JP4856955B2 - Nasシステム及びリモートコピー方法 - Google Patents

Nasシステム及びリモートコピー方法 Download PDF

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Description

本発明はスナップショット機能を備えたNASシステム、及び差分スナップショットのリモートコピー方法に関する。
従来、NAS(Network Attached Storage)システムの機能の一つとして、スナップショット生成指示を受けた時点におけるプライマリボリューム(ユーザデータを格納する論理ボリューム)のデータイメージを論理的に保持する、いわゆるスナップショット機能がある。スナップショット機能は、人為的なミスによりプライマリボリュームのデータが消失してしまったときや、所望時点におけるプライマリボリュームのデータイメージを復元したいときなどに利用される。
特開2004−342050号公報には、差分スナップショットについて開示されている。差分スナップショットによれば、過去のある時点におけるプライマリボリュームのデータイメージは、スナップショット生成指示が与えられた時点以降におけるプライマリボリュームの更新データとその更新位置を示す情報により論理的に復元できる。このため、差分スナップショットによれば、プライマリボリューム全体のデータイメージをそのまま記憶する場合に比べて、より小さい記憶容量で、スナップショット生成指示された時点のプライマリボリュームのデータイメージを保持できるという利点がある。
ところが、スナップショット機能を備えたストレージシステムに障害が生じると、スナップショットを利用して、プライマリボリュームのデータイメージを復元することができなくなる。かかる事情を考慮し、プライマリサイトに設置された第一のNASシステムが取得したスナップショットの差分データを、セカンダリサイトに設置された第二のNASシステムにリモートコピーし、第二のNASシステムにおいてもスナップショットを保持することにより、第一のNASシステムに障害が生じたときに、第二のNASシステムのスナップショットを用いて第一のNASシステムのデータイメージを復元するリモートコピーシステムが知られている。
リモートコピーシステムでは、ユーザが予め設定した時刻に基づいて、第一のNASシステムがスナップショットを取得し、そのスナップショットの差分データを第二のNASシステムにリモートコピーする。第一及び第二のNASシステムのそれぞれには、複数のファイルシステムが搭載されていることもあり、第一のNASシステムに搭載されている複数のファイルシステムのそれぞれのスナップショットの差分データを、第二のNASシステムに搭載されている複数のファイルシステムのそれぞれにリモートコピーすることもある。リモートコピー元のファイルシステムと、リモートコピー先のファイルシステムとは、それぞれ対応付けられており、両者の関係を「ペア」と称する。
特開2004−342050号公報
しかし、スナップショットの差分データのデータサイズは、あるタイミングでスナップショットを取得してから、次のタイミングでスナップショットを取得する迄の間に、ホストシステムからの要求により、第一のNASシステムのプライマリボリュームが更新されたデータサイズに依存する。つまり、スナップショットの差分データは、データサイズが動的に変動し得る可変データである。スナップショットの差分データのデータサイズが増減すれば、リモートコピーに要する時間も増減する。可変データとしての特質を有するスナップショットの差分データを適切にリモートコピーするためのシステム設計は容易ではない。例えば、複数のペアについてスナップショットの差分データを同時刻にリモートコピーするケースでは、少なくとも次回のリモートコピー開始時刻迄には、全てのペアについてリモートコピーが正常に終了しなければならない。何れか一つのペアについて、スナップショットの差分データが予想以上に多いと、そのペアについてのスナップショットの差分データのリモートコピーに時間を要するだけでなく、他のペアについてのスナップショットの差分データのリモートコピーにも影響を与えることがある。しかも、最悪のケースでは、次回のリモートコピー開始時刻までに、何れかのペアについてスナップショットの差分データのリモートコピーが終了できなくなることもあり得る。
そこで、本発明は、上述の問題を解決し、スナップショットの差分データを適切にリモートコピーすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のNASシステムは、データを格納する一つ以上のファイルシステムと、予めスケジューリングされたスナップショット取得時刻に基づいて、前記ファイルシステムのスナップショットを作成するスナップショット作成手段と、
予めスケジューリングされたリモートコピー開始時刻に基づいて、前記スナップショットの差分データをリモートコピーするリモートコピー手段と、(N−1)回目に取得した前記ファイルシステムのスナップショットの差分データ量に基づいて、N回目に取得する前記ファイルシステムのスナップショットの差分データ量を予測する予測手段と、前記予測手段が予測した前記差分データ量に基づいて、N回目のリモートコピー開始時刻に開始されるリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピー開始時刻までに終了するように、N回目のリモートコピー開始時刻を前倒しし、N回目のスナップショット取得時刻を前倒して、再スケジューリングするスケジューリング手段と、を備える。
また、本発明のリモートコピー方法は、データを格納する一つ以上のファイルシステムと、予めスケジューリングされたスナップショット取得時刻に基づいて、前記ファイルシステムのスナップショットを作成するスナップショット作成手段と、予めスケジューリングされたリモートコピー開始時刻に基づいて、前記スナップショットの差分データをリモートコピーするリモートコピー手段と、を備えるNASシステムによるリモートコピー方法であって、前記リモートコピー手段は、(N−1)回目に取得したファイルシステムのスナップショットの差分データ量に基づいて、N回目に取得する前記ファイルシステムのスナップショットの差分データ量を予測するステップと、N回目のリモートコピー開始時刻に開始されるリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピー開始時刻までに終了するように、前記差分データの予測値に基づいて、N回目のリモートコピー開始時刻を前倒しし、N回目のスナップショット取得時刻を前倒して再スケジューリングするステップと、を備える。
本発明によれば、スナップショットの差分データを適切にリモートコピーすることができる。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係わるストレージシステム10は、プライマリサイトに設置されたNASシステム20と、セカンダリサイトに設置されたNASシステム50とを備える。NASシステム20とNASシステム50とは、ネットワーク80を介して相互に接続されている。ネットワーク80は、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)などのデータ通信網である。
常用系の正ホストシステム90は、NASシステム20にデータアクセスする。正ホストシステム90又はNASシステム20の何れかに障害が発生すると、NASシステム50は、NASシステム20が管理するファイルシステムの過去のデータイメージを、スナップショットを用いて復元する。副ホストシステム100は、NASシステム50にデータアクセスして、正ホストシステム90の業務を引き継ぐ。
NASシステム20は、NASサーバ30と、記憶制御装置40とを備える。NASサーバ30は、CPU31、及びメモリ32を備える。CPU31は、正ホストシステム90からファイル名を指定したファイルアクセス要求を受信すると、記憶制御装置40におけるデータ管理単位であるブロックを単位としたI/O要求を生成し、そのI/O要求を記憶制御装置40に出力する。
メモリ32には、リモートコピープログラム320、スナップショットプログラム321、及びスナップショット管理情報322が格納されている。
リモートコピープログラム320は、スナップショットの差分データをリモートコピーにより、NASシステム50へ送信する機能を有する。
スナップショットプログラム321は、プライマリボリューム41のスナップショットを作成する機能を有する。スナップショットプログラム321は、プライマリボリューム41上のデータ更新箇所に関する情報を管理することにより、過去のある時点におけるプライマリボリューム41のスナップショットを作成する。例えば、スナップショットプログラム321は、プライマリボリューム41上のデータが更新されると、更新前データ(旧データ)を差分ボリューム42に退避させた後で、新しいデータをプライマリボリューム41に書き込む。そして、データの更新位置や更新前データの退避先等に関する管理情報をスナップショット管理情報322により管理する。これにより、過去のある時点におけるスナップショットを複数世代にわたって管理することができる。
記憶制御装置30は、プライマリボリューム41、差分ボリューム42、及び複数のバーチャルボリューム43を備える。プライマリボリューム41は、ユーザデータを格納する論理ボリュームである。差分ボリューム42は、プライマリボリューム41の更新前データを退避させるための論理ボリュームである。複数のバーチャルボリューム43のそれぞれは、過去のある時点におけるプライマリボリューム41のスナップショットを論理的に保持する。
NASシステム50は、NASサーバ60と、記憶制御装置70とを備える。NASサーバ60は、CPU61、及びメモリ62を備える。CPU61は、副ホストシステム100からファイル名を指定したファイルアクセス要求を受信すると、記憶制御装置70におけるデータ管理単位であるブロックを単位としたI/O要求を生成し、そのI/O要求を記憶制御装置70に出力する。
メモリ62には、リモートコピープログラム620、スナップショットプログラム621、及びスナップショット管理情報622が格納されている。
リモートコピープログラム620は、スナップショットの差分データをリモートコピーにより、NASシステム20から受信する機能を有する。
スナップショットプログラム621は、プライマリボリューム71のスナップショットを作成する機能を有する。スナップショットプログラム621は、プライマリボリューム71上のデータ更新箇所に関する情報を管理することにより、過去のある時点におけるプライマリボリューム71のスナップショットを作成する。例えば、スナップショットプログラム621は、プライマリボリューム71上のデータが更新されると、更新前データ(旧データ)を差分ボリューム72に退避させた後で、新しいデータをプライマリボリューム71に書き込む。そして、データの更新位置や更新前データの退避先等に関する管理情報をスナップショット管理情報622により管理する。これにより、過去のある時点におけるスナップショットを複数世代にわたって管理することができる。
記憶制御装置70は、プライマリボリューム71、差分ボリューム72、及び複数のバーチャルボリューム73を備える。プライマリボリューム71は、ユーザデータを格納する論理ボリュームである。差分ボリューム72は、プライマリボリューム71の更新前データを退避させるための論理ボリュームである。複数のバーチャルボリューム73のそれぞれは、過去のある時点におけるプライマリボリューム71のスナップショットを論理的に保持する。
尚、以下の説明においては、NASシステム20とNASシステム50のそれぞれは、複数のファイルシステムを有しており、両者間に複数のペアが形成される構成を前提とするが、NASシステム20とNASシステム50のそれぞれは、必ずしも複数のファイルシステムを有している必要はなく、両者間に単一のペアのみが形成される構成であってもよい。
次に、図2乃至図5を参照しながら、本実施形態に係るリモートコピーのスケジューリング方法について説明する。これらの図において、時刻t0は(N−1)回目のリモートコピーの開始時刻、時刻t1は(N−1)回目のリモートコピーの終了時刻、時刻t2はN回目のスナップショットの取得時刻、時刻t3はN回目のリモートコピーの開始時刻、時刻t4は(N+1)回目のスナップショットの取得時刻、時刻t5は(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻である。
図2に示すように、NASシステム20では、時刻t1において、全てのペアについて(N−1)回目のリモートコピーが終了すると、全てのペアについて(N−1)回目のリモートコピーで転送したデータ量の総和を基に、全てのペアについてN回目のリモートコピーで転送するデータ量の総和を予測し、予測したデータ量を基にリモートコピー時間の見積もりを行う。見積もりの結果、全てのペアについてN回目のリモートコピーを並列処理しても、(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合う場合には、そのまま全てのペアについてリモートコピーを実行する。このとき、転送データを圧縮したときのデータ量を計算した上で、N回目のリモートコピーを並列処理しても、(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5までに全てのペアについてリモートコピーが完了するか否かをチェックしてもよい。もし、N回目のリモートコピーについて、何れかのペアについてのリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合わないと予測される場合には、図3乃至図5に示すように、リモートコピー開始時刻t3、t5又はスナップショット取得時刻t2、t4を再スケジューリングする。
尚、リモートコピー開始時刻t3、t5又はスナップショット取得時刻t2、t4の再スケジューリングは、(N−1)回目のリモートコピーが終了した時刻t1の時点で行うものとする。
N回目のリモートコピーについて、何れかのペアについてのリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合わないと予測される場合には、NASシステム20は、まず、図3に示すように、N回目のリモートコピーの開始時刻t3を、N回目のスナップショットの取得時刻t2まで最大限に前倒しする(早める)ことにより、全てのペアについてN回目のリモートコピーを並列処理しても、(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合うか否かをチェックする。
N回目のリモートコピーの開始時刻t3を、N回目のスナップショットの取得時刻t2まで最大限に前倒ししても、N回目のリモートコピーについて、何れかのペアについてのリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合わないと予測される場合には、図4に示すように、N回目のスナップショットの取得時刻t2を、(N−1)回目のリモートコピーの終了時刻t1まで最大限に前倒しすることにより、全てのペアについてN回目のリモートコピーを並列処理しても、(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合うか否かをチェックする。
N回目のスナップショットの取得時刻t2を、(N−1)回目のリモートコピーの終了時刻t1まで最大限に前倒ししても、N回目のリモートコピーについて、何れかのペアについてのリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合わないと予測される場合には、図5に示すように、(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5を先延ばしする(遅らせる)ことにより、全てのペアについてN回目のリモートコピーを並列処理しても、(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合うか否かをチェックする。
このように、NASサーバ20は、予め定められた優先度に基づいて、リモートコピー開始時刻t3、t5又はスナップショット取得時刻t2、t4を再スケジューリングし、全てのペアについてのリモートコピーを不足なく完了させる。
NASサーバ20は、上述の再スケジューリングを実施しても、N回目のリモートコピーについて、何れかのペアについてのリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピーの開始時刻t5まで間に合わないと予測される場合には、予め定められた優先度に基づいて、優先度の低いペアのリモートコピーを間引いて(保留して)、優先度の高いペアについてのリモートコピーを完了させる。リモートコピーの優先制御処理については後述する。
尚、上述した再スケジューリングは、(N−1)回目のリモートコピーにおけるデータ増加率を基にN回目のリモートコピーのデータ量を予測し、予測された転送データ量に基づいて再スケジューリングする例を示したが、予測されたデータ転送量が許容範囲を超えて実際のデータ転送量を上回る場合も想定し得る。このような場合には、N回目のスナップショットを取得した段階で、実際のデータ転送量が分かるので、実際のデータ転送量に基づいて再スケジューリングを実行すればよい。
また、NASサーバ20は、上述した再スケジューリングにより、リモートコピー開始時刻t3、t5又はスナップショット取得時刻t2、t4を変更したり、或いは優先制御処理により、何れかのペアについてのリモートコピーを間引いたりしたときは、その処理を行った旨を正ホストシステム90に通知するものとする。また、N回目のリモートコピーについて、何れかのペアについてのデータ転送量がデータ転送量の上限値を超えた場合にも、NASサーバ20は、正ホストシステム90にエラー通知を行うものとする。
スナップショット取得時刻t2、t4は、ユーザが予め設定した時刻なので、スナップショット取得時刻t2、t4よりも、リモートコピー開始時刻t3、t5を優先して再スケジューリングするのが望ましい。
図6はリモートコピープログラムのソフトウェア構成を中心とするリモートコピー機能の説明図である。NASシステム20は、複数のファイルシステムFS_A1,FS_B1,FS_C1を有する。NASシステム50は、複数のファイルシステムFS_A2,FS_B2,FS_C2を有する。ファイルシステムFS_A1とファイルシステムFS_A2とは、ペアの関係にある。同様に、ファイルシステムFS_B1とファイルシステムFS_B2との関係、ファイルシステムFS_C1とファイルシステムFS_C2との関係も、ペアの関係にある。説明の便宜上、上述した三つのペアは、全て同一のネットワーク80を介して接続されているが、それぞれ異なるネットワークデバイス(通信媒体)を介して接続されていてもよい。
上述したスナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻の再スケジューリングは、同一ネットワークデバイスに接続されたペア同士で行う必要がある。これは、ネットワークデバイス毎に通信帯域が異なるためである。NASサーバ20は、通信デバイス毎にネットワークグループを設定し、それぞれのネットワークグループ内で次回のリモートコピー開始時刻までに、何れかのペアのリモートコピーが完了できないと予測された場合には、優先度の低いペアのリモートコピー処理を停止する。NASサーバ20は、リモートコピーが間引かれたペアについて、次回のリモートコピーの際には、問題なくリモートコピーできるように、スナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻の再スケジューリングを行う。
リモートコピープログラム320は、それぞれのファイルシステムFS_A1,FS_B1,FS_C1のスナップショットの差分データを、ファイルシステムFS_A2,FS_B2,FS_C2にリモートコピーするためのリモートコピープロセス710,720,730の起動/停止を制御する。
リモートコピープログラム320は、ネットワークグループ管理プログラム400、スケジューリングプログラム410、優先制御プログラム420、グループ操作プログラム430、ネットワークグループ管理テーブル500、及びペア情報テーブル600を有する。
ネットワークグループ管理プログラム400は、各ネットワークグループに登録されているペアについてのリモートコピー処理を管理する。
スケジューリングプログラム410は、あるタイミングにおけるスナップショットの取得完了、且つ前回のリモートコピー処理の終了を契機として呼び出され、リモートコピー開始時刻又はスナップショット取得時刻の再スケジューリングを行う。スケジューリングプログラム410は、稼働予定のある全てのペアについて、リモートコピー処理が次回のリモートコピー開始時刻までに完了するように、再スケジューリングする。リモートコピー開始時刻又はスナップショット取得時刻の変動幅の上限値は、ユーザが指定する。ユーザの指定がない場合には、図7に示すように、リモートコピー開始時刻の変動幅の上限値は、リモートコピー開始時間間隔の半分とし、スナップショット取得時刻の変動幅の上限値は、スナップショット取得間隔の半分とする。
優先制御プログラム420は、ネットワークグループに登録されている各ペアのリモートコピースケジュールを調整した結果、リモートコピー開始時刻又はスナップショット取得時刻の前倒し又は先延ばしだけでは、ネットワークグループ内の全ペアについてのリモートコピー処理を完了できないときに起動する。優先制御プログラム420は、ネットワークグループ内で稼働を予定しているペアの中で次回のリモートコピー開始時刻までにリモートコピー処理を終了できるように、優先度の低いペアのリモートコピープロセスを停止する。
グループ操作プログラム430は、ネットワークグループ作成プログラム431、ネットワークグループ削除プログラム432、ペア追加プログラム433、及びペア削除プログラム434を有する。ネットワークグループ作成プログラム431は、ネットワークグループ作成処理を行う。ネットワークグループ削除プログラム432は、ネットワークグループ削除処理を行う。ペア追加プログラム433は、ペア追加処理を行う。ペア削除プログラム434は、ペア削除処理を行う。ネットワークグループ作成処理、ネットワークグループ削除処理、ペア追加処理、及びペア削除処理の詳細については、後述する。
尚、優先制御処理を行うには、ネットワークデバイスが同一であるペアを選択し、ネットワークグループ管理テーブル500、及びペア情報テーブル600を作成する必要がある。ネットワークグループ管理テーブル500を作成した後は、ネットワークグループ管理テーブル500からペア情報を追加又は削除することにより、ペア追加又はペア削除を行える。ネットワークグループを解放するときには、ネットワークグループ削除処理を行う。
次に、図8を参照しながら、再スケジューリングの概要について説明する。以下の説明においては、Tはスナップショットを取得する時間間隔、Vsはスナップショットのデータの増加率、Vcはリモートコピーのデータ転送速度(一定値)、△は前倒し時間
差、δは先延ばし時間差、Dは間引かれたペアのスナップショットのデータ量とする。
次の(1)〜(3)を前提とする。
(1)通常は時間間隔T毎に、或いは調整後の時間間隔でスナップショットを行い、続けてリモートコピーを行う。スナップショットの実行時間は無視するので、スナップショットの取得開始時刻、スナップショットの取得終了時刻、リモートコピーの開始時刻は、何れも同一と看做す。
(2)Vsは前回のスナップショットで取得したデータ量から予測する。
(3)通常時は、図8のグラフAに示すように、リモートコピー終了から次のリモートコピー開始の間にある程度の時間的余裕を持たせる。
図8のグラフBは、リモートコピー開始時刻を前倒しするケースを示している。このケースでは、前回のリモートコピーにて、あるペアのスナップショットのデータが間引かれたため、スナップショットの取得開始時点でデータ量Dが存在する。このとき、次回のスナップショットの取得開始予定時刻2Tまでにリモートコピーが終了しないので、時刻Tに行う予定のスナップショットの取得開始時刻を△だけ前倒しして、時刻2T
までにリモートコピーを終了させる。時刻T−△の時点で蓄積されたスナップショット
のデータ量が時刻T−△から時刻2Tまでの間にリモートコピーされるデータ量に等し
くなる。即ち、Vs(T−△)+D=Vc(T+△)が成立し、△=((Vs−Vc)
T+D)/(Vs+Vc)となる。但し、△の上限値は、T/2である。
図8のグラフCは、次回のリモートコピー開始時刻を先延ばしするケースを示している。このケースでは、上述のようにリモートコピー開始時刻を前倒ししただけでは、時刻2Tまでにリモートコピーが終了できない場合に、時刻2Tに行う予定の次回のリモートコピー開始時刻をδだけ先延ばしし、時刻2T+δまでにリモートコピーを終了させる。時刻T−△の時点で蓄積されたスナップショットのデータ量が時刻T−△から時
刻2T+δまでの間にリモートコピーされるデータ量に等しくなる。即ち、Vs(T−△)+D=Vc(T+△+δ)が成立し、δ=((Vs−Vc)T−(Vs+Vc)△
+D)/Vcである。但し、δの上限値は、T/2である
図9はネットワーク管理テーブル500を示す。ネットワーク管理テーブル500は、「ネットワークデバイス名」、「ペア数」、「通信帯域」、及び「ペア情報」をデーブル要素とする。「ネットワークデバイス名」は、登録したペアが利用するネットワークデバイスの名称を示す。「ペア数」は、各ネットワークグループに登録されているペアの数である。「通信帯域」は、ネットワークデバイスの通信帯域である。「ペア情報」は、同一ネットワークグループ内で優先制御の対象となるペアの名称を示す。
図10はペア情報テーブル600を示す。ペア情報テーブル600は、「ペア名」、「リモートコピー開始時刻」、「次回リモートコピー開始時刻」、「優先度」、「差分スナップショットサイズ」、及び「リモートコピー状態」をテーブル要素とする。「ペア名」は、同一ネットワークグループ内で優先制御の対象となるペアの名称を示す。「リモートコピー開始時刻」は、リモートコピーの開始時刻を示す。「次回リモートコピー開始時刻」は、次回のリモートコピーの開始時刻を示す。「優先度」は、優先制御処理により、リモートコピープロセスの停止を決定付ける指標である。「差分スナップショットサイズ」は、転送データ量を示す。「リモートコピー状態」は、「待機中」又は「運用中」の何れかを示す。
次に、図11乃至図13を参照しながら、ネットワークグループ管理テーブル500及びペア情報テーブル600の具体例について説明する。
図11に示すように、第一のネットワークデバイスeth1には、ファイルシステムFS_A1とファイルシステムFS_A2とからなるペア(以下、ペア名をスナップショットAとする。)と、ファイルシステムFS_B1とファイルシステムFS_B2とからなるペア(以下、ペア名をスナップショットBとする。)が登録されている。第二のネットワークデバイスeth2には、ファイルシステムFS_C1とファイルシステムFS_C2とからなるペア(以下、ペア名をスナップショットCとする。)が登録されている。
図12に示すネットワークグループ管理テーブル500には、図11に示すストレージシステムのネットワークグループ管理情報が登録されている。ネットワークデバイス名「eth1」のネットワークグループのペア数は2、通信帯域は10MB/sec、ペア情報は「スナップショットA、スナップショットB」である。ネットワークデバイス名「eth2」のネットワークグループのペア数は1、通信帯域は100MB/sec、ペア情報は「スナップショットC」である。
図13に示すペア情報テーブル600には、図11に示すストレージシステムのペア情報が登録されている。ペア名「スナップショットA」の次回リモートコピー開始時刻は2:00、次回スナップショット取得時刻は2:00、優先度は1、リモートコピー状態は「待機中」である。ペア名「スナップショットB」の次回リモートコピー開始時刻は2:00、次回スナップショット取得時刻は2:00、優先度は2、リモートコピー状態は「待機中」である。ペア名「スナップショットC」の次回リモートコピー開始時刻は4:00、次回スナップショット取得時刻は4:00、優先度は1、リモートコピー状態は「待機中」である。
次に、図14乃至図16を参照しながら、第一のネットワークグループeth1にペアを新規に追加した場合における、ネットワークグループ管理テーブル500及びペア情報テーブル600の具体例について説明する。
図14に示すように、第一のネットワークグループeth1に、ファイルシステムFS_D1とファイルシステムFS_D2とからなるペア(以下、ペア名をスナップショットDとする。)を新規に追加する。すると、図15に示すように、ネットワークグループ管理テーブル500におけるネットワークデバイス名「eth1」のネットワークグループのペア数は3に更新され、ペア情報は「スナップショットA、スナップショットB、スナップショットD」に更新される。更に、図16に示すように、ペア情報テーブル600には、ペア名「スナップショットD」が新規に追加される。スナップショットDの次回リモートコピー開始時刻は2:00、次回スナップショット取得時刻は2:00、優先度は2、リモート状態は「待機中」である。
次に、図17乃至図19を参照しながら、リモートコピーの優先制御処理について説明する。
図19のペア情報テーブル600に示すように、スナップショットAの転送データ量が30000MB、スナップショットBの転送データ量が20000MB、スナップショットDの転送データ量が10000MBである。通信帯域は、10MB/secなので、リモートコピー開始の時間間隔50分の間に転送できるデータ量は、10(MB/sec)×50×60(sec)=30000MBである。スナップショットA,B,Dの合計データ量は60000MBなので、50分の間に全てのスナップショットA,B,Dのデータをリモートコピーすることはできない。次回のリモートコピー開始時刻を最大で25分間先延ばししたときのデータ転送量は、10(MB/sec)×75×60(sec)=45000MBなので、75分の間に全てのスナップショットA,B,Dのデータをリモートコピーすることはできない。そこで、優先制御処理を実施し、優先度の一番低いスナップショットAのリモートコピーを中止する。すると、スナップショットB,Dの合計データ量は30000MBなので、50分の間に全てのスナップショットB,Dのデータをリモートコピーすることができる。
優先制御処理により、ペア名「スナップショットA」については、現時刻におけるリモートコピーは実施されず、次回リモートコピー開始時刻は2:50、次回スナップショット取得時刻は2:50、優先度は1、リモートコピー状態は「待機中」に設定される。ペア名「スナップショットB」のリモートコピー開始時刻は2:00、次回リモートコピー開始時刻は2:50、次回スナップショット取得時刻は2:50、優先度は3、リモートコピー状態は「運用中」である。ペア名「スナップショットD」のリモートコピー開始時刻は2:00、次回リモートコピー開始時刻は2:50、次回スナップショット取得時刻は2:50、優先度は2、リモートコピー状態は「運用中」である。
尚、通信障害等により、ネットワークデバイスの通信帯域が狭くなることもあり得る。このような場合には、ネットワークグループ管理テーブル500の通信帯域の値を最新の値に更新する。スケジューリングプログラム410は、最新の通信帯域の値を用いて再スケジューリングを行う。最新の通信帯域を用いた再スケジューリングをしても、全てのペアについてリモートコピーを完了させることができない場合には、優先制御プログラム420は、最新の通信帯域の値を用いて、優先制御処理を行う。
図20はスケジューリングプログラム410が実行するスケジューリング処理を記述したフローチャートである。
スケジューリングプログラム410は、リモートコピー処理を実行する予定のペアについて、スナップショットの差分データ量を計算する(S101)。
次に、スケジューリングプログラム410は、スナップショットの取得が完了しているか否かについてチェックする(S102)。スナップショットの取得が完了していなければ(S102;NO)、スケジューリングプログラム410は、処理ルーチンを抜ける。
スナップショットの取得が完了していれば(S102;YES)、スケジューリングプログラム410は、ペア状態テーブルの全ての状態が「待機中」であるか否かをチェックする(S103)。ペア状態テーブルの何れかの状態が「待機中」でない場合には(S103;YES)、スケジューリングプログラム410は、処理ルーチンを抜ける。
ペア状態テーブルの全ての状態が「待機中」である場合には(S103;YES)、スケジューリングプログラム410は、優先制御を行ったか否かをチェックする(S104)。優先制御を行った場合には、スケジューリングプログラム410は、S106に進む。
優先制御を行っている場合には(S104;NO)、スケジューリングプログラム410は、スケジュール変更なしでリモートコピー処理を完了できるか否かをチェックする(S105)。スケジュール変更なしでリモートコピー処理を完了できる場合には(S105;YES)、スケジューリングプログラム410は、S113に進む。
スケジュール変更なしでリモートコピー処理を完了できない場合には(S105;NO)、スケジューリングプログラム410は、次回のリモートコピー開始時刻を前倒しすることにより、リモートコピー処理を完了できるか否かをチェックする(S106)。次回のリモートコピー開始時刻を前倒しすることにより、リモートコピー処理を完了できる場合には(S106;YES)、スケジューリングプログラム410は、S112に進む。
次回のリモートコピー開始時刻を前倒しすることにより、リモートコピー処理を完了できない場合には(S106;NO)、スケジューリングプログラム410は、次回のリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻とをそれぞれ前倒しすることにより、リモートコピー処理を完了できるか否かをチェックする(S107)。次回のリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻とをそれぞれ前倒しすることにより、リモートコピー処理を完了できる場合には(S107;YES)、スケジューリングプログラム410は、S111に進む。
次回のリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻とをそれぞれ前倒しすることにより、リモートコピー処理を完了でない場合には(S107;NO)、スケジューリングプログラム410は、次回のリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻とをそれぞれ前倒しし、更に次々回のリモートコピー開始時刻を先延ばしすることにより、リモートコピー処理を完了できるか否かをチェックする(S108)。
次回のリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻とをそれぞれ前倒しし、更に次々回のリモートコピー開始時刻を先延ばしすることにより、リモートコピー処理を完了できない場合には(S108;NO)、スケジューリングプログラム410は、優先制御処理を行い(S109)、S101に戻る。
次回のリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻とをそれぞれ前倒しし、更に次々回のリモートコピー開始時刻を先延ばしすることにより、リモートコピー処理を完了できる場合には(S108;YES)、スケジューリングプログラム410は、次々回のリモートコピー開始時刻を先延ばしする(S110)。
次に、スケジューリングプログラム410は、次回のスナップショット取得時刻を前倒しする(S111)。
次に、スケジューリングプログラム410は、次回のリモートコピー開始時刻を前倒しする(S112)。
次に、スケジューリングプログラム410は、再スケジューリングしたスケジュールを有効にする(S113)。
次に、スケジューリングプログラム410は、スケジュールに変更があったか否かをチェックする(S114)。スケジュールに変更がある場合には(S114;YES)、スケジューリングプログラム410は、スケジュール変更を通知し(S115)、各ペア情報テーブルにリモートコピー開始時刻とスナップショット取得時刻を設定する(S116)。
スケジュールに変更がない場合には(S114;NO)、スケジューリングプログラム410は、S116に進む。
図21は優先制御プログラム420が実行する優先制御処理を記述したフローチャートである。
優先制御プログラム420は、ネットワークグループ管理テーブル500に登録されているペアの中からリモートコピー処理が停止される候補となるペアを除いた残りのペアについて、スナップショットの差分データ量の合計値を計算する(S201)。
次に、優先制御プログラム420は、ネットワークグループ管理テーブル500に登録されている通信帯域の情報を基に、リモートコピー処理が停止される候補となるペアを除いた残りのペアについて、データ転送時間を計算する(S202)。
次に、優先制御プログラム420は、次回のリモートコピー開始時刻までにデータ転送が完了するか否かをチェックする(S203)。このとき、データ圧縮した場合も含めてデータ転送が完了するか否かをチェックするものとする。
次回のリモートコピー開始時刻までにデータ転送が完了する場合には(S203;YES)、優先制御プログラム420は、リモートコピー処理が停止される候補となるペアを決定する(S204)。
次回のリモートコピー開始時刻までにデータ転送が完了しない場合には(S203;NO)、優先制御プログラム420は、全てのペアについて、優先度情報を検索する(S205)。
次に、優先制御プログラム420は、一つのペアについてのデータ転送量が転送可能最大容量を超えているか否かをチェックする(S206)。一つのペアについてのデータ転送量が転送可能最大容量を超えてない場合には(S206;NO)、優先制御プログラム420は、優先度が低いペアを検索し(S207)、検索されたペアを、リモートコピー処理の停止候補として決定し(S209)、リモートコピー処理の停止をユーザに通知する(S210)。
一つのペアについてのデータ転送量が転送可能最大容量を超えている場合には(S206;YES)、優先制御プログラム420は、エラー通知を行い(S208)、S209に進む。
図22はネットワークグループ作成プログラム431が実行するネットワークグループ作成処理を記述したフローチャートである。
ネットワークグループ作成プログラム431は、作成済みのペアの中からグルーピングするペアを選択する(S301)。
次に、ネットワークグループ作成プログラム431は、選択したペアが全て同一のネットワークデバイスを使用するものであるか否かをチェックする(S302)。選択したペアの一部が同一のネットワークデバイスを使用するものでない場合には(S302;NO)、ネットワークグループ作成プログラム431は、処理ルーチンを抜ける。
選択したペアの全てが同一のネットワークデバイスを使用するものである場合には(S302;YES)、ネットワークグループ作成プログラム431は、ネットワークグループ管理テーブル500を作成し、ネットワークグループ管理テーブル500に「ネットワークデバイス名」、「通信帯域」を格納する(S303)。
次に、ネットワークグループ作成プログラム431は、選択したペアについて、ペア情報テーブル600を作成し、初期化する(S304)。
次に、ネットワークグループ作成プログラム431は、ユーザからの入力に基づいて、各ペアについての優先度を設定する(S305)。
次に、ネットワークグループ作成プログラム431は、各ペアについてのリモートコピー開始時刻を設定する(S306)。
図23はネットワークグループ削除プログラム432が実行するネットワークグループ削除処理を記述したフローチャートである。
ネットワークグループ削除プログラム432は、ペア情報テーブル600に登録されている状態情報を取得する(S401)。
次に、ネットワークグループ削除プログラム432は、状態が「運用中」のペアが存在するか否かをチェックする(S402)。状態が「運用中」のペアが存在する場合には(S402;YES)、ネットワークグループ削除プログラム432は、「運用中」のペアのリモートコピー処理を停止し(S403)、リモートコピーを停止したペアの状態を「運用中」から「待機中」に変更する(S404)。
次に、ネットワークグループ削除プログラム432は、リモートコピーの開始時刻の設定を全て解除し(S405)、ペア情報テーブル600を全て開放し(S406)、ネットワークグループ管理テーブル500を全て解放する(S407)。
状態が「運用中」のペアが存在しない場合(S402;NO)、ネットワークグループ削除プログラム432は、S405の処理に進む。
図24はペア追加プログラム433が実行するペア追加処理を記述したフローチャートである。
ペア追加プログラム433は、新規に追加されるペアを登録するネットワーク管理テーブル500が存在するか否かをチェックする(S501)。新規に追加されるペアを登録するネットワーク管理テーブル500が存在しない場合には(S501;NO)、ペア追加プログラム433は、処理ルーチンを抜ける。
新規に追加されるペアを登録するネットワーク管理テーブル500が存在する場合には(S501;YES)、ペア追加プログラム433は、新規に追加されるペアのペア情報テーブル600を新規に作成する(S502)。
次に、ペア追加プログラム433は、ペア情報テーブル600をネットワークグループ管理テーブル500に登録し、ネットワークグループ管理テーブル500に登録されている「ペア数」を1インクリメントする(S503)。
次に、ペア追加プログラム433は、新規に追加されたペアが属するネットワークグループ内のペアに既に設定されているリモートコピー開始時刻と同一のリモートコピー開始時刻を新規に追加されたペアに設定する(S504)。
次に、ペア追加プログラム433は、ユーザからの入力に基づいて、ネットワークグループ内に設定された各ペアの優先度を再設定する(S505)。
図25はペア削除プログラム434が実行するペア削除処理を記述したフローチャートである。
ペア削除プログラム434は、削除されるペアの状態が「運用中」であるか否かをチェックする(S601)。
削除されるペアの状態が「運用中」である場合には(S601;YES)、ペア削除プログラム434は、削除されるペアのリモートコピー処理を停止し(S602)、削除されるペアの状態を「運用中」から「待機中」に変更する(S603)。
次に、ペア削除プログラム434は、ネットワークグループ管理テーブル500からペア情報テーブル500を削除し(S604)、ネットワークグループ管理テーブル500に登録されている「ペア数」を1デクリメントし(S605)、削除したペアについてリモートコピーの開始時刻を解除する(S606)。
削除されるペアの状態が「運用中」でない場合には(S601;NO)、ペア削除プログラム434は、S601に進む。
次に、図26乃至図30を参照しながら、あるタイミングでスナップショットの差分データ量が増大した場合に、再スケジューリングしないでも正常にリモートコピーできる状態に至るまでの過程について説明する。
図26乃至図30において、時刻t1,t3、t5、t7、t9、t11,t13は、スナップショット取得時刻を示し、時刻t0,t2、t4、t6、t8、t10,t12,t14は、リモートコピー開始時刻を示す。Dnは、n回目のスナップショット取得で蓄積される差分データ量の増加傾向を示す(n=1,2,3,4,5,6,7)。Dn'は、n回目のリモートコピーにより、未転送データ量が減少する傾向を示す(n=1,2,3,4,5,6,7)。
図26はプライマリボリューム41への書き込み先が全て異なるデータ領域であるケース1を示している。ケース1では、時刻t3のタイミングでスナップショットの差分データ量が増大しており、2回目のリモートコピーにおいて、一部の差分データxのリモートコピーを間引いている。そのため、時刻t3から時刻t5にかけて蓄積される差分データ量の初期値は、xである。時刻t6に実行される予定の3回目のリモートコピーの開始時刻を前倒しするように再スケジューリングし、溜まった差分データのリモートコピーを時刻t7の時点で完了させている。時刻t3のタイミングで増大した差分データ量の影響は、時刻t9のタイミングでは解消されている。
図27はプライマリボリューム41への書き込み先が全て異なるデータ領域であるケース2を示している。ケース2では、時刻t3のタイミングでスナップショットの差分データ量が増大しており、2回目のリモートコピーにおいて、一部の差分データxのリモートコピーを間引いている。3回目のリモートコピーでは、蓄積された差分データを転送するため、再スケジューリングを行い、時刻t6に実行される予定の3回目のリモートコピーの開始時刻を前倒しし、且つ時刻t8に実行される予定の4回目のリモートコピーの開始時刻を先延ばししている。時刻t3のタイミングで増大した差分データ量の影響は、時刻t13のタイミングでは解消されている。
図28はプライマリボリューム41への書き込み先が一部同一のデータ領域であるケース3を示している。ケース3では、時刻t3のタイミングでスナップショットの差分データ量が増大している。ケース3を、ケース2と比較してみると、時刻t5のタイミングで蓄積される差分データ量に違いが見られる。ケース3以外のケースでは、プライマリボリューム41の更新位置が全て異なるという最悪のケースを前提としており、プライマリボリューム41の更新データ量が多い程、データを上書きする可能性が高いと考えられる。結果として、全ての更新データをリモートコピーするよりは、一部のデータを間引いた方がリモートコピーするデータ量が少なくて済む。ケース3では、時刻t3のタイミングで増大した差分データ量の影響は、時刻t11のタイミングでは解消されている。
図29は転送データの間引き処理が連続して発生したケース4を示している。ケース4では、時刻t3のタイミングでスナップショットの差分データ量が増大しており、2回目のリモートコピーにおいて、一部の差分データxのリモートコピーを間引いている。しかし、差分データ量が大きいため、一回の間引き処理では、再スケジューリングを実施しても2回目のリモートコピーで差分データを全て転送し終えることができない。そこで、2回目のリモートコピーでの間引き処理に加えて、更に3回目、及び4回目のリモートコピーにおいても、差分データを間引いている。時刻t3のタイミングで増大した差分データ量の影響は、時刻t13のタイミングでは解消されている。
図30はスナップショットの差分データ量が転送可能容量を超えたケース5を示している。ケース5では、時刻t3のタイミングでスナップショットの差分データ量が増大しており、2回目のリモートコピーにおいて、一部の差分データxのリモートコピーを間引いている。しかし、再スケジューリングを実施しても差分データ量が転送可能容量を超えてしまったので、リモートコピーを完了させることができず、エラー通知を行う。過大な差分データ量は、複数回にわたって間引かれて続けていく。
本実施形態によれば、スナップショットの差分データ量に基づいて、リモートコピーが完了するか否かを予測し、リモートコピーが完了しないと予測されるときには、スナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻を再スケジューリングすることにより、リモートコピーを完了させることができる。
尚、本実施形態のNASシステムは、NASサーバと記憶制御装置とを含むシステムであってもよく、或いはNASサーバと記憶制御装置と記憶装置(ディスクドライブなど)とを含むシステムであってもよい。
本実施形態に係わるストレージシステムのシステム構成図である。 スナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻の再スケジューリングの説明図である。 スナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻の再スケジューリングの説明図である。 スナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻の再スケジューリングの説明図である。 スナップショット取得時刻又はリモートコピー開始時刻の再スケジューリングの説明図である。 リモートコピープログラムのソフトウェア構成を中心とするリモートコピー機能の説明図である。 スナップショット取得時刻及びリモートコピー開始時刻のスケジュールの変動範囲を示す説明図である。 再スケジューリングの概要を示す説明図である。 ネットワーク管理テーブルの説明図である。 ペア情報テーブルの説明図である。 ストレージシステムのシステム構成図である。 ネットワーク管理テーブルの説明図である。 ペア情報テーブルの説明図である。 ストレージシステムのシステム構成図である。 ネットワーク管理テーブルの説明図である。 ペア情報テーブルの説明図である。 ストレージシステムのシステム構成図である。 ネットワーク管理テーブルの説明図である。 ペア情報テーブルの説明図である。 スケジューリング処理を記述したフローチャートである。 優先制御処理を記述したフローチャートである。 ネットワークグループ作成処理を記述したフローチャートである。 ネットワークグループ削除処理を記述したフローチャートである。 ペア追加処理を記述したフローチャートである。 ペア削除処理を記述したフローチャートである スナップショットの差分データ量の時間推移を示すグラフである。 スナップショットの差分データ量の時間推移を示すグラフである。 スナップショットの差分データ量の時間推移を示すグラフである。 スナップショットの差分データ量の時間推移を示すグラフである。 スナップショットの差分データ量の時間推移を示すグラフである。
符号の説明
10…ストレージシステム 20…NASシステム 30…NASサーバ 31…CPU 32…メモリ 40…記憶制御装置 41…プライマリボリューム 42…差分ボリューム 43…バーチャルボリューム 50…NASシステム 60…NASサーバ 61…CPU 62…メモリ 70…記憶制御装置 71…プライマリボリューム 72…差分ボリューム 73…バーチャルボリューム 80…ネットワーク 90…正ホストシステム 100…副ホストシステム 320…リモートコピープログラム 321…スナップショットプログラム 322…スナップショット管理情報 620…リモートコピープログラム 621…スナップショットプログラム 622…スナップショット管理情報

Claims (6)

  1. データを格納する一つ以上のファイルシステムと、
    予めスケジューリングされたスナップショット取得時刻に基づいて、前記ファイルシステムのスナップショットを作成するスナップショット作成手段と、
    予めスケジューリングされたリモートコピー開始時刻に基づいて、前記スナップショットの差分データをリモートコピーするリモートコピー手段と、
    (N−1)回目に取得した前記ファイルシステムのスナップショットの差分データ量に基づいて、N回目に取得する前記ファイルシステムのスナップショットの差分データ量を予測する予測手段と、
    前記予測手段が予測した前記差分データ量に基づいて、N回目のリモートコピー開始時刻に開始されるリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピー開始時刻までに終了するように、N回目のリモートコピー開始時刻を前倒しし、N回目のスナップショット取得時刻を前倒して、再スケジューリングするスケジューリング手段と、
    を備えるNASシステム。
  2. 請求項に記載のNASシステムであって、
    前記スケジューリング手段は、前記予測手段が予測した前記差分データ量に基づいて、N回目のリモートコピー開始時刻に開始されるリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピー開始時刻までに終了するようにN回目のリモートコピー開始時刻を前倒しし、N回目のスナップショット取得時刻を前倒し、(N+1)回目のリモートコピー開始時刻を先延ばしする、NASシステム。
  3. 請求項に記載のNASシステムであって、
    前記再スケジューリングを実行しても、ネットワークデバイス毎にグループ分けされている複数のファイルシステムのうち何れかのファイルシステムのスナップショットの差分データをリモートコピーできないと予測される場合には、同一のグループに属するファイルシステムについて、優先度の低いファイルシステムのスナップショットの差分データのリモートコピーを間引く優先制御を実行する優先制御手段を更に備える、NASシステム。
  4. データを格納する一つ以上のファイルシステムと、
    予めスケジューリングされたスナップショット取得時刻に基づいて、前記ファイルシステムのスナップショットを作成するスナップショット作成手段と、
    予めスケジューリングされたリモートコピー開始時刻に基づいて、前記スナップショットの差分データをリモートコピーするリモートコピー手段と、を備えるNASシステムによるリモートコピー方法であって、
    前記リモートコピー手段は、
    (N−1)回目に取得したファイルシステムのスナップショットの差分データ量に基づいて、N回目に取得する前記ファイルシステムのスナップショットの差分データ量を予測するステップと、
    N回目のリモートコピー開始時刻に開始されるリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピー開始時刻までに終了するように、前記差分データの予測値に基づいて、N回目のリモートコピー開始時刻を前倒しし、N回目のスナップショット取得時刻を前倒して再スケジューリングするステップと、
    を備えるリモートコピー方法。
  5. 請求項に記載のリモートコピー方法であって、
    前記再スケジューリングするステップにおいて、前記差分データ量に基づいて、N回目のリモートコピー開始時刻に開始されるリモートコピーが(N+1)回目のリモートコピー開始時刻までに終了するように、N回目のリモートコピー開始時刻を前倒しし、N回目のスナップショット取得時刻を前倒し、(N+1)回目のリモートコピー開始時刻を先延ばしするリモートコピー方法。
  6. 請求項に記載のリモートコピー方法であって、
    前記再スケジューリングを実行しても、ネットワークデバイス毎にグループ分けされている複数のファイルシステムのうち何れかのファイルシステムのスナップショットの差分データをリモートコピーできないと予測される場合には、同一のグループに属するファイルシステムについて、優先度の低いファイルシステムのスナップショットの差分データのリモートコピーを間引く優先制御を実行するステップを更に備える、リモートコピー方法。
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