JP4857923B2 - クリーニング装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体上に定着像からなる画像を形成する画像形成装置、および、この画像形成装置に備えられる、像保持体表面に残留した残留物をクリーニングするクリーニング装置に関する。
従来より、感光体の表面に形成した現像像の、被転写体への転写後に感光体表面に残留した残留物を除去する手段として、導電性のブラシを残留物の主な帯電極性とは逆極性に帯電することで、静電気力により感光体表面から残留物を除去するクリーニング装置を備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、画質向上のために、上述の帯電ブラシよりも感光体の回転方向上流側に、感光体表面に付着した放電生成物を掻き取る機構を備えることが提案されている。
上記提案では、感光体表面に接触しながら回転し、被転写体への現像像の転写後に感光体表面に残留した残留物を一部受け取って、この受け取った残留物により感光体表面を研磨する残留物保持部材を、この帯電ブラシよりも感光体の回転方向上流側に備えることで感光体表面からの放電生成物の掻き取りが行われている。
特開2004−287329号公報
しかしながら、残留物保持部材で保持された残留物には、感光体との接触により帯電性能が低下し、静電的な反発力の低下により凝集して感光体側に再付着するものもあり、このような低帯電性の凝集残留物は、そのままでは、下流側の帯電ブラシによる静電的除去が不能なため、感光体表面の均一な帯電、露光を阻害して画質の低下を引き起こすおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、画質の低下の抑制に寄与するクリーニング装置、および、このクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のクリーニング装置は、
回転する像保持体と、この像保持体表面に所定の電荷を付与する帯電器と、電荷付与後の像保持体表面を露光することにより潜像を形成する露光器と、この潜像をトナーで現像してこの像保持体表面に現像像を形成する現像器と、この現像像を被転写体に転写する転写器とを有し、上記像保持体表面に形成した現像像を記録媒体上に転写および定着することによりこの記録媒体上に定着像からなる画像を形成する画像形成装置に備えられる、上記像保持体表面に形成された現像像を上記被転写体に転写した後のこの像保持体表面に残留した残留物をクリーニングするクリーニング装置であって、
回転ブラシと、残留物保持部材と、フィルム状物とを備え、
当該クリーニング装置が画像形成装置に備えられた状態において、
上記回転ブラシが、上記帯電器よりも上記像保持体の回転方向上流側に、この像保持体に接触した状態で配備され、上記被転写体への現像像転写後にこの像保持体表面に残留する残留物を回転しながら回収する、この残留物の極性とは反対の極性の電荷が付与されるものであり
上記残留物保持部材が、上記回転ブラシよりも上記像保持体の回転方向上流側で、かつ上記転写器よりも下流側に、上記像保持体に接触した状態で配備され、上記像保持体表面に接触しながら回転しこの像保持体表面の残留物を一部受け取ってこの残留物によりこの像保持体表面を研磨するものであり
上記フィルム状物が、上記回転ブラシよりも上記像保持体の回転方向上流側で、かつ上記残留物保持部材よりも下流側に配備された、上記像保持体に接触した状態で振動するものであることを特徴とする。
本発明のクリーニング装置では、回転ブラシよりも上記像保持体の回転方向上流側で、かつ残留物保持部材よりも下流側に備えられた、像保持体に接触した状態で振動するフィルム状物で、残留物保持部材において凝集して後像保持体に再付着した凝集残留物を分散させることができる。したがって、本発明のクリーニング装置によれば、凝集残留物を分散させることで、回転ブラシによる非静電的な回収が従来よりも見込めることから、画質の低下の抑制に寄与することができる。
ここで、上記フィルム状物が、交流電圧の印加を受けて振動するものであることが好ましい。
この様にすると、簡易な構成でフィルム状物を振動させることができる。
さらに、上記フィルム状物が、上記交流電圧に直流電圧を重畳したバイアス電圧の印加を受けて振動するものであることも好ましい態様である。
この様にすると、低帯電残留物の電位を上げることができ、これにより回転ブラシによる静電的な回収が可能となり、画質の低下の抑制に一層寄与することができる。
また、上記残留物保持部材が、直径10μm以下の繊維が集合した繊維集合体であることが好ましく、また、上記像保持体が、導電性基体と、この導電性基体上に形成された感光層とを有し、この感光層の最表層が、架橋構造を有する樹脂を含有する電荷輸送層として形成されてなるものであることも好ましい態様である。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
回転する像保持体と、この像保持体表面に所定の電荷を付与する帯電器と、電荷付与後の像保持体表面を露光することにより潜像を形成する露光器と、この潜像をトナーで現像してこの像保持体表面に現像像を形成する現像器と、この現像像を被転写体に転写する転写器とを有し、上記像保持体表面に形成した現像像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりこの記録媒体上に定着像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記像保持体表面に形成された現像像を上記被転写体に転写した後のこの像保持体表面に残留した残留物をクリーニングするクリーニング装置を備え、
上記クリーニング装置が、
上記帯電器よりも上記像保持体の回転方向上流側に、この像保持体に接触した状態で配備され、上記被転写体への現像像転写後にこの像保持体表面に残留する残留物を回転しながら回収する、この残留物の極性とは反対の極性の電荷が付与された回転ブラシと、
上記回転ブラシよりも上記像保持体の回転方向上流側で、かつ上記転写器よりも下流側に、上記像保持体に接触した状態で配備された、上記像保持体表面に接触しながら回転しこの像保持体表面の残留物を一部受け取ってこの残留物によりこの像保持体表面を研磨する残留物保持部材と、
上記回転ブラシよりも上記像保持体の回転方向上流側で、かつ上記残留物保持部材よりも下流側に配備された、上記像保持体に接触した状態で振動するフィルム状物とを備えたものであることを特徴とする。
本発明によれば、画質の低下の抑制に寄与するクリーニング装置、および、このクリーニング装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明のクリーニング装置の実施形態について説明する。
図1は、本発明のクリーニング装置の第1実施形態が備えられた、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタを示す概略構成図である。
図1に示すプリンタ1は、帯電器11により所定の電荷が付与された、矢印Aの向きに回転する感光体10の表面に、送信されてきた画像データに基づいて露光器12で生成した露光光を照射することで静電潜像を形成し、形成した静電潜像を現像器13に収容したトナーで現像し、この現像により得られた現像像を、用紙トレイ16から用紙搬送装置17により引き出され矢印Bに向きに搬送されてきた記録用紙上に転写器14によって転写し、定着器15により定着することにより記録用紙上に画像を形成するモノクロ画像専用機である。
また、図1に示すプリンタ1には、感光体10の表面に形成された現像像が転写器14により記録用紙に転写された後に、感光体表面に残留する残留物を感光体表面から除去する、ハウジング180を有するクリーニング装置18が備えられている。
図2は、図1に示すクリーニング装置の構成図である。
図2に示すクリーニング装置18は、記録用紙への現像像転写後に感光体表面に残留する残留物を回転しながら回収する、残留物の帯電極性とは逆極性に帯電された静電ブラシ181と、この静電ブラシ181よりも感光体10の回転方向上流側の、感光体10に接触する位置に配備された、感光体表面に接触しながら回転して感光体表面の残留物を一部受け取り、受け取った残留物により感光体表面を研磨する、ロール基体およびロール基体の周囲に巻き付けられた不織布からなる補助クリーナ183と、静電ブラシ181よりも感光体10の回転方向上流側で、かつ補助クリーナ183よりも下流側に配備された、感光体10に接触した状態で振動する導電・絶縁シール184とで構成されている。
また、図2に示すクリーニング装置18は、回転する静電ブラシ181に回転しながら接触して、静電ブラシ181が感光体表面から静電的に除去した残留トナーを静電的に回収する回収ロール182、および、回収ロール182に接触し、回収ロール182が回収した残留物を掻き落とすスクレーパ185を備えている。
静電ブラシ181は、回転シャフト外周上に無数の繊維を配したロール状のものであり、感光体10に対しブラシの先端が僅かに食い込む様に配置されている。また、静電ブラシ181は、感光体10の周面移動方向と逆方向に静電ブラシ181の周面が回転移動することで、感光体10と摺接し、感光体表面から残留トナーやトナー外添剤を静電的に吸着する。
回収ロール182は、静電ブラシ181よりも絶対値の高い且つ同極性のクリーニングバイアスが印加され、その外周面が静電ブラシ181の外周面に接触する様に配置されており、静電ブラシ181が吸着した残留トナー等を静電的に回収する。回収ローラ182が回収した残留トナー等は、スクレーパ185により掻き落とされる。
導電・絶縁シール184は、残留物保持部材183から感光体10に再付着した低帯電の凝集残留物分散のための、0.1kHz〜3.2kHzの交流電圧が印加されて振動する、さらには、低帯電の凝集残留物に電荷を付与するための−100V〜500Vの直流電圧の重畳印加を受けたフィルム状物である。尚、図2には、交流電源1841と直流電源1842がこの導電・絶縁シール184に繋がれている様子が示されている。
本実施形態のクリーニング装置18では、静電ブラシ181よりも感光体10の回転方向上流側で、かつ補助クリーナ183よりも下流側に、感光体10に先端が接触した状態で配置された導電・絶縁シール184が、補助クリーナ183において凝集し感光体10に再付着した、低帯電の凝集残留物を分散させると共に帯電する。したがって、本実施形態のプリンタ1に備えられた、本実施形態のクリーニング装置18によれば、凝集残留物が分散され帯電されることで、静電ブラシ181による静電的な回収が見込めることから、画質の低下の抑制に寄与することができる。
尚、このクリーニング装置18が、画像非形成時に直流電圧のスイッチングを行うことにより、導電・絶縁シール184に残留物が過剰に堆積する前に感光体側に吐き出す機能をもっているものであってもよい。また、現像像の転写を終えた感光体の表面に残存する、いわゆる転写残トナーは、転写電界の影響でその電位にバラツキを生じており、本来の帯電極性である負極から逆極に反転したものまで存在する。負極の転写残トナーおよび逆極に反転した転写残トナーまで効率的に除去する目的で、静電ブラシ181と回収ロール182とスクレーパ185からなるクリーニングユニットを感光体10に対して2つ設置し、ユニット毎に異なる極性を与えることもできる。また、これら感光体10およびクリーニング装置を一つのプロセスカートリッジとして用いることができる。このようにプロセスカートリッジとすることでメンテナンスフリーを実現すると共に、プロセスカートリッジを交換するだけで高品質の画像形成を容易に繰り返すことができる。
図3は、本発明のクリーニング装置の第2実施形態等の概略構成図である。尚、図3に示す部材で、図2に示す部材と同じ種類の部材には、図2において付した符号と同じ符号をしている。
図3(a)には、後で説明する実施例2に適用される、本実施形態のクリーニング装置20が示されており、このクリーニング装置20と第1実施形態のクリーニング装置18との相違点は、このクリーニング装置20では、直流電圧の重畳が省略されている点である。尚、第1実施形態であるクリーニング装置18は、後で説明する実施例1に適用される。
図3(b)には、本実施形態のクリーニング装置20から交流電圧の印加を省略した、後で説明する比較例1に適用されるクリーニング装置30が示されており、図3(c)には、本実施形態のクリーニング装置20では静電ブラシ181と補助クリーナ183の間に配備されている導電・絶縁シール184が、帯電器(図1参照)11と静電ブラシ181の間に移された、比較例2に適用されるクリーニング装置40が示されており、図3(d)には、図3(c)に示すクリーニング装置40から交流電源1841を省略した、比較例2に適用されるクリーニング装置50が示されている。
図4は、これら実施例および比較例を備えたプリンタにおいて行った実験の結果を示す図である。
図4(a)には、実施例1である、第1実施形態のクリーニング装置18が配備されたDocuCentre Color 500(富士ゼロックス社製)において、周波数が0.05〜6.4kHzのAC電圧(400Vp−p)と、−50〜−700VのDC電圧とを適宜組み合わせて重畳印加した場合の、1〜500枚の連続プリントでの点状汚れについての評価が示されており、‘○’は、点状汚れ無しを、‘×’は、点状汚れの発生を、‘−’は、評価なしを意味している。尚、トナーおよび現像剤には、DocuCenter Color f450(富士ゼロックス社製)で使用されているトナーおよび現像剤を用い、22℃、55RH%の環境下で、画像パターンとしては、プロセス方向長さ9mm、軸方向長さ27mmとなるベタ濃度100%の複数個のパッチを作成した。尚、A4紙面全体での平均画像密度は5%となっている。
図4(a)からは、上述の範囲の組み合わせのうち、周波数が0.1〜3.2kHzのAC電圧(400Vp−p)と、−100〜−500VのDC電圧とを組み合わせた重畳電圧を導電・絶縁シール184に印加すれば、プリント上に点状汚れは観察されず、凝集残留物に対する分散および帯電が最適に行われることが明らかになっている。尚、AC電圧の周波数を0.05kHzに設定した場合、および、6.4kHzに設定した場合の評価が‘△’になっているのは、前者については、振動の周期が遅くなり、凝集残留物の分散がし難くなることによるものであり、また、後者については、導電・絶縁シール184が追随しにくくなることによるものである。また、DC電圧を−50Vに設定した場合、および、ー700Vに設定した場合の評価が‘△’になっているのは、前者については、電荷付与がし難くなることによるものであり、後者については、感光体表面と導電・絶縁シール184の間で放電が発生し、感光体表面が多少劣化したことによるものである。
図4(b)には、プリントサンプル中から500枚を取り出し、プリントの点状汚れについての目視による評価が示されており、ここでの初期とは1〜500枚の連続プリントについての評価であり、20kPVとは、19500〜20000枚の連続プリントについての評価である。尚、‘◎’は点状汚れがゼロであることを、‘○’は点状汚れがごく僅かであることを‘△’は点状汚れがやや目立つことを、‘×’は点状汚れが目立つことを意味している。
実施例1については、初期および20kPVともに、プリント中に点状汚れは発生しておらず、凝集残留物の分散および帯電が良好に行われていると推測できる。実施例2については、分散は行われているものの帯電が行われていないことで、実施例1よりも評価は下がるものの、点状汚れはごく僅かである。これに対し、比較例1については、導電・絶縁シール184が非振動のため、凝集残留物が時間と共に堆積し、その後像保持体表面に再付着したため、初期における点状汚れはごく僅かだが、20kPVでは点状汚れがやや目立つ。比較例2については、交流電圧が印加された導電・絶縁シール184の配備位置が、静電ブラシ181よりも下流側であることから、初期および20kPVを通じて点状汚れがやや目立つ。比較例3については、非振動の導電・絶縁シール184が、静電ブラシ181よりも下流側に配備されていることで、初期段階では点状汚れがやや目立つ程度であるものの、時間と共に凝集残留物が堆積し、その後像保持体表面に再付着したために、20kPVの段階では点状汚れが目立つ。
図4(c)には、各実施例および各比較例において20000枚の連続プリントを行った場合の、像流れおよびフィルミングの評価結果が示されている。像流れの評価は、高温高湿(28℃,85RH%)環境下に一晩放置したのちにプリントしたプリント画質を目視することにより行い、画質評価サンプルは300線20%である。フィルミングの評価は、感光体表面を目視することにより行った。評価については、‘◎’は発生せず、‘○’はごく僅か‘△’はやや目立つ、‘×’は目立つとしている。
実施例1および実施例2については、像流れ、フィルミングともにほとんど発生せず良好であるものの、比較例1から比較例3にかけて徐々にこれらが発生している。
以上の実験結果により、導電・絶縁シール184を振動させると共に、これを、静電ブラシ181と補助クリーナ183の間に配備する必要があること、さらには、導電・絶縁シール184に帯電性能を付与することが、画質の低下の抑制に最も寄与することが証明された。以下は、上述の実験の詳細条件である。
静電ブラシ181のブラシには、太さ2d、電気抵抗1.0×10Ω、毛足長さ3.5mm、密度1.2万本/inchのポリエステル樹脂製のものを、感光体への食い込み量0.5mm、周速171mm/sで感光体10の回転方向に対し逆回転で回転させた。尚、静電ブラシ181への印加バイアスは、+260Vとした。
回収ロール182には、フェノール樹脂に導電性カーボンを分散させた、電気抵抗1.0×10Ω、曲げ弾性率100Mpa、ロックウェル硬度120のものを用い、静電ブラシ181への食い込み量を1.0mmとして、周速201mm/sで静電ブラシ181の回転方向に対し逆回転で回転させた。尚、印加バイアスは、+660Vとした。
スクレイパ185には、材質がSUS304の厚み80μmのものを用い、回収ロール182への食い込み量を1.3mm、フリーレングスを8.0mmとした。
補助クリーナ183には、材料がナイロンの、繊維太さ3〜5μm、厚み430μmの不織布WP8085(日本バイリーン社製)を用い、感光体10への食い込み量を1.3mmとした。
導電・絶縁シール184には、材質がPET/アルミニウムハイブリッドシートの、厚みが110μmのものを用い、感光体への食い込み量を2.0mm、フリーレングスを6.0mmとし、周波数0.05〜6.4kHzの印加AC電圧(400Vp−p)と、−50〜700VのDCオフセット電圧とを重畳して印加した。
スクレーパ185には、SUS304の厚みが80μmのものを用い、回収ロール182への食い込み量を2mm、フリーレングスを8.0mmとした。
感光体10には、ジルコニウム化合物(商品名:オルガチックスZC540、マツモト製薬社製)を100質量部、シラン化合物(商品名:A1100、日本ユニカー社製)を10質量部、イソプロパノールを400質量部、及びブタノールを200質量部混合して得た下引層形成用塗布液を、ホーニング処理を施した外径84mmφの円筒状アルミニウム基材に浸漬塗布し、150℃で10分間加熱乾燥して膜厚0.1μmの下引層を形成し、Xf線回折スペクトルにおけるブラッグ角(2θ±0.2°)が、7.5°、9.9°、12.5°、16.3°、18.6°、25.1°および28.3°に強い回折ピークを持つヒドロキシガリウムフタロシアニンを1質量部、ポリビニルブチラール(エスレックBM−S、積水化学社製)を1質量部、及び酢酸n−ブチルを100質量部混合し、さらにガラスビーズとともにペイントシェーカーで1時間処理して分散して得た電荷発生層形成用塗布液を、この下引層上に浸漬塗布し100℃で10分間加熱乾燥して膜厚約0.15μmの電荷発生層を形成した。これに、以下の化学式1で示される電荷輸送材料を2質量部、以下の化学式2で示される構造単位を有する高分子化合物(粘度平均分子量39,000)を3質量部、及びクロロベンゼンを20質量部を混合して得た電荷輸送層形成用塗布液を、この電荷発生層上に浸漬コーティング法で塗布して110℃で40分加熱し、膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、さらに、以下の化学式3で示される化合物を2.5質量部、ショウノールBRL−204(昭和高分子製)を3質量部、ヒンダードフェノール系酸化防止剤(AO−80:旭電化製)を0.1質量部、フッ素グラフトポリマー(ZX007C:富士化成製)を0.2質量部、及びフッ素カップリング剤(KBM−7803:信越化学製)を0.1質量部混合し、イソプロピルアルコール5質量部、メチルブチルケトン5質量部に溶解させて得た保護層形成用塗布液電荷輸送層の上にリング型浸漬塗布法により塗布し、室温で30分風乾した後、150℃で1時間加熱処理して硬化させ、膜厚約3μmの保護層を形成して得られたものを用いた。
Figure 0004857923
Figure 0004857923
Figure 0004857923
尚、静電ブラシ181の材料としては、本実施形態で用いたポリエステル樹脂繊維以外に、ナイロン、アクリル、ポリオレフィン等の樹脂繊維を挙げることができ、導電性粉末やイオン導電剤を配合して導電性を付与したり、繊維一本一本の内部あるいは外部に導電層が形成されたもの等を用いることができる。その抵抗値としては、繊維単体で10〜10Ωのものが好ましく、より好ましくは10〜10Ω、繊維の太さは30d(デニール)以下、好ましくは20d以下であり、より好ましくは2d〜10d、繊維の密度は2万本/inch以上、好ましくは3万本/inch以上であり、より好ましくは6万本/inch以上である。具体的には、ベルトロン(カネボウ製)、SA−7(東レ製)、UUナイロン(ユニチカ製)などが挙げられる。さらに、導電性を付与する材料は、繊維中に均一に配合されたものがクリーニング維持性に優れより好ましい。また、静電ブラシ181と感光体10との食い込み量は0.1〜2.5mmが望ましく、好ましくは0.5〜2.0mmであり、より好ましくは0.9〜1.8mmである。
回収ロール182は、熱硬化性樹脂であり加熱により硬化(架橋)が進むことから、成形後の収縮が起こり難く求められる寸法精度に対し非常に優位である。回収ロール182に用いる熱硬化性樹脂としては、本実施形態で用いたフェノール樹脂の他に、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等を挙げることができるが、フェノール樹脂は寸法精度が高く、成形がし易く、且つ成形品の表面平滑性に優れ、更には安価であることから材料として最適である。
また、回収ロール182の、JIS−K7203に於ける曲げ弾性率は、700Kpa以上が好ましい。曲げ弾性率が700Kpaに満たないと、回収ローラ182に撓みを生じ静電ブラシ181及びスクレーパ185との当接位置や食い込み量を一定に保つことが困難となりやす。また、曲げ弾性率の低い材料を用い、回収ローラ182の肉圧を増加させ剛性を保とうとすると、成形収縮が大きくなり所望の寸法精度が得られないばかりか、重量および成形時間が増し、後加工が必要になる等の諸問題を引き起こし、コストアップとなってしまう。また、回収ロール182は、静電ブラシ181およびスクレーパ185と絶えず接触状態にあることから、磨耗に強い材料から構成されることが求められ、磨耗量がJIS−K6902における磨耗量20mgを越えると回収ローラ182の寿命が短くなり、頻繁に交換せざるを得なくなる。また、磨耗量が小さいと、静電ブラシ181およびスクレーパ185の当接圧や食い込み量を大きく設定でき、長期に渡り感光体10を安定的にクリーニングできるため、JIS−K6902における磨耗量は20mg以下であることが好ましい。また、削れに対し非常に強いローラとするため、回収ロール182のJIS−K7202におけるロックウェル硬さが、100M以上であることが好ましい。また、剛性を増加させると共に電気抵抗を所定の範囲に調整する目的で、回収ロール182中に有機フィラー又は無機フィラーの何れかを単独又は複数、および、有機フィラーと無機フィラーの両方を各一種又は複数種充填しても良い。ここで言う有機フィラーとは、カーボンブラック、炭素粉、グラファイト、磁性粉、酸化亜鉛、酸化すず、酸化チタン等の金属酸化物、硫化銅、硫化亜鉛等の金属硫化物、ストロンチウム、バリウム、希土類等のいわゆるハードフェライト、マグネタイト、銅、亜鉛、ニッケルおよびマンガン等のフェライト、または、これらの表面を必要に応じ導電処理したもの、銅、鉄、マンガン、ニッケル、亜鉛、コバルト、バリウム、アルミニウム、錫、リチウム、マグネシウム、シリコン、リン等の異なる金属元素を含んだ酸化物、水酸化物、炭酸塩又は金属化合物等から選ばれ、高温中で焼成して得られる金属酸化物の固溶体、いわゆる複合金属酸化物等であり、無機フィラーとは、錫、鉄、銅、アルミ等の金属粉体や金属繊維、ガラス繊維等が挙げられる。
回収ロール182の電気抵抗が、1×105Ωより低い場合には、電荷注入が起こり静電ブラシ181が吸着したトナーや紙粉等の微粉末の極性が反転し、電気的に吸着することが出来なくなってしまう。逆に回収ロール182の電気抵抗が1×1010Ωを上回ってしまうと、回収ローラ182に電荷が蓄積される、いわゆるチャージアップが起こり、やはり電気的にトナーや紙粉等の微粉末を吸着出来なくなるため、回収ロール182の500V印加時の電気抵抗は1×10〜1×1010Ωの範囲で使用され、好ましくは1×10〜1×10Ωである。
また、効率的にトナーや紙粉等の微粉末を静電的に吸着移動させるため、感光体表面に当接配置された静電ブラシ181と、この静電ブラシ181に当接配置された回収ロール182とに電位差のあるクリーニングバイアスを印加することが好ましい。静電ブラシ181と回収ロール182との電位差は|100V|以上、好ましくは|200V|以上が望ましく、上限はバイアスリーク限界で規制され、|650V|以下に抑える事が好ましい。
補助クリーナ183は、表面が微細な極細繊維からなり、感光体接触面との間にミクロな間隙を作ることによって、感光体表面に残留した残留トナーなどを密に保持しやすく、それによって感光体表面に付着した放電生成物や外添剤等を均一に除去する。ここで、極細繊維は0.2d〜1.0d、典型的には0.2d〜0.5dのものを意味し、0.2d以下のものは超極細繊維と称する。超極細繊維の繊維径は、約1μm〜5μm程度で、1μm以下のものは超極細微細繊維と称する。なお、本実施形態では、超極細微細繊維も極細繊維と同様に取り扱うことができるが、繊維径としては10μm以下であればよい。極細繊維の構成材料としては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、アクリル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維などの合成繊維、アセテートなどの半合成繊維、レーヨン、キュプラ、ポリノジックなどの再生繊維、パルプ、絹、綿、麻、石綿、羊毛からなる天然繊維を使用することができる。また、これらの繊維を複数組み合わせてなる芯鞘型、サイドバイサイド型の複合繊維なども使用することができる。これらの極細繊維は、例えば、ノズルから繊維を紡糸するとともに圧縮空気を作用させることに繊維を細繊度化させたメルトブロー法によって得ることができる。また、横断面形状が、例えば、一成分中に他成分を島状に配置した海島型繊維、異なる成分を交互に層状に積層した多重バイメタル型、あるいは一成分を他成分中に放射上に配置した菊花型(オレンジ型)繊維を分割することにより得ることができる(以下、これらの極細繊維に分割可能な複合繊維を「分割性繊維」という)。この分割性繊維を構成する樹脂成分の組み合わせとして、例えば、2つの樹脂成分からなる場合、ポリアミド系樹脂とポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂とポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂とポリアクリロニトリル系樹脂などの異系樹脂同士、ポリエチレンとポリプロピレンのように同系樹脂同士がある。これらの分割性繊維を機械的作用(例えば、水流などの流体流による分割、一対のロールの押圧による分割、平板プレス装置の押圧による分割など)および化学的作用(例えば溶剤による樹脂成分の除去または膨潤など)により分割して極細繊維を得ることもできる。
繊維の布への加工方法としては、糸を編み二次元的材料を構成させる方法と、繊維から直接布を作る方法とがあり、後者は繊維を相互に接着させたり、機械的に絡ませたりしてシート状に加工するものであり、これを不織布と呼んでいる。いずれの方法よっても、本実施形態の補助クリーナ183として用いることができるが、布の強度、密度が大きく柔軟性に富み、繊維間に残留トナーを良好に保持でいるという点で不織布が望ましい。
不織布の製造工程は、一般に繊維ウエブ形成工程と繊維間結合工程の2工程からなり、繊維ウエブの形成方法としては、例えば、短繊維(15〜100mm)をカードと呼ばれる機械を用いて、あるいは、エアレイと呼ばれる空気流を用いて一定方向またはランダムに並べて形成する乾式法、また、ごく短い繊維を水中に分散し網状のネットに漉き上げて形成する湿式法、溶かした原料樹脂を直接ノズルの先から溶出、紡糸させ、連続した長い繊維でフリースを形成するスパンボンド法がある。繊維間結合の方法としては、エマルジョン系の接着樹脂を含浸あるいはスプレー等の方法で繊維ウエブに付着させ、加熱、乾燥させ繊維の交点を接着するケミカルボンド法、熱ロールの間を通して熱圧着する、または熱風を当て繊維同士を接着させるサーマルボンド法、高速で上下するニードルで繰り返し突き刺し、ニードルに刻まれたバーブという突起により繊維を絡ませるニードルパンチ法、高圧の水流を柱状に噴射して繊維を絡ませる水流絡合法などがある。
なお、機械的に分割可能な繊維から繊維ウエブを形成し、ニードルパンチあるいは流体流によって繊維同士を絡合させると、同時に繊維を分割することができ、製造上好ましい。
ここで、極細繊維は、20質量部以上含まれていることが好ましいが、多ければ多いほど繊維シート表面が均一になるため、100質量部含まれていることが最も好ましい。このような不織布としては、例えば、トレシー、エクセーヌ(以上東レ社製)、ザビーナミニマックス、クラウゼン(以上カネボウ社製)、ミエミエ(三菱レーヨン社製)、ミクロスター(帝人社製)、ベンリーゼ、ルクサー、ベンコット(以上旭化成工業社製)、生分解性不織布(金井重要工業社製)、FLEXILON(ヴェラテックジャパン社製)、クラレフレックス(クラレ社製)、サフロン(三昌社製)、ミラクルクロス(大和紡績社製)、ソンタラ(デュポンジャパン社製)、KFペーパー(東洋紡績社製)、パルクロス(本州製紙社製)などを挙げることができる。
また、極細繊維布を、バックアップ材として弾性を有する押し当て部材に貼り付けて、その表面が感光体10に所定の圧力で押し当てられていることが望ましい。バックアップ材としては、発泡ウレタン、ウレタンゴム、シリコーンゴムなどが挙げられる。バックアップ材によって感光体10に極細繊維を押し付ける圧力としては、0.5〜6.0gf/mmの範囲であることが好ましい。更に好ましい範囲は1.0〜4.0gf/mmである。押し付け圧が0.5gf/mmより低いと充分な摺擦機能を発揮することができず、6.0gf/mmより高いと感光体10との摺擦が強すぎて部材自体および感光体10の劣化を招き、却ってフィルミング等を誘発する。
また、押し当て部材をロール状に形成し、極細繊維布をその周囲に貼り付けて用いてもよい。このような極細繊維布ロールは回転する感光体表面に対して、任意の周速差をつけて回転させることができ、感光体表面の均一な摩耗を促進し、また回転速度を変化させることによって、感光体表面の摩耗量を制御することもできる。
スクレーパ185には、ステンレス以外にリン青銅の金属薄板でもよく、その厚さは0.02〜2mm程度で使用され、好ましくは、0.05〜1mmであるものが好適である。
導電・絶縁シール184としては、金属シート、あるいは、ゴムにカーボンブラック、金属粒子、有機導電材料などを分散させて体積抵抗率を調整した導電性シートが挙げられる。
尚、本実施形態においては備えられていない、感光体表面に残留した残留トナーの帯電を制御する帯電部材を、クリーニング装置18の、感光体10の回転方向上流側に備えるものであってもよい。帯電制御部材としては、例えば、刷毛状ブラシ、導電性ロール部材、帯電チャージャ部材、シート状部材などが挙げられる。この刷毛状ブラシは、炭素繊維や導電性を付与したプラスチック材料等の導電性の素材からなるブラシである。ブラシの形状はこれに限るものではなく、ローラ状のブラシであってもよい。また、ローラ状のブラシとした場合は、回動自在に取り付けて感光体につれ回りするようにしたり、駆動装置を設けて回転駆動させる構成とする。ロール部材としては、芯金を導電性ゴム等の弾性材料からなる導電層で被覆したローラであり、感光体と近接または接触して配置される。芯金にバイアスが印加されて、残留トナーに電荷を与え、極性を調整する。帯電チャージャとしてはコロトロン、スコロトロンが挙げられ、感光体10と非接触で配置される。
また、以上に説明した実施形態では、導電・絶縁シール184が交流電圧と直流電圧とが重畳された電圧を印加した例を挙げて説明したが、本発明ではこれに限るものではなく、導電・絶縁シール184が振動するものであれば、直流電圧の印加が無くても、さらには、交流電圧の印加以外の手段で振動するものであってもよい。
本発明のクリーニング装置の第1実施形態が備えられた、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタを示す概略構成図である。 図1に示すクリーニング装置の構成図である。 本発明のクリーニング装置の第2実施形態等の概略構成図である。 これら実施例および比較例を備えたプリンタにおいて行った実験の結果を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
10 感光体
11 帯電器
12 露光器
13 現像器
14 転写器
15 定着器
16 用紙トレイ
17 用紙搬送装置
18、20 クリーニング装置
180 ハウジング
181 静電ブラシ
182 回収ロール
183 補助クリーナ
184 導電・絶縁シール
1841 交流電源
1842 直流電源
185 スクレーパ

Claims (2)

  1. 回転する像保持体と、該像保持体表面に所定の電荷を付与する帯電器と、電荷付与後の像保持体表面を露光することにより潜像を形成する露光器と、該潜像を現像剤で現像して該像保持体表面に現像像を形成する現像器と、該現像像を被転写体に転写する転写器とを有し、前記像保持体表面に形成した現像像を記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着像からなる画像を形成する画像形成装置に備えられる、前記像保持体表面に形成された現像像を前記被転写体に転写した後の該像保持体表面に残留した残留物をクリーニングするクリーニング装置であって、
    回転ブラシと、残留物保持部材と、フィルム状物とを備え、
    当該クリーニング装置が前記画像形成装置に備えられた状態において、
    前記回転ブラシが、前記帯電器よりも前記像保持体の回転方向上流側に、該像保持体に接触した状態で配備され、前記被転写体への現像像転写後に該像保持体表面に残留する残留物を回転しながら回収する、該残留物の極性とは反対の極性の電荷が付与されるものであり、
    前記残留物保持部材が、前記回転ブラシよりも前記像保持体の回転方向上流側で、かつ前記転写器よりも下流側に、前記像保持体に接触した状態で配備され、前記像保持体表面に接触しながら回転し該像保持体表面の残留物を一部受け取って該残留物により該像保持体表面を研磨するものであり
    前記フィルム状物が、前記回転ブラシよりも前記像保持体の回転方向上流側で、かつ前記残留物保持部材よりも下流側に配備され、前記像保持体に接触した状態で振動するものである
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 回転する像保持体と、該像保持体表面に所定の電荷を付与する帯電器と、電荷付与後の像保持体表面を露光することにより潜像を形成する露光器と、該潜像をトナーで現像して該像保持体表面に現像像を形成する現像器と、該現像像を被転写体に転写する転写器とを有し、前記像保持体表面に形成した現像像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記像保持体表面に形成された現像像を前記被転写体に転写した後の該像保持体表面に残留した残留物をクリーニングするクリーニング装置を備え、
    前記クリーニング装置が、
    前記帯電器よりも前記像保持体の回転方向上流側に、該像保持体に接触した状態で配備され、前記被転写体への現像像転写後に該像保持体表面に残留する残留物を回転しながら回収する、該残留物の極性とは反対の極性の電荷が付与された回転ブラシと、
    前記回転ブラシよりも前記像保持体の回転方向上流側で、かつ前記転写器よりも下流側に、前記像保持体に接触した状態で配備された、前記像保持体表面に接触しながら回転し該像保持体表面の残留物を一部受け取って該残留物により該像保持体表面を研磨する残留物保持部材と、
    前記回転ブラシよりも前記像保持体の回転方向上流側で、かつ前記残留物保持部材よりも下流側に配備された、前記像保持体に接触した状態で振動するフィルム状物とを備えたものであることを特徴とする画像形成装置。
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