JP5109562B2 - エンジンの可変動弁装置 - Google Patents

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本発明は、バルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置に関する。
エンジンのクランク軸方向に沿って配設された駆動軸に偏心部を構成する円形偏心カムを設け、駆動軸上にバルブリフト駆動用の揺動カムを回転自在に支持し、円形偏心カムに回転自在にオフセットカムリンクを外嵌めし、駆動軸と平行にコントロールアームを有するコントロール軸を配置し、コントロールアームとオフセットカムリンクとを駆動軸の回転に伴うオフセットカムリンクの動作を規制してオフセットカムリンクを揺動させるようコントロールアームリンクで連結し、オフセットカムリンクと揺動カムとを駆動軸の回転に伴うオフセットカムリンクの揺動に連動して揺動カムが揺動するよう連結リンクで連係させ、コントロール軸を回動させてコントロールアームの位置を変更することにより、オフセットカムリンクの揺動支点位置を変更し、揺動カムの揺動量を変えて、バルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置が従来から知られている。
しかし、このように駆動軸の偏心部が円形偏心カムで構成されたものでは、オフセットカムリンクを駆動軸の一端側から通して円形偏心カムに外嵌する必要があって、円形偏心カムの外径が大きくなるため、オフセットカムリンクを含む偏心部周辺の動作スペースが大きくなり、しかも、その動作スペースが大きい割には偏心量が小さくて、偏心量を大きくしようとすれば、偏心カムが大きくなり、オフセットカムリンクが大きくなり、動作スペースが大きくなって、装置全体が大型化する。また、小型化を図るために偏心カムを小さくすると、偏心量が小さくなって、揺動カムの揺動角が小さくなり、例えば吸気バルブに適用した場合に、一層の吸気早閉じを実現してポンピングロスを低減し、燃費を効果的に改善するための狭角リフト化、すなわち、小さい開弁角(駆動軸の回転角)で大きなバルブリフト量が得られるようにすることが困難となる。
そこで、駆動軸の偏心部をクランク状に形成して、駆動軸の軸心に対して偏心しかつ平行に延びる偏心ピン部を設け、駆動リンク(ピン部リンク)を分割構造として偏心ピン部に外嵌めするようにしたエンジンの可変動弁装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このように駆動軸の偏心部をクランク状に形成すると、偏心部が偏心カムで構成されている場合に比べて動作スペースが小さくてすみ、省スペースで大きな偏心量が得られるようになる。
特開2005−291007号公報
上記のように、駆動軸の偏心部をクランク状に形成することで、偏心量を小さくすることなく偏心部周辺の動作スペースを小さくすることができ、省スペース化並びに狭角リフト化が可能となる。しかし、駆動軸の偏心部をクランク状に形成すると、特に多気筒エンジンの場合に、駆動軸を軸方向に分割しないと、駆動軸上に一体物の揺動カムを組み付けることができない。しかし、駆動軸を軸方向に分割するといても、分割の態様によっては、駆動軸の支持が安定しないといった不具合が生ずる。揺動カムを2つの半割部からなる分割構造とすることも可能であるが、揺動カムは可能な限り一体物とするのが好ましい。
したがって、駆動軸の偏心部に支持されて揺動するリンクの揺動支点位置を変更することにより揺動カムの揺動量を変更してバルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置において、偏心部周辺の動作スペースを小さくするよう駆動軸の偏心部をクランク状に形成するとともに、駆動軸を軸方向に分割した構成とし、且つ、駆動軸の支持の安定化を図れるようにすることが課題である。
本発明のエンジンの可変動弁装置は、複数の気筒を列状に配置したエンジンのクランク軸方向に沿って配設された駆動軸に各気筒に対応して偏心ピン部を設けるとともに駆動軸上に各気筒に対応してバルブリフト駆動用の揺動カムを回転自在に支持し、偏心ピン部にピン部リンクを回転自在に支持し、駆動軸と平行に各気筒に対応してコントロールアームを有するコントロール軸を配置し、コントロールアームとピン部リンクとを駆動軸の回転に伴うピン部リンクの動作を規制してピン部リンクを揺動させるようコントロールアームリンクで連結し、ピン部リンクと揺動カムとを駆動軸の回転に伴うピン部リンクの揺動に連動して揺動カムが揺動するよう連結リンクで連係させ、コントロール軸を回動させてコントロールアームの位置を変更することにより、ピン部リンクの揺動支点位置を変更して揺動カムの揺動量を変え、少なくともバルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置であって、駆動軸は、各気筒に対応して前記偏心ピン部とその両側の軸部とを有する軸方向に分割した複数の駆動軸分割体を含む駆動軸分割体同士を、隣接する一方の駆動軸分割体の軸部に設けた雄部と他方の駆動軸分割体の軸部に設けた雌部とからなるトルク伝達可能な雄雌嵌合構造の嵌合部にて連結する分割構造とされ、当該エンジンは揺動カムによりリフト駆動されるバルブを各気筒に2つ有し、揺動カムは、円筒部の両側に気筒毎の各バルブに対応したカム部を一体に有し、雄雌嵌合状態にある前記嵌合部の雌部である嵌合部上に、雄部と雌部とが重なっている部分の全体を覆う配置で前記揺動カムが支持され、該揺動カムが前記円筒部にてエンジン本体に軸受けされているよう構成したものである。
このようにエンジンの可変動弁装置を構成することで、駆動軸の偏心部と連係されるリンクの回転軌跡範囲を小さくしながら、駆動軸分割体の嵌合部に作用する伴うバルブ反力を駆動軸のための軸受け部材で支持でき、軸線方向における駆動軸の支持の安定化が図れる。
特に、この可変動弁装置は、エンジンが揺動カムによりリフト駆動されるバルブを各気筒に2つ有し、揺動カムは、円筒部の両側に気筒毎の各バルブに対応したカム部を一体に有し、該揺動カムが、嵌合状態にある嵌合部の雌部上に嵌合部略全体を覆う配置で支持され、円筒部にてエンジン本体に軸受けされているよう構成している
このように構成することで、2つのバルブに対応した揺動カムの広い幅で一層安定した支持ができる。
そして、この可変動弁装置は、エンジンが少なくとも3気筒を有する場合に、駆動軸が少なくとも四つの駆動軸分割体で構成され、該駆動軸分割体の内の少なくとも2つの駆動軸分割体は嵌合部に気筒間で位相差を持たせるよう係合位置を複数段に選択可能な凹凸係合部を有する同一構造のものであるよう構成するのがよい。
このように構成することで、同一構造の駆動軸分割体を複数気筒に対応して共通に利用できる。
また、この可変動弁装置において、ピン部リンクは、駆動軸の偏心ピン部側の端部が偏心ピン部に外嵌可能なようリンク本体側と半割りキャップ部材との分割構造で、半割りキャップ部材を締結することで偏心ピン部に支持されるよう構成するのがよい。
こうすることで、駆動軸分割体へのピン部リンクの組付け性を確保できる。
本発明によれば、駆動軸の偏心部に支持されて揺動するリンクの揺動支点位置を変更することにより揺動カムの揺動量を変更してバルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置において、偏心部周辺の動作スペースを小さくするよう駆動軸の偏心部をクランク状に形成するとともに、駆動軸を軸方向に分割した構成とし、且つ、駆動軸の支持の安定化を図れるようにすることができる。
図1〜図9は本発明の実施形態の一例のエンジンの可変動弁装置を示している。図1は可変動弁装置の1気筒対応分の斜視図、図2は可変動弁装置の全体斜視図、図3はインプットシャフトの斜視図、図4はインプットシャフトの展開斜視図、図5はインプットシャフトアッシーの部品群を示すもので、インプットシャフトフロントの斜視図(a)、インプットミドルの斜視図(b)、アウトプットカムの斜視図(c)、図6はコンロッドアッシーの部品群を示すもので、コンロッドの斜視図(a)、コンロッドキャップの斜視図(b)、ブッシュの斜視図(c)、半割りメタルの斜視図(d)、ボルトの斜視図(e)、図7はコントロールシャフトアッシーの部品群を示すもので、コントロールシャフトの斜視図(a)、コントロールアームリンクアッシーの斜視図(b)、コントロールアームピンの斜視図(c)、図8はその他の部品群を示すもので、コンロッドピンの斜視図(a)、eリングの斜視図(b)、カムシャフトリンクアッシーの斜視図(c)、図9は可変動弁装置のエンジンに組み付けた状態の断面図である。
この実施形態のエンジンは、直列4気筒の自動車駆動用エンジンで、気筒毎に2つの吸気弁(図示せず)と2つの排気弁(図示せず)を有している。そして、吸気弁のバルブリフト特性を可変とする可変動弁装置と備えている。
このエンジンの可変動弁装置は、クランク軸方向に沿って配設された駆動軸であるインプットシャフト(インプットシャフトアッシー)1に、各気筒に対応して偏心ピン部2を設けるとともに該インプットシャフト1上に各気筒に対応してバルブリフト駆動用の揺動カムであるアウトプットカム3を回転自在に支持し、偏心ピン部2にピン部リンクであるコンロッド(コンロッドアッシー)4を回転自在に支持し、インプットシャフト1と平行に、各気筒に対応してコントロールアーム5を有するコントロールシャフト(コントロール軸)6を配置し、コントロールアーム5とコンロッド4とをインプットシャフト1の回転に伴うコンロッド4の動作を規制してコンロッド4を揺動させるようコントロールアームリンク(コントロールリンクアッシー)7で連結し、コンロッド4とアウトプットカム3とをインプットシャフト1の回転に伴うコンロッド4の揺動に連動してアウトプットカム3が揺動するよう連結リンクであるカムシャフトリンク(カムシャフトリンクアッシー)8で連係させ、コントロールシャフト6を回動させてコントロールアーム5の位置を変更することにより、コンロッド4の揺動支点位置を変更してアウトプットカム3の揺動量を変え、バルブリフト特性を可変とするよう構成されている。なお、コントロールシャフト6は、カムキャリア22に対し、図1に示すように隣接する気筒のコントロールアーム5の間で軸受キャップ23により回動可能に支持され、また、図示されていないが、軸方向両端側で回動可能に支持されている。
インプットシャフト1は、各気筒に対応して偏心ピン部2と、その両側の軸部11,12とを有する軸方向に分割した複数の駆動軸分割体を含む分割構造とされている。すなわち、インプットシャフト1は、1本のインプットシャフトフロント1aと、3本のインプットシャフトミドル1bと、1本のインプットシャフトエンド1cとの五つの駆動軸分割体で構成されている。そして、それら五つの駆動軸分割体(1a,1b,1b,1b,1c)は、隣接する駆動軸分割体同士を連結する嵌合部11a,11b,12b,12cがトルク伝達可能な雄雌嵌合構造とされ、該嵌合部上にアウトプットカム3が支持され、該アウトプットカム3がシリンダヘッド21とカムキャリア22に軸受けされている。上記嵌合部11a,11b,12b,12cは、各駆動軸分割体の各一方の嵌合部12b,12cが雄部であり、各他方の嵌合部11a,11bが雌部である。各気筒に対応する四つのアウトプットカム3は、偏心ピン部2とその両側の軸部11,12とを有する3本のインプットシャフトミドル1bと、1本のインプットシャフトエンド1cの雌部である嵌合部11a,11b上に支持されている。
アウトプットカム3は、円筒部30の両側に気筒毎の各バルブに対応したカム部31,32を一体に有し、一方のカム部31の径方向外方延設部33にリンク連結用のピン部34が軸方向外方に向け突設されたもので、円筒部30にてシリンダヘッド21とカムキャリア22に軸受けされている。
3本のインプットシャフトミドル1bは、嵌合部11a,11b,12b,12cに気筒間で位相差を持たせるよう係合位置を複数段に選択可能な凹凸係合部(セレーション)を有する同一構造のものである
コンロッド4は、インプットシャフト1の偏心ピン部2側の端部が偏心ピン部2に外嵌可能なよう、本体側部材41と半割りキャップ部材42との分割構造で、半割りキャップ部材42をボルト締結することで偏心ピン部2に支持されるよう構成されている。
コントロールシャフト6には各気筒に対応してコントロールアーム5が間隔をおいて各一対設けられている。
コントロールアームリンク7は、コントロールアーム5に対する連結部が一対のコントロールアーム5,5の間に嵌まり込む筒部71を構成して該筒部71で第1の一軸ピンであるコントロールアームピン13により一対のコントロールアーム5,5に連結されるとともに、コンロッド4に対する連結部が二又脚部72を構成して該二又脚部72でコンロッド4を挟んで第2の一軸ピンであるコンロッドピン14によりコンロッド4に連結されている。
コンロッドピン14には、アウトプットカム3側に延長された延長ピン部が設けられている。そして、この延長ピン部にカムシャフトリンク8が支持されている。
カムシャフトリンク8は、インプットシャフト3の軸線と直交する方向において各気筒に対応する一対のコントロールアーム5,5の一方と重なる位置に設けられている。
各一対のコントロールアーム5,5は、インプットシャフト1の回転に伴い、偏心ピン部2に支持されたコンロッド4の一端側がインプットシャフト1の軸心の周りを公転するときに、このコンロッド4の動作を規制して、その他端部を往復運動させ、これにより、コンロッド4の他端部にコンロッドピン14を介して連結されたカムシャフトリンク8がアウトプットカム3を揺動させる。
コントロールシャフト6を回動させると、コントロールアーム5,5の位置が変わり、それにより、コンロッド4の他端部の往復運動の軌跡、即ちカムシャフトリンク8の揺動軌跡が変更され、これによりアウトプットカム3の揺動角等が変化して、バルブのリフト量や作動角などのリフト特性が変化する。コントロールシャフト6は、周知のように、シャフト端部あるいは中央部でモータ駆動して回転させる。
この可変動弁装置を構成する部品は4気筒分で、インプットシャフトフロント1aが1本、インプットシャフトミドル1bが3本、インプットシャフトエンド1cが1本、アウトプットカム3が4個、コントロールシャフト6が1本、コンロッド4の本体部材が4個、コンロッドキャップ42が4個、ブッシュ43が4個、半割りメタル44が8個、ボルト45が8本、コントロールアームリンク7が4個、コントロールアームピン13が4個、コンロッドピン14が4個、カムシャフトリンク8が4個、eリング(留め輪)15が8個等である。
そして、それらの組み付け手順は次のとおりである。
(インプットシャフトアッシー手順)
1.インプットシャフトフロント1aに、第1のアウトプットカム3を嵌める(ピン34は後ろ側)。
2.第1のインプットシャフトミドル1bを継ぐ(シャフト間の位相は不問)。
3.第2のアウトプットカム3を嵌める(ピン部34は後ろ側)
4.第2のインプットシャフトミドル1bを継ぐ(90度の位相差になるように)。
5.第3のアウトプットカム3を嵌める(ピン部34は後ろ側)
6.第3のインプットシャフトミドル1bを継ぐ(180度の位相差になるように)。
7.第4のアウトプットカム3を嵌める(ピン部34は後ろ側)
8.インプットシャフトエンド1cを継ぐ(90度の位相差になるように)
9、インプットシャフトミドル1bおよびインプットシャフトエンド1cのピン部に半割りメタル44をつける(8個)
(コントロールシャフトアッシー手順)
10.コントロールシャフト6のコントロールアーム5,5間にコントロールアームリンク7を入れる
11.コントロールアームピン13を差し込み、該コントロールアームピン13の先端をeリング15で固定する。
12.コンロッド4にブッシュ43を差し込む。
13.コンロッドピン14を差し込む。
(キャリアへの組み付け手順)
14.コントロールシャフトアッシーをカムキャリヤ22へ搭載する。
15.軸受キャップ23を組み付ける(ボルト締結)。
16.カムキャリア22をひっくり返して、インプットシャフトアッシーを載せる。
17.コンロッドキャップ42を被せてボルト45で固定する。
18.コンロッドピン14を外側にスライドさせる。
19.カムシャフトリンク8をアウトプットカム3のピン部34に差し込む。
20.カムシャフトリンク8をアウトプットカム3のピン部34を中心に回転させて、コンロッドピン14の軸心と合わせる。
21.コンロッドピン14を戻して、カムシャフトリンク8の穴に差し込む。
22.カムシャフトリンク8の穴に差し込んだコンロッドピン14の先端をeリング15で固定する。
(シリンダヘッドへの組み付け手順)
23.シリンダヘッド21にカムキャリヤ22を搭載する。
24.モータアッシーを取り付ける。
この可変動弁装置は、組み付け後、気筒単位でバルブリフト量のバラツキをチェックし、バラツキがあれば、カムシャフトリンク8の長さを変えてバルブリフト量をそろえるようにするのがよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限るものではなく、インプットシャフトの分割体の嵌合部の雄雌を上記実施形態と逆としてもよく、また、インプットシャフトアッシーの支持を、アッパーおよびロアからなるカムキャリアで行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る可変動弁装置の1気筒対応分の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置の全体斜視図である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のインプットシャフトの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のインプットシャフトの展開斜視図である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のインプットシャフトアッシーの部品群を示すもので、インプットシャフトフロントの斜視図(a)、インプットミドルの斜視図(b)、アウトプットカムの斜視図(c)である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のコンロッドアッシーの部品群を示すもので、コンロッドの斜視図(a)、コンロッドキャップの斜視図(b)、ブッシュの斜視図(c)、半割りメタルの斜視図(d)、ボルトの斜視図(e)である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のコントロールシャフトアッシーの部品群を示すもので、コントロールシャフトの斜視図(a)、コントロールアームリンクアッシーの斜視図(b)、コントロールアームピンの斜視図(c)である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のその他の部品群を示すもので、コンロッドピンの斜視図(a)、eリングの斜視図(b)、カムシャフトリンクアッシーの斜視図(c)である。 本発明の実施の形態に係る可変動弁装置のエンジンに組み付けた状態の断面図である。
符号の説明
1 インプットシャフト(インプットシャフトアッシー)
1a インプットシャフトフロント
1b インプットシャフトミドル
1c インプットシャフトエンド
2 偏心ピン部
3 アウトプットカム
4 コンロッド(コンロッドアッシー)
5 コントロールアーム
6 コントロールシャフト(コントロール軸)
7 コントロールアームリンク(コントロールリンクアッシー)
8 カムシャフトリンク(カムシャフトリンクアッシー)
11、12 軸部
21 シリンダヘッド
22 カムキャリア
30 円筒部
31,32 カム部
34 ピン部
71 筒部
72 二又脚部

Claims (3)

  1. 複数の気筒を列状に配置したエンジンのクランク軸方向に沿って配設された駆動軸に各気筒に対応して偏心ピン部を設けるとともに該駆動軸上に各気筒に対応してバルブリフト駆動用の揺動カムを回転自在に支持し、前記偏心ピン部にピン部リンクを回転自在に支持し、前記駆動軸と平行に各気筒に対応してコントロールアームを有するコントロール軸を配置し、前記コントロールアームと前記ピン部リンクとを前記駆動軸の回転に伴う前記ピン部リンクの動作を規制して該ピン部リンクを揺動させるようコントロールアームリンクで連結し、前記ピン部リンクと前記揺動カムとを前記駆動軸の回転に伴う前記ピン部リンクの揺動に連動して前記揺動カムが揺動するよう連結リンクで連係させ、前記コントロール軸を回動させて前記コントロールアームの位置を変更することにより、前記ピン部リンクの揺動支点位置を変更して前記揺動カムの揺動量を変え、少なくともバルブリフト特性を可変とするエンジンの可変動弁装置であって、
    前記駆動軸は、各気筒に対応して前記偏心ピン部とその両側の軸部とを有する軸方向に分割した複数の駆動軸分割体を含む駆動軸分割体同士を、隣接する一方の駆動軸分割体の軸部に設けた雄部と他方の駆動軸分割体の軸部に設けた雌部とからなるトルク伝達可能な雄雌嵌合構造の嵌合部にて連結する分割構造とされ、
    当該エンジンは前記揺動カムによりリフト駆動されるバルブを各気筒に2つ有し、
    前記揺動カムは、円筒部の両側に気筒毎の各バルブに対応したカム部を一体に有し、
    雄雌嵌合状態にある前記嵌合部の雌部である嵌合部上に、雄部と雌部とが重なっている部分の全体を覆う配置で前記揺動カムが支持され、該揺動カムが前記円筒部にてエンジン本体に軸受けされていることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
  2. 当該エンジンは少なくとも3気筒を有し、前記駆動軸は少なくとも四つの駆動軸分割体で構成され、該駆動軸分割体の内の少なくとも2つの駆動軸分割体は嵌合部に気筒間で位相差を持たせるよう係合位置を複数段に選択可能な凹凸係合部を有する同一構造のものである請求項1記載のエンジンの可変動弁装置。
  3. 前記ピン部リンクは、前記駆動軸の偏心ピン部側の端部が該偏心ピン部に外嵌可能なようリンク本体側と半割りキャップ部材との分割構造で、前記半割りキャップ部材を締結することで前記偏心ピン部に支持されるよう構成されている請求項1または2記載のエンジンの可変動弁装置。
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