JP4855320B2 - クリーニングカード - Google Patents

クリーニングカード Download PDF

Info

Publication number
JP4855320B2
JP4855320B2 JP2007096420A JP2007096420A JP4855320B2 JP 4855320 B2 JP4855320 B2 JP 4855320B2 JP 2007096420 A JP2007096420 A JP 2007096420A JP 2007096420 A JP2007096420 A JP 2007096420A JP 4855320 B2 JP4855320 B2 JP 4855320B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
cleaning
cleaning card
slit
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007096420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008257770A (ja
Inventor
和寿 石川
一徳 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2007096420A priority Critical patent/JP4855320B2/ja
Publication of JP2008257770A publication Critical patent/JP2008257770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4855320B2 publication Critical patent/JP4855320B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、カード状媒体処理装置のクリーニング方法に関し、更に詳しくは、カード状媒体に記録された情報を読取る読取り手段に付着した汚れを除去するクリーニングカードに関する。
従来から情報記録媒体の記録部に記録された情報を読み取って処理するカード状媒体処理装置が知られている。このカード状媒体処理装置としては、ATM(現金自動預け払い機)の本体に固定されて使用する固定式のものと、カードを手動操作によりカード走行路をスワイプさせて、カードに記録された情報の読取りをする、または書き込みをするスワイプ式の情報処理装置が知られている。
特にスワイプ式の装置には、携帯型の情報処理装置があり、この携帯型の情報処理装置では携帯という利便性を生かして使用場所を移したり、外出先に持ち出したりすることが可能なことから、携帯型の情報処理装置に搭載された密着型イメージスキャナの読取面(ガラス面)は、ATMのような屋内固定型の情報処理装置と比べて汚れやすい環境で使用する場合が多い。故に、携帯型の密着型イメージスキャナの読取面のクリーニングは、読取りおよび書き込みエラーを抑制する意味で、屋内設置型の情報処理装置に比べて、日常のクリーニングは極めて重要である。
そこで、このような設置環境に置かれる情報処理装置の読取面を簡易な方法でクリーニングするために、クリーニングカードが用いられている。クリーニングカードは、おおよそカード型に形成された板形状に形成されており、カード走行路を手動で走行(スワイプ)することによって、読取面に付着した汚れを拭き取るよう操作されるものである。従って基台としての樹脂シートの少なくとも片面に、極細繊維からなる繊維シートを貼着したり、樹脂シートを成形する際に極細繊維糸を複合して一体成形させたものが提案されている(引用文献1参照)。
さらに、上記特許文献1には、カード通過経路上から多少離れて位置している読取り面に対しても、効果的に表面の繊維布を接触させることができるように突出弧状形成部が2個設けられているクリーニングカードが示されている。
特開2004−118907号公報
しかし、従来のクリーニングカードは、情報記録媒体として一般的に用いられているPETP等の材質によって形成されており、PETPを基台とし、その表面に、単に繊維シートを貼着しただけでは剛性が高く、スワイプ操作によって読取面に確実に密着させることができない。従って、読取面上をクリーニングカードが通過する際に、クリーニングカードが読取面と接触しない非接触箇所が生じるため、クリーニングを行ったのにも係わらず、依然、読取りおよび書き込みエラーが解消しないという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、読取面への密着性の優れたクリーニング部を有するクリーニングカードを提供することにある。
カード走行基準面に沿ってカード状媒体が走行するカード走行路と、前記走行路を底部とするU字状断面を形成するように前記走行路を挟んで対向配置された一対のフレームと、前記一対のフレームの少なくとも一方側に前記走行路に臨んで設けられるとともに前記カード状媒体に記録された記録情報を読取る読取部と、を有する媒体処理装置の前記読取部をクリーニングするクリーニングカードにおいて、平面部と、前記平面部のカード走行方向における中間に、前記カード走行方向と直交するカード幅方向に渡って設けられるとともに、前記一対のフレームの対向面に弾性をもって摺接可能な弾性部と、前記弾性部に設けられて前記読取部をクリーニングするクリーニング部と、前記弾性部および前記平面部に跨って設けられ、前記カード走行方向における両端が閉じたスリットと、を有するとともに、前記弾性部は、前記クリーニングカードのカード表面から突出形成されており、その頂部にクリーニング部を有し、前記クリーニングカードの前記カード幅方向の一端を前記カード走行基準面に沿わせて前記クリーニングカードを走行させる際、前記スリットは、前記カード幅方向の一端とは反対側の前記カード幅方向の他端側の前記走行路から露出した領域で、かつ、前記フレームの端部側に形成されていることを特徴とする。
さらに本発明において、前記弾性部は、前記平面部の裏面側から、前記頂部の表面までの高さが前記一対のフレーム間の隙間よりも長く形成され、前記一対のフレーム間の隙間に挿入されることにより、前記フレームの対向面によって弾性変形することが好ましい。このように構成することで、クリーニングカードが一対のフレーム間の隙間によって弾性変形するので、フレームの側面に対して精度よく、クリーニングカードを当接させるこができる。
また本発明において、前記クリーニングカードは前記カード走行路を走行する際に、前記カード幅方向の一端を前記カード走行基準面に沿わせ、前記カード幅方向の他端側を前記走行路から露出した把持部とすることが好ましい。このように構成することにより、把持部を把持してクリーニングカードを走行させることにより、クリーニングカードを走行させる際、クリーニングカードにかかる力がスリットを境界として分断され、クリーニングカードの剛性を適度に低下させることができ読取部に対する密着性を向上する。
以上説明したように、本発明によるクリーニングカードは、スリットを境界として、クリーニングカードにかかる力(カード走行方向と直行する方向の力)が分断され、クリーニングカードの剛性が適度に低下するので、媒体処理装置の読取面の周辺に凹凸を有する場合でも、クリーニングカードを読取部に対して精度よく密着させることができ、もって、媒体処理装置の読取部に対して優れたクリーニング効果を発揮することができる。
また、本発明によるクリーニングカードによれば、クリーニングカードの剛性が弾性部の弾性力によって、緩和することができるので、読取面周辺に凹凸があっても、クリーニングカードの頂部に設けられたクリーニング部を読取面に対して当接させることができ、読取面に付着した汚れを効果的に除去することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態におけるクリーニングカードを示す斜視図である。図2は、本実施の形態におけるクリーニングカードの別の実施の形態を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の形態における、クリーニングカード1の断面を示す拡大図である。また、図4は、本発明の実施の形態にかかるカード状媒体処理装置100にクリーニングカード1を挿入したときの斜視図であり、図5は、本発明の実施の形態にかかるカード状媒体処理装置100を正面から見たときの断面図である。
また、図1および図2に示す矢印Aおよび矢印Bは、カード走行方向を示しており、以降カード走行方向として記載する。また、矢印Cおよび矢印Dは、クリーニングカード1が弾性変形するときの方向を示す。
(カード状媒体処理装置)
クリーニングカード1のクリーニング対象であるカード状媒体処理装置100について、図4および図5を用いて説明する。
カード状媒体処理装置100は、図示しないカード状媒体の表面に記録された画像や文字(例えばバーコードやOCR文字)を撮像する密着型イメージセンサなどの読取部30を有する第1フレーム32と、走行路20を挟んで第1フレーム32と対向し、読取部30の読取面31に対してカード状媒体を押圧するローラ34を有する第2フレーム33と、を有している。なお、第1フレーム32及び第2フレーム33によって、カード走行方向に直交する断面形状がほぼU字形状をなすフレームを形成しており、このU字の底部がカード状媒体の走行基準面となる。
読取部30には、図示しない光源が内設されており、読取面31を介してこの光源から照射された光をカード状媒体にあて、カード状媒体からの反射光を、読取部30に内設された図示しないフォトダイオードやCCDなどの受光素子で受光することによって、カード状媒体表面上の画像や文字を撮像するようにしている。なお、読取部30は、本実施の形態における密着型イメージスキャナのほか、磁気記録情報の読取または書き込みを行う磁気ヘッドであってもよい。
第2フレーム33には、ローラ34を走行路20に臨ませる開口34aが形成されている。ローラ34は、押圧する方向に付勢する図示しない付勢バネによって付勢され、開口34aを介してカード状媒体を読取面31に密着させている。
図5において、第1フレーム32及び第2フレーム33には、それぞれカード状媒体の通過を検出する読取開始センサ35及びLED36が設けられている。そして、この読取開始センサ35と、上述した読取部30とは、カード状媒体の搬送方向に沿って第1フレーム32にこの順で配置されているとともに、両者は近接して配置されている。
なお、この読取開始センサ35は、制御基板21に実装されており、読取部30の読取開始のトリガーとなる。
(クリーニングカード)
以下に、図1及び図2を用いて、本実施の形態におけるクリーニングカードの構成を詳細に説明する。
クリーニングカード1は、本実施の形態においてはほぼカード状媒体と同じ形状に形成されている。また、少なくともクリーニングカード1の弾性部2およびクリーニング部4は、繊維布や不織布等を用いて一定形状(一定の形状を維持可能な剛性を備えている)となるように加工されたフエルト材料で形成されている。なお、本実施の形態においては、クリーニングカード1全面をフエルトで形成しているが、その材質はこれに限定されるものではなく、弾性部2およびクリーニング部4以外の平面部6は、上記のフエルト材料よりも剛性の強い紙やプラスチック等の材料を用いて形成されていてもよい。
クリーニングカード1には、図1または図2に矢印Lで示すカード長尺方向の略中心部分に弾性を持って突出する弾性部2が、矢印Sで示すカード短尺方向に亘って形成されている。平面部6の裏面側から、弾性部2の頂部の表面までの高さである弾性部2の高さは、図3に示す対向する第1フレーム32および第2フレーム33の間の隙間Pよりも高くなるQに形成されている。なお、本実施の形態における高さQは、約2mmである。この高さQは、クリーニングカード1が、第1フレーム32および第2フレーム33の間に挿入されていないときの高さであり、第1フレーム32および第2フレーム33の間に挿入されると両側のフレームにより弾性変形して、隙間Pの幅の間に収まる。すなわち、クリーニングカード1は、第1フレーム32と第2フレーム33との間の隙間Pに挿入されることによって変形可能な弾性力を備えている。なお、本実施の形態においては、クリーニングカード1の弾性変形の幅はQ−Pの幅であるが、平面部6の裏面側から、弾性部2の表面までの高さよりも、隙間Pの幅が低い装置であれば、この隙間Pの幅に応じて自在に変形して読取面のクリーニングを行うことが出来る。
弾性部2には、その一番高く突出している頂部3の表面に、カード短尺幅S方向に亘ってクリーニング部4を有している。このクリーニング部4は、クリーニングカード1を第1フレーム32および第2フレーム33の隙間P間に挿入されて走行するとき、カード状媒体処理装置100の読取部30の読取面31に当接する領域であり、読取面31に付着した塵や汚れを除去するよう作用する。なお、クリーニングカード1のクリーニング動作については、後段にて詳述する。
本実施形態では、図1に示すように、クリーニングカード1の走行方向AまたはBと直行する方向Lの略中央には、スリット5が設けられている。より具体的には、図4から明らかなように、スリット5は、クリーニングカード1の短尺方向幅Sにおける上方側の領域Uが走行路20から露出した領域であって、読取部30を有する第1フレーム32の端部側に形成されている。このスリット5は、クリーニングカード1を表裏貫通し、弾性部2およびクリーニング部4と、平面部6を跨って連設された長孔である。すなわち、スリット5は、カード走行方向AまたはBにおける両端が閉じている。このようにスリット5を形成することにより、クリーニングカード1を手動で走行させるときにかかる力(カード走行方向AまたはBと直交する方向の力)、すなわち、クリーニングカード1のカード幅方向の一端をカード走行基準面となるU字の底部に沿わせる力を、スリット5を境界として分断する。これにより、第1フレーム32および第2フレーム33に臨まされたクリーニングカード1の下方側の領域Vを、隙間Pの側面に精度よく当接させることができる。また、このスリット5は、図1に示すクリーニングカード1の下方側の領域Vよりも長く、且つ、クリーニングカード1の長尺幅Lよりも短い長さMになるように形成されている。
(クリーニング動作)
以下、クリーニングカード1のクリーニング動作について説明する。
図4に示すように、クリーニングカード1は、カード状媒体処理装置100の走行路20に挿入されて、図1に示す矢印AまたはBのカード走行方向に走行路20に沿って走行する。なお、クリーニングカード1の走行方向は、方向A及び方向Bのどちらの向きであってもよく、操作者は、図1に示すクリーニングカード1の領域を手などで把持して走行させる。すなわち、クリーニングカード1において、その短尺方向幅Sにおける上方側の領域Uは、走行路20から露出し、下方側の領域Vが隙間Pの側面に臨んだ状態で走行する
そして、クリーニングカード1が、読取部30及びローラ34の位置にさしかかると、クリーニングカード1の弾性部2の裏面側が、ローラ34に接触して、このローラ34により、弾性部2およびクリーニング部4が読取部30に向けて押圧される。
クリーニングカード1は、スリット5を境界とした上方側の領域Uが操作者に把持された状態で走行路20を走行すると、スリット5を境界として、クリーニングカード1にかかる力(カード走行方向AまたはBと直行する方向の力)が分断される。このクリーニングカード1にかかる力(カード走行方向AまたはBと直行する方向の力)とは、操作者がクリーニングカード1を把持して走行路20のカード基準面に向かって押す力を示している。すなわち、操作者が、スリット5を境界とした上方側の領域Uを把持した状態で走行路20を走行すると、クリーニングカード1には、操作者がクリーニングカード1を走行するカード走行方向A(またはB)にかかる力と、クリーニングカード1にかかる力(カード走行方向AまたはBと直行する方向の力)とがかかっている。本実施の形態では、クリーニングカード1には、弾性部2およびクリーニング部4と平面部6に跨ってスリット5が形成されているので、スリット5を境界として、クリーニングカード1にかかる力(カード走行方向AまたはBと直行する方向の力)、すなわち、クリーニングカード1のカード幅方向の一端をカード走行基準面となるU字の底部に沿わせる力が分断され、クリーニングカード1の剛性が適度に低下する。これにより、図1に示すように、スリット5の下方側の領域Vには、クリーニングカード1にかかる力(カード走行方向AまたはBと直行する方向の力)が影響しにくくなっている。そして、スリット5を境界とした上方側の領域Uが操作者に把持された状態で走行路20を走行すると、ローラ34によりクリーニングカード1の下方側の領域Vが、読取部30の方向へ(図1に示す矢印D方向)の押圧されて弾性部2の弾性力により弾性変形し、読取部30に向けて当接する。このようにして、読取部30読取面31を傷つけることのない適度な押圧力で、クリーニング部4を読取部30に押圧させて付着した汚れを除去する。
クリーニングカード1の弾性変化の幅は、弾性部2のQの長さと材質により変動するものであるが、スリット5が、カード走行方向と平行な方向に、と少なくとも弾性部2と、クリーニング部4および両側の平面部6の少なくとも一部を跨ぐ長さMになるように形成されていることが好ましい。このようにスリット5を設けることにより、読取面30とクリーニング部4とが精度よく密着させることができ、ひいてはクリーニングカード1によるクリーニングを効果的に行うことができる。
このようにして、操作者は、クリーニング部4に付着した汚れを目視して、汚れの状態に応じた回数カード走行方向(矢印A方向または矢印B方向)にクリーニングカード1を手動で走行させ、読取面30のクリーニングを行う。
以上説明したように、本実施の形態に示すクリーニングカード1は、スリット5を境界として、クリーニングカード1にかかる力(カード走行方向AまたはBと直行する方向の力)が分断され、クリーニングカード1の剛性が適度に低下するので、カード状媒体処理装置100の読取面31の周辺に凹凸を有する場合でも、クリーニングカード1を読取部30に対して精度よく密着させることができ、もって、カード状媒体処理装置100の読取部30に対して優れたクリーニング効果を発揮することができる。また、クリーニングカード1の剛性が弾性部2の弾性力によって、緩和することができるので、読取面31周辺に凹凸があっても、クリーニングカード1の頂部3に設けられたクリーニング部4を読取面31に対して当接させることができ、読取面31に付着した汚れを効果的に除去することができる。
また、本実施の形態では、クリーニングカード1は、カード走行方向と直交する方向のクリーニングカード1の略中央にスリット5を備えたので、クリーニングカード1をスリット5から上方と、下方とを逆にして使用することにより、クリーニングカード1の上方と、下方との両方をクリーニングに使用することができ、クリーニングカード1の性能を長期間維持させることができる。
また、クリーニングカード1は、カード走行方向と直行する方向に亘ってクリーニング部4を有しているため、スリット5を境界とする領域Uと領域Vの両方の領域をそれぞれクリーニングに用いることができる。この場合も、上記の領域Uを用いる場合と同様の操作によりクリーニングを行ない、例えば領域Vに汚れが付着して、クリーニング効果が低下したときには、クリーニングカード1の上下を逆転させて、領域Vを把持して、領域Uを隙間Pに臨ませるようにすれば、1枚のクリーニングカードで多数回のクリーニングを行うことができる。さらに、クリーニングカード1の表裏両面のカード走行方向AまたはBと直行する方向に亘ってクリーニング部4を設けておけば、クリーニングカード1の裏表を逆転させて使用することも可能であり、表面の上下及び裏面の上下の計4面全てをクリーニングに使用することが可能である。
[実施の形態2]
図2に示すように、スリット5を、クリーニングカード1の対角方向に形成されたものでもよい。この場合にも、少なくとも頂部3及びクリーニング部4を挟む平面部6を跨ぐ長さNに形成することにより、クリーニングカード1を形成する材質が、剛性の強いものである場合であってもクリーニングカード1のクリーニング部4を、読取面30に精度よく当接させることができる。なお、この場合のスリット5の長さNは、クリーニングカード1の短尺方向幅Sよりも長く、かつ、クリーニングカード1の対角方向幅Tよりも短い長さである。
以上説明したように、本発明は、カード処理装置内のスキャナや、磁気ヘッドのクリーニング作業を容易にするとともに、そのメンテナンス性を向上させることができ、更には情報装置全体の読取りまたは書き込み性能の向上を図ることに有用である。
本発明の実施の形態に係る本発明におけるクリーニングカード1を示す斜視図である。 本発明の別の実施の形態に係るクリーニングカード1を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における、クリーニングカード1の断面を示す拡大図である。 本発明の実施の形態にかかるカード状媒体処理装置100にクリーニングカード1を挿入したときの斜視図である。 本発明の実施の形態にかかるカード状媒体処理装置100を正面から見たときの断面図である。
1 クリーニングカード
2 弾性部
3 頂部
4 クリーニング部
5 スリット
6 平面部
20 走行路
30 読取部
31 読取面
32 第1のフレーム
33 第2のフレーム
34 ローラ
35 読取開始センサ
36 LED
100 カード状媒体処理装置

Claims (3)

  1. カード走行基準面に沿ってカード状媒体が走行するカード走行路と、前記走行路を底部とするU字状断面を形成するように前記走行路を挟んで対向配置された一対のフレームと、前記一対のフレームの少なくとも一方側に前記走行路に臨んで設けられるとともに前記カード状媒体に記録された記録情報を読取る読取部と、を有する媒体処理装置の前記読取部をクリーニングするクリーニングカードにおいて、
    平面部と、前記平面部のカード走行方向における中間に、前記カード走行方向と直交するカード幅方向に渡って設けられるとともに、前記一対のフレームの対向面に弾性をもって摺接可能な弾性部と、前記弾性部に設けられて前記読取部をクリーニングするクリーニング部と、前記弾性部および前記平面部に跨って設けられ、前記カード走行方向における両端が閉じたスリットと、を有するとともに、
    前記弾性部は、前記クリーニングカードのカード表面から突出形成されており、その頂部にクリーニング部を有し、
    前記クリーニングカードの前記カード幅方向の一端を前記カード走行基準面に沿わせて前記クリーニングカードを走行させる際、前記スリットは、前記カード幅方向の一端とは反対側の前記カード幅方向の他端側の前記走行路から露出した領域で、かつ、前記フレームの端部側に形成されている
    ことを特徴とするクリーニングカード。
  2. 前記弾性部は、前記平面部の裏面側から、前記頂部の表面までの高さが前記一対のフレーム間の隙間よりも長く形成され、前記一対のフレーム間の隙間に挿入されることにより、前記フレームの対向面によって弾性変形することを特徴とする請求項1記載のクリーニングカード。
  3. 前記クリーニングカードは前記カード走行路を走行する際に、前記カード幅方向の一端を前記カード走行基準面に沿わせ、前記スリットより前記カード幅方向の他端側を前記走行路から露出した把持部としたことを特徴とする請求項1または2記載のクリーニングカード
JP2007096420A 2007-04-02 2007-04-02 クリーニングカード Expired - Fee Related JP4855320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007096420A JP4855320B2 (ja) 2007-04-02 2007-04-02 クリーニングカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007096420A JP4855320B2 (ja) 2007-04-02 2007-04-02 クリーニングカード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008257770A JP2008257770A (ja) 2008-10-23
JP4855320B2 true JP4855320B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=39981193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007096420A Expired - Fee Related JP4855320B2 (ja) 2007-04-02 2007-04-02 クリーニングカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4855320B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2023009380A (es) * 2021-02-12 2023-08-17 Kicteam Inc Tarjeta de limpieza para un dispositivo de transporte de medio con un elemento elevado en la superficie.

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173216A (ja) * 1987-01-13 1988-07-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリ−ニングカ−ド
JPH07234923A (ja) * 1994-02-22 1995-09-05 Norio Nakajima カード読取機の清掃用カード
JP4431481B2 (ja) * 2004-11-15 2010-03-17 日本電産サンキョー株式会社 クリーニング治具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008257770A (ja) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5153964A (en) Machine optics and paper path cleaner
JP5326011B2 (ja) カードリーダ
JP3629430B2 (ja) 磁気トラックおよびチップカード書込み/読出し装置のためのクリーニングカード、並びに該クリーニングカードを製造するための方法
JP4855320B2 (ja) クリーニングカード
JPH11272818A (ja) カード処理機の清掃用カード
JP2013020572A (ja) クリーニングカード
JP4431481B2 (ja) クリーニング治具
JP5483674B2 (ja) 磁気ヘッド用クリーニングパット及び磁気ストライプ処理装置
JP2006281088A (ja) クリーニングシート及び清掃方法
JP4637807B2 (ja) カード状記録媒体情報処理装置
JP2009303085A (ja) カード状媒体処理装置
JP4810643B2 (ja) 情報処理装置
JP4911185B2 (ja) 清掃部材および清掃部材を着脱可能な記録装置
JP3320029B2 (ja) プリンタの清掃システム
US20100134852A1 (en) Image reader and medium processor
JP4565157B2 (ja) 情報読取装置
US20230182177A1 (en) Media transport device cleaning tool with embedded cleaning surface material
JP2010095372A (ja) クリーニングシート
JP5684065B2 (ja) クリーニングカード
JP2547639Y2 (ja) カード搬送装置の清掃具
JPH11175673A (ja) 各種カード状媒体処理機用クリーニングカード
JP2840435B2 (ja) カード処理装置のゴミ取り装置
JPH10116327A (ja) カード読取機の清掃用カード
US20100037409A1 (en) Cleaning device for scanner
JP2002298098A (ja) カードリーダライタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4855320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees