JP6321353B2 - 基板洗浄装置および基板処理装置 - Google Patents

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本発明は、気体と液体からなる二流体噴流をウェーハなどの基板に供給して基板を洗浄する基板洗浄装置に関し、特に研磨された基板の表面に二流体噴流を供給して該基板を洗浄する基板洗浄装置に関するものである。本発明の基板洗浄装置は、直径300mmのウェーハのみならず、直径450mmのウェーハの洗浄にも適用でき、さらにはフラットパネル製造工程やCMOSやCCDなどのイメージセンサー製造工程、MRAMの磁性膜製造工程などにも適用することが可能である。
近年の半導体デバイスの微細化に伴い、基板上に物性の異なる様々な材料膜を形成して、当該材料膜を加工することが行われている。特に、絶縁膜に形成した配線溝を金属で埋めるダマシン配線形成工程では、金属膜形成後に基板研磨装置によって余分な金属を研磨し、除去する。研磨後の基板表面には、金属膜、バリア膜、絶縁膜などの様々な膜が存在する。基板表面上に露出したこれらの膜には、研磨にて使用されたスラリや研磨屑など残渣物が存在している。このような残渣物を除去するために、研磨された基板は基板洗浄装置に搬送され、基板表面が洗浄される。
基板表面が充分に洗浄されないと、残渣物に起因して電流リークが発生したり、密着性不良が発生するなど、信頼性の点で問題が発生する。そのため、半導体デバイスの製造において、基板の洗浄は、製品の歩留まりを向上させるために重要な工程となっている。
基板を洗浄するための装置として、気体と液体との混合流体からなる二流体噴流を基板の表面に供給する二流体洗浄装置が知られている。この二流体洗浄装置は、図7に示すように、二流体ノズル100を基板Wの表面と平行に移動させながら二流体ノズル100から二流体噴流を基板Wの表面に供給し、基板表面上に存在する砥粒や研磨屑などのパーティクルを除去する。
図8は、図7に示す二流体洗浄装置の構造を示す模式図である。図8に示すように、二流体ノズル100には、その内部にある気体室160に気体を供給する気体供給ライン155と、二流体ノズル100内の混合室161に液体を供給する液体供給ライン157とが接続されている。二流体ノズル100はその上部に気体導入ポート164を有しており、この気体導入ポート164を介して気体供給ライン155は二流体ノズル100に接続されている。
液体供給ライン157は、二流体ノズル100内の気体室160を通って下方に延びており、液体供給ライン157の液体出口157aは二流体ノズル100の内部に位置している。気体室160は、液体供給ライン157の液体出口157aの上方に位置しており、混合室161は液体供給ライン157の液体出口157aの下方に位置している。純水などの液体は、液体供給ライン157を通じて二流体ノズル100内の混合室161に供給される。
気体供給ライン155には気体供給弁171とフィルタ172が設けられている。気体供給ライン155を流れる気体(例えば、窒素ガスなどの不活性ガス)は、気体供給弁171とフィルタ172をこの順に通過し、気体導入ポート164を通じて二流体ノズル100の気体室160内に流入する。気体供給弁171としては、流量制御弁(例えば、マスフローコントローラ)、エアオペレーションバルブ、開閉弁(ON−OFFバルブ)などが使用される。
液体と気体は混合室161内で混合されて高圧の二流体を形成する。気体が気体室160に供給される間、図9に示すように、気体供給弁171は短い周期(例えば、0.1〜1.0秒)で開閉される。したがって、気体は気体室160に間欠的に供給され、結果として二流体の流量が周期的に変化する。このように脈動する二流体の噴流が基板の表面に供給され、基板の表面から砥粒や研磨屑を除去する。
特開2005−12197号公報 特開2013−89797号公報
気体供給弁171が周期的に開閉されると、混合室161で形成される二流体の流量も気体の流量に従って脈動すると予想される。しかしながら、気体供給弁171が短い周期で開閉すると、気体室160内に存在する残圧に起因して、図10に示すように、二流体の流量の振幅が想定よりも小さくなる。その結果、二流体噴流の洗浄効果が低下してしまう。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、二流体噴流を大きく脈動させながら、二流体の噴流を基板に供給することができる基板洗浄装置を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような基板洗浄装置を備えた基板処理装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、基板を保持する基板保持部と、前記基板の表面に二流体噴流を供給する二流体ノズルと、前記二流体ノズル内の気体室に気体を供給する気体供給ラインと、前記気体供給ラインの気体流路を開閉する気体供給弁と、前記二流体ノズル内の混合室に液体を供給する液体供給ラインと、前記気体室内の前記気体を吸引する気体吸引ラインと、前記気体吸引ラインの気体流路を開閉する気体吸引弁と、前記気体供給弁および前記気体吸引弁に同じ周期で開閉動作を繰り返させるバルブ制御部とを備え、前記気体室は前記混合室に連通しており、前記気体供給弁が閉じた状態にあるとき、前記気体吸引弁は開いた状態にあることを特徴とする基板洗浄装置である。
本発明の好ましい態様は、前記気体吸引弁は、前記気体供給弁が閉じると同時に開くことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記気体吸引弁は、前記気体供給弁が閉じる前に開くことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記気体吸引ラインは、前記混合室の上方に位置する気体排出ポートを介して前記二流体ノズルに接続されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記周期は、0.1〜1.0秒であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記気体吸引ラインは、気体排出ポートを介して前記二流体ノズルに接続されており、前記気体排出ポートは前記混合室の上方に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記液体供給ラインは、前記気体室を通って下方に延びており、前記気体室は、前記液体供給ラインの液体出口の上方に位置しており、前記混合室は前記液体供給ラインの前記液体出口の下方に位置していることを特徴とする。
本発明の他の態様は、基板を研磨する研磨ユニットと、前記研磨ユニットで研磨された基板を洗浄する上記基板洗浄装置とを備えたことを特徴とする基板処理装置である。
本発明によれば、二流体ノズルの気体室への気体の供給と気体の吸引が交互に繰り返される。すなわち、気体室内の残圧が除去された状態で、気体が気体室に供給される。したがって、二流体の流量を大きく変動させることができ、結果として、基板を効率よく洗浄することが可能となる。
本発明の実施形態に係る基板洗浄装置を備えた基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 第2洗浄ユニットに使用されている本発明の実施形態に係る基板洗浄装置を示す斜視図である。 基板洗浄装置の構造を示す模式図である。 気体供給弁および気体吸引弁の開閉状態を示すグラフである。 図4に示すタイミングで気体供給弁および気体吸引弁が周期的に開閉しているときの二流体の流量を示すグラフである。 他の実施形態における気体供給弁および気体吸引弁の開閉状態を示すグラフである。 従来の二流体洗浄装置を示す模式図である。 図7に示す二流体洗浄装置の構造を示す模式図である。 気体供給弁の開閉状態を示すグラフである。 図9に示すタイミングで気体供給弁が周期的に開閉しているときの二流体の流量を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る基板洗浄装置を備えた基板処理装置の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、基板処理装置は、略矩形状のハウジング10と、多数のウェーハ等の基板を収容する基板カセットが載置されるロードポート12を備えている。ロードポート12は、ハウジング10に隣接して配置されている。ロードポート12には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができる。SMIF、FOUPは、内部に基板カセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
ハウジング10の内部には、複数(この実施形態では4つ)の研磨ユニット14a〜14dと、研磨後の基板を洗浄する第1洗浄ユニット16及び第2洗浄ユニット18と、洗浄後の基板を乾燥させる乾燥ユニット20が収容されている。研磨ユニット14a〜14dは、基板処理装置の長手方向に沿って配列され、洗浄ユニット16,18及び乾燥ユニット20も基板処理装置の長手方向に沿って配列されている。
ロードポート12、研磨ユニット14a、及び乾燥ユニット20に囲まれた領域には、第1基板搬送ロボット22が配置され、また研磨ユニット14a〜14dと平行に、基板搬送ユニット24が配置されている。第1基板搬送ロボット22は、研磨前の基板をロードポート12から受け取って基板搬送ユニット24に渡すとともに、乾燥後の基板を乾燥ユニット20から受け取ってロードポート12に戻す。基板搬送ユニット24は、第1基板搬送ロボット22から受け取った基板を搬送して、各研磨ユニット14a〜14dとの間で基板の受け渡しを行う。各研磨ユニットは、研磨面に研磨液(スラリー)を供給しながら、ウェーハなどの基板を研磨面に摺接させることで、基板の表面を研磨する。
第1洗浄ユニット16と第2洗浄ユニット18の間に位置して、これらの洗浄ユニット16,18および基板搬送ユニット24の間で基板を搬送する第2基板搬送ロボット26が配置され、第2洗浄ユニット18と乾燥ユニット20との間に位置して、これらの各ユニット18,20の間で基板を搬送する第3基板搬送ロボット28が配置されている。更に、ハウジング10の内部に位置して、基板処理装置の各ユニットの動きを制御する動作制御部30が配置されている。
第1洗浄ユニット16として、薬液の存在下で、基板の表裏両面にロールスポンジを擦り付けて基板を洗浄する基板洗浄装置が使用されている。第2洗浄ユニット18として、本発明の実施形態に係る二流体タイプの基板洗浄装置が使用されている。また、乾燥ユニット20として、基板を保持し、移動するノズルからIPA蒸気を噴出して基板を乾燥させ、更に高速で回転させることによって基板を乾燥させるスピン乾燥装置が使用されている。
基板は、研磨ユニット14a〜14dの少なくとも1つにより研磨される。研磨された基板は、第1洗浄ユニット16と第2洗浄ユニット18により洗浄され、さらに洗浄された基板は乾燥ユニット20により乾燥される。
図2は、第2洗浄ユニット18に使用されている本発明の実施形態に係る基板洗浄装置を示す斜視図である。図2に示すように、この基板洗浄装置は、基板の一例であるウェーハWを水平に保持して回転させる基板保持部41と、ウェーハWの上面に二流体噴流を供給する二流体ノズル42と、この二流体ノズル42を保持するノズルアーム44とを備えている。二流体ノズル42には、気体供給ライン55と、気体吸引ライン56と、液体供給ライン57が接続されている。
基板保持部41は、ウェーハWの周縁部を保持する複数の(図2では4つの)チャック45と、チャック45に連結されたモータ48とを備えている。チャック45はウェーハWを水平に保持し、この状態でウェーハWはその中心軸線まわりにモータ48によって回転される。
二流体ノズル42はウェーハWの上方に配置されている。ノズルアーム44の一端に二流体ノズル42が取り付けられ、ノズルアーム44の他端には旋回軸50が連結されている。二流体ノズル42は、ノズルアーム44および旋回軸50を介してノズル移動機構51に連結されている。より具体的には、旋回軸50には、ノズルアーム44を旋回させるノズル移動機構51が連結されている。ノズル移動機構51は、旋回軸50を所定の角度だけ回転させることにより、ノズルアーム44をウェーハWと平行な平面内で旋回させるようになっている。ノズルアーム44の旋回により、これに支持された二流体ノズル42がウェーハWの半径方向に移動する。
ノズル移動機構51は、旋回軸50を上下動させるノズル昇降機構52に接続されており、これにより二流体ノズル42は、ウェーハWに対して相対的に上下動することができるようになっている。このノズル昇降機構52は、二流体ノズル42とウェーハWの表面との距離を変える距離調整機構として機能する。
ウェーハWは次のようにして洗浄される。まず、基板保持部41は、ウェーハWをその中心軸線まわりに回転させる。この状態で、二流体ノズル42は、ウェーハWの上面に二流体噴流を供給し、さらにウェーハWの半径方向に移動する。ウェーハWの上面は、二流体噴流によって洗浄される。
図3は、基板洗浄装置の構造を示す模式図である。図3に示すように、二流体ノズル42には、その内部に形成されている気体室60に気体を供給する気体供給ライン55と、二流体ノズル42内に形成されている混合室61に液体を供給する液体供給ライン57と、気体室60内の気体を吸引する気体吸引ライン56が接続されている。
二流体ノズル42はその上部に気体導入ポート64を有しており、この気体導入ポート64を介して気体供給ライン55が二流体ノズル42に接続されている。二流体ノズル42はその上部に気体排出ポート65をさらに有しており、この気体排出ポート65を介して気体吸引ライン56が二流体ノズル42に接続されている。気体導入ポート64は、気体排出ポート65よりも上方に位置している。
液体供給ライン57は、二流体ノズル42の気体室60を通って下方に延びており、液体供給ライン57の液体出口57aは二流体ノズル42の内部に位置している。気体室60は、液体供給ライン57の液体出口57aの上方に位置しており、混合室61は液体供給ライン57の液体出口57aの下方に位置している。気体室60と混合室61は互いに連通している。
純水などの液体は、液体供給ライン57を通じて二流体ノズル42内の混合室61に供給される。液体は、ポンプによって昇圧された状態で液体供給ライン57内を移送されてもよいし、気体吸引ライン56によって二流体ノズル42内に形成される負圧に引かれて液体供給ライン57内を移送されてもよい。
気体吸引ライン56が二流体ノズル42内の液体を吸引しないように、気体排出ポート65は二流体ノズル42内の混合室61の上方に(すなわち、液体供給ライン57の液体出口57aよりも上方に)配置されている。
気体供給ライン55には気体供給弁71とフィルタ72が設けられている。気体供給ライン55を流れる気体(例えば、窒素ガスなどの不活性ガス)は、気体供給弁71とフィルタ72をこの順に通過し、気体導入ポート64を通じて二流体ノズル42の気体室60内に流入する。液体供給ライン57からの液体と気体供給ライン55からの気体は、混合室61内で混合されて高圧の二流体を形成する。
気体供給弁71は、気体供給ライン55の気体流路を所定の周期で繰り返し開閉するように動作する。したがって、気体は気体室60に間欠的に供給され、結果として二流体の流量が周期的に変化する。このように脈動する二流体の噴流が基板の表面に供給され、基板の表面から砥粒や研磨屑を除去する。
気体吸引ライン56には、真空ポンプなどの真空源67が接続される。この気体吸引ライン56には、気体吸引弁73が設けられている。気体吸引弁73は、気体吸引ライン56の気体流路を、気体供給弁71と同じ周期で繰り返し開閉するように動作する。したがって、気体吸引ライン56は、気体室60内の気体を間欠的に吸引する。気体供給弁71および気体吸引弁73としては、流量制御弁(例えば、マスフローコントローラ)、エアオペレーションバルブ、開閉弁(ON−OFFバルブ)などが使用される。
液体が混合室61に供給される間、気体室60への気体の供給と、気体室60からの気体の吸引が交互に繰り返されるように、気体供給弁71および気体吸引弁73の開閉動作は所定の周期(例えば、0.1〜1.0秒)で繰り返される。気体供給弁71および気体吸引弁73はバルブ制御部75に接続されており、気体供給弁71および気体吸引弁73の開閉動作はバルブ制御部75によって制御される。
図4は、気体供給弁71および気体吸引弁73の開閉状態を示すグラフである。図4において、縦軸は気体供給弁71および気体吸引弁73が開状態にあるか、または閉状態にあるかを示し、横軸は時間を表している。図4から分かるように、気体供給弁71および気体吸引弁73は同じ周期で開閉動作を繰り返すが、気体吸引弁73の開閉状態は気体供給弁71の開閉状態と反対である。すなわち、気体供給弁71が開くと同時に気体吸引弁73が閉じ、気体供給弁71が閉じると同時に気体吸引弁73が開くようになっている。
このように気体供給弁71および気体吸引弁73を同じ周期で交互に開閉することにより、気体室60への気体の供給と気体室60からの気体の吸引が交互に行われる。気体供給弁71および気体吸引弁73の開閉動作は、バルブ制御部75によって制御されている。図4に示すように、バルブ制御部75は、気体供給弁71および気体吸引弁73に同じ周期で開閉動作を繰り返させるように構成されている。
気体供給弁71が閉じた状態のとき、気体吸引弁73は開いた状態にある。気体室60内の気体は気体吸引ライン56を通じて吸引され、気体室60内の残圧が除去される。図5は、図4に示すタイミングで気体供給弁71および気体吸引弁73が周期的に開閉しているときの二流体の流量を示すグラフである。気体室60に気体が供給される前に気体室60内の残圧が除去されるので、図5に示すように、二流体の噴流は大きく脈動し、結果として基板の表面を高効率で洗浄することができる。
図6は、他の実施形態における気体供給弁71および気体吸引弁73の開閉状態を示すグラフである。特に説明しない構成および動作は、上述した実施形態と同様であるのでその重複する説明を省略する。この実施形態は、気体供給弁71が開くと同時に気体吸引弁73が閉じる点で上述した実施形態と同じであるが、気体供給弁71が閉じる前に気体吸引弁73が開く点で異なっている。気体吸引弁73の開閉周期は、気体供給弁71の開閉周期と同じである。
図6に示す実施形態によれば、気体供給弁71が閉じたときに遅延なく残圧が除去される。この場合も、気体供給弁71が閉じた状態のとき、気体吸引弁73は開いた状態にある。気体室60への気体の供給と、気体室60からの気体の吸引は交互に繰り返され、二流体の流量は、図5に示すグラフとほぼ同じように大きく脈動する。したがって、二流体の噴流によって基板の表面を高効率で洗浄することができる。
気体供給弁71が閉じた状態にある間、気体吸引弁73は常に開いた状態になくてもよい。例えば、気体供給弁71が開く直前に(すなわち気体供給弁71が閉じた状態にあるときに)、気体吸引弁73が閉じてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
10 ハウジング
12 ロードポート
14a〜14d 研磨ユニット
16 第1洗浄ユニット
18 第2洗浄ユニット
20 乾燥ユニット
22 第1基板搬送ロボット
24 基板搬送ユニット
26 第2基板搬送ロボット
28 第3基板搬送ロボット
30 動作制御部
41 基板保持部
42 二流体ノズル
44 ノズルアーム
45 チャック
48 モータ
50 旋回軸
51 ノズル移動機構
52 ノズル昇降機構(距離調整機構)
55 気体供給ライン
56 気体吸引ライン
57 液体供給ライン
60 気体室
61 混合室
64 気体導入ポート
65 気体排出ポート
67 真空源
71 気体供給弁
72 フィルタ
73 気体吸引弁
75 バルブ制御部

Claims (8)

  1. 基板を保持する基板保持部と、
    前記基板の表面に二流体噴流を供給する二流体ノズルと、
    前記二流体ノズル内の気体室に気体を供給する気体供給ラインと、
    前記気体供給ラインの気体流路を開閉する気体供給弁と、
    前記二流体ノズル内の混合室に液体を供給する液体供給ラインと、
    前記気体室内の前記気体を吸引する気体吸引ラインと、
    前記気体吸引ラインの気体流路を開閉する気体吸引弁と、
    前記気体供給弁および前記気体吸引弁に同じ周期で開閉動作を繰り返させるバルブ制御部とを備え、
    前記気体室は前記混合室に連通しており、
    前記気体供給弁が閉じた状態にあるとき、前記気体吸引弁は開いた状態にあることを特徴とする基板洗浄装置。
  2. 前記気体吸引弁は、前記気体供給弁が閉じると同時に開くことを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  3. 前記気体吸引弁は、前記気体供給弁が閉じる前に開くことを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  4. 前記気体吸引ラインは、前記混合室の上方に位置する気体排出ポートを介して前記二流体ノズルに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  5. 前記周期は、0.1〜1.0秒であることを特徴とする請求項1に記載の基板洗浄装置。
  6. 前記気体吸引ラインは、気体排出ポートを介して前記二流体ノズルに接続されており、
    前記気体排出ポートは前記混合室の上方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の基板洗浄装置。
  7. 前記液体供給ラインは、前記気体室を通って下方に延びており、前記気体室は、前記液体供給ラインの液体出口の上方に位置しており、前記混合室は前記液体供給ラインの前記液体出口の下方に位置していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の基板洗浄装置。
  8. 基板を研磨する研磨ユニットと、
    前記研磨ユニットで研磨された基板を洗浄する請求項1乃至のいずれか一項に記載の基板洗浄装置とを備えたことを特徴とする基板処理装置。
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