JP4848065B2 - 筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、筆記具本体のペン先側にキャップ装着可能に構成した筆記具に関する。
特許文献1には、キャップの開口端の外周部が、キャップ開口端後方の筆記具本体の外周部より径方向外方に突出した筆記具が開示されている。
実開平2−22887号公報
前記従来の筆記具において、上方に開口した開口部を備えた陳列ケース等に筆記具を縦置き状態で収納する場合、通常、前記陳列ケース等の開口部に、ペン先側にキャップが装着された状態の筆記具を、キャップ側を上向きにし、筆記具の尾端側を下向きにして挿入される。その際、陳列ケース等の開口部に筆記具を落下投入すると、キャップの開口端が陳列ケース等の開口端に衝突し、キャップが筆記具本体のペン先側より外れることがある。もし、キャップがペン先側より外れた状態で陳列ケース等に保管されると、インキがペン先より蒸発したり、ペン先から空気が浸入して筆記不良となるおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップがペン先側より外れることを回避できる筆記具を提供しようとするものである。尚、本発明で「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。
本発明は、筆記具本体2のペン先側にキャップ4を装着した状態でキャップ4開口端の外周部が、キャップ4開口端後方の筆記具本体2の外周部より径方向外方に突出した筆記具であって、筆記具本体2の外周面に環状のガイド突起3を形成し、筆記具本体2のペン先側にキャップ4を装着した状態において、前記ガイド突起3がキャップ4開口端後方且つキャップ4開口端近傍に位置し、前記ガイド突起3の頂部とキャップ4開口端の外周縁部との径方向の差Dを、1mm以下(好ましくは0.6mm以下)に設定したこと(構成1)を要件とする。
前記構成1の筆記具1は、前記ガイド突起3の頂部とキャップ4開口端の外周縁部との径方向の差Dを1mm以下(好ましくは0.6mm以下)に設定したことにより、キャップ4をペン先側に装着した状態でキャップ4側を上向きにして陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップ4開口端が陳列ケース等の開口端に衝突することを回避できる。その結果、キャップ4がペン先側より外れることを防止できる。
また、前記構成1の筆記具1において、キャップ4開口端の外周部に環状傾斜面41を形成し、筆記具本体2のペン先側にキャップ4を装着した状態において、前記ガイド突起3の頂部と前記環状傾斜面41の後端との径方向の差Dを、0.6mm以下に設定したこと(構成2)が好ましい。
前記構成2の筆記具1は、前記ガイド突起3の頂部と前記環状傾斜面41の後端との径方向の差Dを、0.6mm以下に設定したことによって、キャップ4をペン先側に装着した状態でキャップ4側を上向きにして陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップ4開口端が陳列ケース等の開口端に衝突することを、より一層、回避できる。その結果、キャップ4がペン先側より外れることを、一層防止できる。
また、前記構成1または2の筆記具1において、ガイド突起3の前面31及び後面32に、テーパ面またはR曲面を設けたこと(構成3)が好ましい。
前記構成3の筆記具1は、ユーザーが筆記使用時に筆記具本体2を手で把持したときに、ガイド突起3が手に当たっても手に痛みを感じない。
本発明筆記具は、構成1により、陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップがペン先側より外れることを防止できる。
本発明筆記具は、構成2により、陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップがペン先側より外れることを、一層防止できる。
本発明筆記具は、構成3により、ユーザーが筆記使用時に筆記具本体を手で把持したときに、ガイド突起が手に当たっても手に痛みを感じない。
(第1の実施の形態)
図1及び図2に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の筆記具1は、筆記具本体2と、該筆記具本体2のペン先側に装着可能なキャップ4とからなる。
キャップ4は一端が閉鎖され且つ他端が開口された筒体である。外面にクリップが突設される。前記キャップ4内に筆記具本体2のペン先側が装着される。前記キャップ4装着構造は、例えば、キャップ4の内周面の内向突起と筆記具本体2の外周面の外向突起とが乗り越え嵌合する構造、または、前記キャップ4の内周面と筆記具本体2の外周面とが圧接嵌合する構造が挙げられる。
筆記具本体2の外周面には環状のガイド突起3が形成される。前記ガイド突起3は、キャップ4をペン先側に装着した状態において、キャップ4開口端後方且つキャップ4開口端近傍に位置される。尚、本実施の形態では、前記ガイド突起3は、完全に連続した環状の突起が採用されている。これ以外にも、本発明のガイド突起3は、一部に切り欠き部を有する環状の突起、環状に分散された複数個の突起であってもよい。
キャップ4をペン先側に装着した状態において、キャップ4開口端の外周縁部がガイド突起3の頂部より径方向外方に突出し、前記ガイド突起3の頂部とキャップ4開口端の外周縁部との径方向の差Dが、0.5mmに設定される。それにより、キャップ4をペン先側に装着した状態でキャップ4側を上向きにして陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップ4開口端の垂直面が陳列ケース等の開口端に衝突することを回避でき、その結果、キャップ4がペン先側より外れることを防止できる。
前記ガイド突起3の前面31にはR曲面が設けられ、前記ガイド突起3の後面32にはテーパ面が設けられる。それにより、筆記使用時、筆記具本体2を把持した際に、ガイド突起3に手が当たっても手に痛みを与えない。尚、前記ガイド突起3の前面31は、テーパ面であってもよく、また、前記ガイド突起3の後面32は、R曲面であってもよい。
ペン先側にキャップ4を装着した状態において、前記ガイド突起3の後面32のテーパ面の角度は、テーパ面に沿って描いた延長線が、キャップ4開口端の外周縁部より後方を通過し、キャップ4開口端に接触しないよう設定される。それにより、陳列ケース等の開口部に落下投入した際、陳列ケース等の開口端がガイド突起3のテーパ面に衝突しても、テーパ面により筆記具1が案内されるため、キャップ4開口端の外周縁部が陳列ケース等の開口端に衝突することを、より一層回避できる。
(第2の実施の形態)
図3及び図4に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の筆記具1は、筆記具本体2と、該筆記具本体2のペン先側に装着可能なキャップ4とからなる。
キャップ4は一端が閉鎖され且つ他端が開口された筒体である。外面にクリップが突設される。前記キャップ4内に筆記具本体2のペン先側が装着される。前記キャップ装着構造は、例えば、キャップ4の内周面の内向突起と筆記具本体2の外周面の外向突起とが乗り越え嵌合する構造、または、前記キャップ4の内周面と筆記具本体2の外周面とが圧接嵌合する構造が挙げられる。
前記キャップ4の開口端の外周部にはテーパ面よりなる環状傾斜面41が形成される。本実施の形態では、前記環状傾斜面41は、テーパ面が採用されているが、これ以外にも、R曲面であってもよい。
筆記具本体2の外周面には、第1の実施の形態と同様の環状のガイド突起3が形成される。前記ガイド突起3は、キャップ4をペン先側に装着した状態において、キャップ4開口端後方且つキャップ4開口端近傍に位置される。
キャップ4をペン先側に装着した状態において、キャップ4開口端の外周縁部がガイド突起3の頂部より径方向外方に突出し、前記ガイド突起3の頂部と環状傾斜面41の後端(即ちキャップ4開口端の外周縁部)との径方向の差Dが、0.1mmに設定される。それにより、キャップ4をペン先側に装着した状態でキャップ4側を上向きにして陳列ケース等の開口部に落下投入しても、キャップ4開口端の垂直面が陳列ケース等の開口端に衝突することを回避でき、その結果、キャップ4がペン先側より外れることを防止できる。
前記ガイド突起3の前面31にはR曲面が設けられ、前記ガイド突起3の後面32にはテーパ面が設けられる。それにより、筆記使用時、筆記具本体2を把持した際に、ガイド突起3に手が当たっても手に痛みを与えない。尚、前記ガイド突起3の前面31は、テーパ面であってもよく、また、前記ガイド突起3の後面32は、R曲面であってもよい。
ペン先側にキャップ4を装着した状態において、前記ガイド突起3の後面32のテーパ面の角度は、テーパ面に沿って描いた延長線が、キャップ4開口端の外周縁部より後方を通過し、キャップ4開口端に接触しないよう設定される。それにより、陳列ケース等の開口部に落下投入した際、陳列ケース等の開口端がガイド突起3のテーパ面に衝突しても、テーパ面により筆記具1が案内されるため、キャップ4開口端の外周縁部が陳列ケース等の開口端に衝突することを、より一層回避できる。
本発明の筆記具の第1の実施の形態のペン先側にキャップを装着した状態を示す全体図である。 図1のA部拡大縦断面図である。 本発明の筆記具の第2の実施の形態のペン先側にキャップを装着した状態を示す全体図である。 図3のB部拡大縦断面図である。
1 筆記具
2 筆記具本体
3 ガイド突起
31 前面
32 後面
4 キャップ
41 環状傾斜面

Claims (3)

  1. 筆記具本体のペン先側にキャップを装着した状態でキャップ開口端の外周部が、キャップ開口端後方の筆記具本体の外周部より径方向外方に突出した筆記具であって、筆記具本体の外周面に環状のガイド突起を形成し、筆記具本体のペン先側にキャップを装着した状態において、前記ガイド突起がキャップ開口端後方且つキャップ開口端近傍に位置し、前記ガイド突起の頂部とキャップ開口端の外周縁部との径方向の差を、1mm以下に設定したことを特徴とする筆記具。
  2. キャップ開口端の外周部に環状傾斜面を形成し、筆記具本体のペン先側にキャップを装着した状態において、前記ガイド突起の頂部と前記環状傾斜面の後端との径方向の差を、0.6mm以下に設定した請求項1記載の筆記具。
  3. ガイド突起の前面及び後面に、テーパ面またはR曲面を設けた請求項1または2記載の筆記具。
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