JP4852323B2 - 液供給方法、液供給装置、基板研磨装置、液供給流量測定方法 - Google Patents

液供給方法、液供給装置、基板研磨装置、液供給流量測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、CMPのポリッシング部に使用する研磨液、半導体製造装置のプロセスで使用する液等の液を所定の液供給場所に供給する液供給方法、液供給装置、該液供給装置を用いた基板研磨装置、及び液供給流量測定方法に関するものである。
従来のこの種の液供給装置として、特許文献1に記載されたものや、図1に示す構成のものがある。ここでは図1に示すスラリーと純水を混合してなる研磨液供給装置を例に説明する。研磨液供給装置200は、インジェクター(ポンプ)201、セルフコントロールバルブ(定圧弁)202、フローセンサ203、オリフィス204、コントローラ205を備えている。インジェクター201では圧力空気(0.3MPa)206を供給口に交互に供給することにより、スラリー207又は純水208を制御可能な圧力まで昇圧する。フローセンサ203で液流量を検知し、その信号Sをコントローラ205へ伝達し、コントローラ205で設定した液流量になるように、セルフコントロールバルブ202に送る空気209の圧力を調整する。これにより研磨テーブルの研磨面にコントローラ205で設定した液流量の研磨液210が供給される。セルフコントロールバルブ202では、流量を制御するためにオリフィス204を使用し、フローセンサ203では差圧式で内部にオリフィス203aを使用している。
特開平11−126764号公報
上記従来構成の研磨液供給装置200において、下記のような問題点があった。
(1)フローセンサ203の下流にオリフィス204があるため、該オリフィス204にスラリー207が詰まってしまう。また、詰まらないまでも、オリフィス204にスラリー207が付着して必要な流路よりも狭くなると、流量制御が出来なくなる。
(2)フローセンサ203が差圧式フローセンサの場合、センサ内にもオリフィス203aがあり、上記(1)と同様の状態となる。
(3)オリフィス203a、204によって液の流が急激に変化すると、液にストレスがかかり、液によっては凝集等の性状が変化してプロセスに影響を及ぼす。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、液に含まれるスラリー等の粒子状物が付着し配管が詰まることなく、且つ供給する液にストレスを加えることなく、液に性状変化を与えることのない液供給方法、液供給装置、基板研磨装置、液供給流量測定方法を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明は、液供給源から所定の液供給場所に所定流量の液を供給する液供給方法において、前記液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、前記供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、前記供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、前記液供給源から前記供給チューブ及び前記液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、前記供給チューブに前記液供給源から液を供給して充填した後、該供給チューブに前記気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を前記圧力気体供給手段で供給し、該気体の圧力により、該供給チューブ内の液を吐出し、前記絞り部のない配管を通して前記液供給場所に供給流量の制御された液を供給することを特徴とする。
また、本発明は、上記液供給方法において、前記供給チューブは複数個であり、各供給チューブ間で連係して液の充填・吐出しを繰り返すことにより、前記液供給場所に連続的に所定流量の液を供給することを特徴とする。
また、本発明は、液供給源から所定の液供給場所に所定流量の液を供給する液供給装置において、前記液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、前記供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、前記供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、前記液供給源から前記供給チューブ及び液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、前記供給チューブに液を充填した後、該供給チューブに前記気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を前記圧力気体供給手段で供給することにより、前記絞り部のない配管を通して前記液供給場所に供給流量が制御された液を供給することを特徴とする。
また、本発明は、上記液供給装置において、前記供給チューブを複数個備え、各供給チューブ間で連係して液の充填・吐出しを繰り返すことにより、前記液供給場所に連続的に所定流量の液を供給することを特徴とする。
また、本発明は、上記液供給装置において、前記供給チューブ内に洗浄液を供給して洗浄する洗浄手段を設け、前記連続的液の供給中液の吐出終了した供給チューブ内を順次洗浄することを特徴とする。
また、本発明は、上記液供給装置において、前記供給チューブ内に気体源からの気体をその圧力を調整して前記供給チューブに供給する気体圧力調節手段を設けると共に、前記供給チューブ内の液面位置を連続的に測定して供給液流量を検出する流量検出手段を設け、該流量検出手段の出力で前記気体圧力調節手段を制御して前記液の供給量を制御することを特徴とする。
また、本発明は、研磨テーブル、研磨液供給装置を備え、該研磨テーブルの研磨面に基板保持機構で保持した被研磨基板を押圧すると共に、該研磨面に前記研磨液供給装置から研磨液を供給し、該研磨面と被研磨基板の相対的運動により、該被研磨基板を研磨する基板研磨装置において、前記研磨液供給装置として上記液供給装置のいずれかを用いたことを特徴とする。
また、本発明は、液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、前記供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、前記供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、前記液供給源から前記供給チューブ及び液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、前記供給チューブに液供給源から液を供給して充填した後、該供給チューブに前記気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を供給し、該気体の圧力により、該供給チューブ内の液を吐出し、前記絞り部のない配管を通して前記液供給場所に供給流量の制御された液を供給し、前記供給チューブ内の液面位置を連続的に測定し、該液の供給流量を測定することを特徴とする。
本発明によれば、供給チューブに液を供給して充填した後、該供給チューブに気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を圧力気体供給手段で供給し、気体の圧力により、該供給チューブ内の液を吐出し、絞り部のない配管を通して液供給場所に供給流量の制御された液を供給するため、構成が簡単で液に含まれるスラリー等の粒子状物が付着し配管が詰まることなく、液に何らストレスを加えることないから、性状変化を与えることなく、液供給場所に液を供給する液供給方法を提供できる。
また、本発明によれば、供給チューブは複数個であり、各供給チューブ間で連係して液の充填・吐出しを繰り返すことにより、液供給場所に所定流量の液を連続的に供給することができる。
また、本発明によれば、液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、液供給源から供給チューブ及び液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、供給チューブに液を充填した後、該供給チューブに気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を圧力気体供給手段で供給することにより、絞り部のない配管を通して液供給場所に供給流量が制御された液を供給するので、スラリー等の粒子状物が付着し配管が詰まることなく、液に何らストレスを加えることがないから、性状変化を与えることのなく、液供給場所に液を供給できる液供給装置を提供できる。
また、本発明によれば、各供給チューブ間で連係して液の充填・吐出しを繰り返すことにより、液供給場所に所定流量の液を連続的に供給することができる。
また、本発明によれば、供給チューブ内に洗浄液を供給して洗浄する洗浄手段を設け、連続的液の供給中液の吐出終了した供給チューブ内を順次洗浄するので、供給チューブ内にスラリー等の液に含まれる粒状物が付着堆積することなく、供給チューブ下流側の配管内を常に液供給に適した状態に維持することができる。
また、本発明によれば、供給チューブ内の液面位置を連続的に測定して供給液流量を検出する流量検出手段を設け、該流量検出手段の出力で気体圧力調節手段を制御して液の供給量を制御するので、簡単な制御構成で供給する液流量を精度良く制御できる。
また、本発明によれば、研磨液供給装置として上記液供給装置のいずれかを用いたので、研磨テーブルの研磨面に供給された研磨液に性状変化を与えることがなく、被研磨基板の最適な研磨を実施することができる。
また、本発明によれば、供給チューブに液供給源から液を供給して充填した後、該供給チューブに気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を供給し、該気体の圧力により、該供給チューブ内の液を吐出し、絞り部のない配管を通して液供給場所に供給流量の制御された液を供給し、供給チューブ内の液面位置を連続的に測定し、該液の供給流量を測定するので、複雑な流量センサを用いることなく、液流量を測定できる。
以下、本発明の実施形態例を図面に基づいて説明する。本実施形態例ではCMP装置の研磨テーブルの研磨面に研磨液(砥液)を供給する液供給装置を例に説明する。図2は本発明に係る液供給装置の概略フローを示す図である。図2において、T1、T2、T3はそれぞれ液を収容する供給チューブ(筒状の圧力容器)であり、複数本(ここでは3本)縦(鉛直)に配置されている。供給チューブT1、T2、T3のそれぞれには上下部に開口が設けられ、上部開口にはそれぞれ配管L1−1、L1−2、L1−3の一端が接続され、下部開口にはそれぞれ配管L2−1、L2−2、L2−3の一端が接続されている。また、供給チューブT1、T2、T3のそれぞれには液面レベルを検知する液面センサLS−1、LS−2、LS−3が設けられている。
配管L1−1にはDIW逆流阻止バルブV−N1、ソレノイドバルブSV−1、電空レギュレータREG−1が直列に接続されている。また、配管L1−2にはDIW逆流阻止バルブV−N2、ソレノイドバルブSV−2、電空レギュレータREG−2が直列に接続されている。また、配管L1−3にはDIW逆流阻止バルブV−N3、ソレノイドバルブSV−3、電空レギュレータREG−3が直列に接続されている。配管L1−1、L1−2、L1−3の他端は互いに接続され、窒素(N2)ガス源100に接続されている。電空レギュレータREG−1、REG−2、REG−3はそれぞれ真空源101に接続されている。配管L1−1、L1−2、L1−3の供給チューブT1、T2、T3の上部開口に接続された一端部のそれぞれにはDIW供給バルブV−W1、V−W2、V−W3を介して配管L3−1、L3−2、L3−3の一端が接続され、該配管L3−1、L3−2、L3−3の他端はDIW(純水)供給源102に接続されている。
供給チューブT1、T2、T3の下部開口に接続された配管L2−1、L2−2、L2−3の一端部はそれぞれ研磨液充填バルブV−P1、V−P2、V−P3を介して研磨液供給源103に接続された研磨液充填配管L4に接続されている。また、該配管L2−1、L2−2、L2−3の一端部はそれぞれ研磨液供給バルブV−S1、V−S2、V−S3を介して研磨テーブル104の研磨面に研磨液を供給する研磨液供給配管L5に接続されている。また、該配管L2−1、L2−2、L2−3の一端のそれぞれは、排水バルブV−D1、V−D2、V−D3を介して排水配管L6に接続されている。ここで、配管L2−1、L2−2、L2−3、研磨液充填配管L4、及び研磨液供給配管L5には流量を制御するためのオリフィス等の絞り部はいっさい設けていない。
ソレノイドバルブSV−1、SV−2、SV−3は供給チューブT1、T2、T3内を大気に開放したり、電空レギュレータREG−1、REG−2、REG−3に接続したりするものである。供給チューブT1、T2、T3内に研磨液がない状態で、ソレノイドバルブSV−1、SV−2、SV−3を大気側に操作し、DIW逆流阻止バルブV−N1、V−N2、V−N3を開き、研磨液充填バルブV−P1、V−P2、V−P3を開くことにより、研磨液供給源103から研磨液が供給チューブT1、T2、T3内に充填される。各供給チューブT1、T2、T3内の研磨液の液面レベルは液面センサLS−1、LS−2、LS−3で連続的に検出され、その検出信号はコントロール部105に伝送されており、コントロール部105は液面が所定の「高レベル」に達したら、研磨液充填バルブV−P1、V−P2、V−P3を閉じることにより、研磨液の供給は停止される。
供給チューブT1、T2、T3内に研磨液が充填された状態で電空レギュレータREG−1、REG−2、REG−3を通して、供給チューブT1、T2、T3のそれぞれに窒素(N2)ガス源100から窒素ガスを供給することにより、各供給チューブT1、T2、T3内の研磨液が下部開口から配管L2−1、L2−2、L2−3に吐出され、研磨液供給バルブV−S1、V−S2、V−S3、及び研磨液供給配管L5を通して研磨テーブル104の研磨面(上面)に供給される。供給チューブT1、T2、T3から吐出される研磨液の流量を制御するために、電空レギュレータREG−1、REG−2、REG−3は供給チューブT1、T2、T3に供給する窒素ガスのガス圧を制御する。即ち、供給チューブT1、T2、T3のそれぞれから吐出される研磨液の吐出流量を一定にするために、電空レギュレータREG−1、REG−2、REG−3は供給チューブT1、T2、T3に供給する窒素ガスのガス圧を調節する。電空レギュレータREG−1、REG−2、REG−3の応答性を向上させるためにそれぞれは真空源101に接続されている。
供給チューブT1、T2、T3のそれぞれの研磨液の有無、吐出される研磨液の流量は液面センサLS−1、LS−2、LS−3で液面レベルを検知することで検知できる。即ち、供給チューブT1、T2、T3の横断面積は既知であるから液面レベルを検知することで、吐出し研磨流量を検知できる。この液面センサLS−1、LS−2、LS−3としては、フロートを使用し、その位置に応じた信号を出力する渦電流式、超音波式等連続的に液面レベルを検出できるものであれば、使用できる。
供給チューブT1、T2、T3のそれぞれの研磨液が無くなった場合、DIW逆流阻止バルブV−N1、V−N2、V−N3を閉じ、DIW供給バルブV−W1、V−W2、V−W3とDIW排水バルブV−D1、V−D2、V−D3を開いて、供給チューブT1、T2、T3のそれぞれに洗浄液としてDIW(純水)を供給・排水することにより、供給チューブT1、T2、T3のそれぞれの内部を洗浄をする。洗浄した後、DIW供給バルブV−W1、V−W2、V−W3を閉じ、DIW逆流阻止バルブV−N1、V−N2、V−N3を開くことにより、供給チューブT1、T2、T3に窒素ガスを供給し、それぞれの内部の洗浄水を排出(パージ)する。
上記液供給装置の具体的動作は下記の順序で行う。
(1)先ず、供給チューブT1内に研磨液がなく、洗浄済みで、研磨液供給バルブV−S1が閉じ、排水バルブV−D1が閉じている場合、供給チューブT1内を研磨液で充填する。即ち、DIW逆流阻止バルブV−N1を開き、ソレノイドバルブSV−1を大気側に接続し、研磨液充填バルブV−P1を開くことにより、研磨液供給源103から研磨液が供給チューブT1内に供給され、該供給チューブT1内が研磨液で充填される。供給チューブT1内の液面レベルは液面センサLS−1で検出され、該液面レベルが所定の「高レベル」に達すると、コントローラ部105は研磨液充填バルブV−P1を閉じて、研磨液の供給を停止し、研磨液の充填は終了する。
(2)供給チューブT1内の研磨液の吐出しを行う。即ち、ソレノイドバルブSV−1を電空レギュレータREG−1側に接続し、DIW逆流阻止バルブV−N1と研磨液供給バルブV−S1を開き、電空レギュレータREG−1を通して供給チューブT1内に窒素ガス源100から研磨液の吐出流量が所定の設定値となるように、調整した窒素ガスを供給する。研磨液の吐出流量は液面センサLS−1で液面レベルを連続的に検出し、その検出信号はコントロール部105に送られるから、該コントロール部105は研磨液の吐出流量が上記設定値に維持されるように、吐出流量検出値と設定値を比較しその差分に応じた信号を電空レギュレータREG−1に送りフィードバック制御する。同時に供給チューブT2内に研磨液を充填する。即ち、DIW逆流阻止バルブV−N2を開き、ソレノイドバルブSV−2を大気側に接続し、研磨液充填バルブV−P2を開くことにより、研磨液供給源103からの研磨液を供給チューブT2内に供給し、液面センサLS−2で供給チューブT2内の液面レベルを検出し、該液面レベルが所定の「高レベル」に達すると、コントローラ部105は研磨液充填バルブV−P2を閉じて充填は終了する。
(3)供給チューブT1の液面が「低レベル」となって研磨液の吐出終了、即ち、液面センサLS−1が「低レベル」を検出し、DIW逆流阻止バルブV−N1と研磨液供給バルブV−S1を閉じて吐出を終了する。同時に供給チューブT2内の研磨液の吐出しを開始する。即ち、DIW逆流阻止バルブV−N2を開き、ソレノイドバルブSV−2を電空レギュレータREG−2側に接続し、研磨液供給バルブV−S2を開き、電空レギュレータREG−2を通して供給チューブT2内に窒素ガス源100から研磨液の吐出流量が所定の設定値となるように調整した窒素ガスを供給して研磨液の吐出しを開始する。同時に供給チューブT3内に研磨液を充填する。即ち、DIW逆流阻止バルブV−N3を開き、ソレノイドバルブSV−3を大気側に接続し、研磨液充填バルブV−P3を開く、研磨液供給源103から研磨液を供給チューブT3内に充填する。
(4)供給チューブT1内を洗浄する。即ち、DIW逆流阻止バルブV−N1を閉じ、DIW供給バルブV−W1と排水バルブV−D1を開いて、供給チューブT1内に所定の設定時間、洗浄液としてDIWを供給・排水して、供給チューブT1内を洗浄する。
(5)上記所定の設定時間が経過して洗浄が終了したら、供給チューブT1内のDIWのパージを行う。即ち、DIW供給バルブV−W1を閉じ、DIW逆流阻止バルブV−N1を所定の設定時間開いて、電空レギュレータREG−1を通して洗浄液排出(パージ)に必要な流量の窒素ガスを供給チューブT1内に供給し、供給チューブT1内のDIWを排出(パージ)する。該所定の設定時間が経過し、DIWの排出が終了したら、DIW逆流阻止バルブV−N1と排水バルブV−D1を閉じる。
(6)供給チューブT2の液面が「低レベル」となって研磨液の吐出終了する。即ち、液面センサLS−2が「低レベル」を検出し、DIW逆流阻止バルブV−N2と研磨液供給バルブV−S2を閉じる。同時に供給チューブT3内の研磨液の吐出しを開始する。即ち、DIW逆流阻止バルブV−N3を開き、ソレノイドバルブSV−3を電空レギュレータREG−3側に接続し、研磨液供給バルブV−S3を開き、電空レギュレータREG−3を通して供給チューブT3内に窒素ガス源100から研磨液の吐出流量が所定の設定値となるように、調整した窒素ガスを供給し研磨液の吐出しを開始する。同時に上記と同じ手順で供給チューブT1内に研磨液を充填する。
(7)以降、供給チューブT1、T2、T3の順番で、研磨液の充填、研磨液の吐出し、洗浄、洗浄液のパージを繰り返す。
上記研磨テーブルへの研磨液の供給に際して、上記のように配管L2−1、L2−2、L2−3、研磨液充填配管L4、及び研磨液供給配管L5には流量を制御するためのオリフィス等の絞り部はいっさい設けていないから、研磨液に含まれるスラリー等の粒子状物が付着して配管が詰まることなく、且つ供給する研磨液にストレスを加えることがないから、研磨液の性状に変化を与え、被研磨物の研磨に悪影響を与えることもない。
上記液供給装置の動作を要約すると下記の(a)乃至(d)のようになる。
(a)供給チューブTに研磨液等の液を充填し、該供給チューブT内に窒素ガス等の気体を供給し、その気体の圧力によって該供給チューブT内の液を圧送する。
(b)上記気体の圧力は電空レギュレータREGによって所定の吐出流量になるようにコントロールする。
(c)供給チューブT内の液面レベルは液面センサLSで連続的に測定することで液の吐出流量を検出し、コントロール部105で液吐出流量が一定流量になるように電空レギュレータREGをフィードバック制御する。
(d)供給チューブTを複数使用し、各供給チューブT間で連係して、液充填、液吐出し、洗浄を順番に繰り返すことで、連続的に一定流量の液を吐出すことができ、且つ液供給中に供給チューブT内を洗浄することができる。


図3は上記構成の液供給装置において、供給チューブTがT1、T2、T3の3本の場合の作動チャートを示す図である。図において、矢印Aは液充填を、矢印Bは液吐出しを、矢印Cは洗浄を、矢印Dは洗浄液のパージをそれぞれ示す。図3に示すように、周期ST1では供給チューブT1に液充填を行う。周期ST2では供給チューブT1から液吐出しを行い、供給チューブT2に液充填を行う。周期ST3では供給チューブT1の洗浄・洗浄液パージを行い、チューブT2から液吐出しを行い、供給チューブT3に液充填を行う。周期ST4では供給チューブT1に液充填を行い、供給チューブT2の洗浄・洗浄液パージを行い、供給チューブT3から液吐出しを行う。周期ST5では供給チューブT1から液吐出しを行い、供給チューブT2に液充填を行い、供給チューブT3の洗浄・洗浄液パージを行う。周期ST6では周期ST3と同様、供給チューブT1の洗浄・洗浄液パージを行い、チューブT2から液吐出しを行い、供給チューブT3に液充填を行う。周期ST7では周期ST4と同様、供給チューブT1に液充填を行い、供給チューブT2の洗浄・洗浄液パージを行い、供給チューブT3から液吐出しを行う。
図4は供給チューブTがT1、T2の2本の場合の作動チャートを示す図である。図4において、図3と同様、矢印Aは液充填を、矢印Bは液吐出しを、矢印Cは洗浄を、矢印Dは洗浄液のパージをそれぞれ示す。周期ST1では供給チューブT1に液充填を行う。周期ST2では供給チューブT1から液吐出しを行い、供給チューブT2に液充填を行う。周期ST3では供給チューブT1の洗浄・洗浄液パージ、液充填を行い、チューブT2から液吐出しを行う。周期ST4では供給チューブT1から液吐出しを行い、供給チューブT2の洗浄・洗浄液パージ、液充填を行う。周期ST5では周期ST3と同様、供給チューブT1の洗浄・洗浄液パージ、液充填を行い、チューブT2から液吐出しを行う。
供給チューブTから吐出される液の吐出流量は、電空レギュレータREGを通して供給チューブTに供給される窒素ガスの圧力に依存するから、液吐出流量を精度良く一定量とするには、電空レギュレータREGが窒素ガス圧を精度よく調節できなければならない。電空レギュレータREGとしては市販のものを使用することができる。
図5は電空レギュレータREGの一構成例を示す図である。図5において、11はOリング、12はボトムバルブ、13はボディ、14はディスク、15はダイアフラム、16はバルブベース、17は圧力センサ、18はハウジング、19は3方弁、20をロッド、21はトップバルブ、22はE型止メ輪、23はプレートカバー、24は入力ポート、25は出力ポートである。入力ポート24を図2の窒素ガス源100に接続し、出力ポート25を配管L1に接続する。
上記構成の電空レギュレータREGにおいて、入力ポート24を図2の窒素ガス源100に接続し、出力ポート25を配管L1に接続する。コントローラ部105から入力信号により、3方弁19が作動し、入力ポート24よりダイヤフラム15の上側が加圧される。ダイヤフラム15の上側が加圧されると、ボトムバルブ12が開き、ダイアフラム15の下側の圧(二次側圧)が上昇する。圧力センサ17で、ダイアフラム15の下側の圧力を測定し、ダイアフラム15の上下の圧力が入力信号で設定された圧力で釣り合うように、3方弁19の開閉にてダイアフラム15の下側の圧(二次側圧)を調節して、供給チューブTに供給する窒素ガス圧を調整する。
次に、上記構成の液供給装置を研磨液供給装置として備えたCMP装置を説明する。図6はCMP装置の全体構成を示す平面図である。CMP装置は、矩形状のハウジング31を備えており、該ハウジング31の内部は隔壁32、33、34によってロード/アンロード部40と研磨部50と洗浄部60とに区画されている。これらのロード/アンロード部40、研磨部50、及び洗浄部60は、それぞれ独立に組み立てられ、独立に排気されるものである。
ロード/アンロード部40は、多数の半導体ウエハをストックするウエハカセットを載置する2つ以上(図では3つ)のフロントロード部41を備えている。これらのフロントロード部41は、CMP装置の幅方向(長手方向と垂直な方向)に隣接して配列されている。フロントロード部41には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ボッド、又はFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができる。ここで、SMIF、FOUPは、内部にウエハカセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
また、ロード/アンロード部40には、フロントロード部41の並びに沿って走行機構42が敷設されており、この走行機構42上にウエハカセットの配列方向に沿って移動可能な第1搬送機構としての第1搬送ロボット43が設置されている。第1搬送ロボット43は走行機構42を移動することによってフロントロード部41に搭載されたウエハカセットにアクセスできるようになっている。この第1搬送ロボット43は上下に2つのハンドを備えており、例えば、上側のハンドをウエハカセットに半導体ウエハを戻すときに使用し、下側のハンドを研磨前の半導体ウエハを搬送するときに使用して、上下のハンドを使い分けることができるようになっている。
研磨部50は、半導体ウエハの研磨が行われる領域であり、第1研磨ユニット51−1と第2研磨ユニット51−2とを内部に有する第1研磨部51と、第3研磨ユニット52−1と第4研磨ユニット52−2とを内部に有する第2研磨部52とを備えているこれらの第1研磨ユニット51−1、第2研磨ユニット51−2、第3研磨ユニット52−1、及び第4研磨ユニット52−2は装置の長手方向に沿って配列されている。
図6に示すように、第1研磨ユニット51−1は、研磨面を有する研磨テーブル53Aと、半導体ウエハを保持し且つ半導体ウエハを研磨テーブル53Aに対して押圧しながら研磨するための基板保持機構としてのトップリング54Aと、研磨テーブル53Aに研磨液やドレッシング液(例えば、純水)を供給する研磨液供給ノズル55Aと、研磨テーブル53Aのドレッシングを行うドレッサ56Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体を霧状にして1又は複数のノズルから研磨テーブル53Aの研磨面に噴射するアトマイザ57Aとを備えている。
また、同様に、第2研磨ユニット51−2は、研磨テーブル53Bと、トップリング54Bと、研磨液供給ノズル55Bと、ドレッサ56Bと、アトマイザ57Bとを備えており、第3研磨ユニット52−1は、研磨テーブル53Cと、トップリング54Cと、研磨液供給ノズル55Cと、ドレッサ56Cと、アトマイザ57Cとを備えており、第4研磨ユニット52−2は、研磨テーブル53Dと、トップリング54Dと、研磨液供給ノズル55Dと、ドレッサ56Dと、アトマイザ57Dとを備えている。上記研磨液供給ノズル55A、55B、55C、55Dはそれぞれ図2に示す液供給装置の研磨液供給配管L5に接続されている。
第1研磨部51の第1研磨ユニット51−1及び第2研磨ユニット51−2と洗浄部60との間には、長手方向に沿った4つの搬送位置(ロード/アンロード部40側から順番に第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4とする)の間でウエハを搬送する第2(直動)搬送機構としての第1リニアトランスポータ71が配置されている。この第1リニアトランスポータ71の第1搬送位置TP1の上方には、ロード/アンロード部40の第1搬送ロボット43から受け取ったウエハを反転する反転機72が配置されており、その下方には上下に昇降可能なリフタ73が配置されている。
また、第2搬送位置TP2の下方には上下に昇降可能なプッシャ74が、第3搬送位置TP3の下方には上下に昇降可能なプッシャ75が、第4搬送位置TP4の下方には上下に昇降可能なリフタ76がそれぞれ配置されている。
また、第2研磨部52には、第1リニアトランスポータ71に隣接して、長手方向に沿った3つの搬送位置(ロード/アンロード部40側から順番に第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7とする)の間で半導体ウエハを搬送する第2(直動)搬送機構としての第2リニアトランスポータ77が配置されている。この第2リニアトランスポータ77の第5搬送位置TP5の下方には上下に昇降可能なリフタ78が、第6搬送位置TP6の下方には上下に昇降可能なプッシャ80が、第7搬送位置TP7の下方には上下に昇降可能なプッシャ81がそれぞれ配置されている。
洗浄部60は、研磨後の半導体ウエハを洗浄する領域であり、第2搬送ロボット61と、該第2搬送ロボット61から受け取った半導体ウエハを反転する反転機68と、研磨後の半導体ウエハを洗浄する4つの洗浄機64〜67と、反転機68及び洗浄機64〜67の間でウエハを搬送する第3搬送機構としての搬送ユニット62とを備えている。これらの第2搬送ロボット61、反転機68、及び洗浄機64〜67は、長手方向に沿って直列に配置されている。また、これらの洗浄機64〜67の上部には、クリーンエアフィルタを有するフィルタファンユニット(図示せず)が設けられており、このフィルタファンユニットによりパーティクルが除去されたクリーンエアが常時下方に向かって吹き出している。また、洗浄部60の内部は、研磨部50からのパーティクルの流入を防止するために研磨部50よりも高い圧力に常時維持されている。
次に、上記構成のCMP装置おいて、半導体ウエハを研磨する処理について説明する。半導体ウエハをシリーズ処理する場合には、半導体ウエハは、フロントロード部40のウエハカセットから第1搬送ロボット43の上側ハンドで取り出され、反転機72に渡され反転される。該反転された半導体ウエハは第1リニアトランスポータ71の第1搬送位置でリフタ73により第1リニアトランスポータ71に渡され、第2搬送位置TP2に移送され、該第2搬送位置TP2でプッシャ74に渡され、ここでトップリング54Aに渡され、該トップリング54Aで研磨テーブル53Aの研磨面に押圧され、研磨される。
研磨された半導体ウエハはトップリング54Aから第2搬送位置TP2でプッシャ74に渡され、ここで第1リニアトランスポータ71に渡され、第3搬送位置TP3に移送され、プッシャ75に渡され、ここでトップリング54Bに渡され、該トップリング54Bで研磨テーブル53Bの研磨面に押圧され、研磨される。該研磨された半導体ウエハは第3搬送位置TP3でプッシャ75により第1リニアトランスポータ71に渡され、第4搬送位置TP4に移送され、ここでリフタ76により第2搬送ロボット61に渡され、該第2搬送ロボット61から第5搬送位置TP5にあるリフタ78に渡され、該リフタ78より第2リニアトランスポータ77に渡され、第6搬送位置TP6に移送され、ここでプッシャ80によりトップリング54Cに渡され、該トップリング54Cで研磨テーブル53Cの研磨面に押圧され、研磨される。
研磨された半導体ウエハはトップリング54Cから第6搬送位置TP6でプッシャ80により第2リニアトランスポータ77に渡され、第7搬送位置TP7に移送され、ここでプッッシャ81でトップリング54Dに渡され、該プッシャ80で研磨テーブル53Dの研磨面に押圧され、研磨される。研磨された半導体ウエハは第7搬送位置TP7でトップリング54Dからプッシャ81に渡され、該プッシャ81から第2リニアトランスポータ77に渡され、第5搬送位置TP5に移送され、リフタ78により第2搬送ロボット61に渡される。該第2搬送ロボット61から反転機68に渡され反転され、搬送ユニット62のチャッキングユニットに渡される。半導体ウエハは、チャッキングユニット、1次洗浄機64、チャッキングユニット、2次洗浄機65、チャッキングユニット、3次洗浄機66、チャッキングユニット、4次洗浄機67と移送され、洗浄される。続いて第1搬送ロボット43の上側ハンドでフロントロード部41のウエハカセットに収容される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施形態例ではCMP装置の研磨テーブルの研磨面に研磨液を供給する研磨液供給装置に本発明に係る液供給装置を用いる例を示したが、これに限定されるわけでなく、液に含まれる成分により配管が詰まるおそれがなく、且つ液の性状変化がない液供給装置として広い分野での使用が考えられる。
従来の液供給装置の構成例を示す図である。 本発明に係る液供給装置の概略構成例を示す図である。 本発明に係る液供給装置の供給チューブが3本の場合の作動チャートを示す図である。 本発明に係る液供給装置の供給チューブが2本の場合の作動チャートを示す図である。 電空レギュレータの構成例を示す図である。 本発明に係る基板研磨装置の平面構成例を示す図である。
符号の説明
T 供給チューブ
REG 電空レギュレータ
SV ソレノイドバルブ
LS 液面センサ
V−N DIW逆流阻止バルブ
V−W DIW供給バルブ
V−P 研磨液充填バルブ
V−S 研磨液供給バルブ
V−D 排水バルブ
L1 配管
L2 配管
L3 配管
L4 研磨液充填配管
L5 研磨液供給配管
L6 排水配管
11 Oリング
12 ボトムバルブ
13 ボディ
14 ディスク
15 ダイヤフラム
16 バルブベース
17 圧力センサ
18 ハウジング
19 3方弁
20 ロッド
21 トップバルブ
22 E型止メ輪
23 プレートカバー
24 入力ポート
25 出力ポート
31 ハウジング
32 隔壁
33 隔壁
34 隔壁
40 ロード/アンロード部
41 フロントロード部
42 走行機構
43 第1搬送ロボット
50 研磨部
51 第1研磨部
52 第2研磨部
53A 研磨テーブル
53B 研磨テーブル
53C 研磨テーブル
53D 研磨テーブル
54A トップリング
55A 研磨液供給ノズル
55B 研磨液供給ノズル
55C 研磨液供給ノズル
55D 研磨液供給ノズル
56A ドレッサ
56B ドレッサ
56C ドレッサ
56D ドレッサ
57A アトマイザ
57B アトマイザ
57C アトマイザ
57D アトマイザ
60 洗浄部
61 第2搬送ロボット
62 搬送ユニット
64 洗浄機
65 洗浄機
66 洗浄機
67 洗浄機
71 第1リニアトランスポータ
72 反転機
73 リフタ
74 プッシャ
75 プッシャ
76 リフタ
77 第2リニアトランスポータ
78 リフタ
80 プッシャ
81 プッシャ

Claims (8)

  1. 液供給源から所定の液供給場所に所定流量の液を供給する液供給方法において、
    前記液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、
    前記供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、
    前記供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、
    前記液供給源から前記供給チューブ及び前記液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、
    前記供給チューブに前記液供給源から液を供給して充填した後、該供給チューブに前記気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を前記圧力気体供給手段で供給し、該気体の圧力により、該供給チューブ内の液を吐出し、前記絞り部のない配管を通して前記液供給場所に供給流量の制御された液を供給することを特徴とする液供給方法。
  2. 請求項に記載の液供給方法において、
    前記供給チューブは複数個であり、各供給チューブ間で連係して液の充填・吐出しを繰り返すことにより、前記液供給場所に連続的に所定流量の液を供給することを特徴とする液供給方法。
  3. 液供給源から所定の液供給場所に所定流量の液を供給する液供給装置において、
    前記液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、
    前記供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、
    前記供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、
    前記液供給源から前記供給チューブ及び前記液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、
    前記供給チューブに液を充填した後、該供給チューブに前記気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を前記圧力気体供給手段で供給することにより、前記絞り部のない配管を通して前記液供給場所に供給流量が制御された液を供給することを特徴とする液供給装置。
  4. 請求項に記載の液供給装置において、
    前記供給チューブを複数個備え、各供給チューブ間で連係して液の充填・吐出しを繰り返すことにより、前記液供給場所に連続的に所定流量の液を供給することを特徴とする液供給装置。
  5. 請求項に記載の液供給装置において、
    前記供給チューブ内に洗浄液を供給して洗浄する洗浄手段を設け、前記連続的液の供給中液の吐出終了した供給チューブ内を順次洗浄することを特徴とする液供給装置。
  6. 請求項に記載の液供給装置において、
    前記供給チューブ内に気体源からの気体をその圧力を調整して前記供給チューブに供給する気体圧力調節手段を設けると共に、前記供給チューブ内の液面位置を連続的に測定して供給液流量を検出する流量検出手段を設け、該流量検出手段の出力で前記気体圧力調節手段を制御して前記液の供給量を制御することを特徴とする液供給装置。
  7. 研磨テーブル、研磨液供給装置を備え、該研磨テーブルの研磨面に基板保持機構で保持した被研磨基板を押圧すると共に、該研磨面に前記研磨液供給装置からの研磨液を供給し、該研磨面と被研磨基板の相対的運動により、該被研磨基板を研磨する基板研磨装置において、
    前記研磨液供給装置として請求項3乃至6のいずれか1項に記載の液供給装置を用いたことを特徴とする基板研磨装置。
  8. 液供給源からの液を収容する鉛直に配置した供給チューブと、
    前記供給チューブに気体源から圧力気体を供給する圧力気体供給手段と、
    前記供給チューブ内に供給される圧力気体の圧力を調整する気体圧力調節手段と、
    前記液供給源から前記供給チューブ及び液供給場所への供給口まで流量制御のための絞り部のない配管とを設け、
    前記供給チューブに液供給源から液を供給して充填した後、該供給チューブに前記気体圧力調節手段で圧力の調整された圧力気体を供給し、該気体の圧力により、該供給チューブ内の液を吐出し、前記絞り部のない配管を通して前記液供給場所に供給流量の制御された液を供給し、
    前記供給チューブ内の液面位置を連続的に測定し、該液の供給流量を測定することを特徴とする液供給流量測定方法。
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