュエータの他端と検出抵抗を介して接続される第1端子と、形状記憶合金アクチュエータの他端と接続される第2端子と、第1端子と固定電圧端子の間に設けられた第1スイッチと、第2端子と固定電圧端子の間に設けられた第2スイッチと、形状記憶合金アクチュエータの変位量(位置)を指定するデジタルの制御データをアナログの制御値に変換するD/Aコンバータと、D/Aコンバータからの制御値に応じた電圧を、第2端子に生ずる電位に応じた検出電圧と比較するコンパレータと、コンパレータの出力を所定のタイミングでラッチし、第2スイッチのオン、オフを制御する制御部と、電源電圧に応じてD/Aコンバータの基準バイアス電圧を生成するバイアス回路と、を備える。
電源電圧が変動すると、第2端子からの検出電圧が変動する。この態様では、電源電圧の変動にともなってD/Aコンバータのバイアス電圧が調節され、制御電圧が電源変動にともなう検出電圧の変動に変動に追従する。したがって電源電圧が変化しても、所望の変位量を得ることができる。
バイアス回路は、電源電圧を分圧して基準バイアス電圧を生成してもよい。分圧する場合、抵抗ペアの抵抗値の比率が保たれればよいため、設計の難易度が緩和される。
バイアス回路は、電源電圧が供給される電源端子と固定電圧端子の間に直列に設けられた第1、第2抵抗と、電源端子と固定電圧端子の間に直列に設けられた第3、第4抵抗と、を含んでもよい。第1、第2抵抗の接続点の電位に応じて、D/Aコンバータの上側の基準バイアス電圧を生成し、第3、第4抵抗の接続点の電位に応じて、D/Aコンバータの下側の基準バイアス電圧を生成してもよい。
バイアス回路は、第2抵抗と固定電圧端子、第4抵抗と固定電圧端子の間に設けられた第3、第4スイッチをさらに含んでもよい。
この場合、第3、第4スイッチをオフすることにより、無駄な消費電力を低減できる。
本発明の別の態様は、レンズ位置制御装置である。このレンズ位置制御装置は、レンズと、レンズの位置を変位させる形状記憶合金アクチュエータと、形状記憶合金アクチュエータを駆動するドライバ回路と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るドライバ回路によれば、精度良くSMAアクチュエータを駆動できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが部材Bに接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、本発明の実施の形態に係るドライバ回路100の構成を示す回路図である。SMAアクチュエータ2はたとえばカメラのオートフォーカス、ズームを実現するためのレンズの位置制御に使用され、図示しないレンズと接続されて、ドライバ回路100の制御によってレンズの位置を変化させる。SMAアクチュエータ2は、一端に電源電圧Vddが与えられている。
ドライバ回路100は、第1端子OUT1、第2端子OUT2、電源端子VDD、接地端子(固定電圧端子)GND、クロック端子SCL、データ端子SDAを備える。ドライバ回路100は図示しない外部のプロセッサとIC(Inter IC)バスを介して接続されており、SMAアクチュエータ2の変位(伸張、収縮)量を指示するデータをデータ端子SDAに、それに付随するクロックをクロック端子SCLに受ける。第1端子OUT1は、SMAアクチュエータ2の他端と、検出抵抗Rsを介して接続される。第2端子OUT2は、SMAアクチュエータ2の他端と接続される。電源端子VDDには、SMAアクチュエータ2と共通の電源電圧Vddが供給される。
ドライバ回路100は、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2、D/Aコンバータ10、コンパレータ12、バイアス回路14、制御部16を備え、ひとつの半導体基板上に一体に集積化されている。
第1スイッチSW1は、第1端子OUT1と接地端子GNDの間に設けられる。第2スイッチSW2は、第2端子OUT2と接地端子GNDの間に設けられる。第1スイッチSW1および第2スイッチSW2は、たとえばNチャンネルのMOSFETである。
インタフェース回路24は、外部のプロセッサからSMAアクチュエータ2の変位量を指定するデジタルの制御データDCNTを受信する。
D/Aコンバータ10は、制御データDCNTをアナログの制御電圧VCNTに変換する。D/Aコンバータ10の構成は限定されないが、たとえばR−2R型のD/Aコンバータが利用できる。コンパレータ12は、D/Aコンバータ10からの制御電圧VCNTを、第2端子OUT2に生ずる電位に応じた検出電圧Vsと比較する。コンパレータ12は、Vs<VCNTのときハイレベルを、Vs>VCNTのときローレベルとなる比較信号SCMPを出力する。
制御部16は、検出期間と駆動期間を交互に繰り返す。検出期間において制御部16は、第1スイッチSW1をオン、第2スイッチSW2をオフする。駆動期間において制御部16は、比較信号SCMPの値にもとづいて、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2のオン、オフを制御する。
たとえば制御部16は、ロジック部18、オシレータ20、プリドライバ22を含む。オシレータ20は所定の周波数のクロックCKを生成する。ロジック部18はクロックCKおよび比較信号SCMPを受け、これらにもとづいて第1スイッチSW1、第2スイッチSW2のオン、オフを制御する。
制御部16は、クロックCKの周期を基準として、駆動期間と検出期間を所定の比率に設定する。たとえば駆動期間は、クロックCKがハイレベルの期間に割り当てられ、検出期間は、ローレベルの期間に割り当てられる。たとえばクロックCKのハイレベルとローレベルの時間比率(デューティ比)は9:1程度に設定される。ロジック部18は、検出期間の間、第1スイッチSW1をオン、第2スイッチSW2をオフさせるゲート信号G1、G2を出力する。プリドライバ22はゲート信号G1、G2を増幅し、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2それぞれのゲートに供給する。
ロジック部18は、検出期間において、第2スイッチSW2をオフさせるゲート信号G2を出力する。また、駆動期間において、比較信号SCMPがハイレベルのとき、すなわちVCNT>Vsのとき、第1スイッチSW1をオンさせるゲート信号G1および第2スイッチSW2をオンさせるゲート信号G2を出力し、比較信号SCMPがローレベルのとき、すなわちVCNT<Vsのとき、第1スイッチSW1をオフさせるゲート信号G1および第2スイッチSW2をオフさせるゲート信号G2を出力する。
バイアス回路14は、電源電圧Vddに応じてD/Aコンバータ10の基準バイアス電圧VH、VLを生成する。たとえばバイアス回路14は、電源電圧Vddを分圧して基準バイアス電圧VH、VLを生成する。
バイアス回路14は、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第1バッファBUF1、第2バッファBUF2、第3スイッチSW3、第4スイッチSW4を備える。
第1抵抗R1、第2抵抗R2は、電源端子VDDと固定電圧端子(接地端子)の間に直列に設けられる。また第3抵抗R3、第4抵抗R4は、電源端子VDDと接地端子の間に直列に設けられる。第1抵抗R1と第2抵抗R2の接続点N1の電位は、第1バッファBUF1によって増幅され、D/Aコンバータ10の上側の基準バイアス電圧VHとして供給される。また第3抵抗R3と第4抵抗R4の接続点N2の電位は、第2バッファBUF2によって増幅され、D/Aコンバータ10の下側の基準バイアス電圧VLとして供給する。なお、ここでの「増幅」とは、利得が1より大きい場合のみでなく、1の場合、あるいは1より小さい減衰も含む。
第3スイッチSW3は、第2抵抗R2と接地端子の間に設けられ、第4スイッチSW4は、第4抵抗R4と接地端子の間に設けられる。第3スイッチSW3、第4スイッチSW4のゲートは、消費電力を低減するパワーセーブ時にアサートされるパワーセーブ信号PSに応じて制御される。第3スイッチSW3、第4スイッチSW4は、パワーセーブ信号PSがアサートされるとオフ、ネゲートされるとオンとなる。
以上がドライバ回路100の構成である。続いてその動作を説明する。
検出電圧Vsと、電源電圧Vddの間には、以下の関係が成り立つ。VSMAは、SMAアクチュエータ2の電圧降下である。
Vs=Vdd−VSMA
一方、バイアス回路14は、電源電圧Vddを分圧してD/Aコンバータ10のバイアス電圧VH、VLを生成する。したがって、バイアス回路14から出力される制御電圧VCNTは、制御データDCNTが同じ値であっても、電源電圧Vddに応じて変化する。すなわち、たとえば電源電圧Vddが低下すると、検出電圧Vsが低下し、これにともなって検出電圧Vsと比較される制御電圧VCNTも低下する。したがって電源電圧Vddの変動をキャンセルすることができ、SMAアクチュエータ2を適切に通電し、高精度に位置を制御できる。
図1のドライバ回路100によれば、第1抵抗R1〜第4抵抗R4の抵抗値によって、ある制御電圧VCNTのレベルを設定することができる。抵抗ペアR1、R2およびペアR3、R4の抵抗値の比率を保てばよいため、設計が容易となる。第1抵抗R1、第2抵抗R2同士をペアリングし、第3抵抗R3、第4抵抗R4同士をペアリングすれば、所望の精度が得られる。もし、プロセスばらつきが大きい場合にトリミング工程が必要となっても、最大で4個の抵抗値を合わせ込めばよいため、従来に比べれば有利である。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
図2は、変形例に係るバイアス回路14aの構成を示す回路図である。バイアス回路14aは、第5抵抗R5〜第7抵抗R7、第1バッファBUF1、第2バッファBUF2を含む。第5抵抗R5〜第7抵抗R7は、電源端子VDDと接地端子GNDの間に直列に設けられる。第5抵抗R5と第6抵抗R6の接続点N3の電位が第1バッファBUF1によって増幅され、基準バイアス電圧VHとして出力される。また第6抵抗R6と第7抵抗R7の接続点N4の電位が、第2バッファBUF2によって増幅され、基準バイアス電圧VLとして出力される。第7抵抗R7と接地端子GND間には、第5スイッチSW5が設けられる。
この構成によれば、図1のそれに比べて、バイアス電圧VH、VLの調節の自由度の低下と引き替えに、抵抗およびスイッチの個数を減らすことができる。
実施の形態では、D/Aコンバータ10の上側と下側両方の基準バイアス電圧を変化させる場合を説明したが、いずれか一方のみを電源電圧Vddに応じて変化させてもよい。また、バイアス電圧VH、VLの生成方法は、分圧には限定されず、より高度な信号処理にもとづいてもよい。
また、実施の形態ではレンズを可動するアプリケーションについて説明したが、実施の形態にかかるドライバ回路100の用途はそれに限定されず、広範なアプリケーションに利用できる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係るドライバ回路の構成を示す回路図である。 変形例に係るバイアス回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
100…ドライバ回路、2…SMAアクチュエータ、SW1…第1スイッチ、SW2…第2スイッチ、SW3…第3スイッチ、SW4…第4スイッチ、10…D/Aコンバータ、12…コンパレータ、14…バイアス回路、16…制御部、18…ロジック部、20…オシレータ、22…プリドライバ、24…インタフェース回路、Rs…検出抵抗、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、R3…第3抵抗、R4…第4抵抗、R5…第5抵抗、R6…第6抵抗、R7…第7抵抗、BUF1…第1バッファ、BUF2…第2バッファ、OUT1…第1端子、OUT2…第2端子、GND…接地端子、VCC…電源端子。

Claims (5)

  1. 一端に電源電圧が与えられた形状記憶合金アクチュエータのドライバ回路であって、
    前記形状記憶合金アクチュエータの他端と、検出抵抗を介して接続される第1端子と、
    前記形状記憶合金アクチュエータの他端と接続される第2端子と、
    前記第1端子と固定電圧端子の間に設けられた第1スイッチと、
    前記第2端子と固定電圧端子の間に設けられた第2スイッチと、
    前記形状記憶合金アクチュエータの変位量を指定するデジタルの制御データをアナログの制御値に変換するD/Aコンバータと、
    前記D/Aコンバータからの前記制御値に応じた電圧を、前記第2端子に生ずる電位に応じた検出電圧と比較するコンパレータと、
    前記コンパレータの出力を所定のタイミングでラッチし、前記第2スイッチのオン、オフを制御する制御部と、
    前記電源電圧に応じて前記D/Aコンバータの基準バイアス電圧を生成するバイアス回路と、
    を備えることを特徴とするドライバ回路。
  2. 前記バイアス回路は、前記電源電圧を分圧して前記基準バイアス電圧を生成することを特徴とする請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 前記バイアス回路は、
    前記電源電圧が供給される電源端子と前記固定電圧端子の間に直列に設けられた第1、第2抵抗と、
    前記電源端子と前記固定電圧端子の間に直列に設けられた第3、第4抵抗と、
    を含み、
    前記第1、第2抵抗の接続点の電位に応じて、前記D/Aコンバータの上側の基準バイアス電圧を、前記第3、第4抵抗の接続点の電位に応じて、前記D/Aコンバータの下側の基準バイアス電圧を生成することを特徴とする請求項1に記載のドライバ回路。
  4. 前記バイアス回路は、
    前記第2抵抗と前記固定電圧端子、前記第4抵抗と前記固定電圧端子の間に設けられた第3、第4スイッチをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載のドライバ回路。
  5. レンズと、
    前記レンズの位置を変位させる形状記憶合金アクチュエータと、
    前記形状記憶合金アクチュエータを駆動する請求項1から4のいずれかに記載のドライバ回路と、
    を備えることを特徴とするレンズ位置制御装置。
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