JP4849240B2 - 液体噴射ヘッドの製造方法及び液体噴射ヘッド - Google Patents

液体噴射ヘッドの製造方法及び液体噴射ヘッド Download PDF

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液体を噴射する液体噴射ヘッドの製造方法及び液体噴射ヘッドに関し、特に、液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッドの製造方法及びインクジェット式記録ヘッドに関する。
液体噴射ヘッドであるインクジェット式記録ヘッドとしては、例えば、ノズル開口に連通する圧力発生室とこの圧力発生室に連通する連通部とが形成される流路形成基板と、この流路形成基板の一方面側に形成される圧電素子と、流路形成基板の圧電素子側の面に接合され連通部と共にリザーバの一部を構成するリザーバ部を有するリザーバ形成基板とを具備し、振動板とこの振動板上に設けられた積層膜とを貫通する貫通部を介してリザーバ部と連通部とを連通させてリザーバを形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、具体的には、振動板及び積層膜の連通部に対向する部分を機械的に打ち抜いて貫通部を形成してリザーバ部と連通部とを連通させている。
しかしながら、このように機械的な加工で貫通部を形成すると、加工カス等の異物が生じ、圧力発生室などの流路内にこの異物が入り込み、吐出不良等の原因となるという問題がある。なお、貫通部を形成後、例えば、洗浄等を行うことで、加工カス等の異物はある程度除去することはできるが完全に除去するのは難しい。また、貫通部を機械的に加工すると、貫通部の周囲に亀裂等が発生し、この亀裂が生じることによっても吐出不良が発生するという問題がある。すなわち、亀裂が発生した状態でインクを充填してノズル開口から吐出させると、亀裂部分から破片が脱落し、この破片がノズル開口に詰まり吐出不良が発生するという問題がある。
このような問題を解決するために、流路形成基板に連通部を形成する前に連通部に対向する領域の振動板を除去して貫通孔(開口部)を形成し、この貫通孔(開口部)を圧電素子から引き出されるリード電極を構成するがリード電極とは不連続の密着層及び金属層(不連続金属層)によって封止した状態でエッチングすることにより連通部を形成し、その後ウェットエッチングによってこの密着層及び金属層を除去して連通部とリザーバ部とを連通させるようにする方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−159801号公報 特開2006−044083号公報 特開2005−254622号公報
このような方法で連通部とリザーバ部とを連通させてリザーバを形成することで、上述したような異物によるノズル詰まり等の発生を防止することができる。しかしながら、例えば、金属層として金(Au)を用いる場合等に密着層としてニッケルクロム(NiCr)を用いると、この密着層が流路形成基板をエッチングするためのエッチング液に接触することで、その表面に変質層(不動態層)が形成されてしまう場合がある。そして、密着層の表面に変質層が形成されてしまうと、その後の工程で密着層をウェットエッチングにより除去するのが困難になる虞がある。
また、上述したように貫通孔(開口部)を密着層及び金属層(不連続金属層)で封止した状態でエッチングすることにより連通部を形成する場合、流路形成基板とリザーバ形成基板とを接合する接着剤に気泡が混入して、接着強度が低下してしまう虞がある。例えば、流路形成基板上に積層膜を形成し、この積層膜を介して流路形成基板とリザーバ形成基板とを接合するようにしたものがあり(例えば、特許文献3参照)、このような構成では、積層膜と不連続金属層との高さに差が生じてこの部分の接着剤に気泡が混入し、流路形成基板とリザーバ形成基板とを接着する接着強度が低下してしまう虞がある。
なお、このような問題は、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッドだけでなく、勿論、インク以外の液体を吐出する他の液体噴射ヘッドにおいても、同様に存在する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、密着層をウェットエッチングによって確実に除去してリザーバを良好に形成することができ、且つ流路形成基板とリザーバ形成基板とを強固に接合することができる液体噴射ヘッドの製造方法及び液体噴射ヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、シリコン基板からなり液滴を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に連通する連通部とが形成されると共に一方面側に下電極膜、圧電体層及び上電極膜からなる圧電素子が設けられる流路形成基板と、該流路形成基板の前記圧電素子側の面に接合され前記連通部と連通するリザーバ部が形成されるリザーバ形成基板とを有する液体噴射ヘッドの製造方法であって、前記流路形成基板が複数一体的に形成される流路形成基板用ウェハの一方面側に振動板を介して前記下電極膜を形成し前記圧力発生室に対向する領域の下電極膜を所定形状にパターニングすると共に、前記圧力発生室の列の周囲に前記圧力発生室に対向する領域の下電極膜とは不連続の不連続下電極膜を形成する工程と、前記流路形成基板用ウェハ上に前記圧電体層及び前記上電極膜を積層及びパターニングして前記圧力発生室に対向する領域に前記圧電素子を形成すると共に、前記不連続下電極膜上の一部に前記圧電素子とは不連続の積層膜を形成する工程と、前記連通部となる領域の前記不連続下電極膜及び前記振動板を除去して開口部を形成する工程と、絶縁材料からなる保護膜を前記不連続下電極膜の表面を覆って形成する工程と、ニッケルクロム(NiCr)からなる密着層と金属層とで構成され各圧電素子からその一方の端部側に引き出されるリード電極を形成すると共に前記密着層と前記金属層とで構成されるが前記リード電極とは不連続の不連続金属層を前記不連続下電極膜上まで連続するように前記開口部に対応する領域に形成する工程と、前記リザーバ部を有するリザーバ形成基板が複数一体的に形成されたリザーバ形成基板用ウェハを前記流路形成基板用ウェハの一方面側に接合する工程と、前記不連続金属層で前記開口部が封止された状態で前記流路形成基板用ウェハをその他方面側からウェットエッチングして前記連通部を形成する工程と、前記不連続金属層を構成する密着層及び金属層を順次ウェットエッチングすることによって除去して前記リザーバ部と前記連通部とを連通させる工程と、前記流路形成基板用ウェハ及び前記接合基板用ウェハを分割する工程と、を具備することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる本発明では、各開口部に対応する領域の不連続金属層が不連続下電極膜上まで連続的に形成されているため、流路形成基板用ウェハとリザーバ形成基板用ウェハとを接着する接着剤への気泡の混入を抑えて、両基板を良好に接合することができる。また、不連続金属層が不連続下電極膜と絶縁されているため、流路形成基板をエッチングする際に、不連続金属層を構成する密着層の表層に変質層が形成されるのを防止することができる。したがって、ニッケルクロムからなる密着層をウェットエッチングによって確実に除去してリザーバを良好に形成することができる。
ここで、前記保護膜の材料として、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、タンタルシリコン、酸化アルミ及び酸化タンタルからなる群から選択される何れかを用いることが好ましい。これにより、不連続下電極膜と不連続金属層とをより確実に絶縁することができる。
また、前記不連続金属層を構成する密着層を除去するためのエッチング液として、塩酸過水を用いることが好ましい。これにより、不連続金属層を構成する密着層をエッチングによって確実に除去することができる。
また、前記流路形成基板用ウェハをエッチングするためのエッチング液として、水酸化カリウム溶液を用いることが好ましい。これにより、密着層の表面に変質層が形成されるのを防止しつつ、流路形成基板に連通部を高精度に形成することができる。
さらに、前記金属層が金(Au)からなることが好ましい。これにより、リード電極を良好に形成できると共に、不連続金属層によって開口部を確実に封止することができる。
また、本発明は、シリコン基板からなり液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に連通する連通部とが形成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振動板を介して下電極膜、圧電体層及び上電極膜からなる複数の圧電素子と、前記連通部と連通してリザーバの一部を構成するリザーバ部が形成されたリザーバ形成基板とを具備し、前記圧力発生室の周囲には当該圧電素子とは不連続の不連続下電極膜が設けられると共に、該不連続下電極膜上の一部に前記圧電素子とは不連続の圧電体層及び上電極膜からなる積層膜が設けられ、且つ前記連通部の周囲の前記不連続下電極膜の表面が絶縁材料からなる保護膜によって覆われていると共に、当該不連続下電極膜上には、前記保護膜を介して前記リード電極とは不連続の不連続金属層が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる本発明では、積層膜と不連続金属層との段差が極めて小さいため、流路形成基板用ウェハとリザーバ形成基板用ウェハとを接着する接着剤への気泡の混入が抑えられ、両基板の接合強度が向上する。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る製造方法によって製造されるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、図1の平面図及びA−A′断面図であり、図3は図2の一部を拡大した断面図である。図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、その一方の面には予め熱酸化によって二酸化シリコンからなる厚さ0.5〜2μmの弾性膜50と、酸化ジルコニウムからなり厚さ約0.4μmの絶縁体膜55とが形成されている。
流路形成基板10には、隔壁11によって区画された複数の圧力発生室12がその幅方向に並設されている。また、流路形成基板10の圧力発生室12の長手方向一端部側には、隔壁11によって区画され各圧力発生室12に連通するインク供給路13と連通路14とが設けられている。さらに、連通路14の外側には、各連通路14とそれぞれ連通する連通部15が設けられている。また詳しくは後述するが、流路形成基板10にはリザーバ形成基板30が接合され、連通部15は、弾性膜50及び絶縁体膜55に設けられた開口部50a,55aを介してリザーバ形成基板30にリザーバ形成基板30に設けられるリザーバ部31と連通して各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100の一部を構成する。インク供給路13は、その幅方向の断面積が圧力発生室12の幅方向の断面積よりも狭くなるように形成されており、連通部15から圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。例えば、本実施形態では、インク供給路13は圧力発生室12の幅より小さい幅で形成されている。また、各連通路14は、圧力発生室12の幅方向両側の隔壁11を連通部15側に延設してインク供給路13と連通部15との間の空間を区画することで形成されている。この連通路14は、インク供給路13の幅よりも広い幅、例えば、本実施形態では、圧力発生室12と略同一幅で形成されている。すなわち、連通路14は、インク供給路13の幅方向の断面積よりも広い幅方向の断面積を有する。
また、流路形成基板10の開口面側には、各圧力発生室12のインク供給路13とは反対側の端部近傍に連通するノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が、接着剤や熱溶着フィルム等によって固着されている。なお、ノズルプレート20は、例えば、ガラスセラミックス、シリコン単結晶基板又はステンレス鋼などからなる。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側の面には、上述したように厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50と、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55とが形成されている。さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とで構成される圧電素子300が形成されている。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を圧力発生室12毎にパターニングして構成する。本実施形態では、下電極膜60を圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。
ここで、圧電素子300の共通電極である下電極膜60は、本実施形態では、圧力発生室12の長手方向では圧力発生室12に対向する領域内にパターニングされ、圧力発生室12の並設方向では複数の圧力発生室12に対応する領域に亘って連続的に設けられている。また、下電極膜60は、圧力発生室12の並設方向で流路形成基板10の端部近傍まで延設されている。一方、圧電素子300を構成する圧電体層70及び上電極膜80は、基本的には圧力発生室12に対向する領域内に設けられているが、圧力発生室12の長手方向では、下電極膜60の端部よりも外側まで延設されており、下電極膜60の端面は圧電体層70によって覆われている。
このような各圧電素子300の上電極膜80からは、リード電極90が引き出されており、このリード電極90を介して各圧電素子300に選択的に電圧が印加されるようになっている。このリード電極90は、ニッケルクロム(NiCr)からなる密着層91と、この密着層91上に形成され、例えば、金(Au)等からなる金属層92とで構成されている。
圧力発生室12の列の周囲には、圧電素子300を構成する下電極膜60とは不連続の不連続下電極膜61が設けられ、さらに不連続下電極膜61上には、圧電素子300とは不連続の積層膜110が設けられている。また、本実施形態では、連通部15の周囲にも、不連続下電極膜61及び積層膜110が設けられている。
積層膜110は、圧電素子300を構成する圧電体層70とは不連続の不連続圧電体層71と、圧電素子300を構成する上電極膜80とは不連続の不連続上電極膜81とで構成されている。また積層膜110は、不連続下電極膜61上の一部、本実施形態では、連通部15の周縁部を除く領域の不連続下電極膜61上に形成されている。連通部15の周縁部の不連続下電極膜61上、すなわち、不連続下電極膜61の積層膜110が形成されていない領域には、絶縁材料からなる保護膜120が設けられている。そして、不連続下電極膜61上には、この保護膜120を介して不連続金属層130が形成されている。本実施形態では、不連続金属層130は、絶縁体膜55に形成された開口部55a内の弾性膜50上から不連続下電極膜61上まで連続的に設けられている。この不連続金属層130は、リード電極90を構成する密着層91と金属層92とからなるがリード電極90とは不連続に設けられている。
このような流路形成基板10の圧電素子300側の面には、リザーバ100の少なくとも一部を構成するリザーバ部31を有するリザーバ形成基板30が、例えば、エポキシ系の接着剤等からなる接着層35によって接着されている。リザーバ形成基板30のリザーバ部31は、上述したように弾性膜50及び絶縁体膜55に設けられた開口部50a,55aを介して連通部15と連通され、これらリザーバ部31及び連通部15によってリザーバ100が形成されている。なお、連通部15を図1に示すように一体的に形成するのではなく、複数の圧力発生室12に対応して複数の連通部として構成しても良い。この場合は、リザーバ100は、リザーバ形成基板30に形成されたリザーバ部31のみで構成されることになる。
また、リザーバ形成基板30の圧電素子300に対向する領域には、圧電素子保持部32が設けられている。圧電素子300は、この圧電素子保持部32内に形成されているため、外部環境の影響を殆ど受けない状態で保護されている。なお、圧電素子保持部32は、密封されていてもよいし密封されていなくてもよい。さらに、圧電素子保持部32のリザーバ部31とは反対側の領域には、リザーバ形成基板30を厚さ方向に貫通してリード電極90が露出される露出孔33が形成されている。
このようなリザーバ形成基板30の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス材料、金属、樹脂等が挙げられるが、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料で形成されていることが好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成している。
また、リザーバ形成基板30上には、所定パターンで形成された接続配線200が設けられ、この接続配線200上には圧電素子300を駆動するための駆動IC210が実装されている。そして、各圧電素子300から引き出された各リード電極90の先端部と、駆動IC210とが露出孔33内に延設される駆動配線220を介して電気的に接続されている。
さらに、リザーバ形成基板30のリザーバ部31に対応する領域上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部31の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口43となっているため、リザーバ100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部インク供給手段からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、駆動IC210からの記録信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、圧電素子300及び振動板をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインクが吐出する。
以下、このようなインクジェット式記録ヘッドの製造方法について、図4〜図7を参照して説明する。なお、図4〜図7は、圧力発生室12の長手方向の断面図である。まず、図4(a)に示すように、シリコンウェハであり流路形成基板10が複数一体的に形成される流路形成基板用ウェハ410を約1100℃の拡散炉で熱酸化し、その表面に弾性膜50を構成する二酸化シリコン膜51を形成する。なお、本実施形態では、流路形成基板用ウェハ410として、膜厚が約625μmと比較的厚く剛性の高いシリコンウェハを用いている。
次に、図4(b)に示すように、弾性膜50(二酸化シリコン膜51)上に、酸化ジルコニウムからなる絶縁体膜55を形成する。具体的には、弾性膜50(二酸化シリコン膜51)上に、例えば、スパッタ法等によりジルコニウム(Zr)層を形成後、このジルコニウム層を、例えば、500〜1200℃の拡散炉で熱酸化することにより酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜55を形成する。
次いで、図4(c)に示すように、例えば、白金とイリジウムとを絶縁体膜55上に積層することにより下電極膜60を形成した後、圧力発生室12に対向する領域の下電極膜60を所定形状にパターニングする。このとき、圧力発生室12の外側の領域に、圧力発生室12に対向する領域の下電極膜60とは不連続の不連続下電極膜61を形成する。
次に、図4(d)に示すように、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等からなる圧電体層70と、例えば、イリジウムからなる上電極膜80とを流路形成基板用ウェハ410の全面に形成し、これら圧電体層70及び上電極膜80を、各圧力発生室12に対向する領域にパターニングして圧電素子300を形成する。また同時に、圧力発生室12の列の周囲、及び連通部15の周囲の不連続下電極膜61上に積層膜110を形成する。
次いで、図5(a)に示すように、不連続下電極膜61と絶縁体膜55とをパターニングして連通部15が形成される領域を貫通させ、さらに弾性膜50をパターニングして連通部15が形成される領域を貫通させる。すなわち、連通部15に対向する領域の絶縁体膜55に開口部55aを形成し、弾性膜50に開口部50aを形成する。なお、本実施形態では、絶縁体膜55の開口部55aを、弾性膜50の開口部50aよりも開口面積が大きくなるように形成しているが、これら開口部50a,55aは同じ大きさで形成されていてもよい。
次に、図5(b)に示すように、不連続下電極膜61の表面を覆って保護膜120を形成する。すなわち、流路形成基板用ウェハ410の全面に保護膜120を形成した後、この保護膜120を所定形状にパターニングする。保護膜120の材料としては、特に限定されないが、例えば、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、タンタルシリコン酸化アルミニウム又は酸化タンタルの何れかを用いることが好ましく、例えば、本実施形態では、酸化アルミニウムを用いている。
次に、図5(c)に示すように、リード電極90を形成する。具体的には、まず流路形成基板用ウェハ410の全面に亘って、ニッケルクロム(NiCr)からなる密着層91を形成し、この密着層91上に、例えば、金(Au)からなる金属層92を形成する。そして、この金属層92上に、例えば、レジスト等からなるマスクパターン(図示なし)を形成し、このマスクパターンを介して金属層92及び密着層91を圧電素子300毎にパターニングすることによってリード電極90を形成する。
またこのとき、各開口部50a,55aに対応する領域の密着層91及び金属層92は、リード電極90とは不連続となるように残しておく。すなわち、開口部50a,55aに対向する領域に、リード電極90とは不連続の密着層91及び金属層92からなる不連続金属層130を不連続下電極膜61上まで連続的に形成する。これにより、開口部50a,55aはこの不連続金属層130によって完全に封止される。
次に、図5(d)に示すように、リザーバ形成基板30が複数一体的に形成されるリザーバ形成基板用ウェハ430を、流路形成基板用ウェハ410上に、例えば、エポキシ系の接着剤等からなる接着層35を介して接合する。ここで、このリザーバ形成基板用ウェハ430には、リザーバ部31、圧電素子保持部32等が予め形成されており、リザーバ形成基板用ウェハ430上には、上述した接続配線200が予め形成されている。なお、リザーバ形成基板用ウェハ430は、例えば、シリコンウェハからなる。
このように流路形成基板用ウェハ410とリザーバ形成基板用ウェハ430とを接合する際、リザーバ形成基板用ウェハ430は積層膜110の表面に当接することで高精度に位置決めされた状態で接合される。さらに、本発明では、上述したように不連続金属層130が不連続下電極膜61上まで連続的に形成されているため、積層膜110の表面110aと不連続金属層130の表面130aとの段差が極めて小さくなる。これにより、不連続金属層130に対応する領域の接着層35への気泡の混入が抑えられるため、接着層35によって流路形成基板用ウェハ410(流路形成基板10)とリザーバ形成基板用ウェハ430(リザーバ形成基板30)とを良好に接合することができ、両基板の接合強度が向上する。
次いで、図6(a)に示すように、流路形成基板用ウェハ410をある程度の厚さとなるまで薄くする。次いで、図6(b)に示すように、流路形成基板用ウェハ410上に、保護膜52を新たに形成して所定形状にパターニングする。そして、図6(c)に示すように、この保護膜52をマスクとして流路形成基板用ウェハ410を異方性エッチング(ウェットエッチング)して、流路形成基板用ウェハ410に圧力発生室12、インク供給路13、連通路14及び連通部15等を形成する。すなわち、各開口部50a,55aを不連続金属層130によって封止した状態で、流路形成基板用ウェハ410を、例えば、水酸化カリウム(KOH)水溶液等のエッチング液によってエッチングする。そして、弾性膜50及び不連続金属層130が露出するまで流路形成基板用ウェハ410をエッチングすることより、圧力発生室12、連通部15等を同時に形成する。
このとき、各開口部50a,55aが密着層91及び金属層92からなる不連続金属層130によって封止されているため、開口部50a,55aを介してリザーバ形成基板用ウェハ430側にエッチング液が流れ込むことがない。これにより、リザーバ形成基板用ウェハ430の表面に設けられている接続配線200にエッチング液が付着することがなく、断線等の不良の発生を防止することができる。また、リザーバ部31内にエッチング液が浸入してリザーバ形成基板用ウェハ430がエッチングされる虞もない。
なお、不連続金属層130が不連続下電極膜61と電気的に接続されていると、流路形成基板用ウェハ410をエッチングする際に、不連続金属層130を構成する密着層91の表面に変質層が形成されてしまう虞がある。この変質層は、密着層91のごく表層に薄く形成されるものであるが、密着層91をエッチングするためのエッチング液では除去することができないため、密着層91をエッチングによって除去するのが困難となる。
しかし、本発明では、各開口部50a,55aに対向する領域の不連続金属層130は不連続下電極膜61上まで連続的に形成されているが、不連続金属層130とは保護膜120によって絶縁されている。このため、流路形成基板用ウェハ410をウェットエッチングすることによって圧力発生室12等を形成する際に、各開口部50a,55aを封止している不連続金属層130にエッチング液が接触することで、この不連続金属層130を構成する密着層91の表層に、膜質が変化した変質層(不動態層)が形成されるのを防止することができる。
そして、このように不連続金属層130を構成する密着層91に変質層が形成されるのを防止することができるため、次工程で、不連続金属層130を構成する密着層91を良好に除去することができる。具体的には、例えば、塩酸過水等からなるエッチング液を用いて不連続金属層130を構成する密着層91をエッチングすることにより、すなわち、密着層91を、いわゆるSC2処理(SC2洗浄)することにより、図7(a)に示すように、開口部50a,55aに対向する領域の密着層91を良好に除去することができる。
次に、連通部15側から金属層92をウェットエッチングすることにより、図7(b)に示すように、開口部50a,55aに対向する領域の金属層92を完全に除去する。これにより、連通部15とリザーバ部31とが開口部50a,55aを介して連通してリザーバ100が形成される。
以上のような方法でリザーバ100等を形成した後は、図示しないが、リザーバ形成基板用ウェハ430に形成されている接続配線200上に駆動IC210を実装すると共に、駆動IC210とリード電極90とを駆動配線220によって接続する。その後、流路形成基板用ウェハ410及びリザーバ形成基板用ウェハ430の外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、流路形成基板用ウェハ410のリザーバ形成基板用ウェハ430とは反対側の面にノズル開口21が穿設されたノズルプレート20を接合すると共に、リザーバ形成基板用ウェハ430にコンプライアンス基板40を接合し、これら流路形成基板用ウェハ410等を図1に示すような一つのチップサイズの流路形成基板10等に分割することによって上述した構造のインクジェット式記録ヘッドが製造される。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、圧力発生室12、リザーバ100等の内面に、例えば、酸化タンタル等の耐インク性を有する材料からなるインク保護膜を設けるようにしてもよい。また、例えば、上述した実施形態では、圧電素子300を形成した後に開口部50a,55aを形成するようにしたが、勿論、圧電素子300を形成する前に開口部50a,55aを形成するようにしてもよい。さらに、上述の実施形態では、保護膜120を不連続下電極膜61上のみに形成するようにしたが、勿論、圧電素子300を覆うように形成し、この保護膜120によって圧電素子300の水分に起因する破壊を防止するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(電界放出ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの拡大断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る製造工程を示す断面図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 13 インク供給路、 14 連通路、 15 連通部、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 リザーバ形成基板、 31 リザーバ部、 32 圧電素子保持部、 40 コンプライアンス基板、 50 弾性膜、 55 絶縁体膜、 50a,55a 開口部、 60 下電極膜、 61 不連続下電極膜、 70 圧電体層、 71 不連続圧電体層、 80 上電極膜、 81 不連続上電極膜、 90 リード電極、 91 密着層、 92 金属層、 100 リザーバ、 110 積層膜、 120 保護膜、 130 不連続金属層、 410 流路形成基板用ウェハ、 430 リザーバ形成基板用ウェハ、 300 圧電素子

Claims (6)

  1. シリコン基板からなり液滴を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に連通する連通部とが形成されると共に一方面側に下電極膜、圧電体層及び上電極膜からなる圧電素子が設けられる流路形成基板と、該流路形成基板の前記圧電素子側の面に接合され前記連通部と連通するリザーバ部が形成されるリザーバ形成基板とを有する液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    前記流路形成基板が複数一体的に形成される流路形成基板用ウェハの一方面側に振動板を介して前記下電極膜を形成し前記圧力発生室に対向する領域の下電極膜を所定形状にパターニングすると共に、前記圧力発生室の列の周囲に前記圧力発生室に対向する領域の下電極膜とは不連続の不連続下電極膜を形成する工程と、
    前記流路形成基板用ウェハ上に前記圧電体層及び前記上電極膜を積層及びパターニングして前記圧力発生室に対向する領域に前記圧電素子を形成すると共に、前記不連続下電極膜上の一部に前記圧電素子とは不連続の積層膜を形成する工程と、
    前記連通部となる領域の前記不連続下電極膜及び前記振動板を除去して開口部を形成する工程と、
    絶縁材料からなる保護膜を前記不連続下電極膜の表面を覆って形成する工程と、
    ニッケルクロム(NiCr)からなる密着層と金属層とで構成され各圧電素子からその一方の端部側に引き出されるリード電極を形成すると共に前記密着層と前記金属層とで構成されるが前記リード電極とは不連続の不連続金属層を前記不連続下電極膜上まで連続するように前記開口部に対応する領域に形成する工程と、
    前記リザーバ部を有するリザーバ形成基板が複数一体的に形成されたリザーバ形成基板用ウェハを前記流路形成基板用ウェハの一方面側に接合する工程と、
    前記不連続金属層で前記開口部が封止された状態で前記流路形成基板用ウェハをその他方面側からウェットエッチングして前記連通部を形成する工程と、
    前記不連続金属層を構成する密着層及び金属層を順次ウェットエッチングすることによって除去して前記リザーバ部と前記連通部とを連通させる工程と、
    前記流路形成基板用ウェハ及び前記接合基板用ウェハを分割する工程と、を具備することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  2. 前記保護膜の材料として、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、タンタルシリコン、酸化アルミ、及び酸化タンタルからなる群から選択される何れかを用いることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  3. 前記不連続金属層を構成する密着層を除去するためのエッチング液として、塩酸過水を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  4. 前記流路形成基板用ウェハをエッチングするためのエッチング液として、水酸化カリウム溶液を用いることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  5. 前記金属層が金(Au)からなることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドの製造方法。
  6. シリコン基板からなり液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に連通する連通部とが形成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振動板を介して下電極膜、圧電体層及び上電極膜からなる複数の圧電素子と、前記連通部と連通するリザーバ部が形成されたリザーバ形成基板とを具備し、
    前記圧力発生室の周囲には当該圧電素子とは不連続の不連続下電極膜が設けられると共に、該不連続下電極膜上の一部に前記圧電素子とは不連続の圧電体層及び上電極膜からなる積層膜が設けられ、
    且つ前記連通部の周囲の前記不連続下電極膜の表面が絶縁材料からなる保護膜によって覆われていると共に、当該不連続下電極膜上には、前記保護膜を介して前記リード電極とは不連続の不連続金属層が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
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