JP3763957B2 - Pll装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、PLL(フェーズロックトループ)装置に関し、特に、入力信号と同期のとれたクロック信号を生成するPLL装置に関する。
近年、情報機器の分野においては信号伝送の高速化や設計にかかるコストの低廉化が求められており、高速な信号伝送時においても信頼性が高く高精度で低コストのPLL装置が要求されている。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来のPLL装置の第1例のブロック図を示す。このPLL装置はアナログ回路である。同図中、入力信号は位相比較器10で出力クロックと位相を比較される。ここで得られた位相誤差信号はフィルタ12で高周波成分を除去されて定電圧生成器14に供給され、ここで制御電圧としての定電圧が生成され、VCO(電圧制御型発振器)16に供給される。VCO16は供給される定電圧に応じた周波数のパルスを生成し、これをクロック信号として出力する。
【0003】
図11は従来のPLL装置の第2一例のブロック図を示す。このPLL装置はデジタル回路である。同図中、入力信号の通信データには同期用ビットが含まれている。同期ビット検出器20は入力信号の同期用ビットを検出すると、検出信号を指示器22に供給する。指示器22は入力信号のN倍の周波数のクロック信号を供給されており、検出信号の供給から何番目(M番目)のクロックパルスを同期クロックとして用いると、次の入力信号の同期用ビットが入来するまで入力信号との同期を維持できるかを判断して、選択器24に指示する。選択器24はこの指示に応じて供給されるクロック信号のNパルス毎にM番目のパルスを選択し同期クロックとして出力する。
【0004】
図12は従来のPLL装置の第3例のブロック図を示す。このPLL装置はデジタル回路である。同図中、入力信号は縦続接続された遅延器301 〜30N で順次遅延される。遅延器301 〜30N それぞれの出力する信号は選択器32に供給される。また、入力信号は位相比較器10で出力クロックと位相を比較される。ここで得られた位相誤差情報が選択器32に供給される。選択器32は位相誤差情報に基づいて、遅延器301 〜30N それぞれの出力信号から位相誤差がなくなるような信号を選択し、選択した信号をクロック信号として出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の第1例のPLL装置は、高精度のクロック信号を得ることができるものの、位相比較器10,定電圧生成器14,VCO16の複雑な制御を要し、各回路が複雑であるために回路規模が大きくなり、また、アナログ的な制御であるため温度変化の影響を受けやすく、例えば定電圧生成器14の出力信号にノイズが混入した場合など誤動作のおそれがあり、このノイズ除去のための回路設計に技術を要するため、全般にコスト高になるという問題があった。
【0006】
従来の第2例のPLL装置は、第1例に比べて回路規模は小さく抑えられ、低コストのPLL装置が得られるが、精度が低いために短期間で位相ずれが発生する。このため、入力信号には一定間隔毎に同期用ビットを挿入して、一定間隔毎に同期をとらなければならないために、信号の伝送効率が悪化するという問題があった。
【0007】
従来の第3例のPLL装置は、第2例に比べて高精度とするためには遅延器の個数が膨大な数となり、回路規模が大きくなる。また、遅延器は半導体集積化する際のプロセスのばらつきにより遅延量にばらつきが生ずるため、マクロ化が困難であるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、設計にかかる時間を短縮でき、コストを低減でき、回路規模が小さくて済み、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することができ、かつ、入力信号に同期ビットを設ける必要がないため信号の伝送効率が悪化することを防止できるPLL装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、パルス波形の入力信号の各エッジのエッジ間隔であるパルス幅を検出するパルス幅検出部と、
前記パルス幅検出部で検出された複数のパルス幅情報を保持するパルス幅情報保持部と、
前記パルス幅情報保持部に保持された複数のパルス幅情報に基づいて位相同期用の指示情報を演算する演算部と、
前記入力信号のエッジに対して前記指示情報に基づく遅延を行ってパルス信号を生成し出力するパルス生成部と、
前記演算部の出力する指示情報を、誤りのない指示情報に対応する基準情報と比較し、前記指示情報が前記基準情報から所定の誤差範囲であるとき前記指示情報を前記パルス生成部に供給し、前記指示情報が前記基準情報から所定の誤差範囲でないとき前記基準情報を前記パルス生成部に供給する指示部を有する。
【0009】
このように、検出された複数のパルス幅情報を保持し、その情報に基づいて指示情報を得てパルス信号を生成し出力するため、装置の全ての部分が単純な論理で動作を行うので設計にかかる時間を短縮でき、コストを低減できると共に回路規模が小さくて済み、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することができ、かつ、入力信号に同期ビットを設ける必要がないため信号の伝送効率が悪化することを防止でき、指示情報を、誤りのない指示情報に対応する基準情報と比較し、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載PLL装置において、前記基準情報は、外部より供給される。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のPLL装置において、前記基準情報は、前記演算部で得た複数の指示情報に基づいて生成する。
このため、基準情報を外部より供給する必要がなくなる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1記載のPLL装置において、
前記指示部は、前記指示情報の代わりに前記パルス幅検出部の出力するパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、前記パルス幅情報が前記基準情報から所定の誤差範囲であるとき前記指示情報を前記パルス生成部に供給する。
【0013】
このように、指示情報の代わりにパルス幅検出部の出力するパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載のPLL装置において、
前記指示部は、前記指示情報の代わりに前記パルス幅情報保持部から読み出されたパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、前記パルス幅情報が前記基準情報から所定の誤差範囲であるとき前記指示情報を前記パルス生成部に供給する。
【0014】
このように、指示情報の代わりにパルス幅情報保持部から読み出されたパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1記載のPLL装置において、
前記パルス生成部は、前記入力信号のエッジに対して前記指示情報の上位ビットに基づく遅延を行って粗調整を行う粗調整部と、
前記粗調整部の出力パルス信号を前記指示情報の下位ビットに基づく遅延を行って微調整を行う微調整部とを有する。
【0015】
このように、入力信号のエッジに対して指示情報の上位ビットに基づく遅延を行って粗調整を行い、その後、指示情報の下位ビットに基づく遅延を行って微調整を行うため、回路規模を小さくすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1記載のPLL装置において、前記装置全体をデジタル回路で構成する。
【0016】
このように、全体をデジタル回路で構成することにより、ノイズの影響を受けにくく、誤動作のおそれが小さくなる。
請求項8に記載の発明は、請求項1記載のPLL装置において、前記装置全体をアナログ回路で構成する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のPLL装置の第1実施例の機能ブロック図を示す。同図中、端子40から入来した入力信号Siはパルス幅検出部42に供給される。パルス幅検出部42では入力信号Siのパルス幅を検出して、その検出パルス幅情報をパルス幅情報保持部44に保持する。演算部46は上記パルス幅情報保持部44に保持されている複数のパルス幅情報からパルス幅の平均値を求め、この平均値から入力信号Siと位相同期を取るために必要な指示情報を演算して指示部48に供給する。
【0018】
指示部48は端子50から供給される適正な指示情報に対応する基準情報と、演算部46から供給される指示情報とを比較して、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲内であればこの指示情報をパルス生成部52に供給し、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲外であれば基準情報を指示情報としてパルス生成部52に供給する。パルス生成部52は端子40より供給される入力信号Siに対して指示情報に応じた遅延を行ってクロック信号を生成し、出力信号として端子54より出力する。
【0019】
図2は本発明のPLL装置の第1実施例の詳細ブロック図を示す。同図中、端子40から入来した図3(A),(C)に示す入力信号Siはそのままパルス幅検出部42内のアンド回路63に供給されると共に、インバータ61で反転されてアンド回路62に供給される。なお、図3(C)の波形は、図3(A)の波形を拡大表示している。
【0020】
アンド回路62,63それぞれはリングオッシレータ66からシステムクロックCLK1を供給されており、入力信号Si及びその反転信号をシステムクロックCLK1に同期したエッジの信号として取り出し、カウンタ64,65それぞれに供給する。なお、システムクロックCLK1は例えば入力信号Siの128倍の周波数の信号である。
【0021】
カウンタ64は例えば8ビットのカウンタであり、入力信号Siのローレベル期間をシステムクロックCLK1にてカウントし、カウンタ65は例えば8ビットのカウンタであり、入力信号Siのハイレベル期間をシステムクロックCLK1にてカウントし、図3(D),(E)それぞれに示すカウント値(パルス幅情報)DATA1,DATA2はセレクタ67に供給され、ここで入力信号Siのレベルに応じて切り換えられて図3(F)に示す値DATA3として演算部46のシフトレジスタ68に供給される。
【0022】
イクスクルーシブオア回路71はインバータ61の出力する反転入力信号Siと、入力信号Siを遅延器70で遅延した信号とを供給されており、図3(G)に示すエッジ検出信号CLK2を得て、これをシフトレジスタ68を構成するレジスタ681 〜684 に供給する。これによって、セレクタ67よりの値DATA3がエッジ検出信号CLK2によってレジスタ681 〜684 を順次シフトされる。
【0023】
図3(H),(I)に示すレジスタ681 ,682 の各8ビットの格納値DATA4,DATA5はアダー72で加算され9ビットの値がアダー74に供給され、図3(J),(K)に示すレジスタ683 ,684 の各8ビットの格納値はアダー73で図3(L),(M)に示すように加算され、9ビットの値がアダー74に供給される。アダー74は2つの値を加算して10ビットの加算値を得て、この10ビットの加算値のうち図3(N)に示す上位8ビットを出力する。つまり、入力信号Siの2周期にわたるハイレベル期間及びローレベル期間の平均値の1/2の値(中心値つまり指示情報)が出力され、この中心値の上位4ビットはビット単位で指示部48のイクスクルーシブオア回路(EOR)76〜79に供給され、また、中心値がセレクタ80に供給される。
【0024】
端子50から供給される4ビットの基準情報は、誤りのない中心値が取りうる値に対応する8ビットの値であり、この基準情報の上位4ビットはビット単位でイクスクルーシブオア回路76〜79に供給され、中心値の上位4ビットが基準情報の上位4ビットと比較される。イクスクルーシブオア回路76〜79の出力信号はアンド回路81に供給され、アンド回路81は中心値の上位4ビットが基準情報の上位4ビットと一致したときハイレベルの信号を生成しセレクタ80に供給する。セレクタ80はアンド回路81よりハイレベルの信号を供給されると、中心値が基準情報の値から所定の誤差範囲内であるため8ビットの中心値を選択し、アンド回路81よりローレベルの信号を供給されると、中心値が基準情報の値から所定の誤差範囲外であるため8ビットの基準情報を選択してパルス生成部50に供給する。
【0025】
セレクタ80の出力する図3(O)に示す8ビットの値の上位4ビットはビット単位でパルス生成部50のイクスクルーシブオア回路85〜88に供給される。カウンタ89は例えば4ビットのカウンタであり、入力信号Siのエッジでリセットされた後、システムクロックCLK1をカウントして図3(P)に示す4ビットのカウント値をビット単位でイクスクルーシブオア回路85〜88に供給する。
【0026】
イクスクルーシブオア回路85〜88それぞれはセレクタ80出力の上位4ビットとカウンタ値の4ビットとを比較し、イクスクルーシブオア回路85〜88それぞれの出力を供給されるアンド回路91は両者が一致したときハイレベルとなる図3(Q)に示す信号S1を出力する。この信号は入力信号Siのエッジをセレクタ80出力の上位4ビットに対応するシステムクロック周期だけ遅延した信号であり、出力クロックの粗調整を行っている。この信号S1は縦続接続された遅延器921 〜92N に供給されて順次遅延され、遅延器921 〜92N それぞれの出力はセレクタ96に供給される。また、遅延器921 〜92N それぞれの出力は遅延器941 〜94N それぞれで遅延されてセレクタ95に供給される。
【0027】
セレクタ96にはセレクタ80の出力する図3(O)に示す8ビットの値の下位4ビットが供給されており、この下位4ビットに対応する遅延器921 〜92N のいずれかの出力を選択することにより微調整を行って、イクスクルーシブオア回路97に供給する。セレクタ95にはセレクタ80の出力する図3(O)に示す8ビットの値の下位4ビットが供給されており、この下位4ビットに対応する遅延器941 〜94N のいずれかの出力を選択してイクスクルーシブオア回路97に供給する。セレクタ95出力はセレクタ96出力より遅延器1個分遅延しており、イクスクルーシブオア回路97は図3(R)に示すクロック信号Soを生成して端子98より出力する。なお、図3(A)の入力信号Siに対応する出力クロック信号Soを図3(B)に示す。
【0028】
このように、検出された複数のパルス幅情報を保持し、その情報に基づいて指示情報を得てパルス信号を生成し出力するため、装置の全ての部分が単純な論理で動作を行うので設計にかかる時間を短縮でき、コストを低減できると共に回路規模が小さくて済み、高精度であり、従来装置のようにVCOを用いてないため入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することができ、かつ、入力信号に同期ビットを設ける必要がないため信号の伝送効率が悪化することを防止できる。また、指示情報を誤りのない指示情報に対応する基準情報と比較し、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
【0029】
図4は本発明のPLL装置の第2実施例の詳細ブロック図を示す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図4において、端子40から入来した図5(A),(C)に示す入力信号Siはそのままパルス幅検出部42内のアンド回路63に供給されると共に、インバータ61で反転されてアンド回路62に供給される。なお、図5(C)の波形は、図5(A)の波形を拡大表示している。
【0030】
アンド回路62,63それぞれはリングオッシレータ66からシステムクロックCLK1を供給されており、入力信号Si及びその反転信号をシステムクロックCLK1に同期したエッジの信号として取り出し、カウンタ64,65それぞれに供給する。なお、システムクロックCLK1は例えば入力信号Siの128倍の周波数の信号である。
【0031】
カウンタ64は例えば8ビットのカウンタであり、入力信号Siのローレベル期間をシステムクロックCLK1にてカウントし、カウンタ65は例えば8ビットのカウンタであり、入力信号Siのローレベル期間をシステムクロックCLK1にてカウントし、図5(D),(E)それぞれに示すカウント値DATA1,DATA2はセレクタ67に供給され、ここで入力信号Siのレベルに応じて切り換えられて図5(F)に示す値DATA3として演算部46のシフトレジスタ68に供給される。
【0032】
イクスクルーシブオア回路71はインバータ61の出力する反転入力信号Siと、入力信号Siを遅延器70で遅延した信号とを供給されており、エッジ検出信号CLK2を得て、これをシフトレジスタ68を構成するレジスタ681 〜684 に供給する。これによって、セレクタ67よりの値DATA3がエッジ検出信号CLK2によってレジスタ681 〜684 を順次シフトされる。
【0033】
レジスタ681 ,682 の各8ビットの格納値DATA4,DATA5はアダー72で加算され9ビットの値がアダー74に供給され、レジスタ683 ,684 の各8ビットの格納値はアダー73で加算され、9ビットの値がアダー74に供給される。アダー74は2つの値を加算して10ビットの加算値を得て、この10ビットの加算値のうち上位8ビットを出力する。つまり、入力信号Siの2周期にわたるハイレベル期間及びローレベル期間の平均値の1/2の値(中心値)が出力され、この中心値の上位4ビットはビット単位で指示部48のイクスクルーシブオア回路76〜79に供給され、また、中心値がセレクタ80に供給される。
【0034】
端子50から供給される基準情報は、誤りのない中心値が取りうる値に対応する8ビットの値であり、この基準情報の上位4ビットはビット単位でイクスクルーシブオア回路76〜79に供給され、中心値の上位4ビットが基準情報の上位4ビットと比較される。イクスクルーシブオア回路76〜79の出力信号はアンド回路81に供給され、アンド回路81は中心値の上位4ビットが基準情報の上位4ビットと一致したときハイレベルの信号を生成しセレクタ80に供給する。セレクタ80はアンド回路81よりハイレベルの信号を供給されると、中心値が基準情報の値から所定の誤差範囲内であるため8ビットの中心値を選択し、アンド回路81よりローレベルの信号を供給されると、中心値が基準情報の値から所定の誤差範囲外であるため8ビットの基準情報を選択してパルス生成部50に供給する。
【0035】
なお、カウンタ64,65は8ビットのカウンタであるため、入力信号Siのエッジがなければ図5(E)に示すように、カウント値は最大255(10進数)となるが、指示部48でこのような過大値は基準値に置き換えられる。
セレクタ80の出力する8ビットの値はビット単位でパルス生成部50のイクスクルーシブオア回路1051 〜1058 に供給される。カウンタ109は例えば8ビットのカウンタであり、図5(G)に示す入力信号Siのエッジでリセットされた後、図5(H)に示すシステムクロックCLK1をカウントして8ビットのカウント値をビット単位でイクスクルーシブオア回路1051 〜1058 に供給する。
【0036】
イクスクルーシブオア回路1051 〜1058 はセレクタ80出力の8ビットとカウンタ値の8ビットとを比較し、イクスクルーシブオア回路1051 〜1058 それぞれの出力を供給されるアンド回路106は両者が一致したときハイレベルとなる図5(G)に示す信号S1を出力する。この信号S1は入力信号Siのエッジをセレクタ80の出力に対応するシステムクロック周期だけ遅延した信号であり、出力クロックの粗調整及び微調整を行っている。この信号S1はそのままアンド回路107に供給されると共に、縦続接続された奇数個のインバータ1081 〜108i に供給されて遅延されインバータ108i の出力(アンド回路106の出力に対して遅延及び反転している)がアンド回路107に供給される。これによってアンド回路107はインバータ1081 〜108i の遅延量だけのパルス幅を持つ図5(B)に示すクロック信号を生成し、端子98から出力する。
【0037】
上記の第1,第2実施例はデジタル回路であるが、本発明は、次に示すようにアナログ回路でも構成することができる。
図6は本発明のPLL装置の第3実施例の詳細ブロック図を示す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図6において、端子40から入来した入力信号Siはパルス幅検出部42のそのままチャージポンプ110に供給されると共に、反転信号生成回路112で反転されてチャージポンプ114に供給される。チャージポンプ110は入力信号Siのローレベル期間に容量の放電を完了してハイレベル期間に電荷を充電し、その電位V1 を切り替え回路118に供給する。チャージポンプ114は入力信号Siのハイレベル期間に容量の放電を完了してローレベル期間に電荷を充電し、その電位V2 を切り替え回路118に供給する。
【0038】
切り替え信号生成回路116は入力信号Si及びその反転信号からスイッチ信号SWを生成して切り替え回路118に供給する。切り替え回路118は入力信号Siの立ち下がり時にチャージポンプ110の出力電位V1 をシフタ120に供給し、入力信号Siの立ち上がり時にチャージポンプ114の出力電位V2 をシフタ120に供給する。シフタ120はスイッチ信号SWに応じて入力信号Siの立ち上がり及び立ち下がり時に、切り替え回路118から供給される電位V3 の供給先をチャージポンプ121〜124の間で順次シフトして供給する。チャージポンプ121〜124それぞれは供給された電位V4 ,V5 ,V6 ,V7 を保持して演算部46の加算回路126に供給する。
【0039】
加算回路126はチャージポンプ121〜124それぞれから供給される電位を加算し、その加算電位V8 は抵抗分割回路128で1/8の電位に分圧され、これにより得られるパルス幅平均の1/2に対応する電位V9 が指示部48のスイッチ回路130、コンパレータ132の非反転入力端子、コンパレータ134の反転入力端子それぞれに供給される。抵抗分割回路136は端子138から供給される理想パルス幅に対応する基準電位Vref を抵抗分割して、電位Va=Vref ・3/4をコンパレータ132の反転入力端子に基準値として供給し、電位Vb=Vref /4を加算回路138に供給する。加算回路138はこれに基準電位Vref を加算して電位Vc=Vref ・5/4をコンパレータ134の非反転入力端子に基準値として供給する。
【0040】
コンパレータ132は電位V9 を理想パルス幅の+25%に対応する電位Vaと比較してスイッチ制御信号を生成しスイッチ回路130に供給し、コンパレータ134は電位V9 を理想パルス幅の−25%に対応する電位Vbと比較してスイッチ制御信号を生成しスイッチ回路140に供給する。スイッチ回路130,140それぞれは供給されるスイッチ制御信号がハイレベルのときにのみ閉成し、スイッチ回路130の出力信号はスイッチ回路140に供給され、スイッチ回路140の出力信号はコンパレータ142の非反転入力端子に供給される。これによって、電位V9 が電位Vaから電位Vbの範囲にあって、妥当であるときにのみ、パルス幅平均の1/2に対応する電位V9 が基準電位としてコンパレータ142の非反転入力端子に供給される。
【0041】
コンパレータ142は反転入力端子に電位V3 を供給されており、電位V3 が基準電位未満のときにハイレベルとなるクロック信号を生成して端子54より出力する。なお、定電流回路144はチャージポンプ110,114,121〜124それぞれに定電流を供給している。
この実施例ではチャージポンプ110,114,121〜124それぞれと定電流回路144が供給する電流値の設定、及び基準電位Vref の整合を取るだけで高精度のPLLを構成することができ、比較的回路規模が大きい回路はコンパレータであるが、その個数は3個だけであり、従来に比して回路規模を大幅に小さくすることができる。また、従来装置のようにVCOを用いてないため、入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することができる。
【0042】
図7は本発明のPLL装置の第4実施例の機能ブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。図7において、端子40から入来した入力信号Siはパルス幅検出部42に供給される。パルス幅検出部42では入力信号Siのパルス幅を検出して、その検出パルス幅情報をパルス幅情報保持部44に保持する。演算部46は上記パルス幅情報保持部44に保持されている複数のパルス幅情報からパルス幅の平均値を求め、この平均値から入力信号Siと位相同期を取るために必要な指示情報を演算して指示部48及び指示情報比較部150に供給する。
【0043】
指示情報比較部150は演算部46から過去に供給された複数の指示情報から誤りのない適正な指示情報の値を判定し、この値を基準情報として保持して指示部48に供給する。指示部48はこの指示情報比較部150から供給される基準情報と、演算部46から供給される指示情報とを比較して、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲内であればこの指示情報をパルス生成部52に供給し、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲外であれば基準情報を指示情報としてパルス生成部52に供給する。パルス生成部52は端子40より供給される入力信号Siに対して指示情報に応じた遅延を行ってクロック信号を生成し、出力信号として端子54より出力する。この実施例では、外部より基準情報を供給する必要がなくなる。
【0044】
図8は本発明のPLL装置の第5実施例の機能ブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。図8において、端子40から入来した入力信号Siはパルス幅検出部42に供給される。パルス幅検出部42では入力信号Siのパルス幅を検出して、その検出パルス幅情報をパルス幅情報保持部44に保持すると共に、指示部152に供給する。演算部46は上記パルス幅情報保持部44に保持されている複数のパルス幅情報からパルス幅の平均値を求め、この平均値から入力信号Siと位相同期を取るために必要な指示情報を演算して指示部48に供給する。
【0045】
指示部152はパルス幅検出部42から供給される検出パルス幅情報と、端子154から供給される適正なパルス幅に対応する基準情報とを比較して、検出パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲内であれば演算部46から供給される指示情報をパルス生成部52に供給し、検出パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲外であれば基準情報を指示情報としてパルス生成部52に供給する。パルス生成部52は、端子40より供給される入力信号Siに対して指示情報に応じた遅延を行ってクロック信号を生成し、これを出力信号として端子54より出力する。
【0046】
このように、指示情報の代わりにパルス幅検出部の出力するパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
図9は本発明のPLL装置の第6実施例の機能ブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。図9において、端子40から入来した入力信号Siはパルス幅検出部42に供給される。パルス幅検出部42では入力信号Siのパルス幅を検出して、その検出パルス幅情報をパルス幅情報保持部44に保持する。演算部46は上記パルス幅情報保持部44に保持されている複数のパルス幅情報からパルス幅の平均値を求め、この平均値から入力信号Siと位相同期を取るために必要な指示情報を演算して指示部48に供給する。
【0047】
指示部156はパルス幅情報保持部44から読み出されるパルス幅情報と、端子158から供給される適正なパルス幅に対応する基準情報とを比較して、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲内であれば演算部46から供給される指示情報をパルス生成部52に供給し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲外であれば基準情報を指示情報としてパルス生成部52に供給する。パルス生成部52は端子40より供給される入力信号Siに対して指示情報に応じた遅延を行ってクロック信号を生成し、これを出力信号として端子54より出力する。
【0048】
このように、指示情報の代わりにパルス幅情報保持部から読み出されたパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明によれば、検出された複数のパルス幅情報を保持し、その情報に基づいて指示情報を得てパルス信号を生成し出力するため、装置の全ての部分が単純な論理で動作を行うので設計にかかる時間を短縮でき、コストを低減できると共に回路規模が小さくて済み、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することができ、かつ、入力信号に同期ビットを設ける必要がないため信号の伝送効率が悪化することを防止でき、指示情報を、誤りのない指示情報に対応する基準情報と比較し、指示情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
【0051】
また、請求項3に記載の発明によれば、基準情報を外部より供給する必要がなくなる。 また、請求項4に記載の発明によれば、指示情報の代わりにパルス幅検出部の出力するパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
【0052】
また、請求項5に記載の発明によれば、指示情報の代わりにパルス幅情報保持部から読み出されたパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、パルス幅情報が基準情報から所定の誤差範囲であるとき指示情報からパルス生成を行うため、更に、高精度で入力信号の広範囲の周波数変動にも対応することが可能となる。
【0053】
また、請求項6に記載の発明によれば、入力信号のエッジに対して指示情報の上位ビットに基づく遅延を行って粗調整を行い、その後、指示情報の下位ビットに基づく遅延を行って微調整を行うため、回路規模を小さくすることができる。
【0054】
また、請求項7に記載の発明によれば、全体をデジタル回路で構成することにより、ノイズの影響を受けにくく、誤動作のおそれが小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPLL装置の第1実施例の機能ブロック図である。
【図2】本発明のPLL装置の第1実施例の詳細ブロック図である。
【図3】図2の回路各部の信号タイミングチャートである。
【図4】本発明のPLL装置の第2実施例の詳細ブロック図である。
【図5】図4の回路各部の信号タイミングチャートである。
【図6】本発明のPLL装置の第3実施例の詳細ブロック図である。
【図7】本発明のPLL装置の第4実施例の機能ブロック図である。
【図8】本発明のPLL装置の第5実施例の機能ブロック図である。
【図9】本発明のPLL装置の第6実施例の機能ブロック図である。
【図10】 従来のPLL装置の第1例のブロック図である。
【図11】 従来のPLL装置の第2例のブロック図である。
【図12】 従来のPLL装置の第3例のブロック図である。
【符号の説明】
42 パルス幅検出部
44 パルス幅情報保持部
46 演算部
48 指示部
52 パルス生成部
61,1081 〜108i インバータ
62,63,81,91 アンド回路
64,65,89 カウンタ
66 リングオッシレータ
67,80,95,96 セレクタ
68 シフトレジスタ
70 遅延器
71,76〜79,85〜88,1051 〜1058 イクスクルーシブオア回路
72,73,74,921 〜92N ,941 〜94N アダー
110,114,121〜124 チャージポンプ
112 反転信号生成回路
116 切り替え信号生成回路
118 切り替え回路
120 シフタ
126 加算回路126
128,136 抵抗分割回路
130 スイッチ回路
132,134,142 コンパレータ
144 定電流回路
Claims (8)
- パルス波形の入力信号の各エッジのエッジ間隔であるパルス幅を検出するパルス幅検出部と、
前記パルス幅検出部で検出された複数のパルス幅情報を保持するパルス幅情報保持部と、
前記パルス幅情報保持部に保持された複数のパルス幅情報に基づいて位相同期用の指示情報を演算する演算部と、
前記入力信号のエッジに対して前記指示情報に基づく遅延を行ってパルス信号を生成し出力するパルス生成部と、
前記演算部の出力する指示情報を、誤りのない指示情報に対応する基準情報と比較し、前記指示情報が前記基準情報から所定の誤差範囲であるとき前記指示情報を前記パルス生成部に供給し、前記指示情報が前記基準情報から所定の誤差範囲でないとき前記基準情報を前記パルス生成部に供給する指示部を有することを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記基準情報は、外部より供給されることを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記基準情報は、前記演算部で得た複数の指示情報に基づいて生成することを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記指示部は、前記指示情報の代わりに前記パルス幅検出部の出力するパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、前記パルス幅情報が前記基準情報から所定の誤差範囲であるとき前記指示情報を前記パルス生成部に供給することを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記指示部は、前記指示情報の代わりに前記パルス幅情報保持部から読み出されたパルス幅情報を、誤りのないパルス幅情報に対応する基準情報と比較し、前記パルス幅情報が前記基準情報から所定の誤差範囲であるとき前記指示情報を前記パルス生成部に供給することを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記パルス生成部は、前記入力信号のエッジに対して前記指示情報の上位ビットに基づく遅延を行って粗調整を行う粗調整部と、
前記粗調整部の出力パルス信号を前記指示情報の下位ビットに基づく遅延を行って微調整を行う微調整部と
を有することを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記装置全体をデジタル回路で構成したことを特徴とするPLL装置。 - 請求項1記載のPLL装置において、
前記装置全体をアナログ回路で構成したことを特徴とするPLL装置。
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