JP4858476B2 - 交流電動機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、交流電動機の制御装置及びモジュールに関する。
磁極位置検出器と電動機電流センサを備えた従来の技術として、特開2000−324881号公報記載の制御装置がある。この制御装置は、低速域と高速域で、電力変換器を制御する電圧指令値の演算手段を切換ており、低速域では、電動機電流を検出し、回転座標系において電流指令値と電流検出値が一致するように電圧指令値を演算し、高速域では、周波数指令値に略比例するように電圧指令値の演算を行っている。
特開2000−324881号公報
本発明の目的は、高精度なトルク制御を実現できる交流電動機の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、特許請求の範囲に記載された技術的思想を用いればよい。
なお、本発明のその他の特徴は、本願特許請求の範囲に記載のとおりである。
本発明は、高精度なトルク制御を実現できる交流電動機の制御装置を提供することにある。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<実施例1>
図1は、本発明の一実施例である交流電動機の一つである永久磁石同期電動機の制御装置の構成例を示す。
1は永久磁石同期電動機、21は直流電源、2は3相交流の電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*に比例した出力電圧を出力する直流電源21を入力とした電力変換器、3は3相交流電流Iu,Iv,Iwを検出できる電流検出器、4は電動機の電気角60°毎の位置検出値θiを検出できる磁極位置検出器、5は位置検出値θiから周波数指令値ω1 *を演算する周波数演算部、6は位置検出値θiと周波数指令値ω1 *から電動機の回転位相指令θc*を演算する位相演算部、7は前記3相交流電流Iu,Iv,Iwの検出値Iuc,Ivc,Iwcと回転位相指令θc*から、d軸およびq軸の電流検出値Idc,Iqcを出力する座標変換部、8は第1のd軸電流指令値Id*とd軸電流検出値Idcの偏差に応じて、第2のd軸電流指令値Id**を出力するd軸電流指令演算部、9は第1のq軸電流指令値Iq*とq軸電流検出値Iqcの偏差に応じて、第2のq軸電流指令値Iq**を出力するq軸電流指令演算部、10は電動機定数と第2の電流指令値Id**,Iq**および周波数指令値ω1 *に基づいて電圧指令値Vd**,Vq**を演算する電圧ベクトル演算部、11は電圧指令値Vd**,Vq**と回転位相指令θc*から3相交流の電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*を出力する座標変換部である。
最初に、本発明の一つの特徴であるd軸電流指令演算部8,q軸電流演指令算部9についての基本動作について説明する。
座標変換部7において、電流検出器3で検出した3相交流の電流値Iuc,Ivc,Iwcと回転位相指令θc*から、d軸およびq軸の電流検出値Idc,Iqcが演算され、d軸およびq軸の電流指令演算部8,9において、前記の電流検出値Idc,Iqcが、上位装置から与えられる第1のd軸およびq軸の電流指令値Id*,Iq*に各々一致するように、第2のd軸およびq軸の電流指令値Id**,Iq**を演算する。
電圧ベクトル演算部10では、予め(数1)で示すように、演算された電流指令値Id**,Iq**とモータ定数を用いて、電圧指令値Vd**,Vq**を演算し、変換器出力電圧を制御する。
Figure 0004858476
数1において、R1 *は電動機の抵抗の設定値であり、Ld*はd軸インダクタンスの設定値であり、Lq*はq軸インダクタンスの設定値であり、Ke*は誘起電圧定数の設定値であり、ω1 *:周波数指令値である。また、磁極位置検出器4では、電気角60度毎の磁極位置を把握することができる。この時の位置検出値θiを本実施例では、(数2)のように示す。
Figure 0004858476
(数2)において、i=0,1,2,3,4,5である。周波数演算部5においては、この位置検出値θiから、最短で60度区間における平均の回転速度である周波数指令値ω1 *を(数3)に従い算出する。
Figure 0004858476
(数3)において、Δθはθi−θ(i−1)であり、Δtは60度区間の位置検出信号を検出するまでの時間である。位相演算部6では、位置検出値θiと周波数指令値ω1 *を用いて、回転位相指令θc*を(数4)のように演算して、電動機1の基準位相を制御する。
Figure 0004858476
以上が、本発明の永久磁石同期電動機のベクトル制御装置での電圧制御と位相制御の基本動作である。
次に、本発明の一つ特徴であるd軸電流指令演算部8およびq軸電流指令演算部9の構成について説明する。最初に、d軸電流指令演算部8の構成を図2に示す。構成は、上位装置から与えられる第1のd軸電流指令値Id*と電流検出値Idcの偏差に比例ゲインKpdを乗じる比例演算部8Aの出力信号と、積分ゲインKidを乗じて積分処理を行う積分演算部8Bの出力信号を加算して、(数5)に従い、第2のd軸電流指令値Id**を出力する。
Figure 0004858476
次に、q軸電流指令演算部9の構成を図3に示す。構成は、上位装置から与えられる第1のq軸電流指令値Iq*と電流検出値Iqcの偏差に比例ゲインKpqを乗じる比例演算部9Aの出力信号と、積分ゲインKiqを乗じて積分処理を行う積分演算部9Bの出力信号を加算して、(数6)に従い、第2のq軸電流指令Iq**を出力する。
Figure 0004858476
ここでは、d軸電流指令演算部8およびq軸電流指令演算部9において、比例+積分演算の処理を行っているが、比例あるいは積分演算のみでも同様の効果を得ることはできる。
次に、本発明のもたらす一つの作用効果について、本実施例により説明する。
図1の制御装置において、第1のd軸およびq軸の電流指令値Id*,Iq*を電圧ベクトル演算部10に入力した場合について考える(第2の電流指令値Id**,Iq**は演算に使用しない)。電圧ベクトル演算部10においては、(数7)に従い電圧指令値Vd*,Vq*を演算した場合である。
Figure 0004858476
(数7)に示すベクトル演算で、トルク制御運転を行った場合、高トルクが要求されると、トルクに見合った大きな電流を流す必要がある。連続した時間で高トルクが要求される場合には、電動機電流による発熱により、時間と共に電動機内部の巻線抵抗値Rが増加する。すると、電圧ベクトル演算部10で演算する抵抗設定値R*と実抵抗値Rが一致しなくなるため、永久磁石同期電動機1に必要な電圧を供給することができなくなり、その結果、特に低速域では、トルク発生に必要な電流が流れず、トルク不足が発生する。
図9は、(数7)でベクトル演算を行った場合のモータトルクと回転数の実測結果を示す。破線がトルク指令値、実線が測定したモータトルク値である。丸の破線で囲んでいる低速の高トルク側(Aの領域)では、指令値通りのトルクが発生していないことがわかる。
そこで、本実施例では、d軸およびq軸の電流検出値Idc,Iqcが、上位装置から与えられる各々の指令値に一致するように、電流指令演算部8,9において第2の電流指令値Id**,Iq**を演算し、(数1)により、変換器の出力電圧を演算するようにしている。
この結果、電圧ベクトル演算部10で設定するR*と実抵抗値Rが一致していなくとも、電動機電流を電流指令値に一致させるように出力電圧が制御され、全速度域において「高精度なトルク制御」を実現することができる。
図10には、本実施例を用いた場合の一つの実測結果を示す。図9と図10の破線は、トルク指令値を示しており、又、実線はそれぞれのトルク指令値で実験した実際のトルク値を示している。図9と図10を比較すると、全体的に本実施例を用いた図10の方が精度良く追従していることがわかる。特に、トルク指令値が約25[Nm]の低速領域において、図10の方が最大で8[Nm]ほど精度よく追従していることがわかるように、本実施例を用いた実験結果である図10では、低速の高トルク側において、指令値通りのトルクが発生していることがわかる。
これより、本実施例を用いると全領域において高精度に追従することが可能であり、そして、特に低速領域において、高トルクの出力を実現することが可能であることがわかる。
<実施例2>
図4は、本発明の実施例2を示す。実施例2は、第1のd軸およびq軸の電流指令値Id*,Iq*と、電流指令演算部8,9の出力値Id**,Iq**との加算値により、第2の電流指令値Id***,Iq***を得る方式の永久磁石同機電動機の制御装置である。
図4において、1〜11,21は図1のものと同一物である。12は第1のd軸電流指令値Id*とd軸の電流指令演算部8の出力値Id**とを加算する加算部、13は第1のq軸電流指令値Iq*とq軸の電流指令演算部9の出力値Iq**とを加算する加算部である。この方法で演算される電流指令値Id***,Iq***を用いて、(数8)に示す電圧指令値Vd***,Vq***を演算し、変換器出力電圧を制御する。
Figure 0004858476
この方式では、トルク発生に比例する電流指令値は、基本的にId*およびIq*により供給される。
また、電圧ベクトル演算部10で設定するモータ定数とモータの実際値が一致していなくとも、電流指令演算部8,9により電動機電流を電流指令値に一致させるように(過不足電流分を補うように)電流指令値が演算されるため、全速度域において高精度なトルク制御を実現することができる。Id*とIdc,Iq*とIqcが各々一致することを考慮すれば、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
また、サンプリング演算周期が長い場合は、制御ゲインを上げることができず高応答を実現することができないが、本実施例のようなフィードフォワード制御をすることにより、即応性を高めることが可能となる。
<実施例3>
図5は、実施例3を示す。本実施例は、第1のd軸およびq軸電流指令値Id*,Iq*の一次進み遅れ信号と、前記電流指令値Id*,Iq*の一次遅れ信号と電流検出値Idc,Iqcから演算される電流指令値Id**′,Iq**′との加算値より、第2の電流指令値Id***′,Iq***′を得る方式の永久磁石同機電動機の制御装置である。
図5において、1〜11,21は図1のものと同一物である。12はd軸の電流指令演算部8の出力値Id**とd軸の第1の電流指令値Id*とを加算する加算部、13はq軸の電流指令演算部9の出力値Iq**とq軸の第1の電流指令値Iq*とを加算する加算部、14は遅れ時定数T1dのゲインを持つ一次遅れフィルタ15は遅れ時定数T1d,進み時定数T2dのゲインを持つ一次進み遅れフィルタ16は遅れ時定数T1qのゲインを持つ一次遅れフィルタは遅れ時定数T1q,進み時定数T2qのゲインを持つ一次進み遅れフィルタである。この方法で演算される電流指令値Id***′,Iq***′を用いて、(数9)に示す電圧指令値Vd***′,Vq***′を演算し、変換器出力電圧を制御する。
Figure 0004858476
ここで、d軸およびq軸電流指令演算部8,9の比例ゲイン(Kpd,Kpq),積分ゲイン(Kid,Kiq)を、(数10)のように設定し、
Figure 0004858476
ここに、ωcd,ωcqはd軸およびq軸の制御応答角周波数[rad/s]である。また、Ld,Lqは電動機のインダクタンス分、Rは電動機の抵抗分である。14〜17の演算部において、T1d,T2d,T1q,T2qを、(数11)のように設定すると、
Figure 0004858476
電流指令値Id*,Iq*から、電流検出値Idc,Iqcまでの電流制御応答を(数12)のように、一次遅れで定義することができるので、オーバーシュート・レスなトルク制御系を構成することが可能である。
Figure 0004858476
このような方式でも、Id*とIdc,Iq*とIqcが各々一致することを考慮すれば、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかであり、さらにオーバーシュート・レスなトルク制御系を構築することができる。
<実施例4>
上記の実施例1〜3までは、高価な電流検出器3で3相の交流電流Iu〜Iwを検出する方式であったが、電流検出器を用いずに電流検出を行うことができる。図6に、この実施例4を示す。図6において、1,2,4〜11,21は、図1のものと同一物である。17は電力変換器の入力母線(直流シャント抵抗)に流れる直流電流IDCから、同期電動機に流れる3相の交流電流Iu,Iv,Iwを推定する電流推定部である。
この推定電流値Iu^,Iv^,Iw^を用いて、座標変換部7において、d軸及びq軸の電流検出値Idc,Iqcを演算する。このような方式でも、Id*とIdc,Iq*とIqcが各々一致することから、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
また、これにより、電流検出器の代わりにあらかじめ過電流防止のために組み込まれている直流シャント抵抗からIdc,Iqcを求めるため電流検出器を少なく制御することが可能である。
<実施例5>
実施例5は、安価な電流検出を行う制御装置に、図4の制御装置を適用したものである。図7に、実施例5の構成を示す。図7において、1,2,4〜13,21は、図4のものと同一物である。17は電力変換器の入力母線に流れる直流電流IDCから、同期電動機に流れる3相の交流電流Iu,Iv,Iwを推定する電流推定部である。この推定電流値Iu^,Iv^,Iw^を用いて、座標変換部7において、d軸及びq軸の電流検出値Idc,Iqcを演算する。このような方式でも、Id*とIdc,Iq*とIqcが各々一致することから、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。また、これにより、電流検出器の代わりにあらかじめ過電流防止のために組み込まれている直流シャント抵抗からIdc,Iqcを求めるため電流検出器を少なく制御することが可能である。
<実施例6>
実施例6は、安価な電流検出を行う制御装置に、図5の制御装置を適用したものである。図8に、実施例6の構成を示す。図8において、1,2,4〜17,21は、図5のものと同一物である。17は電力変換器の入力母線に流れる直流電流IDCから、同期電動機に流れる3相の交流電流Iu,Iv,Iwを推定する電流推定部である。この推定電流値Iu^,Iv^,Iw^を用いて、座標変換部7において、d軸及びq軸の電流検出値Idc,Iqcを演算する。このような方式でも、Id*とIdc,Iq*とIqcが各々一致することから、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
また、これにより、電流検出器の代わりにあらかじめ過電流防止のために組み込まれている直流シャント抵抗からIdc,Iqcを求めるため電流検出器を少なく制御することが可能である。
<実施例7>
図11は、本発明の実施例7を示す。実施例7は、d軸側では第1の電流指令値を、q軸側では第2の電流指令値Iq**を使って電圧ベクトル演算を行う方式の永久磁石同機電動機の制御装置である。図において、1〜7,8〜11,21は図1のものと同一物である。
この方法でも、d軸電流指令値が零(Id*=0)であれば、Iq*とIqcが一致することから、前記実施例と同様に動作し、同様の効果が得られることは明らかである。
<実施例8>
図12を用いて本発明をモジュールに適用した例について説明する。本実施例は、第1実施例の実施形態を示すものである。ここで、周波数演算部5,位相演算部6,電圧ベクトル演算部10,d軸電流指令演算部8,q軸電流指令演算部9,座標変換部11は1チップマイコンを用いて構成している。また、1チップマイコンと電力変換器2は、同一基板上で構成される1モジュール内に納められている形態となっている。ここでいうモジュールとは「規格化された構成単位」という意味であり、分離可能なハードウェア/ソフトウェアの部品から構成されているものである。尚、製造上、同一基板上で構成されていることが好ましいが、同一基板に限定はされない。これより、同一筐体に内蔵された複数の回路基板上に構成されても良い。なお、他の実施例においても同様の形態構成をとることができる。
本発明の一実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 図1の制御装置におけるd軸電流指令演算部8の説明図。 図1の制御装置におけるq軸電流指令演算部9の説明図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 本発明を用いない場合のモータの回転数−トルク実測特性。 本発明を用いた場合のモータの回転数−トルク実測特性。 本発明の他の実施例を示す永久磁石同期電動機の制御装置の構成図。 本発明の制御装置を適用したモジュールの実施例の説明図。
符号の説明
1…永久磁石同期電動機、2…電力変換器、3…電流検出器、4…磁極位置検出器、5…周波数演算部、6…位相演算部、7…座標変換部、8…d軸電流指令演算部、9…q軸電流指令演算部、10…電圧ベクトル演算部、17…電流推定部、21…直流電源、Id*…第1のd軸電流指令値、Iq*…第1のq軸電流指令値、Id**,Id***,Id***′…第2のd軸電流指令値、Iq**,Iq***,Iq***′…第2のq軸電流指令値。

Claims (5)

  1. 交流電動機を駆動する電力変換器の出力電圧を制御する交流電動機の制御装置において、回転座標系のd軸の電流検出値が前記回転座標系のd軸の第1の電流指令値に近づくように、前記回転座標系のd軸の第2の電流指令値を作成し、回転座標系のq軸の電流検出値が前記回転座標系のq軸の第1の電流指令値に近づくように、前記回転座標系のq軸の第2の電流指令値を作成し、
    前記交流電動機の電動機定数と、前記q軸の第2の電流指令値と、前記d軸の第2の電流指令値とに基づいて作成したq軸の電圧指令値と、前記交流電動機の電動機定数と、前記d軸の第2の電流指令値と、前記q軸の第2の電流指令値とに基づいて作成したd軸の電圧指令値とから、前記電力変換器の指令電圧を作成し、
    前記d軸の第1の電流指令値と前記d軸の第2の電流指令値とを加算した第1の加算値を求める第1の加算部と、
    前記q軸の第1の電流指令値と前記q軸の第2の電流指令値とを加算した第2の加算値を求める第2の加算部と、
    前記交流電動機の電動機定数と、前記第1の加算値と、前記第2の加算値とに基づいて、前記電力変換器のd軸の電圧指令値を作成し、前記交流電動機の電動機定数と、前記第2の加算値と、前記第1の加算値とに基づいて、前記電力変換器のq軸の電圧指令値を作成することを特徴とする交流電動機の制御装置。
  2. 請求項1記載の交流電動機の制御装置において、
    前記第1の加算値は、前記d軸の第1の電流指令値の一次進み遅れ信号と前記d軸の第2の電流指令値との加算値にすること、前記第2の加算値は、前記q軸の第1の電流指令値の一次進み遅れ信号と前記q軸の第2の電流指令値との加算値にすることを特徴とする交流電動機の制御装置。
  3. 請求項2記載の交流電動機の制御装置において、
    前記一次進み遅れ信号を作成するに必要な一次進み遅れ時定数は、一次進み時定数を、d軸およびq軸のインダクタンス値とモータ抵抗値の比に基づいて決定し、一次遅れ時定数は、制御応答角周波数又は制御ゲインに基づいて決定することを特徴とする交流電動機の制御装置。
  4. 請求項2記載の交流電動機の制御装置において、
    前記電力変換器の指令電圧は、前記第1の加算値と、前記第2の加算値と、電動機定数と、電力変換器の周波数指令値に基づいて作成することを特徴とする交流電動機の制御装置。
  5. 請求項4記載の交流電動機の制御装置において、
    前記電流検出値は、前記電力変換器の直流電流検出値に基づいて作成することを特徴とする交流電動機の制御装置。
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