JP2020013403A - 清掃具及びカードリーダ/ライタセット - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子及び受光素子を容易に清掃することができる清掃具及びカードリーダ/ライタセットを提供する。【解決手段】本実施の形態に係る清掃具8は、挿入されるICカードを案内する案内部(側板52)を有し、該案内部に案内されて挿入されたICカードが収容される収容室3bに、該収容室3bに収容されたICカードを介して前記ICカードの厚み方向に互いに対向するよう配された発光素子611及び受光素子を清掃するための清掃具8であって、前記案内部に案内されて前記収容室3bに挿入されるカード81と、該カード81の前記収容室3bへの挿入方向の先頭部に設けられており、前記発光素子611と前記受光素子との間に挿入されて夫々に接触する清掃体84とを備えることを特徴とする。【選択図】図6
Description
本発明は、発光素子と受光素子とを清掃するための清掃具及びカードリーダ/ライタセットに関する。
近年、プラスチック製のカードにIC(Integrated Circuit)チップが内蔵されたICカードが普及している。ICカードは、例えばプリペイドカードとして用いられ、残高を示す情報がICカードに対して読み書きされる。
特許文献1には、ICカードに対する情報の読み書きを非接触で行なう非接触型のカードリーダ/ライタが記載されている。カードリーダ/ライタにはカードホルダ(収容室)が設けられている。カードホルダには開口部(挿入口)を通して挿入されたICカードが収容される。発光素子と受光素子とは、ICカードの厚み方向に互いに対向するようにして、カードホルダの奥部に配されている。ICカードがカードホルダに収容された場合、発光素子が発した光は、ICカードによって遮られるので、受光素子に到達しない。発光素子の発光中に受光素子が受光しないとき、カードリーダ/ライタはICカードが挿入されたと判定し、ICカードに対する情報の読み書きが行なわれる。
発光素子及び受光素子には、塵又は埃等の異物が付着することがある。発光素子が発した光が異物によって遮られた場合、受光素子が受光しないので、カードリーダ/ライタはICカードが挿入されたと誤判定する。しかしながらICカードは存在しないので、情報が読み書きできず、エラーが発生する。
エラーの解消又は予防のために、発光素子及び受光素子を清掃する必要がある。
しかしながら、カードホルダにICカード以外の異物が挿入されることを抑制するために、開口部は可及的に狭められている。また、発光素子及び受光素子はカードホルダの奥部に配されている。故に、例えば作業者が、綿棒のような汎用の清掃具をカードホルダに挿入してこれらを清掃することは困難である。
しかしながら、カードホルダにICカード以外の異物が挿入されることを抑制するために、開口部は可及的に狭められている。また、発光素子及び受光素子はカードホルダの奥部に配されている。故に、例えば作業者が、綿棒のような汎用の清掃具をカードホルダに挿入してこれらを清掃することは困難である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、発光素子及び受光素子を容易に清掃することができる清掃具、及び清掃具とカードリーダ/ライタとのセットを提供することにある。
本実施の形態に係る清掃具は、挿入されるICカードを案内する案内部を有し、該案内部に案内されて挿入されたICカードが収容される収容室に、該収容室に収容されたICカードを介して前記ICカードの厚み方向に互いに対向するよう配された発光素子及び受光素子を清掃するための清掃具であって、前記案内部に案内されて前記収容室に挿入されるカードと、該カードの前記収容室への挿入方向の先頭部に設けられており、前記発光素子と前記受光素子との間に挿入されて夫々に接触する清掃体とを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る清掃具は、前記カードは矩形状をなし、前記カードの前記挿入方向の先頭側の一辺の両端部から前記挿入方向に突出しており、2つの前記清掃体を支持する2つの支持部を更に備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る清掃具は、各清掃体は、該清掃体を支持する前記支持部に前記一辺に沿う向きに植設された複数本の毛であることを特徴とする。
本実施の形態に係る清掃具は、前記カードは静電気を帯びることを特徴とする。
本実施の形態に係るカードリーダ/ライタセットは、挿入されるICカードを案内する案内部を有し、該案内部に案内されて挿入されたICカードが収容される収容室が設けられた筐体と、該筐体に取り付けられており、前記収容室に、該収容室に収容されたICカードを介して前記ICカードの厚み方向に互いに対向するよう配された発光素子及び受光素子と、前記発光素子が発した光が前記ICカードによって遮蔽されている場合に、該ICカードに対する情報の読み書きを行なう読み書き部とを備えるカードリーダ/ライタ、並びに、前記収容室に挿入されるカードと、該カードの前記収容室への挿入方向の先頭部に設けられている清掃体とを備え、前記カードが前記案内部に案内されることによって前記清掃体が前記発光素子と前記受光素子との間に挿入されて夫々に接触する清掃具を有することを特徴とする。
本実施の形態にあっては、清掃具がカードと清掃体とを備える。
清掃体は、カードの収容室への挿入方向の先頭部に設けられているので、例えば作業者が、カードの後尾部を保持して清掃具を使用することができる。
カードリーダ/ライタの収容室には、ICカードを案内する案内部が設けられている。
清掃体は、カードの収容室への挿入方向の先頭部に設けられているので、例えば作業者が、カードの後尾部を保持して清掃具を使用することができる。
カードリーダ/ライタの収容室には、ICカードを案内する案内部が設けられている。
清掃具のカードは、清掃体が挿入方向の先頭に向くようにして、収容室に挿入される。収容室に挿入されたカードが案内部に案内されることによって、清掃体が発光素子と受光素子との間に挿入されて夫々に接触する。清掃具の挿脱により清掃体が発光素子及び受光素子夫々に摺動するので、発光素子と受光素子とが清掃される。故に、例えば作業者が意図的に清掃体を発光素子及び受光素子夫々に接触させる必要がない。従って、発光素子及び受光素子を容易に清掃することができる。
カードを案内する案内部は、ICカードを案内する案内部と兼用なので、清掃具を使用するために新たな案内部を収容室に設ける必要はない。
カードを案内する案内部は、ICカードを案内する案内部と兼用なので、清掃具を使用するために新たな案内部を収容室に設ける必要はない。
本実施の形態にあっては、清掃具が2つの清掃体を備える。故に、2つの清掃体で2組の発光素子及び受光素子を清掃するか、又は、2つの清掃体の一方で1組の発光素子及び受光素子を清掃することができる。
清掃具は2つの支持部を備える。2つの支持部は、カードの先頭側の一辺の両端部から挿入方向に突出しており、2つの清掃体を支持する。故に、ICカードを挿入することが可能な範囲よりも奥まで清掃体を挿入して清掃することができる。また、2つの清掃体は概ね線対称に配されるので、清掃具をリバーシブルに使用することができる。
清掃具は2つの支持部を備える。2つの支持部は、カードの先頭側の一辺の両端部から挿入方向に突出しており、2つの清掃体を支持する。故に、ICカードを挿入することが可能な範囲よりも奥まで清掃体を挿入して清掃することができる。また、2つの清掃体は概ね線対称に配されるので、清掃具をリバーシブルに使用することができる。
本実施の形態にあっては、清掃具の清掃体及び支持部が、刷毛の毛及び柄として機能する。故に、発光素子及び受光素子に付着している異物を刷毛の毛で払うことができ、払った異物を刷毛の毛に絡め取ることができる。
また、刷毛の毛がカードの先頭側の一辺に沿う方向に延びるので、刷毛の毛を十分に長くすることができる。故に、刷毛の毛は変形し易いので、発光素子又は受光素子に接触した毛が発光素子又は受光素子を傷つけることを防止することができる。
また、刷毛の毛がカードの先頭側の一辺に沿う方向に延びるので、刷毛の毛を十分に長くすることができる。故に、刷毛の毛は変形し易いので、発光素子又は受光素子に接触した毛が発光素子又は受光素子を傷つけることを防止することができる。
本実施の形態にあっては、カードが静電気を帯びるので、発光素子、受光素子、又は収容室の内面に付着している異物がカードに吸着される。カードの静電気は、例えばカードと他の物体との摩擦によって発生する。或いは、清掃体と他の物体との摩擦によって発生した静電気がカードに伝わる。
本実施の形態の清掃具及びカードリーダ/ライタセットによれば、カードリーダ/ライタが備える発光素子及び受光素子を容易に清掃することができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。
実施の形態 1.
図1は、実施の形態1に係るカードリーダ/ライタの正面図である。
図2は、カードリーダ/ライタの断面図である。
図3は、カードリーダ/ライタの分解斜視図である。
図中1はカードリーダ/ライタであり、カードリーダ/ライタ1は、ICカード2に対する情報の読み書きを非接触で行なう。
ICカード2は一方向に長い矩形状をなす。ICカード2には、メモリを含むICチップ、及びアンテナが内蔵されている。ICカード2では、アンテナを介した情報の送受信、及びICチップに対する情報の読み書き等が行なわれる。
図1は、実施の形態1に係るカードリーダ/ライタの正面図である。
図2は、カードリーダ/ライタの断面図である。
図3は、カードリーダ/ライタの分解斜視図である。
図中1はカードリーダ/ライタであり、カードリーダ/ライタ1は、ICカード2に対する情報の読み書きを非接触で行なう。
ICカード2は一方向に長い矩形状をなす。ICカード2には、メモリを含むICチップ、及びアンテナが内蔵されている。ICカード2では、アンテナを介した情報の送受信、及びICチップに対する情報の読み書き等が行なわれる。
カードリーダ/ライタ1は、前後に延びた平面視矩形の偏平な筐体3を備える。筐体3は下ケース4及び上ケース5を備える。
下ケース4は、前後に延びた平面視矩形のベース板41を備える。ベース板41の左右両辺から下方に2枚の側板42,42が突出している。右側の側板42及びベース板41夫々の後部において、側板42及びベース板41に亘る開口43が設けられている。同様に、左側の側板42及びベース板41夫々の後部において、側板42及びベース板41に亘る開口44が設けられている。開口44は開口43よりも後側に配置されている。
下ケース4は、前後に延びた平面視矩形のベース板41を備える。ベース板41の左右両辺から下方に2枚の側板42,42が突出している。右側の側板42及びベース板41夫々の後部において、側板42及びベース板41に亘る開口43が設けられている。同様に、左側の側板42及びベース板41夫々の後部において、側板42及びベース板41に亘る開口44が設けられている。開口44は開口43よりも後側に配置されている。
ベース板41の後端部の上面に、2つのカード止め45,45が左右方向に並設されている。カード止め45,45は、ベース板41の左右方向の中央部に配されている。カード止め45の前端からベース板41の前縁までの前後方向の距離は、ICカード2の長さよりも適長(例えば1cm程度)短い。また、カード止め45の前端は、開口44の前後方向の中心より後側、且つ開口44の後端より前側に配されている。
ベース板41の前縁部の左半分から、舌部46が前方に突出している。舌部46には凹部461が設けられている。
ベース板41の前端部の上面に、4つのリブ47,47,…が左右に並んでいる。隣り合うリブ47,47の左右方向の離隔距離は、一般的な硬貨の直径よりも短い。各リブ47の前端及び後端夫々は面取りされている。
ベース板41の前端部の上面に、4つのリブ47,47,…が左右に並んでいる。隣り合うリブ47,47の左右方向の離隔距離は、一般的な硬貨の直径よりも短い。各リブ47の前端及び後端夫々は面取りされている。
ベース板41の下面には、読み書き部31が取り付けられる。読み書き部31は、ICカード2に対する情報の読み出し又は書き込みを実行する回路と、この回路が実装された矩形状の基板とを備える。読み書き部31の基板が、ベース板41にネジ留めされる。
上ケース5は、前後に延びた平面視矩形のベース板51を備える。ベース板51の左右両辺から下方に2枚の側板52,52が突出している。右側の側板52及びベース板51夫々の後部において、側板52及びベース板51に亘る開口53が設けられている。同様に、左側の側板52及びベース板51夫々の後部において、側板52及びベース板51に亘る開口54が設けられている。
開口53,54は、下ケース4の開口43,44に対応する位置に配されている。
開口53,54は、下ケース4の開口43,44に対応する位置に配されている。
上ケース5は前壁55及びソレノイド室56を更に備える。
前壁55は、ベース板51の前縁部の右半分から上方に立ち上がっている。前壁55には前後方向に貫通したランプ孔551が設けられている。
ソレノイド室56は、ベース板41の前縁部の左半分及び前壁55の左端に連続して設けられている。ソレノイド室56の下部は開口している。ソレノイド室56は下ケース4の舌部46に対応する位置に配されている。ソレノイド室56にはソレノイド32が収容される。
前壁55は、ベース板51の前縁部の右半分から上方に立ち上がっている。前壁55には前後方向に貫通したランプ孔551が設けられている。
ソレノイド室56は、ベース板41の前縁部の左半分及び前壁55の左端に連続して設けられている。ソレノイド室56の下部は開口している。ソレノイド室56は下ケース4の舌部46に対応する位置に配されている。ソレノイド室56にはソレノイド32が収容される。
ベース板51の前端部の上面に、4つのリブ57,57,…が左右に並んでいる。各リブ57には、リブ57の前端及び後端夫々が面取りされることによって、案内面が形成されている。リブ57,57,…は、下ケース4のリブ47,47,…に対応する位置に配されている。
ベース板51の上面には、ランプ331を有する駆動部33が取り付けられる。駆動部33は、ランプ331を駆動する駆動回路と、ソレノイド32を駆動する駆動回路と、各駆動回路が実装された矩形状の基板とを備える。駆動部33の基板が、前壁55のランプ孔551にランプ331が挿入されるようにして、ベース板51にネジ留めされる。ランプ331は上ケース5の前側からランプ孔551を通して視認される。本実施の形態のランプ331は、赤色での点灯及び緑色での点灯を切り替え可能である。
カードリーダ/ライタ1はカバー34を更に備える。カバー34は、例えば側板52,52の4カ所の溝(不図示)に差し込まれることによって、駆動部33を覆うようにして上ケース5に固定される。
カードリーダ/ライタ1はカバー34を更に備える。カバー34は、例えば側板52,52の4カ所の溝(不図示)に差し込まれることによって、駆動部33を覆うようにして上ケース5に固定される。
上ケース5には、フォトインタラプタ61,62がネジ留めされる。フォトインタラプタ62はフォトインタラプタ61よりも後側に配される。
フォトインタラプタ61は発光素子611及び受光素子612を備える。発光素子611及び受光素子612は、上ケース5の外側から開口53に挿入され、上ケース5の内部において、互いに上下に対向する。本実施の形態では、受光素子612が発光素子611の上側にある。受光素子612は、発光素子611が発する光を受ける。発光素子611と受光素子612との離隔距離は、ICカード2の厚さより長い。
フォトインタラプタ62は発光素子621及び受光素子622を備える。フォトインタラプタ62は、発光素子621及び受光素子622が開口54に挿入されている点を除けば、フォトインタラプタ61と同様の構成である。
フォトインタラプタ61は発光素子611及び受光素子612を備える。発光素子611及び受光素子612は、上ケース5の外側から開口53に挿入され、上ケース5の内部において、互いに上下に対向する。本実施の形態では、受光素子612が発光素子611の上側にある。受光素子612は、発光素子611が発する光を受ける。発光素子611と受光素子612との離隔距離は、ICカード2の厚さより長い。
フォトインタラプタ62は発光素子621及び受光素子622を備える。フォトインタラプタ62は、発光素子621及び受光素子622が開口54に挿入されている点を除けば、フォトインタラプタ61と同様の構成である。
上ケース5は、ベース板41の上面とベース板51の下面とが互いに上下に対向するようにして、下ケース4にネジ留めされる。ベース板41の上面とベース板51の下面との間に形成されている隙間の上下寸法は、ICカード2の厚さよりも長い。
このとき、ベース板41及びベース板51夫々の前縁部は互いに上下に対向する。
下ケース4の開口43,44と上ケース5の開口53,54は互いに上下に対向する。発光素子611,621が開口43,44に嵌め合わされるので、フォトインタラプタ61,62と下ケース4とが干渉し合うことはない。
このとき、ベース板41及びベース板51夫々の前縁部は互いに上下に対向する。
下ケース4の開口43,44と上ケース5の開口53,54は互いに上下に対向する。発光素子611,621が開口43,44に嵌め合わされるので、フォトインタラプタ61,62と下ケース4とが干渉し合うことはない。
リブ47,47,…及びリブ57,57,…は互いに上下に対向する。対向するリブ47,57間に形成されている隙間の上下寸法は、ICカード2の厚さよりも長く、一般的な硬貨の厚さよりも短い。また、隣り合うリブ57,57の離隔距離、及び、左端(右端)のリブ57と左側(右側)の側板52との離隔距離は、何れも一般的な硬貨の直径よりも短い。
舌部46及びソレノイド室56は互いに上下に対向する。ソレノイド室56に収容されているソレノイド32が駆動された場合、ソレノイド32が有するピン321が下方に進出して舌部46の凹部461に挿入される。ピン321が凹部461に挿入される位置からカード止め45の前端までの前後方向の距離は、ICカード2の長さよりも適長(例えば数mm程度)長い。
下ケース4及び上ケース5のネジ留めによって、筐体3が形成される。
筐体3には挿入口3a及び収容室3bが設けられている。挿入口3aは左右方向に細長く延びる矩形状をなす。挿入口3aは、下ケース4の前縁部及び舌部46、上ケース5の前縁部及びソレノイド室56の下端、並びに側板52,52に囲まれており、収容室3bに連なっている。
筐体3には挿入口3a及び収容室3bが設けられている。挿入口3aは左右方向に細長く延びる矩形状をなす。挿入口3aは、下ケース4の前縁部及び舌部46、上ケース5の前縁部及びソレノイド室56の下端、並びに側板52,52に囲まれており、収容室3bに連なっている。
収容室3bは、前後に延びた偏平な直方体状をなす。収容室3bは、下ケース4のベース板41、並びに上ケース5のベース板51、及び側板52,52に囲まれている。側板52,52の離隔距離は、ICカード2の幅と同程度である。
ICカード2は、挿入口3aを通してICカード2の長手方向に収容室3bに挿入される。ICカード2の後辺部(挿入方向の先頭側の短辺部)がカード止め45,45に当接したとき、ICカード2の挿入が完了し、ICカード2は収容室3bに収容される。
ICカード2がカード止め45,45に当接することによって、ユーザはICカード2が必要十分に挿入されたことを認識することができる。また、挿入されたICカード2は、ICカード2の前辺部(挿入方向の後尾側の短辺部)がベース板41,51の前縁部から前方に若干突出した位置に配される。
ICカード2がカード止め45,45に当接することによって、ユーザはICカード2が必要十分に挿入されたことを認識することができる。また、挿入されたICカード2は、ICカード2の前辺部(挿入方向の後尾側の短辺部)がベース板41,51の前縁部から前方に若干突出した位置に配される。
ICカード2が収容室3bに挿入された場合、ICカード2の2つの長辺部は収容室3bの側板52,52に案内され、ICカード2の両面はリブ47,47,…及びリブ57,57,…に案内される。即ち、側板52,52、リブ47,47,…、及びリブ57,57,…は、収容室3bが有する案内部として機能する。リブ47,47,…及びリブ57,57,…には、挿入口3aを狭める効果もある。この結果、挿入口3aを通して収容室3bに異物(例えば硬貨)が挿入されることを抑制することができる。
ICカード2が案内部に案内されることによって、ICカード2の右辺部がフォトインタラプタ61の発光素子611と受光素子612との間へ導かれ、ICカード2の後辺部がフォトインタラプタ62の発光素子621と受光素子622との間へ導かれる。
収容室3bに挿入されたICカード2は、まず、フォトインタラプタ61の発光素子621と受光素子622との間に挿入される。カード止め45,45に当接したとき、ICカード2はフォトインタラプタ62の発光素子621と受光素子622との間に挿入される。
収容室3bに挿入されたICカード2は、まず、フォトインタラプタ61の発光素子621と受光素子622との間に挿入される。カード止め45,45に当接したとき、ICカード2はフォトインタラプタ62の発光素子621と受光素子622との間に挿入される。
フォトインタラプタ61の発光素子611と受光素子612との間にICカード2が挿入されている場合、発光素子611が発する光はICカード2によって遮断されるので、受光素子612は受光しない。即ち、受光素子612の非受光(受光)は収容室3bにICカード2が挿入されていること(挿入されていないこと)を示す。
フォトインタラプタ62の発光素子621と受光素子622との間にICカード2が挿入されている場合、発光素子621が発する光はICカード2によって遮断されるので、受光素子622は受光しない。即ち、受光素子622の非受光(受光)は収容室3bにICカード2が収容されていること(収容されていないこと)を示す。
フォトインタラプタ62の発光素子621と受光素子622との間にICカード2が挿入されている場合、発光素子621が発する光はICカード2によって遮断されるので、受光素子622は受光しない。即ち、受光素子622の非受光(受光)は収容室3bにICカード2が収容されていること(収容されていないこと)を示す。
図2に模式的に示す制御装置7は、例えばカードリーダ/ライタ1が組み込まれた電気装置の制御中枢である。
制御装置7は読み書き部31へ読み出し信号及び書き込み信号を夫々出力する。読み書き部31は、入力された読み出し信号(又は書き込み信号)に応じて、ICカード2に対する情報の読み出し(又は書き込み)を実行し、実行結果を制御装置7へ出力する。
制御装置7は読み書き部31へ読み出し信号及び書き込み信号を夫々出力する。読み書き部31は、入力された読み出し信号(又は書き込み信号)に応じて、ICカード2に対する情報の読み出し(又は書き込み)を実行し、実行結果を制御装置7へ出力する。
制御装置7は、ランプ331の緑色又は赤色での点灯を示すランプ制御信号を駆動部33へ出力する。
ランプ制御信号が連続的に(又は断続的に)入力されている場合、駆動部33は、入力されたランプ制御信号に応じてランプ331を駆動し、ランプ331を点灯(又は点滅)させる。ランプ制御信号が入力されていない場合、駆動部33はランプ331を駆動しない。この結果、ランプ331は消灯される。
制御装置7は、ピン321の進出を示すソレノイド制御信号を駆動部33へ出力する。ソレノイド制御信号が入力されている場合、駆動部33はソレノイド32を駆動してピン321を進出させる(図2参照)。ソレノイド制御信号が入力されていない場合、駆動部33はソレノイド32を駆動しない。この結果、ピン321は退入する(図1参照)。
ランプ制御信号が連続的に(又は断続的に)入力されている場合、駆動部33は、入力されたランプ制御信号に応じてランプ331を駆動し、ランプ331を点灯(又は点滅)させる。ランプ制御信号が入力されていない場合、駆動部33はランプ331を駆動しない。この結果、ランプ331は消灯される。
制御装置7は、ピン321の進出を示すソレノイド制御信号を駆動部33へ出力する。ソレノイド制御信号が入力されている場合、駆動部33はソレノイド32を駆動してピン321を進出させる(図2参照)。ソレノイド制御信号が入力されていない場合、駆動部33はソレノイド32を駆動しない。この結果、ピン321は退入する(図1参照)。
駆動部33は、フォトインタラプタ61,62の発光素子611,621を発光させ、受光素子612,622夫々が受光しているか否かを示す信号を制御装置7へ出力する。
カードリーダ/ライタ1の電源がオンである場合、フォトインタラプタ61,62の発光素子611,621が発光する。
ICカード2が収容室3bに挿入されるまで、フォトインタラプタ61,62の受光素子612,622が受光する。制御装置7には受光素子612,622が共に受光していることを示す信号が入力される。制御装置7は、緑色を示すランプ制御信号を駆動部33へ連続的に出力することによって、ランプ331を緑色で点灯させる。ピン321は退入しているので、挿入口3aを通してICカード2を収容室3bに挿入することができる。
ICカード2が収容室3bに挿入されるまで、フォトインタラプタ61,62の受光素子612,622が受光する。制御装置7には受光素子612,622が共に受光していることを示す信号が入力される。制御装置7は、緑色を示すランプ制御信号を駆動部33へ連続的に出力することによって、ランプ331を緑色で点灯させる。ピン321は退入しているので、挿入口3aを通してICカード2を収容室3bに挿入することができる。
ICカード2が収容室3bに挿入された場合、受光素子612が受光しなくなる。制御装置7には、受光素子622が受光し、受光素子612が受光していないことを示す信号が入力される。制御装置7は、次の動作に必要な処理(例えばICカード2に対する読み書きを準備する処理)を実行する。
ICカード2が収容室3bに収容されたとき、受光素子622が受光しなくなる。制御装置7には受光素子612,622が共に受光していないことを示す信号が入力される。制御装置7は、緑色を示すランプ制御信号を駆動部33へ断続的に出力することによって、ランプ331を緑色で点滅させる。また、制御装置7は、ソレノイド制御信号を駆動部33へ出力することによって、ピン321を進出させる。ピン321の進出によって、ICカード2が収容室3bから引き抜かれることが防止される。更に、制御装置7は、読み出し信号又は書き込み信号を読み書き部31へ出力することによって、収容室3bに収容されたICカード2に対する情報の読み出し又は書き込みを実行させる。
情報の読み書きが終了する都度、読み書き部31は、情報の読み書きの実行結果を示す結果信号を制御装置7へ出力する。結果信号が入力された制御装置7は、所要の読み書きが全て終了したか否かを判定する。全ての読み書きが終了した場合、制御装置7は、緑色を示すランプ制御信号を駆動部33へ連続的に出力することによって、ランプ331を緑色で点灯させる。また、制御装置7は、ソレノイド制御信号の出力を終了することによって、ピン321を退入させる。ピン321の退入によって、ICカード2を収容室3bから引き抜くことが可能になる。
ICカード2の前辺部がベース板41,51の前縁部から前方に若干突出しているので、ピン321の退入後、ユーザはICカード2の前辺部を摘まみICカード2を容易に引き抜くことができる。
カードリーダ/ライタ1又はICカード2に異常があり、エラーが発生した場合、制御装置7は、赤色を示すランプ制御信号を駆動部33へ連続的に出力することによって、ランプ331を赤色で点灯させる。また、制御装置7は、ソレノイド制御信号を出力しない。
ところで、フォトインタラプタ61,62には塵又は埃等の異物が付着することがある。発光素子611及び/又は受光素子612に異物が付着している場合、発光素子611が発する光が遮光され、受光素子612が受光しないことがある。同様に、異物によって発光素子621が発する光が遮光され、受光素子622が受光しないことがある。
例えば、手前側の受光素子612が受光している場合に奥側の受光素子622が受光していないとき、発光素子621及び/又は受光素子622に異物が付着している可能性がある。故に、制御装置7は、エラーが発生した、と判定する。
例えば、手前側の受光素子612が受光している場合に奥側の受光素子622が受光していないとき、発光素子621及び/又は受光素子622に異物が付着している可能性がある。故に、制御装置7は、エラーが発生した、と判定する。
異物によって発光素子611の光が遮断された場合、制御装置7はICカード2が挿入されたと誤判定し、次の動作に必要な処理を実行する。しかしながらICカード2は存在しないので、無駄な処理が実行され続ける。
異物によって発光素子611,621の光が遮断された場合、制御装置7はICカード2が収容されたと誤判定し、情報の読み書きを実行する。しかしながらICカード2は存在しないので、情報が読み書きできず、エラーが発生する。
異物によって発光素子611,621の光が遮断された場合、制御装置7はICカード2が収容されたと誤判定し、情報の読み書きを実行する。しかしながらICカード2は存在しないので、情報が読み書きできず、エラーが発生する。
エラーの解消又は予防のために、及び、無駄な処理の実行を防止するために、フォトインタラプタ61,62が有する発光素子611,621及び受光素子612,622を清掃する必要がある。
フォトインタラプタ61,62を清掃するために、次に説明する清掃具8が用いられる。
フォトインタラプタ61,62を清掃するために、次に説明する清掃具8が用いられる。
図4は、実施の形態1に係る清掃具8の斜視図である。
図5は、清掃具8の側面図である。
図6は、収容室3bに挿入される清掃具8の平面図である。
清掃具8はカード81と2つの刷毛82,82とを備える。
カード81は一方向に長い矩形状をなす。カード81の厚さ及び幅は、ICカード2の厚さ及び幅と同程度である。カード81の長さは、ICカード2の長さ以上である。カード81は合成樹脂製であり、静電気を帯びる。
以下では、カード81の一方の短辺をカード81の先頭辺といい、カード81の他方の短辺をカード81の後尾辺という。また、カード81の後尾辺からカード81の先頭辺に向かう方向をカード81の挿入方向という。
図5は、清掃具8の側面図である。
図6は、収容室3bに挿入される清掃具8の平面図である。
清掃具8はカード81と2つの刷毛82,82とを備える。
カード81は一方向に長い矩形状をなす。カード81の厚さ及び幅は、ICカード2の厚さ及び幅と同程度である。カード81の長さは、ICカード2の長さ以上である。カード81は合成樹脂製であり、静電気を帯びる。
以下では、カード81の一方の短辺をカード81の先頭辺といい、カード81の他方の短辺をカード81の後尾辺という。また、カード81の後尾辺からカード81の先頭辺に向かう方向をカード81の挿入方向という。
刷毛82,82は、カード81の先頭辺の両端部に、左右対称に設けられている。各刷毛82は支持部83と清掃体84とを備える。
支持部83は、カード81のカード81の先頭辺からカード81の挿入方向に延設された細い舌片状をなす。支持部83はカード81に一体構造又は接合構造になっている。
支持部83は、カード81のカード81の先頭辺からカード81の挿入方向に延設された細い舌片状をなす。支持部83はカード81に一体構造又は接合構造になっている。
清掃体84は複数本の毛であり、支持部83に支持されている。清掃体84の各毛は合成樹脂製であり、カード81の先頭辺に沿う向きに適宜に長く延び、支持部83に植設されている。清掃体84の毛先は、カード81の清掃体84に最も近い長辺よりも僅かに外側に位置している。
清掃体84の厚さ(カード81の厚み方向の長さ)はフォトインタラプタ61の発光素子611と受光素子612との離隔距離以上である。
カードリーダ/ライタセット9は、カードリーダ/ライタ1と清掃具8とのセットである。
清掃体84の厚さ(カード81の厚み方向の長さ)はフォトインタラプタ61の発光素子611と受光素子612との離隔距離以上である。
カードリーダ/ライタセット9は、カードリーダ/ライタ1と清掃具8とのセットである。
フォトインタラプタ61,62を清掃する前に、作業者はカードリーダ/ライタ1の電源をオフにする。
作業者は、カード81の後尾側の部分を摘まみ、清掃体84,84を収容室3bの奥側に向ける。作業者は、挿入口3aを通してカード81の長手方向に清掃具8を収容室3bに挿入する。カード81が挿入口3aから収容室3bの奥まで挿入される際、清掃体84,84と側板52,52との摩擦が生じて静電気が発生し、この静電気がカード81に伝わりカード81も帯電する。
作業者は、カード81の後尾側の部分を摘まみ、清掃体84,84を収容室3bの奥側に向ける。作業者は、挿入口3aを通してカード81の長手方向に清掃具8を収容室3bに挿入する。カード81が挿入口3aから収容室3bの奥まで挿入される際、清掃体84,84と側板52,52との摩擦が生じて静電気が発生し、この静電気がカード81に伝わりカード81も帯電する。
図7は、清掃具8を用いた清掃を説明するための平面図である。
清掃具8が収容室3bの最奥まで挿入された場合、カード81の先頭辺がカード止め45,45に当接する。カード81がカード止め45,45に当接することによって、作業者は清掃具8が収容室3bの最奥まで挿入されたことを認識することができる。また、挿入された清掃具8は、カード81の後尾辺がベース板41,51の前縁部から前方に突出した位置に配される。
清掃具8が収容室3bの最奥まで挿入された場合、カード81の先頭辺がカード止め45,45に当接する。カード81がカード止め45,45に当接することによって、作業者は清掃具8が収容室3bの最奥まで挿入されたことを認識することができる。また、挿入された清掃具8は、カード81の後尾辺がベース板41,51の前縁部から前方に突出した位置に配される。
清掃具8が収容室3bに挿入された場合、カード81の2つの長辺は収容室3bの側板52,52に案内され(図6及び図7参照)、カード81の両面はリブ47,47,…及びリブ57,57,…に案内される(図1参照)。この結果、右側の清掃体84がフォトインタラプタ61の発光素子611と受光素子612との間へ導かれ、左側の清掃体84の後辺部がフォトインタラプタ62の発光素子621と受光素子622との間へ導かれる。
作業者は、図7に示すように、カード81がカード止め45,45に当接するまで清掃具8を挿入することと、図6に示すように、清掃体84,84がフォトインタラプタ61よりも手前側に位置するまで清掃具8を引き出すこととを適宜に繰り返す。なお、カード81の両面に、清掃具8を引き出す長さを示す目印が設けられていてもよい。
清掃具8の抜脱が繰り返されることによって、右側の清掃体84はフォトインタラプタ61の発光素子611及び受光素子612夫々に摺動する。清掃体84を構成している複数本の毛は、夫々適宜に変形しながら、発光素子611及び受光素子622に付着している異物を払う。この結果、フォトインタラプタ61が清掃される。払われた異物は、清掃体84の毛に絡め取られか、又は、静電気によってカード81に吸着される。
同様に、左側の清掃体84がフォトインタラプタ62の発光素子621及び受光素子622夫々に摺動するので、フォトインタラプタ62が清掃される。
カード81には、フォトインタラプタ61,62に付着していた異物のみならず、収容室3bの内面に付着している異物も吸着される。
カード81には、フォトインタラプタ61,62に付着していた異物のみならず、収容室3bの内面に付着している異物も吸着される。
清掃体84の各毛は十分に長いので、変形し易い。故に、発光素子611,621又は受光素子612,622に接触した清掃体84が発光素子611,621又は受光素子612,622を傷つけることを防止することができる。
フォトインタラプタ61,62の清掃後、作業者は清掃具8を完全に収容室3bから引き抜く。
なお、作業者が意図的にカード81に静電気を発生させることは必須ではない。何故ならば、清掃体84,84と側板52,52及びフォトインタラプタ61,62との摩擦によって発生した静電気がカード81に伝わることによってカード81が静電気を帯びることが見込めるからである。
なお、作業者が意図的にカード81に静電気を発生させることは必須ではない。何故ならば、清掃体84,84と側板52,52及びフォトインタラプタ61,62との摩擦によって発生した静電気がカード81に伝わることによってカード81が静電気を帯びることが見込めるからである。
清掃具8の清掃体84は、収容室3bが有する案内部にカード81が案内されることによって、発光素子611と受光素子612との間(又は発光素子621と受光素子622との間)に挿入されて夫々に接触する。故に、作業者が意図的に清掃体84を発光素子611及び受光素子612夫々(又は発光素子621及び受光素子622夫々)に接触させる必要がない。従って、フォトインタラプタ61,62を容易に清掃することができる。
カード81を案内する案内部は、ICカード2を案内する案内部と兼用なので、清掃具8を使用するために新たな案内部を収容室3bに設ける必要はない。
カード81を案内する案内部は、ICカード2を案内する案内部と兼用なので、清掃具8を使用するために新たな案内部を収容室3bに設ける必要はない。
支持部83,83は、カード81の先頭辺の両端部から挿入方向に突出しており、清掃体84,84を支持する。故に、ICカード2が挿入可能な範囲よりも奥(カード止め45の前端よりも後側)まで清掃体84,84を挿入して清掃することができる。また、清掃体84,84は左右対称に配されるので、清掃具8をリバーシブルに使用することができる。
なお、清掃具8は、カード81の長手方向(挿脱方向)に毛が伸びる清掃体を備えていてもよい。しかしながら、このような清掃体よりも、カード81の短手方向に延びる毛が伸びる清掃体84の方が、フォトインタラプタ61,62から異物を払い落とし易い。
清掃具8は、カード81の厚み方向に毛が伸びる清掃体を備えていてもよい。しかしながら、このような清掃体よりも、カード81の短手方向に延びる毛が伸びる清掃体84の方が、刷毛82の摺動によるフォトインタラプタ61,62の損傷を抑制することができる。
清掃具8は、カード81の厚み方向に毛が伸びる清掃体を備えていてもよい。しかしながら、このような清掃体よりも、カード81の短手方向に延びる毛が伸びる清掃体84の方が、刷毛82の摺動によるフォトインタラプタ61,62の損傷を抑制することができる。
清掃体84は複数本の毛に限定されるものではなく、布又はスポンジ等でもよい。
カード81に支持部83,83が設けられていなくてもよい。この場合、2つの清掃体は、カード81の先頭辺の両端部に支持される。
カード81に支持部83,83が設けられていなくてもよい。この場合、2つの清掃体は、カード81の先頭辺の両端部に支持される。
カードリーダ/ライタ1はフォトインタラプタ61を備えていなくてもよい。この場合、清掃体84,84の一方でフォトインタラプタ62を清掃することができる。また、清掃体84,84を交互に使用してフォトインタラプタ62を2回清掃することができる。
カード81の後尾辺に、適宜の摘みが清掃具8の抜脱方向に延設されていてもよい。作業者は摘みを摘まんで清掃具8を挿脱する。
カード81の後尾辺に、適宜の摘みが清掃具8の抜脱方向に延設されていてもよい。作業者は摘みを摘まんで清掃具8を挿脱する。
実施の形態 2.
図8は、実施の形態2に係る清掃具8の平面図である。
本実施の形態の清掃具8は、実施の形態1の清掃具8と略同様である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態の清掃具8は、実施の形態1の清掃具8と略同様である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態の清掃具8の場合、カード81と支持部83,83とが別体である。
カード81の先頭辺の両端部に、矩形状の切り欠きが設けられている。カード81の各切り欠きの周縁部に沿って、平面視L字状の固定部材85がカード81に固定されている。
刷毛82の構成は、支持部83が固定部材85に一体に設けられている点を除けば、実施の形態1の刷毛82の構成と同様である。
本実施の形態の清掃具8は、実施の形態1の清掃具8と略同様の作用効果を奏する。
カード81の先頭辺の両端部に、矩形状の切り欠きが設けられている。カード81の各切り欠きの周縁部に沿って、平面視L字状の固定部材85がカード81に固定されている。
刷毛82の構成は、支持部83が固定部材85に一体に設けられている点を除けば、実施の形態1の刷毛82の構成と同様である。
本実施の形態の清掃具8は、実施の形態1の清掃具8と略同様の作用効果を奏する。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 カードリーダ/ライタ
2 ICカード
3 筐体
3b 収容室
31 読み書き部
47 リブ(案内部)
52 側板(案内部)
57 リブ(案内部)
611,621 発光素子
612,622 受光素子
8 清掃具
81 カード
83 支持部
84 清掃体
9 カードリーダ/ライタセット
2 ICカード
3 筐体
3b 収容室
31 読み書き部
47 リブ(案内部)
52 側板(案内部)
57 リブ(案内部)
611,621 発光素子
612,622 受光素子
8 清掃具
81 カード
83 支持部
84 清掃体
9 カードリーダ/ライタセット
Claims (5)
- 挿入されるICカードを案内する案内部を有し、該案内部に案内されて挿入されたICカードが収容される収容室に、該収容室に収容されたICカードを介して前記ICカードの厚み方向に互いに対向するよう配された発光素子及び受光素子を清掃するための清掃具であって、
前記案内部に案内されて前記収容室に挿入されるカードと、
該カードの前記収容室への挿入方向の先頭部に設けられており、前記発光素子と前記受光素子との間に挿入されて夫々に接触する清掃体と
を備えることを特徴とする清掃具。 - 前記カードは矩形状をなし、
前記カードの前記挿入方向の先頭側の一辺の両端部から前記挿入方向に突出しており、2つの前記清掃体を支持する2つの支持部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。 - 各清掃体は、該清掃体を支持する前記支持部に前記一辺に沿う向きに植設された複数本の毛であることを特徴とする請求項2に記載の清掃具。
- 前記カードは静電気を帯びることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の清掃具。
- 挿入されるICカードを案内する案内部を有し、該案内部に案内されて挿入されたICカードが収容される収容室が設けられた筐体と、
該筐体に取り付けられており、前記収容室に、該収容室に収容されたICカードを介して前記ICカードの厚み方向に互いに対向するよう配された発光素子及び受光素子と、
前記発光素子が発した光が前記ICカードによって遮蔽されている場合に、該ICカードに対する情報の読み書きを行なう読み書き部と
を備えるカードリーダ/ライタ、並びに、
前記収容室に挿入されるカードと、
該カードの前記収容室への挿入方向の先頭部に設けられている清掃体と
を備え、前記カードが前記案内部に案内されることによって前記清掃体が前記発光素子と前記受光素子との間に挿入されて夫々に接触する清掃具
を有することを特徴とするカードリーダ/ライタセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018136126A JP2020013403A (ja) | 2018-07-19 | 2018-07-19 | 清掃具及びカードリーダ/ライタセット |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
ID=69169349
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JP (1) | JP2020013403A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN116959166A (zh) * | 2023-09-19 | 2023-10-27 | 江苏丽阳电子仪表有限公司 | 一种电卡插拨式电表 |
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2018
- 2018-07-19 JP JP2018136126A patent/JP2020013403A/ja active Pending
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