JPH0479545A - 加入者通信情報管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 パケット交換におけるマルチプロセッシング方式の負荷
分散システムに関し、 高トラフイツク加入者に影響されない純粋負荷分散を実
現し、加入者通信の中断を発生させない状態でのファイ
ル更新工事を実現することを目的とし、 複数のパケット転送ブ１コセッサを、並列負荷分散型に
保有するマルチプロセッシング形式のパケット交換シス
テムノードにおいて、 収容加入者の加入者情報及び通信論理リンク情報を一元
管理し、各パケット転送プロセッサを統括管理する保守
・運用プロセッサをホット・スタンバイ式に２重化して
設け、 加入者からの入力パケットを加入者回線収容プロセッサ
により一旦該保守・運用プロセッサへ収容し、該当加入
者情報及び論理リンク情報を該入力パケットに相乗りさ
せた後、一群選択的に選んだパケット転送プロセッサへ
入力パケットを引き継ぐように構成する。

（産業上の利用分野〕 本発明は、パケット交換におけるマルチプロセッシング
方式の負荷分散システムにおける加入者通信情報管理方
式に関する。

パケット交換システムノードは、負荷分散のため複数の
加入者回線をグループ毎に集約し、パケット転送プロセ
ッササで集約された各加入者回線毎の送受信制御、相手
番号翻訳、フロー制御等の転送処理を行い、局間回線を
経由して他局ノードに接続している。これらのパケット
転送プロセッサはマルチプロセッシング方式を取り保守
・運用プロセッサにより保守者が保守・運用を集中処理
している。

これらのマルチプロセッシング形式の負荷分散型交換シ
ステムノードにおいては、高トラフイツク加入者に影響
される事のない純粋な負荷分散の実現を図る必要があり
、又、加入者通信の中断を発生させない状態でのファイ
ル更新工事を実現させる必要があり、大規模かつシステ
ムソフトの機能拡充サイクルの短いネットワークシステ
ムを構築する事が望まれている。

〔従来の技術〕

従来のパケット交換におけるマルチプロセッシング方式
の負荷分散システムの接続構成図を第３図に示す。図に
おいて、２１（２１，，２１２，−＝−＝２１ｎ）はパ
ケット転送プロセッサ、２２は保守・連用プロセッサを
示す。

パケット転送プロセッサ２１（２１＋、２１２．　””
””’２１ｎ）はそれぞれ複数の加入者回線により複数
の加入者に接続され、局間回線によりそれぞれ他局ノー
ドに接続されると共に、プロセッサ間通信ハスにより保
守・運用プロセッサ２２にマルチ接続されている。

パケット転送プロセッサ２０２１．２１２１−−−−２
１ｎ）は回線終端装置のＸ２５プロトコル制御により、
加入者回線毎に加入者送受信制御、相手番号翻訳、フロ
ー制御等の加入者収容制御機能と局間回線接続制御機能
とを有し、加入者と他局ノード間のベケッＩ・転送制御
を行う。各パケット転送プロセッサ２１は均等に負荷分
散されてそれぞれ個別に管理しており、個々の通信に対
する論理リンク情報も該通信加入者を収容するパケット
転送プロセッサ２１が個別に管理している。保守・運用
プロセッサ２２は各パケット転送プロセッサ２１と並列
に接続され、保守者による保守・運用機能を集中し、加
入者情報のファイルメモリバックアップを管理し、シス
テム再開時に該当の加入者情報を該当加入者プロセッサ
へ転送する等の役割を果たし、実パケツト交換動作には
関与していない。

Ｃ発明が解決しようとする課題〕 従来の方式では、加入者を各パケット転送プロセッサに
対し均等に割り振る事で負荷分散を実現するため、負荷
分散状況が高トラフイツク加入者に左右されることが多
い。

また、各パケット転送プロセッサが独立に交換動作を実
施しているため、ファイル更新実施時には必ず加入者通
信リンクを一旦切断し、パケット転送を中断させなけれ
ばならない。

本発明は、転送パケットを必ず保守・運用プロセッサを
経由してパケット転送プロセッサへ通信させる事により
、加入者情報及び通信リンク情報を保守・運用プロセッ
サに一元管理させて、上記従来の問題を解決することを
目的とする。

〔課題を解決するための手段］ 本発明のパケット交換システムノードの原理構成図を第
１図に示す。図において、１　（１，，１２Ｉｎ）は並
列負荷分散型のパケット転送プロセッサ、２は二重運転
型の保守・運用プロセッサ、３は加入者回線を多重化収
容して保守・運用プロセッサに接続する加入者回線収容
プロセッサ、４は保守・運用プロセッサからの出力回線
を複数の局間回線に分散して他局ノードに接続する局間
回線収容プロセッサを示す。

複数のパケット転送プロセッサ１　（ＩＩ、１２−−一
・Ｉｎ）はプロセッサ間通信ハスにより保守・運用ブロ
セッサ２に接続され、パケットリンクを張る処理、デー
タのフロー制御、相手先番号翻訳等のパケット処理を担
当する。

保守・運用プロセッサ２は収容加入者の加入者情報及び
通信論理リンク情報を一元管理し、各パケット転送プロ
セッサｌを統括管理する。

加入者からの入力パケットを加入者回線収容プロセッサ
３により集約して一旦該保守・運用プロセッサ２へ集結
させ、該当加入者情報及び論理リンク情報を該入力パケ
ットに相乗りさせた後、一群選択的に選んだパケット転
送プロセッサ１へ入力パケットを引き継ぐように構成す
る。

（作用〕 （１）転送パケットは必ず保守・運用プロセッサ２を経
由してパケット転送プロセッサｌと通信させ、加入者情
報及び通信リンク情報を保守・運用プロセッサ２で一元
管理させる。

（２）保守・運用プロセッサ２において、入力パケット
に対応した加入者情報及び通信リンク情報を算出し、入
力パケットに対して網内ヘシダの形で該算出データを相
乗り付与させた後、パケット転送プロセッサ１へと通信
する。

（３）保守・運用プロセッサ２はホット・スタンバイ方
式により２重化して、２つのプロセッサを常時動作中に
して互いに待機させておく。

（４）　　ファイル更新はスタンバイの保守・運用プロ
セッサ２へのファイルロード後稼働スタンバイ装置を切
替え、配下で各々対等な立場にあるパケット転送プロセ
ッサ１を２グループに分け、別々に新ファイルをインプ
ットする事により、無中断ファイルを実現する。

（５）保守・運用プロセッサ２よりパケット転送プロセ
ッサ１ヘパケツト転送を実施する際、パケット転送プロ
セ・ンサ１を一群選択する事により加入者トラフィック
状況に左右されない負荷分散を実現することができる。

（６）完全に合同な立場のパケット転送プロセッサ１群
（１□１□−−−−４ｎ　）をグループ分割し、分割入
力ラインを行う事により、通信無中断形式のファイル更
新を実現することができる。

［実施例］ 本発明の実施例のブロック構成図を第２図に示す。図に
おいて、１１はパケット転送プロセッサ、１２は保守・
運用プロセッサ、１３は加入者回線収容プロセッサ、１
４は局間回線収容プロセッサを示す。

なお■〜■はパケットの処理フローを示す。

保守・運用プロセッサ１２を管理プロセッサとし完全に
同一なパケット転送プロセッサ１１を配下に負荷分散形
式にて複数台配置し、プロセッサ間通信バスにて相互通
信を実施する構成とする。保守・運用プロセッサ１２は
ホット・スタンバイ形式の二重化構成とする。上記マル
チプレクサ形式において、局収容加入者に対する加入者
情報は、保守・運用プロセッサ１２がメインメモリ及び
ファイルメモリバックアップ共に一元管理する。

パケットの処理フローを通常パケット転送処理方式とフ
ァイル更新処理方式に別けて説明する。

（ｉ）通常パケット転送処理方式 ■　加入者回線を集結させた加入者回線収容プロセッサ
１３より入力パケットは一律保守・運用プロセッサ１２
へとプロセッサ間通信される。

■　保守・運用プロセッサ１２では入力パケットの入回
線情報より該当加入者情報及び論理リンク情報を算出し
、パケット付加情報化（網内ヘッダ化）し、パケット転
送プロセッサ１１へとプロセッサ間通信を実施する。

■　この時、保守・運用プロセッサ１２はラウントロピ
ン方式等を用いて一群選択式に、パケット転送プロセッ
サ１１を選定する。

■　パケット転送プロセッサ１１では入力パケットの付
加網内ヘッダより、該通信の論理リンク情報及び発信加
入者情報を取り出し、ＤＴＥ−ＤＣＥ間プロトコル手順
等パケット交換転送動作を実施する。

■　パケット転送プロセッサ１１では、局間にパケット
を送信するに当たり、再度保守・運用プロセッサへとパ
ケットを転送する。

■　パケット転送プロセッサ１１では局間にパケットを
送信するに当たり、再度、保守・運用プロセッサへとパ
ケットを転送する。

■　保守・運用プロセッサ１２では、同情報が更新され
た後の論理リンク情報を自保有のメインソモリ情報へ再
移植し、最新情報とする。

■　網内ヘッダに付与した局ノード情報を取り外し加入
者パケット部のみを局間回線収容プロセッナ１４へと通
信する。

■　局間回線収容プロセッサ１４にて回線選択ルーティ
ングを実施し局間パケット通信を実施する。

［相］　次に保守・運用プロセッサ１２の■〜■間の一
連の呼処理動作と位置付け、加入者回線／局間回線入力
パケットの競合待ち合わせ処理等は、保守・運用プロセ
ッサ１２にて実施する。

尚局間受信バケッＩ・は上記記述の逆の流れとなる。

（ｉｉ　）ファイル更新処理方式 ■　運用中のシステムに対しソフトウェア（システム部
）をファイル更新する場合、先ずホット・スタンバイ側
の保守・運用プロセッサ１２に対し、ファイルロードを
実施する。

■　加入者／局間回線収容プロセッサ１３．１４に指示
を与え、保守・運用プロセッサは稼働／スタンバイを切
替え、ファイルを更新する。以後呼処理レベルよりも実
行下位レベルにて稼働→スタンバイ側−１新ファイルを
コピーする。

［相］　保守・運用プロセッサ１２は、配下のパケット
転送プロセッサ１１群を２群に分割し、第１群側を障害
中としてパケット転送時の選択プロセッサより除外する
。

［相］　上記第１群のパケット転送プロセッサ１１に対
し新ファイルを初期プログラムロードし、新ファイルに
て障害回復化し、パケット転送−群選択対象へ再組合せ
する。

■　上記と同様の処理を第２群側のバケット処理プロセ
ッサ１工に対し実行する。第１群に対する処理が完全に
終了後、第２群に対する処理を実行する。

〔発明の効果］ 以上説明の通り、本発明により下記の効果が得られる。

（１）加入者トラフィック状況に左右されることなく、
パケット転送プロセッサ間の均等負荷分散を図ることが
できる。

（２）運用中のシステムに対し加入者の通信を中断させ
る事なく、ファイル更新を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図は実施例のブロッ
ク構成図、第３図は従来例の接続構成図を示す。 図において、Ｌ　ＩＬ　２］はパケット転送プロセッサ
、２１２．２２は保守・運用プロセッサ、３は加入者回
線収容プロセッサ、４は局間回線収容プロセッサを示す
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のパケット転送プロセッサを、並列負荷分散型に保
   有するマルチプロセッシング形式のパケット交換システ
   ムノードにおいて、 収容加入者の加入者情報及び通信論理リンク情報を一元
   管理し、各パケット転送プロセッサ（１）を統括管理す
   る保守・運用プロセッサ（２）をホット・スタンバイ式
   に２重化して設け、 加入者からの入力パケットを加入者回線収容プロセッサ
   （３）により一旦該保守・運用プロセッサ（２）へ収容
   し、該当加入者情報及び論理リンク情報を該入力パケッ
   トに相乗りさせた後、一群選択的に選んだパケット転送
   プロセッサ（１）へ入力パケットを引き継ぐことを特徴
   とする加入者通信情報管理方式。