JP4854022B2 - 断熱ホースとその製造方法 - Google Patents

断熱ホースとその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4854022B2
JP4854022B2 JP2007022553A JP2007022553A JP4854022B2 JP 4854022 B2 JP4854022 B2 JP 4854022B2 JP 2007022553 A JP2007022553 A JP 2007022553A JP 2007022553 A JP2007022553 A JP 2007022553A JP 4854022 B2 JP4854022 B2 JP 4854022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
heat insulating
hose
main body
insulating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007022553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008190549A (ja
Inventor
昭夫 永吉
清治 永吉
Original Assignee
エバック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エバック株式会社 filed Critical エバック株式会社
Priority to JP2007022553A priority Critical patent/JP4854022B2/ja
Publication of JP2008190549A publication Critical patent/JP2008190549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4854022B2 publication Critical patent/JP4854022B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)

Description

本発明は、冷房装置などの空調機のドレーンホースとして使用に適した可撓性を有する断熱ホースに関するものである。
従来からこの種の断熱ホースとしては、芯線を内装した中空螺旋突条を外周面に一体に設けてなる軟質塩化ビニル樹脂製内管の外周に、発泡ポリエチレン樹脂よりなる帯状断熱材を内管と同一樹脂よりなる螺旋状仕切壁を介して螺旋状に巻回して一定厚みの断熱層を形成し、この断熱層の外周面を軟質塩化ビニル樹脂よりなる薄肉の外管で被覆してなる断熱ホースが広く知られているが、このような構造を有する断熱ホースによれば、軟質塩化ビニル樹脂製の内管を形成しながらその外周面に帯状断熱材を螺旋巻きして断熱層を形成する必要があるために、製造に手間を要してコスト高になるという問題点がある。
そのため、例えば、特許文献1に記載されているように、外周に断面V字状の多数の円環状突条を、該円環状突条の基端側における幅よりも広い間隔毎に長さ方向に順次突設し、且つ、両端部に接続口部を形成している可撓性を有する合成樹脂製のホース主体と、内径が上記円環状突条の外径よりも小径の円筒形状に形成されている発泡合成樹脂製断熱材とを別々に製造しておき、この円筒形状の断熱材を上記合成樹脂製のホース主体に外嵌させて断熱材の内層部に上記円環状突条の頂部を食い込ませた状態にしてなる断熱ホースが開発されている。
一方、ホース主体の円環状突条に内周面を食い込ませることなく該円環状突条の頂面に接するようにして円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材を被覆してなる断熱ホースも特許文献2に記載されている。
特許第3371243号公報 特開2004−316675号公報
上記断熱ホースにおいては、いずれも、予め、可撓性を有する合成樹脂製のホース主体と、円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材とを別々に製造しておくので、それぞれの製造が容易に行えるが、前者の断熱ホースによれば、ホース主体に発泡合成樹脂製断熱材を外嵌させて断熱ホースを形成する場合、発泡合成樹脂製断熱材の内径がホース主体の円環状突条の外径よりも小径であるために、該発泡合成樹脂製断熱材をホース主体に外嵌させる作業が極めて困難であり、多量生産に適さないという問題点がある。
さらに、一旦、ホース主体に発泡合成樹脂製断熱材を被嵌させると、ホース主体に突設している全ての円環状突条がこの発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込んで該内周面を凹ますことにより円環条突条を係止させた円周溝が形成されるので、ホース主体の端部を所定長さだけ引き出そうとしても、さらには、ホース主体を発泡合成樹脂製断熱材から抜き取ろうとしても、ホース主体の外周面に突設している全ての円環状突条が発泡合成樹脂製断熱材の内周面に該円環状突条の食い込みによって凹設された円周溝に係止しているから、大きな引き抜き抵抗が生じて引き出すことができず、ホースの端部に形成している接続口の発泡合成樹脂製断熱材からの突出長等の調整や、ホース主体の点検、発泡合成樹脂製断熱材の交換等が極めて困難であるといった問題点が生じる。
このような問題点は、上記後者の断熱ホースのように、ホース主体の円環状突条に内周面を食い込ませることなく該円環状突条の頂面に接するようにして円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材を被覆しておけば解消することができるが、このような構造では、取扱い中や施工時等において、或いは、施工後の振動等によって、発泡合成樹脂製断熱材がホース主体の長さ方向に摺動移動して精度のよい施工ができなくなる虞れがあるばかりでなく、ホース主体の両端部において、その外周面と発泡合成樹脂製断熱材の内周面間の隙間が外気に連通した状態となっているため断熱機能が低下するといった問題点があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、軟質合成樹脂製ホース主体に円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材を被せてなる断熱ホースであって、発泡合成樹脂製断熱材内からのホース主体の引き抜き抵抗を極めて大きくしているにもかかわらず、発泡合成樹脂製断熱材の端部からのホース主体の突出長の調整やホース主体の抜き取りが容易に且つ正確に行うことができ、且つ、優れた断熱効果を奏することができる断熱ホースと、この断熱ホースを能率よく、且つ、安価に製造できる方法を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の断熱ホースは、請求項1に記載したように、外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる可撓性を有する軟質合成樹脂製ホース主体と、このホース主体に被せている円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材とからなる断熱ホースであって、上記円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材の内径を上記ホース主体の外周面に螺旋巻きしてなる螺旋突条の外周径よりも小径に形成して螺旋突条をこの発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませることにより該発泡合成樹脂製断熱材の内周面に螺旋突条を係合させた螺旋溝を凹設してあり、この螺旋溝に螺旋突条を接着させることなく、ホース主体と発泡合成樹脂製断熱材との相対的な回転によってホース主体を螺旋溝に沿って抜き取り可能に構成している。
このように構成した断熱ホースにおいて、請求項2に係る発明は、上記発泡合成樹脂製断熱材の内径をホース主体の外周面の外径に等しくして、この発泡合成樹脂製断熱材の内周面をホース主体の螺旋突条を含む外周面に全面に亘って密着させていることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、上記ホース主体の両端部をその外周面に螺旋突条を設けていない接続口部に形成していることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は上記断熱ホースの製造方法であって、外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる軟質合成樹脂製ホース主体を硬質管状保持具に抜き取り可能に被嵌したのち、この硬質管状保持具の先端部側の軟質合成樹脂製ホース主体の端部に内径が螺旋突条の外周径よりも小径の発泡合成樹脂製断熱材の一端部を被せると共に該発泡合成樹脂製断熱材の他端部を閉じた状態にして硬質管状保持具の基端部側からこの硬質管状保持具内を通じて上記発泡合成樹脂製断熱材に圧縮空気を供給することにより、該発泡合成樹脂製断熱材を拡径方向に膨脹させてその内周面と軟質合成樹脂製ホース主体の外周面との間に隙間を発生させ、この状態にして発泡合成樹脂製断熱材を硬質管状保持具の基端部側に向かって差し込み、しかるのち、圧縮空気の供給を停止することにより発泡合成樹脂製断熱材をその弾性復元力により縮径させてその内周面に軟質合成樹脂製ホース主体の螺旋突条を食い込ませた状態に軟質合成樹脂製ホース主体に被覆することを特徴とする。
この請求項4に記載の断熱ホースの製造方法において、請求項5に係る発明は、上記硬質管状保持具の基端部外周面に受止突部を突設してあり、この受止突部に一端面が当接した状態となるようにこの硬質管状保持具に軟質合成樹脂製ホース主体を被嵌させておくと共に、圧縮空気によって膨脹、拡径した発泡合成樹脂製断熱材を上記受止突部に当接するまで差し込むことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、上記断熱ホースの別な製造方法であって、外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる可撓性を有する軟質合成樹脂製ホース主体と、内径をこのホース主体の外周面に突設した上記螺旋突条の外周径よりも小径に形成されている円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材とを突き合わせ状に対向させて、ホース主体の端部を発泡合成樹脂製断熱材の対向端部に挿入すると共にホース主体と発泡合成樹脂製断熱材とのいずれか一方を回転させることにより、ホース主体の螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませると共にその螺旋突条の食い込みによって螺旋溝を形成しながらこのホース主体を発泡合成樹脂製断熱材内に挿嵌させることを特徴とする。
この請求項6に記載の断熱ホースの製造方法において、請求項7に係る発明は、上記円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材を固定する一方、ホース主体に芯材を挿嵌してこの芯材を回転させることによりホース主体を一体に回転させてその螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませながら発泡合成樹脂製断熱材の全長に亘って挿嵌したのち、ホース主体内から芯材を抜き取ることを特徴とする。
また、上記請求項4又は請求項6に記載の断熱ホースの製造方法において、請求項8に係る発明は、ホース主体の端部をその外周面に螺旋突条を設けていない接続口部に形成していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材の内径を軟質合成樹脂製ホース主体の外周面に突設している螺旋突条の螺旋巻き外周径よりも小径に形成し、その螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませて該内周面を弾性的に圧縮変形させながら凹ませることにより、発泡合成樹脂製断熱材の内周面に螺旋突条を係合させた螺旋溝を設けているので、ホース主体の螺旋突条が円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込んでいるから、発泡合成樹脂製断熱材からの引き抜き抵抗が極めて大きくてホース主体に発泡合成樹脂製断熱材を強固に被覆させておくことができるのは勿論、このように引き抜き抵抗が大きいにもかかわらず、ホース主体を螺旋突条の長さ方向に螺旋状に回転させれば、発泡合成樹脂製断熱材の内周面に凹設している螺旋溝をガイドとしてホース主体を、円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材から所望長さだけ引き出したり、或いは発泡合成樹脂製断熱材内にその端部を没入させたり、さらには、発泡合成樹脂製断熱材から抜き取る作業が容易に行うことができる。
従って、ホース主体の端部に設けている接続口の位置調整やホース主体の点検、発泡合成樹脂製断熱材の交換等が簡単且つ正確に行うことができると共に、発泡合成樹脂製断熱材の端部内にホース主体を挿嵌させる際には、このホース主体の端部を発泡合成樹脂製断熱材の対向端部内に挿入した状態で該ホース主体を回転させれば、その外周面に突設している螺旋突条が発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込んでその食い込んだ内周面部分を弾性的に圧縮させることにより螺旋溝を形成しながらホース主体が発泡合成樹脂製断熱材内に挿嵌して優れた断熱効果を発揮することができる断熱ホースを容易に形成することができる。
さらに、請求項2に係る発明によれば、上記円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材の内径をホース主体の外周面の外径に等しくしてこの発泡合成樹脂製断熱材の内周面をホース主体の螺旋突条を含む外周面全面に亘って密着させているので、発泡合成樹脂製断熱材の内周面とホース主体の外周面とが全長に亘って隙間なく密着して一層、断熱効果に優れた断熱ホースを提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、ホース主体の両端部をその外周面に螺旋突条を設けていない接続口部に形成しているので、このホース主体の端部に継手金具を装着することなくこの接続口部によってドレーン口やその他のホースに容易に接続することができる。
また、請求項4及び請求項5に係る発明は、上記断熱ホースの製造方法であって、外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる軟質合成樹脂製ホース主体を硬質管状保持具に抜き取り可能に被嵌したのち、この硬質管状保持具の先端部側の軟質合成樹脂製ホース主体の端部に内径が螺旋突条の外周径よりも小径の発泡合成樹脂製断熱材の一端部を被せると共に該発泡合成樹脂製断熱材の他端部を閉じた状態にして硬質管状保持具の基端部側からこの硬質管状保持具内を通じて上記発泡合成樹脂製断熱材に圧縮空気を供給するので、この圧縮空気によって発泡合成樹脂製断熱材の内部の空気圧が瞬時に増大して該発泡合成樹脂製断熱材を弾性的に膨脹させて拡径させることができる。
この拡径によって発泡合成樹脂製断熱材の内周面と軟質合成樹脂製ホース主体の外周面との間に隙間が発生し、この隙間を通じて圧縮空気が外部に漏出するので、発泡合成樹脂製断熱材は大きく拡径することなく、その内周面が漏出する空気層を介して軟質合成樹脂製ホース主体の外周面に平行に沿った状態となり、この状態から発泡合成樹脂製断熱材を硬質管状保持具の基端部側に向かって差し込むように押し進めることにより、漏出する空気の流れに案内されながら、瞬時に且つ円滑に軟質合成樹脂製ホース主体に被覆させることができる。
この際、硬質管状保持具の基端部外周面に受止突部を突設して、この硬質管状保持具に軟質合成樹脂製ホース主体をその一端面が上記受止突部に当接した状態となるように被嵌させておき、この状態にして上述したように圧縮空気によって膨脹、拡径した発泡合成樹脂製断熱材を受止突部に向かって押し進めてその一端面を該受止突起に当接させるものであるから、簡単且つ正確に発泡合成樹脂製断熱材を軟質合成樹脂製ホース主体に被覆させることができる。
しかるのち、圧縮空気の供給を停止させることにより、発泡合成樹脂製断熱材はその弾性復元力により縮径してその内周面に軟質合成樹脂製ホース主体の螺旋突条を食い込ませた状態で軟質合成樹脂製ホース主体に被着した断熱ホースが得られ、この断熱ホースを硬質管状保持具から抜き取ることによって能率よく安価に製造することができる。
また、上記請求項6に記載の断熱ホースの製造方法によれば、軟質合成樹脂製のホース主体と内径がこのホース主体の外周面に螺旋巻きした螺旋突条の外周径よりも小径に形成されている円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材とを突き合わせ状に対向させて、ホース主体の端部を発泡合成樹脂製断熱材の対向端部に挿入すると共にホース主体と発泡合成樹脂製断熱材とのいずれか一方を回転させることにより、ホース主体の螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませると共にその食い込みによって該発泡合成樹脂製断熱材の内周面に螺旋溝を形成しながらこのホース主体を発泡合成樹脂製断熱材内に挿嵌させるので、ホース主体の外周面に突設している螺旋突条の螺旋巻きの外周径が発泡合成樹脂製断熱材の内周径よりも大径であるにもかかわらず、その螺旋突条によって該螺旋突条が接する発泡合成樹脂製断熱材の内周面部分を弾性的に圧縮して該内周面に螺旋溝を凹設しながら、該螺旋溝をガイドとして発泡合成樹脂製断熱材にホース主体を確実且つ円滑に挿嵌させていくことができ、軟質合成樹脂製ホース主体に発泡合成樹脂製断熱材を被覆してなる断熱ホースを能率よく且つ安価に製造することができる。
請求項7に係る発明によれば、上記請求項6に記載の発明において、円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材を固定する一方、軟質合成樹脂製のホース主体に芯材を挿嵌してこの芯材を回転させることにより該ホース主体を一体に回転させてその螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませながら発泡合成樹脂製断熱材の全長に亘って挿嵌したのち、ホース主体内から芯材を抜き取るものであるから、芯材によって軟質合成樹脂製のホース主体を直状に保持しながら、全長に亘ってその中心線回りに容易に回転させることができ、発泡合成樹脂製断熱材内への挿嵌が確実且つ円滑に行うことができて多量生産に適するものである。
さらに、請求項8に係る発明によれば、上記ホース主体の端部をその外周面に螺旋突条を設けていない小径の接続口部に形成しているので、断熱ホースの製造に際して、このホース主体の端部に対して発泡合成樹脂製断熱材の先端部を被せる作業や該発泡合成樹脂製断熱材の端部内へのホース主体の端部の挿入作業が何等の抵抗を受けることなく簡単且つ確実に行うことができ、断熱ホースを円滑に製造することができる。
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1は可撓性を有するホース主体1に円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材2を被覆してなる断熱ホースにおいて、ホース主体1を半断面してなる該断熱ホースの縦断側面図であり、図2は上記円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3の端部からホース主体1の端部を適宜長さだけ外部に突出させている断熱ホースの一部分の斜視図である。これらの図において、ホース主体1は、軟質塩化ビルニ樹脂又はEVA樹脂その他の軟質合成樹脂よりなり、一定厚みを有すると共にその内周面は全長に亘って同一径の平滑面に形成されてあり、さらに、その外周面に長さ方向に連続した一定高さを有する螺旋突条2を一定のピッチでもって突設してなるものである。
この螺旋突条2は、公知のようにホース主体1の製造時において、該ホース主体1の外周面に断面円形ないしは楕円形状のポリプロピレン、ポリエチレン等の適度な弾性と硬度を有する合成樹脂製の芯線2aを螺旋巻きし、この上にホース主体1と同一材料よりなる半溶融状態の合成樹脂被覆帯材を螺旋巻きすることによって形成された合成樹脂被覆層により被覆されてなるもので、この芯線2aからなる螺旋突条2によってホース主体1に耐圧縮性を付与して偏平状に圧潰するのを防止していると共に、短尺の場合には常態においてはホース主体1を直状に保持しているものであり、且つ、ホース主体1を人手等による外力を加えることによって容易に屈曲させるように構成している。
上記螺旋突条2をホース主体1の外周面に全長に亘って突設しておいてもよいが、図においては、ホース主体1を定尺の長さにして、その両端部外周面に螺旋突条2が設けられていない接続口部1a、1aに形成している。従って、この接続口部1a、1aの外径は、螺旋突条を設けていないホース主体1の外径と同径である。
このように構成したホース主体1を被覆している上記円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材2は、発泡ポリエチレン樹脂、または発泡ポリプロピレンなどのオレフィン系発泡樹脂、或いは発泡ウレタンゴム等の発泡樹脂からなり、その内径はホース主体1の外周面に突設している螺旋巻きした螺旋突条2の外周径、即ち、ホース主体1の直径方向に対向する螺旋突条2の頂面間の外径よりも小径であって、ホース主体1の外周面の径と同径又はこの径よりも大径に形成している。
従って、ホース主体1にこの円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3を被覆した状態においては、ホース主体1の外周面に突設している螺旋突条2が発泡合成樹脂製断熱材3の内周面に食い込んで、その食い込んでいる内周面部分を弾性的に圧縮させて食い込み高さに応じた深さの螺旋溝4に形成してあり、この螺旋溝4に螺旋突条2が一体に接着することなく螺旋方向に相対移動可能に係合している。なお、発泡合成樹脂製断熱材2は弾性変形が可能であるので、その内径をホース主体1の外径よりも僅かに小径に形成しておき、その内周面を拡径方向に弾性的に圧縮変形させることによって螺旋突条2の表面からホース主体1の外周面に全面的に密着、被覆させておいてもよい。
上述したように、発泡合成樹脂製断熱材3の内径をホース主体1における螺旋突条2の螺旋巻きした際の外周径よりも小径に形成しているが、図1においては、発泡合成樹脂製断熱材3の内径をホース主体1の外周面1bの径に等しくしてあり、従って、発泡合成樹脂製断熱材3の内周面がその弾性力によって螺旋突条2の突出表面及びホース主体1の外周面に全長に亘って全面的に隙間なく密着している。
また、ホース主体1と円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3の長さとを図1に示すように同一長さにして、ホース主体1の両端の接続口部1a、1aに至るまで発泡合成樹脂製断熱材3によって被覆した断熱ホースを形成しておいてもよいが、接続口部1a、1aが発泡合成樹脂製断熱材3の両端から突出するように該発泡合成樹脂製断熱材3の長さをホース主体1よりも短くしておいてもよい。なお、この発泡合成樹脂製断熱材3は、ホース主体1を被覆し得る一定幅と一定厚みを有する帯状の発泡合成樹脂製断熱材を、幅方向に円形状に湾曲させてその両側端面を突き合わせ、その接合端面同士を熱融着することにより形成されている。この場合、帯状の発泡合成樹脂製断熱材として長尺のものを使用し、長い円筒形状に形成したのち、ホース主体1の長さに応じて所定長さ毎に切断することが好ましい。
このように構成した断熱ホースは、円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3の端部を把持した状態でこの発泡合成樹脂製断熱材3に内挿しているホース主体1の端部を他方の手で周方向に回転させると、ホース主体1の外周面に突設している螺旋突条2が、この螺旋突条2によって発泡合成樹脂製断熱材3の内周面に凹設されている螺旋溝4をガイドとしてホース主体1が螺進するようにして長さ方向に移動し、図2に示すように発泡合成樹脂製断熱材3の端面からその接続口部1aを突出させたり、或いは、その接続口部1aの位置調整が正確に行うことができると共に、発泡合成樹脂製断熱材3からの抜き取りも容易に行うことができる。
また、発泡合成樹脂製断熱材3内への挿嵌も、該ホース主体1の接続口部1aを発泡合成樹脂製断熱材3の対向端部内に挿入してホース主体1の外周に突設している螺旋突条2の始端部を発泡合成樹脂製断熱材3の端面の内層部分に押し付け、この状態からホース主体1を螺旋突条2の螺旋方向に回転させれば、螺旋突条2が発泡合成樹脂製断熱材3の内周面を弾性的に圧縮させながらその圧縮によって該内周面に螺旋溝4を凹設し、後続する螺旋突条2が先に形成された螺旋溝4をガイドして進行して発泡合成樹脂製断熱材3内にホース主体1を確実且つ円滑に挿嵌させることができる。
図3は上記断熱ホースの製造方法の一例を示す簡略縦断側面図であって、外径が上記軟質合成樹脂製ホース主体1の内径と略同径で、長さが軟質合成樹脂製ホース主体1を全長に亘って支持可能な長さに形成していると共に基端部外周面に鍔状の受止突部6を突設している金属等の硬質材料からなる管状保持具5を使用し、この管状保持具5の基端部に圧縮空気供給ホース7を接続しておく。
この状態にして上記管状保持具5の先端部に軟質合成樹脂製ホース主体1の一端部を被せたのち、その一端面が上記受止突部6に当接、受止されるまで差し込むことにより、この軟質合成樹脂製ホース主体1を管状保持具5に抜き取り可能に被嵌させ、次いで、該軟質合成樹脂製ホース主体1の他端部、即ち、管状保持具5の先端部を被覆している端部に内径が軟質合成樹脂製ホース主体1の外周面に突設している螺旋突条2の外周径よりも小径の円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3の一端部を被せると共に管状保持具5の先端から延長方向に突出している該発泡合成樹脂製断熱材3の他端部を作業員が指先等で摘むことにより偏平状に圧縮変形させてその他端開口端部を閉止させる。なお、軟質合成樹脂製ホース主体1の端部は、螺旋突条2が設けられていない接続口部1aに形成しているので、この端部上に上記発泡合成樹脂製断熱材3の一端部の被嵌作業が簡単に行うことができる。
しかるのち、作業員が圧縮空気供給用スイッチ(図示せず)等を操作して上記供給ホース7から管状保持具5内を通じて発泡合成樹脂製断熱材3内に圧縮空気を供給すると、該発泡合成樹脂製断熱材3内の空気圧が増大してその空気圧により発泡合成樹脂製断熱材3が図3において二点鎖線で示すように膨脹して拡径する。この拡径によって軟質合成樹脂製ホース主体1の他端部外周面とこの他端部に被嵌している発泡合成樹脂製断熱材3の一端部内周面との間に隙間8が生じ、この隙間8を通じて発泡合成樹脂製断熱材3内の圧縮空気が外部に漏出し、この漏出空気層によって軟質合成樹脂製ホース主体1の外周面に対する発泡合成樹脂製断熱材3の摺接摩擦がなくなると共に、この状態して該発泡合成樹脂製断熱材3の他端部を摘んでいる指先を管状保持具5側に向かって移動させると、発泡合成樹脂製断熱材3全体が押し進められて上記隙間8を通じて外部に漏出する空気層を介して該空気層の流れに乗りながら軟質合成樹脂製ホース主体1の外周面に沿って平行に進入する。
そして、この発泡合成樹脂製断熱材3の一端面が管状保持具5の上記受止突部6に当接するまで進入すると、軟質合成樹脂製ホース主体1が全長に亘って該発泡合成樹脂製断熱材3により被覆された状態となり、管状保持具5の受止突部6に当接した時に、その感触によって作業員がスイッチ等を操作して圧縮空気の供給を停止させると、発泡合成樹脂製断熱材3はその弾性復元力によって縮径してその内周面に軟質合成樹脂製ホース主体1の螺旋突条2を食い込ませ、その食い込みによって該内周面に螺旋溝4が凹設され、軟質合成樹脂製ホース主体1に発泡合成樹脂製断熱材3を被嵌させてなる一定長の断熱ホースを得ることができる。こうして得られた断熱ホースを管状保持具5から抜き取り、再び、この管状保持具5を使用して次の軟質合成樹脂製ホース主体1と発泡合成樹脂製断熱材3とで上記同様に断熱ホースを製造する。なお、受止突部6に圧縮空気供給停止スイッチ片を設けておき、発泡合成樹脂製断熱材3の一端面が該スイッチ片に当接した時に圧縮空気の供給を停止させるように構成しておいてもよい。
次に、上記断熱ホースの別な製造方法を説明すると、外周面に螺旋突条2を突設している軟質合成樹脂製ホース主体1と、内径がこのホース主体1の外周面に螺旋巻きしてなる螺旋突条2の外周径よりも小径に形成されている円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3とを同一軸線上に突き合わせ状に対向させたのち、ホース主体1の端部を円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3の対向端部内に挿入し、さらに、ホース主体1をその外周面に突設している螺旋突条2が発泡合成樹脂製断熱材3に向かって螺進する方向に回転させながらこの発泡合成樹脂製断熱材3内に挿入する。具体的には、ホース主体1が一回転する間に螺旋突条2が一ピッチ進む速度でもって発泡合成樹脂製断熱材3内にホース主体1を挿入していく。
このように、ホース主体1を回転させながら円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3内に挿入すると、ホース主体1の外周面に突設している螺旋突条2と接する発泡合成樹脂製断熱材3の内周面が硬質の芯線からなる該螺旋突条2の食い込みによって拡径方向に弾性的に圧縮させられてその内周面に螺旋突条2を係合させた螺旋溝4が形成され、ホース主体1が発泡合成樹脂製断熱材3内の全長に亘って貫通した状態となるようにこの発泡合成樹脂製断熱材3内に挿入することにより断熱ホースを製造することができる。なお、ホース主体1を回転させることなく円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3を回転させながら発泡合成樹脂製断熱材3内にホース主体1を挿嵌させることによって断熱ホースを製造することもできる。
図4〜図7は断熱ホースの製造方法の具体例を示すもので、図4、図5に示すように、ホース主体1の内周面に抜き取り可能に圧入、嵌合し得る外径を有する棒状の芯材10を使用し、この芯材10を一定長さを有するホース主体1内に図6に示すように挿嵌させる。芯材10はホース主体1の長さよりも長い金属棒又は金属筒11の外周面に一定厚みを有するゴム製の外筒体12を被嵌させてなり、その先端が先細に形成されていると共に外筒体12の外周面には凹条と凸条とが周方向に交互に且つ外筒体12の全長に亘って直状に形成されている。従って、ホース主体1に対するこの芯材10の挿入、抜き取りが容易に行うことができると共に、芯材10をその軸芯回りに回転させた時に、その回転力がホース主体1の内周面に弾性的に圧接している凸条を介してホース主体1に伝達され、ホース主体1を芯材10と一体的に回転させることができる。
このように、ホース主体1内に芯材10を挿嵌したのち、円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材3に対してホース主体1を同一軸心上で対向させ、且つ、発泡合成樹脂製断熱材3を固定した状態にして図7に示すように、芯材10を回転させることによってホース主体1を一体的に回転させながら発泡合成樹脂製断熱材3内に螺進状態に挿入することにより、ホース主体1の外周面に突設している硬質の芯線からなる螺旋突条2を発泡合成樹脂製断熱材3の内周面に食い込ませて該内周面に上述したように螺旋突条2を係合させた螺旋溝4を凹設し、図8に示すように、ホース主体1が発泡合成樹脂製断熱材3内を貫通した状態となるまで挿入したのち、二点鎖線で示すように、芯材10を抜き取ることにより、ホース主体1を発泡合成樹脂製断熱材3によって被覆した断熱ホースを得るものである。
なお、芯材10を抜き取り方向に引っ張っても、ホース主体1はその外周面に突設している螺旋突条2を発泡合成樹脂製断熱材3の内周面に凹設された螺旋溝4に係止しているので、芯材10と一体に抜き取られる虞れはない。芯材10を回転させながら発泡合成樹脂製断熱材3内にホース主体1を挿入していくには、ホース主体1から突出している心材10の突出端部を人手によって掴持させて回転、挿入操作を行ってもよく、或いは、その突出端部を適宜のチャック部材によって掴持させ、このチャック部材を回転させながら挿入することにより行うこともできる。
図9は断熱ホースの製造方法の別な実施例を示すものであって、上記のような芯材10を用いることなく、一定長さを有するホース主体1の長さ方向の数カ所を3方からゴムロールからなる回転ロール20、20、20によって支持し、このホース主体1と発泡合成樹脂製断熱材3とを同一軸芯上で突き合わせ状に且つ発泡合成樹脂製断熱材3を固定した状態に配設したのち、回転ロール20を一斉に回転させてホース主体1をその外周面に突設している螺旋突条2が発泡合成樹脂製断熱材2の内周面に食い込んでいく方向に回転させると共に該ホース主体1が一回転する間に螺旋突条2が一ピッチ進む速度でもってホース主体1を発泡合成樹脂製断熱材3に向かって前進移動させると、ホース主体1の外周面に突設している螺旋突条2が発泡合成樹脂製断熱材3の内周面に食い込んで、該内周面に螺旋突条2を係合させた螺旋溝4を凹設していく。そして、この螺旋溝4に、発泡合成樹脂製断熱材3の開口端部から該発泡合成樹脂製断熱材3内に進入する後続の螺旋突条2部分が連続的に係合しながら進入し、ホース主体1の前端が発泡合成樹脂製断熱材3の前端に達すると、ホース主体1に発泡合成樹脂製断熱材3が全長に亘って被覆してなる弾性ホースを得ることができる。
ホース主体を半断面した断熱ホースの縦断側面図。 ホース主体の端部を露出させた状態の斜視図。 断熱ホースの製造方法を示す簡略縦断側面図。 別な断熱ホースの製造方法に使用する芯材の一部を断面した側面図。 芯材の縦断正面図。 ホース主体に芯材を挿嵌させた状態の一部を断面した側面図。 断熱ホースを製造している状態の一部を断面した側面図。 断熱ホースを製造した状態の一部縦断側面図。 断熱ホースの別な製造方法を示す一部を断面した側面図。
符号の説明
1 ホース主体
1a 接続口部
2 螺旋突条
2a 芯線
3 発泡合成樹脂製断熱材
4 螺旋突条
5 管状保持具
6 受止突部
7 圧縮空気供給ホース

Claims (8)

  1. 外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる可撓性を有する軟質合成樹脂製ホース主体と、このホース主体に被せている円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材とからなる断熱ホースであって、上記円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材の内径を上記ホース主体の外周面に螺旋巻きしてなる螺旋突条の外周径よりも小径に形成して螺旋突条をこの発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませることにより該発泡合成樹脂製断熱材の内周面に螺旋突条を係合させた螺旋溝を凹設してあり、この螺旋溝に螺旋突条を接着させることなく、ホース主体と発泡合成樹脂製断熱材との相対的な回転によってホース主体を螺旋溝に沿って抜き取り可能に構成していることを特徴とする断熱ホース。
  2. 発泡合成樹脂製断熱材の内径をホース主体の外径に等しくしてこの発泡合成樹脂製断熱材の内周面をホース主体の螺旋突条を含む外周面に全面に亘って密着させていることを特徴とする請求項1に記載の断熱ホース。
  3. ホース主体の両端部をその外周面に螺旋突条を設けていない接続口部に形成していることを特徴とする請求項1に記載の断熱ホース。
  4. 外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる軟質合成樹脂製ホース主体を硬質管状保持具に抜き取り可能に被嵌したのち、この硬質管状保持具の先端部側の軟質合成樹脂製ホース主体の端部に内径が螺旋突条の外周径よりも小径の発泡合成樹脂製断熱材の一端部を被せると共に該発泡合成樹脂製断熱材の他端部を閉じた状態にして硬質管状保持具の基端部側からこの硬質管状保持具内を通じて上記発泡合成樹脂製断熱材に圧縮空気を供給することにより、該発泡合成樹脂製断熱材を拡径方向に膨脹させてその内周面と軟質合成樹脂製ホース主体の外周面との間に隙間を発生させ、この状態にして発泡合成樹脂製断熱材を硬質管状保持具の基端部側に向かって差し込み、しかるのち、圧縮空気の供給を停止することにより発泡合成樹脂製断熱材をその弾性復元力により縮径させてその内周面に軟質合成樹脂製ホース主体の螺旋突条を食い込ませた状態に軟質合成樹脂製ホース主体に被覆することを特徴とする断熱ホースの製造方法。
  5. 硬質管状保持具の基端部外周面に受止突部を突設してあり、この受止突部に一端面が当接した状態となるようにこの硬質管状保持具に軟質合成樹脂製ホース主体を被嵌させておくと共に、圧縮空気によって膨脹、拡径した発泡合成樹脂製断熱材を上記受止突部に当接するまで差し込むことを特徴とする請求項4に記載の断熱ホースの製造方法。
  6. 外周面に長さ方向に連続した螺旋突条を突設してなる可撓性を有する軟質合成樹脂製ホース主体と、内径をこのホース主体の外周面に突設した上記螺旋突条の外周径よりも小径に形成されている円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材とを突き合わせ状に対向させて、ホース主体の端部を発泡合成樹脂製断熱材の対向端部に挿入すると共にホース主体と発泡合成樹脂製断熱材とのいずれか一方を回転させることにより、ホース主体の螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませると共にその螺旋突条の食い込みによって螺旋溝を形成しながらこのホース主体を発泡合成樹脂製断熱材内に挿嵌させることを特徴とする断熱ホースの製造方法。
  7. 円筒形状の発泡合成樹脂製断熱材を固定する一方、ホース主体に芯材を挿嵌してこの芯材を回転させることによりホース主体を一体に回転させてその螺旋突条を発泡合成樹脂製断熱材の内周面に食い込ませながら発泡合成樹脂製断熱材の全長に亘って挿嵌したのち、ホース主体内から芯材を抜き取ることを特徴とする請求項6に記載の断熱ホースの製造方法。
  8. ホース主体の端部をその外周面に螺旋突条を設けていない接続口部に形成していることを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の断熱ホースの製造方法。
JP2007022553A 2007-02-01 2007-02-01 断熱ホースとその製造方法 Expired - Fee Related JP4854022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022553A JP4854022B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 断熱ホースとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022553A JP4854022B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 断熱ホースとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008190549A JP2008190549A (ja) 2008-08-21
JP4854022B2 true JP4854022B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=39750841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007022553A Expired - Fee Related JP4854022B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 断熱ホースとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4854022B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632194A (en) * 1979-08-23 1981-04-01 Sansui Electric Co Acoustic lens
JPH10280494A (ja) * 1997-04-02 1998-10-20 Kyowa Densen Kk 耐震性の複合給水管
JP3286780B2 (ja) * 1997-12-15 2002-05-27 東拓工業株式会社 断熱ホースとその製法
JP3371243B2 (ja) * 1998-07-10 2003-01-27 東拓工業株式会社 断熱ホース
JP3231285B2 (ja) * 1999-02-15 2001-11-19 カナフレックスコーポレーション株式会社 ドレンホースの接続部構造
JP3231287B2 (ja) * 1999-03-03 2001-11-19 カナフレックスコーポレーション株式会社 ドレンホースの接続側端部構造
JP3774205B2 (ja) * 2003-04-11 2006-05-10 ユーシー産業株式会社 断熱ホース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008190549A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3868274B2 (ja) 両端部に継手部を有する合成樹脂製ホースの製造方法
JP2016211632A (ja) 断熱ホースとその製造方法
JP2008307784A (ja) 既設管ライニング用帯状体及びライニング方法
JP4854022B2 (ja) 断熱ホースとその製造方法
JP4926737B2 (ja) ケーブル布設済管路ライニング方法
JP6325366B2 (ja) 合成樹脂製ホースの製造方法とその装置
JP3774205B2 (ja) 断熱ホース
JP2008196560A (ja) 断熱ホースとその製造方法
JP4282329B2 (ja) インサーション工法
JP2005214425A (ja) 両端部に継手部を有する合成樹脂製ホース
JP5393019B2 (ja) 合成樹脂製接続用管とその製造方法
JP2016003745A (ja) 断熱ホース
JP2004316676A (ja) ドレンホース
JP4444202B2 (ja) 常温収縮チューブ拡径保持筒用紐状体
JP2008281122A (ja) 合成樹脂製断熱ホース及びその製造方法
JP3711533B2 (ja) 合成樹脂製ホース
JP2000304169A (ja) 断熱ホース
JP7486380B2 (ja) 螺旋管形成用装置
JP5350821B2 (ja) 可撓性を有する耐圧管
JP2018020370A (ja) スパイラル管の製造方法、その製造装置及びスパイラル管
JP2001012687A (ja) 導管用断熱カバー
KR200478539Y1 (ko) 튜브형 보온단열재
JP2001027370A (ja) 断熱ホース
JP2006258143A (ja) 鞘管内への樹脂管挿入装置および鞘管付き樹脂管の製造方法
JP2986704B2 (ja) 可撓性チューブに長尺物を挿通する挿通具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111021

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4854022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees