JP4851796B2 - トレーサビリティ情報収集方法、トレーサビリティ情報収集システム、および購入部品情報入力端末 - Google Patents

トレーサビリティ情報収集方法、トレーサビリティ情報収集システム、および購入部品情報入力端末 Download PDF

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Description

本発明は、工業製品を構成する部品のトレーサビリティ情報を収集するためのトレーサビリティ情報収集方法、トレーサビリティ情報収集システム、および購入部品情報入力端末に関にする。
従来、多くの工業製品には、その出所や製造履歴の基礎となる情報として、製品名称、製造メーカ名称、製造シリアル番号またはロット番号などの情報が付されている。なかでも、製造シリアル番号またはロット番号は、その工業製品の製造履歴のトレーサビリティを示す重要な情報である。
近年、工業製品の生産現場においては、コンピュータを利用した情報管理が盛んに行われている。その生産現場において、製造シリアル番号またはロット番号などのトレーサビリティ情報を収集し、管理しようとする場合、その基幹となる情報は、製造される製品の部品表(以下、BOM(Bill of Materials)という)であるとされている。一般に、BOMは、設計部門において作成され、製造工程における製造指示書または作業指示書は、そのBOMに基づき作成される。すなわち、BOMは、製造指示書または作業指示書と同等の効力を有しており、製造に必要な部品は、BOMに基づき、購入され、ラインに並べられ、製品として組立てられる。
ところが、製造現場における実際の運用では、このようなBOMと製造指示書または作業指示書との正規の関係がしばしば破られることがある。例えば、ある部品が欠品または製造中止になったような場合、その部品の代わりに機能および性能がほぼ同等の他の部品を使用することがある。このような場合、原則であれば、BOMを改廃した上で、作業指示書を改廃する必要がある。しかしながら、製造現場では、作業指示書だけを改廃し、BOMの改廃を行わないことがある。そうした場合には、BOMを基幹情報に据えた製品のトレーサビリティ管理システムの場合には、その製品またはその製品に使用されている部品のトレーサビリティ情報を正しく収集または管理することができなくなる。
また、特に、中小の製造企業などにおいては、製造する製品の複雑さや生産規模などにもよるが、そもそもBOMを作成することをせず、製造指示書または作業指示書、あるいは、設計図面だけに基づき製品を製造している場合がある。このような製品の製造形態は、多くの分野においてそれを専門とする熟達した技術者が存在する実態があるために可能なのであるが、このような製造形態をとる企業では、前記のBOMを基幹情報に据えた製品のトレーサビリティ管理システムを構築するのは困難である。
元々、BOMのデータベースを構築するのは、特に、中小の製造企業にとって負担が大きい。また、現実の製造現場を見渡すと、以上のように、BOMがなくても製品を製造することができ、また、BOMがあるがために、逆に、正しいトレーサビリティ情報を取得できない場合もある。従って、製造現場の少なくとも一部は、BOMを使用しないで製品のトレーサビリティ情報を収集するシステムの実現を求めているといってもよい。
特許文献1には、BOMを使用しないで製品のトレーサビリティ情報を収集するシステムの例が開示されている。その特許文献1によれば、そのトレーサビリティ情報管理データ作成装置は、いわゆる「かんばん」の情報に基づきトレーサビリティ情報を収集する。すなわち、特許文献1のトレーサビリティ情報管理データ作成装置は、製品が通過する工程のかんばんに示されている部品の情報を製品に関連付けて収集することによって、トレーサビリティ情報を収集するとしている。
特開2005−316826号公報
しかしながら、かんばん方式を用いた製造形態は、どちらかといえば大規模な工場における大量生産に適したものである。従って、ライフサイクルが短い製品を多品種少量生産するような中小の製造企業においては、かんばん方式の生産形態が採られていないことが多い。従って、特許文献1に開示されている技術をそのまま、そのような中小の製造企業に適用することはできない。
本発明の目的は、かんばん方式の製造形態が採られていないような、また、BOMを基幹情報とした生産情報システムが整備されていないような中小の製造企業においても、製造された製品に用いられている部品の製造シリアル番号やロット番号などのトレーサビリティ情報を収集することが可能なトレーサビリティ情報収集方法、トレーサビリティ情報収集システム、および購入部品情報入力端末を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明においては、(A)購入部品に係る処理を行う購入部品情報入力端末と、前記購入部品を用いて製作される製作品に係る処理を行う製作品情報入力端末と、によるトレーサビリティ情報収集方法などを構成した。
そして、そのトレーサビリティ情報収集方法において、(B)前記購入部品情報入力端末が、前記購入部品を用いた前記製作品の製作前の処理として、(B1)前記購入部品について、記憶部に記憶されているトレースレベル情報を参照して当該購入部品の管理レベルを取得する処理と、(B2)前記購入部品の管理レベルが購入部品を1つ1つ識別して管理する第1の管理レベルの場合には、当該購入部品の個々に付された部品製造シリアル番号を員数分、記憶する処理と、(B3)前記購入部品の管理レベルが購入部品をロットごとに管理する第2の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在すれば、当該複数のロット番号のそれぞれに対応する複数の一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した各内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理と、(B4)前記購入部品の管理レベルが前記第2の管理レベルよりも低位のレベルで管理する第3の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在するときでも、1つの一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した1つの内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理と、を実行する。
また、(C)前記製作品情報入力端末が、前記購入部品を部品として前記製作品を製作する際の処理として、(C1)製作しようとしている製作品の1つ1つに付与する一意な製作品製造シリアル番号または製作品のロットごとに付与する一意な製作品ロット番号を作成する処理と、(C2)前記製作品の製作に際して当該製作品に組み付けられる部品に付された前記部品製造シリアル番号または前記内部ロット番号を取得する処理と、(C3)前記製作品製造シリアル番号または前記製作品ロット番号に、前記取得した部品ごとの前記部品製造シリアル番号および/または前記内部ロット番号を対応づけることで前記製作品に係るトレーサビリティ情報を作成する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、かんばん方式の製造形態が採られていないような、また、BOMを基幹情報とした生産情報システムが整備されていないような中小の製造企業においても、製造された製品に用いられている部品の製造シリアル番号やロット番号などのトレーサビリティ情報を収集することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について、適宜、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
(製品製作の業務フロー)
まず、図1および図2を参照しながら、製品製作工場における製品製作の業務フローについて説明する。ここで、図1は、製品製作工場における部品および製作品に係る物流の一態様を示した図、図2は、製品製作工場における業務フローの例を示した図である。なお、ここでは、主として、人の行為や物の流れについて説明する。
製品を製作するには、まず、注文伝票に基づき、必要な部品を購入する。その部品が納入されると、納品の検収担当者は、購入伝票101に基づき、購入部品を受け入れるとともに(ステップS10)、受入れ検査を実施する(ステップS11)。受入れ検査では、最低でも、納入された部品と注文した部品とを比較して、その名称、型式、員数が一致しているかを検査する。また、検収担当者は、受入れ検査に合格した購入部品について、その収納ケースまたは部品そのものに付されているロット番号または製造シリアル番号を、バーコードリーダなどを用いて取得し(ステップS12)、その部品を収納した収納ケースを部品倉庫110に入庫し(ステップS13)、所定の棚などに収納して保管する。
次に、部品の配膳担当者は、配膳指示書102に従って、部品倉庫110の収納ケースから指示された部品を小分けなどして取出し、搬送ケースなどに詰替える(ステップS20)。そのとき、先にステップS12で取得したその部品のロット番号のバーコードラベルを作成し、そのバーコードラベルをその搬送ケースに添付する(ステップS21)。そして、配膳担当者は、その部品を詰めた搬送ケースを運搬カート151,153などに積載して、製作ショップ120,130まで運搬し(ステップS22)、運搬した部品を通常は部品ケースに収納したまま部品棚121,131の所定の位置に配膳する(ステップS23)。
なお、配膳指示書により半製品を部品として配膳することが指示されていた場合には、配膳担当者は、前記と同様に、半製品倉庫140から半製品を取出し、その取出した半製品を、運搬カート154などに積載して製作ショップ130へ運搬し(ステップS22)、部品棚131の所定の位置に配膳する(ステップS23)。
次に、所定の部品が製作ショップ120,130の部品棚121,131に配膳されると、製作担当者は、製作指示書103に従って、製品または半製品(以下、まとめて製作品という)の製作を開始する。まず、製作担当者は、部品棚121,131から製作品として必要な組付部品を取出す(ステップS30)。ここで、組付部品とは、製作品を組立てていく(組付けていく)上で必要な部品をいい、言い換えれば、製作品を構成する部品である。
この組付部品を取出すとき、先にステップS21で搬送ケースに添付したバーコードラベルまたはその部品自体に貼付されているバーコードラベルなどから、その組付部品に付されているロット番号または製造シリアル番号を読取る(ステップS31)。そして、その読取ったロット番号または製造シリアル番号を、その製作品に付与されたロット番号または製造シリアル番号に関連付け(ステップS32)、関連付けたそれらの情報を所定のデータベースに登録する。そして、製作担当者は、ステップS30で取出した組付部品を製作品に組付け(ステップS33)、製作品を製作する。
製作担当者は、これらステップS30〜ステップS33を、製作指示書103で指示されたすべての組付部品の組付けが完了するまで(ステップS34でNo)繰り返し実行する。また、組付部品の組付けが完了すると(ステップS34でYes)、製作担当者は、以上のようにして製作した製品を製作品払出棚122,132へ払出す(ステップS35)。なお、このとき、製作ショップ120,130で製作された製作品は、製作ショップ120の製作品払出棚122に示されているように半製品であることもある。
図2では、これ以降の業務フローの記載を省略しているが、この業務フローに引き続き、配膳担当者は、製作品払出棚122,132に払い出されている製品または半製品を運搬カート152,155などに積載して回収し、回収した製品または半製品を半製品倉庫140または完成品倉庫150に収納する。また、完成品倉庫に収納された製品は、出荷検査などの工程を経て適宜出荷される。
なお、以上に示した図1および図2の説明において、運搬カート151〜155は、自動搬送車や搬送ロボットであってもよく、配膳担当者は、ハンドラやアームなどを有するロボットであってもよい。また、製作担当者の業務の一部または全部を、ハンドラやアームなどを有するロボットなどが行ってもよい。また、図1では、製作ショップ120,130は、いわゆるセル生産方式におけるセルショップであるように記載されているが、セルショップに限らず、流れ作業のラインにおける所定の区間の工程であってもよい。
(システムの構成)
図3は、本発明の実施形態に係るトレーサビリティ情報収集システムの構成の例を示した図である。図3に示すように、トレーサビリティ情報収集システム1は、購入部品情報入力端末2と、製作品情報入力端末4とが、通信ネットワーク5を介して、供給部品や製作品のトレーサビリティ情報に係るデータベースを管理するデータベースサーバ3に接続されて構成される。
購入部品情報入力端末2は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などの主メモリ、ハードディスク装置などからなる情報処理部21に、キーボード22、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置23、バーコードリーダ24、バーコードプリンタ25などが接続されて構成される。そして、情報処理部21は、購入部品情報取得部211、購入部品トレーサビリティ情報取得部212、購入部品トレーサビリティ情報登録部213などの機能ブロックを含んで構成される。これらの機能ブロック211,212,213の機能の詳細については後記するが、その機能は、前記CPUが前記主メモリにロードされている所定のプログラムを実行することによって実現される。
同様に、製作品情報入力端末4は、図示しないCPU、RAMなどの主メモリ、ハードディスク装置などからなる情報処理部41に、キーボード42、LCDなどの表示装置43、バーコードリーダ44、バーコードプリンタ45などが接続されて構成される。そして、情報処理部41は、製作指示情報取得部411、組付部品トレーサビリティ情報取得部412、製作品トレーサビリティ情報登録部413などの機能ブロックを含んで構成される。これらの機能ブロック411,412,413の機能の詳細については後記するが、その機能は、前記CPUが前記主メモリにロードされている所定のプログラムを実行することによって実現される。
また、データベースサーバ3は、図示しないCPU、RAMなどの主メモリ、ハードディスク装置などからなる情報処理部を含んで構成される。そして、そのハードディスク装置には、購入部品情報記憶部31、トレースレベル情報記憶部32、製作指示情報記憶部33、購入部品トレーサビリティ情報記憶部34、製作品トレーサビリティ情報記憶部35などからなるデータベースが構成されている。また、主メモリには、一般的なデータベース管理プログラムがロードされ、前記CPUがそのデータベース管理プログラムを実行することによって、前記データベースを管理する。
また、通信ネットワーク5は、例えば、イーサネット(登録商標)などを用いて構成された工場内のLAN(Local Area Network)などであり、その通信ネットワーク5には、購入部品情報入力端末2、製作品情報入力端末4、データベースサーバ3などが接続されるほか、他のシステムに係る情報処理装置が接続されてもよい。
(データベースサーバに記憶される情報の構成)
図4は、本実施形態に係るデータベースサーバ3の購入部品情報記憶部31における購入部品情報の構成の例を示した図である。図4に示すように、購入部品情報は、注文番号、部品型式ID、部品名、取引先、メーカ、メーカ型式、注文員数、納期、納入員数、納入日などのフィールドを含んで構成される。これらのフィールドに記憶される情報は、主として、購入伝票または購入伝票に付属する納品書に記載されている情報に基づき入力される。そして、これらのフィールドの情報が意味するものは、“部品型式ID”を除き、いずれも通常用いられる意味と同じなのでその説明を省略する。
なお、“部品型式ID”は、部品名および部品型式を特定するための識別情報であり、本実施形態のトレーサビリティ情報収集システム1を適用する製造工場や製造企業で、独自に、ユニークな番号として採番した番号である。このとき、部品型式IDには、部品が同じ部品名および同じ部品型式であっても、適用する製作品によって異なる番号または符号を採番してもよい。すなわち、部品が同じ部品名および同じ部品型式であっても、製品Aに適用するときの部品型式IDと、製品Bに適用するときの部品型式IDとが異なっていても構わない。
図5は、本実施形態に係るデータベースサーバ3のトレースレベル情報記憶部32におけるトレースレベル情報の構成の例を示した図である。図5に示すように、トレースレベル情報は、部品型式ID、トレースレベルなどのフィールドを含んで構成される。ここで、トレースレベルとは、部品を管理するレベルを意味し、本実施形態では、トレースレベルを次のように定める。
トレースレベルの“1”は、部品を1個ごとに識別して管理することを意味する。すなわち、トレースレベルが“1”の部品には、1個ごとにシリアル番号を付して管理する。そのシリアル番号としては、部品の製造メーカで付番された製造シリアル番号をそのまま利用してもよく、トレーサビリティ情報収集システム1を適用する範囲でユニークな内部シリアル番号を付番してもよい。
トレースレベルの“2”は、トレーサビリティ情報収集システム1における部品の1つの内部ロット番号を、製造メーカで付した1つのロット番号に対応付けて管理することを意味する。従って、トレースレベルが“2”の部品を購入したとき、その購入部品のロットに製造メーカで付した複数のロット番号の部品が混在していた場合には、その購入部品をそれぞれの製造メーカで付したロット番号ごとに分別し、その分別した購入部品に対し各々異なる内部ロット番号を付す。
トレースレベルの“3”は、トレーサビリティ情報収集システム1における部品の1つの内部ロット番号を、製造メーカで付した複数のロット番号に対応付けて管理することを意味する。従って、トレースレベルが“3”の部品を購入したとき、その購入部品のロットに製造メーカで付した複数のロット番号の部品が混在していた場合には、その購入部品を分別することはせず、その購入部品に対して、その購入部品のロットに含まれていた製造メーカで付した複数のロット番号を対応付けた1つの内部ロット番号を付番して管理する。
トレースレベルの“4”は、トレーサビリティ情報収集システム1における部品の内部ロット番号を、製造メーカで付した複数のロット番号に対応付けることなく管理することを意味する。従って、トレースレベルが“4”の部品を購入したときには、その購入部品については、製造メーカで付したロット番号があるか否かに関わらず、ロット番号の調査を行わない。
なお、以上のトレースレベルは、図5に示したように、部品型式IDに関連付けて定められるので、同じ部品名かつ同じ部品型式の部品であっても、例えば、適用する製作品が異なる場合には、異なるトレースレベルの部品として管理することができる。
図6は、本実施形態に係るデータベースサーバ3の製作指示情報記憶部33における製作指示情報の構成の例を示した図である。図6に示すように、製作指示情報は、製作指示番号、部品型式ID、製作品名、製作指示員数、製作実績員数、製作完了日などのフィールドを含んで構成される。
ここで、製作指示番号は、製作ショップ120,130の製作担当者に対する製作指示書103の識別情報である。部品型式IDは、その製作指示番号の製作指示書103に基づき製作される製作品の識別情報、製作品名は、その製作される製作品の名称である。また、製作指示員数、製作実績員数および製作完了日は、これらの用語が通常意味する通りのものを意味する。
なお、図6における部品型式IDは、本来なら、製作品型式IDと呼んだほうがよい。しかしながら、製作指示書103によって製作される製作品は、半製品であることもあり、その場合には、製作品は、部品として取り扱われる。そこで、本実施形態では、製作品も、その名称および型式を部品型式IDで識別するものとし、型式IDという呼称を使用しなかった。
図7は、本実施形態に係るデータベースサーバ3の購入部品トレーサビリティ情報記憶部34における購入部品トレーサビリティ情報の構成の例を示した図である。図7に示すように、購入部品トレーサビリティ情報は、内部ロット番号、注文番号または製作指示番号、詳細情報格納アドレスなどのフィールドを含んで構成される。また、購入部品トレーサビリティ情報記憶部34は、購入部品トレーサビリティ情報についての詳細情報、つまり、購入部品のロット番号または製造シリアル番号を記憶する詳細情報領域を備える。
ここで、内部ロット番号は、基本的には、1つの注文番号に対応する購入部品の1ロット、または、製作指示番号に対応する製作品の1ロットに対して付番される。従って、1つの注文番号または製作指示番号は、基本的には、1つの内部ロット番号に対応付けられる。ただし、トレースレベルの定義から、トレースレベルが“2”の部品であって、購入部品に複数のロット番号の部品が混在する場合には、1つの注文番号に複数の内部ロット番号が対応付けられる。なお、本明細書において、単に「ロット番号」という場合には、「製造メーカで付番したロット番号」を意味する。
また、図7において、内部ロット番号には、詳細情報格納アドレスが対応付けられている。ここで、詳細情報格納アドレスは、詳細情報領域を指し示すアドレスを意味する。そして、その詳細情報格納アドレスが指し示す詳細情報領域には、データ数とそのデータ数分の詳細情報、つまり、ロット番号または製造シリアル番号が格納される。
なお、この詳細情報領域に格納されるロット番号または製造シリアル番号は、前記の内部ロット番号に対応する注文番号の購入伝票101によって購入された部品に付されていたロット番号もしくは製造シリアル番号、または、前記の内部ロット番号に対応する製作指示番号の製作指示書103によって製作された製作品に付されたロット番号もしくは製造シリアル番号である。
図8は、本実施形態に係るデータベースサーバ3の製作品トレーサビリティ情報記憶部35における製作品トレーサビリティ情報の構成の例を示した図である。図8に示すように、製作品トレーサビリティ情報は、製作品ロット番号または製造シリアル番号、製作指示番号、詳細情報格納アドレスなどのフィールドを含んで構成される。また、製作品トレーサビリティ情報記憶部35は、製作品トレーサビリティ情報についての詳細情報、つまり、製作品の内部ロット番号または製造シリアル番号を記憶する詳細情報領域を備える。
ここで、製作品ロット番号または製造シリアル番号は、それに対応する製作指示番号の製作指示書103によって製作された製作品に付番されたロット番号または製造シリアル番号である。また、詳細情報格納アドレスは、詳細情報領域を指し示すアドレスを意味する。そして、その詳細情報格納アドレスが指し示す詳細情報領域には、データ数とそのデータ数分の詳細情報、つまり、内部ロット番号または製造シリアル番号が格納される。
このとき、この詳細情報領域に格納される内部ロット番号または製造シリアル番号は、前記の製作指示番号の製作指示書103によって製作された製作品に使用された部品の内部ロット番号または製造シリアル番号である。従って、以上のような製作品トレーサビリティ情報があれば、製作品を構成する部品のロット番号または製造シリアル番号を知ることができる。
なお、この製作品トレーサビリティ情報における詳細情報は、その製作品のトレースレベルが“1”の場合には、製作品1個ごとに作成され、トレースレベルが“1”でない場合には、製作指示されたロット(通常、製作指示書103の1枚に対応する)ごとに作成される。
(購入部品情報入力端末における処理フロー)
図9は、本実施形態に係る購入部品情報入力端末2の情報処理部21が購入部品受入れ時に実行する処理の処理フローの例を示した図である。また、図10は、購入部品情報入力端末2の情報処理部21が図9の処理フローを実行するときに表示装置23に表示する表示画面の例を示した図である。
図9に示すように、購入部品情報入力端末2の情報処理部21は、まず、表示装置23に購入部品受入れを行うための表示画面を表示する(ステップS40)。その表示画面の例は、図10に示す通りであるが、その初期画面では、入力ボックス(横長四角の枠内)は、すべて空白である。
次に、情報処理部21は、購入部品の購入伝票101に付されている注文番号を入力する(ステップS41)。その入力は、キーボード22またはバーコードリーダ24を介して行われる。すなわち、情報処理部21は、検収担当者がキーボード22からキーインする注文番号を読取ってもよく、あるいは、購入伝票101または購入部品の収納ケースなどに注文番号などの情報を含んだバーコードラベルが貼付されている場合には、バーコードリーダ24によってそのバーコードラベルから注文番号を読取ってもよい。以上、ステップS41が実行されると、図10の表示画面において、注文番号の入力ボックスにその入力された注文番号が表示される。
次に、情報処理部21は、購入伝票101により購入した購入部品の購入部品情報を取得し、表示装置23の表示画面に表示する(ステップS42)。ここで、情報処理部21は、検収担当者がキーボードなどから入力する情報に基づき、購入部品情報を取得する。ただし、注文部品情報が注文伝票発行時などにすでに入力され、例えば、その注文部品情報がデータベースサーバ3の注文部品情報記憶部(図3に図示せず)などに登録されている場合には、注文部品情報と購入部品情報とは通常同じなので、情報処理部21は、注文番号をキーとしてその注文部品情報記憶部を参照することによって、注文部品情報つまり購入部品情報を取得することができる。
以上、ステップS42が実行されると、図10の表示画面において、購入部品情報の項目(部品型式ID、部品名、注文員数、納期、取引先、メーカ、メーカ型式)のそれぞれの入力ボックスには、注文部品情報記憶部などから取得された購入部品情報が表示される。ただし、注文部品情報に基づき購入部品情報を取得した場合であって、その注文部品情報と購入部品情報とに相異があった場合には、適宜、検収担当者がキーボードなどから入力する情報に基づき修正する。
次に、情報処理部21は、購入部品の納入員数と納入日との情報を入力する(ステップS43)。すなわち、情報処理部21は、購入部品を検収した結果に基づき検収担当者がキーボード22などからキーインする納入員数と納入日との情報を読取る。
以上、ステップS43が実行されると、図10の表示画面において、検収内容の納入員数および納入日の入力ボックスそれぞれには、入力された納入員数および納入日の情報が表示される。
また、情報処理部21は、ステップS43までの処理を実行すると、そのとき注文番号の入力ボックスに表示されている注文番号の購入部品に対する購入部品情報(図4参照)をすべて取得したことになるので、この時点で、その取得した購入部品情報を購入部品情報記憶部31に登録する(図示省略)。
次に、情報処理部21は、当該購入部品のトレースレベル情報を取得する(ステップS44)。このとき、トレースレベル情報記憶部32には、部品型式IDに関連付けたトレースレベル情報が設定されているものとする。従って、情報処理部21は、部品型式IDの入力ボックスに表示されている部品型式IDをキーにしてトレースレベル情報記憶部32を参照することにより、トレースレベル情報を取得することができる。
次に、情報処理部21は、当該購入部品に対して、あらかじめ定められた規則に従って内部ロット番号を採番する(ステップS45)。ここで、あらかじめ定められた規則とは、本実施形態のトレーサビリティ情報収集システム1を適用する範囲内でユニークな番号を採番する規則であれば、どのようなルールであってもよい。
次に、情報処理部21は、当該購入部品のトレーサビリティ情報の詳細情報、つまり、購入部品のロット番号または製造シリアル番号を格納する領域を指し示す詳細情報格納アドレスを取得する(ステップS46)。なお、詳細情報格納アドレスとしては、通常、詳細情報領域の空領域(データ未格納領域)の先頭アドレスが選ばれる。
以上、ステップS44〜ステップS46の処理により、購入部品トレーサビリティ情報(図7参照)の各フィールドの情報が得られたことになるので、それらを購入部品トレーサビリティ情報記憶部34に登録する(図示省略)。
次に、情報処理部21は、当該購入部品のトレースレベルが“1”であるか否かを判定する(ステップS47)。そして、そのトレースレベルが“1”であった場合には(ステップS47でYes)、その購入部品そのものに付されている製造シリアル番号を入力し(ステップS48)、その入力した製造シリアル番号を詳細情報領域に格納する(ステップS49)。なお、ステップS48では、情報処理部21は、キーボード22またはバーコードリーダ24を介して製造シリアル番号を取得する。すなわち、情報処理部21は、検収担当者がキーボード22からキーインする製造シリアル番号を読取ってもよく、あるいは、購入部品そのものに製造シリアル番号を含んだバーコードラベルが貼付されている場合には、バーコードリーダ24によってそのバーコードラベルから製造シリアル番号を読取ってもよい。
次に、情報処理部21は、当該購入部品すべてについて製造シリアル番号の入力が完了したか否かを判定し(ステップS50)、入力が完了していない場合には(ステップS50でNo)、ステップS48とステップS49とを繰り返す。また、入力が完了した場合には(ステップS50でYes)、詳細情報領域への製造シリアル番号の格納が完了したことになるので、購入部品受入れ時の処理を終了する。
また、ステップS47で当該購入部品のトレースレベルが“1”でなかった場合には(ステップS47でNo)、情報処理部21は、さらに、そのトレースレベルが“2”または“3”であるかを判定する(ステップS51)。そして、そのトレースレベルが“2”または“3”であった場合には(ステップS51でYes)、その購入部品に付されているロット番号を入力し(ステップS52)、その入力したロット番号を詳細情報領域に格納する(ステップS53)。なお、ステップS52では、情報処理部21は、キーボード22またはバーコードリーダ24を介してロット番号を入力する。すなわち、情報処理部21は、検収担当者がキーボード22からキーインするロット番号を読取ってもよく、あるいは、購入部品そのものにロット番号を含んだバーコードラベルが貼付されている場合には、バーコードリーダ24によってそのバーコードラベルからロット番号を読取ってもよい。
次に、情報処理部21は、当該購入部品すべてについてロット番号の入力が完了したか否かを判定し(ステップS54)、入力が完了していない場合には(ステップS54でNo)、ステップS52とステップS53とを繰り返す。また、入力が完了した場合には(ステップS54でYes)、詳細情報領域へのロット番号の格納が完了したことになるので、購入部品受入れ時の処理を終了する。
また、ステップS51で当該購入部品のトレースレベルが“2”でも“3”でもなかった場合には(ステップS51でNo)、トレースレベルは“4”であることになるが、この場合には、詳細情報領域には何も格納せずに、そのまま購入部品受入れ時の処理を終了する。
(製作品情報入力端末における処理フロー)
図11は、本実施形態に係る製作品情報入力端末4の情報処理部41が製作品製作時に実行する処理の処理フローの例を示した図である。また、図12は、製作品情報入力端末4の情報処理部41が図11の処理フローを実行するときに表示装置43に表示する表示画面の例を示した図である。ただし、図11に示す処理フローは、説明が煩雑になるのを避けるために、製作品のトレースレベルは“1”で、製作品に組付けられる部品のトレースレベルは“2”,“3”または“4”であるとする。
図11に示すように、製作品情報入力端末4の情報処理部41は、まず、表示装置43に製作品製作時の表示画面を表示する(ステップS60)。その表示画面の例は、図12に示す通りであるが、その初期画面では、入力ボックス(横長四角の枠内)は、すべて空白である。
次に、情報処理部41は、製作品の製作指示書103に付されている製作指示番号を入力する(ステップS61)。その入力は、キーボード42またはバーコードリーダ44を介して行われる。すなわち、情報処理部41は、製作担当者がキーボード42からキーインする製作指示番号を読取ってもよく、あるいは、製作指示書103に製作指示番号のバーコードが印刷されている場合には、バーコードリーダ44によってそのバーコードから製作指示番号を読取ってもよい。以上、ステップS61が実行されると、図12の表示画面において、製作指示番号の入力ボックスにその入力された製作指示番号が表示される。
次に、情報処理部41は、入力された製作指示番号に基づき、その製作指示が新規製作指示であるか否かを判定する(ステップS62)。そして、その製作指示が新規製作指示であった場合には(ステップS62でYes)、製作指示書103に示されている製作指示情報を入力し、それを表示装置43の表示画面に表示する(ステップS63)。なお、情報処理部41は、製作担当者がキーインする情報をキーボード42から読取ることによって、製作指示情報を入力してもよく、また、フレキシブルディスクなどの可搬情報記憶媒体に記憶された製作指示情報を、フレキシブルディスク装置などその読取装置を介して読取ることによって入力してもよい。
次に、情報処理部41は、製作しようとしている製作品に対して、あらかじめ定められた規則に従って製造シリアル番号を採番する(ステップS64)。このとき、製造シリアル番号としては、本実施形態のトレーサビリティ情報収集システム1を適用する範囲内でユニークな番号を採番する。
ここまでの処理により、図12の表示画面において、製作指示情報の部品型式ID、製作品名、製作員数、製作品製造シリアル番号など情報がその入力ボックスに表示される。また、図12において、製作着手日時や製作ショップの情報は、製作担当者によって、キーボード42から入力される情報を表示するようにしてもよく、また、製作品情報入力端末4に内蔵されるカレンダや製作ショップ情報記憶部(図3に図示せず)から取得した情報を表示するようにしてもよい。また、完成員数は、製作が終わった製作品の数をカウントするカウンタの内容を表示するようにしてもよい。
次に、製作担当者は、製作指示書103に添付された設計図面などに従って部品棚から製作品に取り付ける組付部品を取出し、その取出した組付部品を互いに組付けて製作品を製作する。その際、製作担当者は、その取出した取付部品またはその取付部品の搬送ケース(収納ケースを兼ねる)にバーコードリーダ44をかざす。すなわち、情報処理部41は、バーコードリーダ44を介して組付部品のロット番号を取得する(ステップS66)。そして、その取得した組付部品のロット番号を表示装置43の表示画面の組付ロット情報の領域に表示する。なお、このとき得られるロット番号は、内部ロット番号である。
次に、情報処理部41は、例えば、製作担当者がキーボード42などから入力する情報に基づき、組付が完了したか否かを判定する(ステップS67)。その結果、組付が完了したと判定されなかった場合には(ステップS67でNo)、ステップS66を繰り返し実行する。また、組付が完了したと判定された場合には(ステップS67でYes)、製作品の製作が終了したことになる。
そこで、製作品の製作が終了した場合には、情報処理部41は、表示装置43の表示画面にメッセージを表示するなどして、製作担当者に対し、ここまでのステップで入力したデータについてそのデータを訂正する必要があるか否かを問合わせる。そして、製作担当者は、その問合せに応じてキーボード42などからデータ訂正があるか否かの応答情報を入力する。そこで、情報処理部41は、その応答情報を読取って、その応答情報がデータ訂正ありを意味するものであるか否かを判定する(ステップS68)。
その結果、その応答情報がデータ訂正ありを意味するものでなかった場合には(ステップS68でNo)、情報処理部41は、当該製作品に組付けられた組付部品のロット情報を製作品トレーサビリティ情報記憶部35に登録する(ステップS72)。なお、その登録処理においては、図8に示したように、当該製作品の製造シリアル番号を製作品トレーサビリティ情報の「製作品ロット情報または製造シリアル番号」のフィールドに格納し、当該製作品の製作指示番号を「製作指示番号」のフィールドに格納し、さらに、詳細アドレス領域の空領域を指し示す詳細情報格納アドレスを「詳細情報格納アドレス」のフィールドに格納する。そして、その詳細情報格納アドレスが指し示す詳細領域に取付部品のロット番号を格納する(ただし、その先頭にロット番号の数を格納する)。
次に、情報処理部41は、バーコードプリンタ45によって当該製作品の製造シリアル番号のバーコードをバーコードラベルなどに印刷し(ステップS73)、製作品情報入力端末4における処理を終了する。なお、このときプリントされたバーコードラベルは、適宜、当該製作品に貼付される。
また、ステップS62において、製作指示が新規製作指示でなかった場合には(ステップS62でNo)、情報処理部41は、キーボード42を介して製作担当者によって入力された情報に基づき、その製作指示が組付追加であるか否かを判定する(ステップS65)。そして、その判定の結果、その製作指示が組付追加であった場合には(ステップS65でYes)、ステップS66以降の処理を実行する。また、その製作指示が組付追加でなかった場合には(ステップS65でNo)、ステップS68以降の処理を実行する。
また、ステップS68において、製作担当者が入力する応答情報がデータ訂正ありを意味するものであった場合には(ステップS68でYes)、情報処理部41は、キーボード42を介して製作担当者によって入力される情報に基づき、訂正するデータを指定する(ステップS69)。そして、情報処理部41は、バーコードリーダ44を介して訂正するデータに係る組付部品のバーコードラベルから、その組付部品のロット番号を取得する(ステップS70)。
そして、情報処理部41は、キーボード42を介して製作担当者によって入力される情報に基づき、訂正終了か否かを判定する(ステップS71)。その判定の結果、訂正終了でなかった場合には(ステップS71でNo)、ステップS69へ戻り、ステップS69以降の処理を実行する。また、訂正終了であった場合には(ステップS71でYes)、製作品の製作がデータの訂正も含め終了したことになるので、情報処理部41は、ステップS72およびステップS73の処理を実行し、その後、製作品情報入力端末4における処理を終了する。
なお、図11に示した処理フローは、製作品のトレースレベルが“1”で、製作品に組付けられる部品のトレースレベルが“2”,“3”または“4”であるとしたが、製作品に組付けられる部品のトレースレベルが“1”であるものも含む場合には、基本的には、図11で示した処理フローと同じでよい。相違点は、ステップS66およびステップS70においては、ロット番号だけでなく、製造シリアル番号も取得されることがあること、ステップS72において、組付部品のロット番号または製造シリアル番号が製作品トレーサビリティ情報記憶部35へ登録されることなどである。
また、製作品のトレースレベルが“2”,“3”または“4”である場合にも、同様の処理フローを作成することができ、組付部品のロット番号を製作品のロット番号に関連付けた情報を、製作品トレーサビリティ情報記憶部35へ登録することができる。
いずれにせよ、本実施形態によれば、購入伝票101に記載されている情報と、簡単な製作指示書103に示されている製作指示情報とがあれば、製作担当者が組付部品を製作品に組付けるときに、その組付部品から組付部品に付されているロット番号または製造シリアル番号を取得することによって、その製作品に係るトレーサビリティ情報を収集することができる。すなわち、本実施形態によれば、かんばん方式の製造形態が採られていなくても、また、BOMを基幹情報とした生産情報システムが整備されていない場合であっても、製作品に係る製造シリアル番号やロット番号などのトレーサビリティ情報を収集することができる。
(実施形態の変形例)
以上に説明した実施形態においては、部品や製作品には製造シリアル番号やロット番号の情報を含んだバーコードラベルが添付または貼付されているとしたが、バーコードラベルに代えてRFID(Radio Frequency Identification)タグが添付または貼付されていてもよい。この場合には、購入部品情報入力端末2は、バーコードリーダ24およびバーコードプリンタ25に代えて、RFIDタグリーダ・ライタを備える。また、また、製作品情報入力端末4も、バーコードリーダ44およびバーコードプリンタ45に代えて、RFIDタグリーダ・ライタを備える。
また、本実施形態においては、データベースサーバ3は、購入部品情報入力端末2および製作品情報入力端末4から独立した情報処理装置としているが、データベースサーバ3が、購入部品情報入力端末2または製作品情報入力端末4のいずれかに含まれる構成であってもよい。
製品製作工場における部品および製作品に係る物流の一態様を示した図である。 製品製作工場における業務フローの例を示した図である。 本発明の実施形態に係るトレーサビリティ情報収集システムの構成の例を示した図である。 本実施形態に係るデータベースサーバの購入部品情報記憶部における購入部品情報の構成の例を示した図である。 本実施形態に係るデータベースサーバのトレースレベル情報記憶部におけるトレースレベル情報の構成の例を示した図である。 本実施形態に係るデータベースサーバの製作指示情報記憶部における製作指示情報の構成の例を示した図である。 本実施形態に係るデータベースサーバの購入部品トレーサビリティ情報記憶部における購入部品トレーサビリティ情報の構成の例を示した図である。 本実施形態に係るデータベースサーバの製作品トレーサビリティ情報記憶部における製作品トレーサビリティ情報の構成の例を示した図である。 本実施形態に係る購入部品情報入力端末の情報処理部が購入部品受入れ時に実行する処理の処理フローの例を示した図である。 本実施形態に係る購入部品情報入力端末の情報処理部が図9の処理フローを実行するときに表示装置に表示する表示画面の例を示した図である。 本実施形態に係る製作品情報入力端末の情報処理部が製作品製作時に実行する処理の処理フローの例を示した図である。 本実施形態に係る製作品情報入力端末の情報処理部が図11の処理フローを実行するときに表示装置に表示する表示画面の例を示した図である。
符号の説明
1 トレーサビリティ情報収集システム
2 購入部品情報入力端末
3 データベースサーバ
4 製作品情報入力端末
5 通信ネットワーク
21,41 情報処理部
22,42 キーボード
23,43 表示装置
24,44 バーコードリーダ
25,45 バーコードプリンタ
31 購入部品情報記憶部
32 トレースレベル情報記憶部
33 製作指示情報記憶部
34 購入部品トレーサビリティ情報記憶部
35 製作品トレーサビリティ情報記憶部
101 購入伝票
102 配膳指示書
103 製作指示書
110 部品倉庫
120,130 製作ショップ
121,131 部品棚
122,132 製作品払出棚
140 半製品倉庫
150 完成品倉庫
151,152,153,154,155 運搬カート
211 購入部品情報取得部
212 購入部品トレーサビリティ情報取得部
213 購入部品トレーサビリティ情報登録部
411 製作指示情報取得部
412 組付部品トレーサビリティ情報取得部
413 製作品トレーサビリティ情報登録部

Claims (6)

  1. 購入部品に係る処理を行う購入部品情報入力端末と、前記購入部品を用いて製作される製作品に係る処理を行う製作品情報入力端末と、によるトレーサビリティ情報収集方法であって、
    前記購入部品情報入力端末が、前記購入部品を用いた前記製作品の製作前の処理として、
    前記購入部品について、記憶部に記憶されているトレースレベル情報を参照して当該購入部品の管理レベルを取得する処理と、
    前記購入部品の管理レベルが購入部品を1つ1つ識別して管理する第1の管理レベルの場合には、当該購入部品の個々に付された部品製造シリアル番号を員数分、記憶する処理と、
    前記購入部品の管理レベルが購入部品をロットごとに管理する第2の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在すれば、当該複数のロット番号のそれぞれに対応する複数の一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した各内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理と、
    前記購入部品の管理レベルが前記第2の管理レベルよりも低位のレベルで管理する第3の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在するときでも、1つの一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した1つの内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理と、
    を実行し、
    前記製作品情報入力端末が、前記購入部品を部品として前記製作品を製作する際の処理として、
    製作しようとしている製作品の1つ1つに付与する一意な製作品製造シリアル番号または製作品のロットごとに付与する一意な製作品ロット番号を作成する処理と、
    前記製作品の製作に際して当該製作品に組み付けられる部品に付された前記部品製造シリアル番号または前記内部ロット番号を取得する処理と、
    前記製作品製造シリアル番号または前記製作品ロット番号に、前記取得した部品ごとの前記部品製造シリアル番号および/または前記内部ロット番号を対応づけることで前記製作品に係るトレーサビリティ情報を作成する処理と、
    を実行すること、
    を特徴とするトレーサビリティ情報収集方法。
  2. 前記製作前の処理において、前記第1の管理レベルでも、前記購入部品の一纏まりに対して1つの一意な内部ロット番号を作成し、
    前記第1の管理レベルでは、内部ロット番号と前記部品製造シリアル番号とが1対N(N≧1)となるように前記内部ロット番号と部品製造シリアル番号との対応関係を記憶し、
    前記第1の管理レベルでの対応関係と、前記第2の管理レベルでの対応関係と、前記第3の管理レベルでの対応関係とを含む、前記内部ロット番号に対応づけられた購入部品に係るトレーサビリティ情報を作成すること、
    を特徴とする請求項1に記載のトレーサビリティ情報収集方法。
  3. 前記部品製造シリアル番号は、部品の製造メーカで付番されたその購入部品に一意な番号、または、当該トレーサビリティ情報収集方法が適用される範囲で付番されたその購入部品に一意な番号であること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のトレーサビリティ情報収集方法。
  4. 前記購入部品の注文番号に対応づけて前記購入部品の部品型式識別情報が登録された購入部品情報が記憶部に記憶されており、
    前記トレースレベル情報は、前記部品型式識別情報に対応づけて前記部品型式識別情報が登録されており、
    前記購入部品情報入力端末は、前記管理レベルを取得する処理において、
    前記購入部品の注文番号の入力に対して、前記購入部品情報を参照して、対応する部品型式識別情報を取得し、
    前記取得した部品型式識別情報に対して、前記トレースレベル情報を参照して、対応する購入部品の管理レベルを取得すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトレーサビリティ情報収集方法。
  5. 購入部品に係る処理を行う購入部品情報入力端末と、前記購入部品を用いて製作される製作品に係る処理を行う製作品情報入力端末と、を含んでなるトレーサビリティ情報収集システムであって、
    前記購入部品を用いた前記製作品の製作前の処理を行う前記購入部品情報入力端末は、
    前記購入部品について、記憶部に記憶されているトレースレベル情報を参照して当該購入部品の管理レベルを取得する処理部と、
    前記購入部品の管理レベルが購入部品を1つ1つ識別して管理する第1の管理レベルの場合には、当該購入部品の個々に付された部品製造シリアル番号を員数分、記憶する処理部と、
    前記購入部品の管理レベルが購入部品をロットごとに管理する第2の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在すれば、当該複数のロット番号のそれぞれに対応する複数の一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した各内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理部と、
    前記購入部品の管理レベルが前記第2の管理レベルよりも低位のレベルで管理する第3の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在するときでも、1つの一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した1つの内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理部と、
    を備え、
    前記購入部品を部品として前記製作品を製作する際の処理を行う前記製作品情報入力端末は、
    製作しようとしている製作品の1つ1つに付与する一意な製作品製造シリアル番号または製作品のロットごとに付与する一意な製作品ロット番号を作成する処理部と、
    前記製作品の製作に際して当該製作品に組み付けられる部品に付された前記部品製造シリアル番号または前記内部ロット番号を取得する処理部と、
    前記製作品製造シリアル番号または前記製作品ロット番号に、前記取得した部品ごとの前記部品製造シリアル番号および/または前記内部ロット番号を対応づけることで前記製作品に係るトレーサビリティ情報を作成する処理部と、
    を備えること、
    を特徴とするトレーサビリティ情報収集システム。
  6. 購入部品に係る処理を行う購入部品情報入力端末と、前記購入部品を用いて製作される製作品に係る処理を行う製作品情報入力端末と、を含んでなるトレーサビリティ情報収集システムに用いられ、前記製作品の製作前の処理を行う、前記購入部品情報入力端末であって、
    前記購入部品について、記憶部に記憶されているトレースレベル情報を参照して当該購入部品の管理レベルを取得する処理部と、
    前記購入部品の管理レベルが購入部品を1つ1つ識別して管理する第1の管理レベルの場合には、当該購入部品の個々に付された部品製造シリアル番号を員数分、記憶する処理部と、
    前記購入部品の管理レベルが購入部品をロットごとに管理する第2の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在すれば、当該複数のロット番号のそれぞれに対応する複数の一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した各内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理部と、
    前記購入部品の管理レベルが前記第2の管理レベルよりも低位のレベルで管理する第3の管理レベルの場合には、前記購入部品に複数のロット番号の部品が存在するときでも、1つの一意な内部ロット番号を作成し、当該作成した1つの内部ロット番号と各ロット番号との対応の関係を記憶する処理部と、
    を備え、
    前記製作前の処理において、前記第1の管理レベルでも、前記購入部品の一纏まりに対して1つの一意な内部ロット番号を作成し、
    前記第1の管理レベルでは、内部ロット番号と前記部品製造シリアル番号とが1対N(N≧1)となるように内部ロット番号と部品製造シリアル番号との対応関係を記憶し、
    前記第1の管理レベルでの対応関係と、前記第2の管理レベルでの対応関係と、前記第3の管理レベルでの対応関係とを含む、前記内部ロット番号に対応づけられた購入部品に係るトレーサビリティ情報を作成すること、
    を特徴とする購入部品情報入力端末。
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