JP4965408B2 - 筆記具用のキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ボールペン、マーキングペン、サインペン、万年筆、修正ペンなどの筆記具に利用されるキャップに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開平10−329486号公報がある。この公報に記載された筆記具用のキャップは、合成樹脂からなるキャップ本体に一体成形されたクリップを有し、キャップ本体の外面には凹凸状の指引掛かり部が設けられている。この指引掛かり部は、指が引っ掛かり易くするために、周方向に延在する3本のリング状凸部により形成されている。
特開平10−329486号公報
しかしながら、前述した指引掛かり部は、指の引っ掛かり位置が極めて限定されているので、指引掛かり部を指の腹が触ることなく、キャップを引き抜くような事態が起こり易く、これによって、キャップの引き抜きに余分な力が必要となる。しかも、リング状凸部の間の凹部にゴミも溜まり易いといった問題点がある。
本発明は、ゴミが溜まり難く、しかも指の引っ掛かりを確実なものにした筆記具用のキャップを提供することを目的とする。
本発明に係る筆記具用のキャップは、軸筒の先端側に嵌め込まれるキャップ本体を有する筆記具用のキャップにおいて、キャップ本体の外表面には、側面側から見て、キャップ本体の中心軸線を交差するように傾斜して長手方向に延在するサイドラインが設けられ、サイドラインは凸状に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る筆記具用のキャップには、指の引っ掛かり部分として機能する凸状のサイドラインが、キャップの引き抜き方向(キャップ本体の中心軸線方向)に対して傾斜するように延在して形成されている。従って、キャップを軸筒から引き抜く際又はキャップを軸筒に嵌める際、指の腹の長手方向にサイドラインが圧着されることになるので、指のサイズの大小に拘わらず指の腹を確実に引っ掛かり部分に当接させることができ、余分な力を必要とせずに、キャップを軸筒に対して確実に引き抜いたり嵌めたりすることができる。特に、本発明に係るキャップが、軸筒に設けられたゴム製のグリップを覆うような場合、キャップの抜き差しに際して、キャップとグリップとの摩擦力が大きいので、指が引っ掛かる確率を良好にした本発明のキャップは特に効果的である。しかも、サイドラインは、キャップの引き抜き方向(キャップ本体の中心軸線方向)に対して傾斜するように延在しているので、ゴミが溜まり難く、キャップが汚れ難くなる。
また、一対のサイドラインは、キャップ本体に設けられたクリップの中心軸線とキャップ本体の中心軸線とを通る平面に関して鏡面対称であると好適である。
キャップ本体に設けられたクリップを境にして、キャップ本体の両側にサイドラインが対をなして配置されるので、キャップを指で挟み込む際に、指の腹に確実にサイドラインを当接させることができ、キャップを軸筒に対して確実に引き抜いたり嵌めたりすることができる。
また、サイドラインは、キャップ本体の略全長に渡って延在すると共に、曲線によって形成されていると好適である。
視覚的にキャップをスリムに見せることができ、キャップ本体に押し当てられた指の腹に、その全長に渡って凸状のサイドラインを確実に押し当てることができる。
また、サイドラインの一端は、クリップを支持する台座の近傍に位置し、サイドラインの他端は、キャップ本体の中心軸線に関して台座と対角をなす部位の近傍に位置すると好適である。
この構成は、クリップが設けられているキャップに最適である。
本発明によれば、ゴミが溜まり難く、しかも指の引っ掛かりを確実なものになる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るボールペン用のキャップの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、ペン先側を「前方側」として以下説明する。
図1に示すように、キャップ式ボールペン1は、透明な樹脂からなる円筒状の軸筒2と、軸筒2内に装填されているリフィール3と、軸筒2の後端で固定されている樹脂製の尾栓4と、軸筒2の先端側の蓋として機能するキャップ5と、軸筒2の外周の前側に固定されたゴム製の滑り止め用グリップ6とから構成されている。
さらに、キャップ5は、樹脂(例えばPET)からなる円筒状のキャップ本体10を有し、このキャップ本体10には、U字状の板バネ11を介して開閉自在なクリップ9が取付けられている。キャップ本体10の頭端10a側には開口10bが設けられ、この開口10b内にキャップ駒12が嵌め込まれている。
図2〜図7に示すように、キャップ5の外表面には、指Sの引っ掛かり部分として機能する凸状のサイドライン20,21が2本設けられている。各サイドライン20,21は、図3のように側面側から見て、キャップ本体10の中心軸線L1をキャップ本体10の略中央で交差するように傾斜して長手方向に延在している。各サイドライン20,21は、キャップ本体10の略全長に渡って延在すると共に、曲線によって形成されている。そして、この曲線は、tanθのグラフの形状に近似した形状を有している。
さらに、前述したキャップ本体10は、軸筒2に設けられたゴム製のグリップ6を覆うように軸筒2に装着されるので、キャップ5を嵌めたり外したりするときに、キャップ本体10とグリップ6との摩擦力が大きくなる。そこで、この摩擦力を可能な限り低減させるために、キャップ本体10の内表面には、中心軸線L1方向に直線的に延在する6本の凸条部22が設けられている。そして、断面山形をなす各凸条部22の頂部が、軸筒2に装着されたゴム製の滑り止め用グリップ6の表面に接触することで、グリップ6に対してキャップ5を滑り易くしている。
なお、図6に示すように、キャップ本体10の内表面には、山状の突起部24が設けられ、各突起部24が、軸筒2の先端側に設けられた凹み部(図示せず)内に入り込むことで、キャップ5を軸筒2から外れ難くしている。
従って、キャップ5を軸筒2から引き抜く際又はキャップ5を軸筒2に嵌める際、指Sの腹の長手方向にサイドライン20,21が圧着されることになるので、指Sのサイズの大小に拘わらず指Sの腹をサイドライン20,21の引っ掛かり部分に確実に当接させることができ、余分な力を必要とせずに、キャップ5を軸筒2に対して確実に引き抜いたり嵌めたりすることができる。特に、軸筒2に設けられたゴム製のグリップ6はキャップ5で覆われているので、キャップ5の抜き差しの際に、キャップ5とグリップ6との摩擦力が比較的大きくなるが、このような場合でも、指Sが引っ掛かる確率を良好にした本発明に係るキャップ5は効果的である。しかも、サイドライン20,21は、キャップ5の引き抜き方向(キャップ本体10の中心軸線L方向)に対して傾斜するように延在しているので、ゴミ溜まりができ難く、キャップ5が汚れ難くなる。
さらに、各サイドライン20,21は、キャップ本体10の略全長に渡って延在すると共に、tanθのグラフの形状に近似した曲線によって形成されている。従って、視覚的にキャップ5をスリムに見せることができ、キャップ本体10に押し当てられた指Sの腹に、その全長に渡って凸状のサイドライン20,21を確実に押し当てることができる。
さらに、一対のサイドライン20,21は、キャップ本体10の中心軸線L1とクリップ9の中心軸線L2とを通る平面に関して鏡面対称である。すなわち、図3のように側面側から見て、一方のサイドライン20と他方のサイドライン21とは重なり合う。このように、クリップ9を境にして、キャップ本体10の両側にサイドライン20,21が対をなして配置されるので、キャップ5を指Sで挟み込む際に、指Sの腹に確実にサイドライン20,21を当接させることができ、キャップ5を軸筒2に対して確実に引き抜いたり嵌めたりすることができる。
さらに、サイドライン20,21の一端は、クリップ9を支持する台座23(図2参照)の近傍に位置し、サイドライン20,21の他端は、キャップ本体10の中心軸線L1に関して台座22と対角をなす部位P(図5参照)の近傍に位置する。このようなサイドライン20,21の形状は、クリップ9が設けられているキャップ5に最適である。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、図8に示すように、キャップ5Aにおいて、各サイドライン20は、側面側から見て、クロスする2本の曲線的なサイドライン20a,20bにより形成させてもよい。なお、図示しないが、サイドライン21も、サイドライン20に対して鏡面対称の関係をもってクロスしている。
また、図9に示すように、キャップ5Bにおいて、各サイドライン25は、側面側から見て、直線的であってもよい。また、図10に示すように、キャップ5Cにおいて、サイドライン26は、側面側から見て、クロスする2本の直線的なサイドライン26a,26bにより形成させてもよい。また、図示しないが、サイドラインは、キャップ本体10の外表面上で半回転以上の螺旋を描いて延在してもよい。
本発明に係るキャップ5は、ボールペンに限らず、マーキングペン、サインペン、万年筆、修正ペンなどの様々な筆記具に利用できる。
本発明に係る筆記具用のキャップが適用されるボールペンを示す断面図である。 本発明に係る筆記具用のキャップの第1実施形態を示す斜視図である。 図2に示されたキャップの側面図である。 キャップの平面図である。 キャップの底面図である。 図3のVI−VI線に沿う断面図である。 図3のVII−VII線に沿う断面図である。 本発明に係る筆記具用のキャップの第2実施形態を示す側面図である。 本発明に係る筆記具用のキャップの第3実施形態を示す側面図である。 本発明に係る筆記具用のキャップの第4実施形態を示す側面図である。
符号の説明
1…ボールペン、2…軸筒、5,5A,5B,5C…キャップ、6…グリップ、9…クリップ、10…キャップ本体、20,21,20a,20b,25,26,26a,26b…サイドライン、23…台座、L1…キャップ本体の中心軸線、L2…クリップの中心軸線、S…指。

Claims (4)

  1. 軸筒の先端側に嵌め込まれるキャップ本体を有する筆記具用のキャップにおいて、
    前記キャップ本体の外表面には、側面側から見て、キャップ本体の中心軸線を交差するように傾斜して長手方向に延在するサイドラインが設けられ、前記サイドラインは凸状に形成されていることを特徴とする筆記具用のキャップ。
  2. 一対の前記サイドラインは、前記キャップ本体に設けられたクリップの中心軸線と前記キャップ本体の前記中心軸線とを通る平面に関して鏡面対称であることを特徴とする請求項1記載の筆記具用のキャップ。
  3. 前記サイドラインは、前記キャップ本体の略全長に渡って延在すると共に、曲線によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具用のキャップ。
  4. 前記サイドラインの一端は、前記クリップを支持する台座の近傍に位置し、前記サイドラインの他端は、前記キャップ本体の前記中心軸線に関して前記台座と対角をなす部位の近傍に位置することを特徴とする請求項2又は3記載の筆記具用のキャップ。
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