JP4853660B2 - ストラット用軸受ユニット - Google Patents

ストラット用軸受ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4853660B2
JP4853660B2 JP2007088478A JP2007088478A JP4853660B2 JP 4853660 B2 JP4853660 B2 JP 4853660B2 JP 2007088478 A JP2007088478 A JP 2007088478A JP 2007088478 A JP2007088478 A JP 2007088478A JP 4853660 B2 JP4853660 B2 JP 4853660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring seat
inclined surface
upper spring
radial direction
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007088478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008248949A (ja
Inventor
善紀 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2007088478A priority Critical patent/JP4853660B2/ja
Publication of JP2008248949A publication Critical patent/JP2008248949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4853660B2 publication Critical patent/JP4853660B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

本発明は、ストラット式サスペンション装置に使用されるストラット用軸受ユニットに関する。
特開2006−143145号公報 特開2005−291232号公報
車輪と車体とをつなぐストラット式サスペンション装置には、車体側との取り付け部が設けられてストラット軸の上端に固定されるアッパーサポートと、コイルスプリングの上端側を支持するアッパースプリングシートとの間にストラット用の軸受が介装されており、アッパースプリングシートのアッパーサポートに対するストラット軸線回りの回転が許容される構成となっている(特許文献1及び特許文献2)。
ところで、ストラット式サスペンション装置においては、アッパーサポートとアッパースプリングシート間の隙間が、車輪が跳ね上げた路面上の水や泥水等の流動性異物にさらされ易いため、その隙間に配置される軸受には内部にシール部が設けられる。このシール部としては、アッパーサポート側の軌道輪の端部からアッパースプリングシートに向けて延出して、アッパースプリングシート上を摺動するシール形態を有するものがある。
従来のストラット式サスペンション装置において、流動性異物がアッパーサポートとアッパースプリングシート間の隙間に侵入した場合、上記摺動形態をなすシール部により該流動性異物の軸受内への侵入を阻止することができる。ところが、従来の構成によると、図6に示すように、アッパースプリングシート88におけるシール摺動位置よりもラジアル方向外側の外端部890が、ストラット軸83に対し垂直をなす水平方向に延出形成されているため、侵入した流動性異物がアッパースプリングシートの水平面上に堆積し易い。つまり、シール部の摺動位置のすぐ外側に流動性異物が残留する可能性があった。その結果、残留した流動性異物がシール部に接近してアッパースプリングシートとの摺動面に入り込んで研磨剤のような役割を果たし、シール部ないしアッパースプリングシートを変形させ、シール機能が早期に劣化してしまう可能性があった。
本発明の課題は、シール機能を長期に渡って保持することができるストラット用軸受ユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び作用・効果
上記の課題を解決するために、本発明のストラット用軸受ユニットは、車両のストラット式サスペンション装置のアッパーサポートに一体回転可能に固定される上側軌道輪と、同じく該ストラット式サスペンション装置のコイルスプリングの上端側を支持するアッパースプリングシートに一体回転可能に固定される下側軌道輪と、それら軌道輪の間に配される複数の転動体とを有する軸受を備え、
アッパースプリングシートとアッパーサポートとの間に形成された軸受配置空隙がラジアル方向外側に開放するとともに、上側軌道輪のラジアル方向外縁部が下側軌道輪の対応するラジアル方向外縁よりも延出形成されてなり、かつ、延出した該ラジアル方向外縁部には、軸受配置空隙へラジアル方向外側から侵入する流動性異物が軸受内に侵入することを防ぐシール部がアッパースプリングシート上を摺動可能に一体化され、
アッパースプリングシートには、ラジアル方向におけるシール部の摺動位置からラジアル方向外側に続く形で、軸受配置空隙に侵入した流動性異物のラジアル方向外側への排出を促進する異物排出促進部が形成され
その異物排出促進部は、ラジアル方向におけるシール部の摺動位置からアッパースプリングシートのラジアル方向外周縁にかけて、アッパースプリングシートの上端面が下向きに拡径する傾斜面を有する傾斜面部として形成されるとともに、
シール部は、下側軌道輪の対応するラジアル方向外縁から傾斜面に向かって傾斜しながら延びていることを特徴とする。
上記本発明の構成によると、アッパースプリングシートには、シール部の摺動位置からラジアル方向外側に向けて異物排出促進部が形成されるので、アッパースプリングシートとアッパーサポートとの間に侵入した泥水等の流動性異物は速やかに外部に排出されるので、流動性異物が研磨剤のように機能して、シール部ないしアッパースプリングシートを早期に劣化させることがなく、長期に渡ってシール機能を確保できる。
また、この構成によると、アッパースプリングシートのラジアル方向外側に設けられた傾斜面により、流動性異物をシールから遠ざけることができる。この場合、異物排出促進部はアッパースプリングシートに傾斜面を設けるだけで容易に形成できる利点がある。
なお、この傾斜面部を、アッパースプリングシートの摺動位置から該アッパースプリングシートのラジアル方向外周縁にかけて形成することができる。これにより、流動性異物を、その傾斜面を伝って外部に確実に排出することができる。
異物排出促進部は、ラジアル方向におけるシール部の摺動位置から該ラジアル方向外側に続く形で、該摺動位置から該アッパースプリングシートのラジアル方向外周縁に至る途中のラジアル中間位置まで形成された、該アッパースプリングシートの上端面が下向きに拡径する傾斜面を形成する傾斜面部と、該傾斜面部のラジアル方向外側にて、該アッパースプリングシートの上端面が上向きに拡径する傾斜面を有する逆傾斜面部とを有するとともに、その傾斜切り替り区間に底部を有する凹状部をなして形成することができる。そして、その底部に、該底部を上下方向に貫通する泥排出孔を形成することができる。この構成によると、流動性異物を泥排出孔から排出することができる。この際、アッパースプリングシートの下面側に接触配置される、コイルスプリングを支持するスプリング支持体に、該泥排出孔から排出される流動性異物をラジアル方向外側の外部に導くドレイン溝を設けることで、流動性異物の排出がよりスムーズになされる。
泥排出孔は、軸受回転周方向に沿って複数形成することができる。この際、該アッパースプリングシートの該泥排出孔周りには、流動性異物を該泥排出孔に導く傾斜面が該泥排出孔の貫通方向下方に向けて縮径する形で形成することができる。この構成によると、アッパースプリングシートに泥排出孔を貫通形成し、その周辺に傾斜を持たせるだけで容易に形成することができる。
以下、本発明に係るストラット軸支持構造の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は、ストラット式サスペンション装置の一例を示す斜視図、図2は、図1のP部の拡大断面図、図3は、図2の要部拡大図である。
図1に示すように、ストラット式サスペンション装置100は、支持メンバー81に装着されて車体の一部を支持するストラット軸(サスペンション部)83と、ストラット軸83に組み込まれタイヤ側からの振動や衝撃を吸収するコイルスプリング82と、車体の上部に固定されるアッパーサポート(車体側支持部)70とを備えている。
このストラット式サスペンション装置100は、その下側が車体側の支持メンバー81に取り付けられ、車体全体を車軸等に対して浮上支持する役割を有する。そして、この支持メンバー81周りには、車軸93と、車軸93に固定され車輪を装着するハブ90と、ハブ90に固定されるブレーキディスク91と、ブレーキディスク91に油圧により圧接させるパッドを内部に設けたキャリパボディ92とが配置されている。
ストラット式サスペンション装置100の上部の内部構造は、図2に示すように、ストラット軸83と、ストラット軸83周りに配置されるコイルスプリング82と、ストラット軸83周りに配置されてコイルスプリング82の上端をストラット軸線方向に支持するアッパーインシュレータ(スプリング支持体)87と、ストラット軸83周りに配置されてアッパーインシュレータ87の上端部に接触配置されて該アッパーインシュレータ87を保持するアッパースプリングシート(コイルばねシート)88と、ストラット軸83の上端部にて該ストラット軸83と一体回転可能に設けられて車両の車体パネル60が連結されるアッパーサポート(車体側連結部)70と、アッパースプリングシート88とアッパーサポート70との間の介装されるサスペンション用軸受(ストラット用軸受;以下、単に軸受ともいう)1と、を備えて構成されている。さらに、ストラット軸83の軸孔を形成する軸孔形成部84や、該軸孔形成部84の上端部を被うシート85、軸受1の上側にて該軸受1を固定するナット86等も設けられている。なお、本発明のストラット用軸受ユニットは、上記軸受1に少なくともアッパースプリングシート88が一体に組み付けられたものとして構成され、さらに、上記のアッパーインシュレータ87が組み付けられたものとしてもよい。
アッパーサポート70は、弾性材71と、内端部が弾性材71の内部に埋設されるとともに外端部に車体60へのボルト固定部が形成された上側リング部材72と、内端部が弾性材71の内部に埋設されるとともに外端部に車体60へのボルト固定部が形成され、リング部材72の下側に接触する形で配置される下側リング部材73と、弾性材71の内周周りを覆う内筒部74とで構成され、ストラット軸83に一体に固定されている。
アッパースプリングシート88とアッパーサポート70との間には、軸受1を配置する軸受配置空隙89が、ストラット軸83に対しラジアル方向外側を開放する形で設けられている。この軸受配置空隙89には軸受1が配置されており、軸受1は、図3に示すように、アッパーサポート70に一体回転可能に固定される上側軌道輪2と、コイルスプリング82の上端側を支持するアッパースプリングシート88の内周側に設けられた開口に一体回転可能に圧入固定される下側軌道輪3と、それら軌道輪の間に配される複数の転動体からなる転動体列4とを備えて構成されている。つまり、上側軌道輪2と下側軌道輪3とは、複数の転動体4を挟む形で互いに相対回転可能に対向配置され、ナット86の締結に伴いアッパーサポート70とアッパースプリングシート88とに狭圧保持されている。なお、軸受1の両端には、軌道輪間空隙(軸受内空隙)6を気密保持するためのシール部7,8が設けられている。
上側軌道輪2は、そのラジアル方向外縁部21が下側軌道輪3の対応するラジアル方向外縁3aよりも延出している。そして、延出したラジアル方向外縁部21にシール部8が形成されている。シール部8は、アッパースプリングシート88上を摺動可能な形で、上側軌道輪2のラジアル方向外縁部21に一体化されており、軸受配置空隙89へラジアル方向外側から侵入する流動性異物の、軸受1内への侵入を防止している。
シール部8が摺動するアッパースプリングシート88には、シール部8の摺動位置Sからラジアル方向外側に続く形で、軸受配置空隙89に侵入した流動性異物のラジアル方向外側への排出を促進する異物排出促進部9が形成されている。従来は、図6に示すように、アッパースプリングシート88のシール摺動位置からラジアル方向外側の外端部889がストラット軸83に対し垂直をなす水平方向に延出形成しており、この上に流動性異物が堆積し易いという課題があった。
これに対し、本実施形態における異物排出促進部9は、アッパースプリングシート88の摺動位置Sからラジアル方向外側に続く形で、該アッパースプリングシート88の上端面88aが下向きに拡径する傾斜面880aを有する傾斜面部880として形成されており、アッパースプリングシート88の摺動位置Sから該アッパースプリングシート88のラジアル方向外周縁88bにかけて形成されている。これにより、シール部8に向けてラジアル方向外側から侵入してきた流動性異物が、シール部周辺に堆積し難く、その傾斜部880の傾斜面880a上を伝ってラジアル方向外側に排出することが可能となっている。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、軌道輪2,3が、ストラット軸83のアキシャル方向に対向配置される区間と、ラジアル方向に対向配置される区間とを設けて、それら双方の区間に複列の転動体列を配置する構成としてもよい。ストラット式サスペンション装置100の支持荷重が大きい車両に採用されることが好適である。また、転動体は、ボール、ニードル、ブッシュ等のいずれであってもよい。
また、図4及び図5に示すように異物排出促進部を形成することができる。即ち、図5の異物排出促進部9Aは、第一に、アッパースプリングシート88の摺動位置Sのラジアル方向外側に、ストラット軸線方向下方に延びる壁部885を有する形で形成されている。これにより、シール部8に向けてラジアル方向外側から侵入してきた流動性異物は、シール部周辺に堆積することなく、その壁部885の形成する段差の下面へと促される。
さらに、異物排出促進部9Aは、壁部885の下端位置Dからラジアル方向外側に続く形で、アッパースプリングシート88の上端面88aが下向きに拡径する傾斜面881aを形成する傾斜面部881と、該傾斜面部881のラジアル方向外側にて該アッパースプリングシート88の上端面88aが上向きに拡径する傾斜面882aを有する逆傾斜面部882とを有し、その傾斜切り替り区間が底部883とされた凹状部をなし、その底部883に、上下方向に貫通する泥排出孔884を設けた構成とすることができる。傾斜面部881は、壁部885の下端位置Dからラジアル方向外周縁88bに至る途中のラジアル中間位置にかけて形成されている。さらに、アッパースプリングシート88が被うアッパーインシュレータ(スプリング支持体)87には、泥排出孔884に上から入り込んだ流動性異物をラジアル方向外側に排出するドレイン溝871が形成されている。ドレイン溝871は、溝底面871aがラジアル方向外側に向かってラジアル方向下方に下る傾斜面として形成されている。
この構成により、シール部8に向けてラジアル方向外側から侵入してきた流動性異物は、壁部885の形成する段差の下面へと促されるとともに、傾斜部881の傾斜面881a上を伝ってラジアル方向外側に排出することができる。また、軸受配置空隙89へラジアル方向外側から侵入した流動性異物のうち、シール部8から離れた、アッパースプリングシート88の外側に堆積したものも、逆傾斜部882の傾斜面882a上を伝ってラジアル方向外側に排出することができる。
なお、泥排出孔884は、軸受回転周方向に沿って複数形成することができる。この際、アッパースプリングシート88における泥排出孔884周りには、流動性異物を該泥排出孔884に導くために、泥排出孔884の貫通方向下方に向けて縮径する環状傾斜面884a(傾斜面881a,882aを含む)を有する環状傾斜面部が形成されることができる。この構成によると、泥排出孔884が、アッパースプリングシート88上に軸受回転周方向に沿って複数形成されるので、その孔884を介して、流動性異物を外部に排出することができるとともに、孔884の周辺には環状傾斜面884aが形成されるので、流動性異物の孔884からの排出を促進できる。
本発明のストラット用軸受が適用されるストラット式サスペンション装置の一例を示す斜視図。 本発明の第一実施形態に係る図1のP部の拡大断面図。 本発明の第一実施形態に係るストラット用軸受周辺の拡大断面図。 本発明の第二実施形態に係る図1のP部の拡大断面図。 本発明の第二実施形態に係るストラット用軸受周辺の拡大断面図。 従来の実施形態に係る図1のP部の拡大断面図。
符号の説明
100 ストラット式サスペンション装置
70 アッパーサポート(車体側支持部)
82 コイルスプリング
83 ストラット軸(サスペンション部)
87 アッパーインシュレータ(スプリング支持体)
88 アッパースプリングシート(コイルばねシート)
89 軸受配置空隙
1,1A サスペンション用軸受(ストラット用軸受)
2 上側軌道輪
3 下側軌道輪
4 転動体
5 保持器
6 軌道輪間空隙
7 シール部
9,9A 異物排出促進部
881 傾斜部
882 逆傾斜面部
883 底部
884 泥排出孔
885 壁部
871 ドレイン溝

Claims (3)

  1. 車両のストラット式サスペンション装置のアッパーサポートに一体回転可能に固定される上側軌道輪と、同じく該ストラット式サスペンション装置のコイルスプリングの上端側を支持するアッパースプリングシートに一体回転可能に固定される下側軌道輪と、それら軌道輪の間に配される複数の転動体とを有する軸受ユニットにおいて、
    前記アッパースプリングシートと前記アッパーサポートとの間に形成された軸受配置空隙がラジアル方向外側に開放するとともに、前記上側軌道輪のラジアル方向外縁部が前記下側軌道輪の対応するラジアル方向外縁よりも延出形成されてなり、かつ、延出した該ラジアル方向外縁部には、前記軸受配置空隙へラジアル方向外側から侵入する流動性異物が軸受内に侵入することを防ぐシール部が前記アッパースプリングシート上を摺動可能に一体化され、
    前記アッパースプリングシートには、前記ラジアル方向における前記シール部の摺動位置から該ラジアル方向外側に続く形で、前記軸受配置空隙に侵入した前記流動性異物のラジアル方向外側への排出を促進する異物排出促進部が形成され
    前記異物排出促進部は、前記ラジアル方向における前記シール部の摺動位置から前記アッパースプリングシートのラジアル方向外周縁にかけて、該アッパースプリングシートの上端面が下向きに拡径する傾斜面を有する傾斜面部として形成されるとともに、
    前記シール部は、前記下側軌道輪の対応するラジアル方向外縁から前記傾斜面に向かって傾斜しながら延びていることを特徴とするストラット用軸受ユニット。
  2. 前記異物排出促進部は、前記ラジアル方向における前記シール部の摺動位置から該ラジアル方向外側に続く形で、該摺動位置から前記アッパースプリングシートのラジアル方向外周縁に至る途中のラジアル中間位置まで形成された、該アッパースプリングシートの上端面が下向きに拡径する傾斜面を形成する傾斜面部と、該傾斜面部の前記ラジアル方向外側にて、該アッパースプリングシートの上端面が上向きに拡径する傾斜面を有する逆傾斜面部とを有するとともに、その傾斜切り替り区間に底部を有する凹状部をなして形成され、かつ該底部に、該底部を上下方向に貫通する泥排出孔が形成されてなる請求項1記載のストラット用軸受ユニット。
  3. 前記傾斜面部の前記ラジアル方向外側にて、前記アッパースプリングシートの上端面が上向きに拡径する傾斜面を有する逆傾斜面部と、前記逆傾斜面部の傾斜切り替え区間が凹状部をなして底部を形成し、該底部にて前記アッパースプリングシートを上下方向に貫通して形成する泥排出孔と、前記泥排出孔に入り込んだ流動性異物をラジアル方向外側に排出するためにアッパーインシュレータに形成したドレイン溝と、を有することを特徴とする請求項1記載のストラット用軸受ユニット。
JP2007088478A 2007-03-29 2007-03-29 ストラット用軸受ユニット Expired - Fee Related JP4853660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007088478A JP4853660B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 ストラット用軸受ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007088478A JP4853660B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 ストラット用軸受ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008248949A JP2008248949A (ja) 2008-10-16
JP4853660B2 true JP4853660B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=39974147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007088478A Expired - Fee Related JP4853660B2 (ja) 2007-03-29 2007-03-29 ストラット用軸受ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4853660B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5962026B2 (ja) * 2012-01-24 2016-08-03 株式会社ジェイテクト ストラット用軸受
EP3002137B1 (en) * 2014-09-30 2018-12-26 Aktiebolaget SKF Suspension bearing device, motor vehicle equipped with such a suspension bearing device and manufacturing method
JP6617508B2 (ja) * 2015-10-08 2019-12-11 三菱自動車工業株式会社 サスペンション装置
JP6439758B2 (ja) * 2016-07-25 2018-12-19 株式会社ジェイテクト 密封型スラスト玉軸受
KR101935410B1 (ko) * 2017-04-28 2019-01-07 주식회사 일진 탑 마운트 조립체 및 그 제조 방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2959350B2 (ja) * 1993-08-25 1999-10-06 トヨタ自動車株式会社 ショックアブソーバのダストカバー取付構造
JP2946268B2 (ja) * 1993-09-10 1999-09-06 光洋精工株式会社 密封型スラスト玉軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008248949A (ja) 2008-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060051006A1 (en) Rolling bearing arrangement
JP4853660B2 (ja) ストラット用軸受ユニット
JP4466112B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット
CN102822542A (zh) 具有移动密封环的轴向止推轴承装置
JP2012082870A (ja) 車輪用転がり軸受け装置の外輪
US7147381B2 (en) Wheel support bearing assembly
US7614795B2 (en) Rolling bearing assembly
JP2008232403A (ja) ストラット用軸受ユニット
JP2008175349A (ja) ストラット軸受
JP2006322505A (ja) スラスト軸受
JP4229335B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2006322507A (ja) スラスト軸受
JP7046514B2 (ja) 密封装置
JP2008248950A (ja) ストラット用軸受
CN107131214B (zh) 车轮用轴承装置
JP5317168B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP5071774B2 (ja) ストラット用軸受
JP2010151249A (ja) ストラット用軸受
JP5299613B2 (ja) スラスト軸受
JP2009154601A (ja) 車輪用軸受装置
US20130301968A1 (en) Hub spindle bearing unit for wheel
CN110778601A (zh) 车辆用轴承装置
JP2009078603A (ja) 車輪用転がり軸受装置
JP2005081856A (ja) 転がり軸受装置
JP7498859B2 (ja) スラスト軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4853660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees