JP4853446B2 - エンジンの可変動弁装置 - Google Patents
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Description
つまり、駆動軸の偏心部に支持されて揺動するリンクの揺動支点位置を変更することにより揺動カムの揺動量を変更してバルブリフト特性を可変とする従来のエンジンの可変動弁装置は、偏心部を円形偏心カムにより構成したものでも、また、偏心部をクランク状に形成したものであっても、偏心部と揺動カムとが軸方向に距離を隔てていて、偏心部とコントロールアームとを連結するリンクが揺動カムとは反対側で偏心部に連結され、それがコントロールアームに支持されるようになっているのが普通で、揺動カムとコントロールアームとの軸方向の幅がかなり長くなり、揺動カムにかかるバルブスプリングの反力(バルブ反力)が片方からのこじれ力となって、一箇所に応力が集中するという好ましくない状態になる。
そこで、このような片方からのこじれ力が発生するのを避けるために、1気筒に対応するコントロールアームを軸方向に間隙をおいて一対設け、ダブルリンク(2つのリンク)で両サイドから支える構成とすることで、片方からのこじれ力が一箇所に集中しない力を分散させることも考えられている。しかし、そのようにダブルリンクで一対のコントロールアームに支持する場合、それら支持部を同軸心状にセットすることが容易でなく、バラツキができて、力のかかり方が悪くなり、円滑な動作ができなくなる恐れがある。
(インプットシャフトアッシー手順)
1.インプットシャフトフロント1aに、第1のアウトプットカム3を嵌める(ピン34は後ろ側)。
2.第1のインプットシャフトミドル1bを継ぐ(シャフト間の位相は不問)。
3.第2のアウトプットカム3を嵌める(ピン部34は後ろ側)
4.第2のインプットシャフトミドル1bを継ぐ(90度の位相差になるように)。
5.第3のアウトプットカム3を嵌める(ピン部34は後ろ側)
6.第3のインプットシャフトミドル1bを継ぐ(180度の位相差になるように)。
7.第4のアウトプットカム3を嵌める(ピン部34は後ろ側)
8.インプットシャフトエンド1cを継ぐ(90度の位相差になるように)
9、インプットシャフトミドル1bおよびインプットシャフトエンド1cのピン部に半割りメタル44をつける(8個)
10.コントロールシャフト6のコントロールアーム5,5間にコントロールアームリンク7を入れる
11.コントロールアームピン13を差し込み、該コントロールアームピン13の先端をeリング15で固定する。
12.コンロッド4にブッシュ43を差し込む。
13.コンロッドピン14を差し込む。
14.コントロールシャフトアッシーをカムキャリヤ22へ搭載する。
15.軸受キャップ23を組み付ける(ボルト締結)。
16.カムキャリア22をひっくり返して、インプットシャフトアッシーを載せる。
17.コンロッドキャップ42を被せてボルト45で固定する。
18.コンロッドピン14を外側にスライドさせる。
19.カムシャフトリンク8をアウトプットカム3のピン部34に差し込む。
20.カムシャフトリンク8をアウトプットカム3のピン部34を中心に回転させて、コンロッドピン14の軸心と合わせる。
21.コンロッドピン14を戻して、カムシャフトリンク8の穴に差し込む。
22.カムシャフトリンク8の穴に差し込んだコンロッドピン14の先端をeリング15で固定する。
23.シリンダヘッド21にカムキャリヤ22を搭載する。
24.モータアッシーを取り付ける。
1a インプットシャフトフロント
1b インプットシャフトミドル
1c インプットシャフトエンド
2 偏心ピン部
3 アウトプットカム
4 コンロッド(コンロッドアッシー)
5 コントロールアーム
6 コントロールシャフト(コントロール軸)
7 コントロールアームリンク(コントロールリンクアッシー)
8 カムシャフトリンク(カムシャフトリンクアッシー)
11、12 軸部
21 シリンダヘッド
22 カムキャリア
30 円筒部
31,32 カム部
34 ピン部
71 筒部
72 二又脚部
Claims (2)
- 複数の気筒を列状に配置したエンジンのクランク軸方向に沿って配設された駆動軸に各気筒に対応して偏心ピン部を設けるとともに該駆動軸上に各気筒に対応してバルブリフト駆動用の揺動カムを回転自在に支持し、前記偏心ピン部にピン部リンクを回転自在に支持し、前記駆動軸と平行に各気筒に対応してコントロールアームを有するコントロール軸を配置し、前記コントロールアームと前記ピン部リンクとを前記駆動軸の回転に伴う前記ピン部リンクの動作を規制して該ピン部リンクを揺動させるようコントロールアームリンクで連結し、前記ピン部リンクと前記揺動カムとを前記カム駆動軸の回転に伴う前記ピン部リンクの揺動に連動して前記揺動カムが揺動するよう連結リンクで連係させ、前記コントロール軸を回動させて前記コントロールアームの位置を変更することにより、前記ピン部リンクの揺動支点位置を変更して前記揺動カムの揺動量を変え、少なくともバルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置であって、
前記コントロール軸には各気筒に対応して前記コントロールアームが間隔をおいて各一対設けられ、
前記コントロールアームリンクは、前記コントロールアームに対する連結部が前記一対のコントロールアームリンクの間に嵌まり込む筒部を構成して該筒部で第1の一軸ピンにより前記一対のコントロールアームリンクに連結されるとともに、前記ピン部リンクに対する連結部が二又脚部を構成して該二又脚部で前記ピン部リンクを挟んで第2の一軸ピンにより前記ピン部リンクに連結され、
前記コントロールアームリンクと前記ピン部リンクとを連結する前記第2の一軸ピンに前記揺動カム側に延長された延長ピン部が設けられて、該延長ピン部に前記連結リンクが支持されていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。 - 前記連結リンクが、前記駆動軸の軸線と直交する方向において前記一対のコントロールアームの一方と重なる位置に設けられている請求項1記載のエンジンの可変動弁装置。
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2007
- 2007-10-01 JP JP2007258172A patent/JP4853446B2/ja not_active Expired - Fee Related
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