JP4857716B2 - 回路装置とその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに機能を代替可能な複数のモジュールを有する半導体集積回路とその製造方法に係り、特に、モジュールの故障による歩留りの低下の改善を図った半導体集積回路に関するものである。
近年の半導体集積回路においては、加工寸法の微細化と回路構成の大規模化が著しく進んでおり、製造上の欠陥による歩留りの低下が深刻化している。このような歩留りの低下を製造条件の最適化だけで改善するのには限界があるため、冗長回路による欠陥の救済手法が用いられるようになってきている。この手法では、全体の回路の一部に予め冗長な回路を設けておき、欠陥部分を冗長回路に置き換えることによって半導体チップ全体が不良品になることを回避する。
例えば特許文献1に記載されるFPGA(field programmable gate array)の論理回路データ生成方法では、故障情報と論理情報から故障回避の必要性を判定し、必要であるなら故障部分の機能を空き部分で代用するように論理情報を変更する。
また、特許文献2に記載される半導体装置では、メモリーマップ型のアドレッシングによって複数の回路モジュール間のデータ転送が行われる。各回路モジュールにIDコードが割り当てられており、そのIDコードを操作してデータの転送先を制御することにより、故障した回路モジュールを冗長な回路モジュールに置き換える。
他方、近年では、半導体集積回路の全体の消費電力に占めるリーク電力の割合が急激に増大しており、パワーゲートなどを用いたリーク電力削減技術が開発され、利用が始まっている。パワーゲートは、電源のオンオフを行うトランジスタであり、システムの動作中に未使用のモジュールの電源をオフすることによって、そのモジュールの電源をオンにしておいた場合に消費される無駄なリーク電力を削減することができる。
また、製造プロセスのばらつきが消費電力に大きな影響を与えるようになってきているため、ICチップごとに電源電圧を調節することも行われている。例えば、動作の高速なICチップは電源電圧を下げ、動作の低速なICチップは電源電圧を上げることにより、ICチップの動作スピードと消費電力のバランスをとり、消費電力の低減を図っている。更に、ICチップの動作状態に応じて電源電圧を動的に変更することも検討されている。
特許第3491579号明細書 特許第3192220号明細書
ところで、冗長回路による欠陥の救済手法と、パワーゲートや電源電圧制御による低消費電力化技術とを組み合わせた場合、以下のような新たな課題が発生する。
冗長回路による欠陥救済手法によってシステムから切り離される未使用のモジュールは、全体の動作に全く関与しないため、その電源は常時オフにすることが好ましい。各モジュールの電源ラインにそれぞれパワーゲートを設ける場合、未使用のモジュールのパワーゲートを常時オフにすれば良いが、どのモジュールが未使用になるかはICチップごとに異なるため、その情報を例えばヒューズなどによって各ICチップに保持する必要がある。ヒューズはトランジスタ等の回路素子に比べて非常に大きいため、これをICチップに形成するとチップサイズが著しく増大する。また、ヒューズを切断するための専用の工程が必要になり、製造工程が増える。
他方、各モジュールの電源ラインをそれぞれ電源ピンに接続すれば、ICチップの外部より電源ピンを介して各モジュールの電源のオンとオフを制御できるため、上述のようなパワーゲートやヒューズが不要になる。しかしながら、この場合、未使用のモジュールがICチップごとに異なるため、電源をオフにすべき電源ピンがICチップごとに異なる。その結果、ICチップを搭載するセット基板において各電源ピンに入力する電源のオンオフ状態をチップごとに変更せねばならなくなり、そのための専用のハードウェアや余分な製造工程が必要になる。
更に、各モジュールの動作状態に応じて各モジュールの電源電圧を動的に制御する場合にも、上述と同様な問題が生じる。すなわち、冗長回路による欠陥救済手法によって、各モジュールに割り当てられる機能がICチップごとに異なるため、電源ピンと各モジュールの機能との対応関係がICチップごとに異なる。その結果、セット基板において各電源ピンの電源電圧の制御方式をチップごとに変更せねばならなくなり、そのための専用のハードウェアや余分な製造工程が必要になる。
また、ICチップの外部で上記のように電源供給をオフしたり電源電圧を制御したりする場合には、そのための回路を冗長モジュールを含む全モジュールの電源ピンに対して設ける必要があるため、回路規模が増大する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造工程の増加や回路規模の増大を抑制しつつ、各モジュールに供給される電源を各モジュールに割り当てる機能に応じて適切に制御することが可能な回路装置とその製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る回路装置は、互いに機能を代替可能な複数のモジュールと、前記複数のモジュールへ供給される電源を入力するための複数の第1電源入力部と、初期状態において前記複数の第1電源入力部に入力される電圧に応じた信号を保持する信号保持部と、前記信号保持部が保持する信号に応じて、所定の複数の機能と前記複数のモジュールとの1対1の関係を設定し、前記複数のモジュールの各々に当該1対1の関係で対応付けた機能を割り当てる機能割り当て部と、各々が前記所定の複数の機能の少なくとも1つに対応する電源を入力する複数の第2電源入力部と、前記複数の第2電源入力部において入力される各電源が、その電源に対応する機能を割り当てられたモジュールへ供給されるように、前記複数の第1電源入力部の少なくとも一部と前記複数の第2電源入力部とを接続する接続部とを具備する。
好適には、前記機能割り当て部は、前記複数のモジュールの少なくとも1つに冗長な機能を割り当て、前記接続部は、前記冗長な機能が割り当てられたモジュールに電源を入力するための第1電源入力部を基準電位線に接続する。
本発明の第2の観点に係る回路装置の製造方法は、互いに機能を代替可能な複数のモジュール、前記複数のモジュールへ供給される電源を入力するための複数の第1電源入力部、初期状態において前記複数の第1電源入力部に入力される電圧に応じた信号を保持する信号保持部、及び、前記信号保持部が保持する信号に応じて、所定の複数の機能と前記複数のモジュールとの1対1の関係を設定し、前記複数のモジュールの各々に当該1対1の関係によって対応付けた機能を割り当てる機能割り当て部を共通の基板若しくは複数の基板に形成する第1の工程と、各々が前記所定の複数の機能の少なくとも1つに対応する電源を入力する複数の第2電源入力部を、共通の基板若しくは複数の基板に形成する第2の工程と、前記第1の工程で形成した前記複数のモジュールを検査し、当該検査結果に応じて、前記機能割り当て部が各モジュールに割り当てるべき機能を決定する第3の工程と、前記第3の工程で決定した各モジュールの機能割り当てに基づいて、前記複数の第2電源入力部において入力される各電源が、その電源に対応する機能を割り当てられたモジュールへ供給されるように、前記複数の第1電源入力部の少なくとも一部と前記複数の第2電源入力部とを接続する接続部を形成する第4の工程とを有する。
好適には、前記第1の工程では、前記複数のモジュールの少なくとも1つに冗長な機能を割り当てるように前記機能割り当て部を形成し、前記第4の工程では、前記冗長な機能が割り当てられたモジュールに電源を入力するための第1電源入力部を所定の基準電位線に接続するように前記接続部を形成する。
本発明によれば、各モジュールに供給される電源を入力するための電源入力部と各機能に対応する電源を入力するための電源入力部とを、各モジュールに割り当てる機能に応じて接続することにより、特殊な製造工程を追加したり複雑な回路を設けたりすることなく、各モジュールに供給される電源を各モジュールに割り当てる機能に応じて適切に制御することが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る回路装置の構成の一例を示す図である。
図1に示す回路装置1は、ICチップ2と、接続部4と、第2電源入力部B1〜B6と、端子T1〜T6とを有する。ICチップ2の半導体基板には、機能割り当て部3と、モジュールM1〜M7と、第1電源入力部A1〜A7とが形成される。
モジュールM1〜M7は、それぞれ本発明のモジュールの一実施形態である。
機能割り当て部3は、本発明の機能割り当て部の一実施形態である。
第1電源入力部A1〜A7は、それぞれ本発明の第1電源入力部の一実施形態である。
第2電源入力部B1〜B7は、それぞれ本発明の第2電源入力部の一実施形態である。
接続部4は、本発明の接続部の一実施形態である。
なお図1では、ICチップ2における信号入出力用の回路や端子についての図示を省略している。
モジュールM1〜M7は、それぞれ所定の機能を持つ一まとまりの回路であり、互いに機能を代替することができる。モジュールM1〜M7は、全て同一の回路構成を有していても良いし、互いに機能を代替可能であれば、その一部に異なる回路構成を有するモジュールを含んでいても良い。
モジュールM1〜M7の回路構成や機能は任意である。例えばDSP(digital signal processor)等の演算・処理機能を持つ回路でも良いし、ルックアップテーブルのように比較的単純な論理演算を行う回路でも良い。また、回路装置に含まれている同等な機能を持った複数の回路の各々を1つのモジュールとして扱っても良い。
また、モジュールM1〜M7は、デジタル回路に限定されるものではなく、アナログ回路でも良い。
機能割り当て部3は、入力される制御信号に応じて、予め定められた7つの機能F1〜F7とモジュールM1〜M7との1対1の関係を設定し、モジュールM1〜M7の各々に当該1対1の関係で対応付けた機能を割り当てる。図1の例では、モジュールM1〜M7にそれぞれ機能F1〜F7が割り当てられている。モジュールM1〜M7がこの7つの機能F1〜F7を分担することによって、ICチップ2の全体若しくは一部の機能が実現される。
モジュールM1〜M7に割り当てる7つの機能F1〜F7には、冗長な機能が含まれていても良い。すなわち機能割り当て部3は、モジュールM1〜M7の少なくとも1つに冗長な機能を割り当てても良い。
ここで「冗長な機能」とは、ICチップ2の全体の機能にとってあってもなくても良い機能のことである。冗長な機能を割り当てられたモジュールは、その電源をオフにしてもICチップ2の全体の機能に影響を与えない。
冗長な機能を割り当てられた回路は、例えばICチップ2の他の回路から一切の信号が入力されず、かつ、他の回路へ一切の信号を出力しない状態に設定される。
従って、欠陥のあるモジュールにこの冗長な機能を割り当てれば、ICチップ2の全体の機能を維持することが可能になり、モジュールの欠陥救済を実現できる。
図1の例において、‘F7’は冗長な機能であり、この機能F7を割り当てられたモジュールには電源が供給されない。
機能割り当て部3による機能の割り当ての変更は、種々の方法によって実現可能である。例えば後述の図2〜図4に示すように、ICチップ2内の他の回路との接続状態を切り替えることによって各モジュールの機能の割り当て変更を行っても良い。各モジュールがプログラム可能な回路である場合には、上述した接続状態の切り替えに加えて、各モジュールのプログラムを変更することにより機能の変更を行っても良い。また、複数のモジュールが共通のバスを介して通信する場合には、バス上において個々のモジュールを識別するための情報(ID)を変更することにより、モジュールの機能変更を行っても良い。また、欠陥のあるモジュールを識別するための情報(ID)に基づき、ソフトウェアでそのモジュールの使用を回避しても良い。
第1電源入力部An(‘n’は1から7までの整数を示す)は、モジュールAnへ供給される電源を入力する。
第1電源入力部Anは、例えば導体のパッドを有しており、このパッドにボンディングされる導体線を介して、ICチップ2の外部から供給される電源を入力する。
第2電源入力部Bi(‘i’は1から6までの整数を示す)は、機能Fiに対応する電源電圧VDDiを入力する。電源電圧VDDiは、機能割り当て部3によって機能Fiを割り当てられたモジュールに供給するための電源電圧であり、回路装置1の外部から端子Tiに印加される。第2電源入力部Biは、端子Tiから電源電圧VDDiを入力する。
第2電源入力部Biは、例えばインターポーザ基板に形成されており、インターポーザ基板の固定の配線を介して端子Tiと電気的に接続される。
また第2電源入力部Biは、例えばインターポーザ基板に形成される導体のパッドを含んでおり、このパッドにワイヤボンディングされる導体線を介して、ICチップ2の半導体基板上に形成される機能Fiのモジュールに電源電圧VDDiを供給する。
接続部4は、第2電源入力部Biにおいて入力される電源電圧VDDiが機能Fiを割り当てられたモジュールへ供給されるように、第1電源入力部A1〜A7の一部と第2電源入力部B1〜B6とを接続する。
接続部4は、例えば、半導体基板に形成される第1電源入力部A1〜A7のパッドとインターポーザ基板に形成される第2電源入力部B1〜B6のパッドとをワイヤボンディングによって接続する導体線(例えば金の細線)によって構成される。
なお接続部4は、機能割り当て部3によって冗長機能F7を割り当てられたモジュールに対応する第1電源入力部に、所定の基準電位線(グランド線)を接続しても良い。例えば図1の例において、機能F7を割り当てられたモジュールM7の電源を入力する第1電源入力部A7に、グランド線を接続しても良い。これにより、冗長な機能を割り当てられたモジュールの電源ラインの電位を安定化できるため、ノイズの発生を抑制できる。
次に、ICチップ2の詳細な構成の一例について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、ICチップ2の構成の一例を示す図である。
ICチップ2は、例えば図2に示すように、モジュールM1〜M7と、一般回路ブロック100と、スイッチ回路SWA1〜SWA6と、スイッチ回路SWB1〜SWB6とを有する。
図2におけるモジュールM1〜M7は、図1における同一の符号と同一の構成要素を示す。
一般回路ブロック100は、本発明の回路ブロックの一実施形態である。
スイッチ回路SWA1〜SWA6及びSWB1〜SWB6を含む回路は、図1における機能割り当て部3に対応する回路であり、本発明のモジュール選択部の一実施形態である。
一般回路ブロック100は、上述したモジュールM1〜M7との間で信号をやり取りするための入出力部P1〜P6を有しており、これらのモジュールと共同して所定の処理を実行する。一般回路ブロック100の回路構成や機能は任意であり、例えば配線のみでも良い。
入出力部P1〜P6は、それぞれ、上述したモジュールM1〜M7のうちの1つのモジュールに少なくとも1つの信号を出力する、及び/又は、当該1つのモジュールにおいて発生する少なくとも1つの信号を入力する。
入出力部P1〜P6は、全てが同一の組合せの信号を入出力しても良いし、異なる組合せの信号を入出力する異なる種類の入出力部を含んでいても良い。
例えばモジュールM1〜M7が3つの出力端子を有する場合において、この3つの出力端子の全てから信号を入力する入出力部や、1つの出力端子のみから信号を入力する入出力部などが混在していても良い。
スイッチ回路SWAi(1≦i≦6)は、入出力部PiとモジュールMiとの間に接続されており、入力される制御信号(不図示)に応じてオン又はオフする。
スイッチ回路SWBiは、入出力部PiとモジュールM(i+1)との間に接続されており、入力される制御信号に応じてオン又はオフする。
スイッチ回路SWA1〜SWA6及びSWB1〜SWB6は、モジュール選択部を構成する。
ここで、モジュール選択部(SWA1〜SWA6,SWB1〜SWB6)は、7つのモジュール(M1〜M7)の中から制御信号に応じて6つのモジュールを選択し、選択した6つのモジュールと6つの入出力部(P1〜P6)とを1対1に接続する機能を有する。
このモジュール選択部(SWA1〜SWA6,SWB1〜SWB6)は、6つの入出力部(P1〜P6)の各々に、2つのモジュールから制御信号に応じて選択した1つのモジュールを接続する。すなわち、入力される制御信号に応じて、モジュールMi又はモジュールM(i+1)の一方を選択し、選択したモジュールを入出力部Piに接続する。
モジュール選択部(SWA1〜SWA6及びSWB1〜SWB6)は、例えば、不図示の制御部から供給される制御信号に応じて、7つのモジュールのうちの故障したモジュール(故障がない場合には予め冗長用に設けられたモジュール)が全ての入出力部から切り離されるように、6つのモジュールを選択する。
例えば、モジュールMn(1≦n≦7)を全ての入出力部から切り離すことを指示する制御信号が入力された場合において、nが2から6までの整数であれば(すなわちモジュールM2〜M6を切り離す場合は)、スイッチ回路SWA1〜SWA(n−1)がオン、スイッチ回路SWAn〜SWA6がオフするとともに、スイッチ回路SWB1〜SWB(n−1)がオフ、スイッチ回路SWBn〜SWB6がオンする。
nが整数1であれば(すなわちモジュールM1を切り離す場合は)、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオフし、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオンする。
nが整数7であれば(すなわちモジュールM7を切り離す場合は)、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオンし、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオフする。
図3は、モジュールM3に欠陥が生じている場合の接続状態を示す。この場合、図示しない制御部は、モジュールM3を全ての入出力部から切り離すように制御信号を生成する。
この制御信号に応じて、スイッチ回路SWA1,SWA2がオン、スイッチ回路SWA3,SWA4,SWA5,SWA6がオフ、スイッチ回路SWB1,SWB2がオフ、スイッチ回路SWB3,SWB4,SWB5,SWB6がオンする。
これにより、入出力部P1とモジュールM1、入出力部P2とモジュールM2、入出力部P3とモジュールM4、入出力部P4とモジュールM5、入出力部P5とモジュールM6、入出力部P6とモジュールM7とがそれぞれ接続され、モジュールM3が一般回路ブロック100から切り離される。
なお、図1に示すICチップ2においてモジュールに割り当てられる機能(F1〜F7)と、図2に示すICチップ2においてモジュールに接続される入出力部との関係は、次の通りである。
すなわち、図1に示すICチップ2において機能Fi(1≦i≦6)を割り当てられるモジュールは、図2に示すICチップ2において入出力部Piに接続される。図1に示すICチップ2において冗長な機能F7を割り当てられるモジュールは、図2に示すICチップ2において全ての入出力部(P1〜P6)から切り離される。
従って、図2に示すICチップ2のモジュールMj(‘j’は2から6までの整数を示す)には機能F(j−1)、機能Fj、又は機能F7の何れかが割り当てられ、モジュールM1には機能F1又は機能F7が割り当てられ、モジュールM7には機能F6又は機能F7が割り当てられる。
また、入出力部Piに接続されるモジュール(Mi又はM(i+1))には、電源電圧VDDiが供給される。
図4は、ICチップ2のより詳細な構成の一例を示す図であり、図2と図4の同一符号は同一の構成要素を示す。
図4に示すICチップ2は、モジュールM1〜M7と、入出力部P1〜P6を持つ一般回路ブロック100と、モジュール選択部50と、制御部60と、記憶部70と、信号入力部80とを有する。
モジュール選択部50は、本発明のモジュール選択部の一実施形態である。
モジュール選択部50及び制御部60を含む回路は、図1における機能割り当て部3に対応する回路である。
モジュール選択部50は、制御部60から供給される制御信号に応じて、モジュールM1〜M7から6個のモジュールを選択し、当該選択した6個のモジュールと一般回路ブロック100の6個の入出力部P1〜P6とを1対1に接続する。
モジュール選択部50は、例えば図4に示すように、スイッチ回路SWA1〜SWA6とスイッチ回路SWB1〜SWB6とを有する。
スイッチ回路SWAi(1≦i≦6)は、入出力部PiとモジュールMiとの間に接続されており、制御部60から供給される制御信号Sciが値‘0’の場合にオン、値‘1’の場合にオフする。
スイッチ回路SWBiは、入出力部PiとモジュールM(i+1)との間に接続されており、制御信号Sciが値‘0’の場合にオフ、値‘1’の場合にオンする。
スイッチ回路SWAiは、入出力部PiからモジュールMiへ伝送される信号をオンオフするスイッチ、及び/又は、モジュールMiから入出力部Piへ伝送される信号をオンオフするスイッチを少なくとも1つ有している。
同様に、スイッチ回路SWBiは、入出力部PiからモジュールM(i+1)へ伝送される信号をオンオフするスイッチ、及び/又は、モジュールM(i+1)から入出力部Piへ伝送される信号をオンオフするスイッチを少なくとも1つ有している。
制御部60は、モジュール選択部50を制御する制御信号Sc1〜Sc6を発生する。すなわち、第1の動作モードにおいて、信号入力部80に入力される信号が指示する1のモジュールを全入出力部(P1〜P6)から切り離すように制御信号Sc1〜Sc6を生成し、第2の動作モードにおいて、記憶部70に書き込まれた情報が指示する1のモジュールを全入出力部(P1〜P6)から切り離すように制御信号Sc1〜Sc6を生成する。
制御部60が動作モードを認識する方法は任意であり、例えば所定の端子に印加される信号に応じて動作モードを認識しても良いし、記憶部70に書き込まれるフラグの値に応じて動作モードを認識しても良い。
第1の動作モードは、主としてモジュールの検査を行う場合に設定され、第2の動作モードは、モジュールの検査が完了した後の通常状態において設定される。
制御部60は、信号入力部80から入力される信号若しくは記憶部70に書き込まれる情報においてモジュールMn(1≦n≦7)を全ての入出力部から切り離すように指示された場合、整数nの値に応じて、次のような制御信号Sc1〜Sc6を出力する。
[2≦n≦6]
この場合、制御部60は、制御信号Sc1〜Sc(n−1)を値‘0’に設定し、制御信号Scn〜Sc6を値‘1’に設定する。
これにより、スイッチ回路SWA1〜SWA(n−1)がオン、スイッチ回路SWAn〜SWA6がオフ、スイッチ回路SWB1〜SWB(n−1)がオフ、スイッチ回路SWBn〜SWB6がオンに設定される。その結果、モジュールM1〜M(n−1)が入出力部P1〜P(n−1)と1対1に接続され、モジュールM(n+1)〜M7が入出力部Pn〜P6と1対1に接続され、モジュールMnが全入出力部から切り離される。
[n=1]
この場合、制御部60は、制御信号Sc1〜Sc6を全て値‘1’に設定する。
これにより、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオフ、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオンに設定される。その結果、モジュールM2〜M7が入出力部P1〜P6と1対1に接続され、モジュールM1が全入出力部から切り離される。
[n=7]
この場合、制御部60は、制御信号Sc1〜Sc6を全て値‘0’に設定する。
これにより、スイッチ回路SWA1〜SWA6が全てオン、スイッチ回路SWB1〜SWB6が全てオフに設定される。その結果、モジュールM1〜M6が入出力部P1〜P6と1対1に接続され、モジュールM7が全入出力部から切り離される。
この制御部60は、例えば図4に示すように、デコード部601と、OR回路602−2〜602−6とを有する。
デコード部601は、記憶部70若しくは信号入力部80から入力される信号をデコードし、そのデコード結果を信号Sd1〜Sd6として出力する。
すなわち、記憶部70に記憶される情報若しくは信号入力部80から入力される信号がモジュールMnを全ての入出力部から切り離すように指示する場合、デコード部601は、整数nの値に応じて、次のような信号Sd1〜Sd6を生成する。
‘n’が1から6までの整数であれば、信号Sdnを‘1’とし、他の信号を‘0’に設定する。
‘n’が整数7であれば、信号Sd1〜Sd6を全て値‘0’に設定する。
信号Sd1〜Sd6は、モジュールM1〜M7の各々を全入出力部から切り離すか否か指示する信号であることから、以下では指示信号Sd1〜Sd6と呼ぶ。
デコード部601は、第1の動作モード(モジュール検査時の動作モード)において、信号入力部80から入力される信号に応じて指示信号Sd1〜Sd6を生成し、第2の動作モード(モジュール検査完了後の動作モード)においては、記憶部70に書き込まれた情報に応じて指示信号Sd1〜Sd6を生成する。
なお、図4の例においてデコード部601が出力する指示信号Sd1は、モジュール選択部50に供給される制御信号Sc1と同じである。
OR回路602−2〜602−6は、それぞれ2つの入力と1つの出力を有する論理和演算回路であり、この順番で縦続接続されている。
OR回路602−2は、2つの入力の一方に指示信号Sd1(=制御信号Sc1)、他方に指示信号Sd2を入力する。OR回路602−2の出力は、制御信号Sc2としてモジュール選択部50に供給される。
OR回路602−k(kは、3から6までの整数を示す。)は、2つの入力の一方にOR回路602−(k−1)の出力信号を入力し、他方に指示信号Sdkを入力する。OR回路602−kの出力は、制御信号Sckとしてモジュール選択部50に供給される。
デコード部601の指示信号Sdj(jは、2から6までの整数を示す。)が値‘1’になると、この指示信号Sdjが入力されるOR回路602−jは値‘1’の制御信号Scjを出力する。‘j’が6より小さい場合には、OR回路602−jより後段のOR回路602−(j+1)〜602−6から出力される制御信号Sc(j+1)〜Sc6も全て値‘1’になる。
デコード部601の指示信号Sd1(=制御信号Sc1)が値‘1’になると、この指示信号Sd1が入力されるOR回路602−2は値‘1’の制御信号Sc2を出力する。OR回路602−2より後段のOR回路602−3〜602−6から出力される制御信号Sc3〜Sc6も全て値‘1’になる。
他方、デコード部601の全ての指示信号(Sd1〜Sd6)が値‘0’になると、OR回路602−2〜602−6の入出力信号が全て値‘0’になるため、モジュール選択部50に供給される制御信号(Sc1〜Sc6)は全て値‘0’になる。
従って、モジュールMnを全ての入出力部から切り離す場合において、‘n’が2から6までの整数であるときは、デコード部601によって指示信号Sd1〜Sd(n−1)が値‘0’、指示信号Sdnが値‘1’、指示信号Sd(n+1)〜Sd6が値‘0’に設定されるため、制御信号Sc1〜Sc(n−1)は値‘0’、制御信号Scn〜Sc6は値‘1’になる。‘n’が整数1であるときは、デコード部601によって指示信号Sd1が値‘1’に設定されるため、制御信号Sc1〜Sc6は全て値‘1’になる。‘n’が整数7であるときは、デコード部601によって指示信号Sd1〜Sd6が全て値‘0’に設定されるため、制御信号Sc1〜Sc6は全て値‘0’になる。
記憶部70は、7個のモジュール(M1〜M7)の中で、全ての入出力部(P1〜P6)から切り離すべき1のモジュールを指示する情報を記憶する。
記憶部70は、例えばヒューズ素子や不揮発性メモリなどによって構成可能である。
信号入力部80は、全ての入出力部(P1〜P6)から切り離すべき1のモジュールを指示する信号を入力するための回路であり、例えばICチップ2の検査を行う場合などにおいて、外部の装置から制御部60に信号を入力するために用いられる。
以上が、ICチップ2についての説明である。
次に、端子T1〜T6から各モジュールへ電源を入力する部分の詳細な構成の一例について、図5〜図11を参照して説明する。
図5〜図11の例において、回路装置1はインターポーザ基板5を有しており、そのインターポーザ基板5にはパッドPB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7が形成される。また、ICチップ2の半導体基板には、パッドPA1〜PA7が形成される。
パッドPAn(1≦n≦7)は、第1電源入力部Anに含まれており、モジュールMnの電源ラインに接続される。
パッドPBi−1及びPBi_2(1≦i≦6)は、第2電源入力部Biに含まれており、インターポーザ基板5に形成される固定の配線を介して端子Tiに接続される。
パッドPG1〜PG7は、インターポーザ基板5に形成される固定の配線を介して端子T7に接続されており、基準電位GNDに設定される。
上述したインターポーザ基板5のパッド(PB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7)とICチップ2のパッド(PA1〜PA7)は、導体線W1〜W7によって選択的にボンディングされる。導体線W1〜W7は、先述した接続部4を構成する。
導体線W1は、モジュールM1が入出力部P1に接続される場合(すなわちモジュールM1に機能F1が割り当てられる場合)、パッドPA1とPB1_1とを接続し、モジュールM1が入出力部P1から切り離される場合(すなわちモジュールM1に機能F7が割り当てられる場合)、パッドPA1とパッドPG1とを接続する。
導体線Wj(2≦j≦6)は、モジュールMjが入出力部P(j−1)に接続される場合(すなわちモジュールMjに機能F(j−1)が割り当てられる場合)、パッドPAjとPB(j−1)_2とを接続し、モジュールMjが入出力部Pjに接続される場合(すなわちモジュールMjに機能Fjが割り当てられる場合)、パッドPAjとPBj_1とを接続し、モジュールMjが何れの入出力部からも切り離される場合(すなわちモジュールMjに機能F7が割り当てられる場合)、パッドPAjとパッドPGjとを接続する。
導体線W7は、モジュールM7が入出力部P6に接続される場合(すなわちモジュールM7に機能F6が割り当てられる場合)、パッドPA7とPB6_2とを接続し、モジュールM7が入出力部P6から切り離される場合(すなわちモジュールM7に機能F7が割り当てられる場合)、パッドPA7とパッドPG7とを接続する。
この図5〜図11の例において、インターポーザ基板5のパッド(PB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7)とICチップ2のパッド(PA1〜PA7)は、これらを接続する導体線W1〜W7が交差しないように配置されている。
このパッドの配置は、例えば次のように説明することができる。
インターポーザ基板5のパッド(PB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7)とICチップ2のパッド(PA1〜PA7)の全体集合は、7つのモジュール(M1〜M7)に対応する7つの部分集合に区分される。
モジュールM1に対応する部分集合(第1部分集合と呼ぶ)は、パッドPA1,PB1_1,PG1により構成される。
モジュールMj(2≦j≦6)に対応する部分集合(第j部分集合と呼ぶ)は、パッドPAj,PB(j−1)_2,PBj_1,PGjにより構成される。
モジュールM7に対応する部分集合(第7部分集合と呼ぶ)は、パッドPA7,PB6_2,PG7により構成される。
これらの部分集合では、それぞれ最大1組のパッド対が導体線(W1〜W7)により接続される。例えば第2部分集合では、パッドPA2とPB2_1、パッドPA2とPG2、若しくは、パッドPA2とPB1_2が導体線W2により接続され、同時に2組以上のパッドが接続されることはない。
また、同一の部分集合に属するパッドとこれを接続する導体線は、同一の平面上に配置される。
例えば第2部分集合を構成するパッドPA2,PB1_2,PG2,PB2_1とこれを接続する導体線W2は、図において共通の直線上に並んで配置されている。この直線を含む平面として、紙面に対し垂直な平面を想定すると、第2部分集合を構成するパッドPA2,PB1_2,PG2,PB2_1とこれを接続する導体線W2は、何れもこの平面上に配置されている。
上記の平面は、部分集合ごとに異なっており、各部分集合が配置される平面同士は互いに平行関係にある。そのため、各平面上に配置される導体線は、その平面上における配置がどのようであっても、異なる平面上に配置される導体線と重なりあったり交差したりすることがない。
例えば第2部分集合(PA2,PB2_1,PG2,PB1_2)及び導体線W2が配置される紙面に垂直な平面と、第3部分集合(PA3,PB3_1,PG3,PB2_2)及び導体線W3が配置される紙面に垂直な平面は互いに平行関係にあり、交わり部分を持たない。従って、この平行な平面にそれぞれ含まれる導体線W2とW3は、各平面上においてどのパッドに接続されても互いに交差することはない。
なお、各部分集合が配置される平面同士は必ずしも平行である必要はなく、少なくとも導体線(W1〜W7)の上に平面同士の交わり部分を持っていない条件を満たしていれば、平行でなくても良い。
このように、図5〜図11に示す回路装置では、導体線W1〜W7同士が互いに交差しないように各パッドが配置されているため、導体線W1〜W7は通常のワイヤボンディング方式で容易に形成することが可能である。
次に、この図5〜図11を参照して、各モジュールの接続状態(機能の割り当て状態)と各パッドの接続状態との関係を詳しく説明する。
図5は、モジュールM1に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2の先述したモジュール選択部50では、モジュールM1が全ての入出力部から切り離され、モジュールM2〜M7と入出力部P1〜P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM2〜M7に電源電圧VDD1〜VDD6がそれぞれ供給され、モジュールM1の電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と基準電位を有するパッドPG1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_2とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_2とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_2とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_2とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_2とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_2とを接続する。
図6は、モジュールM2に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2のモジュール選択部50では、モジュールM2が全ての入出力部から切り離され、モジュールM1と入出力部P1、モジュールM3〜M7と入出力部P2〜P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM1に電源電圧VDD1、モジュールM3〜M7に電源電圧VDD2〜VDD6がそれぞれ供給され、モジュールM2の電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と基準電位を有するパッドPG2とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_2とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_2とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_2とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_2とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_2とを接続する。
図7は、モジュールM3に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2のモジュール選択部50では、モジュールM3が全ての入出力部から切り離され、モジュールM1,M2と入出力部P1,P2、モジュールM4〜M7と入出力部P3〜P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM1,M2に電源電圧VDD1,VDD2、モジュールM4〜M7に電源電圧VDD3〜VDD6がそれぞれ供給され、モジュールM3の電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_1とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と基準電位を有するパッドPG3とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_2とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_2とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_2とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_2とを接続する。
図8は、モジュールM4に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2のモジュール選択部50では、モジュールM4が全ての入出力部から切り離され、モジュールM1〜M3と入出力部P1〜P3、モジュールM5〜M7と入出力部P4〜P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM1〜M3に電源電圧VDD1〜VDD3、モジュールM5〜M7に電源電圧VDD4〜VDD6がそれぞれ供給され、モジュールM4の電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_1とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_1とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と基準電位を有するパッドPG4とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_2とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_2とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_2とを接続する。
図9は、モジュールM5に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2のモジュール選択部50では、モジュールM5が全ての入出力部から切り離され、モジュールM1〜M4と入出力部P1〜P4、モジュールM6,M7と入出力部P5,P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM1〜M4に電源電圧VDD1〜VDD4、モジュールM6,M7に電源電圧VDD5,VDD6がそれぞれ供給され、モジュールMの電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_1とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_1とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_1とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と基準電位を有するパッドPG5とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_2とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_2とを接続する。
図10は、モジュールM6に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2のモジュール選択部50では、モジュールM6が全ての入出力部から切り離され、モジュールM1〜M5と入出力部P1〜P5、モジュールM7と入出力部P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM1〜M5に電源電圧VDD1〜VDD5、モジュールM7に電源電圧VDD6がそれぞれ供給され、モジュールM6の電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_1とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_1とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_1とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_1とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と基準電位を有するパッドPG6とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_2とを接続する。
図11は、モジュールM7に欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す図である。
この場合、ICチップ2のモジュール選択部50では、モジュールM7が全ての入出力部から切り離され、モジュールM1〜M6と入出力部P1〜P6とが接続される。そのため、導体線W1〜W7は、モジュールM1〜M6に電源電圧VDD1〜VDD6が供給され、モジュールM7の電源電圧がゼロ(基準電位GND)になるように、各パッドを接続する。
すなわち、導体線W1は、モジュールM1に電源を供給するパッドPA1と端子T1から電源電圧VDD1を入力するパッドPB1_1とを接続する。
導体線W2は、モジュールM2に電源を供給するパッドPA2と端子T2から電源電圧VDD2を入力するパッドPB2_1とを接続する。
導体線W3は、モジュールM3に電源を供給するパッドPA3と端子T3から電源電圧VDD3を入力するパッドPB3_1とを接続する。
導体線W4は、モジュールM4に電源を供給するパッドPA4と端子T4から電源電圧VDD4を入力するパッドPB4_1とを接続する。
導体線W5は、モジュールM5に電源を供給するパッドPA5と端子T5から電源電圧VDD5を入力するパッドPB5_1とを接続する。
導体線W6は、モジュールM6に電源を供給するパッドPA6と端子T6から電源電圧VDD6を入力するパッドPB6_1とを接続する。
導体線W7は、モジュールM7に電源を供給するパッドPA7と基準電位を有するパッドPG7とを接続する。
次に、本実施形態に係る回路装置の変形例について説明する。
図12は、本実施形態に係る回路装置の第1の変形例を示す図である。
第1の変形例が上述の回路装置と異なる点は、機能割り当て部3において割り当てを設定する際の制御信号として、第1電源入力部A1〜A7のパッドPA1〜PA7に入力される電圧を用いることにある。すなわち、機能割り当て部3は、パッドPA1〜PA7に入力される電圧に応じてモジュールM1〜M7と機能F1〜F7との1対1の関係を設定し、モジュールM1〜M7の各々に当該1対1の関係で対応付けた機能を割り当てる。
第1の変形例において、ICチップ2の半導体基板には、第1電源入力部A1〜A7に入力される電圧に応じた7ビットの信号を保持する信号保持部6が形成される。
信号保持部6は、例えば回路装置1の電源が投入された直後などの初期状態において、パッドPA1〜PA7に入力される電圧を‘1’又は‘0’の論理信号として保持する。例えばパッドPA1〜PA7の電圧が所定のしきい値より高いハイレベルの電圧である場合に‘1’、このしきい値より低いローレベルの電圧である場合に‘0’の信号を保持する。これにより、‘0’の信号が保持されたパッドには基準電位GNDが入力されており、当該パッドに対応するモジュールには冗長な機能F7が割り当てられるべき(すなわち当該モジュールは全ての入出力部より切り離されるべき)ことが分かる。従って、信号保持部6に保持される信号を機能割り当て部3の制御信号として利用することが可能である。例えば、図4における記憶部70を信号保持部6に置き換えても良い。
図13は、本実施形態に係る回路装置の第2の変形例を示す図である。
第2の変形例は、各モジュールの電源入力用に複数のパッドを設けている点で、上述の回路装置と異なっている。例えばモジュールの消費電力が大きい場合、1つの電源パッドでは電流容量が足りないために、複数の電源パッドが必要になることがある。この場合、ICチップ2に形成される各パッドとインターポーザ基板5に形成される各パッドをそれぞれ複数に増やし、必要なパッド同士をワイヤボンディングで接続すれば、上述の回路装置と同一の電気的接続関係を保ちつつ、モジュールの給電経路の電流容量を大きくすることができる。
図13における2つのパッドPAna及びPAnb(1≦n≦7)は、図5〜図11に示す回路装置におけるパッドPAnと同一の電気的接続関係を有する。
図13における2つのパッドPBi_1a及びPBi_1b(1≦i≦7)は、図5〜図11におけるパッドPBi_1と同一の電気的接続関係を有する。
図13における2つのパッドPBi_2a及びPBi_2bは、図5〜図11におけるパッドPBi_2と同一の電気的接続関係を有する。
図13における2つのパッドPGna及びPGnbは、図5〜図11におけるパッドPGnと同一の電気的接続関係を有する。
パッドPA1a,PB1_1a,PG1aは、モジュールM1に対応する1つの部分集合を構成する。導体線W1aは、この部分集合に属するパッドPA1aとPB1_1a若しくはパッドPA1aとPG1aを接続する。
パッドPA1b,PB1_1b,PG1bは、モジュールM1に対応する他の1つの部分集合を構成する。導体線W1bは、この部分集合を構成するパッドPA1b及びPB1_1b若しくはパッドPA1b及びPG1bを接続する。
パッドPAja,PB(j−1)_2a,PBj_1a,PGjaは、モジュールMjに対応する1つの部分集合を構成する(2≦j≦6)。導体線Wjaは、パッドPAja及びPB(j−1)_2a、パッドPAja及びPBj_1a、若しくは、パッドPAja及びPGjaを接続する。
パッドPAjb,PB(j−1)_2b,PBj_1b,PGjbは、モジュールMjに対応する他の1つの部分集合を構成する。導体線Wjbは、パッドPAjb及びPB(j−1)_2b、パッドPAjb及びPBj_1b、若しくは、パッドPAjb及びPGjbを接続する。
パッドPA7a,PB6_2a,PG7aは、モジュールM7に対応する1つの部分集合を構成する。導体線W7aは、この部分集合に属するパッドPA7a及びPB6_2a若しくはパッドPA7a及びPG7aを接続する。
パッドPA7b,PB6_2b,PG7bは、モジュールM7に対応する1つの部分集合を構成する。導体線W7bは、この部分集合に属するパッドPA7b及びPB6_2b若しくはパッドPA7b及びPG7bを接続する。
先の図5〜図11における説明と同様に、同一の部分集合に属するパッドとこれを接続する導体線は、同一の平面上に配置される。また、上記の平面は部分集合ごとに異なっており、各部分集合が配置される平面同士は互いに平行関係にあるか、若しくは、導体線の上に交わり部分を持たない。
従って導体線W1a〜W7a及びW1b〜W7bは、図13に示すように、互いに交差することなくパッド同士を接続することができる。
図14は、本実施形態に係る回路装置の第3の変形例を示す図である。
第3の変形例は、各モジュールの電源入力用に複数のパッドを設けており、かつ、その複数のパッドから1つのモジュールへ異なる系統の電源が供給される点で、上述の回路装置と異なっている。
図14に示す回路装置では、図13に示す回路装置におい端子Tiと共通に接続されている4つのパッド(PBi_1a,PBi_2a,PBi_1b,PBi_2b)のうち、2つのパッドPBi_1a及びPBi_2aが端子Tiaに接続され、他の2つのパッドPBi_1b及びPBi_2bが端子Tibに接続されるとともに、パッドPBi_1a及びPBi_2aとパッドPBi_1b及びPBi_2bとが電気的に分離されるようにインターポーザ基板5の配線が形成されている。
なお、図14に示す回路装置において構成されるパッドの部分集合は、図13に示す回路装置において説明した部分集合と同じである。そのため、導体線W1a〜W7a及びW1b〜W7bが互いに交差しない点については、図13に示す回路装置と同じである。
図14に示す回路装置では、各モジュールが動作するとき、モジュールMjには電源電圧VDD(j−1)a及びVDD(j−1)b若しくはVDDja及びVDDjbが供給され(2≦j≦6)、モジュールM1には電源電圧VDD1a及びVDD1bが供給され、モジュールM7には電源電圧VDD6a及びVDD6bが供給される。
図15は、本実施形態に係る回路装置の第4の変形例を示す図である。
第4の変形例では、回路装置1にICチップ2とは別のICチップ7が設けられており、この別のICチップ7からICチップ2に対して電源電圧VDD1〜VDD6が供給される点で、上述した回路装置と異なっている。
すなわち、第4の変形例は、1つのパッケージ内に複数のICチップが集積されるSIP(system in package)やMCM(multi chip module)と称されるタイプの回路装置に相当する。
インターポーザ基板5には、電源電圧VDDが入力される端子T8に接続されたパッドPC2と、基準電位GNDが入力される端子T7に接続されたパッドPC1が形成される。
ICチップ7には、図5〜図11に示す回路装置においてインターポーザ基板5に形成されるものと同様なパッドPB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7と、インターポーザ基板5のパッドPC1,PC2にワイヤボンディングされるパッドPD1,PD2と、電圧レギュレータ回路U1〜U6とが形成される。
電圧レギュレータ回路U1〜U6は、パッドPD2より入力される電源電圧VDDをそれぞれ電源電圧VDD1〜VDD6に変換する。
基準電位GNDを入力するパッドPD1は、ICチップ7上の配線によってパッドPG1〜PG7に接続される。
ICチップ7に形成されるパッドPB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7と、ICチップ2に形成されるパッドPA1〜PA7と、これらを接続する導体線W1〜W7は、図5〜図11に示す回路装置における同一符号と同様な接続関係を有している。また、各パッドと導体線の配置も図5〜図11に示す回路装置と同様である。すなわち、ICチップ2に形成されるパッド(PA1〜PA7)とICチップ7に形成されるパッド(PB1_1〜PB6_1,PB1_2〜PB6_2,PG1〜PG7)とが、導体線W1〜W7によってワイヤボンディングされる。
従って、図15に示すように複数のICチップを有する回路装置においても、図5〜図11に示す回路装置と同様に、各モジュールに対する機能の割り当てに合わせて電源系統の接続を変更することが可能である。
次に、上述した本実施形態に係る回路装置の製造方法について、図16のフローチャートを参照して説明する。
ステップST101:
半導体ウェーハ上に上述したICチップ2の回路が形成される。図15に示す回路装置の場合は、別の半導体ウェーハ上にICチップ7の回路が形成される。
ステップST102:
回路装置に組み込まれるインターポーザ基板5などの各部品が作成される。インターポーザ基板5には、ICチップ2とボンディングされる電源パッドなどが形成される。
ステップST103:
半導体ウェーハに形成された各ICチップのテストが行われる。ICチップ2については、モジュールM1〜M7のそれぞれに欠陥があるか否かが判定される。
ステップST104:
ステップST103におけるテストの結果、全モジュールに欠陥がない場合には所定のモジュールを未使用とし、欠陥が見つかった場合はその欠陥モジュールを未使用とするように、各ICチップ2におけるモジュールの機能の割り当てが決定される。
ステップST105:
ステップST104において決定された各モジュールの機能の割り当てに基づいて、ICチップ2に形成されるモジュールM1〜M7の電源入力部とインターポーザ基板5に形成される電源電圧VDD1〜VDD6の電源入力部(図15に示す回路装置の場合は、ICチップ7に形成される電源電圧VDD1〜VDD6の電源入力部)との接続関係が決定される。すなわち、機能Fi(1≦i≦6)を割り当てられたモジュールに電源電圧VDDiが入力され、冗長機能F7を割り当てられたモジュールの電源電圧がゼロになるように、上記の接続関係が決定される。決定された接続関係は、ボンディング情報としてボンディング装置に渡される。
検査後のICチップ2、インターポーザ基板5などの各部品が組み立てられて、ボンディング装置に搭載される。ボンディング装置では、ICチップ2ごとに渡されるボンディング情報に基づいて、ICチップ2とインターポーザ基板5とのワイヤボンディング(図15に示す回路装置の場合はICチップ2とICチップ7とのワイヤボンディング)が行われる。
ステップST106:
ワイヤボンディング後のパッケージにおいて更にテストが行われ、ワイヤボンディングの成否や、各モジュールの冗長救済の成否が確認される。例えば、冗長機能が割り当てられたモジュールに電源が供給されず、その他のモジュールに電源が供給されることや、システム全体が正しく動作することなどが、最終的に確認される。
次に、図12に示す第1の変形例の回路装置における電源投入後の動作について、図17のフローチャートを参照して説明する。
ステップST201:
回路装置の全ての電源ピンに電源が供給される。これにより、冗長機能F7を割り当てられた欠陥モジュールの電源入力用パッドはローレベル(論理値‘0’)、その他の正常なモジュールの電源入力用パッドはハイレベル(論理値‘1’)になる。
ステップST202:
全モジュールの電源電圧に対応した論理値が、信号保持部6に保持される。
動作中のモジュールに常に一定の電源電圧VDD1〜VDD6が供給され続ける場合、信号保持部6には常に同じ論理値の信号が保持されるので、信号保持部6は不要である。しかしながら、システムの動作中に休止状態となったモジュールへの電源供給を止めたり、各モジュールの動作スピードに応じて電源電圧VDD1〜VDD6を動的に調節したりする低消費電力対策を講じる場合は、各モジュールに供給される電源電圧が初期状態と異なる。この場合、初期状態においてモジュールに供給される電源電圧の情報を記憶しておかないと、動作の途中で機能割り当て部3における機能の割り当てが正しく行われなくなる。従って、モジュールの電源電圧が変化する場合には、信号保持部6によって初期状態におけるモジュール電源電圧の情報を保持する必要がある。
ステップST203:
信号保持部6に保持される各モジュールの電源電圧に対応した信号が、機能割り当て部3に制御信号として入力される。これにより、機能割り当て部3では、欠陥モジュールを未使用とするように各モジュールの機能の割り当てが行われる。
機能割り当て部3によって機能の割り当てが完了すると(例えばモジュール選択部50におけるモジュールと入出力部との切り替えが完了すると)、システムの動作が開始される。
システムの動作中において、欠陥モジュールの電源は常にオフしているため、欠陥モジュールにおける無駄なリーク電力が抑制される。
また、システムの動作中においては、低消費電力対策として、休止状態にあるモジュールへの電源供給をオフしたり、モジュールに要求される動作スピードに応じて電源電圧を上下に調節したりする制御が行われる。
信号保持部6を参照することにより、動作中の6つのモジュールと6つの電源電圧(VDD1〜VDD6)との対応関係が分かるため、任意のモジュールが休止状態に入った場合には、そのモジュールに供給される電源をオフにしてリーク電力を削減できる。また、任意のモジュールの動作スピードが低下する場合には、そのモジュールに供給される電源電圧を下げることによって動作電力を削減できる。
以上説明したように、本実施形態に係る回路装置によると、第1電源入力部An(1≦n≦7)においては、モジュールMnに供給される電源が入力され、第2電源入力部Bi(1≦i≦6)においては、機能Fiを有するモジュールに供給される電源電圧VDDiが入力される。機能割り当て部3では、入力される制御信号に応じて、機能F1〜F7とモジュールM1〜M7との1対1の関係が設定され、モジュールM1〜M7の各々に当該1対1の関係で対応付けられた機能が割り当てられる。接続部4では、機能Fiを割り当てられたモジュールに電源電圧VDDiが供給されるように、第1電源入力部A1〜A7の一部と第2電源入力部B1〜B6とがワイヤボンディング等によって接続される。
これにより、特殊な製造工程を追加したり複雑な回路を設けたりすることなく、モジュールM1〜M7に供給される電源電圧を各モジュールに割り当てられる機能に応じて適切に制御することが可能になる。
すなわち、機能Fiを割り当てられたモジュールには、機能割り当て部3における機能の割り当て状態に依存することなく、常に第2電源入力部Biを通じて電源を供給できるため、例えば欠陥救済の実施によってモジュールに対する機能の割り当てがICチップごとに異なっても、回路装置の外部から第2電源入力部に入力する電源を変更する必要がない。これにより、第2電源入力部に入力する電源を変更するための専用のハードウェアを回路装置の外部に設けたり、電源の入力先を回路装置ごとに変更するための余分な製造工程を設けたりする必要がない。

例えば、動作中に休止状態となるモジュールの電源を回路装置の外部に設けた回路によってオンオフ制御すれば、休止状態のモジュールにおけるリーク電力を抑制できる。また、製造プロセスのばらつき等によって各モジュールのリーク電力がばらつく場合、各モジュールの電源電圧を個別に調節すれば、回路の静的なリーク電力を抑制できる。更に、動作状態に応じてモジュールに要求される動作スピードが刻々と変化する場合において、各モジュールの電源電圧を動作状態に応じて調節すれば、回路の動的な消費電力を削減できる。このような電源の制御を行う場合、所定の機能を割り当てられたモジュールに対して所定の電源を供給するする必要がある。ところが、欠陥救済の実施によって、回路装置のパッケージの外部に設けられた電源入力用の端子と、その端子を通じて電源が供給されるモジュールの機能とが製造された回路装置ごとに異なってしまうと、所定のモジュールに所定の電源を供給できなくなるため、上記のような電源制御を行えなくなる。これを行うためには、余分なハードウェアや製造工程が必要になる。
本実施形態に係る回路装置によれば、モジュールに対する機能の割り当てに依存することなく、常に第2電源入力部Biを通じて機能Fiのモジュールに電源電圧VDDiを供給できるため、余分なハードウェアや製造工程を追加せずに、上記のようなモジュールごとの電源制御を行うことができる。
また、本実施形態に係る回路装置によれば、第1電源入力部と第2電源入力部との接続を変更することによって機能割り当て部3における機能の割り当て変更に対応できるため、未使用のモジュールの電源をオフするためにパワーゲートなどの回路を設ける必要がない。これにより、ICチップの面積の増大を回避できる。
加えて、パワーゲートを用いて未使用モジュールの電源をオフする際に必要となるヒューズが不要になるため、ヒューズをチップ上に形成する場合に比べて面積の増大を効果的に抑制できる。また、ヒューズが不要になることから、ヒューズをカットするための専用の工程が不要になる。
更に、本実施形態に係る回路装置によれば、冗長モジュールの電源をオフする処理が回路装置のパッケージ内部で完結しており、パッケージの外部に設けられる電源入力用の端子T1〜T6は何れも正常なモジュールに電源を入力するための端子になる。そのため、冗長モジュールの電源ラインにつながる余分な端子が存在する場合に比べて、パッケージの端子数を削減し、回路装置の製造コストを抑制できる。
また、回路装置を搭載するセット基板において冗長モジュール用の余分な電源配線パターンを設けなくて良いため、セット基板の設計が容易になり、製造コストを抑制できる。
しかも、各モジュールに供給する電源をオンオフするための回路をパッケージ外部に設ける場合や、各モジュールの電源電圧を動的に制御する回路をパッケージの外部に設ける場合には、冗長モジュール用の余分な回路を設けなくて済むため、その分の製造コストを削減できる。
また、本実施形態に係る回路装置によれば、第1電源入力部A1〜A7に入力される各モジュールの電源電圧に応じて、機能割り当て部3における機能の割り当てが設定されるため、各モジュールの機能の割り当てに関する情報をICチップ2内に保存しなくても良い。これにより、例えば図4における記憶部70など、ICチップ2内において情報を保持するためのヒューズや不揮発メモリなどが不要になるため、チップサイズの小型化と製造工程の簡略化を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の形態のみに限定されるものではなく、更に種々のバリエーションを含んでいる。
例えば、上述の実施形態では、冗長なモジュールによって欠陥救済を行う回路装置を例に挙げているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、冗長なモジュールを含まずにモジュールの機能を置換するような回路装置(例えばチップごとの動作性能のばらつきに応じて回路の機能の割り当てを変更する回路装置など)にも本発明は適用可能である。
本発明において検査される回路装置は半導体集積回路やSIPなどに限定されるものではなく、より大きな単位の装置に対しても本発明は適用可能である。
上述の実施形態において具体的に示した数値(モジュールの数、電源入出力部の数、入出力部の数、モジュールブロックの数など)は一例であり、適宜任意の数値に変更可能である。
本発明の実施形態に係る回路装置の構成の一例を示す図である。 図1に示す回路装置におけるICチップの構成の一例を示す図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合における各モジュールと各入出力部との接続状態の一例を示す図である。 図1に示す回路装置におけるICチップのより詳細な構成の一例を示す図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第1の図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第2の図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第3の図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第4の図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第5の図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第6の図である。 特定のモジュールに欠陥が生じている場合の各パッドの接続状態を示す第7の図である。 本実施形態に係る回路装置の第1の変形例を示す図である。 本実施形態に係る回路装置の第2の変形例を示す図である。 本実施形態に係る回路装置の第3の変形例を示す図である。 本実施形態に係る回路装置の第4の変形例を示す図である。 本実施形態に係る回路装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。 図12に示す第1の変形例の回路装置における電源投入後の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…回路装置、2,7…ICチップ、3…機能割り当て部、4…接続部、5…インターポーザ基板、6…信号保持部、50…モジュール選択部、60…制御部、70…記憶部、80…信号入力部、100…一般回路ブロック、M1〜M7…モジュール、A1〜A7…第1電源入力部、B1〜B6…第2電源入力部、P1〜P6…入出力部、SWA1〜SWA6,SWB1〜SWB6…スイッチ回路、T1〜T8…端子、U1〜U6…電圧レギュレータ回路

Claims (8)

  1. 互いに機能を代替可能な複数のモジュールと、
    前記複数のモジュールへ供給される電源を入力するための複数の第1電源入力部と、
    初期状態において前記複数の第1電源入力部に入力される電圧に応じた信号を保持する信号保持部と、
    前記信号保持部が保持する信号に応じて、所定の複数の機能と前記複数のモジュールとの1対1の関係を設定し、前記複数のモジュールの各々に当該1対1の関係で対応付けた機能を割り当てる機能割り当て部と、
    々が前記所定の複数の機能の少なくとも1つに対応する電源を入力する複数の第2電源入力部と、
    前記複数の第2電源入力部において入力される各電源が、その電源に対応する機能を割り当てられたモジュールへ供給されるように、前記複数の第1電源入力部の少なくとも一部と前記複数の第2電源入力部とを接続する接続部と
    を具備する回路装置。
  2. 前記機能割り当て部は、前記複数のモジュールの少なくとも1つに冗長な機能を割り当て、
    前記接続部は、前記冗長な機能が割り当てられたモジュールに電源を入力するための第1電源入力部を基準電位線に接続する、
    請求項1に記載の回路装置。
  3. 前記第1電源入力部と前記第2電源入力部は、異なる基板上に形成されており、
    前記接続部は、異なる基板上に形成された回路を電気的に接続する導体を含む、
    請求項1または2に記載の回路装置。
  4. 前記第1電源入力部及び前記第2電源入力部は、前記導体と接合可能な少なくとも1つのパッドをそれぞれ有し、
    前記パッドの全体集合は、それぞれ最大1組のパッド対が前記導体により接続される複数の部分集合に区分され、
    同一の部分集合に属するパッドとこれを接続する導体は、同一の平面上に配置され、
    上記平面は部分集合ごとに異なっており、
    各部分集合が配置される上記平面同士は互いに平行関係にある、若しくは、少なくとも前記導体上に交わり部分を持たない
    請求項3に記載の回路装置。
  5. 各々が1つのモジュールに少なくとも1つの信号を出力する、及び/又は、当該1つのモジュールにおいて発生する少なくとも1つの信号を入力するR個(Rは1より大きく前記モジュールの個数Nより小さい整数を示す)の入出力部を有した回路ブロックを有し、
    前記機能割り当て部は、入力される制御信号に応じて前記N個のモジュールからR個のモジュールを選択し、当該選択したR個のモジュールと前記回路ブロックのR個の入出力部とを1対1に接続し、かつ、前記R個の入出力部の各々に、少なくとも2つのモジュールから前記制御信号に応じて選択した1つのモジュールを接続するモジュール選択部を含み、
    前記複数の第2電源入力部の各々は、前記R個の入出力部の少なくとも1つに対応する電源を入力し、
    前記接続部は、前記複数の第2電源入力部において入力される各電源が、その電源に対応する入出力部と接続されたモジュールへ供給されるように、前記複数の第1電源入力部の少なくとも一部と前記複数の第2電源入力部とを接続する、
    請求項1または2に記載の回路装置。
  6. 前記R個の入出力部は、第1入出力部から第R入出力部までのR個の入出力部を含み、
    前記N個のモジュールは、第1モジュールから第(R+1)モジュールまでの(R+1)個のモジュールを含み、
    前記モジュール選択部は、前記制御信号に応じて第iモジュール(iは1からRまでの整数を示す)又は第(i+1)モジュールの一方を選択し、当該選択したモジュールを第i入出力部に接続し、
    前記接続部は、前記第i入出力部に対応する電源を入力する第2電源入力部と、前記第i入出部に接続される前記第iモジュール又は前記第(i+1)モジュールの一方のモジュールへ供給される電源を入力する第1電源入力部とを接続する、
    請求項5に記載の回路装置。
  7. 互いに機能を代替可能な複数のモジュール、前記複数のモジュールへ供給される電源を入力するための複数の第1電源入力部、初期状態において前記複数の第1電源入力部に入力される電圧に応じた信号を保持する信号保持部、及び、前記信号保持部が保持する信号に応じて、所定の複数の機能と前記複数のモジュールとの1対1の関係を設定し、前記複数のモジュールの各々に当該1対1の関係によって対応付けた機能を割り当てる機能割り当て部を共通の基板若しくは複数の基板に形成する第1の工程と、
    各々が前記所定の複数の機能の少なくとも1つに対応する電源を入力する複数の第2電源入力部を、共通の基板若しくは複数の基板に形成する第2の工程と、
    前記第1の工程で形成した前記複数のモジュールを検査し、当該検査結果に応じて、前記機能割り当て部が各モジュールに割り当てるべき機能を決定する第3の工程と、
    前記第3の工程で決定した各モジュールの機能割り当てに基づいて、前記複数の第2電源入力部において入力される各電源が、その電源に対応する機能を割り当てられたモジュールへ供給されるように、前記複数の第1電源入力部の少なくとも一部と前記複数の第2電源入力部とを接続する接続部を形成する第4の工程と
    を有する回路装置の製造方法。
  8. 前記第1の工程では、前記複数のモジュールの少なくとも1つに冗長な機能を割り当てるように前記機能割り当て部を形成し、
    前記第4の工程では、前記冗長な機能が割り当てられたモジュールに電源を入力するための第1電源入力部を所定の基準電位線に接続するように前記接続部を形成する、
    請求項に記載の回路装置の製造方法。
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