JP4241749B2 - シャ−プペンシルの芯タンクとキャップとの取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、軸筒の内部に芯の繰り出しを行う芯繰り出し機構と、その芯繰り出し機構の後方に芯タンクを有し、また、その芯タンクの後方にはキャップを着脱自在に配してなるシャ−プペンシルであって、特に、キャップの改良に関するものである。
芯タンクの後方にキャップを着脱自在に取り付けたシャ−プペンシルは種々ある。その代表例として、実公昭61−30879号公報や特公昭55−22277号公報がある。
前記実公昭61−30879号公報に記載の考案は、軸筒の後端に係合されているノックカバ−を軸筒の長手方向に押圧せしめることにより、芯を芯ケ−スより繰り出すものであり、特公昭55−22277号公報の発明は、杆を軸筒の径方向に押圧することにより、芯を換芯筒より繰り出すものである。
そして、各々の公報に記載の芯ケ−スや換芯筒の後端には、その芯ケ−スや換芯筒に芯を補充するための、また、補充した芯が抜け出ないようにしておくためのノックカバ−や栓蓋が着脱自在に取り付けられている。
実公昭61−30879号公報。 特公昭55−22277号公報。
近年においては、子どもに対する安全性が叫ばれるようになり、筆記具においても関心が寄せられるようになってきた。ボ−ルペンやマ−キングペンなどに取り付けられているキャップなどに安全性を施したものが、その代表的な例である。そのキャップには、長手方向に空気流通路が形成されており、子どもが、万一、飲み込み、咽につかえた場合であっても、ある程度、空気の流通(呼吸)が行われるようになっている。
しかし、このキャップの安全性の問題は、ボ−ルペンなどのキャップばかりではなく、シャ−プペンシルにも目が向けられるようになってきた。特に、シャ−プペンシルの後方に着脱自在に取り付けられている芯タンクのキャップに対する安全性に着目され、それ故に、前述した従来技術などにおけるノックカバ−や栓蓋(キャップ)の改良が必要となってきた。
ちなみに、従来技術のノックカバ−や栓蓋(キャップ)には、空気が流通するような孔や溝が形成されていない。ここで、単に、従来技術のキャップに空気流通路を形成することも考えられる。しかし、空気流通路を芯より大きく形成してしまうと、芯がその空気流通路から通過し落下してしまう、という問題が発生する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、軸筒の内部に芯の繰り出しを行う芯繰り出し機構と、その芯繰り出し機構の後方に芯タンクを有し、また、その芯タンクの後方にはキャップを着脱自在に配してなるシャ−プペンシルであって、前記キャップの天面に、突部によってスリット状の空気流通孔を形成し、その空気流通孔の外周近傍に扇形状の空気流通孔を複数形成するとともに、その扇形状の空気流通孔の下方には、前記芯タンクの上端円周部が位置してなり、そして、キャップを芯タンクに装着した際には、前記芯タンクの上端円周部によって扇形状の空気流通孔が遮蔽されてなり、また、前記スリット状の空気流通孔の近傍に形成された突部は前記芯タンクに挿入されてなることを要旨とするものである。
本発明は、軸筒の内部に芯の繰り出しを行う芯繰り出し機構と、その芯繰り出し機構の後方に芯タンクを有し、また、その芯タンクの後方にはキャップを着脱自在に配してなるシャ−プペンシルであって、前記キャップの天面に、突部によってスリット状の空気流通孔を形成し、その空気流通孔の外周近傍に扇形状の空気流通孔を複数形成するとともに、その扇形状の空気流通孔の下方には、前記芯タンクの上端円周部が位置してなり、そして、キャップを芯タンクに装着した際には、前記芯タンクの上端円周部によって扇形状の空気流通孔が遮蔽されてなり、また、前記スリット状の空気流通孔の近傍に形成された突部は前記芯タンクに挿入されてなるので、芯が芯タンクから抜け出さずして、空気の流通性を確保することができる。
第1例を図1〜図4に示し説明する。図1はシャ−プペンシル全体を表す縦断面図である。軸本体1の内部には、芯を貯蔵する芯タンク2が摺動自在に配置されている。また、その芯タンク2の前端(図1中下方)には、チャックリング3により開閉するチャック体4が固定されている。勿論、そのチャック体4は芯を把持し、又、繰り出すものでもある。
前記軸本体1の前端には、ゴム材質よりなる芯戻り止め部材5を内部に有する先部材6が螺着などにより固定されており、その先部材6の先端には、ステンレス材質などよりなる芯保護管7が圧入・固定されている。
符号8は、芯タンク2、並びに、チャック体4を後方(図1中上方)に付勢するチャックスプリングである。以上の構成は、一般的なシャ−プペンシルと同様である。
前記芯タンク2の後方部は、軸本体1の後端より突出した状態で配置されており、その突出した部分(突出部9)には、本願特徴点である芯タンク2のキャップ10が圧入状態で着脱自在に取り付けられている。
そのキャップ10の天面11の外周近傍で、前記芯タンク2の上端円周部12の上方に位置する箇所には、扇形状の空気流通孔13が形成されている。その空気流通孔13は、略芯タンク2の上端円周部12の厚さか、若干小さく形成されており、キャップ10を芯タンク2に圧入したときには、前記空気流通孔13は芯タンク2の上端円周部12(厚さ)によって隠れるようになっている(図1、図2参照)。こうして、空気流通孔13からの芯の抜け出しを防止している。
また、前記キャップ10の天面11には、使用する芯の直径よりも大きな幅を有する、スリット状の空気流通孔14が形成されている。また、前記天面11の内側からは、前記空気流通孔14の形状を維持しつつ、内側がフラットな弾性変形可能な突部15、16が垂れ下がるように形成されている。一方、その突部15、16の外側は、円弧状をなしており、その外形は、下方に従って順次縮径しており、具体的には、上方から順に、前記芯タンク2の突出部9の内周直径よりも大きく、中間部にては略同一であり、下方においては小さく形成されている。即ち、図1に示すように、キャップ10を芯タンク2の突出部9に圧入した際には、突出部9の内周面によって、前記突部15、16が弾性変形して狭められるというものである。そして、その狭められた状態における突部15と、突部16との隙間17は使用する芯Lよりも狭くなっている。つまり、キャップ10を芯タンク2の突出部9に圧入しているときは、芯Lは、芯タンク2より抜け出ないものとなっている。前記天面11の扇形状の空気流通孔13からは勿論、この空気流通孔14からも空気を流入させることができ、更なる空気量の確保ができる。
ちなみに、キャップ10を芯タンク2より外したときには、前記突部15、16は弾性復帰し、使用する芯Lの外形よりも大きな隙間となる(図4参照)。
次に、作用について説明する。子どもが誤ってキャップ10を飲み込んでしまっても、空気流通孔13からある程度の空気が流入する。また、キャップ10を芯タンク2に圧入しているときには、芯タンク2の上端円周部12(厚み)が空気流通孔13を隠すため、芯タンク2から芯が抜け出さない。
尚、前記キャップは、その内周面が芯タンクの外周面に、また、突部の外周面が芯タンクの内周面に各々圧入されているため、つまり、キャップは、そのキャップの内周面と突部の外周面とで芯タンクを挾み込んでいるので、容易には芯タンクから脱落しないようになっている。
シャ−プペンシル全体を示す縦断面図。 図1の要部拡大図。 図2のA矢視図。 キャップが芯タンクから外れる過程を示す要部縦断面図。
符号の説明
1 軸本体
2 芯タンク
3 チャックリング
4 チャック体
5 芯戻り止め部材
6 先部材
7 芯保護管
8 チャックスプリング
9 突出部
10 キャップ
11 天面
12 上端円周部
13 空気流通孔
14 空気流通孔
15 突部
16 突部
17 隙間
L 芯

Claims (1)

  1. 軸筒の内部に芯の繰り出しを行う芯繰り出し機構と、その芯繰り出し機構の後方に芯タンクを有し、また、その芯タンクの後方にはキャップを着脱自在に配してなるシャ−プペンシルであって、前記キャップの天面に、突部によってスリット状の空気流通孔を形成し、その空気流通孔の外周近傍に扇形状の空気流通孔を複数形成するとともに、その扇形状の空気流通孔の下方には、前記芯タンクの上端円周部が位置してなり、そして、キャップを芯タンクに装着した際には、前記芯タンクの上端円周部によって扇形状の空気流通孔が遮蔽されてなり、また、前記スリット状の空気流通孔の近傍に形成された突部は前記芯タンクに挿入されてなるシャ−プペンシルの芯タンクとキャップとの取り付け構造。
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