JP4431481B2 - クリーニング治具 - Google Patents

クリーニング治具 Download PDF

Info

Publication number
JP4431481B2
JP4431481B2 JP2004330669A JP2004330669A JP4431481B2 JP 4431481 B2 JP4431481 B2 JP 4431481B2 JP 2004330669 A JP2004330669 A JP 2004330669A JP 2004330669 A JP2004330669 A JP 2004330669A JP 4431481 B2 JP4431481 B2 JP 4431481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
guide surface
cleaning
contact
valley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004330669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006139690A (ja
Inventor
望 渡部
良作 小鹿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2004330669A priority Critical patent/JP4431481B2/ja
Publication of JP2006139690A publication Critical patent/JP2006139690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4431481B2 publication Critical patent/JP4431481B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、カードリーダのクリーニング治具に関する。更に詳述すると、本発明は、カードリーダ内部に設けられた、カードを検出する光センサおよびその周辺部分をクリーニングするクリーニング治具の改良に関する。
カードリーダは、カードをカード搬送路に沿って搬送しながら、このカード搬送路に設けられた磁気ヘッド、IC接点等によりデータのリードライトを行うものであるが、その際、光センサによって上記カードの位置検出が行われる。
カードの位置を検出する光センサは、例えば、発光素子と受光素子とから構成され、これら発光素子および受光素子は、カード搬送路を挟んで所定の位置に対向して配置されている。上記カード搬送路上をカードが搬送され、このカードが発光素子からの光を遮ることにより受光素子の出力レベルが変化する。この出力レベルと、あらかじめ設定した検出レベルとを比較することにより、カードの有無、あるいは位置を検出している。
このようなカードリーダにおいては、カード挿入口からカードリーダ内部に進入した塵埃や挿入されるカードに付着した手垢や油等によって貼着した塵、埃等が、上記光センサに付着し、上記光センサの感度が劣化してしまうという問題があった。
そのため、上記光センサの感度が劣化したとき、専用のクリーニング治具をカード搬送路を搬送させて、付着した塵、埃等を取り払うようにしていた。
クリーニング治具としては、例えば、図5に示すようなクリーニング用カード100がある。
このクリーニングカード100は、基材101の片側面であって光センサの受光素子側に対応する位置に、フェルトよりも毛先の長い毛状部材103が設けられている。
このクリーニングカード100をカード搬送路に搬送させることにより、受光素子および素子とカード搬送路との間に形成された隙間のクリーニングを行い、受光素子及び隙間に付着した塵、埃等を取り払っている。(特許文献1を参照。)
また、図6に示すクリーニングカード110は、カード状に形成された平面上に繊維布が表裏面に貼り合わされているとともに、断面形状が突出弧状に成形された弧状成形部111が2箇所形成されている。
このクリーニングカード110では、突出弧状成形部111により、カード搬送路から多少離れて位置している被クリーニング部、例えば、搬送機器部やプリンタ機構部等に対しても効果的に上記繊維布を接触させることができるようになっている。(特許文献2を参照。)
特開平11−296630号公報 特開2004−118893号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示すクリーニングカード100、110は、クリーニングを行う場合、光センサとしての発光素子及び受光素子に摺接して、これらに付着した塵、埃等を拭き払うものであった。
そのため、舞い落ちた塵、埃等は拭き払うことはできるが、搬送されるカードに付着した手垢や油等によって貼着した塵、埃等は粘着性をもち、光センサに貼り付いているので、毛先の長い毛状部材や繊維布を摺動させて拭き払うだけでは取り除くことはできなかった。
そこで、粘着性をもつ塵、埃等を十分にクリーニングする場合は、金属片などに布を巻き付けて擦り取るようにしていたが、強い力で光センサやカード搬送路をこするので、金属片のエッジが光センサやカード搬送路を傷つけてしまい、すなわち、光センサやカード搬送路を削り、その削り粉等が新たな埃等となってしまうという問題が生じていた。
本発明は、光センサおよびその周囲部分に付着した粘着性をもつ塵、埃等を取り除くことができるカードリーダのクリーニング治具を提供することを目的とする。
また、本発明は、光センサやカード搬送路を傷つけることなく、光センサおよびその周囲部分に付着した粘着性をもつ塵、埃等を取り除くことができるカードリーダのクリーニング治具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のクリーニング治具は、搬送されるカードのカード面に対向するように所定の間隔を形成して配置された第一ガイド面と第二ガイド面とからなるカード搬送路に設置された光センサをクリーニングするカードリーダのクリーニング治具において、弾性部材で形成されるとともに、前記第一ガイド面に当接するように折り曲げられた第一当接部と、前記第二ガイド面に当接するように折り曲げられた第二当接部と、前記第一当接部と前記第二当接部との間に形成され弾性部と、前記第一当接部および前記第二当接部のうち少なくとも一方に取り付けられたクリーニング材とを備え、前記第一当接部は、その折り曲げられた頂点の角度が鋭角である山部であり、前記第二当接部は、カード搬送方向において前記山部の前後に配置された第一谷部および第二谷部であり、前記弾性部は、前記第一谷部および前記第二谷部と前記山部とを繋ぐ平板状に形成されるとともに、前記山部が前記第一ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動し、かつ、前記第一谷部および前記第二谷部が前記第二ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動するように、前記第一ガイド面と前記第二ガイド面間の所定の間隔より長く形成され、前記クリーニング材が前記光センサに摺動して前記光センサをクリーニングすることを特徴とする。
本発明において、クリーニング治具は、カード搬送路を構成する第一、第二ガイド面に当接するように折り曲げられた第一、第二当接部が形成されている。また、第一当接部は山部であり、第二当接部は第一谷部および第二谷部であり、これら第一谷部および第二谷部と山部との間には、第一谷部および第二谷部と山部とを繋ぐ平板状の弾性部が形成されるとともに、弾性部は、山部が第一ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動し、かつ、第一谷部および第二谷部が第二ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動するように、第一、第二ガイド面間の所定の間隔より長く形成されている。そのため、カード搬送路内では、弾性部が弧状となり弾性力を持ちながら、第一谷部および第二谷部と山部とが第一、第二ガイド面に当接る。すなわち、第一当接部である山部が第一ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動し、かつ、第2当接部である第一谷部および第二谷部が第二ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動するので、どちらか一方の第一、第二当接部に取り付けられたクリーニング材が光センサおよびその周囲部分に付着した粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすことができる。
また、本発明によれば、第一当接部は、その折り曲げられた頂点の角度が鋭角である山部であり、第二当接部は、カード搬送方向において山部の前後に配置された第一、第二谷部である。第一当接部が、その折り曲げられた頂点の角度が鋭角である山部であるため、光センサおよびその周辺部分に付着した粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすのに必要な圧力を容易に発生させることができる。また、この山部の頂点は光センサおよびその周辺部分に対して線接触するので、圧力を集中させることができる。また、山部に対して、カード搬送方向前後に第一、第二谷部を配置したことで、カード搬送方向と直交する方向から見た形状は、山部を頂点とする三角形となり、山部が受ける、光センサに付着した粘着性を持つ塵、埃等からの反力を第一、第二谷部で分散させることができ、光センサおよびその周辺部分に付着した粘着性をもつ塵、埃等を確実に磨き落とすことができる。
さらに、本発明において、クリーニング治具の母材は、前記カード搬送路で搬送される前記カードと同じ材質であることが好ましい。通常搬送されるカードとクリーニング治具が同じ材質であれば、その硬度が同じであるため、光センサおよびその周辺部分、さらにはカード搬送路内を傷つけることがない。したがって、新たな埃等を発生させることなく、光センサおよびその周辺部分をクリーニングすることができる。
本発明において、クリーニング治具は、カード搬送路を構成する第一、第二ガイド面に当接するように折り曲げられた第一、第二当接部が形成されている。また、第一当接部は山部であり、第二当接部は第一谷部および第二谷部であり、これら第一谷部および第二谷部と山部との間には、第一谷部および第二谷部と山部とを繋ぐ平板状の弾性部が形成されるとともに、弾性部は、山部が第一ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動し、かつ、第一谷部および第二谷部が第二ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動するように、第一、第二ガイド面間の所定の間隔より長く形成されている。そのため、カード搬送路内では、弾性部が弧状となり弾性力を持ちながら、第一谷部および第二谷部と山部とが第一、第二ガイド面に当接る。すなわち、第一当接部である山部が第一ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動し、かつ、第2当接部である第一谷部および第二谷部が第二ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動するので、どちらか一方の第一、第二当接部に取り付けられたクリーニング材が光センサおよびその周囲部分に付着した粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
(カードリーダ)
図1は、カードリーダ、およびクリーニング治具の部分縦断面図である。
図1に示すカードリーダ1には、カード挿入口(図示せず)から挿入されたカードが搬送されるカード搬送路4と、カードを搬送するローラ71、72と、搬送されるカードの有無または位置を検出する光センサ2とが設置されている。
図1に示すカードリーダ1では、第一ガイドブロック11と、第二ガイドブロック12とが所定の間隔、すなわち、カードを搬送可能な間隔を有しながら対向して配置されている。
具体的には、第一ガイドブロック11には、搬送されるカードが摺接する第一ガイド面11bが形成されており、この第一ガイド面11bに対面するように第二ガイド面12bが第二ガイドブロックに形成されている。そして、第一ガイド面11bと第二ガイド面12bとは、カードを搬送可能な間隔を有して配置され、その形成された空間(間隔)がカード搬送路4となっている。
また、第一ガイドブロック11にはローラ71が設けられ、同様に、第二ガイドブロック12には、ローラ71と対向する位置に、ローラ72が配置されている。これらローラ71、72は、搬送されるカードを確実に挟み込みながら搬送するためにカード搬送路4から突出して設けられている。
光センサ2は、発光素子21と受光素子22とからなり、発光素子21が第一ガイドブロック11に配置され、この発光素子21と対向する位置であって第二ガイドブロック12に受光素子22がそれぞれ設けられている。すなわち、図1では、これら発光素子21と受光素子22とはカード搬送路4を挟んで上下に対向するように配置されている。
さらに、本実施の形態では、光センサ2とカード搬送路4との間には光センサ4を保護する透光性のカバー31、32が設けられている。
発光素子21には、該発光素子21を保護するために、凸曲状の先端部を有するカバー31が取り付けられており、このカバー31は、第一ガイドブロック11に設けられた透孔11aに嵌合している。
なお、本実施の形態では、カバー31の凸曲状の先端部である頂部31aは、カード搬送路4から突出しており、搬送されるカードと接触するように設置されている。この突出部分に搬送されるカードが摺接すると、突出部分がこのカード搬送によって自動的にクリーニングされるようにしている。
このカバー31は例えば硬質のアクリル樹脂等の部材により形成され、カードとの接触によっても傷が発生しないような硬度を有している。
また、図1に示すように、このカバー31の基端部31bと第一ガイドブロック11との間には、隙間5a、5bが形成されている。
受光素子22には、該受光素子22を保護するために、平坦面の先端部32aを有するカバー32が取り付けられており、このカバー32は受光素子22の先端側に位置するように第二ガイドブロック12に設けられた透孔12aに嵌合している。
この第二ガイドブロック12に形成された透孔12aは、第一ガイドブロック11に形成された透孔11aに対向する位置に設けられている。
また、本実施の形態では、受光素子22をカバーするカバー32は、カード搬送路4には突出せず、カード搬送路4との間に僅かな隙間52を有するように設けられている。
さらに、カバー32は、カバー31と同様に、例えば硬質のアクリル樹脂等の部材により形成され、カードとの接触によっても傷が発生しないような硬度を有している。
(クリーニング治具)
以下に図2、および図3(a)、(b)を参照しつつ、クリーニング治具の構成を詳細に説明する。
図2は、クリーニング治具6の斜視図である。なお、本発明の特徴である山部63を表わすため、図1に示すクリーニング治具6を第1ガイドブロック11の側を上面とした図となっている。また、図3は、第一当接部および第二当接部の横断面拡大図であって、(a)は、カード搬送路内部に挿入されたクリーニング治具6の状態を示す図であり、(b)は、通常のクリーニング治具6の状態を示す図である。
クリーニング治具6は弾性部材であって長方形状した板材からなり、図2に示す本実施の形態では、短手方向は通常使用するカードとほぼ同じ幅を有し、長手方向はカードリーダのカード搬送路4よりも長く形成されている。
さらに、クリーニング治具6には、第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bに当接するように折り曲げられた第一当接部630と、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bに当接するように折り曲げられた第二当接部640a、640bと、これら第一、第二当接部との間に形成され、第一ガイド面11bと第二ガイド面12b間の所定の間隔より長くなるように形成された第一、第二弾性部65a、65bと、第一、第二当接部のうち少なくとも一方に取り付けられたクリーニング材62a、62b、62cと、このクリーニング治具6をつかむ把持部70とが形成されている。
第一当接部630は、第一ガイドブロック11の第一ガイド面11b(図1参照)に当接するように折り曲げられて形成されている。
さらに、本実施の形態において、第一当接部630は、図3(b)に示すように、その折り曲げられた頂点の角度θ1が鋭角である山部63となっており、この山部63の頂点(折り曲げ線)およびその近傍が第一ガイド面11bにほぼ線接触の状態で当接するようになっている。
すなわち、当接個所がほぼ線接触となるので、従来技術に比べて小さい接触面積で第一ガイド面11bを押圧することができる。
また、図2に示すように、山部63には、第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bまたは発光素子21のカバー31表面に当接する位置にクリーニング材62aが、接着剤等を用いて固着されている。
第二当接部640a、640bは、図2および図3(a)に示すように、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12b(図1参照)に当接するように折り曲げられて形成されている。
さらに、本実施の形態では、カード搬送方向において山部63を挟むようにその前後に第一谷部64a、および第二谷部64bを配置している。
第一谷部64aには、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bまたは受光素子22のカバー32表面に当接する位置にクリーニング材62bが貼り付けられている。
同様に、第二谷部64bには、クリーニング材62cが貼り付けられている。
弾性部65は、第一当接部630と、第二当接部640a、640bとの間に形成されている。
具体的には、本実施の形態では、第一当接部630としての山部63と、第二当接部640aとしての第一谷部64aとの間には、平板状した第一弾性部65aが設けられている。
第一弾性部65aは、図3(b)に示すように、その長さL1は、カード搬送路4の所定の間隔H(以下、高さHという)よりも長く設けられている。
そのため、クリーニング治具6がカードリーダのカード搬送路4内に挿入された場合には、図3(a)に示すように、第一弾性部65aは、その上側先端面に形成された第二谷部64aが第一ガイド面12bに当接するとともに、下側先端面に形成された山部63が第一ガイド面11bに当接するようになっている。そして、山部63と第一谷部64aとの間は、クリーニング治具6自身がもつ弾性により、弧状に弾性変形した状態となっている。
同様に、第一当接部630としての山部63と第二当接部640bとしての第二谷部64bとの間には、平板状した第二弾性部65bが設けられている。
第二弾性部65bは、図3(b)に示すように、その長さL2が、カード搬送路4の高さHよりも長く設けられている。
そのため、第一弾性部65aと同様に、カードリーダのカード搬送路4内では、図3(a)に示すように、第二弾性部65bは、その上側先端面に形成された第二谷部64bが第二ガイド面12bに摺接するとともに、下側先端面に形成された山部63が第一ガイド面11bに当接するようになっている。そして、山部63と第二谷部64bとの間は、クリーニング治具6自身がもつ弾性により、弧状に弾性変形した状態となっている。
さらに、本実施の形態では、第一弾性部65aと第二弾性部65bの長さL1とL2はほぼ同じ長さとなっている。そのため、図3(a)、(b)に示すように、カード搬送方向に直交する方向からみると、クリーニング治具6は、第一谷部64a、第一弾性部65a、山部63、第二弾性部65b、第二谷部64bで形成される、山部63を頂点とする二等辺三角形となっている。
また、山部63の頂点の角度θ1は、カード搬送路4内では第一弾性部65a、第二弾性部65bが押し広げられることになるので、その角度θ1’は、角度θ1よりも大きな角度となっている。
なお、図1及び図3(a)において、山部63の頂点の角度θ1’は、θ1に比べて僅かに開いた角度となっているが、これは分かりやすくするために示すものである。すなわち、図1及び図3(a)に示す山部63の頂点の角度θ1’は、鋭角となっている。
上述したように、クリーニング治具6がカードリーダのカード搬送路4内に挿入された場合には、第一弾性部65a及び第2弾性部65bは、クリーニング治具6自身がもつ弾性により、弧状に弾性変形した状態となっている。
そのため、クリーニング治具6は、第一弾性部65a、第二弾性部65bが弾性変形しているので、図3(a)に示すように、第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bを押す力F1、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bを押す圧力F2、F3がそれぞれ働いている。
すなわち、第一弾性部65aが、カード搬送路4内に挿入されることで、元に戻ろうとして第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bに対しF2、F3の力が働くが、第二ガイドブロック12が固定されているため、同じ大きさの反力を第一弾性部65aが受けている。この反力は第一弾性部65aの山部63を介して第一ガイド面11bを押そうとするが、第一ガイドブロック11も固定されているため、その反力を第一弾性部65aは受けて弧状に弾性変形した状態となっている。
同様に、第二弾性部65bにおいても、第一ガイド面11b及び第二ガイド面12bからそれぞれ反力を受けて弧状に弾性変形した状態となっている。
これらのことより、第一谷部64a、第二谷部64bは、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bより圧力F2、F3を受け、山部63は第一ガイドブロック11の第一ガイド面11より圧力F1を受けるようになっている。なお、圧力F1は、圧力F2、F3の合力となっている。
また、本実施の形態では、第一弾性部65aと、第二弾性部65bとの長さL1とL2とは、ほぼ同じ長さとなっているので、圧力F2とF3とはほぼ同じ圧力の大きさであると考えている。
そのため、山部63に圧力F1が、粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすのに必要な圧力となっている。
なお、本実施の形態では、この圧力F1は、粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすのに必要な圧力であって、かつ、カバー31を傷つけない圧力である10N程度の圧力となっている。
なお、山部63にかかる圧力F1は、10Nに限定されるものではなく、粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすのに必要な圧力であって、かつ、カード搬送路4を構成する第一ガイド面11b、第二ガイド面12b、光センサ及びカバー等を傷つけない圧力(1N以上)であればよい。
本実施の形態では、図2で示したように、クリーニング治具6の先端には、折り曲げられた山部63から延びる第一斜面部67aと、該第一斜面部67aの先端にガイド部69とが形成されている。ガイド部69は、クリーニング治具6をカード搬送路4へ挿入する際、案内しやすいように形成されている。
さらに詳細に述べると、ガイド部69の先端69aの高さは、カード搬送路4の高さHのほぼ1/2となっている。
また、クリーニング治具6の後端側には、クリーニングする際にユーザが把持する把持部70が形成されている。
具体的には、第二谷部64bから延びる第二斜面部67bが形成されている。
さらに、第二斜面部67bには、その斜面の一部を折り曲げてカード搬送路4と略平行となるように設けられているとともに、その折り曲げた位置は、把持部70がガイド部69の先端69aと同じ高さとなるようになっている。
つぎに、クリーニング治具6の材質を説明する。
本実施の形態においては、クリーニング治具6の母材61は、通常使用するカードの本体とほぼ同じ材質でできており、具体的には、塩化ビニル等の材料でできている。すなわち、この塩化ビニル材は、弾性材料であるとともに、その硬度は、光センサとしての発光素子、受光素子、これらを保護するカバーおよびその周辺部分、またはカード搬送路を傷つけない硬さである。
なお、クリーニング治具6の材質は、塩化ビニルに限定されるものではなく、弾性材料であって光センサ、カード搬送路を傷つけないものであればよい。
また、クリーニング治具6の厚みは、特に限定していないが、本実施の形態では通常使用するカードとほぼ同じ厚みとなっている。
山部63、第一谷部64a、第二谷部64bに貼り付けられたクリーニング材62a、62b、62cは、本実施の形態ではフェルト等の繊維物質である。なお、クリーニング材は、フェルトのほか、レーヨン等の多孔質の繊維を使用してもよい。
次に、クリーニング治具6の加工方法を、図2を用いて説明する。なお、ここに説明する加工方法は一例であり、これに限定されるものではない。
まず、長方形状した板材に、その先端から折り曲げる位置、すなわち、ガイド部69、第一谷部64a、山部63、第二谷部64b、第二斜面部67bを測り、それぞれ、折り曲げ中心を示す線80〜84を描いておく。
描かれた折り曲げ中心を示す線80〜84(図2では点線で示す)上に、先端が尖ったポンチ(図示せず)を押し当て、押し曲げ具または手で板材を折り曲げて塑性変形させる。これにより、各位置では折り曲げられた形状となり、特に山部63ではその角度が鋭角となるように成形される。
折り曲げる方向は、図2に示すように互いに反対方向となるようにし、一種のジャバラした形状に成形していく。
次に、山部63、第一谷部64a、第二谷部64bとなる塑性変形した折り曲げ位置を中心としたその周辺に、接着剤を用いてクリーニング材62をそれぞれ貼り付ける。
なお、本実施の形態では、山部63、第一谷部64a、第二谷部64bの位置に、クリーニング材62を部分貼着したが、母材61全体に、または両面にクリーニング材を貼着してもよい。また、山部63のみにクリーニング材を貼り付けたものでもよい。
さらに、クリーニング材が汚れた場合には、新しいクリーニング材に貼り替えてもよい。
以下に、図1、および図3(a)、(b)を参照しつつ、クリーニング治具6の動作について説明する。
なお、図3(a)、(b)においては、図を簡単にするために、クリーニング材は省略している。
まずは、クリーニング治具6をカード搬送路4内に挿入する場合について説明する。
クリーニング治具6のガイド部69の先端69aを、カードリーダのカード挿入口(図示せず)に挿入し、ガイド部69に続いて、第一谷部64a、第一弾性部65a、山部63、第二弾性部65b、第二谷部64bを、このカード挿入口から続いているカード搬送路4内に挿入し続ける。
このカード搬送路4に挿入された状態では、上述したとおり、第一弾性部65a、第二弾性部65bはカード搬送路4の高さHよりも長い。そのため、第一弾性部65a、第二弾性部65bは、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12b及び第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bからそれぞれ反力を受けて弧状に弾性変形しながらカード搬送路4内に挿入されていく。
挿入し続けると、ガイド部69の先端69aが、カード搬送路4内に突出しているローラ71、72(図1を参照)に当たるが、より強く押すことで、ローラ71、72の間に潜らせつつ、さらにカードリーダ内部に搬入される。
このとき、本実施の形態では、ガイド部69の先端69aの高さは、カード搬送路4のほぼ1/2となっているので、カード搬送路4にほぼ平行にクリーニング治具6を挿入することで、ローラ71、72の間に入り込むようになるので、挿入しやすくなっている。
このようにして、図1に示すように、山部63が光センサ22の発光素子21のカバー31の位置近傍に配置するように、クリーニング治具6が挿入される。
また、クリーニング治具6において、第一弾性部65a及び第二弾性部65bは、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12b及び第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bからそれぞれ反力を受けて弧状に弾性変形しながらカード搬送路4内に挿入されている。
そのため、図3(a)に示すように、第一谷部64a、第二谷部64bは、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bより圧力F2、F3を受け、山部63は第一ガイドブロック11の第二ガイド面11より圧力F1を受けている。
この圧力F1は、粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすのに必要な圧力となっている。
上述のように配置されたクリーニング治具6は、作業者によって、カード搬送方向に往復動作させることで、山部63に貼着されたクリーニング材62aがカバー31aの表面上を圧力F1をかけながらカード搬送方向に摺動する。これにより、カバー31aの表面上に付いた粘着性をもつ塵、埃等は磨き落とされる。言い換えれば、クリーニング材62aが、粘着性をもつ塵、埃等に押し付けられながら摺動するので、塵、埃等を落とすことができる。
さらに、本実施の形態では、第一谷部64aにクリーニング材62bが、第二谷部64bにクリーニング材62cがそれぞれ貼着されているので、クリーニング治具6を摺動させることにより、受光素子22のカバー32面上を同時にクリーニングしている。
このように、クリーニング治具6をカード搬送方向に繰り返し摺動させて光センサ2及びその周辺部分をクリーニングする。または、別の光センサの位置に移動し、摺動させてクリーニングする。
クリーニング後は、クリーニング治具6をカードリーダ内部から取り出す。
(本形態の効果)
本実施形態のクリーニング治具6は、カード搬送路4を構成する第一ガイド面11b、第二ガイド面12bに当接するように折り曲げられた山部(第一当接部630)63、および第一谷部64a、第二谷部64b(第二当接部640a、640b)が形成され、これら山部63、および第一、第二谷部64a、64b間に形成され、第一ガイド面11b、第二ガイド面12b間の所定の間隔より長くなるように形成された第一弾性部65a、および第二弾性部65bとを備えているので、クリーニング治具6は、カード搬送路4内では第一弾性部65a、および第二弾性部65bが弧状に弾性変形しながら山部63、および第一、第二谷部64a、64bが第一ガイド面11b、第二ガイド面12bに当接している。すなわち、山部63が第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bを、同様に、第一、第二谷部64a、64bが第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bを所定の面圧で押圧しながら摺動するので、クリーニング材62a、62b、62cを取り付けられた山部63、および第一、第二谷部64a、64bが、光センサ2およびその周囲部分、例えばカバー等に付着した、粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすことができる。
また、クリーニング治具6の先端には、ガイド部69が形成され、カード搬送路4への搬入を容易に挿入することができる。
さらに、このガイド部69の先端69aは、山部63、および第一、第二谷部64a、64bの中間の高さに配置したので、スムーズにカード搬送路4内を搬送させることができる。
また、クリーニング治具6は、クリーニング材62aが貼着された山部63が、その折り曲げられた頂点の角度θ1が鋭角であるので、光センサ2及びその周辺部分、例えば、受光素子21のカバー31表面上に付着した粘着性をもつ塵、埃等を磨き落とすのに必要な圧力を容易に発生させることができる。さらに、この山部63の頂点(折り曲げ線)およびその近傍が第一ガイド面11bにほぼ線接触で当接するようになるので、従来技術に比べて小さい接触面積で第一ガイド面11bを押圧することができる。
また、クリーニング治具6は、第一弾性部65aと第二弾性部65bの長さL1とL2がほぼ同じ長さで構成しているので、第一谷部64a、第一弾性部65a、山部63、第二弾性部65b、第二谷部64bで形成される、山部63を頂点とする二等辺三角形となっている。そのため、クリーニング治具6をカード搬送方向に往復して摺動させても、山部63は、カード搬送方向に影響を受けることなく、第一ガイドブロック11の第一ガイド面11bに所定の圧力をかけることができる。そのため、カード搬送路4内をスムーズに移動することができるとともに、確実にクリーニングすることができる。
さらに、第一谷部64aおよび第二谷部64bにクリーニング材62b、62cを貼り付けているので、山部63がクリーニングする際、同時に、第二ガイドブロック12の第二ガイド面12b及び受光素子22のカバー32表面を、所定の圧力をかけながらクリーニングすることができる。そのため、クリーニング材62b、62は、粘着性をもつ塵、埃等が付着していても、磨き落とすことができる。
本実施の形態では、クリーニング治具6の母材61は、搬送するカードと同じ材質であるため、その硬度が同じとなり、光センサ2およびその周辺部分、さらにはカード搬送路4内を傷つけることがないため、新たな埃等を発生させることなく、光センサ2およびその周辺部分をクリーニングすることができる。
また、クリーニング材62a、62b、62cにフェルト等の多孔質の繊維を使用しているため、磨き落とされた塵埃を絡み取るため、確実にカード搬送路4から塵埃を除去できる。
さらに、クリーニング治具6を繰り返し搬送させれば、強固にこびりついた粘着性の塵埃を磨き落とすことが可能である。
(他の実施の形態)
なお、上述の形態は、本発明の好適な実施例の一例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨に逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、図4(a)、(b)、(c)、および(d)は、山部63の他の実施例を示す拡大図である。
なお、図4(a)〜(d)においては、図を簡単にするために、クリーニング材は省略している。
図4(a)に示す実施の形態では、第一、第二谷部64a、64bが第二ガイドブロックの第二ガイド面12bに当接する面積を増加させている。
具体的には、第一弾性部65c、第二弾性部65dは所定の位置で折り曲げられ、山部63は頂点の角度θ1は上述した実施の形態と同じ鋭角を保持したままであるが、第一、第二谷部側では角度θ2を鈍角に設けている。
この構成によれば、角度θ2を鈍角にしたことにより、クリーニング治具6がよりスムーズに第二ガイドブロック12の第二ガイド面12bを摺動できるので、カード搬送路4内につかえることなくスムーズに搬送されるとともに、角度θ1によって、高い面圧での線接触が可能となる。
図4(b)に示す実施の形態では、第一弾性部65eと第二弾性部65bとの長さが異なるものであり、第一弾性部65eの長さL3は、第二弾性部65bの長さL2より短くなっている。
この構成によれば、クリーニング治具6をカードリーダ内部に挿入する方向で、より高い磨き落としの効果が得ることができる。
なお、長さの関係を逆にすれば、クリーニング治具6をカードリーダ内から排出する方向でより高い磨き落としの効果が得ることができる。
図4(c)に示す実施の形態では、カード搬送方向に、山部63が複数、例えば、山部63a、63bが2箇所形成されている。
この構成によれば、クリーニング治具6を摺動させる回数を少なくすることができるとともに、粘着性をもつ塵、埃等を確実に磨き落とすことができる。
また、山部63aの角度θ3、山部63bの角度θ4を異なる鋭角としてもよいし、谷部64の保持角度θ5の角度を鋭角としてもよい。
さらに、山部および谷部を複数形成し、ジャバラ形状にしてもよい。
図4(d)に示す実施の形態では、カードリーダに複数配置されている光センサの位置に合わせて山部の位置を配置したものであり、一度の摺動で、効率良く複数の光センサをクリーニングすることができる。
また、山部63cの角度θ6、谷部64cの角度θ7、山部63dの角度θ8、および谷部64dの角度θ9のうち、全てが鋭角である必要はなく、いずれか、もしくは全てが90°〜120°程度の範囲で形成されていてもよい。この場合には、クリーニング材として、ある程度摺動抵抗をもつレーヨンを用いることが好ましい。
なお、この実施の形態では、二箇所に設けたが、図示以外の位置にも山部、および谷部を設けることにより、複数の当接部を備えて、高い磨き落としの効果を得るようにしてもよい。
また、図示していないが、上記山部、および谷部にはクリーニング材が取り付けられており、このクリーニング材の材質を、硬度の高い、例えばメッシュ状のナイロン等として、磨き落としの効果を高めることもできる。
本実施の形態に係るカードリーダ、およびクリーニング治具の部分縦断面図である。 本実施の形態にかかるクリーニング治具の斜視図である。 本実施の形態に係るクリーリング治具の山部、および第一谷部、第二谷部の横断面拡大図であり、(a)は、カード搬送路にクリーニング治具を実際に搬送させた様子を、また、(b)は、搬送前のクリーニング治具の状態を示す図である。 クリーニング治具の他の実施例を示す拡大図である。 従来例のクリーニング治具の概略構成を示す図である。 従来例のクリーニング治具の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 カードリーダ
2 光センサ
4 カード搬送路
6 クリーニング治具
11 第一ガイドブロック
11b 第一ガイド面
12 第二ガイドブロック
12b 第二ガイド面
62a、62b、62c クリーニング材
63 山部
64a 第一谷部
64b 第二谷部
65a 第一弾性部(弾性部)
65b 第二弾性部(弾性部)
630 第一当接部
640a、640b 第二当接部

Claims (2)

  1. 搬送されるカードのカード面に対向するように所定の間隔を形成して配置された第一ガイド面と第二ガイド面とからなるカード搬送路に設置された光センサをクリーニングするカードリーダのクリーニング治具において、
    弾性部材で形成されるとともに、
    前記第一ガイド面に当接するように折り曲げられた第一当接部と、前記第二ガイド面に当接するように折り曲げられた第二当接部と、前記第一当接部と前記第二当接部との間に形成され弾性部と、前記第一当接部および前記第二当接部のうち少なくとも一方に取り付けられたクリーニング材とを備え、
    前記第一当接部は、その折り曲げられた頂点の角度が鋭角である山部であり、
    前記第二当接部は、カード搬送方向において前記山部の前後に配置された第一谷部および第二谷部であり、
    前記弾性部は、前記第一谷部および前記第二谷部と前記山部とを繋ぐ平板状に形成されるとともに、前記山部が前記第一ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動し、かつ、前記第一谷部および前記第二谷部が前記第二ガイド面を所定の面圧で押圧しながら摺動するように、前記第一ガイド面と前記第二ガイド面間の所定の間隔より長く形成され、
    前記クリーニング材が前記光センサに摺動して前記光センサをクリーニングすることを特徴とするクリーニング治具。
  2. 前記クリーニング治具の母材は、前記カード搬送路で搬送される前記カードと同じ材質であることを特徴とする請求項記載のクリーニング治具。
JP2004330669A 2004-11-15 2004-11-15 クリーニング治具 Expired - Fee Related JP4431481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004330669A JP4431481B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 クリーニング治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004330669A JP4431481B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 クリーニング治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006139690A JP2006139690A (ja) 2006-06-01
JP4431481B2 true JP4431481B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=36620464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004330669A Expired - Fee Related JP4431481B2 (ja) 2004-11-15 2004-11-15 クリーニング治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4431481B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4855320B2 (ja) * 2007-04-02 2012-01-18 日本電産サンキョー株式会社 クリーニングカード
US11410003B2 (en) * 2017-09-25 2022-08-09 Kicteam, Inc. Movable card with handle for cleaning printed media transport system and method of using same
JP2020013403A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 東亜電子工業株式会社 清掃具及びカードリーダ/ライタセット
JP6985329B2 (ja) * 2019-05-15 2021-12-22 矢崎総業株式会社 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006139690A (ja) 2006-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7290304B2 (en) Apparatus for cleaning internal components of electronic equipment
US5824611A (en) Dual purpose cleaning card
JP4431481B2 (ja) クリーニング治具
US11710011B2 (en) Media transport device cleaning card with raised surface element
US6210490B1 (en) Cleaning card
US6107221A (en) Card for cleaning a card processor
US20230311168A1 (en) Media transport device cleaning tool
JP2006281088A (ja) クリーニングシート及び清掃方法
JP4855320B2 (ja) クリーニングカード
JP5483674B2 (ja) 磁気ヘッド用クリーニングパット及び磁気ストライプ処理装置
US20100037409A1 (en) Cleaning device for scanner
KR102610352B1 (ko) 벨트 중심부분과 가장자리부분에 대한 동일 가압기능을 갖는 벨트크리너
JP2009053936A (ja) カードリーダのクリーニング構造
JPH04157609A (ja) クリーニングカード
JPH0461086A (ja) カードクリーナ
WO2024167714A1 (en) Media transport device cleaning tool with embedded cleaning surface material
US20060245817A1 (en) Pen with structure for picking up compact disk
JP3095010U (ja) マウスクリーナ
JP2023075580A (ja) 定規
US20030024061A1 (en) Apparatus for cleaning head of surface-contact memory card slot
JP2007018567A (ja) 冊子取扱装置
JP2008041206A (ja) レンズクリーナ
EP1437679A1 (en) Apparatus for cleaning head of surface-contact memory card slot
JPH07311821A (ja) クリーニングカード
US20090279750A1 (en) Fingerprint reader

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091104

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4431481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees