JPH0910632A - 静電被膜塗布装置における処理液補給方法および処理液補給装置 - Google Patents
静電被膜塗布装置における処理液補給方法および処理液補給装置Info
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- JPH0910632A JPH0910632A JP18842395A JP18842395A JPH0910632A JP H0910632 A JPH0910632 A JP H0910632A JP 18842395 A JP18842395 A JP 18842395A JP 18842395 A JP18842395 A JP 18842395A JP H0910632 A JPH0910632 A JP H0910632A
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- tank
- supply
- intermediate tank
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- liquid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 品質異常を発生させることなく、安全性,作
業性に優れた処理液の補給方法およびそれに用いられる
補給装置を提供する。 【構成】 走行する鋼帯の表裏に位置し、帯電された処
理液をミスト状に噴出するロータリーアトマイザーを有
する静電被膜塗布装置において、建浴タンクから、供給
タンク上方に設置された中間タンクに処理液を補給し、
中間タンクの処理液が上限量に達したとき、建浴タンク
からの補給を停止し、その後に中間タンクから供給タン
クに処理液を補給し、中間タンクの処理液が下限量に達
したとき、中間タンクから供給タンクへの処理液の補給
を停止し、以下同様にして、建浴タンクから中間タンク
および供給タンクへ処理液の補給を繰り返す。
業性に優れた処理液の補給方法およびそれに用いられる
補給装置を提供する。 【構成】 走行する鋼帯の表裏に位置し、帯電された処
理液をミスト状に噴出するロータリーアトマイザーを有
する静電被膜塗布装置において、建浴タンクから、供給
タンク上方に設置された中間タンクに処理液を補給し、
中間タンクの処理液が上限量に達したとき、建浴タンク
からの補給を停止し、その後に中間タンクから供給タン
クに処理液を補給し、中間タンクの処理液が下限量に達
したとき、中間タンクから供給タンクへの処理液の補給
を停止し、以下同様にして、建浴タンクから中間タンク
および供給タンクへ処理液の補給を繰り返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電被膜塗布装置にお
ける処理液補給方法および処理液補給装置に関する。
ける処理液補給方法および処理液補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電有機被膜処理は、水系有機樹脂エマ
ルジョンを高電圧(例えば−20〜−150KV)を加
えることにより負に帯電させ、ミスト状にして鋼帯に噴
霧する処理であり、これによれば有機被膜は連続膜とな
らず、図3に示すような不連続の分散被膜となる。この
ため図4に示すロールコーター等による連続膜よりも通
電性がよく、特にスポット溶接性に優れている。
ルジョンを高電圧(例えば−20〜−150KV)を加
えることにより負に帯電させ、ミスト状にして鋼帯に噴
霧する処理であり、これによれば有機被膜は連続膜とな
らず、図3に示すような不連続の分散被膜となる。この
ため図4に示すロールコーター等による連続膜よりも通
電性がよく、特にスポット溶接性に優れている。
【0003】静電有機被膜処理ではアトマイザー部に高
電圧を負荷させるが、処理液は水系であるため、処理液
の供給系すべてに高電圧が負荷される。このため供給系
のタンク,配管,バルブ類はすべて電気絶縁体(例えば
塩化ビニル等)で構成されており、また危険であるため
作業者も立ち入ることができないように隔離されてい
る。
電圧を負荷させるが、処理液は水系であるため、処理液
の供給系すべてに高電圧が負荷される。このため供給系
のタンク,配管,バルブ類はすべて電気絶縁体(例えば
塩化ビニル等)で構成されており、また危険であるため
作業者も立ち入ることができないように隔離されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、長時間操業
する場合には、処理液もより多く必要となるため、上記
の処理液供給系に処理液を補給する必要がある。しかし
ながら、供給タンク4にポンプ9で処理液を補給しよう
とすれば、図5に示すように処理液により電気回路が形
成され、漏電が発生し、ミストに帯電しなくなるため、
図3に示すような不連続な分散被膜が形成されない。
する場合には、処理液もより多く必要となるため、上記
の処理液供給系に処理液を補給する必要がある。しかし
ながら、供給タンク4にポンプ9で処理液を補給しよう
とすれば、図5に示すように処理液により電気回路が形
成され、漏電が発生し、ミストに帯電しなくなるため、
図3に示すような不連続な分散被膜が形成されない。
【0005】本発明は上記課題を解決し、品質異常を発
生させることなく、安全性,作業性に優れた処理液の補
給方法およびそれに用いられる補給装置を提供すること
を目的とする。
生させることなく、安全性,作業性に優れた処理液の補
給方法およびそれに用いられる補給装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第1構成
の方法は、走行する鋼帯の表裏に位置し、帯電された処
理液をミスト状に噴出するロータリーアトマイザーを有
する静電被膜塗布装置において、建浴タンクから、供給
タンク上方に設置された中間タンクに処理液を補給し、
該中間タンクの処理液が上限量に達したとき、前記建浴
タンクからの補給を停止し、その後に前記中間タンクか
ら前記供給タンクに処理液を補給し、前記中間タンクの
処理液が下限量に達したとき、該中間タンクから前記供
給タンクへの処理液の補給を停止し、以下同様にして、
前記建浴タンクから前記中間タンクおよび前記供給タン
クへ処理液の補給を繰り返すことである。
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第1構成
の方法は、走行する鋼帯の表裏に位置し、帯電された処
理液をミスト状に噴出するロータリーアトマイザーを有
する静電被膜塗布装置において、建浴タンクから、供給
タンク上方に設置された中間タンクに処理液を補給し、
該中間タンクの処理液が上限量に達したとき、前記建浴
タンクからの補給を停止し、その後に前記中間タンクか
ら前記供給タンクに処理液を補給し、前記中間タンクの
処理液が下限量に達したとき、該中間タンクから前記供
給タンクへの処理液の補給を停止し、以下同様にして、
前記建浴タンクから前記中間タンクおよび前記供給タン
クへ処理液の補給を繰り返すことである。
【0007】第2構成の装置は、走行する鋼帯の表裏に
位置し、帯電された処理液をミスト状に噴出するロータ
リーアトマイザーを有する静電被膜塗布装置において、
処理液供給タンクの上方に処理液補給バルブを備えた中
間タンクが設置され、該中間タンクの上方には、建浴タ
ンクから補給ポンプおよび補給配管を経由して処理液を
補給する補給口が設けられ、前記補給ポンプが停止のと
き前記補給バルブが開放され、前記補給ポンプが駆動の
とき前記補給バルブが閉鎖され、前記処理液供給タンク
に対し前記処理液補給系が電気的に遮断されるようにさ
れたことである。
位置し、帯電された処理液をミスト状に噴出するロータ
リーアトマイザーを有する静電被膜塗布装置において、
処理液供給タンクの上方に処理液補給バルブを備えた中
間タンクが設置され、該中間タンクの上方には、建浴タ
ンクから補給ポンプおよび補給配管を経由して処理液を
補給する補給口が設けられ、前記補給ポンプが停止のと
き前記補給バルブが開放され、前記補給ポンプが駆動の
とき前記補給バルブが閉鎖され、前記処理液供給タンク
に対し前記処理液補給系が電気的に遮断されるようにさ
れたことである。
【0008】
【作用】建浴タンクから中間タンクへ処理液が補給さ
れ、いったん建浴タンクの補給を停止した後、中間タン
クから供給タンクへ補給されるので、電気が導電する経
路、即ち処理液が連続する経路を遮断するため、漏電す
ることなく処理液を補給することが可能である。
れ、いったん建浴タンクの補給を停止した後、中間タン
クから供給タンクへ補給されるので、電気が導電する経
路、即ち処理液が連続する経路を遮断するため、漏電す
ることなく処理液を補給することが可能である。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施態様を図面に示す一実施
例にもとづき説明する。図1に示す鋼帯が水平に走行す
る場合の静電被膜塗布装置において、走行する鋼帯1の
表裏に帯電された水系有機樹脂エマルジョン(処理液)
をミスト状に噴出するロータリーアトマイザー2を有す
る。処理液の供給タンク4は供給配管5,バルブ6,供
給ポンプ7を経てアトマイザー2に接続されている。
例にもとづき説明する。図1に示す鋼帯が水平に走行す
る場合の静電被膜塗布装置において、走行する鋼帯1の
表裏に帯電された水系有機樹脂エマルジョン(処理液)
をミスト状に噴出するロータリーアトマイザー2を有す
る。処理液の供給タンク4は供給配管5,バルブ6,供
給ポンプ7を経てアトマイザー2に接続されている。
【0010】さてここで、静電被膜処理を連続的に操業
すると供給タンク4の液面は低下し、その下限値となつ
たとき、外部から補給しなければならない。そこで、処
理液供給タンク4の上方に処理液補給バルブ13を備え
た中間タンク11が設置され、該中間タンク11の上方
には、建浴タンク8から補給ポンプ9および補給配管1
0を経由して処理液を補給する補給口12が設けられて
いる。
すると供給タンク4の液面は低下し、その下限値となつ
たとき、外部から補給しなければならない。そこで、処
理液供給タンク4の上方に処理液補給バルブ13を備え
た中間タンク11が設置され、該中間タンク11の上方
には、建浴タンク8から補給ポンプ9および補給配管1
0を経由して処理液を補給する補給口12が設けられて
いる。
【0011】いま、静電有機被膜処理を実施する場合、
ロータリーアトマイザー2からミスト状の処理液3が噴
霧されるが、このときロータリーアトマイザー2に高電
圧(−20〜−150KV)が負荷される。処理液は供
給タンク4から配管5,バルブ類6,供給ポンプ7を経
由してロータリーアトマイザー2に送られるが、水系で
あるため導電性があるので、配管5,バルブ類6,ポン
プ7および供給タンク4は電気絶縁体(例えば塩化ビニ
ル)で構成されている。
ロータリーアトマイザー2からミスト状の処理液3が噴
霧されるが、このときロータリーアトマイザー2に高電
圧(−20〜−150KV)が負荷される。処理液は供
給タンク4から配管5,バルブ類6,供給ポンプ7を経
由してロータリーアトマイザー2に送られるが、水系で
あるため導電性があるので、配管5,バルブ類6,ポン
プ7および供給タンク4は電気絶縁体(例えば塩化ビニ
ル)で構成されている。
【0012】この供給系に処理液を補給する場合、あら
かじめ建浴タンク8に処理液を建浴しておき、補給ポン
プ9により配管10を経由して中間タンク11の上部の
補給口12から中間タンク11に補給する。この時、中
間タンク11の排出バルブ13は必ず閉とする。(ある
いはバルブ13が閉でないとポンプ9が作動しないよう
なインターロック機構を組み入れてもよい。) 中間タンク11に処理液が一定量となったら、ポンプ9
を停止して建浴タンク8からの処理液の補給を停止す
る。この時、ポンプ停止から補給口12よりの処理液の
流出が停止するまでの時間をおき、補給口12から処理
液の落下が終了したら、バルブ13を開として処理液を
供給タンク4に補給する。中間タンク11内の処理液を
補給し終わったらバルブ13を閉にする。これにより、
補給系(タンク8,ポンプ9,配管10)と中間タンク
11とが電気的に遮断され、または、補給系と中間タン
ク11に対する供給タンク4が電気的に遮断される。こ
れにより、処理液は漏電することなく供給タンク4に補
給される。補給量が足りないときは上記の補給方法を何
回か繰り返して補給する。
かじめ建浴タンク8に処理液を建浴しておき、補給ポン
プ9により配管10を経由して中間タンク11の上部の
補給口12から中間タンク11に補給する。この時、中
間タンク11の排出バルブ13は必ず閉とする。(ある
いはバルブ13が閉でないとポンプ9が作動しないよう
なインターロック機構を組み入れてもよい。) 中間タンク11に処理液が一定量となったら、ポンプ9
を停止して建浴タンク8からの処理液の補給を停止す
る。この時、ポンプ停止から補給口12よりの処理液の
流出が停止するまでの時間をおき、補給口12から処理
液の落下が終了したら、バルブ13を開として処理液を
供給タンク4に補給する。中間タンク11内の処理液を
補給し終わったらバルブ13を閉にする。これにより、
補給系(タンク8,ポンプ9,配管10)と中間タンク
11とが電気的に遮断され、または、補給系と中間タン
ク11に対する供給タンク4が電気的に遮断される。こ
れにより、処理液は漏電することなく供給タンク4に補
給される。補給量が足りないときは上記の補給方法を何
回か繰り返して補給する。
【0013】図2は、処理液の補給を自動的にさせる実
施例である。即ち、フロート20aと遮蔽板20bより
なる液面検出器20が中間タンク11の液面に浮かぶ。
液面の上下による遮蔽板20bの上下経路を直交するよ
うに、上下2本の光線が通るように、一方側に赤外線照
射器16,16、他方側に赤外線感知器17,17が設
置される。上側の光線は、液面の上限値のときに遮蔽板
20bで遮断される。下側の光線液面の中間値で遮断さ
れ、液面の下限値のとき、遮蔽板20bにより遮断され
ない。
施例である。即ち、フロート20aと遮蔽板20bより
なる液面検出器20が中間タンク11の液面に浮かぶ。
液面の上下による遮蔽板20bの上下経路を直交するよ
うに、上下2本の光線が通るように、一方側に赤外線照
射器16,16、他方側に赤外線感知器17,17が設
置される。上側の光線は、液面の上限値のときに遮蔽板
20bで遮断される。下側の光線液面の中間値で遮断さ
れ、液面の下限値のとき、遮蔽板20bにより遮断され
ない。
【0014】感知器17,17よりの信号は第1変換器
18に送られ、そこから中間タンク11のバルブ13に
送られて、それを開閉する。また、第2変換器19にも
送られ、そこから補給ポンプ9に送られ、それをON−
OFFする。
18に送られ、そこから中間タンク11のバルブ13に
送られて、それを開閉する。また、第2変換器19にも
送られ、そこから補給ポンプ9に送られ、それをON−
OFFする。
【0015】次に自動補給の作動状態を説明する。補給
ポンプ9を駆動して補給を開始すると、中間タンク11
の液面が上がり、上限時に遮蔽板20bが上下光線を遮
断し、それを赤外線感知器17,17を介して第1,第
2変換器18,19が感知する。そして、第2変換器1
9からの信号が補給ポンプ9に至りそれを停止する。そ
して、補給口12からの液の流出がなくなる一定時間
(タイマ設定)後に、第1変換器18から信号がバルブ
13に与えられ、それを開放する。
ポンプ9を駆動して補給を開始すると、中間タンク11
の液面が上がり、上限時に遮蔽板20bが上下光線を遮
断し、それを赤外線感知器17,17を介して第1,第
2変換器18,19が感知する。そして、第2変換器1
9からの信号が補給ポンプ9に至りそれを停止する。そ
して、補給口12からの液の流出がなくなる一定時間
(タイマ設定)後に、第1変換器18から信号がバルブ
13に与えられ、それを開放する。
【0016】液面が下がって下限値になったとき、遮蔽
板20bが下光線よりも下がり、2光線が感知器17,
17に至り、第1変換器18からの信号でバルブ13が
閉鎖され、また、タイマ設定の一定時間後に、第2変換
器19からの信号が補給ポンプ9に至り、それを発動さ
せる。以下同様の作動が自動的に繰り返される。
板20bが下光線よりも下がり、2光線が感知器17,
17に至り、第1変換器18からの信号でバルブ13が
閉鎖され、また、タイマ設定の一定時間後に、第2変換
器19からの信号が補給ポンプ9に至り、それを発動さ
せる。以下同様の作動が自動的に繰り返される。
【0017】建浴タンク8が中間タンク11の上方に設
置された場合は、そこからバルブを介して中間タンク1
1に補給され、前記補給ポンプ9は除かれる。この実施
例でも、前記と同様に作動される。
置された場合は、そこからバルブを介して中間タンク1
1に補給され、前記補給ポンプ9は除かれる。この実施
例でも、前記と同様に作動される。
【0018】また、ポンプ9が停止のときバルブ13が
開放し、ポンプ9が駆動のときバルブ13が閉鎖される
ように、前記第1,第2変換器18.19には制御器2
1から信号が与えられる。
開放し、ポンプ9が駆動のときバルブ13が閉鎖される
ように、前記第1,第2変換器18.19には制御器2
1から信号が与えられる。
【0019】また、前記中間タンク11の液面制御と同
様に、供給タンク4の液面制御も行われる。即ち、液面
検出器25が液面に浮かび、赤外線照射器22,赤外線
感知器23が設けられ、そこからの信号が第3変換器2
4に送られ、該変換器24からの信号がバルブ6を開閉
する。そして、液面下限値のときバルブ6が閉鎖され、
補給ポンプ9が駆動し、液面中間値のときバルブ6が開
放し、液面上限値のとき補給ポンプ9が停止するよう
に、第3変換器24と制御器21とが接続される。
様に、供給タンク4の液面制御も行われる。即ち、液面
検出器25が液面に浮かび、赤外線照射器22,赤外線
感知器23が設けられ、そこからの信号が第3変換器2
4に送られ、該変換器24からの信号がバルブ6を開閉
する。そして、液面下限値のときバルブ6が閉鎖され、
補給ポンプ9が駆動し、液面中間値のときバルブ6が開
放し、液面上限値のとき補給ポンプ9が停止するよう
に、第3変換器24と制御器21とが接続される。
【0020】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、建浴タンクから中間タ
ンクへ処理液が供給され、いったん建浴タンクからの補
給を停止してから中間タンクから供給タンクに補給され
るため、補給系と中間タンクを含む供給系が電気的に遮
断され、漏電することなく処理液が補給され、これによ
り品質的に安定した静電被膜装置を長時間操業すること
が可能となった。また、自動補給システムにした場合は
作業者の作業性・安全性も向上する。
ンクへ処理液が供給され、いったん建浴タンクからの補
給を停止してから中間タンクから供給タンクに補給され
るため、補給系と中間タンクを含む供給系が電気的に遮
断され、漏電することなく処理液が補給され、これによ
り品質的に安定した静電被膜装置を長時間操業すること
が可能となった。また、自動補給システムにした場合は
作業者の作業性・安全性も向上する。
【図1】本発明の一実施例である鋼帯が水平方向に走行
した場合の、静電有機被膜塗布装置における処理液の略
示側面図である。
した場合の、静電有機被膜塗布装置における処理液の略
示側面図である。
【図2】自動補給とした一実施例の系統図である。
【図3】静電有機被膜処理鋼帯の構成を示す拡大断面図
である。
である。
【図4】通常有機被膜処理鋼帯を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図5】処理液連続化による漏電発生を示す概念図であ
る。
る。
1 鋼帯 2 ロータリーアトマイザー 3 ミスト状処理液 4 供給タンク 5 供給液配管 6 バルブ 7 供給ポンプ 8 建浴タンク 9 補給ポンプ 10 補給配管 11 中間タンク 12 処理液補給口 13 補給バルブ 14 処理液固形分 15 静電有機被膜塗布装置 16 赤外線照射器 17 赤外線感知器 18 第1変換器 19 第2変換器 20 液面検出器 20a フロート 20b 遮蔽
板 21 制御器 22 赤外線照射器 23 赤外線感知器 24 第3変換器 25 液面検出器 25a フロート 25b 遮蔽
板
板 21 制御器 22 赤外線照射器 23 赤外線感知器 24 第3変換器 25 液面検出器 25a フロート 25b 遮蔽
板
Claims (2)
- 【請求項1】 走行する鋼帯の表裏に位置し、帯電され
た処理液をミスト状に噴出するロータリーアトマイザー
を有する静電被膜塗布装置において、建浴タンクから、
供給タンク上方に設置された中間タンクに処理液を補給
し、該中間タンクの処理液が上限量に達したとき、前記
建浴タンクからの補給を停止し、その後に前記中間タン
クから前記供給タンクに処理液を補給し、前記中間タン
クの処理液が下限量に達したとき、該中間タンクから前
記供給タンクへの処理液の補給を停止し、以下同様にし
て、前記建浴タンクから前記中間タンクおよび前記供給
タンクへ処理液の補給を繰り返すことを特徴とする静電
被膜塗布装置における処理液補給方法。 - 【請求項2】 走行する鋼帯の表裏に位置し、帯電され
た処理液をミスト状に噴出するロータリーアトマイザー
を有する静電被膜塗布装置において、処理液供給タンク
の上方に処理液補給バルブを備えた中間タンクが設置さ
れ、該中間タンクの上方には、建浴タンクから補給ポン
プおよび補給配管を経由して処理液を補給する補給口が
設けられ、前記補給ポンプが停止のとき前記補給バルブ
が開放され、前記補給ポンプが駆動のとき前記補給バル
ブが閉鎖され、前記処理液供給タンクに対し前記処理液
補給系が電気的に遮断されるようにされたことを特徴と
する静電被膜塗布装置における処理液補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18842395A JPH0910632A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 静電被膜塗布装置における処理液補給方法および処理液補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18842395A JPH0910632A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 静電被膜塗布装置における処理液補給方法および処理液補給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910632A true JPH0910632A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16223415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18842395A Withdrawn JPH0910632A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 静電被膜塗布装置における処理液補給方法および処理液補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0910632A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100706793B1 (ko) * | 2005-08-03 | 2007-04-12 | 삼성전자주식회사 | 케미컬 공급 장치 및 케미컬 공급 방법 |
WO2007072811A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Works, Ltd. | 静電霧化装置及び静電霧化装置を備えた食品保管庫 |
WO2007111120A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Works, Ltd. | 静電霧化装置 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18842395A patent/JPH0910632A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007167796A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 静電霧化装置及び静電霧化装置を備えた食品保管庫 |
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