JP4856007B2 - 波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置 - Google Patents

波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、パターン発生器を備えた波形発生装置、そのパターン発生器の設定周期を補正する設定周期補正方法、及び、その波形発生装置を備えた半導体試験装置に関し、特に、波形発生装置に備えられたタイミング発生器の出力信号におけるキャリア近傍に発生したスプリアスを、そのキャリアから遠いところへ移動させることで、波形発生装置に備えられたPLLでのスプリアスの除去を可能とする波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置に関する。
一般に、半導体試験装置では、電子デバイスの動作周波数に応じた周波数の試験パターンを電子デバイスに供給して試験を行っている。また、試験対象となる電子デバイスが動作周波数の異なる複数のコアを有する場合には、それぞれのコアを順に試験していた。
ところで、電子デバイスの試験を詳細に行なうためには、複数のコアを同時に動作させて試験を行う必要がある。そこで、これまでの半導体試験装置では、複数のコアのそれぞれの動作周波数に応じた複数のクロックを生成し、この生成した複数のクロックに基づいて、それぞれ同時に動作させて試験を行っていた。
また、近年では、電子デバイスにおける各コアに対し複数のクロックを同期させて与える試験(マルチタイムドメイン)が行われている。これは、複数の異なるインタフェイス速度を有したデバイスに対して行なわれる試験である。
この種のマルチタイムドメインの試験装置(波形発生装置)の構成を図9に示す。
なお、図9に示す波形発生装置は、マルチタイムドメインの試験を行なうために半導体試験装置に搭載される装置である。
同図に示すように、波形発生装置(半導体試験装置)100は、パターン発生器110と、タイミング発生器120と、PLL130とを備えている。
ここで、パターン発生器110は、設定周期にもとづいて周期パターンを発生する。
タイミング発生器120は、パターン発生器110から入力した周期パターンを、基準クロックにもとづき高精度可変クロックとして出力する。
なお、これらパターン発生器やタイミング発生器に関しては、従来から種々の改良が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
PLL(Phase Locked Loop)130は、タイミング発生器120から出力された高精度可変クロックからスプリアスを除去する。
ここで、スプリアスとは、信号(ここでは、高精度可変クロック)に発生する不必要な成分をいう。
このスプリアスが発生する原因について、図10〜図13を参照して説明する。
図10に示すように、タイミング発生器120は、基準クロック単位の遅延回路121−1〜121−nと、高精度可変遅延回路122とを有している。ここで、タイミング発生器120では、周期パターン信号を受け取るたびに、基準クロックに対する位相を積算し、それに対応する遅延回路121−1〜121−nにリアルタイムに切り換える構成となっている。
そして、図11に示すように、基準クロックの周期の整数倍に対する設定周期との差が十分小さいとき、その積算された位相がタイミング発生器の設定周期に関する分解能αに達するたびに遅延経路が変化し、位相誤差も変動する。また、その積算された位相が基準クロック周期に達すると、周期分が差し引かれ、1サイクル遅らせる。このように、設定周期に応じた位相変動が周期的に生じると、スプリアスが発生する。
なお、発生するスプリアスのキャリアに対する位置は、図11中の位相誤差の変動周期T1、T2から求めることができる。
ここで、変動周期T1について、図12を参照して説明する。
同図に示すように、例えば、基準クロック周期が4nsであって、RATE周期設定値が9ns(=4×2+2ns)の場合、パターン発生器110からは周期8nsの周期パターンが出力され、タイミング発生器120からは、周期パターンに対して1発目が0ns、2発目が1ns、3発目が2ns、4発目が3nsだけ遅延したクロックが出力される。そして、次の5発目は4nsの遅延となるがこれは基準クロック周期と同じであるため、その周期分を差し引き、1サイクル遅らせる。すなわち、T1≒36nsの周期でタイミング誤差が変動するため、基本周波数に対し1/T1の位置にスプリアスが生じることになる。
次に、変動周期T2について、図13を参照して説明する。
同図に示すように、例えば、基準クロック周期が4nsであって、RATE周期設定値が8.0000001192092ns(=4×2+2−23ns)の場合において、タイミング発生器の設定周期に関する分解能が2−7nsであるとすると、パターン発生器110からは周期8nsの周期パターンが出力され、タイミング発生器120からは、1発目から(216−1)発目までが遅延量0nsのクロックが出力される。そして、次の216発目が2−7nsの遅延となり、それら1発目から216発目までの周期T2≒0.524msごとに遅延経路が変化し、位相誤差も変動する。すなわち、T2の周期でタイミング誤差が変動するため、基本周波数に対し1/T2の位置にスプリアスが生じることになる。
そして、以上のようなスプリアスを、波形発生装置に備えられたPLLによって除去していた。
特開平4−79545号公報
しかしながら、PLLが除去し得るスプリアスは、キャリアに対して遠い位置に発生するものに限られていた。これは、PLLのループフィルタがローパスフィルタであることから、速い周波数の位相変動ほど減衰して出力が追従しにくくなることによるものであった。
このため、設定周期が例えば9nsのように、基準クロックの整数倍に対する設定周期の位相が大きいときは、スプリアスはキャリアより遠い位置に発生するので、PLLによるスプリアスの除去は可能であった。ところが、8.0000001192092nsのように、基準クロックの整数倍に対する設定周期の位相が小さいときは、スプリアスがキャリアの近傍に発生するので、PLLによるスプリアスの除去が困難となっていた。
こうした問題は、高分解能周期設定を必要とする試験が行われるようになって、はじめて起きてきた問題であった。
電子デバイスの各コアを個別に試験する従来の試験では、動作周波数は各コア毎に生成されていた。この場合、周期設定の分解能は低いので、スプリアスは、キャリアに対し数十kHz〜数百kHzといった遠い位置で発生していた。このため、PLLによりスプリアスを十分に除去することができた。
ところが、マルチタイムドメインのような高分解能周期設定を必要とする試験では、各コアに対し複数のクロックを同期させるため、周期設定の分解能が高くなる。そうすると、スプリアスは、図9に示すように、キャリアに対し数十Hz〜数kHzの近い位置に発生してしまい、PLLでは除去できなくなって、そのまま出力されていた。
ここで、キャリア近傍のスプリアスを除去する(減衰を大きくする)方法として、ループフィルタ132のループ帯域を狭くすることが考えられる。ところが、この方法では、ループ帯域を狭くしたときに周波数スイッチング特性が悪くなるという欠点があった。
また、電圧制御発振器の裸特性がより見えるようになるので、電圧制御発振器の位相ノイズが大きい場合は注意が必要となっていた。
このため、ループ帯域はスプリアスやスイッチング特性などの要求仕様に応じてトレードオフしなければならず、いくらでも小さくしてよい訳ではないということになる。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、高分解能周期設定を行う場合でも、キャリアの近傍に発生したスプリアスを除去可能にして、高精度可変クロック信号の低ジッタ化を実現可能とする波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の波形発生装置は、周期パターンを発生するパターン発生器と、周期パターンと基準クロックとにもとづきクロック信号を出力するタイミング発生器と、クロック信号からスプリアスを除去する位相ロックループ回路とを備えた波形発生装置であって、パターン発生器は、クロック信号の発生周期を周期データとして設定する周期設定器を有し、この周期設定器は、位相ロックループ回路が除去可能な位置でスプリアスが生じるように補正された周期データを設定する構成としてある。
波形発生装置をこのような構成とすれば、高精度可変クロック信号(クロック信号)に生じたスプリアスが位相ロックループ回路で除去可能なように周期データが補正されるため、高分解能周期設定を行う場合でも、そのスプリアスを確実に除去して、クロック信号の低ジッタ化を実現できる。
ここで、位相ロックループ回路が除去可能な位置でスプリアスが生じるようにするとは、クロック信号のキャリアに対し所定の周波数以上遠い位置でスプリアスが生じるようにすることをいう。
また、本発明の波形発生装置は、周期設定器が、クロック信号の周期が最も遅いときに生じるスプリアスの位置が、位相ロックループ回路で除去可能な位置となるように補正された周期データを設定する構成とすることができる。
波形発生装置をこのような構成とすると、クロック信号の周期が最も遅いときであっても、位相ロックループ回路で除去可能な位置にスプリアスを生じさせることができる。
クロック信号の周期が遅くなると、位相誤差の変動周期も遅くなる。この位相変動の周期の逆数はスプリアスの発生位置となるため、クロック信号の周期が遅くなるほどスプリアスはキャリアに接近した位置に生じる。ここで、クロック信号の周期が最も遅いときでもスプリアスがキャリアから遠くに生じるようにすれば、それ以上スプリアスがキャリアに近づいて生じることは無いため、必ず位相ロックループ回路で除去される。これにより、高精度可変クロック信号の低ジッタ化を実現できる。
また、本発明の波形発生装置は、周期設定器が、タイミング発生器で起こる位相変動の周期の逆数が、位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値よりも大きくなるように補正された周期データを設定する構成とすることができる。
波形発生装置をこのような構成とすれば、位相変動の周期の逆数の値でスプリアスが生じるため、位相ロックループ回路で除去可能な位置にスプリアスを生じさせることができ、確実にそのスプリアスを除去できる。
また、本発明の波形発生装置は、タイミング発生器で入力されてクロック信号の出力タイミングの基準となる基準クロックの周期を、基準クロック周期とし、この基準クロック周期の整数倍に対する、周期データの周期の位相を算出し、基準クロック周期を位相で除算し、この除算により得られた商と周期データの周期とを乗算し、この乗算により得られた積を、位相変動の周期とする構成とすることができる。
波形発生装置をこのような構成とすると、積算位相が基準クロックの周期に達したときに位相誤差の変動が起こる場合に、この位相変動の周期性にもとづくスプリアスを確実に除去できる。
また、本発明の波形発生装置は、クロック信号に生じるスプリアスの位置(1/T1)が、
1/T1=1/(A×B/C1)>D
A:クロック信号の最も遅い周期
B:基準クロック周期
C1:位相
D:位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値
を満たすときのC1の値にもとづいて、周期データを補正する構成とすることができる。
波形発生装置をこのような構成とすれば、対基準遅延時間にもとづき補正された周期データがパターン発生器に設定されることで、スプリアスがキャリアに対し遠い位置で生じるため、位相ロックループ回路での除去が可能となる。
また、本発明の波形発生装置は、タイミング発生器で入力されてクロック信号の出力タイミングの基準となる基準クロックの周期を、基準クロック周期とし、この基準クロック周期の整数倍に対する、周期データの周期の位相を算出し、タイミング発生器の設定周期に関する分解能を位相で除算し、この除算により得られた商と周期データの周期とを乗算し、この乗算により得られた積を、位相変動の周期とする構成としてある。
波形発生装置をこのような構成とすると、積算位相がタイミング発生器の分解能に達したときに位相誤差の変動が起こる場合に、この位相変動の周期性にもとづくスプリアスを確実に除去できる。
また、本発明の波形発生装置は、クロック信号に生じるスプリアスの位置(1/T2)が、
1/T2=1/(A×E/C2)>D
A:クロック信号の最も遅い周期
E:タイミング発生器の設定周期に関する分解能
C2:位相
D:位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値
を満たすときのC2の値にもとづいて、周期データを補正する構成としてある。
波形発生装置をこのような構成とすると、対基準遅延時間にもとづき補正された周期データがパターン発生器に設定されることで、スプリアスがキャリアに対し遠い位置で生じるため、位相ロックループ回路での除去が可能となる。
また、本発明の設定周期補正方法は、波形発生装置のパターン発生器で設定される周期データを補正する設定周期補正方法であって、波形発生装置のタイミング発生器から出力されたクロック信号に生じるスプリアスを、波形発生装置の位相ロックループ回路で除去可能な位置に生じるように、周期データを補正し、この補正した周期データをパターン発生器に設定する方法としてある。
設定周期補正方法をこのような方法とすると、キャリアに対して遠い位置にスプリアスが生じるため、位相ロックループ回路での除去が可能となり、クロック信号の低ジッタ化を実現できる。
また、本発明の半導体試験装置は、所定の周期でクロック信号を出力する波形発生装置を備えた半導体試験装置であって、波形発生装置が、請求項1〜7のいずれかに記載の波形発生装置からなる構成としてある。
半導体試験装置をこのような構成とすると、この半導体試験装置が高分解能周期設定を行う場合でも、波形発生装置においてクロック信号の低ジッタ化を実現できる。
以上のように、本発明によれば、波形発生装置のタイミング発生器から出力されるクロック信号に生じるスプリアスをキャリアに対して遠い位置に生じさせることができるため、そのスプリアスを位相ロックループ回路で確実に除去できる。
したがって、高分解能周期設定を行う場合でも、高精度可変クロック信号の低ジッタ化を実現できる。
以下、本発明に係る波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[設定周期補正方法]
(I.周期データの補正及び設定)
まず、本実施形態の設定周期補正方法(周期データの補正及び設定を行う手順)について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の設定周期補正方法の手順を示すフローチャートである。
ユーザにより、電子デバイスの各ドメイン(コア)のRATE設定値が指定される(ステップ10)。そして、各ドメイン間で同期が取れるように、各ドメインのRATE設定値が調整される(ステップ11)。
次いで、対象となるクロックのドメインのRATE設定値について、PLL50で除去できない位置にスプリアスが生じるか否かが判定される(ステップ12)。
判定の結果、その位置にスプリアスが生じるときは、補正演算を行って(ステップ13)、ドメイン間で同期が取れるように、各ドメインのRATE設定値が再調整される(ステップ14)。この再調整されたRATE設定値が、波形発生装置(半導体試験装置)1のパターン発生器10の周期設定器12(後述)に設定される(ステップ15)。
一方、その位置にスプリアスが生じないときは、補正演算は行われず、このRATE設定値が、周期設定器12に設定される(ステップ15)。
(II.補正演算)
次に、設定周期の補正演算について説明する。
(II−1.スプリアスが生じる位置の算出)
まず、スプリアスが生じる位置の算出方法について説明する。
スプリアスが生じる位置(1/T1、1/T2)は、上述したように、図11中のT1、T2から求めることができる。
具体的には、次式により算出される。
1/T1=1/(a[ns]×b[ns]/c1[ns])
・・・(式1)
1/T2=1/(a[ns]×e[ns]/c2[ns])
・・・(式2)
ここで、aは、タイミング発生器40から出力される高精度可変クロック(クロック信号)の最も遅い周期である。
bは、タイミング発生器40に入力される基準クロックの周期である。
c1は、基準クロック周期の整数倍に対する、周期データの周期の位相である。
T1は、クロック信号に生じるスプリアスの周期である。この周期は、すなわち位相変動の周期であって、基準クロック周期を位相で除算し、この除算により得られた商とクロック信号の周期とを乗算し、この乗算により得られた積が周期T1として算出される。
eは、タイミング発生器40の設定周期に関する分解能である。
c2は、基準クロック周期の整数倍に対する、周期データの周期の位相である。
T2は、クロック信号に生じるスプリアスの周期である。この周期は、すなわち位相変動の周期であって、タイミング発生器の分解能を位相で除算し、この除算により得られた商とクロック信号の周期とを乗算し、この乗算により得られた積が周期T2として算出される。
(II−2.スプリアスが生じる位置の補正)
そして、PLL50で除去可能な位置にスプリアスを生じさせるための設定周期を求めるために、次の各式中のDを満たすC1又はC2が算出される。
1/T1=1/(A[ns]×B[ns]/C1[ns])>D[Hz]
・・・(式3)
1/T2=1/(A[ns]×E[ns]/C2[ns])>D[Hz]
・・・(式4)
これら式3及び式4は、スプリアスの生じる位置がキャリアに最も近くなる条件(設定周期が最大のとき)において、その位置がPLL50で十分除去可能な位置であることを満たす式である。
ここで、Aは、高精度可変クロック(クロック信号)の最も遅い周期である。
Bは、タイミング発生器40に入力される基準クロックの周期である。
C1は、基準クロック周期の整数倍に対する、周期データの周期の位相である(C1=2−m)。ただし、式3では、Dを満たす値として算出され、このC1のmの値にもとづいて、周期データが補正される。
Dは、PLL50で除去可能とするスプリアスの位置の最小値である。
Eは、タイミング発生器40の設定周期に関する分解能である。
C2は、基準クロック周期の整数倍に対する、周期データの周期の位相である(C2=2−n)。ただし、式4では、Dを満たす値として算出され、このC2のnの値にもとづいて、周期データが補正される。
式3及び式4において、Aを高精度可変クロックの最も遅い周期としたのは、PLL50で確実にスプリアスを除去可能とするためである。
すなわち、Aが示す周期が早くなるほどスプリアスの位置はキャリアから遠くなるため、Aが高精度可変クロックの最も遅い周期である場合にスプリアスをキャリアから遠い位置に生じさせるようにすれば、高精度可変クロックがどのような周期であっても確実にPLL50でスプリアスを除去できる。
また、式3及び式4において「>D」としているのは、タイミング発生器40で起こる位相変動の周期の逆数が、PLL50で除去可能とするスプリアスの位置の最小値よりも大きくなるようにするためである。
これにより、PLL50が除去可能とする周波数の範囲内にスプリアスを発生させることができ、そのスプリアスを確実に除去できる。
さらに、式3と式4の2つの演算を行うことにより、T1を原因として生じたスプリアスについても、また、T2を原因として生じたスプリアスについても、それらをキャリアより遠い位置に発生させてPLLにより除去することができる。
そして、上記式3又は式4により算出されたC1とC2にもとづいて周期データが補正される。
パターン発生器10の周期設定器12においては、その補正した周期データをバイナリ表記したときの各bitごとに「1」又は「0」が入力される。つまり、バイナリ表記でC1(=2−m)に相当するbitとC2(=2−n)に相当するbitを周期設定器12に立てればよいことになる。
このように補正された周期データがパターン発生器10に設定されることで、クロック信号に生じるスプリアスを、そのクロック信号のキャリアから遠い位置で生じるようにすることができる。そして、式3及び式4においては「>D」の条件下でC1やC2が算出されるため、PLL50で除去可能な位置にスプリアスが生じる。このため、確実にスプリアスが除去され、クロック信号の低ジッタ化を実現できる。
(II−3.補正演算の具体例)
次に、図1のフローチャートにおけるステップ13の補正演算、ステップ14のRATE設定値の調整の具体例について説明する。
前提として、ここでのRATE設定値のLSB(Less Significant Bit:2進数表現の最下位ビット)の重みを2−28ns、基準クロックの周期を4ns、タイミング発生器の設定周期に関する分解能を2−7ns、PLL50で十分除去可能なスプリアスの位置を40kHzとする。なお、スプリアスの位置が10Hz以下の場合は、低すぎるため対象外とする。
RATE設定値を、次の値とする。
RATE=13.0000001192092[ns]
(設定値=0xd0000020)
このときの1/RATEは、次の値となる。
1/RATE≒76.923[MHz](図2(a)参照)
次いで、PLL50で除去できない位置にスプリアスが生じるか否かが判定される(図1のステップ12)。スプリアスが生じる位置は、式3及び式4を用いて算出される。
1/T1=1/(13ns×4ns/2−23ns)≒2.29Hz
1/T2=1/(13ns×2−7ns/2−23ns)≒1.17kHz
ここで、1/T1については、2.29Hz<40kHzであるためPLL50で除去できないものの、<10Hzであって低すぎるため対象外とする。
一方、1/T2については、1.17kHz<40kHzであるためPLL50で除去できず、問題となる周波数である。
1/T2について補正演算を行うと次のようになる(図1のステップ13)。
RATE=13.0078736543655[ns]
(設定値=0xd0204020)
このときの1/RATEは、次の値となる。
1/RATE≒76.87651545[MHz]
各ドメインのRATE設定値を再調整する。
RATE=13.0078741908073[ns]
(設定値=0xd02040b0)
このときの1/RATEは、次の値となる。
1/RATE≒76.87651228[MHz](図2(b)参照)
さらに、1/T1と1/T2は、それぞれ次の値となる。
1/T1=1/(13ns×4ns/2−7ns)≒150kHz
1/T2=1/(13ns×2−7ns/2−14ns)≒601kHz
ここで、1/T1と1/T2は、いずれも>40kHzである。このため、発生したスプリアスは、PLL50で除去できる。
このように得られたRATE設定値は、周期データとして、パターン発生器10の周期設定器12で設定される。
本実施形態においては、RATE設定値のLSBの重みが2−28nsであるため、図3に示すように、上位4ビット、下位25ビットの設定が可能である。
ここで、1/T1のmは、「−7」であり、1/T2のnは、「−14」であるため、周期設定器12においては、2−7nsと、2−14nsにbitを立てればよいことになる。
以上のように、本実施形態の設定周期補正方法によれば、スプリアスの生じる位置がキャリアから遠くなるように周期データが補正されるため、そのスプリアスをPLLで確実に除去できる。したがって、高精度可変クロックの低ジッタ化を実現できる。
[波形発生装置及び半導体試験装置]
次に、以上のような本発明の設定周期補正方法を実施するための波形発生装置及び半導体試験装置の実施形態について、図4〜図7を参照して説明する。
図4は、本実施形態の半導体試験装置の構成を示すブロック図、図5は、パターン発生器の構成を示すブロック図、図6は、周期発生器の構成を示すブロック図、図7は、パターン発生器の各部の信号の状態を示す波形図である。
なお、波形発生装置は、マルチタイムドメインの試験を行なうために半導体試験装置に搭載される装置である。
図4に示すように、波形発生装置(半導体試験装置)1は、パターン発生器10と、タイミング発生器40と、PLL50とを備えている。
ここで、パターン発生器10は、図5に示すように、周期発生器11を備えている。
周期発生器11は、図5及び図6に示すように、設定された周期データと対応して、端子13の基準クロックの周期Tのm倍(mは正整数)を周期とするパルスAと、周期Tのp倍(pはmより小さい正整数)を周期とするパルスAとを出力する。
例えば、図7に示すように、設定された周期Taが8.5Tの場合、パルスAの周期mTは、8Tと9Tとを交互にとり、パルスAの周期pTは、2Tとなる。
また、周期発生器11は、さらに周期Tよりも小さい遅延量を示す微小周期データRDを、設定周期データの周期T以下の重みの下位データと、パルスAの発生状態とに応じて出力する。
なお、周期発生器11より出力されるパルスAと微小周期データRDとは一般的に次のように表される。
つまり、この波形発生装置10から発生されるタイミングパルスの第1番目から第i+1番目(iは1以上の整数)までの設定周期の総和を周期Tで割った値M1の整数部から、タイミングパルスの第1番目から第i番目までの設定周期の総和(i=1の時はゼロとする)をTで割った値M2の整数部を引いた値にTを掛け算した値がパルスAの周期であり、M2の小数部が微小データRDである。
この周期発生器11は、図6に示すように構成されている。すなわち、周期設定器12において、発生すべき周期を示す周期データが設定される。周期データ中の周期T以上の重みをもつビット数をn1、T未満の重みのビット数をn2とする。
図6では、n1=5、n2=2の場合で各ビットの重みを図に示した。この例では、発生すべき周期からTを減算した値を周期設定器12に設定する。図7の例では発生すべき周期は8.5Tであり、これに対応して図6に示すように「0011110」が設定される。
なお、図6及び図7においては、n1=5、n2=2としてあるが、これらに限るものではなく、それぞれ任意好適な数とすることができる。
RS−FF14、n2ビットのD形FF15は、端子16の初期化信号iNiTにより予めリセットされている。
起動信号STARTが端子17に与えられると、RS−FF14はセットされてそのQ内力G1は、高レベルになり、出力GIによりゲート18、19が開かれる。また、起動信号STARTは、ORゲート20に与えられ、その出力S6によりゲート21が開かれ、ゲート21より端子13の基準クロックCKの一つがパルスA1として出力される。
また、ORゲート20の出力S6は、n1ビットのダウンカウンタ22のロード端子LOに入力され、その信号S6が与えられている状態における基準クロックCKの立ち下がりで周期設定器12の上位ビットn1がプリセットされ、ダウンカウンタ22の計数内容D1はこの例では7が出力される。その後、ダウンカウンタ22は、クロックCKごとにその立ち下がりでダウンカウントされる。
ORゲート20の出力S6は、微分回路23にも供給され、微分回路23の出力S7によりカウンタ24がクリアされ、その出力D4は0となる。カウンタ24は、パルスA2の周期をTのp倍にするためのものであり、この例ではp=2であってカウンタ24が基準クロックCKを2個計数するごとにANDゲート25から幅Tの信号S8を出力する。この信号S8は、ゲート19に与えられ、信号G1、S8、クロックCKの一致出力がパルスAとして得られる。
周期設定器12の設定周期データ中のn2の下位ビットは、n2ビット加算器26に与えられ、D−FF15の出力と加算され、その加算出力は、D−FF15のデータ端子D0、D1へ供給される。この例ではn2=2であり、加算器26は、2ビット加算器である。加算器26の桁上げ出力C1はゲート27に反転して与えられ、ゲート28に非反転で与えられる。初期状態でD−FF15はリセットされ、その出力は0であり、したがって桁上げ出力C1は0でゲート27が開かれている。また加算器26の2ビット出力中の上位ビット出力d2は、この例では設定周期データの下位2ビットが1、0であるから高レベルとなっている。
D−FF15は、ゲート18の出力S5の立ち下がりで加算器26の出力を取り込み、出力を周期発生器11の微小周期データRDとして出力する。D−FF15及び加算器26は、累積加算回路を構成している。
この例ではダウンカウンタ22がクロックCKを7個計数して計数値D1が0になると、ゼロ検出回路29から出力S1が生じ、これがゲート27を通過し、信号S2としてさらにORゲート30を通じてゲート18へ与えられ、その出力S5がORゲート20に供給されるため、ゲート21からクロックCKの1個が8T離れてパルスA1として出力され、また微分回路23から出力が生じカウンタ24がクリアされ、かつダウンカウンタ22に設定周期データがプリセットされる。
ゲート18の出力S5の立ち下がりでD−FF15は、加算器26の出力を取り込み、D−FF15の出力は、d3=1、d4=0となり、その上位ビット出力d3は高レベルになり、このため、加算器26の出力は0、0となるとともに桁上げ出力C1が高いレベルになり、また加算器26の出力d2は低レベルになる。
この状態で同様のことが行われるが、次のダウンカウンタ22がゼロになった時にその検出回路29の出力S1は、ゲート28を通過し、出力S3が生じ、これが次のクロックCKによりD−FF31に取り込まれ、その出力S4がゲート18へ供給され、よって前述と同様にゲート21からパルスA1が生じるが、このパルスA1は、先のパルスA1から9Tである。
また、D−FF15に対する取込みが行われ、その出力d3は低レベルになり、この結果、加算器26の出力d2は高レベルになり初期状態に戻る。したがって、同様のことが繰り返され、パルスA1の周期は8Tと9Tとを繰り返し、パルスA2の同期は2Tとなり、微小周期データRDはd3=0、d4=0(0T)とd3=1、d4=0(0.5T)とを8T、9Tの周期で繰り返す。
タイミング発生器40は、基準クロック単位の遅延回路41−1〜41−nと、高精度可変遅延回路42とを有している。
この構成は、図9に示す従来のタイミング発生器120と同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、タイミング発生器40では、高精度可変クロックの出力タイミングの基準となる基準クロックが入力される。
PLL50は、図8に示すように、位相検出器51と、ループフィルタ52と、電圧制御発振器53と、N分周器54とを備えている。
位相検出器(Phase Detector)51は、基準周波数信号とN分周器からの出力信号との位相差を電圧(又は電流)のかたちで出力する。
ループフィルタ(Loop Filter)52は、PLL50の時定数を決定する。
電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillator)53は、電圧で出力周波数を制御する。
N分周器(Divider)54は、出力信号の周波数を分周して入力側へ送る。
つまり、PLL50は、出力が入力の位相検出器51に戻されて、入力と出力の位相差をなくすように、出力が入力の位相変動に追従するフィードバックループを構成している。
ここで、ループフィルタ52は、ローパスフィルタであるため、速い周波数の位相変動(キャリアに対して遠いスプリアス)ほどフィルタで減衰され、出力が追従しにくくなる。このため、結果的に入力のスプリアスが除去される。
以上説明したように、本実施形態の波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置によれば、スプリアスの生じる位置がキャリアから遠くなるように周期データが補正されるため、そのスプリアスをPLLで確実に除去でき、高精度可変クロックの低ジッタ化を実現できる。
以上、本発明の波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る波形発生装置、設定周期補正方法及び半導体試験装置は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、スプリアスの除去について示したが、例えば、一定の周波数又は周期で発生するノイズの除去についても適用可能である。
また、本発明の設定周期補正方法は、その補正演算をプログラム化し、演算装置に実行させることもできる。この場合、その演算装置と波形発生装置のパターン発生器とを接続し、演算装置で補正された周期データをパターン発生器が入力することもできる。
本発明は、スプリアスの除去に関する発明であるため、スプリアスが生じる信号が出力される装置や機器に利用可能である。
本発明の波形発生装置の動作を示すフローチャートである。 補正前と補正後のスプリアスの生じる位置を示す波形図である。 周期設定器への入力例を示す図表である。 本発明の波形発生装置の構成を示すブロック図である。 本発明のパターン発生器の構成を示すブロック図である。 パターン発生器の周期発生器の構成を示す回路図である。 パターン発生器における各部の信号の変位を示す波形図である。 PLLの構成を示すブロック図である。 従来の波形発生装置(半導体試験装置)の構成を示すブロック図である。 タイミング発生器の構成を示す回路図である。 スプリアスの発生原理を示す波形図である。 基準クロック周期=4ns、周期設定値=9nsのときのタイミング発生器の動作を示す波形図である。 基準クロック周期=4ns、周期設定値=8.0000001192092nsのときのタイミング発生器の動作を示す波形図である。
符号の説明
1 波形発生装置(半導体試験装置)
10 パターン発生器
11 周期発生器
12 周期設定器
40 タイミング発生器
50 PLL(位相ロックループ回路)

Claims (6)

  1. 周期パターンを発生するパターン発生器と、前記周期パターンと基準クロックとにもとづきクロック信号を出力するタイミング発生器と、前記クロック信号からスプリアスを除去する位相ロックループ回路とを備えた波形発生装置であって、
    前記パターン発生器は、前記クロック信号の発生周期を周期データとして設定する周期設定器を有し、
    この周期設定器は、前記クロック信号の周期が最も遅いときに生じるスプリアスの位置が、前記位相ロックループ回路で除去可能な位置となるように補正された周期データを設定するとともに、前記タイミング発生器で起こる位相変動の周期の逆数が、前記位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値よりも大きくなるように補正された周期データを設定することにより、前記位相ロックループ回路が除去可能な位置で前記スプリアスが生じるように補正された周期データを設定し、
    前記タイミング発生器で入力されて前記クロック信号の出力タイミングの基準となる基準クロックの周期を、基準クロック周期とし、
    この基準クロック周期の整数倍に対する、前記周期データの周期の位相を算出し、
    前記基準クロック周期を前記位相で除算し、この除算により得られた商と前記周期データの周期とを乗算し、この乗算により得られた積を、前記位相変動の周期とする
    ことを特徴とする波形発生装置。
  2. 前記クロック信号に生じるスプリアスの位置(1/T1)が、
    1/T1=1/(A×B/C1)>D
    A:前記クロック信号の最も遅い周期
    B:前記基準クロック周期
    C1:前記位相
    D:位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値
    を満たすときのC1の値にもとづいて、前記周期データを補正する
    ことを特徴とする請求項記載の波形発生装置。
  3. 前記タイミング発生器で入力されて前記クロック信号の出力タイミングの基準となる基準クロックの周期を、基準クロック周期とし、
    この基準クロック周期の整数倍に対する、前記周期データの周期の位相を算出し、
    前記タイミング発生器の設定周期に関する分解能を前記位相で除算し、この除算により得られた商と前記周期データの周期とを乗算し、この乗算により得られた積を、前記位相変動の周期とする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の波形発生装置。
  4. 前記クロック信号に生じるスプリアスの位置(1/T2)が、
    1/T2=1/(A×E/C2)>D
    A:前記クロック信号の最も遅い周期
    E:前記タイミング発生器の設定周期に関する分解能
    C2:前記位相
    D:位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値
    を満たすときのC2の値にもとづいて、前記周期データを補正する
    ことを特徴とする請求項記載の波形発生装置。
  5. 波形発生装置のパターン発生器で設定される周期データを補正する設定周期補正方法であって、
    前記波形発生装置のタイミング発生器から出力されたクロック信号に生じるスプリアスを、前記クロック信号の周期が最も遅いときに生じるスプリアスの位置が前記位相ロックループ回路で除去可能な位置となるように補正された周期データを設定するとともに、前記タイミング発生器で起こる位相変動の周期の逆数が前記位相ロックループ回路で除去可能とするスプリアスの位置の最小値よりも大きくなるように補正された周期データを設定することにより、前記波形発生装置の位相ロックループ回路で除去可能な位置に生じるように、前記周期データを補正し、この補正した周期データを前記パターン発生器に設定し、
    前記タイミング発生器で入力されて前記クロック信号の出力タイミングの基準となる基準クロックの周期を、基準クロック周期とし、
    この基準クロック周期の整数倍に対する、前記周期データの周期の位相を算出し、
    前記基準クロック周期を前記位相で除算し、この除算により得られた商と前記周期データの周期とを乗算し、この乗算により得られた積を、前記位相変動の周期とする
    ことを特徴とする設定周期補正方法。
  6. 所定の周期でクロック信号を出力する波形発生装置を備えた半導体試験装置であって、
    前記波形発生装置が、請求項1〜のいずれかに記載の波形発生装置からなる
    ことを特徴とする半導体試験装置。
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