JP4850624B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4850624B2
JP4850624B2 JP2006224634A JP2006224634A JP4850624B2 JP 4850624 B2 JP4850624 B2 JP 4850624B2 JP 2006224634 A JP2006224634 A JP 2006224634A JP 2006224634 A JP2006224634 A JP 2006224634A JP 4850624 B2 JP4850624 B2 JP 4850624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
circuit board
side terminal
mounting surface
microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006224634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008048363A (ja
Inventor
和也 金野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2006224634A priority Critical patent/JP4850624B2/ja
Publication of JP2008048363A publication Critical patent/JP2008048363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4850624B2 publication Critical patent/JP4850624B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

本発明は、電子機器及び無線通信端末に関する。
マイクロフォン等の電子部品を、当該電子部品の接続端子を基板の接続端子に当接させるように電子機器に組み込む技術が種々提案されている。特許文献1では、マイクロフォンにマイクロフォンの外周縁を越えて基板に沿う方向に延びる接続端子を設け、基板に設けられた孔部にマイクロフォンを挿入しつつ接続端子を基板に設けられた接続端子に当接させる実装構造が開示されている。
特開2002−281134号公報
しかし、特許文献1の技術では、マイクロフォンの周囲において、マイクロフォン側の端子及び基板側の端子に、これらを互いに当接させるためのコンタクト面を確保する必要がある。コンタクト面は、マイクロフォン側の端子と基板側の端子とが確実に当接するように、ある程度の面積を確保する必要がある。このため、基板が広面積化する。
本発明の目的は、小型化が可能な電子機器及び無線通信端末を提供することにある。
本発明の電子機器は、第1面及び当該第1面と反対側の第2面を有し、前記第1面に空所が形成される回路基板と、前記回路基板に設けられ、前記空所と重なる位置で前記第1面よりも前記第2面側に位置する当接部を有する基板側端子と、前記空所及び前記当接部に重なると共に前記当接部よりも前記第1面側に配置される部品本体と、前記部品本体から突出して前記空所に前記第1面側から前記第2面側へ挿入され前記当接部に当接する部品側端子とを有する電子部品と、を備え、前記電子部品は、電気信号と音響との変換を行う部品であり、前記電子部品と、該電子部品のバックキャビティとして機能する前記空所とで、音響変換部が構成されることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器や無線通信端末を小型化できる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器又は無線通信端末としての携帯電話機1の外観を開状態で示す斜視図である。携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、開状態と閉状態との間で互いに回動可能に連結された第1筐体2及び第2筐体3を備えている。
第1筐体2及び第2筐体3は、それぞれの端部が回動の中心となる連結部4により連結されることにより携帯電話機1全体の筐体を構成するようになっている。第1筐体2及び第2筐体3は、それぞれ概ね薄型直方体状に形成されており、閉状態では互いに重ねあわされて互いの輪郭が略一致する。
第1筐体2には、例えば、通話用のスピーカ9、画像や文字を表示する表示部6が設けられている。第2筐体3には、例えば、通話用のマイクロフォン10、電波を利用した無線通信を行うための送受信用の内蔵アンテナ26(図2参照)、ユーザの操作を受け付ける操作部7が設けられている。
スピーカ9は、第1筐体2の連結部4とは反対側の端部に、換言すれば、携帯電話機1全体の筐体の端部に収納されている。マイクロフォン10及びアンテナ26は、第2筐体3の連結部4とは反対側の端部に、換言すれば、携帯電話機1全体の筐体の端部に収納されている。
図2は、第2筐体3の分解斜視図である。ただし、図2では、キーシート、フレキシブルプリント配線板、シールドケースなどの一部の部材を省略して示している。
第2筐体3は、閉状態で第1筐体2に対向する面側のフロントケース21と、その背面側のリアケース22と、リアケース22の背面側に被せられる蓋体23とを備えている。フロントケース21、リアケース22及び蓋体23は、例えば非導電性の樹脂によりそれぞれ成形されている。フロントケース21とリアケース22とは、例えば、リアケース22に挿通されたネジがフロントケース21に設けられたネジボス27に螺合されることにより固定される。
フロントケース21とリアケース22との間には、フロントケース21側の第1実装面S1、及び、リアケース22側の第2実装面S2(以下、単に「実装面S」といい、これらを区別しないことがある。)を有する回路基板25が配置される。回路基板25は、例えば樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されている。
回路基板25は、例えば、フロントケース21のネジボス27に当接することにより、実装面Sに沿う方向において、第1筐体2及び第2筐体3に対して位置決めされる。また、回路基板25は、例えば、フロントケース21とリアケース22との間に、直接的に、若しくは、シールドケースなどを介在させて間接的に挟まれることにより、実装面Sに直交する方向において、第1筐体2及び第2筐体3に対して位置決めされる。
アンテナ26は、例えば、樹脂性のベース26aと、樹脂性のベースに張り巡らされた導電パターン26bと、導電パターン26bと回路基板25とを接続する不図示の接続端子とを備えている。アンテナ26は、例えば接地アンテナにより構成されており、不図示の送信器や受信器に接続されるとともに、回路基板25の基準電位層35(図3(b)参照)にも接続されている。
フロントケース21の筐体内部側には、マイクロフォン10を位置決めするための部品保持部28が形成されている。部品保持部28は、例えば、マイクロフォン10が挿入される凹部を形成するリブを有している。マイクロフォン10は、収音面10c(図3(b)参照)をフロントケース21の内面に対向させ、フロントケース21と回路基板25の第1実装面S1とに挟まれて固定される。
図3は、マイクロフォン10の実装構造を説明する図であり、図3(a)は、マイクロフォン10実装後の回路基板25の第2実装面S2を示す平面図、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線矢視方向の断面図、図3(c)は、マイクロフォン10実装後の回路基板25の第1実装面S1側を示す平面図、図3(d)は、マイクロフォン10実装前の回路基板25の第2実装面S2を示す分解平面図、図3(e)は、図3(d)のIIIe−IIIe線矢視方向の断面図、図3(f)は、マイクロフォン10実装前の回路基板25の第1実装面S1を示す分解平面図である。なお、図3(b)のみフロントケース21も示している。また、図1及び図2では、マイクロフォン10を円盤形状で示し、図3では、マイクロフォン10を直方体形状で示しているが、実装構造の原理は同一である。
マイクロフォン10は、部品本体10aと、部品側端子10bとを備えている。マイクロフォン10は、例えば、ダイナミックマイクロフォンにより構成されており、特に図示しないが、部品本体10aの外郭を構成する筐体、筐体内部に収納された振動板、永久磁石及びコイル等を備えている。部品本体10aは、収音面10cに入力された音響を振動板で受け、振動板の振動により永久磁石とコイルとを相対移動させ、音響を電気信号に変換して部品側端子10bに出力する。なお、筐体は、振動板の背後(回路基板25側)を密閉していてもよいし、密閉していなくてもよい。
部品側端子10bは、部品本体10aの収音面10cの背面から突出している。部品側端子10bは、例えば、長尺状の板金により構成され、一端が部品本体10aに固定され、他端は自由端である。すなわち、部品側端子10bは、弾性変形により接触圧を確保するバネ端子により構成されている。部品側端子10bの固定端から自由端までは、部品本体10aの回路基板25に対する投影面内に収まっている。部品側端子10bは、電気信号を電位差として出力するように2つ設けられている。
回路基板25には、部品側端子10bを挿入可能な孔部31が設けられている。孔部31の面積は、例えば部品本体10aの回路基板25に対する投影面積よりも小さく、部品本体10aの投影面内に収まっている。孔部31の形状は適宜に設定されてよい。孔部31は、2つの部品側端子10bに対応して2つ設けられている。
回路基板25には、基板側端子32が設けられている。基板側端子32は、例えば板金により構成され、孔部31に掛け渡されるように、換言すれば、孔部31と重なるように、回路基板25の第2実装面S2に固定されている。基板側端子32は、第2実装面S2に対向する面の一部が孔部31を介して第1実装面S1側に露出している。基板側端子32のうち、孔部31から露出する部分は部品側端子10bと当接する当接部32a(図3(a)、図3(b))として機能し、露出しない部分は、基板側端子32を回路基板25に固定する固定部32b(図3(a)、図3(b))として機能する。
なお、当接部32aの面積は、例えば、基板側端子32及び部品側端子10bを確実に当接させるのに必要なコンタクト面を確保可能な大きさであり、固定部32bの面積は、例えば、上記の必要なコンタクト面の面積よりも小さい。基板側端子32は、孔部31を密閉してもよいし、しなくてもよい。
回路基板25の第2実装面S2には、導電パターンにより、孔部31の周囲に設けられた電極33及び電極33に接続された信号線34が形成されている。電極33の配置領域は、例えば、マイクロフォン10の回路基板25に対する投影面内に収まっている。信号線34は、例えば不図示の送信器又は送話器(回路)に接続されている。基板側端子32の固定部32bは、電極33に対して固定されている。固定は、例えば半田により行われている。
上述のように、回路基板25及びマイクロフォン10は、それぞれフロントケース21により位置決めされる。このとき、マイクロフォン10は、回路基板25に対して孔部31に重なる位置に位置決めされ、部品側端子10bは孔部31に第1実装面S1側から第2実装面S2側へ挿入される。そして、部品側端子10bは、基板側端子32の当接部32aに当接する。
以上の実施形態によれば、回路基板25には孔部31が設けられ、基板側端子32は、孔部31と重なる位置に、第1実装面S1よりも第2実装面S2側に位置する当接部32aを有し、部品本体10aは、孔部31及び当接部32aと重なり、当接部32aよりも第1実装面S1側となる位置に配置され、部品側端子10bは、孔部31に第1実装面S1側から第2実装面S2側へ挿入され、当接部32aに当接していることから、当接部32aと部品本体10aとの重複分だけ小面積化が図られるとともに、部品側端子10bが孔部31に挿入されている厚さ分だけ薄型化も図られる。
孔部31の面積は、回路基板25に対する部品本体10aの投影面積よりも小さいから、部品本体10aを挿入可能な孔部を回路基板25に設ける場合に比較して、回路基板の強度低下防止や、基準電位層35の面積縮小による電子部品の性能低下も防止される。
例えば、基準電位層35の面積縮小による基準電位層35に接地されたアンテナ26のアンテナ特性劣化が防止される。特に、アンテナ26の近傍に配置されるマイクロフォン10の配置に関して回路基板25に形成される孔部を小さくしたことから、一層、アンテナ特性劣化が防止される。
孔部31は、回路基板25を貫通し、基板側端子32は第2実装面S2に固定されている。従って、第1実装面S1に固定された基板側端子に比較して(後述する図7を参照)、基板側端子32を単純な形状にすることができる。すなわち、基板側端子32は、孔部31と重なる部分さえ有していればよく、平板等の単純な形状にすることができる。
回路基板25、基板側端子32及びマイクロフォン10を収納する第2筐体3は、回路基板25を位置決めするネジボス27等の位置決め部と、マイクロフォン10の部品本体10aを位置決めする部品保持部28とを有していることから、上述のように部品側端子10bを孔部31に挿入して基板側端子32に当接させるようにマイクロフォン10を配置することが容易である。
マイクロフォン10の筐体により振動板の背後が密閉されていない場合、振動板の振動により孔部31の気圧は変動する。すなわち、孔部31は、マイクロフォン10のバックキャビティに含まれ、このバックキャビティの拡大により音質が向上する。なお、基板側端子32は孔部31を略密閉しており、回路基板25の第2実装面S2側への音漏れは防止される。
図4は、第1の実施形態の変形例を示す断面図である。フロントケース21′とマイクロフォン10との間には、マイクロフォン10を回路基板25へ付勢する付勢部材43が設けられている。付勢部材43は、例えばスポンジ、ゴム等の弾性部材により構成されている。
付勢部材43が設けられることにより、フロントケース21′とリアケース22とを固定したときに、無理な荷重がマイクロフォン10及び回路基板25に加えられることなく、かつ、付勢力によりマイクロフォン10を回路基板25に対して実装面Sに直交する方向において確実に位置決めできる。また、フロントケース21′からマイクロフォン10に伝わる衝撃も緩和される。さらには、付勢部材43によって、部品側端子10bと基板側端子32(当接部32a)とを確実に当接させることができる。
なお、第1の実施形態において、携帯電話機1は本発明の電子機器の一例であり、マイクロフォン10は本発明の電子部品、音響変換部の一例であり、孔部31は本発明の空所の一例であり、フロントケース21、第2筐体3、又は、第1筐体2及び第2筐体3の組合せは、本発明のケース部材の一例であり、ネジボス27は本発明の第1位置決め部の一例であり、保持部28は本発明の第2位置決め部の一例である。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態に係る電子機器(例えば携帯電話機)の電子部品(例えばマイクロフォン)110の実装構造を説明する図であり、図5(a)は、電子部品110実装後の回路基板125の第2実装面S102を示す平面図、図5(b)は、図5(a)のIVb−IVb線矢視方向の断面図、図5(c)は、図5(a)のIVc−IVc線矢視方向の断面図、図5(d)は、図5(a)のIVd−IVd線矢視方向の断面図である。なお、図5(d)のみケース121を示している。
第2の実施形態の実装構造も第1の実施形態と同様である。すなわち、回路基板125には孔部131が設けられ、基板側端子132は、孔部131と重なる位置に、第1実装面S101よりも第2実装面S102側に位置する当接部132aを有し、部品本体110aは、孔部131及び当接部132aと重なり、当接部132aよりも第1実装面S101側となる位置に配置され、部品側端子110bは、孔部31に第1実装面S101側から第2実装面S102側へ挿入され、当接部132aに当接している。
ただし、第2の実施形態では、回路基板125と電子部品110との位置決め方法が第1の実施形態の位置決め方法と異なる。
電子部品110の部品本体110aには、回路基板125に対向する面に突部141が設けられている。一方、回路基板125には、孔部142が形成されている。突部141が孔部142に嵌合することにより、回路基板125と電子部品110の部品本体110aとは、回路基板125の実装面Sに沿う方向において互いに位置決めされる。なお、突部141及び孔部142は、例えば2つ設けられるなどして、実装面Sに沿う全方位の平行移動及び回転を規制している。
なお、電子部品110とケース121との間には、第1の実施形態の変形例と同様に、電子部品110を回路基板125へ付勢する付勢部材143が設けられている。ただし、付勢部材143は、省略されてもよい。
以上の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、電子部品110及び回路基板125に設けられた突部141及び孔部142により電子部品110と回路基板125とは互いに位置決めされるから、電子部品110や回路基板125をケース121に固定する前に電子部品110を回路基板125に組み込み可能であり、組立工程の自由度が向上する。
なお、第2の実施形態において、突部141及び孔部142は本発明の係止部の一例である。
図6は、第2の実施形態の変形例を説明する図である。図6(a)及び図6(b)は、従来の電子部品210の実装構造を説明する断面図であり、図6(c)及び図6(d)は、本変形例の電子部品210の実装構造を説明する断面図である。図6(a)及び図6(c)は実装後を、図6(b)及び図6(d)は実装前を示している。
図6(a)及び図6(b)に示すように、従来技術では、電子部品210の部品本体210aが第1実装面S201′側に配置される場合、電子部品210の部品側端子210bは、回路基板225′の第1実装面S201′に形成された電極233′に当接している。そして、部品側端子210bと電極233′との接触圧を一定に保ち、部品側端子210b等を保護するために、部品本体210aには、第1実装面S201′に当接して部品本体210aを支持するための脚部241が設けられている。
そこで、図6(c)及び図6(d)に示す変形例では、脚部241を回路基板225との位置決め用の突部として利用する。すなわち、回路基板225に孔部242を設け、脚部241を孔部242に嵌合させることにより、部品本体210aを回路基板225に対して位置決めする。このようにすれば、電子部品210の設計変更をせずに、上述の第2の実施形態と同様の効果を得られる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る電子機器(例えば携帯電話機)の電子部品(例えばマイクロフォン)310の実装構造を説明する図であり、図7(a)は、マイクロフォン310実装後の回路基板325の第2実装面S302を示す平面図、図7(b)は、図7(a)のVIIb−VIIb線矢視方向の断面図、図7(c)は、マイクロフォン310実装後の回路基板325の第1実装面S301側を示す平面図である。
第3の実施形態の実装構造も第1の実施形態と同様である。すなわち、回路基板325には孔部331が設けられ、基板側端子332は、孔部331と重なる位置に、第1実装面S301よりも第2実装面S302側に位置する当接部332aを有し、部品本体310aは、孔部331及び当接部332aと重なり、当接部332aよりも第1実装面S301側となる位置に配置され、部品側端子310bは、孔部331に第1実装面S301側から第2実装面S302側へ挿入され、当接部332aに当接している。
ただし、第3の実施形態では、基板側端子332が回路基板325の第1実装面S301に固定されている点が第1の実施形態と相違する。
第3の実施形態では、電極333及び信号線334は、第1実装面S301に設けられている。基板側端子332は、板金を折り曲げて形成されており、電極333に固定される固定部332bと、固定部332bよりも第2実装面S302側へ突出する当接部332aとを有している。そして、当接部332aは第1実装面S301側から第2実装面S302側へ挿入されることにより、第1実装面S301よりも第2実装面S302側に位置している。固定部332bと電極333との固定は、第1の実施形態と同様に、例えば半田により行われる。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、固定部332bの電極333への当接方向は、部品側端子310bの当接部332aへの当接方向と同一であるから、部品側端子310bから当接部332aに加えられる押圧力により、固定部332bの電極333からの剥がれが防止される。なお、基板側端子332が孔部331に嵌合する形状であれば、固定部332bと電極333とを半田等により接着せずに、当接させるだけにすることもできる。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
本発明の電子機器又は無線通信端末は、携帯電話機に限定されない。電子部品の部品側端子が回路基板の基板側端子に当接するものであればよい。例えば、ノートパソコン、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistant)、プリンタであってもよい。
回路基板は、樹脂をベースとしたプリント配線基板に限定されない。例えば、セラミック多層基板であってもよい。電子部品は、マイクロフォンに限定されない。基板側端子に当接する部品側端子を有するものであればよい。例えば、レシーバ、スピーカ、アンテナであってもよい。また、音響変換部はマイクロフォンに限定されず、スピーカであってもよい。
部品側端子は、バネ端子に限定されない。電子部品から突出し、所定の圧力で基板側端子に当接することにより、基板側端子と電気的に接続されるものであればよい。例えば、コイル状の端子であってもよいし、ポゴピンであってもよい。
基板側端子は、空所と重なる位置に、第1実装面よりも第2実装面側に位置する当接部を有する適宜な形状としてよい。例えば、第1の実施形態では平板状としたが、第1実装面又は第2実装面の対向方向に突出する形状であってもよい。
回路基板に設けられる空所は、回路基板を貫通する孔部に限定されない。空所は、部品側端子を挿入可能であればよい。例えば、空所は、回路基板を貫通しない凹状のものであってもよいし、切り欠き部等の形成領域が閉領域になっていないものであってもよい。
第1実装面側に電子部品を配置し、第2実装面に基板側端子を固定する場合には、空所は必須要件ではない。例えば、基板側端子を回路基板の縁部から延出させ、延出部分に部品側端子を当接させれば、回路基板の厚み分の薄型化が図られる。
空所は、電子部品の部品本体の投影面積と同等又はこれよりも大きくてもよい。電子部品の部品本体の一部又は全部が空所に挿入されていてもよい。この場合であっても、コンタクト面が部品本体の回路基板に対する投影面内にあれば、特許文献1のようにコンタクト面を部品本体の投影面外に設ける場合に比較して、回路基板に必要な面積を小さくできる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機を開状態で示す外観斜視図。 図1の携帯電話機の第2筐体の分解斜視図。 図1の携帯電話機のマイクロフォンの実装構造を説明する図。 図3の変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器における電子部品の実装構造を説明する図。 図5の変形例を説明する図。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器における電子部品の実装構造を説明する図。
符号の説明
1…携帯電話機(電子機器)、10…マイクロフォン(電子部品)、10a…部品本体、10b…部品側端子、25…回路基板、31…孔部(空所)、32…基板側端子、32a…当接部、S1…第1実装面、S2…第2実装面。

Claims (1)

  1. 第1面及び当該第1面と反対側の第2面を有し、前記第1面に空所が形成される回路基板と、
    前記回路基板に設けられ、前記空所と重なる位置で前記第1面よりも前記第2面側に位置する当接部を有する基板側端子と、
    前記空所及び前記当接部に重なると共に前記当接部よりも前記第1面側に配置される部品本体と、前記部品本体から突出して前記空所に前記第1面側から前記第2面側へ挿入され前記当接部に当接する部品側端子とを有する電子部品と、
    を備え、
    前記電子部品は、電気信号と音響との変換を行う部品であり、
    前記電子部品と、該電子部品のバックキャビティとして機能する前記空所とで、音響変換部が構成される
    ことを特徴とする電子機器。
JP2006224634A 2006-08-21 2006-08-21 電子機器 Expired - Fee Related JP4850624B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006224634A JP4850624B2 (ja) 2006-08-21 2006-08-21 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006224634A JP4850624B2 (ja) 2006-08-21 2006-08-21 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008048363A JP2008048363A (ja) 2008-02-28
JP4850624B2 true JP4850624B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=39181628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006224634A Expired - Fee Related JP4850624B2 (ja) 2006-08-21 2006-08-21 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4850624B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104086U (ja) * 1987-12-28 1989-07-13
JPH073712Y2 (ja) * 1989-01-23 1995-01-30 富士通株式会社 電話機のマイクロフォン取付構造
JPH0767010B2 (ja) * 1992-04-23 1995-07-19 ホーチキ株式会社 両面プリント基板の部品実装方法
JPH09199824A (ja) * 1995-11-16 1997-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリント配線板とその実装体
JP3329682B2 (ja) * 1997-02-14 2002-09-30 株式会社シチズン電子 電磁発音体の取付構造
JPH10321109A (ja) * 1997-05-20 1998-12-04 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk リレーの実装構造
JP2000133911A (ja) * 1998-10-28 2000-05-12 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 電子部品搭載装置
JP2003037342A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Mitsubishi Electric Corp ピン端子とプリント配線基板との接続部材およびその接続部材を用いた接続方法
DE10142655A1 (de) * 2001-08-31 2003-04-03 Epcos Ag Bauelementanordnung
JP3748810B2 (ja) * 2001-11-29 2006-02-22 シチズン電子株式会社 マイクロホン
JP2005318272A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Sanyo Electric Co Ltd 受信装置
JP2007088135A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Casio Comput Co Ltd 多層配線基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008048363A (ja) 2008-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4694517B2 (ja) 携帯電子機器
US7561684B2 (en) Mounting structure for an electroacoustic transducer
JP4786197B2 (ja) 携帯無線装置
US9167324B2 (en) Speaker module for portable terminal
JP4710622B2 (ja) 携帯端末及び携帯端末のノイズ防止構造
JP5429879B2 (ja) 携帯型電子機器および電気基板の支持部材
JP5111937B2 (ja) 携帯電子機器
JP2007180218A (ja) 携帯端末装置および携帯端末装置用撮像装置ユニット
US20130044419A1 (en) Electronic device
JP2007143086A (ja) 無線通信端末
JP4569904B2 (ja) 携帯型電子機器
JP5085223B2 (ja) 電子機器
JP4850624B2 (ja) 電子機器
JP4954823B2 (ja) 電子機器
JP4606886B2 (ja) 電子機器
JP2006186639A (ja) 電子機器
JP4705527B2 (ja) 携帯端末装置
JP2007300231A (ja) 携帯電子機器
JP4436292B2 (ja) 電子機器
CN110891224B (zh) 防水扬声装置
JP4594368B2 (ja) 携帯無線装置
JP4699405B2 (ja) 携帯電子機器
JP4818954B2 (ja) 携帯電子機器
JP4926904B2 (ja) 通信機器
JP2003348201A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4850624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees