JP4849989B2 - 化学液体の供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造装置及び方法に係り、より詳細には半導体製造工程に用いられる化学液体を定量的に供給できる化学液体(chemical solution)の供給装置及びその方法に関する。
半導体製造工程で用いられる化学液体は、液状形態からバブラー(bubbler)または気化器(vaporizer)で気体状態に変換された後に供給されることが多い。従来の化学液体の供給装置は、化学液体をバッファリング(buffering)タンクに貯蔵してプロセスチャンバに供給する方式と化学液体を直接プロセスチャンバに供給する方式に大別することができる。
従来の化学液体の供給装置は、大体に単純に化学液体を量とは構わなく、継続的にチャンバに供給する方式である。また、化学液体は、液状の形態として可燃性、腐蝕性、毒性など非常に危ない特性を有することが普通であり、半導体微細工程に主に用いられる。このような理由ないし安定上の理由でバッファリング装置が化学液体の供給装置に必須であるといえる。従って、化学液体をより安定的に定量的に供給することができ、化学液体の供給過剰による工程の事故を防止することができる改良された化学液体の供給装置の必要性がある。
米国特許第4,235,829号 米国特許第6,098,843号 米国公開特許第2005/0031495号
本発明は従来技術での要求ないし必要に応じるために案出されたものであり、本発明の目的は化学液体をより安定的に定量的に供給することができる化学液体の供給装置及びその方法を提供することにある。
前記目的を達成することができる本発明による化学液体の供給装置及びその方法は、中間バッファリング定量タンクを設置し、圧力平衡条件で化学液体を定量的に供給することができることを特徴とする。
前記特徴を実現することができる本発明の実施形態による化学液体の供給装置は、化学液体を貯蔵する母タンク(Mother Tank)と、前記母タンクに比べて相対的に第1高さの差h高い位置に配置されて前記母タンクとの位置間の圧力差によって前記母タンクから前記化学液体を定量的に受ける中間タンク(Intermediate Tank)と、前記中間タンクに比べて相対的に第2高さの差h’高い位置に配置されて前記中間タンクとの位置間の圧力差によって前記中間タンクから前記化学液体を定量的に受けるバブリングタンク(Bubbling Tank)を含むことを特徴とする。
前記特徴を実現することができる本発明の実施形態による化学液体の供給方法は、化学液体を貯蔵する母タンクと、前記母タンクに比べて相対的に第1高さの差h高い位置に配置された中間タンクと、前記中間タンクに比べて相対的に第2高さの差h’高い位置に配置されたバブリングタンクを利用する化学液体の供給方法において、前記タンクを各々初期圧力で設定する段階と、前記母タンクは前記母タンクの初期圧力で維持されるようにし、前記中間タンクは前記中間タンクの初期圧力より高い第1圧力になるようにして前記母タンクから前記中間タンクに前記化学液体を特定量供給する段階と、前記中間タンクは前記第1圧力から前記中間タンクの初期圧力になるようにし、前記バブリングタンクは前記バブリングタンクの初期圧力より高い第2圧力になるようにして前記中間タンクから前記バブリングタンクに前記特定量の化学液体を供給する段階と、前記バブリングタンクは前記第2圧力より低い第3圧力になるようにし、前記中間タンクは真空に設定して前記バブリングタンクと前記中間タンクとの間の配管に存在する化学液体を前記中間タンクに戻し、前記母タンクを真空に設定して前記中間タンクと前記母タンクとの間の配管に存在する化学液体を前記母タンクに戻す段階を含むことを特徴とする。
本発明によれば、中間バッファリングタンクを設置して化学液体の供給の安全性を確保することができる効果がある。また、定量の中間バッファリングタンクを使って決まった量ぐらいだけ化学液体を供給するから、化学液体の供給過剰による工程事故ないしは事故をあらかじめ防止することができる効果がある。
以下、本発明による化学液体の供給装置及びその方法について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明と従来技術と比べた利点は、添付図面を参照した詳細な説明と特許請求範囲を通じて明白になる。特に、本発明は特許請求範囲でよく指摘されて明白に請求される。しかし、本発明は添付図面と関して詳細な説明を参照することによって最も理解することができる。図面において同一の参照符号は多様な図面を通じて同一構成要素を示す。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態による化学液体の供給装置を示す構成図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による化学液体の供給装置100は、化学液体が貯蔵される母タンク(320、330:Mother Tank)と、母タンク320、330から化学液体を供給して気体状の化学薬品に転換させるバブリングタンク(210、220;Bubbling Tank)と、バブリングタンク210、220から気体状の化学薬品を供給して実質的に所定の半導体プロセスが実施される一つまたは複数のプロセスチャンバ230、240を含んで構成される。化学液体を安全上そして定量的に供給するために、母タンク320、330とバブリングタンク210、220との間には、バッファリングタンクの役割を担う中間タンク310が設置される。
母タンク320は、化学液体の入れ替えや補充のとき、過剰(redundancy)用途で使うために複数個が同じ高さに設置される。バブリングタンク210、220は同じ高さに設置され、バブリングタンク210、220の各々は、プロセスチャンバ230、240の各々とステンレス(SUS)の配管212、222で連結される。配管212、222は、気体状に転換された化学薬品、例えば、トリメチルアルミニウムTMAまたはテトラキスメチルアミノハフニウムTEMAHなどの前駆体(precursor)(液体)が供給される経路になる。配管212、222を通じて供給されたTMAのような前駆体を利用して、プロセスチャンバ230にローディングされたウェーハ上にアルミニウム酸化膜が蒸着される。
前述のTMAまたはTEMAHなどの前駆体は自然発火するから、液状の前駆体を気体状に転換させ、気化器よりはバブリングタンク210、220と一緒にバブリングシステムを利用する気泡方式が有利である。そして、気泡方式で化学液体を供給するためには、供給距離を考慮したバッファリング及び定量的な役割を担うことができる中間タンク310を設置することが望ましい。
TMAまたはTEMAHなどの前駆体は強腐蝕性、高反応性の特性を有するから、中間タンク310はモネル(MONEL)類などの特殊合金で作られ、または表面処理されることが望ましい。特殊合金では、ニッケルNiと銅Cuとの合金として、それ以外に少量の鉄、マンガン、珪素などを含んだニッケルの腐蝕性を改良したモネル(Monel)類の合金を代表的に選択することができる。モネル類のような特殊合金で構成されず、または表面処理されていない中間タンク310の場合、長期間の使用のとき、各種の金属不純物を発生して化学液体の純度を低下させるからである。
母タンク320、330と中間タンク310との間には化学液体が移動する経路であるステンレス(SUS)製の配管322、332が設置され、中間タンク310からバブリングタンク210、220との間にも化学液体が移動する経路であるステンレス(SUS)製の配管312、313、314が設置される。
母タンク320には、窒素、ヘリウムまたはアルゴンなどの不活性ガスを注入する配管324と、母タンク320を真空にするための真空配管326が設置される。そして、不活性ガスの注入配管324には、圧力変換器や圧力ゲージなどの圧力測定装置327が設置される。同様に、他の母タンク330にも、不活性ガスの注入配管334と真空配管336が設置され、不活性ガスの注入配管334にも圧力の測定装置337が設置される。
母タンク320、330と同様に、中間タンク310にも、圧力の測定装置317を備える不活性ガスの注入配管315と真空配管316が設置される。同様に、バブリングタンク210にも、圧力の測定装置217を備える不活性ガスの注入配管214と真空配管216が設置され、他のバブリングタンク220にも、圧力の測定装置227を備える不活性ガスの注入配管224と真空配管226が設置される。
前述のプロセスチャンバ230、240とバブリングタンク210、220は、いわゆる半導体生産ライン(200;FAB)に設置される。そして、中間タンク310と母タンク320、330は化学液体の供給のとき、事故を防止するためにFAB200の下部であるプレナム(Plenum)300に設置されるのが望ましい。従って、母タンク320、330は相対的に最も低い位置に設置され、バブリングタンク210、220は相対的に最も高い位置に設置され、中間タンク310は中間的な高さに設置される。結局、母タンク310、320と中間タンク310は一定距離h程度の位置の差があり、中間タンク310とバブリングタンク210、220も一定距離h’程度の位置の差が生じるようになる。
一方、化学液体の供給装置100には、配管の洗浄、特に母タンク310、320の供給配管322、332付近のいわゆるデッドスペース(360;dead space)を洗浄するために洗浄液である溶剤(solvent)を貯蔵するソルベントタンク340と、洗浄を終了した溶剤とその他の廃棄物を貯蔵する廃棄物タンク350をさらに含んで構成することができる。
前記のように構成された化学液体の供給装置100は、中間タンク310とバブリングタンク(210、220)の間の圧力平衡の原理として化学液体を定量で供給できる。
本発明の実施形態による装置において、前記母タンクMTの初期圧力PMTはPMT=前記第1高さの差hによる化学液体の圧力+前記中間タンクITのプッシュ(Push)圧力という式によって設定される。この式において、前記中間タンクITのプッシュ(Push)圧力は、前記化学液体が前記中間タンクITの一定部分を占めているとき、前記中間タンクMTから前記母タンクMTに作用する化学液体の圧力である。
本発明の実施形態による装置において、前記中間タンクITの初期圧力PITはPIT=前記中間タンクITのプッシュ圧力×{VIT(空き空間)/VIT}という式によって設定される。この式において、前記VIT(空き空間)は前記中間タンクITで前記化学液体が満たされない空き空間の容積であり、前記VITは前記中間タンクITの全容積である。
本発明の実施形態による装置において、前記バブリングタンクBTの初期圧力PBTはPBT={前記中間タンクITの初期圧力(PIT)‐前記第2高さの差h’による化学液体圧力}×{VBT(空き空間)/V(BT + h’配管)}という式によって設定される。この式において、前記VBT(空き空間)は前記バブリングタンクBTで前記化学液体が満たされない空き空間の容積であり、前記V(BT + h’配管)は前記バブリングタンクBTの全容積と前記バブリングタンクBTと前記中間タンクITとの間の配管の容積の合計である。
本発明の実施形態による装置において、前記中間タンクMTに前記バブリングタンクBTとの間の配管に残留する化学液体を戻す。前記母タンクMTに前記中間タンクITとの間の配管に残留する化学液体を戻す。
本発明の実施形態による装置において、前記母タンクMTと前記中間タンクMTとの間の配管を洗浄する溶剤を貯蔵するソルベントタンクをさらに含む。前記配管を洗浄した後に、廃棄される溶剤を貯蔵する廃棄物タンクをさらに含む。
本発明の実施形態による装置において、前記化学液体はトリメチルアルミニウムTMAまたはテトラキスメチルアミノハフニウムTEMAHを含む。
本発明の実施形態による装置において、前記中間タンクMTは、前記中間タンクMTに不活性ガスを供給して前記中間タンクMTの圧力を高める配管を含む。前記不活性ガス供給配管には前記中間タンクITの圧力を測定する装置が設置される。前記中間タンクITは前記化学液体が存在するか否かを確認する超音波センサーを含む。前記中間タンクITはモネル類の合金で構成または表面処理される。
本発明の実施形態による装置において、前記母タンクMTと前記バブリングタンクBT中の少なくとも一つは、少なくとも二つである。
また、本発明の実施形態による方法において、前記タンクを各々初期圧力で設定する段階は前記母タンクの初期圧力PMTをPMT=前記第1高さの差hによる化学液体の圧力+前記中間タンクのプッシュ圧力であるという式で設定する段階を含む。この式において、前記中間タンクのプッシュ圧力は前記化学液体が前記中間タンクの一定部分を占めているとき、前記中間タンクから前記母タンクに作用する化学液体の圧力である。
本発明の実施形態による方法において、前記タンクを各々初期圧力で設定する段階は、前記中間タンクの初期圧力PITをPIT=前記中間タンクのプッシュ圧力×{VIT(空き空間)/VIT}という式で設定する段階を含む。この式において、前記VIT(空き空間)は前記中間タンクで前記化学液体が満たされない空き空間の容積であり、前記VITは前記中間タンクの全容積である。
本発明の実施形態による方法において、前記タンクを各々初期圧力で設定する段階は、前記バブリングタンクの初期圧力PBTをPBT=前記中間タンクの初期圧力PIT‐前記第2高さの差h’による化学液体の圧力}×{VBT(空き空間)/V(BT + h’配管)}という式で設定する段階を含む。この式において、前記VBT(空き空間)は前記バブリングタンクで前記化学液体が満たされない空き空間の容積であり、前記V(BT + h’配管) は前記バブリングタンクの全容積と前記バブリングタンクと前記中間タンクとの間の配管の容積の合計である。
本発明の実施形態による方法において、前記母タンクは前記母タンクの初期圧力で維持されるようにし、前記中間タンクは前記中間タンクの初期圧力より高い第1圧力になるようにして前記母タンクから前記中間タンクに前記化学液体を特定量を供給する段階は、前記母タンクの初期圧力が持続的に維持されるように前記母タンクに不活性ガスを注入する段階を含む。
本発明の実施形態による方法において、前記中間タンクと前記母タンクとの間の配管に溶剤を供給して前記中間タンクと前記母タンクとの間の配管を洗浄する段階をさらに含む。
本発明によれば、定量の中間バッファリングタンクを利用して化学液体を安定的にプロセスチャンバに供給することができるようになる。また、決まった量ぐらいだけ化学液体を供給することができるようになるので、化学液体の供給過剰現像がなくなる。
図2は本発明の実施形態による化学液体の供給方法を説明する構成図である。
図2を参照すると、本発明の実施形態による化学液体の供給装置100は、例えば、約4リットルの容積を有する母タンク320と、約1リットルの容積を有する中間タンク310と、約1乃至2リットルの容積を有するバブリングタンク210を特定の初期圧力で設定する(第1段階)。次に、圧力平衡によって母タンク320から中間タンク310に化学液体400を特定量供給し(第2段階)、圧力平衡によって中間タンク310からバブリングタンク210に前記の特定量の化学液体を供給する(第3段階)。以後に、タンク210、310、320の間の配管312、313、322に残留する化学液体を母タンク320に戻す(refill)(第4段階)。本化学液体の供給装置100は、上述のような一連の段階として化学液体を定量で供給するシステムである。
第1段階として、母タンク320は数式1によって、中間タンク310は数式2によって、そしてバブリングタンク210は数式3によって初期圧力に設定する。
(数式1)
母タンク320の初期圧力PMT=母タンク320と中間タンク310との高さの差hによる化学液体の圧力+中間タンク310のプッシュ圧力
ここで、中間タンク310のプッシュ圧力は化学液体400が中間タンク310の一定部分を占めているとき、中間タンク310から母タンク320に作用する化学液体400の圧力である。母タンク320の初期圧力PMTは配管324を通じて不活性ガス(例;アルゴン)を注入して設定する。例えば、母タンク320の初期圧力PMTは、405kPa程度で設定する。
(数式2)
中間タンク310の初期圧力PIT=中間タンク310のプッシュ圧力×{VIT(空き空間)/VIT
ここで、VIT(空き空間)は中間タンク310から化学液体400が満たされない空き空間の容積であり、VITは中間タンク310の全容積である。例えば、中間タンク310の初期圧力PITは、85kPa程度で設定する。
(数式3)
バブリングタンクBTの初期圧力PBT={中間タンク310の初期圧力PIT‐中間タンク310とバブリングタンク210との高さの差h’による化学液体の圧力}×{VBT(空き空間)/V(BT+h’配管)
ここで、VBT(空き空間)はバブリングタンク210から化学液体400が満たされない空き空間の容積であり、V(BT + h’配管)はバブリングタンク210の全容積とバブリングタンク210と前記中間タンク310との間の配管312、313の容積の合計である。例えば、バブリングタンク210の初期圧力PBTは、10kPa程度で設定する。
第2段階として、母タンク320の圧力を初期の圧力状態である405kPa程度に持続的に維持して母タンク320内に貯蔵された化学液体400中で’x’リットル、たとえ約0.4リットルを中間タンク310に供給する。このとき、中間タンク310の圧力は初期圧力(例;85kPa)から上昇して400kPa程度に上昇する。
第3段階として、中間タンク310の圧力がバブリングタンク210に比べて高いから、圧力差によって中間タンク310からバブリングタンク210に化学液体400が’x’リットル、即ち、前の約0.4リットルが供給される。この場合、中間タンク310の圧力は400kPa程度で、初期圧力である85kPa程度に減少し、バブリングタンク210は初期圧力である10kPa程度から40kPa程度に上昇する。バブリングタンク210に供給された化学液体400は、バブリングタンク210から気体状に転換され、プロセスチャンバ230に供給されて所定の半導体工程が実施される。
第4段階として、中間タンク310からバブリングタンク210に化学液体400が供給されても、中間タンク310とバブリングタンク210との間の配管312、313に化学液体が残留する。配管312、313内に滞留する化学液体はパーチクル発生要因になるから、中間タンク310の圧力を初期圧力である約85kPaから真空水準まで変化させる。そうすれば、配管312、313内の化学液体が中間タンク310に流入し、バブリングタンク210は40kPa程度の圧力から7kPa程度の圧力に低下する。以後、母タンク320の圧力を真空水準まで低下させて中間タンク310に流入した化学液体400を母タンク320に戻して7kPa程度の圧力水準に変化させる。そうすれば、各タンク210、310、320との間の配管312、313、322に滞留した化学液体が母タンク320に戻される。
以上の一連の段階による各タンク210、310、320の圧力を表で示すと、下記の表1のようになる。ここで、圧力単位はkPaである。
Figure 0004849989
以上の一連の過程を通じ、タンク210、310、320の間の二つの間の圧力差で化学液体の移動が始まり、圧力平衡によって化学液体の移動が中断される時点まで必要量だけ圧力平衡条件によって化学液体を供給することができる。
中間タンク310の容積は、化学液体の供給量及び工程設備の稼動率によって可変的に取捨選択することができる。前記の例のように、中間タンク310の容積を約1リットルに設定するようになれば、中間タンク310は中間バッファリングタンク役割をするようになる。従って、定量容積の中間タンク310は定量容積以上に化学液体400がバブリングタンク210に移送されて化学液体の過剰供給による工程事故を防止することができる安全装置として機能をし、定量供給の誤差を減らす機能をするようになる。一方、化学液体400の移送量が多い場合、上述の一連の過程を繰り返して移送回数を分けて化学液体を供給することができる。
選択的に、化学液体供給過程の前後にかけて、ソルベントタンク340に貯蔵された溶媒を利用して、配管322、332を洗浄する過程を実施することができる。この洗浄過程はソルベントタンク340で溶媒が配管342、344を通じてデッドスペース360内の配管322、332を洗浄し、洗浄後、廃棄される溶媒及びそれ以外の廃棄物は配管354、352を通じて廃棄物タンク350に貯蔵されて廃棄される。
以上の詳細な説明は本発明を例示することにある。また前述の内容は本発明の望ましい実施形態を示して説明するに過ぎず、本発明は多様な他の組合、変更及び環境で用いることができる。そして、本明細書に開示された発明の概念の範囲、記述の開示内容と均等な範囲及び/または当業界の技術または知識の範囲内で変更または修正が可能である。記述の実施形態は本発明を実施するにおいて最善の状態を説明するためのものであり、本発明のような他の発明を利用するに当業界に知られた他の状態への実施、そして発明の具体的な適用分野及び用途で要求される多様な変更も可能である。従って、以上の発明の詳細な説明は開示された実施状態で本発明を制限しようとする意図ではない。また上述の請求範囲は他の実施状態も含むことと解釈される。
本発明の実施形態による化学液体の供給装置を示す構成図である。 本発明の実施形態による化学液体の供給方法を説明する構成図である。
符号の説明
100 化学液体の供給装置
200 FAB
210、220 バブリングタンク
230、240 プロセスチャンバ
300 プレナム
310 中間タンク
320、330 母タンク
340 ソルベントタンク
350 廃棄物タンク。

Claims (6)

  1. 化学液体を貯蔵する母タンクと、前記母タンクに比べて相対的に第1高さの差h高い位置に配置された中間タンクと、前記中間タンクに比べて相対的に第2高さの差h’高い位置に配置されたバブリングタンクを利用する化学液体の供給方法として、
    前記タンクを各々初期圧力で設定する段階と、
    前記母タンクは前記母タンクの初期圧力で維持されるようにし、前記中間タンクは前記中間タンクの初期圧力より高い第1圧力になるようにして前記母タンクから前記中間タンクに前記化学液体の特定量を供給する段階と、
    前記中間タンクは前記第1圧力から前記中間タンクの初期圧力になるようにし、前記バブリングタンクは前記バブリングタンクの初期圧力より高い第2圧力になるようにして前記中間タンクから前記バブリングタンクに前記特定量の化学液体を供給する段階と、
    前記バブリングタンクは前記第2圧力より低い第3圧力になるようにし、前記中間タンクは真空に設定して前記バブリングタンクと前記中間タンクとの間の配管に存在する化学液体を前記中間タンクに戻し、前記母タンクを真空に設定して前記中間タンクと前記母タンクとの間の配管に存在する化学液体を前記母タンクに戻す段階と、
    を含むことを特徴とする化学液体の供給方法。
  2. 前記タンクを各々初期圧力で設定する段階は、
    前記母タンクの初期圧力P MT を数式1に基づいて設定する段階を含む、
    MT =前記第1高さの差hによる化学液体の圧力+前記中間タンクのプッシュ圧力
    (数式1)
    (ただし、式中、前記中間タンクのプッシュ圧力は前記化学液体が前記中間タンクの一定部分を占めているとき、前記中間タンクから前記母タンクに作用する化学液体の圧力である。)ことを特徴とする請求項に記載の化学液体の供給方法。
  3. 前記タンクを各々初期圧力で設定する段階は、
    前記中間タンクの初期圧力P IT を数式2に基づいて設定する段階を含む、
    IT =前記中間タンクのプッシュ圧力×{V IT (空き空間)/V IT }(数式2)
    (ただし、式中、前記V IT (空き空間)は前記中間タンクで前記化学液体が満たされない空き空間の容積であり、前記V IT は前記中間タンクの全容積である。)ことを特徴とする請求項に記載の化学液体の供給方法。
  4. 前記タンクを各々初期圧力で設定する段階は、
    前記バブリングタンクの初期圧力P BT を数式3に基づいて設定する段階を含み、
    BT ={前記中間タンクの初期圧力(P IT )−前記第2高さの差h’による化学液体の圧力}×{V BT (空き空間)/V (BT+h’配管) } (数式3)
    (ただし、式中、前記V BT (空き空間)は前記バブリングタンクで前記化学液体が満たされない空き空間の容積であり、前記V (BT+h’配管) は前記バブリングタンクの全容積と前記バブリングタンクと前記中間タンクの間の配管の容積の合計である。)ことを特徴とする請求項に記載の化学液体の供給方法。
  5. 前記母タンクは前記母タンクの初期圧力で維持されるようにし、前記中間タンクは前記中間タンクの初期圧力より高い第1圧力になるようにして前記母タンクから前記中間タンクに前記化学液体の特定量を供給する段階は、
    前記母タンクの初期圧力が持続的に維持されるように前記母タンクに不活性ガスを注入する段階とを含むことを特徴とする請求項に記載の化学液体の供給方法。
  6. 前記中間タンクと前記母タンクとの間の配管に溶剤を供給して前記中間タンクと前記母タンクとの間の配管を洗浄する段階をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の化学液体の供給方法。
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